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ガンで肉親を失うということ~『さいごの約束』

今日もまた、たまりまくった雑用をこなしながらテレビをちらちら。マジメに

見る訳じゃないから何でもいいんだけど、やっぱりフジの『さいごの約束』

が気になった。末期ガンの夫と共に苦闘した妻・坂本敬子さんの、実話の

同名小説が原作。ガンはいまだに怖い病気だけど、ごく身近なものだし、

個人的にも数年前に肉親の一人をガンで失ってる。題名も印象的なので、

試しにチョコッと見ることに。ところが最初の辺りですぐに目がウルウルして

しまい、結局最後まで見てしまった。折角だから、簡単に感想を書いとこう。

ただし、それほど真剣に見たわけじゃないし録画もしてないから、普段のドラ

マ記事とは違う軽いもの。雑用どころか途中で風呂まで入ったもんネ・・(^^ゞ

      

一応、あらすじを超簡単に。40代半ばの造り酒屋の主人・和彦(館ひろし)

が、突然末期ガンと診断され、妻・敬子(安田成美)と共にあらゆる治療を模

索。一度は治ったかに見えたけど、すぐ再発。生きた証しとして、新たにお酒

を作り、名前を和彦自身の手で書いてラベルにする。最後は家族に見守られ

てご臨終、肉体は死んでも、お酒・会社・子供・思い出などの形でちゃんと生き

続けるってお話。。        

館ひろしの抑えた演技が味わい深かったし、安田成美も可愛くて健気な妻を

好演してた。ただ、ここではドラマ自体の話じゃなくて、自分の話を少しだけ書

いてみたい。ガンで肉親を失うということについて。。

      

数年前、体調を崩した家族が病院に行くと、いきなりガンの宣告。ドラマみた

いに、告知に悩む時間は無かった。年はまず無理って話に、周囲もショック

だけど、もちろん本人が一番ショック。。最初はお医者さんに怒りをぶつけた

り、無理やり病院を抜け出して家に帰ったりもした。その後、担当医が話の合

う人に代わったこともあって、特殊な手術による対症療法で地道に闘病生活。

途中も色々あったけど、結局1年半生き延びることができた。食べることがで

きないくせに身近に好きな食べ物を置いとく姿とか、夜中のベッドで一人静か

に涙ぐんでる姿とか、今でもハッキリと脳裏に焼きついてる。。

代替医療は、ドラマほどじゃないけど、一度本人が口にしたことがあった。単に

隣りの患者から聞いた噂話程度の情報なんだけど、その良し悪しはともかく、

本人が希望するのなら試してもいいかと思ったりもした。すぐに本人が口にし

なくなったから止めといたけど。ちなみに、ドラマでもめてたセカンド・オピニオ

も、諸々の事情で止めといた。。

そして最後。死の3日前の夜中に突然病院から電話してきた。ナースコール

で呼んだ看護婦さんの助けを借りて、もうダメだからすぐ来てほしいと、力を

振り絞って話す。そんな事は初めてだったので、あわてて病室に駆けつけて、

傍らで仕事を片付けながら看病。本人は、私が仕事に夢中になってると文句

を言ってたけど、こっちにも都合ってもんがあるから仕方ない。結局、付き添っ

てる途中にほんの少し仮眠してた間に逝ってしまって、ものすごく後悔した。。

その後の病院側の態度が恐ろしく事務的だったのに腹を立てたのも、よく覚

えてる。もちろん感謝はしてるけど、それとこれとは別の話。とにかく、ガンで

肉親を失うっていうのは、重く辛い経験だった。。

     

その気になればいくらでも書けるけど、ドラマ記事のオマケにするような話で

もないし、時間もないから、今日の所はこの辺で。ただ、自分にせよ周囲に

せよ、ガンとの闘いは全く身近なもんだし、死と向き合うのも必然的なこと。

人はみな、生まれた瞬間に「余命80年くらいです」と宣告されてる。短い命、

折角だから思い切り燃え尽きたいもんだ。ちなみに私は、もし突然末期ガン

の宣告を受けたら、闘病生活をブログに書き込もうと思ってる。ドラマの和彦

みたいにお酒を残すことはできないけど、せめて文章くらいは自分が生きた

証しとして残したい。そのためにも今のうちから、残す価値のある記事を書

いておきたいもんだ。言うは易く、行うは難し。。。

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