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『電車男DX~最後の聖戦~』軽~い感想♪

  「ツヨシさんの運命のブラックパールだそうです」

  「残念ながら、タヒチ語なので、僕たちの未来は読めません」

  「いえ、私には分かっています」

  「あの、大事な話があります」

  「はい」

  「僕と、け・・・」

ここでいきなり、サンボマスターの主題歌。タヒチの海岸を電車(伊藤淳史)

沙織(伊東美咲)の2人が歩く映像。世界はそれを愛と呼ぶんだぜ~~♪

青い海に浮かぶハートマーク。終了。。。

   

パチパチパチ! いやぁ、良かったなぁ、制服美少女AKB48と月面兎兵器

ミーナ♪ いやいや、1年ぶりの電車男。ほとんど昔と同じメンバーなのも懐か

しかった。妹役の堀北真希までちゃんと1シーンだけ顔を出してたもんな。な

かなかの力の入れよう。。

        

さて、本来はランニングと自転車のブログのはずだったウチが、ズルズルと

ドラマの世界に引きずりこまれたのは、去年のこのドラマがキッカケだ。大き

なターニングポイントの作品なので、出来ればいつものようにキッチリした記

事を書きたかったんだけど、あいにく時間がない。仕方ないから、軽~い感

想記事でお茶を濁しとこう。。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回、ドラマを見る前に、朝日新聞23日朝刊の番組紹介を読んでしまった。

「・・・設定が安易で、下品なネタもやりすぎの感があった。ネットの住人たち

が大活躍するクライマックスは楽しめるが、電車男のテーマ「純愛」が希薄に

なってしまった印象は否めない」(斉藤勝寿)。

結果的には、当たらずとも遠からずって感じのビミョーな紹介だった。

    

こうゆう先入観はしばしば、見る時のジャマになるもの。でも、このドラマは

オープニングから意表を突く仕掛けで一気に引き込んでくれた。CG満載の、

宇宙人によるアキバ探検。映像も面白いし、話もヒネリが効いてる。いまや

すっかりメジャーなタレントになった松永氏=ギター男(劇団ひとり)の話し方

も、懐かしくて強烈なインパクトだ。

   

その後、電車が掲示板のスレに戻った所で、オープニングの『トワイライト』

(エレクトリック・ライト・オーケストラ)。ミーナ中心の映像も昔のままで懐かし

い。実は、最初の15分くらいがつまらなかったら見るの止めようと思ってたん

だけど、この時点で見続けることは決定。そのくらい、上手いツカミだった。

    

でも、そこから先も凄く良かったかって言うと、そうでもない。基本的には懐

かしさとタヒチのロケ映像の美しさがポイント。ストーリー展開も、ドタバタ

劇って感じのギャグも、まあまあって所で、最後だけ上手く終わらせたって

感じ。逆に言うと、これで通じてしまうくらい本編に魅力があったって事だろう。

    

気になった人物についてコメントすると、まず『サプリ』のミナミ役で不評だった

伊東美咲はやっぱり沙織がハマリ役。要するに、物腰が柔らかくて美人のお

嬢様ならイイってことだろう。演技が簡単だしね。ツヨシ役の伊藤も完璧なハマ

リ役。一人二役の現地人ツヨタム(TUYOTAM)は面白いアイデアだった。

    

一方、本放送で大人気だった陣釜美鈴(白石美帆)は、エロ満載の女王様と

して今回も活躍。土曜のゴールデンタイムなのに、フランクフルト、バナナ、黒

真珠と、よくそこまでやるよなって感じで、確かに朝日新聞の記者ならやりす

ぎの感もあるだろう。個人的には、もうちょっと頑張ってくれても良かったな♪

あと、陣釜と共に大切な脇役の桜井(豊原功補)も、相変わらずの憎めない

おバカぶりを見せてくれてた。折角手に入れた1000万を株につぎ込んで、

暴落で吹っ飛ぶラストは、笑えなかった投資家が少なからずいるんだろう。

今回新しく登場したCYBER NEXT社長・前園(北村一輝)は、『医龍』と同

じく、暗い影のあるキレ者。ただしここでは後半から幼児キャラが前面に出て、

最後は美人秘書(吉瀬美智子)に甘えたり叱られたり。ちょっとやり過ぎの感

もあるけど、ギリギリセーフかな。ちなみにこの2人、一緒にアキバ名物おでん

缶にもチャレンジしたって話だ。。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このドラマ、もちろん今回も基本には純愛がある。「背中を押してもらう」ため

に、タヒチまでブラックパールを探しに行った電車の一途さ。それなのに、沙

織一家のことを考えて自分から身を引き(サプリの勇也に少し似てる)、最後

は自分の姿を人前にさらそうとまでする思いの強さ、深さ。もちろん、最後に

電車を助けた住民たち、電車の顔を見ないように後ろを振り向いた観客たち

にも、広い意味での純愛があった。

    

でも、確かに今回は、全体的に見るとコメディの部分が前面に出過ぎてて、純

愛を感じにくくはなってた。その代わりと言うべきか、強烈な風刺が全編に散

りばめられてて、そっちの方がむしろ興味深かった。

そこで笑い飛ばされてたものは、非常に数多い。アキバに押し寄せる一般人。

ネタにむらがるメディア。金や株に固執するIT企業(ライブドアに対するフジテ

レビの怨念が見え隠れ・・)、金や興味で個人のプライバシーを弄ぼうとする

無名の人々(特にネット関係)。黒真珠みたいなものにすがろうとする人々。

それをお遊び的な売り物とする業者。金につられて黒真珠を操作した仙人。

金で孫娘を渡そうとしたじいさん(藤村俊二)。

ヒネった見方をするなら、最後は実力行使やハッキングまでして自分たちの

意志を通そうとしたネットの住民たちもそう。そして、一番遠まわしに笑い飛

ばされてたのは、人気の話題に飛びついてる視聴者自身だ。。

    

一言でまとめれば、欲望の中で浮遊する通俗的でか弱い現代人が笑い飛ば

されてるのだ。ただし、その笑いは決して冷たくはない。誰もがその程度の存

在であることを自覚した上で認め合おうとする、温かさと希望に満ちた笑いだ。

その希望を単なる幻想に終わらせないためにも、冷静で厳しい思考や行動が

必要になることは言うまでもないことだろう。。

   

まだまだ、電車男は終わってない。ミーナのアニメも冬に始まるらしいし、ドラ

マもさらに続編を作る余地が十分ある。ファンとしては、今後の展開に期待し

ておこう。。☆彡

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