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純粋な悲劇への転回か~『たったひとつの恋』第6話

  「そうゆう事言ってると、やっちゃうよ」
  
  「いいよ」

今回から後半。幸せの頂点、ベタベタの絶頂を越えて、いよいよ悲劇的結末

への下降が始まった感がある。お嬢さんは素敵な所でやっちゃうシーンを楽

しみにしてるようだし、視聴者も期待してそうだけど、ドラマの流れとしてはむ

しろ逆に、「終わり」の雰囲気が漂い始めて来た。特に、これまでかなり挿入

されてた笑いシーンが全く消えてたのが象徴的だ。まるで、『セーラー服と

機関銃』の途中からコミカルなシーンが消えていったのと同じような流れに

感じられる。

そこで今週は、これまでの展開を振り返りつつ、今後の予想や残された問

題点について述べておこう。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1話では、魚をぶっかける最悪の出会いから、ムーンライトパーティーで

の急接近。やや不自然なものを感じた覚えがあるけど、改めて振り返ってみ

ると、形式的には2つの面で筋が通ってる。1つは、『ロミオとジュリエット』と

の類似。ロミジュリではジュリエット家でのパーティーでの急接近、ひと恋で

ナオ=菜緒(綾瀬はるか)の大学側が開くパーティーでの急接近。ロミオ、

つまりヒロト=弘人(亀梨和也)が仲間と忍び込む所までそっくりだ。

         

そしてもう1つは、「ムーンライト(月の光)」パーティーで出会った2人の苗字

「月」丘と「神」崎であること。つまり、月の光に照らされて、闇の神が目覚

めたってことだろう。光の特徴は、明るくて真っ直ぐな所。まさにナオの魅力

そのものだ。一方、ヒロトには一緒にプールに落ちる優しさがあり、お互いが

急速にひかれて行く。ただし、最後はヒロトのウソが露呈。工場の火花で始

まった夏の花火みたいな恋は、再び工場の火花=衝突で最初の幕を閉じた。

再び改めて振り返ってみると、プールのシーンは、2人が恋に落ちた美しい瞬

間である共に、2人が共に転落した不吉なシーンでもあった。。

    

第2話では、アユタ=亜裕太(平岡祐太)、コウ=甲(田中聖)、ユウコ=裕子

(戸田恵梨香)と共にお祭りに出かけたヒロトとナオが、「オレンジのイガイガ」

をめぐる嫉妬や甘えを通じて、仲直りどころかラブラブのベタベタに。でも、ナ

オは上の世界、ヒロトは下の世界。雑誌でナオの記事を見たヒロトが、2人の

距離を再認識して終わり。明るく可愛いイガイガみたいな恋には、トゲトゲした

ものも必然的に含まれてるわけだ。

               

第3話では、距離を置き始めたヒロトのせいで壊れかけた2人を周囲が再び

結びつけ、初めてのキス。今振り返ると、この時のアユタに対するヒロトの嫉

妬は、前回のユウコに対するナオの嫉妬と同じ役割を果たしていて、形式的

なバランスが取れてることに気付く。シンデレラは王子様と結婚するという話で

の「結婚」という言葉や、ヒロトの父親の自殺の話が妙な余韻を残してた。

     

第4話では、ナオがレン=廉(齋藤隆成)に野球をさせて、レンが病院にかつ

ぎこまれる。ヒロトがナオに激怒し(明らかな過剰演出・・)、母・亜紀子(余貴

美子)もナオに冷たい言葉。ヒロトは昔の彼女・ユキ(高橋真唯)の方がお似

合いだ、とも言う。一方、前回コウが上手くヒロトを嫉妬させたことに対するご

褒美として、ユウコとのデートが実現。それまでアユタに接近してたはずのユ

ウコが、コウと急接近することに。ただ、奇妙に淋しげな野原で、花を渡すこと

をめぐる不自然な会話をしてたのが引っかかった。少なくとも、明るく楽しい恋

の始まりって感じはない。

最後は、ヒロトがナオの家に謝りに出かける。その頃、ナオの父・雅彦(財津

和夫)は、調査会社から手に入れたヒロトの写真を固い表情で見つめていた。

途中の、ナオが兄・達也(要潤)から骨髄移植を受けていたっていう話も、かな

りインパクトがあった。

             

第5話では、再びあっさり仲直りした2人が、他の3人と共に明るく楽しい5人

デート。ところがその後、ユキの彼氏の山下が仲間を誘って、金目当てでナオ

を誘拐しようとする。通りかかったヒロトと達也のおかげで助かったものの、達

也は激怒。ヒロトの月丘家訪問は中止。それでもナオは、諦めないと叫んだ。

一方、大学をトラックで訪れたコウに対して、ユウコがシカトするっていう出来

事も。演出の失敗もあったのか、まったく間の抜けた襲撃にはポカーンとした

ものの、いかにも青春っぽい5人の様子は懐かしくて微笑ましかった。
 
     

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、過去の5話を、2人が近づくか遠ざかるかの2種類だけで単純に表すと、

次のようになる。1話:近→遠、2話:近→遠、3話:近、4話:遠、5話:近。

と言うことは、前半は大きく見ると、2人が近づいたことになる。順番通りなら、

今回の6話では遠ざかるはずだけど、今回は近づいたまま。つまり、6話:近。

     

ただし、遠ざかる準備は2つ新たに導入されてる。1つは、ナオが子供を生め

そうにないって話。もう1つは、山下とのケリの付け方の問題。この2つとも、こ

の記事の冒頭に挙げたベタベタのシーンの後に生じてる。従って、物語の全

体は、第6話の船の上で頂点を越えて、そこからは大筋で見て2人が遠ざか

る方向に進むことが予想される。もっと細かく言うと、5人の頂点は湘南デート、

特に学校潜入より前。2人の頂点は、やっちゃうよ、いいよ、の会話だろう。

     

上で書いた、遠ざかる準備2つについてさらに考えてみよう。まず、ナオが子

供を生めそうにないって話は、脚本上の失敗だと思われる。一言でいうと、

計な障害だ。障害が多ければ多いほど悲劇的になるかというと、決してそうで

はない。上流と下流の不調和っていう大枠が薄れてしまって、ゴチャゴチャ色

んな事がありましたっていう散漫な形になってしまってる。必要がないって言う

より、無い方がいい話だし、野球の伏線も、このためだけなら大げさ過ぎる。

もちろん、脚本上の失敗が、脚本家の失敗によるものとは限らない。脚本と

は、脚本家とそれ以外のスタッフとのコラボによるものだから。

     

もう1つの、山下とのケリのつけ方には、脚本ではなく演出に少し問題があっ

た。特に、BGMがおかしい。ここでヒロトは、下の暗い世界の泥沼に足を踏

み入れてしまってる。

  「今度あいつに手出したら、お前のこと殺すかんな」

  「そんな事したらお前も一生終わりだぞ」

  「いいんだよ、オレは。いいんだよ」

ナイフを握り締めてこんな台詞を吐くのが愛の証しだなんて、北川悦吏子を

中心とする脚本スタッフが思ってるとは考えたくない。もしそうなら、余りにも

幼過ぎる発想、子供向けのマンガだ。百歩譲って、この場では山下がヒロトの

勢いに飲まれてたとしても、こんな事で最終的なケリがつくはずはない。周囲

を巻き込んだ泥沼の争いが続くだけだ。

     

だから、ヒロトが大人なら、ナオをこれ以上巻き込まないために別れるべき所。

相手が複数で、誘拐とかナイフが出てきたら、たとえ警察の力を借りても、あ

まりにも危険な状況なのだ。少なくとも「オレは別れるからあいつには手を出

すな」という程度の配慮が必要だ。

でも、下の世界で生きてきた20歳の若者には、冷静な判断が下せない。自分

が抑えられない。そこまではいい。ただ、ここで例のホノボノとしたテーマ曲が

流されてたのが全くピント外れなのだ。誰が決定したのか知らないけど、あれ

ではまるで、ヒロトのケリのつけ方を、美しくて力強い愛の姿だと誤解してるか

のようだ。むしろ、BGM無しで映すのが一番自然だろう。。

    

いずれにせよ、2人の関係は大きく転回したように感じられる。他にも、工場

の従業員の不穏な動き、達也の妨害、ナオの父親の反対、ヒロトの母親の反

対もある。アユタの乱入もありそうだ。これから2人は大筋で遠ざかって行き、

ひょっとすると遠い世界で再び近づくなんて悲しい結末に向かうのかも知れな

い。少なくとも、私の趣味では全くないけれど。。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、コウとユウコの仲も修復できないと思われる。そもそも、主役が上手く

行かないのに、脇役だけ仲良くなるのでは、悲劇としてのバランスが崩れるし、

2人が上手く行かなくなった原因は、上と下の断絶っていう根本的な問題だか

ら、この悲劇的ドラマの中では解決しない方が自然だ。

          

さらに、気になることがある。何度も書いたように、誰か1人の命は必ず危う

くなるはずで、ナオ、ヒロト、レンは当然有力候補だけど、前回コウの可能性

を指摘しといた。その前回のわかりやすいポイント、絵馬に続いて、今回すご

く気になったのが、花だ。コウとユウコの間に、奇妙な形で花が絡む。今回ユ

ウコが受け取ったり思い出したりした花も、妙な使い方で、「キレイだね、あり

がとう♪」って感じは全くない。

今現在、トラック業界に交通安全上の問題が生じてる事くらい、北川らスタッ

フも知ってるだろう。燃費高騰、速度違反・駐車違反取締り強化、コストダウン

の要請。余裕がない中、落ち着きのないコウが事故を起こさないだろうか。ユ

ウコが花をささげる事にならないだろうか。もちろん必然性はないし、私の趣

味でもない。ただ、コウに何事もないのなら、絵馬・花・トラック・野原を始めと

するコウの描き方はちょっと変だと思う。。

              

ただし、もちろんコウよりはナオ、ヒロト、レンの方が危ない。気になってるの

は、第4話でナオとレンが話してた、星が落っこちるって話。直接的にはレン

の事だけど、ナオ=月も星の1つだし、最初にナオがヒロトとプールに落っこ

ちたのも思い出される。もちろん、2人とも芸能界のスターだ。また前回の校

庭での話を思い出すと、落っこちたナオを助けようとしてヒロトも落っこちるん

じゃなかろうか。さらにレンも、このまま無事で済むんじゃ、これまでの設定は

過剰ってことになってしまうだろう。。

   

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだ書くことが残ってるけど、残念ながら時間切れ。ちょっと記事の構想に

無理があったようだ。そもそも、ドラマの途中で全体を振り返るなんてことを

するのは初めてだし、時間や分量の感覚がつかめなかった。

ま、要するに色んな記事にチャレンジしてるってお話。可能性は無限、でも

人間は有限。どの辺りで折り合いを付けるか、実際に試行錯誤するしかない。

ではまた。。☆彡

    

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.考えてみると、月「丘」と神「崎」って対比もキレイだ。丘と岬、上と下。。

    

cf.火花で始まる静寂な花火~『たったひとつの恋』第1話

   オレンジ色に光るイガイガ~『たったひとつの恋』第2話

   悲劇か喜劇か、それが問題だ~『たったひとつの恋』第3話

   北川悦吏子と悲劇~『たったひとつの恋』第4話

   中心を侵食する周縁~『たったひとつの恋』第5話

   脚本とドラマの関係~『たったひとつの恋』第7話

   全体と部分~『たったひとつの恋』第8話

   現在形になったモノローグ~『たったひとつの恋』第9話

   悲劇を装った青春コメディー♪~『たったひとつの恋』最終回

       ☆       ☆       ☆

   『たったひとつの恋』最終回(突っ込みヴァージョン)

   『たったひとつの恋』ノベライズ本購入♪

   『たったひとつの恋』、北川悦吏子の書き込みについて

   『たったひとつの恋』北川悦吏子の2回目の書き込み

   『たったひとつの恋』綾瀬はるかの書き込みなど

   秋ドラマ、選択の理由と今後の方針

  

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コメント

こんにちは!

午前中来たけど更新されてなくて
「あ~もうやめたんだ」と思ったら、しっかりと
それも5話まで振り返ってる。ただ者じゃない(笑)
お疲れさまと言いましょう♪

うん、私も子供が出来ない話は必要ないと思ったよ。
これでもか!これでもか!と障害物増やして悲劇な
ラブストーリーにしたいのね。
でも、今回は最後の冷静なお父さんに涙出ちゃいました。
私・・・ファザコンなもんで(笑)

それから裕子が合コンで、甲のことばかり考えている
ところは自分の実体験とかぶってホロっときた(笑)
好きな人がいると、ああいう場所にいくと余計に
思いが募るんだよね。。。女って(笑)

>主役が上手く
行かないのに、脇役だけ仲良くなるのでは、悲劇としてのバランスが崩れるし

アハ、確かにそうだよね(苦笑)

投稿: アンナ | 2006年11月19日 (日) 14時21分

山下とのやり取りは確かに意味が分からなかったなぁ。最初おおげさに痛い痛い言い出した時は弘人に殴られたって警察に行くのかと思ったけど・・・。それでどうしてナイフ握られて山下が納得しちゃうかも疑問ですね。
やっぱり、どっちかが死んで別れた方が愛は永遠なんて方向に持っていけるからなぁ。亜裕太に取られて終わりじゃ後味悪過ぎですもんね。

投稿: お気楽 | 2006年11月19日 (日) 14時43分

>アンナちゃん

アハハ(^o^)
「あ~もうやめたんだ」って、失礼だよ♪
こっちが用意してる言葉だわ。
リタイアは今まで『医龍』だけ。時間が無さすぎてネ。
子供の話、変でしょ。
なるほど、子供じゃなくてお父さんに涙か。
ファザコンとは初耳。覚えとこ。
彼氏がいるのに合コンに行った女のコの気持ちなんて
分からないな。ユウコと同じで、いいコだね♪
でも、行っちゃダメよ☆

>お気楽さん

変でしょ、山下とのやり取り。
僕も警察沙汰にするのかと思いましたよ。
あれで山下が納得するのも変だし、この後
また山下一派が出てくるのも変だと思うし。
アユタに取られて終わりって、面白いな♪
それで悲劇をぶち壊して、喜劇にしちゃえば笑えるのに☆

投稿: テンメイ | 2006年11月19日 (日) 15時14分

こんにちは。お久しぶりです。
テンメイさんのうだうだ語りが好きで
サプリの時見続けて下さい、なんてお願いしておいて
結局私はリタイアしちゃいました。(笑)
でも、このドラマは何故かハマって見ています。
敢えて色々考えずに若い子は綺麗でいいな~なんて
お気楽に見ています。
何度もロケに遭遇致しまして、
亀梨クンがテレビで見るより美しくて彫刻みたいだったので
ちょっとビックリでしたね・・。

そうそう、見ている友人達は皆、アユタは菜緒にではなく
弘人に特別な感情を持っているんじゃないかと・・。

「あすなろ白書」を見ていた人達は考えることが皆同じのようで・・。そう思って最初から見てみると結構面白いかも。
まあ、いずれにしても矛盾がありますけどね(^^;)


投稿: k | 2006年11月19日 (日) 17時39分

>kさん

お久しぶりですネ♪
サプリ、自分だけリタイア? ダメでしょ!
ま、正直でいいけど。。(^^)

若い子は綺麗。ウ~ン、色々いますけど♪
まぁ、肌が違うってのは良くいいますね。
静止画だと簡単に修正できますが、動画は差が出るかも。

テレビの本質の一つは、お気楽に見ることであって、
そこは映画や小説と違うし、マンガよりも気楽でしょう。
でも僕はあえて、緊張感を持って真剣に考えながら
見ようと提案してるわけで、自分で試みてもいる訳です。
それは自分の変化にも、テレビ自体の変化にもつながるから。

亀梨、彫刻ね。テレビでもそんな感じがありますが、
実物はそれ以上でしたか。
ナオは「変な顔!」と連発してましたけど♪
僕は、ドラマとしての出来は『サプリ』の方がかなり上、
脚本だけでも上だと思いますが、亀梨の映し方、描き方が
全然違うのは認めます。
女性ファンの多くは『ひと恋』の方が好きなんでしょうね。
僕は、描き方に関してだけなら、『サプリ』の方が
全然カッコイイと思ってます。大人に向かってるから。
映し方はビミョーな所かな。。

なるほど、『あすなろ白書』の男性同性愛ね。懐かしいな。
確かに、アユタの描き方はそんな風にも見えますね。
今現在1人だけ浮いてるし、よく分かってるしメロンは買うし。
ただ、流石にここからそっちへ話を進めるのは無理でしょう。
もう既に収集つかないくらい色んな事を準備してますから。

ドラマの話から視野を大きく広げると、アユタに限らず、
男に限らず、友情も恋愛も家族愛も本質的に同じだと思います。
幹は同じで、枝葉の部分で対象や形や程度が変わってるだけ。

さらに言えば、山下的な憎しみも根っこの部分で同じ。
イガイガを可愛く思う気持ちもそう。
トータルで見れば、結局人間ドラマの中心にあるのは、
いつも変わらず、人間の愛憎や欲望なんでしょう。。

こんな感じのウダウダで、如何でしょうか♪(^^)


投稿: テンメイ | 2006年11月19日 (日) 20時37分

私のお気楽なコメントに長いレスを戴き
ありがとうございました♪
うん、やっぱり私の大好きなウダウダは健在の
ご様子で・・・。

今日からは、彫刻の亀梨クンを捨てて
テンメイさん一筋でいきますわ(笑)
これからも楽しみにしております(^^)では。

投稿: k | 2006年11月19日 (日) 21時42分

テンメイ様、こんばんは。
ふりかえりましたねーっ。

キッドは愛とは記憶だと考えますので
「たっ恋」に対するテンメイ様の愛はかなりのものだと思います。

記憶というものを考えると
また話は長くなりますが
それはあらゆるものの構成に直結していますから。
構成とは分割したものを再統合することです。
もっともシンプルな構成は「全体」あるいは「流れ」
というものですが、
次には当然二分割が来ます。

ちなみに話はデジタルっぽいですが
基本はアナログであいまいな境界線があることを
お断りしておきます。

二分割の名称は様々ですが
メジャーなのは「フリオチ」ですかね。
ついでに三分割なら序破急。
四分割なら起承転結です。

たとえば、先週までの全話を「フリ」と考えると
今回はその「オチ」になるわけです。

「フリ」が分かっているかどうかで
「オチ」の印象は当然変わってきます。
そこで記憶の問題になるわけです。
「たっ恋」は結構たくさん覚えておくことを
要求するドラマになってしまったようです。
まあ、きっとそれも神様のチャレンジだと思いますがね。

そういう意味でざっとこれまでをふりかえる
今回のレビュー。
トレビアン!
言いたいのはそれだけです。
長いフリ、短いオチですみません。
これはキッドのチャレンジでした~。

P.S.丘は凸ですがなだらかというイメージもありますね。
崎も凸てすがとんがってるというイメージがあります。
そしてまあ、セクシーなシンボルでもあるわけですが。

投稿: キッド | 2006年11月20日 (月) 00時52分

>kさん

>私のお気楽なコメントに長いレスを戴き
 ありがとうございました♪

いえいえ、いつでも気楽にコメント下さい♪
僕も、ドラマ記事の文章ほどにはマジメでも
ないし、お堅い人間でもありませんから。

>うん、やっぱり私の大好きなウダウダは健在の
 ご様子で・・・。

この程度のウダウダならいつでも書きますよ。
週1回で十分? あっ、そう♪

>今日からは、彫刻の亀梨クンを捨てて
 テンメイさん一筋でいきますわ(笑)
 これからも楽しみにしております(^^)では。

アハハ(^o^) これはまた嬉しいお言葉ですネ♪
「そうゆう事言ってると・・・」。。失礼しました<(_ _)>

  
>キッドさん

いやいや、『ひと恋』への愛なんて、『野ブタ』や
『ギャルサー』への愛に比べると小さいもんですよ♪
今回の記事も中途半端で終わってますし。。

それにしても、また刺激的なコメントですネ。
確かに、冒頭で「後半」「頂点」「下降」って言葉を
書く時に、しばらく考えたんですよ。
何が一番適切な言葉なのかなぁって。

二分割のフリオチ、三分割の序破急、四分割の起承転結、
なるほど。要研究ですな。特に序破急は面白いかも☆
それにしても、覚えておく事が多過ぎるような気はしますね。
このあと上手く使いこなせるのか、心配しています。。

丘はなだらか、崎はとんがってる、ホホーッ!座布団2枚♪

投稿: テンメイ | 2006年11月20日 (月) 05時19分

テンメイさん、こんばんは。

先週は大変失礼いたしました。ちょっと凹んだんですよ。確かに人様のブログでコメント欄にかくことではなかったですね。すみません。

さて、今回の「ひと恋」こどもが産めない身体っていうのは最大の障害になるんでしょうか。現実的ですよね。私は関係ないことだと思うけど、そうはいかない場合もあるんでしょうね。ドラマでやってほしくはないですね。愛は全てを越える!であってほしいです。

ナイフのシーンははっきりいって嫌いです。この手のシーンも純愛ドラマの主人公がやってほしくはないです。弘人の暴力的なシーンというのはよくわからなくて、ただでさえわかりにくい弘人の性格がますますわからなくなっちゃってるんです。

>僕は、ドラマとしての出来は『サプリ』の方がかなり上、
脚本だけでも上だと思いますが、亀梨の映し方、描き方が
全然違うのは認めます。
女性ファンの多くは『ひと恋』の方が好きなんでしょうね。
僕は、描き方に関してだけなら、『サプリ』の方が
全然カッコイイと思ってます。大人に向かってるから。

うわ、すごい。ドラマの出来は「サプリ」とどっちかっていったら微妙だけど、他は同意見です。亀ちゃんも「サプリ」の方がだんぜん魅力的でした。「ひと恋」のほうがかっこよく映しているというのはわかりますけどね。こういう意見は初めて聞いたようなきがするので、なんかうれしいです。

投稿: youko | 2006年11月20日 (月) 23時24分

>youkoさん

あ~、やっぱり誤解されちゃいましたか。
ひょっとしたら、とは思ってましたけど。。
「こんなの、自分のブログで書け!」って
感じに聞こえたんでしょうネ・・(^_^;)

そうじゃないんですよ♪
単に、もっと書きたいのに遠慮してるんだろうから、
自分でブログ作れば思う存分書けますよってだけのお話。

別に、『ひと恋』のコメントに『野ブタ』や『クロサギ』
が出てきても、長めの個人的意見を書かれても、それが
僕の考えと違ってても、それだけでは何ともありません。
少なくとも、僕にとっては。
そもそも、書き込む人は少ないから賑やかでいいし、
文字情報なんて長くてもデータ量は知れてますしネ。

ちなみに、もし迷惑に思うことがあれば、もっと
ハッキリ伝えますけど、これまで1年3ヶ月やって
来て、そんな経験は幸いほとんどありません。
という訳で、全く凹むような話じゃないんですよ♪

さて、子供が生めないってのは一般には大問題でしょうが、まだ
ロクに付き合ってもない20歳のヒロトにとってはどうですかね。
家族で賑やかに野球やりたいなんて理由付けだけじゃ、
弱すぎるし不自然だと思います。

僕は、愛は全てを越えるとは思いませんし、ドラマにもあまり
期待しませんけど、ここの部分の脚本は失敗だと思います。
誰が決めたのか知りませんが、無い方がいい話ですね。
この後、上手い展開に持ち込むこともないと思ってます。

ナイフもダメですね。
僕は、ヒロトという人間はかなり分かります。
こうゆう人間は確かにいますよ。現実にも、フィクションにも。
それなりに筋は通そうとしているし、僕が高校生の時
だったらカッコイイと思ったかも知れません。

ただ、今となっては、幼過ぎるんですよね。
20歳って年齢を考慮するにせよ、工場の経営とか
家族とか彼女のことを考えたら、ナイフ握って
「殺す」とかイキがってる場合じゃないはず。
スタッフも、ホンワカした音楽なんか流す場面じゃないはずです。

亀梨、ほぼ同意見ですか。嬉しいですネ♪
かなり少数派でしょうから。。(^^ゞ
ドラマの出来ってことについて言えば、
『ひと恋』はホホーッと感心することが少ないんですよ。
ショットも、各シーンの構成も、シーンのつなぎ方も。
『サプリ』はかなりありました。
特に、記事を書くために再度見直す時の面白さが段違いです。

そういえば、『野ブタ』も『ギャルサー』も、2回目に
見る時の方が面白いような、奥行きのあるドラマでした。
あぁ、いいドラマが見たいなぁ。。


投稿: テンメイ | 2006年11月21日 (火) 10時35分

テンメイさん、こんばんは。

いやあ、別に私が勝手に凹んでいるだけなので、気にしないでくださいね。傷ついているわけでもないし、怒っているわけでも、、あ、あるか。1つだけちょっと。

「想定外か想定内か」のところですが、ジャニーズファンかどうかは関係ないんじゃないでしょうか。それに、私は山Pファンですが、特にジャニーズファンというわけではありませんから。ジャニーズファンでひとくくりにはされたくないですね。

それと、あれは、ドラマ内での桂木さん視点でのことで、視聴者視点でいえば想定内というより予定調和に近いですね。桂木さんの心臓病が治ったことも含めてほとんど「ベタ」といっていいんじゃないかとさえ思います。
あの時の黒崎くんが余裕があって、桂木さんを見る目がほとんど親がこどもを見るような慈愛のまなざしで、菩薩のような雰囲気があった、と見えたのはファンゆえかなとは思いますが。

テンメイさんは弘人がわかるんですね。私はさっぱりです。

>今となっては、幼過ぎるんですよね。

確かに、こちらが高校生くらいならかっこよく見えたでしょうか。歳くいすぎなのかしら。でもファンはかっこいいと思ってるみたいですね。

「サプリ」2回目のほうが面白いのね。レンタルでたら見てみます。

投稿: youko | 2006年11月21日 (火) 21時09分

こんばんは。

テンメイさんのブログ読んでると成るほどです。

今回は折り返し地点で、次回からの展開が楽しみです。

でも、いったいこのドラマは、どこに向っているのでしょうか?

投稿: かっぱ | 2006年11月21日 (火) 21時14分

>youkoさん

ジャニーズファンじゃなくて山Pファン!
なるほど。そうですか。。

ただ、ファンかどうかは関係あると思いますよ。
僕は、ですけどネ。
ファンも一人一人違うでしょうが、一般に、あるいは総体的に。

あと、サプリもあくまで僕の趣味ですので、念のため。
レンタルはお金も手間もかかりますしネ。
むしろ、クロサギや野ブタで山P見る方が楽しいかも♪


>かっぱさん

こんばんは♪
TB&コメント、どうもです。
さて、どこに向かってるんでしょうかネ。
悲劇的要素や伏線が多過ぎて、制作サイドも
まだ迷ってるんじゃないでしょうか。
視聴率や世評を考慮しつつ。。

いずれにせよ、ここからが正念場。
底力を見せつけて欲しいものです☆

投稿: テンメイ | 2006年11月21日 (火) 23時46分

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