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華麗ファンへのお知らせ

華麗のおそらく最後の記事となる、「『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較」

は、遅くとも明日(4月1日)の昼頃までにアップする予定。確率は90%♪

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春満開☆

070330_2街中の公園

の桜が綺麗

だったので

お花見して

下さいな♪

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軽く初バトル♪連日のBIKE&RUN

(29日)BIKE35km,Av21.8,平均心拍130

RUN7km,35分50秒,平均心拍149

070329_2連日のBIKE&RUNで、距離もスピード

も僅かに前進♪ 今はこれくらいでOK。

自転車シーズンの初めに無理をすると、

私の場合は腰が痛くなる。ランニングと

違って、腰を深く曲げたまま走るっての

が身体に合ってないようだ。3年前のギッ

クリ腰って言うか、急性腰痛の記憶は今

でも鮮明。丸1日、全く歩けない状況だったもんね。。3日ほどで自然に完治

したけど、二度と経験したくないもんだ。。

    

この日は前日より遅くスタート。夕暮れ時って言うより、ナイトランだ。再び多摩

川下流で、細くて暗いのでとてもスピードは出せない。特に、二子橋の上流部分

と決定的に違うのは、左右の脇から人がよく出てくること。危ない場所ってのは

ある程度分かるんだけど、衝突すると大変だから、細心の注意を払う。犬の散

歩にも要注意で、リード(ひも)が道を塞いでることもあるし、女の子の場合は携

帯メールに夢中のことも少なくない。

とにかく、大人はリスク管理やセルフコントロールが要求される。周りを見ずに

ひたすら突き進む子供とは違うのだ。

    

さて、まだ自転車復帰2日目とはいえ、早くも身体が走りを思い出して来た。明

らかに前日よりスムーズな脚の回転で、走ってて楽しい♪ ペダルをクルクル回

して風を切る快感は、ランニングにはないものだ。前日は丸子橋で引き返した

けど、この日はその先の多摩川大橋まで。丸子橋と同じく、神奈川県川崎市と

東京都大田区を結ぶ橋だ。ここも嫌いじゃないんだけど、国道1号が通ってるか

ら交通量が多くて落ち着かないし、歩道が極端に狭くて自転車2台のすれ違い

でさえホントにギリギリだ。東京側は散歩する人が多いってこともあって、結局

橋は渡らずにそのまま川崎側で折返し。写メだけ1枚取っておいた。

     

こうゆう事がサッと出来るのは、サイドスタンドを付けてるからだ。カッコ悪いだ

の、重たいだの、取り付けが面倒だのって事情はある程度わかるけど、ほとん

ど誰もスポーツ用車に付けてない現状はちょっと奇妙だと思う。レースの時だけ

はずせばいいだけの事。普段は軽い負荷と思えばいい。時速でせいぜい0.1

km程度の差しかないはずだ。

    

さて、復路はたまたま後ろからクロスバイクが抜いてくれたので、後ろを付いて

行った。明るくて広い道ならすぐ抜き返しただろうけど、向こうは非常に明るい

ライトを付けてたので、ラッキー♪って感じで利用する。時速27km程度だけど、

細くて暗い夜道だから結構スピード感のあるバトルごっこだ。レースと違って一

般道でやる場合は、車間距離を保つと同時に、少し右寄りを走って前方を確認

する。これだと、前が急ブレーキをかけてもよけ易い。実際、今までさんざんバ

トルごっこをしてるけど、ぶつかった事など一度もない。もちろん、危険なスピー

ドまでヒートアップしたらあっさり終了。全力もダメ。安全第一だ。

      

向こうも、追走にすぐ気付いてチラチラ後ろを見てるけど、振り切ろうとはしない。

だから、バトルと言うより2台のクロスバイクで仲良く走ってるって感じもある。心

拍は低いままだし、呼吸もまったく静かなままだ。結局二子橋までそのまま行っ

て、心の中で「サンキュー!またな♪」と声をかけてお別れ。そこからは危険だ

らけの幹線道路を安全走行で帰宅。ちくわを2本補給して、靴を履き替えてす

ぐランニング開始! 何でちくわなのかって? 時々無性に食べたくなるのよ♪

    

前日はわずか5kmで止めたけど、この日は7kmに延長。前日以上に脚が重

いけど、自転車の直後ってことで言い訳があるから、罪悪感なしにゆっくり走れ

る。そうは言っても、重い脚で1km5分ペースだから、心拍は自転車よりは高い。

最大心拍も、復路の上りで174まで行った。

6月末の美ヶ原のレースまでには、自転車でも心拍165以上キープできるように

する予定。今は3月末だから、ボチボチ行こう。足腰がまだできてない。

     

と言うわけで、連日のBIKE&RUNを無事気持ちよく終了。3月は残り2日。この

まま走り続けたいもんだけど、ビミョーだなぁ。1日はサボっちゃうかも♪

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植木等『スーダラ節』と親鸞『歎異抄』

一昨日、27日に植木等が他界した。キャラ的に温かくて深みがあるし、顔付き

も面白くて、かなり印象の良かったタレントだ。でも、映画は全く見てないし、ドラ

マも記憶にあるのは1本のみ。さすがに『スーダラ節』はあちこちで耳にしていた

ものの、あまりに知識がないので、記事を書く気はなかった。基本的にウチは、

ごくフツーの情報を載せたフツーの記事は載せないポリシーだ。

    

ただ、報道を見ててちょっと気になった話があった。それは、『スーダラ節』を歌う

ことを植木等が決意した時のエピソードだ。『スーダラ節』というのは、「わかっちゃ

いるけどやめられねぇ ア ホレ スイスイ スーダララッタ スラスラ スイスイスイ」

と歌うコメディソング。作詞は多方面で活躍した青島幸男、作曲は荻原哲晶。著

作権に配慮して、歌詞はこれ以上載せないけど、要するに、酒にも金にも女にも

だらしない自分を見つめて笑い飛ばす古典的名曲だ。

     

代表作の映画『無責任』シリーズのノリにもつながるこの曲を渡された時、彼は

悩んだらしい。と言うのも、素顔の彼は無責任男どころか、酒も飲まないマジメ

な人間で、「詩もメロディーもふざけてるだけ」と感じたからだ(日経29日朝刊)。

「人生が変わってしまうかも」(朝日28日朝刊)と悩む彼に、父は言った。

    

     「人類が生きているかぎり、この“わかっちゃいるけどやめられ

     ない”という生活はなくならない。そういうものを真理というんだ。

     上出来だ。がんばってこい」(日経)

     

また、「この歌詞は親鸞の生き方に通じる」とも諭されたらしい(朝日)。この話

は、ネット上のフリー百科事典『ウィキペディア』の植木等の項目にも載ってたか

ら、有名なエピソードなんだろう。

    

          ☆          ☆          ☆    

さて、私が気になったのは、何でこれが「真理」とか「親鸞の生き方」なのかとい

うことだ。親鸞というのは、日本史や倫理の授業で教わるように、鎌倉時代に

活躍した浄土真宗の開祖。植木等の父親が浄土真宗の僧侶だったらしい。親

鸞の教えを知る手がかりとしては、弟子の唯円がまとめた『歎異抄』が有名。1

年前に放映されたTBSのドラマ『白夜行』でも、笹垣(武田哲矢)が事あるごと

にその一節をつぶやいていた。

    

普通の解釈では、親鸞自身の思想を表すとされてる、この『歎異抄』。最も有名

な一節は、第三条の冒頭。「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」。つ

まり、善人でさえ救われるのだから、ましてや悪人は救われるというのだ。

     

エッ、逆じゃないの?とフツーは思うところだろう。私も、高校の倫理の授業で

初めて聞いた時には、「何じゃ、こりゃ!?」と松田優作になってしまった。この

解釈は非常に厄介な問題で、とてもこんなお手軽記事で扱うような話じゃない。

ただ、よく言われる話を簡単にまとめるとこうなる。善人、つまり自分で善を行う

ことができる人も、もちろん阿弥陀仏によって救われる。まして悪人は、自分の

無力さを自覚して、善人以上にひたすら仏にすがってるのだから、当然救われ

るはずだ。。

    

これがいわゆる「悪人正機説」、つまり悪人こそが阿弥陀仏の救済の本来の対

象だとする説だ。さて、これを聞いて直ちに「なるほど!」と納得する人はあまり

いないだろう。私も、教えられた通りの説明を期末テストの答案に書く時に、ちょっ

と引っ掛かってしまった。それじゃあ、善人がバカみたいじゃないか。悪人として

好き放題やって、その度に仏にすがれって言うのか。そりゃ、ないだろって感じ。

『白夜行』で言えば、悪の化身のような亮司(山田孝之)雪穂(綾瀬はるか)も、

後で仏にすがれば問題なしとでもいうのか。。

     

もちろん、「識者」は笑って否定するだろう。そうゆう事じゃないよ、そもそも悪人

という言葉は、悪い事をする人じゃなくて煩悩にとらわれた凡人のことだよ、とか

説明してくれるだろう。でも、じゃあこの教えを聞いて、普通の人は何をすればい

いのか。坊さんはひたすら仏にすがればいいけど、俗世間に生きる人は具体的

にどうするのか。時々、「仏様、助けてください」と祈ったり念仏を唱えたりするだ

けでいいのか。あるいは、ちょっと皮肉を込めて言えば、親鸞みたいに掟破りで

妻を持って肉を食べても、仏にすがれば救ってもらえるということなのか。。

    

親鸞に関する疑問は少しも解決しないけど、もとの話で重要なのは、こうゆう突っ

込んだ問題じゃないだろう。植木等の父親が言いたかったのは、おそらく次のよ

うなことだ。

    

     「人間みんなダメな存在なんだ。親鸞の言う『悪人』にすぎない。

     それを自覚することは大切だから、その意味で『スーダラ節』を

     歌うことにも立派な意義がある。あれこれ自分の頭だけで考え

     込んだりせずに、与えられた仕事をしっかりこなしなさい」

   

思想なんてものは、俗世間ではこうゆう分かりやすい形でしか決して流通しない。

植木等も、この意味で受け取ったのだと思う。もっと大胆に言い換えれば、要す

るにこうゆうことだ。

    

     「頑張れよ! 応援してるぞ☆」

     「わかった。ありがとう、お父さん♪」

    

と言うわけで、真理だの親鸞だのの向こうに、私はごく平凡で素朴な父と子の愛

を見て取る。「真理」なんてものがあるとすれば、この瞬間に息子の背中をポン

と押して大ヒットにつなげた父の言葉こそ、その名にふさわしいだろう。

ひたすら仏にすがったり念仏をとなえたりするのは、仏教の僧侶にまかせれば

いい。凡人=「悪人」は、こうゆう形で人間同士のコミュニケーションを深めなが

ら、自分の道を模索するしかないし、それでいいのだ。もちろん、凡人と僧侶と

のコミュニケーションも含めて。この記事なんてのも、結局その一例だろう。。

    

以上、植木等の訃報から考えたことを簡単にまとめてみた。ではまた。。☆彡

     

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   

P.S.『白夜行』と『歎異抄』に関する記事を書きたいと思いつつ、早くも1年が

    経過してしまった。その罪悪感もあって、少しだけ『歎異抄』に触れてみた。

   

P.S.2 たったひとつ覚えてる植木等ゲスト出演のドラマで彼が演じてたのは、

      すごく人情味あふれる面白い肉体労働者。やがて、彼がお金や約束

      にいい加減な人間だとわかって周囲に叩かれるものの、結局は反省

      して、やっぱりいい人だったって感じでハッピーエンド♪

      今から振り返ると、『スーダラ節』の植木等にピッタリの役柄だった☆

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BIKE&RUNの連続、気分はデュアスロン♪

BIKE26.4km,Av20.4,平均心拍114

RUN5km,26分54秒,平均心拍136

070328荒川マラソンの後はサボりまくり・・^^;

いや、別にやる気がない訳じゃなくて、

単なる時間配分の問題。走るよりもっと

優先順位の高い用事が山ほど溜まって

るのだ。一通り片付けるには一ヶ月くら

いかかりそうだけど、流石にそろそろ運

動しないとマズイ。

という訳で、たまたま仕事が早く終わった

今日は、夕暮れの多摩川に自転車で出かけた。朝の多摩川を「朝タマ」と略

したりするけど、夕方の多摩川を「夕タマ」と略すのはちょっと奇妙な感がある。

漢字の「夕」とカタカナの「タ」が続いて読みにくいし、耳で聞いても分かり辛い。

   

ま、ともかく久し振りの多摩川で、日が落ちるまでの間に26kmだけ走った。

信号や路上駐車だらけの往復15kmと、狭くて走りにくい下流の多摩川サイク

リングロード11km、おまけに夕暮れ時。悪条件揃ってるから、平均時速20.4

km、平均心拍114なんて笑っちゃう数字になってるけど、実際にはそれなりの

運動になった。軽めのギアをクルクル回したり、大好きなダンシングを久々に

やったり、ポジションを色々変えてみたり。。

      

暗いし、まだ3月だから、サングラスは持って行かなかったんだけど、実際は

がかなり飛んでて、場所によっては目を限界まで細めてしまうほど。やっぱ、明

るい時間帯にサングラスをかけて走る方が正解だ。思ったより早く日が落ちて

しまったから、わざわざ丸子橋に立ち寄って写メを取った後は、すぐに帰宅。

    

何度も書いてるけど、丸子橋は昔から妙にお気に入りで、必要が無くても通り

たくなるのだ。東京都大田区と神奈川県川崎市を結ぶ橋。タイル張りっぽくて

広めの歩道がオシャレで走りやすいし、弓形2つとガードレールの青が色的に

適度なアクセントになっている。上流側の多摩水道橋なんかより全然好きだ♪

残念ながら、暗いからやっぱ写メはブレてるな。ソフトバンク携帯910SHご自

慢の手ぶれ補正機能を使ってるんだけどネ。。

     

さて、低速の自転車で僅かな距離を走っただけだと、流石にそろそろ罪悪感に

襲われてしまう。そこで、帰宅後にすぐランニング5kmを追加した。朝、自転車

に乗って、夜はランニングってことはたまにあるけど、2つ続けてやることはほと

んどない。気分は「デュアスロン」だ。

       

この言葉、まだまだ一般には馴染みが無いだろう。でも、「トライアスロン」なら

多くの人が知ってるはず。もちろん、水泳→自転車→ランニングっていう三つの

(トライ)競技(アスロン)を続けて行うスポーツだ。

この水泳をランニングに変えて、ランニング→自転車→ランニングと続けるの

デュアスロン。二つの(デュ)競技(アスロン)という意味。まだまだマイナーな

スポーツだけど、いずれレースに出てみたいなと思ってる。その先に、トライア

スロンも見えてくるだろう。ちょっと遠いかな。。

    

話を元に戻すと、自転車から、靴を履き替えてすぐランニングに移ると、身体は

温まってるものの、やっぱり脚が重い。たかが低速の自転車26kmでも、太腿

の前側とかに妙な重さがあって、走りがガクガクするのだ。それでも、わずか5

kmのランニングってことで、気分的にはすごくラク♪ 1km5分半程度のペー

スだから、気持ちいいくらい呼吸の音も静かだった。

    

あと5kmはラクに走れたと思うけど、明日も両方走るつもりなので、自重してお

いた。さて、ブログに書いちゃったけど実現できるかな。って言うか、実現しなきゃ

マズイよな、そろそろ。美ヶ原のヒルクライムレースもエントリーしたことだしネ。。

    

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『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

やっと第9話か。。早くしないともう春ドラマが始まっちゃうわ。でも、次は何で書こ

うかネ。特に見たいと思うものはないんだよな。強いて挙げれば、やっぱアレか♪

一応、初回は見るつもりだけど、何かハズレっぽいんだよなぁ。1クール、パスし

てアクセス数の激減をじっと眺め続けるってのも、自虐的でいいかも。。 ^^

           

          ☆          ☆          ☆

さて、第9話と対応する山崎豊子原作の箇所は、非常に大雑把に言ってナシ♪

だって、第9話は要するに裁判の回だけど、原作では裁判は結局ないから。と

言う訳で、今回はこれでおしまい☆ エッ、ダメ? あっ、そう♪ ほんじゃ、強い

て挙げれば下巻p.300~p.342。大蔵省で銀行合併への動きが始まるまで。

いつものように、原作がドラマと違う部分を箇条書きにしてみよう。ネタバレに対

する配慮は既に必要ないものの、今まで通り、ドラマで第9話までに出てない話

はまだ原作記事には書かない。

      

①ドラマの第8話に出て来た、鉄平(木村拓哉)寧子(原田美枝子)を問い詰

 めて謝られるシーンが、原作では第9話対応箇所に出てくる。鉄平が家を出

 て行く時に、最後の質問として、父親は誰かと母にたずねたのだ。ちなみにこ

 のシーンは二人きりで、大介(北大路欣也)らはいない。

     

     「お母さまに、この家を去るにあたって一言、お伺いしたいことが

      あります。僕はほんとうに父、万俵大介の長男なのでしょうか」

     ひたと射るような眼を向けた。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     寧子の目が異様にきらきらと輝いた。

     「鉄平、あなたは私の子です。私の産んだ子供です──」

     「お伺いしているのは、私の父たる人のことです、答えて下さい」

     「許して、許しておくれ!」

     たおやかな母の体が、鉄平の膝もとに頽(くずお)れた。

    

 ドラマでは、これで真実が明らかになって、父と子の対立が裁判で本格的に

 なる、という分かりやすい「ドラマ的」流れだった。ところが原作では、この直

 後に興味深い説明が続いてる。

    

     何を許せと云うのだろうか。祖父との不倫を許せというのか、

     それとも祖父と父の、いずれの子とも解らぬことを許せという

     のだろうか。もし、その後者を意味するならば、鉄平は体が灼

     け爛れるような恥辱と怒りを覚え、思わず、母を打ちたい衝動

     に駆られた。

     その衝動を抑えるように、鉄平はすっくと立ち上がった。

    

 この後、鉄平は大介に捨て台詞を残し、二子(相武紗季)三子(ドラマでは

 省かれてる)の涙に見送られるようにして、早苗(長谷川京子)らと共に家を

 出る。原作のこの描写は、2つの面でドラマと違う。まず、母の言葉の意味が

 曖昧で、まだどちらが父なのか分からないということを、ハッキリ書いている。

 そして、さらに興味深いのは、もしどちらか母にも分からないのなら母を打ち

 たいという部分。極端な状況と、過激な感情。言われればなるほどと思うけ

 ど、ドラマを見てる時は流石にそこまでは考えなかった。自分のルーツが異

 常なことよりも、ルーツがないことの方が屈辱的だということか。。

   

 ちなみにドラマでは、大介が実の父でないことを知った鉄平が宣戦布告。友

 人の倉石弁護士(萩原聖人)一之瀬パパ(平泉成)、四々彦(成宮寛貴)

 の助けを借りて、裁判で全面的に大介と争うという流れになっていた。

    

②阪神特殊鋼(ドラマでは製鋼)で経理を担当する銭高常務(西村雅彦)の苦

 しい立場については、第8話対応箇所の中で、かなりあっさり描写されてい

 る。悪事の指示をした大介を恨みがましく思うと同時に、逮捕される心配も

 するものの、今さら仕方ないと諦めてる。

     

     銭高は既に、万俵から将来の生活を保証して貰っているのだっ

     た。それは万俵家の女たちが身につけているダイヤやエメラル

     ドの指輪の二つか三つ分に相当したが、高校生を頭に三人の

     子供がいる五十五歳の銭高には有難い額といえた。

    

 銭高を証人にするという鉄平の案に対しても、倉石があっさり却下している。

 もともと被告側の阪神銀行にいた人間など信用できないという、もっともな指

 摘だ。鉄平が銭高を追いかけ回すこともない。

 ドラマでは、鉄平の情熱や優しさに促されるようにして、銭高の鉄鋼マンとし

 ての誇りと良心が目覚めていくプロセスを、丹念に描いていた。イーグルス

 の『デスペラード』をBGMにして。。

   

③大蔵省の春田銀行局長が、阪神銀行による大同銀行の吸収合併を認めた

 のは、最終的には、阪神銀行の大亀専務(武田鉄矢)・芥川常務の願い出を

 受けてのこと。春田としては、永田大蔵大臣(津川雅彦)からの指示は受けて

 いたものの、日銀も関わることだし、慎重な態度を保っていた。ところが、大

 亀らは春田の前にいきなり大同銀行専務・綿貫(笑福亭鶴瓶)を連れて来て、

 大同銀行役員の連判状も見せる。さらに、大同の一般行員たちも支持してく

 れると主張。これでようやく春田も合併を承認することになった。

       

 ドラマでは、永田が総理に電話した後、春田に連判状を提示。総理も承認し

 てるし、下手に逆らうと君もケガするよ、と脅かして終了。やはり、原作の方

 が圧倒的に詳しくてリアルだ。

   

④鉄平が四々彦に直接アメリカ行きを勧めるシーンはない。鉄平が二子に、そ

 うゆう話があることを伝え、二子と四々彦の会話の中で触れられるだけだ。

 ドラマでは、操業停止された工場の中で、一人でテストをしてる四々彦に、鉄

 平が話しかけていた。これがやがて銭高の話になり、鉄平が銭高に理解を示

 すところを、ドアの外で銭高が立ち聞きする。結局、制服を返しに来た錢高は

 考えを改め、裁判で鉄平側の証人になることを決心。この点に関しては、ドラ

 マは上手く出来ていた。

    

銀平(山本耕史)と鉄平が話し合うシーンは原作にはない。この二人はドラマ

 ほど仲良しではないのだ。実際、告訴について銀平に相談したのかと聞いた

 早苗に対して、鉄平はこう答えている。

   

     「銀平だって、こと仕事に関しては父と同じように、企業間の話

     は親子兄弟の情実ぬきという主義だし、それにあいつは、何事

     につけ、傍観者という立場を崩さない性格だ、それはそれで一つ

     の生き方だと思う──」

    

⑥実家に戻った万樹子(山田優)は、相子(鈴木京香)が連れ戻しに来た時、銀

 平が迎えに来ることを要求するだけで、反撃はしていない(第8話対応箇所)。

 ドラマでは、週刊誌のスキャンダル記事を見せながら万樹子が反撃。その話

 を相子が美馬(仲村トオル)にボヤいて、美馬が甘い言葉で誘いかけるキッカ

 ケにしていた。流れとして、上手いと思う。

    

⑦二子の閨閥結婚に関して、一子(吹石一恵)が大介に面と向かって反対する

 のは、東京の自宅。二人きりの場面だ。

 ドラマでは、鉄平が出て行った後の、一族揃っての食卓。「大介・相子」vs「寧

 子・一子・二子・(銀平)」の構図が鮮明になってた。

    

芙佐子(稲森いずみ)は原作のこの辺りには全く登場しない。ドラマでは、裁

 判の途中のお宮参りで偶然会った早苗に、不安な思いを打ち明けられていた。

   

          ☆          ☆          ☆

やった~~♪ ついに第9話まで終了。もう完走は間違いない (^^)v 今週中

に最終回の比較も終えて、『華麗』とお別れすることにしよう。

では、ほぼ間違いなく、See you later ☆彡

 

       

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

      

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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美ヶ原エントリー!乗鞍の抽選は想定外・・

今日ようやく美ヶ原にエントリー! 正式名称は、ツール・ド・美ヶ原高原自転車

070326aレース大会2007。浅間温泉から

全長21.7km、標高差1270m

のコースを登って美ヶ原高原駐車

場でゴールする、堂々たるヒルク

ライム(山登り)レースだ。

今年で5年連続5回目の出場で、

個人的には、後で書く一番人気の

「乗鞍」よりも美ヶ原の方が好きだ♪

乗鞍みたいに参加自体が大変って

こともないし、コースも登りの部

分と終盤の高原部分とでメリハリがある。場所的にも、乗鞍より便利で気軽に

行ける。梅雨の真っ最中なのに、雨も昔からほとんど降ってないそうだ。

    

でも、何と言ってもここの魅力は「激坂」につきる♪ パンフの写真の最初にも、

「最強激坂」と書かれてる通り、スタート直後に激しい上り坂があって、選手はい

きなり限界状況に追い込まれるのだ。上位はともかく、フツーの選手はここで早

くも脚が疲れてしまって、そこから15kmくらい先の高原部分までハーハーゼー

ゼー苦しみながら走ることになる。これがたまらなくイイのだ(^^♪ 終盤に高原

地帯のアップダウンを疾走するのも快感で、速い選手だと時速70km前後まで

達するだろう。とにかく、私のお気に入りレースだ☆

       

今年のパンフレットの色は、珍しく極端なまでの黄色で、「克服のその先に・・・」

なんてキャッチコピーも付いてる。これはおそらく、去年の秋から年末にかけて

放送されて好評だったフジテレビのドラマ『僕の歩く道』を意識したものだろう。

そこでは、自閉症で自転車好きの主人公・テル=輝明(草薙剛)が、やたら黄色

にこだわっていた。また、「風を感じ空を感じ大地を感じ、辛さを乗り越えた時、

そこにはどんな世界が待ってると思う? それはロードバイクに乗るものだけが

知ることができる世界なんだ」とかいう自転車マニアの言葉に誘われるようにし

て、テルは自転車レースに参加。これが最終回のメインだった。

    

パンフの制作時期とほぼ重なってるから、まず間違いないだろう。そもそも去年

までのパンフは地味だし、キャッチコピーも「美ヶ原にビュンビュンのぼろう!」

だもんネ。。(^_^;) ちなみに、テルが黄色にこだわってた理由はもちろん、自転

車の世界でNo.1を示す色だから。つまり、世界最高峰の自転車レースである

ツール・ド・フランスのトップ選手(正確には個人総合1位)が身に着けるジャージ、

「マイヨ・ジョーヌ」(Maillot Jaune:フランス語で黄色いジャージ)の色だからだ。

          

         ☆          ☆          ☆    

070326bさて時間が無くなって来たから

もう一つの話に移ろう。8月末

に開催される国内最大のヒル

クライムレース、乗鞍。正式名

称は、全日本マウンテンサイク

リングin乗鞍だ。

全長20.5km、標高差1260m

という数字だけ見ると、美ヶ原に

そっくりだけど、中身は色々違う。

ポイントは3つ。まずスタート地点

がすでに高原地帯で、標高1500m前後もある(美ヶ原のスタートは標高600

mほど)。だから、マラソンの一流選手が高地トレーニングをするような、空気

の薄い場所を登っていくのだ。ゴール付近には夏でも雪が残ってて、乗鞍のシ

ンボルとしてパンフにも写されている。

    

あと、コースが100%登りってところも美ヶ原とは違う。メリハリが少ないから、

上位選手にとっては飛ばしやすいけど、下位選手にとってはゴールまで休む場

所が全くない(美ヶ原は終盤以外に前半にも休める区間がある)。最後に、参加

者が3500人くらいで、美ヶ原の約2倍なので、賑やかとも言えるけどコースが

混んで走りにくい面もある。

     

ともかく乗鞍は、歴史もあって人気No.1を誇るレースなんだけど、何と第22回

の今年から、参加が抽選になってしまった! 去年までは先着順だったので、申

込み開始日の朝に届くように現金書留を送れば大丈夫だったのに、今年はその

手が使えない。倍率はおそらく2~3倍程度で、落選の可能性の方が高いと思う。

私も含めて、毎年出てた人にとっては衝撃的なニュースだ。申し込みと抽選は来

月だけど、落選したらどうしようかな、と今から考えてしまう。他の大会に出るか、

それともレース直後の昼過ぎから一般開放されるコースで、個人的にタイムトラ

イアルレースをするか、あれこれ悩むところだ。ネットで呼びかけようかな♪

      

運よく当選するかも知れないし、落ちてから考えればいいじゃないか、という考え

はごもっともだけど、全くの想定外だったので気になって仕方ない。乗鞍なしの夏

なんて、途方にくれてしまう。(ちょっと大げさかも♪)

ま、いずれにせよ、今から自転車に乗らないとマズイことだけは確かだな。。

   

cf.ツール・ド・美ヶ原2006

   ツール・ド・美ヶ原2005

   マウンテンサイクリングin乗鞍2006

   全日本マウンテンサイクリングin乗鞍(2005年の記事)

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   自閉症の自転車好き~『僕の歩く道』第1話

   並行を目指す各々の道~『僕の歩く道』最終回

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『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

『華麗』終了後、早くも一週間が経過。今さら第8話の記事かよ!と自分で突っ

込んでしまうけど、むしろ逆に、今さら後には引けない。確かに、投資するパワー

を読者の反応で回収できるあてはない。でも、阪神特殊製鋼に対する大同銀行

の融資とは違って、ズルズルと原作記事を続けても、ウチがよそのブログに吸

収合併されることはないだろう。

エッ、こんな所、誰も欲しがらないって? あっ、そう♪

        

          ☆          ☆          ☆

さて、第8話と対応する山崎豊子原作の箇所は、非常に大雑把に言って、下巻

p.35~p.300。爆発後の事故処理委員会から、更正開始後の告訴取り下げ

の前まで。ドラマも原作も内容豊富な部分だ。

いつものように、原作がドラマと違う部分を箇条書きにしてみよう。ネタバレの心

配は既に無くなったものの、今まで通り、ドラマで第8話までに出てない話はまだ

原作記事には書かない。

    

鉄平(木村拓哉)の出生の秘密が「明かされる」シーンはないが、その代わり

 として、鉄平が大介に問い詰めるシーンがある。

   

    「阪神特殊鋼を意図的に経営不振に陥れたその意図の中に、僕の

    出生が、かかわっているのではないでしょうか」

    そう云った途端、端正な大介の顔が一瞬、醜く歪んだ。

    「お父さん、僕はあなたの子供ではなく、祖父と母との──」

    「黙れ! 鉄平──」

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「今の僕の問いに、答えて下さい。」

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「鉄平、お前は、万俵大介の長男だ──、それ以外の何ものでもない」

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    鉄平には、もはや父の応えは要らなかった。そして万俵大介を骨肉の父

    として考えることが、はるか真実に遠いことのように思われた。

     

 結局、原作ではどちらの子なのか曖昧なまま、宙吊り状態で結末を迎えるの

 だ。「万俵大介の長男」であることと、大介の実の子であることとは全く別の話。

 ドラマでは、まず女将(多岐川裕美)の手紙を受けて、鉄平が敬介の血液型を

 調べたものの、ハッキリせず。さらに鉄平は、家族の前で母・寧子(原田美枝

 子)を厳しく問い詰め、寧子は泣きながら謝罪。鉄平が敬介の子であることを

 暗に認めて、鉄平と大介(北大路欣也)の対立は決定的に。

    

 鉄平を産んだ母が暗に認めるなんてのはかなり不自然だし人騒がせで、ネッ

 ト上でも不評だったと思う。ただ、話としては原作より分かりやすくなってて、最

 後のやっぱり大介の子供ってオチの効果を高める形になっている。

 ま、実際はバレバレだったけどネ♪

       

②ドラマでは前から出てた「マシュマロ」って話がようやく登場する。箱根で永田

 大蔵大臣(津川雅彦)との会談を終えた後の大介のもとへ相子(鈴木京香)

 が登場。抱かれた後の相子が、余韻に浸りつつ足をからませると、相手にさ

 れなかったので、嫉妬気味につぶやく。

   

    「やはり足は、纏足のように小さくて白い寧子さんの方なのね」

    湿った声で相子が云った途端、大介の胸にふと、亡父が公卿の

    女の手足はましゅまろのように白く柔らかいということだな、と云っ

    た言葉が思い出され、そこに自分の新妻を犯す脂ぎった亡父の

    顔が浮かび上がり、その亡き父の顔に、明後日、最後の引導を

    渡す鉄平の顔が重なり合った。

         

③大介と永田の会談における、2つの石(鞍馬石と秩父石)の話。前年の山荘

 新築の際、大介は永田にお祝いとして鞍馬石(200万~300万円)を贈って

 た。だから、もう2つくらい欲しいとかいう永田の言葉は更なる賄賂要求にな

 るのだ。

 ドラマでは新築祝いの話が省略されてたから、どうして賄賂の要求を意味し

 てるのか分かりにくかった。ただし、ドラマだけでなく原作においても、どうし

 て2「億円」というケタの話まで分かるのかという事までは、説明していない。

 この世界での相場ってもんかな。。

    

阪神特殊鋼(ドラマでは阪神特殊製鋼)が、いわゆる倒産(銀行取引停止、会

 社更生法の申請と適用)に至る経緯は、ドラマと違って非常に詳しい。さすが、

 原作者・山崎豊子が必死に勉強しただけの事はある。実は、その詳しい説明

 をここで解読するか、あるいは別の単独記事にまとめようと思ってたんだけど、

 時間が無くなってしまった。しばらく後で、何らかの形で書きたいとは思ってる

 ものの、実現するかどうか怪しい。

    

 差し当たり一言だけ、ドラマとの決定的違いを挙げとこう。原作では、阪神特

 殊鋼が資金繰りに困る中で、不運も重なって、不渡り手形を出してしまうのだ。

 「不渡り手形って何?」っていう人はウチの読者には少ないと思うけど、分かり

 やすく大胆に言い換えれば、たまたま借金の返済が期限に間に合わなかったっ

 てこと。するとその情報が周囲にすぐ伝わって、一気に立場が苦しくなるのだ。

 あそこはもうダメだなって思われてしまう。ちなみに、不渡り手形は2回出してし

 まうと銀行取引停止で倒産するハメになる。

         

⑤「亡霊」という言葉は、大介が鉄平に向けて言ったもの。会社を助けてくれと

 縋り付く鉄平に対して、大介が怒鳴りつける。

   

    「女々しいぞ、鉄平、いつまで祖父の亡霊に取り憑かれているのか!」

    思いがけない言葉が浴びせられた。鉄平は愕然とし、父の背後の壁

    に掛っている自分と瓜二つの先代、万俵敬介の肖像写真を見上げた。

    その途端、鉄平の心の奥底に残っていた父に対する肉親の絆が、ぷ

    つんと切れる思いがした。

    「お父さん、あなたは──」

    あとは言葉にならず、全身を戦慄かせて父を凝視した。

    

 ドラマでは、鉄平が敬介の子供らしいと分かったあと、銀平(山本耕史)が冷

 たくシニカルに「やっと分かりましたね。この家に取り憑いている、亡霊の正

 体が」と語っていた。

    

⑥銀平は、大同銀行を吸収合併する計画について、大介からようやく知らされた。

 大事な時期で、筆頭株主・安田の機嫌を損ねるとまずいから、娘の万樹子(山

 田優)を早く実家に迎えに行け、と促すのだ。

 ドラマでは、銀平は遥か前から計画を知ってて、おまけに鉄平とも仲がいいの

 に、黙ったままチクらないという、非常に不自然な流れになっていた。

    

阪神銀行に対する民事提訴は、鉄平が一人で決定して、弁護士・倉石(萩原

 聖人)のアドバイスにしたがって、阪神特殊鋼専務の立場で行うことになった。

 この提訴には、特殊鋼の石川社長も驚いて、あわてて義兄の大介のもとへ相

 談に行っている。

 ドラマでは、特殊鋼の臨時取締役会で提訴を決定。反対は銭高一人で、鉄平

 が勝手にメチャクチャやってるという印象は無い。さらに、倉石の事務所には

 『義を見てせざるは勇無きなり」という貼り紙が大きく掲げられてて、鉄平と倉

 石の2人を上に持ち上げていた。

    

⑧閨閥結婚の話が着々と進む中、二子(相武紗季)は再び自分から四々彦(成

 宮寛貴)にプロポーズっぽい言葉をかけると共に、大介に直接抗議している。

 でも、大介は全く相手にしていない。また、前回の原作記事にも書いたけど、

 二子と万樹子がドラマよりも上手く重ね合わされている。閨閥結婚に苦しむ同

 い年の女性として。

   

⑨ドラマでは第7話で、大介が綿貫(笑福亭鶴瓶)に密約の証書として、「御高配

 多謝 御約束厳守」と裏書きされた名刺を渡していた。原作では8話対応箇所

 に登場して、その後の合併話にちゃんとつながっている。ただし、渡したのは

 大介じゃなくて芥川で、渋々仕方なくって感じだった。

           

          ☆          ☆          ☆

あと2話か。。こうなったら、もう意地だな♪

おそらく、See you later!☆彡

    

           

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

                 

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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自転車シーズン開始はポタリングから♪

BIKE28km,Av20.3,心拍測定せず

070324aすっかり春だな♪ いよいよ自転車

シーズンインってことで、この週末

から距離稼ぎするはずだったのに、

いきなり急な用事が入ってしまった

ので、せめてポタリングだけでもし

とく事に決定。ちなみにポタリングっ

ていうのは数十キロ以下の短めの

距離をのんびり散歩気分で走る

ことを言う。自転車がクロスバイクだってこともあって、以前からポタリングが大

好きだ。ウチの読者の大半はドラマファンだから、念のために「クロスバイク」

の説明もしとこう。直訳すると「中間の自転車」。つまり、いわゆる「ロードバイク」

(レース用)と「マウンテンバイク」(MTB:山用)の中間の自転車だ。タイヤの太

さ、ギアの軽さ、上半身の垂直方向への起き具合、すべて中間で、のんびり短

めの距離を走るのに適してる。だから、ポタリング用車と言ってもいいくらいだ

けど、私はこれを山登りレースにも使う。ライフスタイルとかポリシーの問題だ。

ちなみに自転車の色はチェレステ(空色)と呼ばれるパステル系の青緑。このブ

ログのトップや文字の色でもあり、ピンクと共に私のお気に入りだ♪ 

      

さて、今日は3時間睡眠で9時半に起きて、朝食をとらないままボーッとしなが

らブログを少しいじり、自転車に乗って二子玉川駅近くに11時に到着。久々に

友人Kと会って、ブランチをすることに。暇そうじゃないかと思われそうだけど、

どうしても直接会う必要があったのだ。洒落たピザ屋に入り、1470円のセット

を頼む。ちょっと高めだけど、サラダ、パン、ピザ、デザート、コーヒー付きで、

味も問題なし☆ なかなかリーズナブルだ。玉にキズなのはKが男だってこと。

やっぱ、こうゆうのは女のコの方がいいよな♪ ま、お互い様なんだけどネ。。

     

070324b食べまくり、喋りまくりで、あっ

という間に1時間半近く経過。

店の人に無理やりテーブル

チェックされてしまったのは恥

ずかしかったな。これでムッと

するのはお子様だ。大人として

は、むしろ自分から気を利か

せるべきだったと2人で反省

した。その後は近くにあるKの実家にチョコッと立ち寄って、ご両親にご挨拶。

何で男同士でそんな事するのかって? そりゃ、そうゆう仲なのよ♪ いやいや、

そうじゃなくて、なぜか向こうの両親が私を気に入ってくれてるので、社会人とし

ては僅かな時間でも愛想を振舞っとくべきなのだ。親戚付き合いみたいなもの。

     

社会人の義務を立派に果たした後、Kと別れて帰宅すると走行距離は13km。

いくら何でもスポーツ記事としてアップするのが恥ずかしいので、いつもの公園

にそのまま行って、サイクリングコースを7周。15km追加した。ただし、春の土

曜だから家族連れや早目の花見客でゴチャゴチャしてるのに加えて、工事まで

やってるので、ほとんどトレーニングにはならない。ポタリングって言うより公園の

お散歩って感じだ。ちなみにまだ花はちょっとしか咲いてなかったけど、みんな

それなりに盛り上がってた。写メで見ると恐ろしく淋しい花見に感じられるだろう

けど、それはたまたま。実際には、写ってない所に大勢の人がいる。最初の写

真も、わざと人がいない瞬間を狙って写したものだ。。

          

という訳で、走行距離はわずか28km。ホントは30kmにするつもりだったのに、

雨が落ちてきたからすぐ撤退。後は家で、眠気をコーラでごまかしつつ、ずっと

雑用。ま、前日16kmランニングしてるし、明日も運動する予定だから、こんなも

んでしょ。明日は雨の予報だから、久々にジムのバイクでも回すとするか♪

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荒川ゴールから5日半、ようやく再始動

RUN16km,1時間27分50秒,平均心拍143

サボリ過ぎた~。。って言うか、やる気はあったんだけど、色々と時間に追わ

れて走るのは後回しにしてしまった。年間3大イベントの1つの荒川マラソンが

終わった直後だから、ま、いいか。。

     

これから8月末までは自転車シーズンだから、ホントはこの日は自転車に乗り

たかった。6月末の美ヶ原のヒルクライム(ツール・ド・美ヶ原)まで僅か3ヶ月

かない。でも、荒川直後から生活が乱れて、早起きできなくなってるし、夜の自

転車は気が進まない。と言う訳で、代わりに軽くランニングすることに決定。荒

川の筋肉痛はわりと簡単に消えたから、お散歩気分で走れるだろうと思ってた。

    

ところが、走り始めてすぐに荒川の後遺症を感じてしまった。普通の生活だと分

からなかったけど右の踵全体がマメの一歩手前になってたのだ。ランニングで

体重と衝撃を加えて初めて気が付いた。かなり痛いので止めそうになったけど、

歩くのは大丈夫だったんだから大した事はないはずだと思って続行。確かに、

身体が温まると痛みは和らいだけど、結局最後まで痛かった。

      

でも、走るに連れて遥かにひどい痛みが生じて来た。左脚付け根の外側が痛

のだ。これも走らなければ気付かなかった。この時、初めて事態が理解でき

た。要するに、左脚付け根の前側を痛めてたから、それを42.195kmずっと

かばい続けて走ってたのだ。だから付け根の外側に無理な負担がかかって、

右の踵に強い荷重がかかったんだろう。どちらの痛みも普段は全くないものだ

から、そうとしか考えられない。こうしてみると、やっぱり荒川は保守的に走って

正解だったんだろう。飛ばしてたら終盤は悲惨なことになってたはずだ。。

    

ともかく、左右の脚の痛みを我慢しながら、1km5.5分で何とか16km走り終

えた。この距離でこのペースだと、心肺的には全くの余裕で、呼吸は音がしな

いくらいだったし、平均心拍143なんてのはマフェトン式トレーニングみたいな

低さだ。でも、案外このくらいで距離を稼ぐ方が速くなるのかも知れないな。性

格的にムリだけどネ。。さて、明日は久々にジムでも行こうかな。ホントは自転

車に乗りたいんだけど、用事が入ったから仕方ないか。。

       

  往路(2.45km)    14分32秒  平均心拍123          

  1周(2.14km)    11分39秒        143        

  2周             11分49秒        147        

  3周            11分51秒        147

  4周             11分39秒        148 

  5周             11分28秒        149

  6周(0.4km)        2分05秒        150

   復路              12分48秒        145

  計 16km    1時間27分50秒    143(最大心拍156,ゴール時)

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なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

 おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢の如し

 猛き者もついには亡びぬ ひとえに風の前の塵に同じ

                 

       

およそ700~800年ほど前に、平家の栄枯盛衰を描いた『平家物語』の冒頭。

高校の古文の授業で暗唱させられて以来のお気に入りで、普段からよく思い

出してる。余りにも有名な文章だけど、蛇足までにちょっとだけ説明しとこう。

   

この物語はもともと様々な形で伝えられたものだという事情もあって、文章自

体に「決定版」(唯一の正しい形)がないし、意味についても人それぞれ微妙

に異なる説明をしている。上に引用したのは私の趣味で選んだヴァージョンだ

けど、ごく自然なもので違和感はないだろう。

    

エッ、どこが『華麗なる一族』だよ!って? まあまあ、焦らずに♪ 「一族」を

平家にたとえてる事くらい分かるでしょ。ただし、後で多少ヒネるけどネ。。

   

さて、表面的に分かりにくい部分は2箇所だけ。まず「祇園精舎」とは、無難な

翻訳をするなら「聖なる場所」。普通の解釈では、お釈迦様が説法したインドの

寺だ。また「沙羅双樹の花」とは、「世のはかなさと美しさを表す花」。普通の解

釈だと、1日で散ってしまうナツツバキの花のこと。インド原産の別の樹木と勘

違いされてるとか、お釈迦様が死んだ時に周りで一斉に花開いたとか言われ

てる。双樹とは二つの樹のことだけど、この解釈も色々あるらしい。

     

結局、諸行無常は聖なる教え、運命的真実のように思われるということだ。

この最後の「のように思われる」という部分はしばしば忘れられてしまうから、

一応注意を促しておく。客観的な真理というよりむしろ主観的な思いなのだ。。

            

         ☆          ☆          ☆

無常=無情な読者が消え去る前に、一旦『華麗』の話に移ろう♪ 最終回、か

なり良かった☆ ほとんどヒネリのない予想通りの展開ってことで、絶賛は出来

ない。血液型については第8話で奇妙なこだわりを見せてたし、大川が死ぬ前

の「医者が血液型を間違えることもある」とか言う変なセリフもあったから、8話

の記事のP.S.で指摘しておいた。また、余りにも早くから鉄平は敬介の子だ

と示し続けてたから、実はやっぱり大介の子だと再逆転するのは予想されたこ

と。鉄平の自殺も、ここまでのドラマの流れと、うっかり知ってしまってた原作の

ラストから分かってた。東洋銀行が富国銀行に吸収されるなんてオチは想定外

だけど、所詮は小さな出来事にすぎない。

    

でも、完成度が高かった。特に感じたのは、贅沢なまでの時間の使い方。これ

脚本(橋本裕志)原作(山崎豊子)の力ではない。演出(福澤克雄)、さら

に限定するなら、映像と音楽(服部隆之)のなせる技であると同時に、主人公・

鉄平を演じた木村拓哉という俳優の持つ力だろう。

     

原作は大介(北大路欣也)が主役だから、鉄平の死は5ページちょっとで終わっ

てるけど、ドラマの最終回90分スペシャルはたっぷり見せつけてくれた。鉄平

が小屋を出て死ぬまでの時間だけで実に約10分! その前の山の時間まで含

めると、恐ろしく贅沢な時間の使い方だ。コタツに置いた阪神特殊製鋼の制服に

スリスリするシーンでは、全国から女性ファンの胸キュンが聞こえて来そうだった

し、両手で首にあてたジェームス・パーディの引き金を引くために右足の靴と靴

下を脱いだあたりは、足フェチのキムタクファンも大喜びだったろう♪(いない?) 

残念ながら私は萌えないどころか意味が分からなくて、終わった後で原作をチェッ

クしてしまった ^^; そうゆう事なら、引き金の所に足の親指が入らなくて焦って

る鉄平なんてのを想像して一人で笑えば良かったかも。。

       

CGはイマイチ趣味じゃないけど、全体的にあそこまで作りこんでくれれば十分だ。

初回に雪山を見た時は、真っ白で険しい雪山と丹波篠山の景色が全然合ってな

いのが引っかかったし、キムタクが寒そうなので「ファスナー閉めろよ!」と突っ

込んだもんだけど、今回は許せた。気合負けしてスゴスゴと引き下がったウリ坊

も、初回はサイや恐竜に見えたもんだけど、今となっては可愛いだけだ。将軍や

肖像画と共に、『華麗』盛り上げトリオとして長く語り継がれるだろう。。

    

鉄平が死んだ後も良かったと思う。大介役の北大路欣也の演技もいつも以上

に上手かったし、原作にない鉄平の遺書もよく出来てた。これは脚本家を褒め

るべきだろう。大介が腕時計をチラッと見た後、製鉄所の煙突から上がる煙を

鉄平の遺影に見せるなんてのも憎い演出だ。操業再開の映像も迫力があって

美しかった。エンドロールだけだと、新日鐵君津製作所なのかJFE条鋼株式会

社なのか分からないけど、どちらにせよ有難いロケーション協力に感謝しよう☆

     

ところで、完成度の高い「最終章 後編 決意の死~未来へ」を見終わった後

に残った思いは2つ。人の世の無常感と、なぜ自殺したのかっていう疑問だ。

改めて考えると、この2つは形式的に矛盾する。変化の承認と、変化への疑問。

今回のレビューは、その辺りからマニアック路線に入って行こう。そこで初めて、

冒頭の平家物語も活きて来るだろう。さあ、ちょっとずつ気合入れてネ♪

         

           ☆          ☆         ☆

無常とは、「常」が「無い」こと。つまり、世の中に同じままの物事など無く、絶え

ず生滅流転してるという事だ。言葉の直接の起源は仏教だと言われてるけど、

発想としては西洋哲学の源流にもある(cf.ヘラクレイトス)。要するに古今東西

ほとんどの人間に共通の思いだろう。

裏返して言うと、道端の石ころは多分そんなこと思ってないはずで、決して唯一

絶対の正しい認識などではないはずだ(cf.パルメニデス)。

      

運命は人間に、様々なものが生まれ滅び変化していくという形で世界を眺めさせ

る。人はそこに、物悲しさや儚さ、切なさを感じると共に、ある種の美しさをも感じ

てしまう。対象となるものが外見的に優れていたり(例えば自殺したキムタク=鉄

平)、巨大なものであったり(例えば合併後に新設された東洋銀行)する場合に

は尚更だ。この両方の性質をもってるのが、夜空を彩る花火。あるいは、『華麗

なる一族』というドラマ全体も、外見的に優れていて巨大なものの一例、「華火」と

でも言うべきものかも知れない。

    

念のために強調しとくと、このドラマは間違っても「最後に悪は滅びる」なんて話

ではない。もちろん表面的には、鉄平という善の象徴を死に追いやった2人の

が滅びて終わってる。阪神銀行による大同銀行吸収合併、東洋銀行設立を

果たした大介は、結局は娘婿の美馬(仲村トオル)永田大蔵大臣(津川雅彦)

によって富国銀行に飲み込まれてしまうことになった。また敬介爺さんの分身or

生き霊とでも言うべき鯉の「将軍」は、鉄平の石投げ攻撃のせいで(?)、かつ

て爺さんがよく立ってた池の橋のたもとで死んでしまった。(バランス装置とモー

ターが壊れてしまったと言うべきか♪)

        

でも、既に善も滅びてるし、ドラマも「春の夜の夢」の如く消滅した。善悪の区分

も「風の前の塵」程度のものだし、そもそも「最後に悪は」と言う時の「最後」なん

てものは世の中にない。時は永遠だ。いずれ富国銀行も消えるし、美馬や永田

も力を失う。将軍どころか、池や邸宅もいずれ滅びる。華麗なる一族も、それを

見て醜悪に感じる視聴者も、突っ込んだり理屈をコネたりするブログも、やがて

消えてしまう。つまり、滅びるのは悪だけではなく全てだ。

       

またその一方で、新たに生じるものも無数にある。鉄平が死ねば、寧子(原田

美枝子)一子(吹石一恵)二子(相武紗季)早苗(長谷川京子)・芙佐子(稲

いずみ)らの目に涙が生じ、銀平(山本耕史)には自責の念が生じる。死亡診

断書からは鉄平の出生に関する新たな理解が生じる。遺書を読んだ大介を中

心にして、万俵家に新たな動きが生じ、相子(鈴木京香)の新しい生活が開ける。

火葬場の煙突からは鉄平の煙が上がり、阪神特殊製鋼の煙突も一之瀬パパ

(平泉成)四々彦(成宮寛貴)らの手によって再び煙を上げ始め、優秀な特殊

鋼が再び生産され始める。妨害が無くなり事故調査も終わった高炉は建設再開

となり、銑鉄供給を始める。。

       

したがって、「最後に悪は滅びる」のではなくて、「絶えず全ては生滅流転する」、

すなわち諸行無常なのだ。見終わった後、一番心に残ったのはその感覚だ。。

自殺、雪景色、風の音、煙、銀行の生存競争といったものがもたらしたのだろ

うけど、個人的なメンタルも影響してるのかも知れない。。

    

           ☆          ☆          ☆

読者の多くが消滅した後で、いよいよ自殺の問題に向かおう♪ ここまでの無

常感についての話を読んで、当たり前の事を何でこんなに長々と書くのかと思っ

た読者もいるだろう。でも、ここまでは単なるウォーミングアップ。私が言いたい

のは、実は逆の事なのだ。

つまり、もし本当に全てが無常すなわち絶えず変化してるのなら、変化を感じる

ことさえできない。矛盾した話のようだけど、人が無常感を味わうためには、実は

常なるもの、変わらないもの、じものが必要なのだ。一方で変化を全般的に承

しつつ、方では化の一部分を疑問視したり否定したりする、これが我々の

宿命なのだ。

                  

例えば、大木のそばで自殺した鉄平と、理想のリーダーとして活躍してた鉄平を、

我々は同じ一人の存在として見る。キャラと呼ぼうが、実体と呼ぼうが錯覚と呼

ぼうが、いずれにせよ「変わらないもの」をそこに見るのだ。つまり我々は、同じ

一人の鉄平が、異なる状態になったと考える。これが、自殺という名の変化、あ

るいは「流転」の実情だ。当たり前の事だけど、よく考えると不思議な認識だ。

そしてさらに、理由は何であれ、この変化をそのままでは納得できない時、人は

また別の「変わらないもの」、「同じもの」を求める。変化全体を通じて、変わるこ

となく適用可能な、「説明」というものだ。例えば、自然の変化を説明する自然法

則なんてものは、変化を通じて「変わらないもの」の代表例である。

      

ここで一旦、ポイントを整理してみよう。人は世の中に、無常、つまり絶え間ない

変化を見て取る。その一方で、変化しないものも色々と要求する。とりわけ納得

できない変化に対しては、説明という名の変わらないものを求めることになる。

だから、なぜ自殺したのか?と説明を求める私も、「でも僕は、なぜ、明日の太

陽を見ないのだろう」とラストで説明を求めた鉄平も、納得してないのだ。より

一般的に言うなら、人は無常感だけでは生きていけないということだ。

          

では先に、そもそもどうして納得できないのかについて考えてみよう。まず鉄平

がなぜ納得できなかったのか。彼は死の直前にコタツで書いた遺書で、次のよ

うに書いていた(文章ではなく、書いてる途中の思いとも考えられる)。

  「夢の実現には困難を伴い、時として夢は人を苦しめる。

   それでも僕は、未来を切り開くことができるのは、

   夢に情熱を注ぐ人間の力だと信じている」

だから自分も、明日の太陽、それ以降の太陽をずっと見続けながら、苦しみの

中で夢に情熱を注ぎ、未来を切り開くべきだ。それなのにこの後すぐ、自ら死を

選ぶのは納得できないという訳だ。

もちろん、「今の僕に何が出来るか、そればかり考えてきた」結果だけど、「自分

勝手で卑怯な方法」だと分かってるし、家族やみんなに対して「すまない」とも十

分思ってる。だからこそ、死ぬのは納得できないのだ。

ちなみに、「明日の太陽を見ない」には「未来の希望を見ようとしない」という意

味も含まれてるだろうけど、ここでは大した違いは生じない。

      

一方、私が納得できない理由はそれ以外にも大きく分けて二つある。一つは、

どうして30代半ばの大人の男がそこまで父の愛に執着するんだろう、という疑

問。母の愛や兄弟愛、早苗や芙佐子や太郎の愛、従業員の愛、三雲の愛、敬

介の愛、将軍の愛。あふれんばかりの愛に包まれて、おまけに才能もあり、生

活にも困ってないし、普通の意味では病人でもない。なのになぜ?って疑問だ。

     

そもそも鉄平が「デスペラード」(絶望的になりつつ必死に切望するならず者=

破れかぶれのばくち打ち)になって、結局ばくちに負けた(爆発事故、倒産、解

雇、父への敗北と絶望、自殺)のも、父の愛に飢えてたからだろう。早苗宛の遺

書にもほのめかされていた。鉄作りや、海外進出、高炉建設なんて夢も、父の

愛の手近な代理物にすぎないのだ。この年でそこまで父の愛だけに固執する

人間なんて、知らないどころか聞いたこともない。まして、現在ならともかく40年

前の日本にそんな人間がいただろうか。そう考えると、ドラマの外部の問題、

まり脚本や原作への疑問も生じるけど、差し当たり置いとくとしよう。

           

もう一つは、夢とか情熱とかより先に、生きること自体が必要だと、どうして分

からないんだろう、という疑問。その点、銀平は奇妙なくらい巧みだ。原作はと

もかく、ドラマの彼は何とも曖昧なキャラになってしまってるけど、最終回を見る

ことで、前回の記事の指摘が正しかったことを再確認した。彼は要するに、自

分の命を守ってるのだ「兄さん殺したのは僕とお父さんです」と言いつつ、後

追い自殺する訳でもなければ、頭を丸めて出家する訳でもない。お父さんの目

が届かない場所で、昔と変わらない批判を繰り返すだけだ。「本当に思い通り

だろうか・・・銀行家の理念を失い、後継者も育たない。いくら大きくなっても、

志を失った銀行の未来は明るくはないですよ」

         

この批判は二つの面で恥ずかしい。内容自体と、あの場で他人事のように口

にする行為自体。お父さんや銀行の将来性にこんな陳腐な批判を浴びせ続

ける暇があったら自分が何とかしろ!と怒鳴りつけたくなる所だ。でも冷静に

考え直してみると、これはサバイバル戦略としてなら間違ってない。自分に本

気で批判的視線を浴びせれば、あまりの情けなさと恥ずかしさで生存不能な

はずだ。アルコールの量が増えるのか、睡眠薬が増えるのかはともかく、遠

い世界に旅立つことになるだろう(銃は彼には無理)。そこで、批判は表面的

には父という他人に向ける。ただしそれも中途半端なものにすぎない。

    

兄への愛、父への批判、自己への反省、アルコールや睡眠薬の量、全てを

途半端にしたまま、それでも生き続ける銀平は、生物として鉄平より優秀と言

えるかも知れない。つまり鉄平に欠けてるものは、命への執着なのだ。それさ

えあれば、銃をかついで雪山に行く代わりに、ひとまずどこかで静養して心身

を休めるくらいの事は思いつくだろう。あるいは、かかりつけの医者とかに相

談する程度の事はするだろう。不幸にもこの時代にはまだ優れた向精神薬が

無いにせよ、笑顔で優しく応対してくれる医者と軽く言葉を交わすだけでも、ず

いぶん気が晴れただろう。言葉と笑顔には命を吹き込む力があるのだから。

             

では最後に、なぜ自殺したのか、なぜ明日の太陽を見ないのかという疑問に

対する説明を試みよう。それは、正しい説明である必要はない。私自身があ

る程度納得できれば、腑に落ちればいいだけのことだ。理想のリーダー鉄平

から卑怯な道を選ぶ鉄平への連続的変化を通じて、変わらずに存在する事

柄を見出すのが手がかりとなる。

    

すぐに思いつくのは、父・大介への過剰な愛、とりわけ甘えだ。僕を愛してくだ

さいという甘えた愛。けれども、これ自体がそもそも納得できないものだと既に

書いておいた。また、挫折した父への愛=甘えを新たに他のものへと転化で

きれば、あるいは捨てられれば、自殺する必要などない。だから、父への過剰

な愛とは別の説明が望まれる。父への愛よりも自然で、しかもその過剰な愛の

持続をも説明できるものであるべきだろう。

      

それはやはり、過剰な自己愛だ。前回、鉄平が一番大切に守ろうとしてるのは

プライドと淋しい心だと書いたけど、自己愛という言葉でまとめ直そう。理想主

義的で、大部分が無意識的な自己愛。ここにプライドも含まれるし、ここから父

への甘えも導かれる。ドラマ全体とも、これまでのウチの記事とも整合的だ。

     

自己愛とは自分を愛する気持ちだから、子供から大人まで老若男女を問わず

誰でも持っている自然なもの。ただし鉄平の場合、それが巨大で、しかも理想

主義的な方向に偏ってるのだ。

最終回の冒頭で歌われてた『上を向いて歩こう』が象徴しているように、鉄平

はずっと上を向いて歩いてきた。それは、自分の愛する人にもっと魅力的に

なって欲しいという、ごく普通の思いによるものだ。典型的なナルシスト鉄平の

場合、愛する人とは自分自身で、その思いも強い。だから、自分を強烈に向

上させて、より魅力的にしてきたのだし、それに連れてプライドも巨大化する。

巨大で理想主義的な自己愛とはこうゆうことだ。ただし、大部分が無意識的だ

から、自分で判らないし、どうする事もできない。意識レベルで、自分に納得い

かないということにもなる。

    

ところで、たった一人だけ鉄平の自己愛を傷つける人物がごく身近にいた。

それが父・大介だ。全く偶然的な出来事(父・敬介による妻・寧子の強姦)の

ために、大介だけは自分を評価してくれない。愛してくれないほとんど唯一の

人物だからこそ、鉄平は大介をふり向かせたいのだ。つまり、彼は父に固執

してるのではなくて、完全な存在としての自分に固執してるのだ。

     

ところが、もはや父は自分を愛してくれないことが決定的となった。もはや自分

は完全な存在にはなれない。だから自分を殺すのだ。不完全という現実を突き

つけられた自分はもう愛せない。むしろ、完全という理想を目指していた自分

の方が愛すべき存在だ。その典型こそ、山の樹の下にいた自分なのだ。祖父

や三雲(柳葉敏郎)と共に、理想を追い求めていた自分、まだ父に愛される可

能性があった自分、上を向いて歩いてた自分。

理想的な自分へと戻って、そこで固定すること。それこそが、自殺なのだ。。

    

最後に、記事全体をまとめてみよう。人は昔から、世の中に無常を感じてきた。

絶えず全ては変化する、生滅流転するという実感だ。最終回を見終わった後、

あらためてその無常感に浸ることになった。

でも、その一方で、人は無常感だけでは生きていけない。変化する世の中で、

変化しないものを必然的に要求するのだ。例えば、そのままでは納得できない

変化に対しては、変化の前後を通じて変わらない説明をあてはめて、それで納

得しようとするわけだ。

ところで、鉄平の自殺という変化はそのままでは納得できない。自殺の前から

その瞬間まで、あるいはドラマの初回から最終回まで変わらなかったのは何だ

ろう。それは、巨大で理想主義的な自己愛だ。完全を目指していた自己愛が現

実的に挫折した時、最も理想的だった自分へと戻って、そこで固定しようとする。

それが、山の樹の下での自殺だ。ただし、自己愛の大部分が無意識的だったた

めに、最後のコタツでいくら考えても、なぜ死ぬのか自分で判らなかったのだ。

     

 「でも僕は、なぜ、明日の太陽を見ないのだろう」

 「それは、明日が雨だと知った君が、快晴だった昨日の太陽を見てるからだろ。

  でも、天気予報ははずれることもあるし、曇もまたいいもんだよ。

  君が最後の瞬間に、雲の切れ目に見た太陽も、眩しかっただろ?♪」

    

          ☆         ☆          ☆

終わった。。まだ完全じゃないけど、現実主義者としてはこの辺で妥協しとこう。

荒川マラソン完走より遥かにキツかったな。これだけのパワーを注いだのは、

去年の正月の『生きる場所を求めて~野ブタ再考』以来のことだ。

でも、こうして超マニアックなブログ記事という形で、無常感に僅かな抵抗を見

せても、この抵抗自体が所詮は蜃気楼のようなものかも知れない。

まさしく、春の夜の夢の如し。ただし、刺激的な夢だった。長すぎるけどネ♪

     

全員に愛されるどころか、ほとんど誰にも愛されなくても、少なくとも私自身は、

この記事を書いた私を愛してる。これこそ自己愛であり、プライドというものだ。

  でも僕は、理由を問わず、明日の太陽を見る。

  たとえ、それが雲に隠れていたとしても。。

    

ではまた、どこかで会えることを星に願いつつ。。。☆彡

     

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.原作は大介が主人公だから、結末は大介と寧子と相子3人による、

    寂しくて華麗でない食事風景だ。まさに、無常感漂う情景。もうドラマ

    が終わったから、ネタバレにもならないでしょ。

     

P.S.2 銀平もナルシストだけど、彼の場合は鉄平と違って現実主義的な自

      己愛だ。外的現実を重視した上で、現実の自分を愛してるのだ。自

      己保存本能なんて精神分析用語を使いたくなるところだけど、本能

      かどうかは分からない。フロイトもその辺りの態度は慎重だった。

   

P.S.3 今回、イーグルスの『デスペラード』が流れたのは、葬列の車から降

      りて遺影に煙を見せる辺り。デスペラード鉄平の博打での敗北と絶

      望、そこに向けられる人々の愛、別の意味での勝利(操業再開、高

      炉完成、志の継承)を、美しくも切ない曲で表現していた。

      もちろん、デスペラード大介の勝利(銀行合併)と敗北(実の息子の

      喪失)や、デスペラード2人に対する周囲の思いも含めて、すべてを

      優しく包みこんでいた。。

    

P.S.3 前回デスペラード仲間に加わった銭高(西村雅彦)は、普通の意味

      では、結局ばくちに負けたことになる。予想通り(?)、最終回では

      敗北後の銭高については触れてなかった。

   

P.S.4 鉄平の手紙と「遺言」=最後の言葉については、昨日の資料記事

      で全文掲載しておいた。マニアックな方は、ご参照あれ♪

   

P.S.5 『デスペラード』の少し後に発表されてる、中島みゆき『世情』は、

      今でもあちこちで耳にする古典的名曲で、本人の意図とは別に、

      『華麗』やこの記事とも関連してると思う。ちょっと暗いけどネ♪

      歌詞の冒頭を参考までに。

    

      世の中はいつも変わっているから 頑固者だけが悲しい思いをする

      変わらないものを何かに喩えて その度崩れちゃそいつのせいにする

   

P.S.6 このドラマも、ストーリー的には続編を作りやすいと思う。ただ、視聴

      率と制作費を考えるとコストパフォーマンスが低すぎて無理だろうな。

      スペシャル版なら何とかなるかも知れないけど、キムタクをどう扱うか

      が難しい所。敬介の役で出演させたらコメディだしネ♪

   

P.S.7 視聴率、関東30.4、関西39.3! ギョエッ、凄い数字だな♪

      関西は、地元ってことか。いずれにせよ、恐るべし、キムタク人気。。

    

P.S.8 記事本文で引用した「夢の実現には・・・」とかいう鉄平の「遺言」は、

      公式サイトのメイキング・オブの写真によると、便箋に書かれてた。

      ただ、それが早苗宛の手紙のラストなのか、それとは別に書かれた

      遺書なのかまでは分からない。ドラマでも、手紙とはハッキリ区別し

      て読んでたので、さしあたり別物としとく方が無難だろう。。

        

P.S.9 ちゃぶ台ひっくり返しで有名な辛口ブログ『アンナdiary』の情報による

      と、「でも僕はなぜ明日の太陽を見ないのだろう」という台詞は、遺書or

      手紙にない言葉をキムタクの希望で最後に付け加えたものらしい。そ

      のくらい、キムタク自身が全く納得いかない死だったということだし、そ

      んな事が可能なくらいキムタクは大物だということでもある。

      なお、情報源は、東京FM『木村拓哉のWHAT’S UP SMAP』3月

      23日の放送。遺書or手紙にその一文だけ書かれてないことについて

      は、公式サイトのメイキング・オブの写真で確認できた。

      キムタクの考えについてはほとんど知らないのでファンにお任せする♪

       

          ☆          ☆          ☆

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

                

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

    

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  鉄の悲劇から、犬の感動物語へ~『南極大陸』第1話

  映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、軽~い感想♪

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『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

現在、最終回記事を7割ほど書いた所。苦戦してるので、残り3割にどのくらい

時間がかかるか分からない。でもウチは一応、公開以来1年半、毎日更新を

継続中なので、この辺で一本、21日付けの記事が欲しい。

      

そこで、単なる参考資料として、鉄平(木村拓哉)がジェームス・パーディーで自

殺する前に小屋で残した手紙と「遺言」の全文を提供しよう。遺言というのは、

トで早苗(長谷川京子)宛の手紙を書いてる時にキムタクが語ってた最後

言葉のこと。手紙の一部分とも取れるけど確信が持てないので、一応「遺言」

=最後の言葉として別扱いしておく。

              

どちらも山崎豊子の原作にはないもので、ドラマのオリジナルだ。多分、脚本

家の橋本裕志が書いたものだろう。そもそも原作は大介が主人公だから、結

末は大介と寧子(原田美枝子)相子(鈴木京香)3人による、寂しくて華麗で

ない食事風景だ。もうドラマは終わったから、ネタバレにもならないだろう。

            

なお、よその記事とか全く見てないので、聞き間違いがあるかも知れない。手

紙の点や改行などについては、画面に映った映像も一時停止して参照した。

早苗が庭で読むシーンと、大介(北大路欣也)が霊安室で読むシーンの2つだ。

           

ま、ハッキリ言って手抜き記事だけど、これだけでも時間はかかってるし、最終

回の記事には膨大なパワーを注いでるので、ギリギリOKでしょ♪ 案外こうゆ

う地味な情報記事がコツコツとロングセラーになったりするするしネ☆

エッ、訳の分かんない記事よりこっちの方が全然いいって? あっ、そう♪

       

              

          ☆          ☆          ☆

   早苗への手紙

    早苗へ  

   僕は今、丹波の山の中にいる。

   この山は祖父と何度も猟に来て、鉄作りの夢を語り合い、

   三雲さんとも高炉建設を誓い合った、思い出の山だ。

   僕の思いが父に届かないと判ってから、僕は、今の僕に

   何が出来るのか、そればかり考えてきた。

    早苗、すまない。結局僕は、自分勝手で卑怯な方法を

   選ぶ。本当に申し訳ない。

    思えば、僕の人生の中心にはいつも父がいた。僕はずっと、

   ただ父に愛されたいと願い、父に褒めてもらいたくて、人一倍

   勉強もし、仕事にも打ち込んで来た。

   もしかすると、鉄作りに熱中して、必死で夢を追いかけたのも、

   その満たされない思いを埋めるためだったのかも知れない。

   高炉建設と、海外進出を果たせば、今度こそ父に認めてもら

   えるかも知れないという淡い期待は、いつも胸に忍ばせていた。

   もしかすると、父もまた、僕が生まれたせいで出来た心の傷を

   埋めるために、合併という大きな野望を抱いたのかも知れない。

    すべての不幸は、僕がこの世に存在したことが原因だ。

   僕の存在が万俵家の家族や、それに関わる周囲の人々を苦し

   めて来たかと思うと、本当に辛い。本来、僕は生まれて来ては

   いけない人間だったんだ。

   なのに、母は僕を産んでくれた。感謝の思いで一杯だ。

   おかげで素晴らしい夢を見る事ができた。夢を追ったこの2年は

   僕の誇りだ。支えてくれたすべての人に、心から感謝する。そして、

   迷惑をかけたすべての人に、心から詫びる。

    これを機に、父にも母にも、もう楽になって欲しい。

   僕の死をもって、万俵家の忌まわしい事すべてが終わりを告げる

   と信じている。そして、僕の工場と万俵家の家族を、幸せに導いて

   くださるよう、思いを父に託して。

    憎みあっていても、血はつながっていなくても僕の父親は、万俵

   大介だった。せめて一度でも、お父さんに微笑みかけて欲しかった。

     

              

          ☆          ☆          ☆

   「遺言」=最後の言葉 

  人間はちっぽけな存在だ

  自分を強く見せようとして 背伸びしては傷つき

  その傷口を自分自身で広げてしまう 愚かで弱い生き物だ

  だからこそ人間は 夢を見るのかも知れない

  夢の実現には困難を伴い 時として 夢は人を苦しめる

  それでも僕は 未来を切り開くことができるのは

  夢に情熱を注ぐ人間の力だと 信じている

  しかし 志を忘れた時 栄光はすぐに 終わりへ向かうだろう

         

  でも僕は なぜ 明日の太陽を見ないのだろう

        

       

          ☆          ☆          ☆

P.S.公式サイトのメイキング・オブの写真によると、上の「遺言」は便箋に書

    かれていた。ただ、それが早苗宛の手紙のラストなのか、それとは別に

    書かれた遺書なのかまでは分からない。ドラマでも、上の2つの文章は

    ハッキリ分けて読まれてたので、さしあたり別物としとく方が無難だろう。。

   

P.S.2 ちゃぶ台ひっくり返しで有名な辛口ブログ『アンナdiary』の情報による

      と、「でも僕はなぜ明日の太陽を見ないのだろう」という台詞は、遺書or

      手紙にない言葉をキムタクの希望で最後に付け加えたものらしい。そ

      のくらい、キムタク自身が全く納得いかない死だったということだし、そ

      んな事が可能なくらいキムタクは大物だということでもある。

                 

      なお、情報源は、東京FM『木村拓哉のWHAT’S UP SMAP』3月

      23日の放送。遺書or手紙にその一文だけ書かれてないことについて

      は、公式サイトのメイキング・オブの写真で確認できた。

      そこで、「でも僕はなぜ・・・」の一文は、直前までの文章とは一行空け

      て掲載することにした。

        

                 

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

             

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

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『華麗なる一族』最終回記事の準備は大変・・

最終回放映から既に2日。荒川マラソン関連で時間を取られたとはいえ、そろ

そろ記事をアップしたいんだけど、まだ準備段階。もともと普段から相当な時間

と労力を費やして書いてるのに加えて、今回はラストだから、慎重に作業を進

めてる。単なる感想記事ではなくてレビューという名に値するものを書くために

は、当然の事だろう。ま、人それぞれだけどネ♪

   

マニアックな方向けに、どうゆう事をやってるのか紹介してみよう。

まず、最終回は2回見て、きっちりメモを取る。重要な出来事や会話、映像、

音楽は全てチェックしてある。ここまではいつもやってる事だけど、さらに今ま

で書いた全てのドラマ単独記事を再読。そのうえ、各回ごとに作ってる詳細な

メモを全てチェックしてる。気になる部分については原作もチェック。

これが今の状況で、その後でようやく最終回の記事の下書きに入って、実際

に管理画面で完成させるわけだ。

       

こんな事やってりゃ、アップが遅くなるのは当然でしょ?

と言うわけで、もうしばらく時間がかかるので、悪しからずご了承を♪☆彡

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強風の荒川マラソン、保守的に完走♪

終わった~。。ランニングシーズンの最後を飾る大イベント、東京・荒川市民マラ

ソン in ITABASHIが昨日終了。ホッとしたような淋しいような、ビミョーな心境だ。

07ara15  身体中に疲れと筋肉痛が残ってるし、寝不

  足だけど、精神的にはすぐにでもガンガン

  走りたい感じ。メンタル・コンディションはか

  なりイイ♪ 左は今年の公式プログラム。

  10th Anniversary(第10回記念)という

  ことで、旗を持ったランナーの絵が描か

れてる。

           

ただ、全体的にはいつもと同じ感じっていうか、いつもより人が少ない気がした。

今年も約15000人(女子が約2300人、15%)がフルマラソン部門にエント

リーしてるんだけど、朝の荒川土手の行列が閑散としてたし見物人も少なかっ

たと思う。東京マラソンに人気を奪われたのか、天気のせいか。。

       

さて、その天気が今年も重要なポイントだった。昨日の記事に書いたように、去

年ほどじゃないにしても、強い北風が吹く予報。快晴だけど気温も低めだ。服装

に迷って、結局現地で決めることに。6時20分起床、7時10分出発の予定が、

何だかんだで7時25分出発。今年も余裕なし、成長なし。朝はトースト1枚半と

牛乳。少ないのでチョコパイをデイパックに入れといたけど、結局食べなかった。

     

いきなり最寄駅で、線路に人が倒れてて電車がストップ。ヒヤッとしたけど、ロス

07ara03_1  タイムはほとんど無しで

  助かった。電車内は毎

  年座れるので寝ようと

  思ってたのに、メールで

  遊んでしまった。恒例の

  ほっとレモンを飲みつつ、

仲間の「4人の子持ち」さんのテントの位置を聞いたり、みぃちゃんの不参加

07ara05  テントの位置を聞いたり、みぃちゃ

  んの不参加を確認したり。浮間舟

  渡駅到着は8時15分頃。いつも

  メチャ混みなのに、すんなり出れ

  て拍子抜け。たまたまシャトルバ

  スが続けて出た直後だっ

07ara04  たからか、会場に向かう人の

  列もまばらで淋しいほど。2枚

  目、ゴール地点付近をコース

  側から取った写真の黄色い2

  本の柱がゴール。その奥に移

  動式大型スクリーンと、

07ara06  荒川名物のアーチが見える。3枚

  目がそのアーチで、去年の帰りに

  は強風で撤去されてたけど、今年

  は最後まで頑張ってた。4枚目は

  全景。中央奥に小さく、ステー

ジと大型モニターが見える。5枚目はゴールを反対側から写したもの。黒っぽ

い服装の係員が並んでるのが分かるだろう。彼らは、私みたいにゴール後に

倒れこむ人をケアしてくれる。去年はわりと無愛想な人だったけど、今年は優

しく「大丈夫ですか?」と声をかけてもらった。欲を言えば、女のコのスタッフ

の方がいいかも♪

         

さて、問題の天気と服装。快晴なのに、スタート地点は冷たい風が吹き付けて、

周囲にも「寒い!」という声があふれてる。気温は去年より5度くらい低い予報。

受付の後、迷った末に、上はTシャツ、長袖シャツ、アップの3枚にして、アップ

のファスナーと手袋で温度調節することに決定。ちなみに、この直後にスタート

地点の風は治まった。前日のピンポイント予報は正確だった。(コース全体で

の強風の影響については、末尾にもリンクを張ってある、去年の統計的分析記

を参照)

   

07ara10  急いで記録計測用のRCチップを靴ヒモに装

  着。焦ってると面倒で、黒い円盤型のチップを

  「必ず縦向きに装着」するんだけど、横向きに

  付けた人もいるはずだ。多分大丈夫なんだろ

  うけどネ。チップ以上に面倒なのは、ゼッケン

  2枚の取り付け。手が冷えてるし焦ってるし、

07ara07  安全ピンは小さいし、イラつく作業だ。

  今年はファスナーの開閉ができるよう

  に、アップの前には低めに取り付けた。

  左は荷物置き場。入り口と出口で係員

  がチェック、ゼッケンの末尾番号別

に分かれたテントごとにも係員がいて、かなり安心だ。青梅マラソンにも見

習って欲しいもの。

           

案内パンフ、給水所、記録証とか見ても、荒川マラソンはホントにしっかりした

大会だ♪ 東京マラソンに吸収されることのないよう祈りたい。逆に「小が大を

食う合併」を狙うとかネ。そりゃ、『華麗なる一族』か。。♪

        

             

去年は10分くらい遅刻してスタートしたけど、今年はほぼ間に合った。ただし、

仲間には会えず。スタート地点通過は約2分半遅れ。申し込みの時点ではかな

り上を狙ってたので、ゼッケン番号が小さくて、行列のかなり前からのスタート。

おかげで例年のように前をふさがれて「どいてくれぇ!」って感じは全くないどこ

ろか、実力が全然伴ってないから抜かれる方が多い。毎度おなじみ、スタート

直後の「あと42kmだぞ!♪」って声援には笑ってしまった。

     

それはともかく、参ったのは暑さ。強風は弱い追い風に変わり、太陽が照り付

けて気温は上昇。もともと汗かきなのに、上に3枚も着てるので、わずか5km

で汗ビッショリ。ファスナー上部を開けて手袋をはずしたものの、やっぱり暑い。

心配だった左脚上部前側の痛みも残ってて、ペースは中の下って感じでイマイ

チ。ただ、去年ほどの絶不調ではなくて、心拍はかなり高いけど呼吸は静か。

そのまま19kmまで行った後、スポーツドリンク「SAVAS」で最初の給水。いつ

もより早めなんだけど、もっと早くても良かったかも。

    

この辺りから、意識的にペースを落として復路に備える。先日の32.2km走と

同じパターンで予定通り。去年はホントに地獄で何度も歩きそうになったし、今

年の方が実力的には遥か下。慎重になるのは当然だろう。そもそもブログで「歩

いたら完走とは認めない」とか宣言しちゃってるしネ。同じようなスピードで走り

続ける「イーブンペース」ってのは、高校陸上部時代も苦手だった。

    

折り返しのタイムは予定通り。ただ、ここからの落ち込みは「想定内の悪い方」。

ホリエモンの実刑判決みたいな想定外ではなかったけどネ。。河川敷から一度

土手に上がって強風をモロに受けた瞬間にストライド(歩幅)がガクッと縮まって、

ピッチ(歩数)を保ってもペースはガタ落ち。冷たい北風が強くて、やっぱり上に

3枚着てて良かったなと思う。体温調節が苦手、汗かき、冷え性だから仕方ない。

    

その後、スローペースを一定のままキープ。ほぼ5kmおきにあるスポーツドリ

ンクで毎回給水、単なる水とか食べ物は無視。そして遂に、35.4kmの荒川

名物、シャーベット・ステーションに到着。ここだけは歩きながら、むさぼり食う。

止まるのは時間ロスだし、走りながらじゃ食べれない。もちろん、荒川でシャー

ベットを食べないなんていうのは論外だ♪ ちなみに、ここではかなりの人が芝

生に入って一休みしてた。これを楽しみにここまで頑張って来たんだろうな。。

    

残り7km弱もヨタヨタしながら、一定のスローペースを維持。過去3回は放物線

を描いて急激にペースダウンしてたけど、今回は中間で一気にペースダウンし

て、そのままキープ。良し悪しは微妙だけど、いい経験にはなった。少なくとも、

それほど歩きたくならなかったし、痙攣が来そうな感触も少なめで、キツイけど

安定してたと思う。心拍は、前半の約165に対して後半は約160。適度だろう。

    

当然、一番気になるのはタイムだけど、予定タイムの下限を目標にして、1km

ごとのラップタイムを刻んでいく。結局、狙い通りのタイム、「想定内の悪い方」

でゴール。ラストスパートだけは、友人Hの写メを意識しつつ、キレイに出来た。

ゴール後すぐにふくらはぎが痙攣して座り込んだけど、去年みたいに寝込むこと

07ara09  はない。ヨタヨタしながら黄色いアーチをくぐっ

  て、SAVASとミネテルウォーター「あらかわ

  水紀行」を1本ずつご褒美にもらい、チップを

  返却して荷物置き場へ。貴重品は無事だった♪ 

    

  芝生の上でノロノロ着替えながら携帯を見ると、

07ara01  意外なことに、昔職場にいた女のコK・Yから、

  応援に来たってメールが来てる。たまたま話

  を聞いて、近くだしヒマだったから遊びに来て

  ひなたぼっこしてるらしい。すぐ返信。Hにも

07ara02  ゴールを連絡。その後は、3人で屋台の前でしば

  らくお喋り。既に酔っ払ってるHが余計な事まで

  喋りまくるのには参ったけど、毎年来てくれる旧

  友だから笑って受け流すだけ。

      

自分の写真をアップするのは、去年夏の乗鞍のレース以来かな。風で髪が

飛ばされてるだけで、別にハゲてるわけではないので念のため。額の広さも

子供の頃からで、前頭葉が発達してるのだ♪ 短髪でチョビ髭をはやしたH

は、人相は悪いし、今回は遅刻して結局写メを取ってなかったけど、すごくイ

イ奴だ。才能豊かだし面白くて、中学・高校時代は学年の一番人気だった☆

           

07ara14  とホメたのは、屋台でも、この後のファ

  ミレスでもHがおごってくれたからだ♪

  K・Yと別れた後、赤羽駅そばの店に

  入って、途中から嫁さんとカワイイ娘さ

  んも交えて、夕方5時半まで騒いだ。

腹がかなり減ってたけど胃が弱ってるから、食事は普通の量で酒もなし。そ

の代わりドリンクバーで水分補給しまくり。早朝から夜までに摂取した水分は、

07ara13  推定で4リットル以上。その間、トイレは

  1回だけで、いかに汗をかいたかが分

  かる。左の汚い写メは、下に着てたアッ

  プのポケット辺り。白いまだら模様は、

  汗が乾いた跡。文字通り「汗の結晶」だ。

  

  記念品のTシャツは、表は「何じゃ、こりゃ!」っ  

07ara11  て感じの地味なロゴだけど、背中は公式プログ

  ラムと同じでまずまず♪ 早速、公園で見せび

  らかして冷たい視線を浴びるとしよう。

         

           

07ara12  最後に振り返ると、今シーズンのランニングは

  不運も重なってかなり悲惨。走力はガタ落ちだ

  けど、それほど気にはしてない。運動量が減っ

  ただけでしょ、また増やせばいいじゃん、って

  感じだ。

          

青梅マラソンも荒川マラソンも、タイムは悪いけど、最低限のレベルを保守的

に上手くキープしたなって印象。別に「枯れた」わけでもなく、冒頭に書いたよ

うに、やる気満々、戦闘意欲十分だ☆ なお、タイムは普段の公開データか

らご想像あれ♪

      

今後は6月末の美ヶ原、8月末の乗鞍っていう2大ヒルクライムを目指した自転

車シーズンに入るけど、ひょっとしたらその前にハーフマラソンに出るかも知れ

ない。距離的に気楽だし、フルマラソンより遥かに飛ばせるから快感だ♪ もち

ろん次の東京マラソンには、締切り前にちゃんと申し込むつもり!

いずれにせよ、春以降もますますRUN&BIKEに打ち込む予定。よろしくネ☆

      

             

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    

P.S 先日のウチの記事でも扱った、ナイキのフルマラソン・バージンを捨てよ

うキャンペーン。荒川でも派手に宣伝してたけど、Tシャツは「I AM NOT A 

VIRGIN」ヴァージョンを1枚見かけただけだった。ケツメイシの大蔵は、まだ

「RUN42BLOG」を更新してないけど、無事バージンを捨てられたのかな。。

         

P.S.2 荒川に人が少なかったのは、「2007湘南国際マラソン」のせいかも

      知れない。初回ってことで、ゲストも豪華だもんネ。高橋尚子、千葉

      ちゃんこと千葉真子、間寛平、増田明美夫婦。。

    

P.S.3 仲間のMさんやT・Mさんも結局見つけられなかった。一目で分かる

      特徴的なお二人なのになぁ。。

     

             

cf.絶不調&強風、荒川まさかの大敗(06年)

  荒川の強風の影響は何分か~統計的分析(06年)

  荒川市民マラソン(05年)    

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無内容なおしゃべりを少々♪

いやぁ、良かったなぁ! 最終回に感動したわ♪ 『モノコト進化論』のネ☆^^

あっ、地方によっては番組が違うのかな? 22時25分スタートの番組。って言う

か、引っ張り過ぎだよな。こうゆう下らない事しゃべるの、大好きなもんで・・♪

特に眠い時、ペラペラ喋りたくなるんだよな。。

    

今日は早起きして荒川マラソン。帰宅が夜。疲れたし眠いから、マトモな記事の

アップはお休み。昨日2本書いてるから1本を今日付けに変更させて頂いた。

最終回の記事はちょっと遅れそう。タイトルは、

   海外旅行から宇宙旅行へ~『モノコト進化論』最終回

しつこい? あっ、そう♪

    

P.S.ココログさん、アクセス解析が止まってるんだけど、お知らせくらいしてネ!

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『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

1ヶ月サボッた分を取り戻そうと、連日のアップ。まだ第7話で、ドラマより大幅に

遅れてるからネタバレに注意する必要なんかもうない。そもそも、既に予告編や

予告CMで結末がかなり見えちゃってる状況だ。けれども、一応これまでの流れ

を引き継いで、ドラマの第7話までに出てない事はあえて書かないようにする。

要するに、統一性とか美学の問題だ♪

              

          ☆          ☆          ☆

さて、第7話と対応する山崎豊子原作の箇所は、非常に大雑把に言って、中巻

p.580~下巻p.34。突貫工事開始後から、爆発後の事故処理委員会の前

までで、原作では僅か87ページ。他の回の対応箇所と比べてやたら短いのは、

ドラマが独自路線を突っ走ってるために、原作との対応付けができないからだ。

その点も含めて、原作がドラマと違う部分を箇条書きしてみよう。

    

①前回も書いたように、沖仲士(船舶作業員)・荒武玄(六平直政)はドラマの

 創作。理想のリーダー・鉄平(木村拓哉)の引き立て役で、原作にはない。た

 だし一応原作にも、爆発事故で死んで鉄平の弔問を受けた人物がいる。阪

 神特殊鋼(ドラマでは阪神特殊製鋼)の高炉建設の現場担当工長だった多

 田増太だ。その場で鉄平と一之瀬パパ(平泉成)は、遺族の露骨に冷たい

 仕打ちを浴びている。

 もちろんドラマでは、鉄平にとってネガティブなそうゆうシーンは抑えてあった。

    

②爆発事故直後、鉄平と一之瀬は、原因に関して現場監督を強い調子で問

 いただしてる。これは当然のことで、ウチの第9話のドラマ単独記事でも、

 建設業者や作業員が責任を問われてないのはおかしいと指摘しておいた。

 ドラマは徹底して、こうゆうネガティブなシーンを排除し、キムタク=鉄平を

 神格化してるのだ。

     

③少なくとも原作のこの辺りには、大介(北大路欣也)と鉄平が真正面から対

 立するシーンは見当たらない。むしろ、大介が鉄平を文字通り「子ども扱い」

 してる感がある。

  

 一方ドラマでは、大介 vs 鉄平&敬介という構図を最初から極端なまでに強

 調している。それは、現実主義 vs 理想主義という中立的な対立を超えて、

 悪 vs 善、愚者 vs 賢者、凡人 vs 天才、冷酷 vs 温和という形で、常に鉄平

 の方を上として扱う姿勢だ。さんざん持ち上げて最後にズドンと落とすことで、

 悲劇的効果を高めよう、というテクニカルな配慮もあるだろう。でもそれ以上

 に、中心的スタッフの価値観が色濃く反映してると思われる。

      

 ちなみに私は、最初から示唆してるように、たとえドラマだけを見るとしても、

 鉄平が大介より上だとは思わない。実力だけでなく、人間的な哀しさという面

 でも、むしろ大介の方が上だろう。。

         

万樹子(山田優)の流産の話は、原作では第6話対応箇所に出ていた。こ

 の問題に関しては、ドラマは銀平(山本耕史)を冷たい悪者にしていたけど、

 原作では万樹子が銀平を油断させて(or 騙して)無理やり子供を作ったこと

 になっている。流産の直接の原因も、万樹子の酒と夜遊びだ。これを「どっち

 もどっち」と表現すると女性が怒るかも知れないけど、万樹子にも2割くらい

 は非があるだろう。

      

 流産を知った大介は、遠い将来の万俵家の後継者となるべき「銀平の子供」

 を失ったことで落胆するが、ドラマのように激怒はしない。それどころか、落

 胆は一瞬の事で、すぐに銀行再編の話に思いをめぐらせ始めている。

              

銀平はこの辺りで、阪神銀行の「小が大を食う合併」計画をまだ知らない。

 極秘のプロジェクトだから、たとえ家族といえども下っ端の貸付課長の銀平

 が後回しになるのは自然なことだ。他にも全般的に、銀平の扱いは小さい。

 ドラマでは、色々と知ってる銀平が、尊敬してるし打ち解けてる鉄平になぜ

 かチクらないので、非常に不自然な流れになっていた。

    

二子(相武紗季)は、鉄平のために閨閥結婚を引き受けるどころか、逆に

 自分から四々彦(成宮寛貴)の胸にもたれかかって、再びプロポーズっぽい

 言葉を口にする。ところが、四々彦は高炉建設の事で頭が一杯なので、な

 かなか話に乗ってこない。二子が閨閥結婚を嫌がるのは、銀平と閨閥結婚

 した万樹子の悲しい流産を知ったからでもある。

   

⑦鉄平はつる乃家で芙佐子(稲森いずみ)を抱こうとして、強くこばまれてし

 まい、ますます自分の出生に対する疑問を強める。芙佐子が祖父・敬介の

 子だということは既に知ってるが、自分もそうじゃないのかという疑問。二人

 の険悪な会話を引用してみよう。

     

   「あなたと私は血の繋がった叔母と甥なのよ、おそろしい・・・・・・」

   「ほんとに叔母と甥なのかい、もしかしてもっと血が濃いので、それ

    であんたはそんなに怯えているんじゃないのか」

   「何ということを・・・・・・、そんなことありようはずがないって、前にも

    云ったじゃありませんか、離して!」

     

 もちろんドラマでは、険悪どころか、男と女のしみじみと味わい深い、ふれ合

 いのシーンになっていた。女将(多岐川裕美)が死んで、芙佐子がその手紙

 を鉄平の家に持ってきたのだ。

   

綿貫(笑福亭鶴瓶)は、大介に上手くそそのかされたという形になっている。

 ドラマでは、もっと本人自体を悪っぽく描いていた。

   

美馬(仲村トオル)相子(鈴木京香)が、地味な動きを続けながら妖しい雰

 囲気をかもし出してる点は、ドラマと同じ。ただし相子はドラマほど嫌味じゃ

 ない。

      

⑩ベアリング社がキャンセルした注文が復活するなんて不自然な話はない。

 また「公家の女の肌はマシュマロのように柔らかい」なんていう、寧子(原田

 美枝子)に対する欲望むき出しの敬介のセリフも、この辺りには見当たらな

 い。

       

          ☆          ☆          ☆

フーッ、あと3話か。。時間が許せば、また今度。。♪

  

              

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

           

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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明日の荒川マラソン、北風に注意☆

RUN4.5km+Walk0.5km,30分09秒,平均心拍132

いい天気だなぁ♪ こんな日にのんびり歩いたり走ったりするのは、ホントに

気持ちがいい☆ ただし、脚が痛くなければネ。。

   

一昨日グキッとやった右脚付け根前側と、悪化させた左脚付け根前側。右は

ほぼ治ったようだけど、左はまだまだ。ギシギシするので、歩く時にも気を使う

ほどだ。それでも、一昨日のひどいイメージのまま本番に向かいたくはないの

で、ほんの少しだけ足慣らしをすることに決定。今日もまずはウォーキングか

ら入って、少し身体が温まった所でジョギングに移行。本来のマフェトン式トレー

ニングに近い形になってる。ただし、心拍数のコントロールまではせず、チラチ

ラとたまに確認する程度。

    

天気がいいし、疲れもほとんどないから、ホントは飛ばしたいのに、脚が変だ

からひたすらガマン。近所の公園2周目だけ、1km5分を切るペースで走っ

て、その後は、またトロトロと帰宅。最後まで左脚の違和感は消えなかった。

こんなんで明日、42.195kmのレースなんて出来るのかね。すごく不安。

これから17時間ほどの回復に期待するしかないな。。

    

個人的な話はともかく、みんなの関心事は天気だろう。晴れなのは以前から

分かってるものの、問題は風と気温。去年の前日の記事は「明日の荒川、

強敵は低気圧か・・・」ってタイトルで、実際スタート直前まで小雨だったし、昼

前から午後にかけては台風なみの強風が荒れ狂った。自分自身の絶不調

と重なって、まさかの大敗につながったのは苦い思い出だ。

    

という訳で、明日のピンポイント予報をYahoo!でチェック。すると、意外な

ほど風が強いらしいことが分かった。スタート地点(板橋区舟渡)は無風だけ

ど、コース中央(足立区千住桜木)や折返し地点(江戸川区平井)では秒速

8~9mの強い北風が吹くことになっている。もともと荒川のこの辺りは風が

強い場所だけど、気圧配置も関係してそうだ。左上に高気圧、右下に低気圧

で、その間を等圧線が何本も横切る、冬型もどきの配置。おまけに平年より

2、3度低い気温だから、晴れマークで油断してると、寒さでスピードとスタミナ

を奪われそうだ。

    

でも、上にアップを着るのは暑過ぎるだろうな。やっぱり今年も、上はTシャツ

と長袖、下はアップ、手袋着用で行こうか。最終的には明日の朝決めよう。

とにかく、先日「個人的には歩いたら完走とは認めない」とか書いちゃったか

ら、最後まで走りとおしたいもんだ。ドキドキ、ワクワク♪ いざ、荒川!☆

           

  往路(0.5km徒歩+0.65kmRUN) 8分40秒     平均心拍110

  1周(1.1km)                6分31秒            129

  2周                      5分20秒            147

  3周(0.5km)                3分17秒            140

  復路(1.15km)               6分21秒             136

 計5km(徒歩含む)      30分09秒  132(最大154,ゴール手前上り)

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『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

何と1ヶ月ぶりの原作記事! 自分でも驚くなぁ。。安比へのスキー&スノボツ

アーでバタバタした後は、もっぱらドラマ単独の記事と荒川マラソンの準備に

追われて、原作はホッタラカシ。でも、もうすぐ「最終章 90分スペシャル」の放

映だから、その前にちょっとだけ頑張ってみよう。

今さら第6話かよって? まあまあ♪ あわよくば、ここから順に追いついてや

ろうと狙ってるわけ。多分ムリだけどネ。それにしても、書き方忘れちゃったな。。

           

         ☆           ☆           ☆

さて、第6話と対応する山崎豊子原作の箇所は、非常に大雑把に言って、中

巻p.305~p.580。ベアリング社との契約に問題が生じてから、高炉突貫

工事突入まで。いつものように、原作がドラマと違う点を箇条書きにしてみよう。

     

阪神特殊鋼(ドラマでは阪神特殊製鋼)が資金難に陥ったのは、高炉建設

 費用と契約キャンセルによる運転資金不足であって、株価下落とは関係ない。

 ドラマでは「阪神特殊製鋼の株価は250円から一気に150円まで下落し、資

 金難への対応を迫られた」という倍賞千恵子のナレーションがあったし、新聞

 1面トップの「株下落」という文字が映し出されてた。

     

 これに対して、ウチのドラマ単独の記事では、説明になってないと指摘してお

 いたけど、原作の説明なら問題はない。要するにドラマは、見かけ上の分か

 りやすさを求めてるのだ。たとえ、実質的には説明になっていなくても。。

        

ベアリング社の契約キャンセルに伴う違約金がないことの説明がちゃんと

 書かれてる。長期契約書を調べてみると、「長年の大口取引先という安心感

 で、キャンセルの場合の損害賠償に関する細部の取りきめが記されていな

 かった」。要するに、鉄平(木村拓哉)たち経営者の責任も重いことが暗に示

 されている。ドラマでは一切触れていないので、これまたドラマ単独の記事で

 は突っ込んでおいたけど、やはり原作はしっかりしていた。

   

大川一郎(西田敏行)の扱いは小さいので、ドラマのような、大川スキャン

 ダルのリーク問題は当然出てこない。だから、阪神銀行の芥川の左遷もな

 いし、大介(北大路欣也)と鉄平とのシラジラしい仲直りもない。

    

大介が、阪神特殊鋼と鉄平をおとりにして三雲頭取(柳葉敏郎)をだまし、

 大同銀行を吸収合併することを思いついたのは、鉄平と一緒につる乃家へ

 行った時のこと(ドラマには無いシーン)。三雲が、「私はもう鉄平君と一緒に

 高炉に賭けてしまったから、万一の時には心中ものだねぇ」と笑ったという話

 を、鉄平から聞いた瞬間だ。

 ドラマでは、大介と三雲のトップ会談で思いついていた。この点に関しては、

 原作よりドラマの方が上手いだろう。

     

⑤上に書いた、大介と鉄平がつる乃家に行くシーンは、ドラマで鉄平が病院へ

 行ったシーンと一応対応してる。つまり、どちらも女将(多岐川裕美)のお見舞

 いだ。ただし原作では芙佐子(稲森いずみ)の役割は小さい。せいぜい大介

 が鉄平を冷やかして「ああいうタイプが、お前のタイプじゃないのかい」と言う

 程度。

    

⑥阪神特殊鋼が突貫工事を決めたのは、製品が売れない上に値下がりして、

 経営困難に陥ったから、コストダウンのためだと主張して鉄平が強引に押

 通したもの。周囲の反対の中、鉄平が必死にゴネた様子が描かれている。

 ドラマでは帝国製鉄の銑鉄供給停止を理由にする事で、大介&和島の悪だ

 くみコンビを強調し、キムタク=鉄平を悲劇のヒーローに仕立て上げていた。

     

阪神銀行の「見せかけ融資」の方法はややこしい。一旦、阪神特殊鋼に金

 を貸した後、すぐにそれを阪神銀行へと「別段預金」させて使えなくする。別

 段預金とは、曖昧な金の一時的置き場で、銀行側が差し当たりは自分の金

 として会計処理できるようだ。ただし月末だけは阪神特殊鋼に戻し、見せか

 け上は融資の形を保つ。

 ドラマでは極端に単純化されてて、貸した金をすぐこっそり返金させることに

 なっていた。不自然すぎるけど、脚本家・橋本裕志の気持ちも良く分かる。

          

銀平(山本耕史)は、阪神特殊鋼に対する阪神銀行の冷めた態度について、

 「それでいいのじゃないでしょうか」と認め、鉄平をハッとさせている。つまり、

 現実主義的な考え方が大介に似てるのだ。

 ドラマでは、銀平は大介に逆らって鉄平の味方をした。ただし、中途半端に。。

        

⑨突貫工事の人手不足なんて話はないし、沖仲士・荒武玄さんの大活躍も、

 作業員の大行列もない。鉄平の水難救助もない。

           

二子(相武紗季)四々彦(成宮寛貴)に、「高炉が完成するまで、お待ちし

 ていてもよろしくて?」というプロポーズっぽい言葉をかけている。ドラマより

 もかなり積極的なのだ。

     

⑪二子のお見合いをめぐる、相子(鈴木京香)と鉄平の対立は、ドラマほど激

 しくはない。例えば、鉄平は相子に、次のような普通の考えを示している

 「正直なところ、僕は、万俵家で一人ぐらい、恋愛結婚する反逆児が出ても

 いいんじゃないかという気持ちと、そのために苦労はさせたくないという気持

 ちと、半々だな」

       

          ☆          ☆          ☆

久々に比較すると、あらためてドラマのストーリーの省略と単純化には驚かさ

れる。もちろん、映像と音楽という絶対的な強みがあるから、ドラマの方が遥か

にメジャーなんだけどネ。。

それでは、今回はこの辺で。また機会があれば。。☆彡

    

             

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

         

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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荒川3日前、突然の故障で黄信号・・

RUN10km(+徒歩),58分36秒,平均心拍132

ヤバイ。。昨日までのイイ感じが一気に暗転した。。軽いジョグに出かけようと

玄関を出る時に、右の股関節って言うか、付け根の前と内側をグキッとやって

しまって、走るどころか歩くことさえ出来なくなってしまった。すぐ中止しかけたも

のの、そんなにヒドイ負傷のはずはないので、身体が温まれば何とかなると判

断。超低速でソロソロ歩いてると、後ろから人が近づいて来て、しかもなぜか追

い越さない。誰だよ!と振り返ったら、おばあさんが散歩してた。つまり、ランニ

ングウェアで心拍計まで装備した状態で、おばあさんの散歩と同じスピードだっ

たのだ (^_^;) 流石に抜かれるのはイヤだったので、そのまま必死に先頭キー

プしたものの、かなりの苦戦だった。。(完全な実話)

      

ところで、そもそも何でこんな事になったかと言うと、直接的には昨日の自転車

が主な原因だ。下がアップの時には、チェーンが引っかからないように裾を固

定するベルトを付けるんだけど、昨日はうっかり忘れて、仕方なく右脚をガニ股

気味に少し開いて走ったのだ。スピードも距離も僅かだから、その時は何とも

なかったのに、一晩経って問題が生じたようだ。

    

でも、それだけなら普通こんな事にはならない。そもそも例年と比べて今年の

秋冬の一番ダメな所は、自転車にサッパリ乗ってない点。だから、ビンディング

(足固定金具)でペダルを引き上げる動きに慣れてなくて、太腿の付け根が弱っ

てる。おまけに前日の32.2km走で脚の付け根全体が疲れてた。さらに今朝

はちょっと肌寒い気温。という訳で、複合的な要因で、「ギックリ脚」って感じの

状態になってしまったんだろう。。

     

さて、おばあさんに何とか勝った後もソロソロと近所の公園へ歩く。下のデータ

にあるように、徒歩にしても恐ろしく遅くて、時速3.3kmくらいだ。それでも、何

もしないより歩く方がいいだろうと思って辛抱強くガマンしてると、身体が温まっ

て痛みが消えて来た。そこで、徒歩からジョギングにゆっくり移行。右脚の痛み

はかなり消えたものの、途中から今度は左脚の付け根が痛み始めた。もともと

ここは最近ずっと痛めてた部分だし、今日は右脚をかばったから悲鳴を上げた

んだろう。結局、最後まで痛みが残ったまま、ひどい走りを終えることになった。

    

そして今、やっぱり両脚の付け根がおかしくて、歩くのも変な状況。これはもう、

明日と明後日はジッと休養するしかない。せめてウォーキングでもしようかな。

近所のおばあさん誘って♪  (とか冗談言ってる場合じゃないネ。ヤバイ・・・)

       

 往路(1.15km徒歩)18分05秒       平均心拍 89

  1周(1.1km)     9分11秒              104

  2周           7分48秒               117

  3周            6分56秒              122

  4周            6分33秒             128

  5周            6分13秒             132

  6周            5分51秒             135

  7周            5分22秒             147

  8周            5分11秒             153

  復路            5分31秒               148

 計10km(徒歩除く)  58分36秒     132(最大161,ゴール手前上り)

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荒川4日前、自転車で積極的休養♪

BIKE22km,Av20.1,平均心拍104?

やっぱ自転車はラクだなぁ♪ 本気で走ればしんどいのは当然だけど、ゆっくり

走るとランニングとは大違いだ。この平均心拍はいくら何でも低過ぎで信用でき

ないけど、ランニングではあり得ない心拍だったのは事実だろう。多分ホントの

心拍は115くらいじゃないかな。ラク過ぎるし冷たい風を受けるから、胸のトラ

ンスミッターが汗でしめらずに、反応が鈍くなったんだろう。いずれにせよ、心肺

的には全くの鼻歌気分で、軽いギアだから脚も何ともなし。改めて自転車のラク

さ or 運動効率の高さを実感した。

     

もっと気合入れて走れよ!と自転車系の読者に突っ込まれそうだけど、今日

はこれでいいのだ。昨日32.2kmのランニングで走り込みを終了。4日後に

は荒川マラソン42.195kmだから、積極的休養として自転車を使ったわけ。

毎度おなじみの調整。ホントは30kmくらい自転車に乗りたかったけど時間

が無かったから、公園を8周流しただけ。荒川後の自転車シーズンに向けた

ウォーミングアップでもある

    

前回3月2日に悲惨な32.2kmランを終えた後は、しばらく脚のダメージが残っ

たのに、それより遥かにタイムが良かった昨日の32.2kmの後は、少ししか

ダメージを感じない。12日間で171kmもの走り込み全体が上手くいった証拠

だ。公園をのんびり自転車で流しながらランナーを見てると、つい自転車を降り

て走りたくなってしまうほど。気合の入ってる人を見るたびに、あ~この人も日

曜は荒川かな、とか思いながら、全くのお散歩気分で8周終了。いい汗流した

な、とも言えない。汗は少しは出たはずだけど、肌もシャツも乾いたままだった。

    

という訳で、約1ヶ月ぶりの自転車を気持ちよく楽しんで、後は明日10kmラン、

明後日20~30kmバイクで調整終了の予定。天気は大丈夫そうだから、朝

起きれるかどうかの問題だけ。さて、朝ランに備えてもう寝よっと。。☆彡

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荒川マラソンへの走り込み、無事終了♪

RUN32.2km,2時間42分16秒,平均心拍153

終わった~♪ 今シーズン最後の走り込み、恐怖の32.2kmを無難に乗り

切って、ホッと一息。もちろんこの距離は、フルマラソンを10kmだけ短縮した

ものだ。昨シーズンのラストでは2時間30分55秒(平均心拍156)だったか

ら、実に11分21秒も遅くなってる。去年が1km4分41秒、時速12.9km。

今年は1km5分02秒、時速11.9km。時速計算で、スピードは去年より8%

近くも低下した。

     

改めて数字で考えるととんでもない話だけど、まあ色々あったから、こんなも

んでしょ。むしろ、どん底からよくここまで盛り返したなって感じだ。それに、去

年は本番の荒川マラソンでまさかの絶不調、大崩れだったから、上手く走れ

ば荒川は今年の方がマシなタイムかも知れない。低レベルの話だけどネ。。

     

さて、走りの内容。今日は荒川の5日前だから、ダメージ無く適度なスピード

で完走するのが目標。1日休んでどの程度回復したかと思ったら、走り出し

た途端にガッカリした。太腿はいいんだけど、膝下の疲れが取れてないし、両

脚の付け根が疲れててガクガクする。これはかなり走り込んだ時にしか起き

ない現象で、シューズのクッションがヘタってるせいもあるだろう。去年の荒川

前に買ったものだから、丸1年も使ってる。少し高め(買値で13000円くらい)

のものだったせいか、軽いのに耐久性があって、まだしばらく履けそうだ。でも、

そろそろ交換した方が、足腰のためだよな。。

    

話を戻して、最初からガクガクの走りだから完走は無理かもな、と思ってたら、

身体が温まるにつれてマシになって来た。おまけに、ここ10日間の走り込み

で心肺機能は急激に上がってて、1km4分45秒ペースがすごくラクだ。という

わけで、やる気復活。半分くらいで、完走は間違いないなと確信した。あとはダ

メージとスピードの問題。走りながら、ずっと足腰と相談し続けて、無理せず自

然にスピードを落としていく。去年は最後までほとんどスピードが落ちてないん

だけど、今年はレベルが低いから無理はしない。

    

結局、最後の周回でも1km5分30秒程度だったから、まあ許容範囲だ。僅

か10日前の悲惨な32.2km(2時間51分49秒)なんて、最後は1km6分

まで落ちちゃったもんな。復路は1km5分でカバーして、トータルのタイムもま

あ何とか合格点♪ キツかったのは確かだけど、あのまま5kmくらいなら走

れてた。ただ、それでもまだフルマラソン42.195kmには5km足りないんだ

よなぁ。いつもながら、「完走」できるかどうか不安だ。個人的には、途中で歩

いたら完走とは認めない。トイレとか、痙攣で立ち止まるのは仕方ないけどネ。

    

さて、走り込みは終了だけど、水木金土の4日間のコンディショニングも重要だ。

まずは疲れを抜いて超回復させなきゃなんないけど、多少は運動しないとマズ

イし、食事も問題だ。水木と少し減らして、金土と少し増やすべきか。先日から

復活させた体脂肪計と相談しながら決めよっと。

5日後の天気は問題なさそう。今からドキドキ、ワクワク♪☆ 

       

  往路(2.45km)    12分38秒  平均心拍137          

  1周(2.14km)    10分10秒         152        

  2周             10分10秒         154        

  3周            10分13秒          157

  4周             10分12秒          158 

  5周             10分09秒         159

  6周             10分15秒         159 

  7周             10分15秒         161 

  8周             10分32秒         158 

     9周            11分07秒         154

 10周             11分28秒         151

 11周             11分46秒         150

 12周             11分51秒         151

 13周(1.62km)      9分17秒(給水込み)  154

 復路              12分14秒         152

 計 32.2km     2時間42分16秒      153(最大心拍168,ゴール前)

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大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

  「どうして兄さんは、僕に証言を頼もうとしないんですか」

  「・・・お前には頼めない。ホントに済まないな。

   僕のことで家族みんなに迷惑かけて・・・

   銀平、お母さんや二子たちのこと、

   お前が守ってやってくれ。頼んだぞ・・・」

    

          ☆          ☆          ☆

前回のラスト近く、第1回証人尋問の前には、鉄平(木村拓哉)は夕日に沈む

高炉をじっと見つめていた。今回のラスト近く、第2回証人尋問の前には、鉄平

は夜の高炉をじっと見つめていた。時は既に、夜なのだ。。

     

夕日の後の法廷では、四々彦(成宮寛貴)が偶然発掘して鉄平が注目した「決

定的な証拠」の借入表(総勘定元帳)は思い切り空振り。倉石弁護士(萩原聖

人)は着席後にうな垂れた。事務所で目を見開いた鉄平よりも、「何だ、借入表

か」と呟いてポイッと投げ捨てた四々彦の方が、結果的に正しかったのだ。

     

夕日の高炉の後でさえ、こうなった。ましてや今度は、夜の高炉の後だ。「決定

的な証人」としての銭高(西村雅彦)が出廷したところで、思い切り空振りする

のは目に見えている。そんな事は、予告編だの公式サイトだの、原作だのネタ

バレだのを見なくても、ドラマの本編を見れば容易に分かることだ。早苗(長谷

川京子)芙佐子(稲森いずみ)のお参りシーンの伏線的意味を考える必要さ

えない。形式とか構造を見るとは、こうゆう事なのだ。

    

ただ、そうバッサリ切り捨ててしまっては、今回のドラマの価値が3割引か4割

引くらいになってしまって、ディスカウントショップでもないのに可哀想だろう。実

際、それなりに見ごたえがある法廷で、話の筋も通ってた。

そこで、心温かいブロガーとしては、もう少し細かく見ることにしよう♪

                       

          ☆          ☆          ☆

まず、大介(北大路欣也)の、80億融資した会社をつぶすなんて常識的にあ

り得ない、とかいう言葉。これは、視聴者側にもありがちな疑問なので、ここで

簡単に説明しておこう。それは、経済的にあり得ることなのだ。

    

確かに、最初は債権放棄で80億の損。でもその後、会社更生法の下で再建

する時に、株の引き受けという形で融資するのだ(しばしば「優先株」、つまり

議決権のない特殊な株)。会社は株券という名の紙切れを印刷して銀行に渡

し、銀行は代わりに大金を渡す。仮に100億渡したとしよう。

               

トータル180億もつぎこんだ銀行は、それでも儲かるのだ。なぜなら、無理や

りつぶした会社には十分な余力があるから、いずれ復活して株価も上がる。

2倍になった時に銀行が(市場でor会社自体に)売却すると、200億になる。

200-180=20億の儲けだ。

            

債権放棄とは、親切でやる事じゃない。トータルで儲けるために、リスクを取

り、手間ヒマかけるわけだ。金融とはこうゆう商売なのだ。なお、最初の80億

がもったいなければ、債権放棄の代わりに債権を株にすることも可能だ。

     

株価が2倍になるというのは机上の空論ではないか、と思う人はウチの読者

にはほとんどいないと思うけど、念のために参考データを提示しておこう。

              

阪神特殊製鋼のモデルと言われる山陽特殊製鋼の株価は、わずか5年前ま

では100円前後だった。今は900円ほどだから、9倍になってる。帝国製鉄

のモデルと言われる新日鉄は、5年前は150円前後。今は900円近くだか

6倍だ。阪神銀行のモデルと言われる神戸銀行の現在の姿、三井住友は、

4年前に200000円ほどだった(フツーの単位に直すと200円)。今は110

万円ほど(同じく1100円)だから、5.5倍だ。

             

ましてや、無理やり倒産させて再建を始めた会社の株価が2倍になるなんて

いうのは、机上の空論でも何でもない。結局、80億融資した銀行を意図的に

つぶすというのは、経済的にありうることなのだ。

    

話を次に進めよう。倉石弁護士は、阪神銀行の財務資料を調べればいず

れ明確になる、とか言ってたけど、これは脅しとしてはそれほど強くはない。

銀行が裁判所に提出した甲第7号証の借入表で改ざんしてあるのなら、銀

行内部でもそれなりの操作はしてるだろうし、刑事事件じゃないので警察や

検察が大掛かりな強制捜査を行うわけでもないからだ。ライブドアとは違う。

    

それでも、あっさり大介が前言を撤回したのは、リスク管理orリスク回避とし

て全く正しい。ひょっとすると本当の返金日がバレてマズくなるかも知れない

リスクを避けるために、自分からバラして謝って、別の説明に変えたわけだ。

大介の弁明には、確かに「矛盾はありません」。でも、偽物の借入表の提出

は「疑わしい」。そこで、この疑惑は銭高一人に押し付ける。これによって、

今回は銭高がスポットライトを浴び続けることになった。ここまで、妙にマジメ

に働いてるなと思ってたから、納得の流れだ。

              

ちなみに、大介が最後に大同銀行をけなして「無念でなりません」と言った所

はシラジラし過ぎて笑えたし、倉石が着席してガクッと来た様子も大げさ過ぎ

て笑えた♪

    

大介の後は、鉄平が証人だ。阪神銀行の曽我弁護士が、そもそも無謀な突

貫工事のせいじゃないのか、と突っ込む。これに対する鉄平の応答は、さす

が主役と言うべき大演説だった。

                

裁判にとって重要なのは最初の部分だ。つまり、事故の責任は痛感してるけ

ど高炉建設は間違ってない、という部分。そもそも裁判で争ってるのは、阪神

特殊製鋼が倒産した原因だ。鉄平は、阪神銀行の陰謀で倒産したと主張す

る一方、事故の責任は痛感してると認めてる。つまり、事故のせいで倒産した

のではない、と暗に主張してることになる。

               

この点は、一応の筋は通ってる。前回の記事の後半に書いたように、銀行は

事故後に阪神特殊製鋼を救うことができたし、現実社会でもその方が普通だ。

    

でも、高炉建設は間違ってない、という部分はかなり問題だ。まず、第2話を

思い出してみよう。高炉建設を決定する前に、鉄平は「将軍」に相談していた。

つまり、鯉=死んだ祖父(or実父)なんてものに相談してしまうほど、自信が

なかったし相談相手もいなかったのだ。

               

そして、思い切ってやったら結果的に大失敗。では、誰が悪いのかと考えた

時、候補者は3つだ。自分たちか、建設会社&作業員か、帝国製鉄

              

普通なら、まず建設会社&作業員の責任を追及する所だろう。ミスしたのは

誰か、監督責任は誰か、管理体制に問題はなかったのか。ところが、番組の

提供に建設会社の名前が入ってる訳でもないのに、鉄平は全くそこは問わな

い。お星さまになった玄さん達に石を投げつけるような事はできないし、死傷

者に対しては優しく接する方が、理想のヒーロー像としてふさわしいからだろう。

    

一方、自分たちの監督責任も問わない。そもそも事故発生直後に、一之瀬

パパ(平泉成)は謝ってたはずだ。「事故の責任は痛感」という言葉には重さ

が感じられない。

              

結局、悪いのは帝国製鉄という話になる。

  帝国製鉄の銑鉄供給停止→突貫工事→爆発事故。

だから悪いのは帝国製鉄だという論法。でも、帝国製鉄は違法行為をした訳

ではない。競争相手にダメージを与えただけで、美しくはないし趣味でもないけ

ど、珍しくもないありふれた経済行動だ。「同じ企業同士でこんな下らない事を」

と言うけど、同じ企業同士だからこそ強敵を叩くわけだ。

    

だからこそ曽我弁護士は、鉄平の演説全体をバッサリ切り捨てた。「理想を語

るのは結構ですが、あなたの責任回避のための論理のすり替えにすぎません。

自らの経営責任を認めるべきです」。

長いセリフの後でホッとしてたキムタクが慌てて、ちょっと待った!コールをして

も、冷静(or無愛想)な裁判官は無視して終了。

           

曽我が暗に示してる正しい論理(話の筋道)とは、

  経営ミス→突貫工事→爆発事故→倒産

よって倒産も爆発も、経営者である鉄平たちの責任だということ。確かに一理

も二理もある話で、実際、たとえ銑鉄供給停止を受けても、7月~9月の3ヶ月

くらい何とかしのげるようにリスク管理していれば、何の問題もなかったのだ。

    

結局、別に鉄平が言い負かされた訳ではないけど、原告として被告の過ちを

厳しく追求することには失敗した。その意味で第1回戦は負け。ますますデス

パリット(絶望的=必死)になった鉄平は、デスペラード(絶望的になりつつ必

死に切望するならず者=破れかぶれのばくち打ち)として、銭高の家に何度

も押しかけるストーカーに変身した。

   

度々訪問してチャイムを鳴らすだけでも迷惑行為だし、ましてや本人と会えな

いから子供と仲良くするなんてのは、銭高もドン引きだっただろう。視聴者は

あのシーン、どう感じたのかね。私はチョイ引きくらいかな。。

     

          ☆          ☆          ☆

さて、実はここまでの法廷をめぐる話は、記事の単なる前置きになるはずだっ

た。でも、既にかなりの字数になってるし、時間も無くなった。

そこで、本論は省略しよう。ダメ? あっ、そう♪ じゃ、短めに☆

      

今回注目したのは、冒頭の鉄平と銀平(山本耕史)の会話だ。ブラインド越し

に夕日が差し込む、ちっぽけで淋しい事務所。映像的にも心情的にもわりと

美しいシーンだ。

   

どうして自分に証言を頼まないのかと、兄・鉄平に詰め寄る銀平の姿は、文

字通り自虐的だ。と言うのも、ホントに頼まれたら自分が困るはずだからだ。

実際これまでも、阪神銀行側の考えや動きを鉄平に「証言」する機会はいく

らでもあったのに、それができないほど父に押さえ込まれてるし、行動力も自

信もない。それでも鉄平に詰め寄ってしまうのは、兄弟愛でもあるけど、それ

以上に自己愛だろう。

    

できれば誰でも、自己を愛したい。でも、こんな時にも兄の役に立てない自己

など愛せない。だから、兄のために証言することで、愛せる自己になろうとし

てるのだ。兄を守ると同時に、自己愛も守ろうとしてるのだ。

   

それに対して、鉄平はプルプルと首を横に振って断る。そして軽く微笑みなが

ら、銀平にお母さん・寧子(原田美枝子)二子(相武紗季)たちを守るように

諭す。やたら笑顔が少なくて笑いも少ないこのドラマで、鉄平の微笑は哀しく

る。ファンは萌えるのかね。。

    

それはともかく、このシーンでハッキリするのは、鉄平の不安定なバランスだ。

彼が何度も口にして来たように、阪神特殊製鋼を守り、優れた鉄を守り、それ

によって日本の産業を守りたいのなら、銀平に「ほんじゃ、証言よろしく♪」と

アッサリ頼むべき所だ。そうすれば、大介の非を明らかにし、信用も回復でき

る(鉄平の計算では・・)。おまけに、視聴者の軽い笑いやツッコミも取れる。

    

でも、鉄平はやはり家族も守りたいのだ。恐らくは、大介さえも含めて。ここで、

会社を守るか家族を守るか、鉄平は葛藤するだろう。銭高家への訪問が無駄

に終わるたびに、「やっぱり銀平に頼んで・・」という思いが度々浮かぶだろう。

それでも結局、銀平は守ったし、家族を守るよう伝えた。

                  

ただし、家族を第一にしてるわけでもない。相子(鈴木京香)が冷たく指摘して

たし、鉄平自身も淋しく自覚してたように、少なくとも結果的には家族に相当な

迷惑や心配をかけてる。

    

すると結局、鉄平が一番大切に守ろうとしてるのは何なのか。それは、自分だ。

正確に言うと、自分のプライドと淋しい心だ。

事実、予告編でも「思えば僕の人生の中心にはいつも父がいた」、「夢を追った

この2年は僕の誇りだ」と語っていた。

    

「いや、違う。プライドとか誇りなんていう個人的でちっちゃなものじゃなくて、もっ

と大きな夢だ」という考えは、一見キレイでもっともに思われるものの、維持で

きない。なぜなら、大きな夢が一番大切なのなら会社更生法だの吸収合併だ

のに騒ぎ立てる必要など全くないからだ。1回倒産した後でしっかり立て直せ

ばいいし、中央製鉄とか帝国製鉄に吸収合併されたとしても、優れた技術や

製品はちゃんと受け継がれて、世界に飛び立つはずだからだ。ほんの数年前、

ライブドアの全盛期に、吸収合併された会社の社員が大喜びする姿がテレビ

に映ってた事を思い出そう。

    

もちろん、プライドや淋しい心を一番に守ろうとするのは、差し当たりは悪いこ

とでも何でもない。例えば、私が膨大なパワーを注いでマニアックな記事を書い

てるのは、ある意味でプライドを必死に守ってるわけだ。

他人の評価よりも、自分の誇り。あるいは自己愛。

いいとか悪いとかの問題じゃなく、生き方の選択なのだ。見方を変えれば、一

つの賭けでもある。人生の賭け、したがって「命賭け」だ。ちなみに、漢字の誤

変換じゃなくわざとだから、念のため♪

                 

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一方、銀平という非常に屈折して分かりにくい人間も、何を一番大切に守ろう

としてるのかは分かる。自分の命、存在だ。どうしようもなく無力で淋しくて絶

望的な中で、それだけは必死に守ろうとしてる。

              

たとえ一子(吹石一恵)の要望にも関わらず鉄平を助けられなくても、大介を

守らず反抗期的態度を見せても、万樹子(山田優)をフォローせず里帰りのま

まにしてても、自分の命だけは守る。その最大の武器が、酒だ。嫌な事を忘

れさせ、表面的に陽気にし、死にたい気持ちを隠してくれる酒。こんな醜い自

分をこの世から消滅させたいという欲望を隠蔽してくれる、合法的ドラッグ。

彼にとって、酒はまさしく命の水なのだ。

     

命を一番守るのは当然じゃないか、と思う読者がいるかも知れないが、それ

は違う。自殺者は大勢いるし、「命賭け」の遊びをやりたがる者は珍しくも何と

もない。命の危険を伴う表現活動・社会活動をあえて行う人も少なくないし、

尊厳死・安楽死なんてものもある。

だから、銀平が命を一番大切に守ろうとするのは、これまた一つの生き方の

選択なのだ。臆病者と言われようが小市民と言われようが、彼は「命賭け」で

自分の命を守ってるのだ。

そしておそらく、鉄平とは違うのだろう。。

              

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さらに、大介はどうか。彼が守りたいのは、阪神銀行とグループ全体と、自分

の淋しい心だ。ここで、全体という言葉は注意を必要とする。「全て」ではなく

て、「全体的な存在」だ。そもそも「全て」を守ることなど不可能。だから「阪神

特殊製鋼専務としての鉄平」は切り捨てる。閨閥の重要な一員だった大川一

郎(西田敏行)も切り捨てる。その上で、全体的な存在を持続させようとする。

一方、自分も多大な犠牲や労力を惜しまないので、大亀専務(武田鉄矢)

ように有能で信頼できる部下も付いてくる。

      

ただし、絶対に守りたいのは、自分の淋しい心、哀しい思いだ。ここだけは、

もうこれ以上傷つけたくない。だからこそ、妻を襲って鉄平を産ませ、自分以

上に鉄平を愛した父・敬介の話など聞きたくもないし、敬介そっくりの鉄平は

うとましい。「裏切った」妻は憎いけど、従順に癒してくれる相子は可愛い。

   

けれども、ホントは敬介を愛してたし愛されたかったのだから、鉄平に対して

もそうゆう思いは持っている。妻に対しても同じ。だから、妻を傷つける存在

の相子は、可愛いと同時に罪悪感の源泉だ。そんな相子しか、身内の味方

がいない大介は、味方だらけの鉄平よりも哀しい存在と言える。そんな大介

が先週目に浮かべた涙は切なすぎた。ここに一人、理解者がいるからネ。

抱きしめる趣味はないけど♪

               

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に銭高。一番大切なものは分からないけど、彼が守りたいのは、自分、

家庭、阪神銀行、阪神特殊製鋼だ。不運なリーサラ(会社員)で、特殊製鋼

への出向なんて命じられなければ、阪神銀行を大切にすることを通じて自分

と家庭も守ることができた。ところが、出向後に鉄平たちと働くうちに、愛着や

所属感が生まれてしまった。「パパ」とか「銀行マン」以外に、「鉄鋼マン」とい

う側面も持ったのだ。このため、銀行との板ばさみとなって、特に倒産前後か

らは苦悩が増す。

    

けれども結局、イーグルスの名曲『デスペラード』と共に、鉄鋼マンとして証言

する決心をする。彼は、鉄平というデスペラードを守る温かい存在になると共

に、自分自身もデスペラードになったわけだ。来週、大介に逆らうかのように

法廷で証言することで、銭高の将来がどうなるのか、ちゃんと自分や家族を

守れるのかどうか、注目したい所。ばくちに負けてしまって、家族みんなで絶

望する可能性も高い。

             

脚本家・橋本裕志には、ウッカリ書き忘れるなんてミスを期待しよう♪ ツッコ

ミのネタが出来るのが今から楽しみだ☆

        

誰でも、守りたいものは色々とある。守る能力があるのかどうかは怪しいし、

守れる方向に運命が味方するのかどうかも分からない。守りたいもの同士

が衝突してしまうことも日常茶飯事だ。

            

けれども、人は皆、守りたい様々なものの間で、大した自信も持てないまま、

懸命にもがくしかない。だからこそ、必死にもがく姿を見せる者に直面した時、

たとえそれがフィクションであろうとも、人は感動するのだろう。心と共に、涙

腺をも揺さぶられるのだろう。。。

    

          ☆          ☆          ☆

「あ~面白い、ドラマ記事♪」なんて前回に続いて歌うだけじゃ、キレイ事だろう。

わずか4日間で、こんな記事を2本! さすがに疲れた。。

生きるって、ホントしんどいよな。ま、面白いけどネ♪

ではまた。。☆彡

   

          

            

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.前回も今回も、満足な出来だった♪ 原作・山崎豊子、脚本家・橋本裕

    志、音楽・服部隆之、プロデューサー・石丸彰彦、プロデューサー&演

    出・福澤克雄、演出・山室大輔ほか、スタッフ&キャストに拍手☆

     

P.S.2 来週はいよいよ「最終章 90分スペシャル」か。今週が「最終章 前

      編」なのに、「後編」じゃないのネ。

      

P.S.3 先週の予告には一本取られた。週刊誌の「“愛人問題”で辞任へ 

      大銀行頭取が起こした不祥事」って見出し。そこにかぶさってたの

      は美馬(仲村トオル)「いずれ鉄平君のように見捨てられるさ」

      いうセリフ。エェッと思ってたら、辞任は太平銀行の山中頭取。誰

      だよ!とツッコミたくもなるけど、なかなか小賢しいワザを見せてく

      れるネ♪ 美馬のセリフは来週なのかな。。

    

P.S.4 来週の雪山でカローラのCMの坊さんが無意味に登場して、「道に

      迷われたようですね」「僕はどこへ行くんでしょう」とか会話してくれな

      いかな♪ ウリ坊のかぶりものとか、ウリ坊&将軍仲良しアクセサ

      リーとかしてくれれば更にいい☆ あるいは逆に、CMを最終回スペ

      シャルの雪山ヴァージョンにするとかネ。。

       

P.S.5 この記事の冒頭に引用した鉄平のセリフは、おそらく来週の伏線

      にもなってるんだろう。出来れば変えて欲しいんだけど、ムリか。。。

        

               

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

             

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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雨にも負けず、風にも負けず♪

RUN25km,2時間05分56秒,平均心拍156

荒川に向けた走り込み終盤。前日までの9日間で113km。この日25km走

り切れば、10日間で138kmになる。ハッキリ分かるくらい身体が締まって来

たけど、さすがに脚は悲鳴を上げている。おまけに、1日休んだ後には恐怖の

32.2km。秋からこのくらい走ってれば、今頃は楽勝ムードだったのになぁ。

昔からギリギリにならないと本気になれないもんで。夏休みの宿題も9月1日の

朝にギリギリ仕上げるタイプだったしなぁ。。(^^ゞ

    

さて、この日は疲れ以外にも天気という問題があった。最新のピンポイント予

によると、雨は午後になって止むはずだったのに、昼前には快晴。予定が

狂ったものの、名古屋国際女子マラソンを1時間だけ見た後、渋々スタート。

2日後に備えて、少しでも早く走り終えたかった。

     

ところが意表をついて突然の雨! 風もあるので辛い状況だ。マラソンを見て

る間に、再び急激に天気が悪くなってたらしい。引き返すかどうか一瞬迷いな

がらも、この雨は大した事ないはずだと判断。走りを続行した。

と言うのも、直前にネットで雨雲レーダーの様子をチェックしてたので、これか

ら数時間はレーダーに映るような雨雲はない事が分かってる。実際、空を見上

げると、雨雲は低くて薄い。遠くには青空も見えてる。名古屋のテレビ映像も大

丈夫だった。

という訳で、雨にも負けず、風にも負けず、走り込み続行。結果的には正解だっ

た。小雨は断続的に降ったものの、問題なし。途中、アラレに変わったのが新

鮮だった♪ 風は覚悟してたのに、これまた大した事なし。ラッキー☆

      

さて、この日は最初からゆっくりラクに走ることを心がける。実際、1周目の心

拍149なんてのは、気持ちいいくらいの低さ♪ それでもそこそこのペースに

はなってる。でも、余裕たっぷりだったのは中盤まで。終盤はやっぱり脚が疲

れて動かなくなった。おまけに、ここ最近のプチ・ダイエットのせいか、急激に

腹が減ってきて、立ち止まりそうになったほど。そこをグッと我慢して、公園周

回ラストに水だけ補給して、必死に帰宅。その後はスポーツドリンクのFree

Style 1.5Lボトルをがぶ飲みしながら、オレオ(チョコクッキー)とキャラメル

コーンをボリボリ♪ ま、最近ガマンしてたし、25kmの後くらいOKでしょ。

    

さて、この日の走り。タイムはトータルでほぼ1km5分ペース。ちょっと遅いけ

ど、結構満足してる。そもそも疲れのピークだから遅いのは当然だし、乳酸が

溜まって脚を引きずるような事がなかったのもイイ。おまけに、平均心拍156

という数値は、心肺の相当な余裕を示してる。脚が疲れてるだけなのだ。

という訳で、今はわりと気分よく、身体の回復を待ってる所。最後の難関32.2

kmを上手く走り切れたら、荒川もボチボチ乗り切れるでしょ。体力ガタ落ちの

ひどいシーズンも、もうすぐ終了。最後まで粘ろう!☆

    

P.S.惜しくも名古屋で2位になった弘山晴美、38歳でよくやってるよなぁ。。

    主人でコーチの弘山勉が上手く支えてるんだろう。

    40歳Jリーガーのカズ=三浦和良といい、ホントに脱帽。。<(_ _)>

     

  往路(2.45km)      12分46秒   平均心拍140

  1周(2.14km)    10分12秒        149

  2周             10分16秒        159

  3周            10分16秒        161

  4周             10分20秒        161               

  5周             10分27秒        160

  6周             10分33秒        161         

  7周            10分44秒        159          

  8周            11分09秒        158        

  9周            11分38秒        155        

 10周(840m)         5分07秒(給水込み)  154      

  復路              12分28秒        154          

  計 25km   2時間05分56秒   156(最大心拍167 途中&ゴール時)

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荒川前、最後のハーフはビミョー・・

(10日)RUN21.1km,1時間39分56秒,平均心拍163

ビミョーだなぁ。。2ヶ月ぶりに1時間40分を切ったのは良しとして、内容がイマ

イチだ。後半ちょっと崩れたし、脚にかなり疲れを残してしまった。って言うか、

そもそもハーフを走るのが1ヶ月ぶりってのが論外だよな。左足の付け根もま

た痛くなってるし。。

     

現在、荒川マラソン直前ってことで、朝ランによる走り込みを継続中。この日

は、4日続けて1日休んだ後。直前の18kmがかなりいい感じで、走り終わっ

た後も余裕があったから、休んだ後のこの日は好調だろうと勝手に思ってた。

ところが、走り始めた途端に脚の重さを実感。疲れと軽い筋肉痛。まあ、どう

せ走り込みだから、のんびり行けばいいやと気持ちを切り替えた。

    

けれども、なぜか往路がやたら速い。どうもピッチが勝手に上がってるようで、

今年の最高タイム。ま、下手クソなアップってことでもあるから、自慢にならな

いけどネ。。1周目も体感よりかなりタイムがいい。ひょっとすると、ここ最近の

走り込みと僅かなダイエットで、体重が減ってるのかも知れない。実は、荒川

直前の2週間で、500g~1kgの減量を目指してるのだ。こんな事をするのは

初めて。ま、それだけ追い詰められてるし、身体が重いってこと。特にスキー

&スノボツアーで食べ過ぎたみたい。ちなみに、減量と言いつつ、体重は測っ

てない。ホコリをかぶったままの体脂肪計を使うのが面倒でネ。。(^^ゞ

   

走りに話を戻すと、土曜ってことで公園にはランナーが多くて、しかも珍しい

ことに、同じくらいのスピードの人が数人いた。ごく自然に、バトルって言うか

縦に並んで走ることになり、スピードも少し上がる。という訳で、2周目までは

ここ3ヶ月で一番速かった。でも、もともとダメージの残ってた脚がもつハズも

なく、3周目からズルズルとスピードダウン。最後はかなりキツくて、復路ラス

トもスパートせずに流してゴール。ただし、心拍計を見ながら1時間40分をギ

リギリ切っておいた。これは気分的な問題。

   

さて、今は翌朝。脚にたっぷり疲れが残ってて、フツーなら絶対休むところだけ

ど、この日は午後の雨上がりを待って25km走る予定。そしてさらに、火曜朝

に32.2kmをこなして、走り込み終了。果たして上手くいくかな。。とにかく今日

は、控えめに走ろっと♪

        

P.S.久し振りに心拍計が完全に作動してた。ここ最近、胸のトランスミッター

の取り付け方が悪かったんだろう。やっぱり心拍計には問題なしで、心拍数が

高いのは心臓の機能低下によるもののようだ。ま、ここ半年ロクに走ってない

もんね。仕方ない。。

      

  往路(2.45km)     12分17秒   平均心拍139          

  1周(2.14km)       9分50秒         162        

  2周               9分53秒         165        

  3周             10分02秒         167

  4周              10分03秒         167 

  5周              10分02秒         168

  6周              10分08秒         168 

  7周              10分13秒         168 

  8周(1.22km)        5分50秒         171

 復路               11分39秒         167

  計 21.1km  1時間39分56秒     163(最大178,ゴール時)

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過去への思いを胸に生きること~NHK『初恋の人を探したい』

(☆2012年7月3日追記: ドラマ『はつ恋』の記事をアップ。

       大人の女性がハマる恋愛ドラマ、NHK『はつ恋』♪ )

   

   

        ☆          ☆          ☆

初恋の相手って、誰だったかな。。そもそも、初恋って何なの?。。。

       

そんな思いをもったのは、朝日新聞TV欄の番組紹介「試写室」で、『にんげん

ドキュメント 初恋の人を探したい』を取り上げてるのを見た時だ。初めて付き

合ったコとか、初めてキスしたコならすぐ分かる。初めて相合傘をしたコとは、

今でもたまに連絡を取ってる♪ でも、初めて恋した相手と言われても、どれ

だっけと考え込んでしまうのだ。時間的にも内容的にもビミョーな問題。

候補者は少なくとも5人くらいいる。顔とかエピソードは全員思い浮かべられ

るけど、名前はそうは行かない。もし病気で余命わずかになったら、名前くら

い自分で調べてみようかな。実家の物置を探れば、何か出てくるだろう。業者

に頼むなんてのは、ちょっとあり得ない話だ。。

    

           ☆          ☆          ☆

さて、まったく個人的な前置きは短めにして、番組に移ろう。まず指摘したい

のは、「(株)初恋の人探します社」に依頼した3人の登場人物が、「初恋」とい

う言葉を使ってないことだ。内容的にも、初恋と呼べそうなのは1人だけだと

思う。残りの2人はむしろ、「昔の恋人」って感じだ。もちろん、『昔の恋人を

探したい』じゃ番組のタイトルとして弱いし、会社名に「初恋」と入ってるから、

NHKに文句をつけるつもりはない♪

    

実質45分の番組は、調査員の竜田和子さんを中心に全編が描かれている。

もともと、娘のあつ子さん(現・社長)が、大学時代に好意をよせた人を探した

いと思ったときに適当な調査会社が無かったのがキッカケで、19年前に2人

で設立したそうだ。それまでは専業主婦とのことだけど、72歳になってもテキ

パキと仕事する竜田さんを見ると、只者じゃないなと感心した。テレビだから

無理して頑張ってるって感じではなかった。足腰も50台と言ってもいいくらい

しっかりしてたな。過去20年分、4000冊の電話帳を武器に活躍する姿は、

まさしくスーパーおばちゃん♪ 依頼者とか聞き込み相手に対する心配りや

話術もお見事だった☆

    

これまでに12000件の依頼を受けたそうだけど、登場した依頼者は3人で、

すべて男性だ。これは、男性の依頼者の方が多いのか、それとも女性は恥

ずかしくて出演を拒否したのか、どちらなのかは分からない。まあ一般に、男

の方が昔の恋愛への執着が強いと言われるし、金銭的な問題もあるだろう。

    

ちなみに、着手金55000円、成功報酬50000円。リーズナブルな値段だと

思うけど、会社のHPを見ると、ちゃんと注意書きがあった。この料金は標準

であって、変わることもある。交通費、宿泊費などの実費は別。遠隔地への

調査は出張手当が必要。結局、トータルではかなりの出費を覚悟することに

なる。浮気調査や家出人調査は遥かに高額のようだ。

     

           ☆          ☆          ☆

さて、最初の依頼者は道家肇(どうけはじめ)さん、48歳。難病として有名な

ALS(筋萎縮性側索硬化症)の診断を去年2月に受け、余命数年と告知され

た。そこで、中学の同級生の消息を知りたくなったとの事。幼い頃から病気が

ちで友達もいなかったのに、この少女は自分から気さくに話しかけてくれたそ

うだ。竜田さんは電話を1000件以上かけまくり、鹿児島にも出張。「桜島の

よく見える街が親子の実家」なんていう僅かな手がかりで探すもののダメ。

結局、同級生ルートをたどって、一応の情報を入手。数年前まで隣町にいて、

結婚して子供もいたけど、引っ越した後は消息不明。

    

これを聞いた道家さんの表情は、なかなか言葉にするのが難しいけど、嬉し

さと懐かしさと安心感とで感無量、とでも書くところか。道家さんは、幸せな家

庭生活を送ってることが分かっただけで十分だ、これからも頑張って生きる

糧になります、との事。そばに付き添う母親・延榮(のぶえ)さんの優しい表情

が印象的だった。。

           ☆          ☆          ☆

続いて、短めの登場は、美容師の金原弘晃さん、29歳。10年前の下積み時

代に恋人をひどい言葉で傷つけたとの事。去年、自分の店を持てたので、謝

罪と感謝を伝えたいし、元気でいるのを確認したいそうだ。残念ながら、親の

借金のために連絡が途絶えてて、仕方なく祖母に気持ちと携帯番号を教えて

待つことになった。

    

20歳前後ってのはまだまだ子供。金原さんじゃなくても、傷つけ合うのは日常

茶飯事だろう。私もひどく傷つけたことがあったけど、早めにちゃんと謝ったし、

こっちも強烈に傷つけられからお互い様。な~んて開き直ってるようじゃ、評判

悪いんだよね♪ いやいや、オレの方が悪かった。ゴメン<(_ _)> でも、調査して

まで謝りたいってのは、余程の事だったのかな。。。

           ☆          ☆          ☆

最後の登場は垂井義胤(よしたね)さん、82歳。戦争で離れ離れになった恋人

と戦後再会したものの、シベリア抑留とかで身も心も疲れ果て、仕事にもつけ

ないような状態。彼女を幸せにできないからと、別れを告げたそうだ。ところが

56年たった一昨年、姉の笑子さんが死の間際に1通の手紙を手渡した。恋人

が、仲良しだった笑子さんに、別れの際の思いをこめて託した手紙。そこには

美しい字と文章で、淋しさや悲しみが書きとめられていた。

    

これを読んだ垂井さんは強いショックと罪悪感を受け、逃げた自分は卑怯だっ

たと反省し、調査を依頼。別れた5年後に結婚して2人の子供がいたけど、24

年前に病気で死んだことが判明。ところが、それを伝えようとしたら垂井さんが

入院。竜田さんはわざと報告を遅らせて、元気になった所で報告。垂井さんの

表情は、これまた形容に困るもの。ショックだけど、これがオレの人生の決着。

幸せな人生で終わった決着を聞いた方がいい、との事だった。

     

          ☆          ☆          ☆

全体を振り返って一番思うのは、過去と向き合うことの難しさだ。ハッキリ言っ

て、プロに頼んで昔の恋人を探し出すなんてことは、必ずしもホメられた事では

ない。実際、竜田さんも、多数の依頼の中でどれを引き受けるのか、選別して

るそうだ。ストーカーとか悪意の手助けをするのは論外だし、できれば真剣な

思いを手助けしたいのは当然だろう。また、美容師の金原さんだけ時間が短

かったのは、おそらく視聴者の共感が得られにくいからじゃないだろうか。「い

つまでも昔の女の事でウジウジするな!」という反応も十分考えられるところ。

過去の過ちを謝るべきなのか、忘れるべきなのか。国家レベルの歴史問題

と違って、個別の人生経験の場合はビミョーな問題。そして、もっと一般的に、

自分の過去の人生とどう向き合うべきなのか、正直よく分からない。少なくと

も、後ろ向きがダメで前向きがイイなんていう平凡な固定観念には全く反対

だ。ここ数年の「自分史」制作ブームなんてのも、その辺を暗中模索する営

みの一つなんだろう。

            

一方、金原さんと違って、道家さんは余命数年の難病患者。垂井さんは戦争

の被害者。共感を得やすい人たちで、私も何とも言えない思いでジッと見てた。

残酷な運命に翻弄されると共に、死を間近に控えた人間。彼らが初恋の人、

あるいは昔の恋人を探そうとするのを笑う者はいないだろう。

      

ただ、調査報告を受けた2人の今後がかなり気になっている。番組では、気持

ちに区切りがついて良かったですね、とか、思い出の人の幸せな姿を胸に今

後も頑張って生きてください、とかいう感じの優しい扱いだったと思う。朝日の

「試写室」にも、「結果を知った依頼者の表情は一様に吹っ切れたように見え

る。初恋というフィルターを通して、自分自身の人生を再確認できるからだろ

うか」と書いてある(塩野浩子)。

       

でも、本人の前じゃないから、あえて言おう。ホントに吹っ切れたんですか。

決着つきましたか。私は違うと思う。数十年を隔てた思いに、業者の僅かな

報告で決着などつくはずがない。幸せに暮らしてたとか安らかな最後なんて

いう言葉が、竜田さんの優しい心配りだという事くらい、分からないはずない。

     

つまりそれは、単なる「一時的」決着なのだ。彼らはこれからの数年か数十年

の人生の中で、その一時的決着を新たな要素として加えて、相変わらず過去

と向き合い続けるだろう。もっと前向きに、なんて事は全く思わない。でも、願

わくば今後は、自分自身の心の中で、過去の恋愛を今後にどうつなげるのか

考えて頂きたい。過去と現在と未来の折り合いを、自分自身でつけて頂きたい。

    

もちろんこれは、むしろ私自身への言葉だろう。過去から未来へと流れ続け

る時間の波の上を、上手く漂い続けること。そのためには、海全体を見渡し

つつも、まずは今いる場所で溺れないことが大切だ。いつまで続くか分から

ない壮大な遠泳を、苦しみつつも楽しみたいと思ってる。。。

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死と再生~『華麗なる一族』第8話

  兄さんなら もしかしたらお父さんを超えられるかも知れない

  お父さんの下で働きながら 心のどこかではいつも

  兄さんに勝って欲しいと思ってる自分がいて・・・

  なのに どうして爆発事故なんて起こしたんだ!

  兄さんが勝ったら 僕も一子も二子もお母さんも

  お父さんからみんな解放されて

  自由に生きていけると夢見たのに・・・・・・

    

           ☆            ☆            ☆

精神分析の父、あるいは深層心理学の母とも言うべきフロイト。その評価は

いまだに定まらないものの、20世紀を代表する知識人の一人であることは

間違いない。日本でもごくフツーになってるカウンセリングの原型は精神分析

だし、いま主流の米国系の精神医学も僅か数十年前まではフロイトの影響を

色濃く受けていた。

    

ただ、その知名度に釣られて、ふと本屋で『夢判断』なんて文庫本を買ってしまっ

たら、僅か数十ページで「何じゃ、こりゃ!」と松田優作に変身してしまうだろう。

あるいは、『精神分析入門』なんて文庫本を買った日には、家に帰って「どこが

入門だよ!・・」と寂しく呟くハメになるだろう。

              

良し悪しや好き嫌いはともかく、フロイトの著作は予想以上に本格的なのだ。

だからこそ、世界が揺さぶられた。巷にあふれる心理系のマニュアル本に描

かれているフロイトと彼自身の著作との違いは、小学校の算数と大学の数学

との違いに匹敵するだろう。。

    

エッ、どこが『華麗なる一族』だよって? まあまあ、焦らずに♪

    

そのフロイトの有名な論文の一つに『トーテムとタブー』(1913)という文化論

がある。これまた本格的な内容で、読みこなしてる人間は僅かだろうが、その

ラストに近い一部分だけなら、面白くて分かりやすいのでそこそこ流通している。

ここで簡単に紹介してみよう。(cf.フロイド『文化論』日本教文社

    

   原始的な民族の間には、トーテミズムという仕組みがある。各部族に、

   ワシとか猿とかカンガルーとか、それぞれ固有の崇拝対象=トーテム

   があるのだ(動物が多い)。トーテムポールというものならテレビとかで

   目にした事があるだろう。トーテムの顔や印を刻んだ奇妙な柱だ。

  

   さて、こうした原始的な部族集団にしばしば見られるのが、複数の男

   による共同運営だ。ところが、進化論で有名なダーウィンは、もっと原

   始的な形の部族があっただろうと推測している。たった一人の男が全

   ての女を独占して、息子は全て追放してしまうような形だ。ダーウィン

   の仮説を認めて、この独占状態から共同運営へと進化する道筋を考

   えるなら、おそらく次のようなものだろう。

     

   ある日、追放された息子たちが力を合わせて、父親を殺して食べてし

   まうのだ。その代わり、父親の代理としてトーテムを定め、父殺しの罪

   悪感と共にそれを崇拝し、その下ではみんな平等な一員となる。トーテ

   ム動物を殺すのはタブーだが、祝祭日だけはトーテム動物を殺して食

   べ、みんなで喜ぶようになった。

        

   こうして、もはや憎しみも争いもない平和な集団になったとさ。

   めでたし、めでたし。。       (坊や~ 良い子だ 寝んねしな~♪)

     

           ☆          ☆         ☆

さて、今回のドラマは内容豊富で面白かったから、フツーの感想を並べるだけ

でも長い記事になる。でも今日はもう金曜日。前々回の『デスペラード』、前回

の『星に願いを』に優るとも劣らない、突き抜けたマニアックさが求められる。

そこで『トーテムとタブー』なのだ。

                    

実際Yahoo!とGoogleで「トーテムとタブー 華麗なる一族」を検索してみた

ら、実質的にはゼロ! したがって、現時点でこの記事が日本で唯一のもの

となる。って言うか、最初で最後かも知れない、究極のマニアック・レビューだ。

書き手としてはワクワクしてくるな。読み手は知らないけどネ♪

      

さて、ここまでマジメに読んで来た少数の読者にとって、もはや類似は明らかだ

ろう。華麗なる一族とは、上記のトーテム部族を目指してる途中の集団なのだ。

最も原始的な独占状態から、次の共同運営へと向かうプロセスの形。父親・大

介(北大路欣也)はまだ殺してないけど、トーテム=崇拝対象は既に決まってる。

もちろん、鉄平(木村拓哉)だ。

               

この記事の冒頭に引用した銀平(山本耕史)の言葉「兄さんが勝ったら・・・お父

さんからみんな開放されて自由に生きていけると夢見たのに・・・」を、次のよう

に言い換えれば分かりやすい。「兄さんをトーテムにしてお父さんを殺したら、

みんな平和に生きていけると夢見たのに・・・」。。

    

トーテムの選択には、特別な理由など要らない。カッコイイとか才能豊かとか、

『anan』の抱かれたい男No.1とかドラマの主人公とか、その程度の理由でい

いのだ。所詮、父親の代理にすぎないのだから、父を凌駕するような圧倒的能

力や絶対的統率力など必要ない。実際、例えば鉄平役を出川哲朗に変えれば、

「何でみんな、こんな人にウットリしてるの?」という疑問が生じるはずだ。たとえ

身分や能力の設定が全く同じとしても。。

       

トーテミズムにおいては、トーテムが集団を支配するのではない。集団が勝手

にトーテムをまつり上げて自分たちで共同運営するのだ。自己組織化と言って

もいい。実際このドラマで、鉄平が自力で大介を倒して、残った家族を統率する

ことなどあり得ない。万が一あるなら、鉄平が大介と同一化するだけのこと。や

がて「第二の父殺し」によって、鉄平もまた倒されることになるだろう。

   

そもそも鉄平にとって、裁判で勝つだけでも、錢高(西村雅彦)が書いたノート以

外に、銀平の手助けが必要なんだろうし、デスペラードに対する愛の支えを早苗

(長谷川京子)から受ける必要がある。さらに、銀平を動かすのは他の家族の言

葉だろう。要するに、父を殺してトーテムを崇拝するのは部族集団、大介を倒し

て鉄平を崇拝するのは一族なのだ。

      

ここで気になる事がある。鉄平というトーテムは、物語の外部にある別の集団=

制作スタッフにも崇拝されている。大した理由がある訳でもなく、なぜか理想の

リーダー像として祀り上げてるのだ。

               

ところで、トーテムは祝祭日には殺されてしまう。もうすぐ、連続ドラマのラストと

いう祝祭。トーテムを殺した後、飲み会の席でスタッフが、トーテムの死ぬ様子

を再現してハシャいだりしないだろうか。エッ、もう打ち上げは終わってるって、

『恋のから騒ぎ』で成宮寛貴が言ってたって? あっ、そう♪

   

まあとにかく、できればそんな誰でも予想できそうな平凡な結末じゃなくて、ど

うせなら最初から殺されてる父=敬介のトーテム=肖像画にジェームス・パー

ディをぶち込むとか、斬新な結末にして欲しい。さらに、雪山で可愛いウリ坊に

もぶち込んで、大介も含めて一族が仲良く猪鍋を食べてる様子を、お星さまに

なったウリ坊の肖像画が上から微笑んで見ているとかネ。BGMはもちろん、

『星に願いを』。音楽の服部隆之も納得してくれるはず。

これぞ、前衛=アバンギャルドだろう♪

       

           ☆          ☆         ☆

ここまでの話は要するに、父の死と集団の再生に関する話。一方、今回のドラ

マでは、別の「死と再生」の話もクローズアップされていた。ここからは、阪神特

殊製鋼という株式会社をめぐる死と再生に目を向けてみよう。

   

この場合、死ぬのは会社自体ではない。新聞の活字にも使われてた「倒産」と

いう言葉はとても曖昧で、誤解を招きやすいものだ。ものすごく簡単に言えば、

借金を返せなくなって、銀行取引を停止され、財産の多くを失うこと。色んなパ

ターンに分かれるけど、代表的なのは会社更生法の適用で、借金をチャラに

したり延滞を認めたり財産処分したりして、経済的に立て直す。同時に、責任

者を処分したり提訴したりして、経営的にも立て直す。

              

阪神特殊製鋼のような大きくて中身のある会社の場合は、数年後には何らか

の形で復活するのがフツーだ。倒産→つぶれた→工場解体、なんて事になる

訳ではない。

    

では結局、何が死ぬのか。直接的には、株だ。株とは、会社全体の価値を分

け持つ証明書だから、会社の価値がゼロになれば、株価もゼロになる。ベア

リング社との契約などによって一時は250円になってた株が、おそらく最後の

取引では1円になり、上場廃止後は単なる記念の紙切れとなる。最近はあち

こちのブログのお飾りとして、笑いと涙を誘ってるようだ。

     

ただし、阪神特殊製鋼のモデルとされる山陽特殊製鋼の場合は特別だった。

1965年3月に会社更生法の適用を申請、6月に上場廃止されたものの、

は例外的に紙切れにはならず、単なる95%減資。形式的に100株が5株に

されてしまっただけで、実質的にはそこまでの被害にはなってない。

                

おまけに、やがて復活して再上場。現在の株価は、昨今の鉄鋼ブームに乗る

ようにして、900円前後にまで到達している。ちなみに皮肉なことに、帝国製鉄

のモデルとされる新日鉄の傘下だ。ドラマでは美馬(仲村トオル)が、阪神特殊

製鋼を欲しがる会社として中央製鉄という名前を出してたけど、ひょっとしたら

帝国製鉄になるのかもしれない。。

    

話を元に戻そう。会社を死なせたのは、株を殺したのは、一体誰なのか。要す

るに、銀行だ。爆発1週間後の事故処理委員会に出てた阪神銀行頭取・万俵

大介、大同銀行頭取・三雲(柳葉敏郎)、長期信用銀行頭取・宮本、三栄銀行

頭取・日下部、五和信託銀行頭取・鵜川が殺したのだ。

               

と言うのも、倒産を決定する主な要素の一つは企業の評価。現在いくらで、将

来どの程度稼げるのかという、ハッキリ言って結構アバウトな話だ。特に今回

の阪神特殊製鋼の場合、帝国製鉄による突然の銑鉄供給停止と、爆発事故。

単なるアクシデントの連発だから、助けようと思えば何とかなったはずだ。

    

それでは、なぜ銀行は会社or株を殺したのか。それは、所有者を殺して会社

を取り巻く集団全体(工場、従業員、取引先なども含む)を再生するためだ。

所有者とは、株主と債権者。もちろんここに銀行自身も入ってるし、万俵一族

の個人も含まれてる。大介や鉄平はもちろん、寧子(原田美枝子)一子(吹

石一恵)二子(相武紗季)でさえ、阪神特殊製鋼の株主の可能性がある。

     

倒産によって所有者を殺し、会社更生法で集団を自ら再生、新たな段階に発

する。これはどこかで見た構造。そう、まさにフロイトの『トーテムとタブー』

が描いた世界なのだ。この場合のトーテムは、紙くずになった株券か、あるい

は専務解任後の技術者・鉄平だろう。普段は高く掲げられているものの、祝

祭日には再び殺されるはずだ。笑いものにされたり、責任論を蒸し返されたり。

過去の罪を担うと共に、現在の集団に貴重な導きや教えをもたらす、両義的=

両価的な存在として。

    

こうして、今や明らかなように、『華麗なる一族』第8話とは、『トーテムとタブー』

を二通りにアレンジして重ね合わせた見事な変奏なのだ。

お星さまになったフロイトも、きっと空から微笑んでいることだろう。。。

        

          ☆          ☆          ☆

とりあえず今回はこれで終了。あ~面白い、ドラマ記事♪ (『虫の声』だろ!)

これを面白いと思ってくれる人が世界に100人くらいいますように!

星に願いをかけとこっと。。ではまた。。☆彡

     

          

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.ドラマ冒頭の血液型の話は、妙なこだわりを感じた。このままだと、

    川(西田敏行)が死ぬ前の「医者は血液型を間違うことがある」とかい

    う台詞と共に、無意味なエピソードになってしまう。

    原作は第5話対応箇所までしか読んでないけど、ひょっとしたら敬介の

    血液型はAじゃなくて実はBかOで、鉄平の本当の父親はやっぱり大介っ

    て事になるんじゃないのか。

    な~んてネタバレっぽい話は、あちこちに書いてそうだよな。やっぱウチ

    は、『星に願いを』や『トーテムとタブー』でしょ♪

    次回は何にしようかなぁ。セルフ・プレッシャー。。^^;

    

P.S.2 阪神銀行の20億融資撤回が1月31日。高炉突貫工事の話は2月。

      そこから、「突貫工事は無謀だから融資撤回した」なんて大介のウソ

      を暴くだけじゃ、平凡すぎるよな。。スタッフさん、って言うか、脚本の

      橋本裕志には、独自のヒネリを期待しよう♪ 山崎豊子がどう書いて

      るのか知らないけど、あんまし気にせず自由にネ!

     

P.S.3 真実は多面体。見る方向によって異なる姿を現すし、隠れた部分も

      必ず生じる。このドラマを父-母-子の関係(エディプス・コンプレッ

      クス)の観点から見直すと、かなり異なる姿になるだろう。鉄平が大

      介に宣戦布告したあと、寧子を抱き上げたシーンなんてのは、もちろ

      んギリシャ悲劇のエディプス王まで遡れるものだ。

        

P.S.4 『華麗』がアメリカに輸出されてヒットするような展開になれば、この

      記事を英訳してアメリカ進出を目指すのもいいな。

      相子(鈴木京香)や鉄平と同じく、挫折して奇妙な人生を歩むのも、

      また面白そうだ。人生、いろいろ♪

    

P.S.5 相子と美馬の関係には、野次馬的興味がちょっと湧くな。あと、芙佐

      子(稲森いずみ)はどうするんだろう。ストーリー的には用済みって感

      じだけど、血液型に絡めるのかな。それじゃ、生物の授業か。。♪

    

P.S.6 父殺しという主題をめぐって、『華麗』と『白夜行』を比較するなんての

      も面白そう。でも大変そうだから、誰か代わりに頑張って!

   

P.S.7 この記事のタイトル、当初の案の一つは、『父さんと倒産』だった。

      止めといて正解だったかな。。♪

   

P.S.8 来週は、日銀派と共に大同銀行が殺されるのかな。殺すのは、周

      囲の複雑な集団、トーテムは綿貫(笑福亭鶴瓶)とでも言うべきか。

      この社会的な父殺しによって、集団が再生するのかどうか、ビミョー

      だけどネ。。

    

              

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

        

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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華麗ファンへのお知らせ

遅まきながら華麗ぱん発見! そりゃ、「華麗ぱんのお知らせ」だろ!(失礼♪)

Kareipan『華麗なる一族』の記事のアップが

先週から大幅に乱れてるけど、別

にパワーが落ちてる訳じゃない。

旅行の後遺症、仕事、荒川マラソン

準備 etc で、なかなか時間が作れ

ないだけの事。

     

ホントは第8話の記事を水曜アップの予定だったんだけど、時間がなかったし、

昨日の木曜は構想だけで終わってしまった。ま、それだけ手間ヒマかけて書い

てるってこと。さすがに今日の夜にはアップできそうだ。

      

またまた独自路線を突っ走るマニアックなレビューになる気配♪ 乞うご期待☆

原作との比較記事も近々再開する予定!

      

          ☆          ☆          ☆

P.S.「TBS開局55周年記念特別企画 日曜劇場 華麗なる一族」と袋に印

刷された、この華麗ぱん。21種類のスパイスを石つぼで「つき」、2度熟成させ

た香り立ちの良いひと手間かけたカレースパイスを使用、との事だけど、食べ

てみると普通のカレーパンだ。世評なんてものはあまり信用してないけど、今回

は正しかった。山崎製パンさん、不二家のペコちゃんなんて助けてるヒマあった

ら、華麗ぱんをもっと華麗に改良してネ。キムタク=鉄平の甘みと欣也=大介

の苦味を上手く調和させて♪

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朝ラン4連発、身体が適応♪

RUN18km,1時間24分50秒,平均心拍164

気持ち良かった♪ タイムはまだまだだけど、朝ラン4連続であの走りは評価

できる☆ ボロボロ32.2kmから6日経過、この間も走ってるけど、少しずつ

確実に脚のダメージが取れてきた。それに、早起きリズムに身体が慣れて

たってのもある。睡眠不足はどんどん溜まってるのに、わりとラクに起きれるし、

走りのダルさも消えて来た。身体の適応能力ってのは凄いもんだ。。

    

今日までの5日間の走行距離が74.2km。そこへさらに18kmの朝ランって

ことで、単に完走できればいいと思ってスタート。ところが意外に脚が軽い。疲

れはあるけど、明らかに動きがいいしパワーも感じる。まあ最初だけだろうと

思って控えめに走ったのに、往路もそこそこだし、1周目は10分を切った♪

一昔前なら9分30秒を切って喜んでたもんだけど、今では10分切りが凄く嬉

しい。1km4分40秒ペースってことだ。

      

続くはずがないと思ってたのに、4周目までそのままキープ。しんどいけど、ま

だ余力を感じる。適度なバネを利用、リズミカルに呼吸する走法を思い出した

のが大きいし、32.2kmで痛めた左脚付け根がかなり治ってきたのも大きい。

とうとう最後まで4分40秒ペースをキープ♪ トータルでもほぼこのペースだ。

あと10秒縮めれば結構なもんだけどな。調子が上向きなのをハッキリ示してる

のは、走った後。6日間で92.2km、距離だけでも急増してるのに、もっと走

りたいような気がしてしまう。これはかなり珍しい感覚だ。。

    

さて、これで明日は休んで、明後日からハーフ、25kmと続けて、1日休んで

ラスト再び32.2km。これが予定なんだけど、天気や時間の問題もあるし、

さほど自信はない。とにかく、レース当日にたっぷり疲れを残してしまったと思

われる去年の失敗を繰り返すのだけは避けよう。

あ~、たまの休みはマジで嬉しいな♪

    

P.S.心拍は相変わらず高いし変な動きをしてるけど、いちいちハテナマーク

    をつけるのもウザイので省略。トランスミッターの電池が残り少ないのと、

    心臓の問題と、両方じゃないかな。。

         

  往路(2.45km)    12分51秒  平均心拍139          

  1周(2.14km)     9分59秒        158        

  2周              9分57秒        164        

  3周             9分58秒        165

  4周              9分52秒        169 

  5周             10分00秒        165

  6周             9分57秒        167

  7周(0.26km)       1分16秒        169

  復路              11分01秒        166

  計 18km    1時間24分50秒    164(最大心拍173,ゴール時)

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荒川マラソンの丁寧な案内到着♪

RUN16km,1時間16分50秒,平均心拍162?

朝ラン3日目、眠すぎて頭痛が痛かった。。大丈夫かなって感じだったけど、

走ってる間に目が覚めたからなのか、頭痛は治まった。あんまし無理すると

脳梗塞とか怖いよな。あっと言う間にお星さまになるみたいだし。。

    

実は目覚め自体は前の2日よりラクだった。少し身体が適応して来たようだ。

Arakawa_annaiただ、そこからしばらくボーッ

としたままで、1時間経ってス

タートしても半分寝た状態。

でも、荒川マラソンの案内ま

Sharbetで来ちゃったからには頑張る

しかない。青梅マラソンの時

に書いたように、荒川の案内

は詳しくて良心的だ。ハガキ

1枚の青梅とは大違い。例え

ば、どこの給水所に何がある

かまで正確に書いてある。左

の第13給水の箇所に注目。

名物のシャーベットが書かれ

てる。これを食べるのは、ラン

ナーの権利じゃなくて義務だ♪ 荒川マラソンはタイムだけが勝負なのでは

い。シャーベットを何コ食べたかが問題だ。初めての人は、なるべく3コ以上

食べるように。ちゃんとトイレはあるから^^

                

と、ここまで書いて、もう眠さの限界。朝ラン3日目、疲れのピークにしてはそ

こそこ健闘したんじゃないかな。1km5分でいいと思ってたのに、4分48秒

でカバーできた。問題は明日の朝。18kmがノルマだけど、起きるのも走るの

も全く自信なし。明後日は休むから、ここが頑張り所なんだよな。星に願いを

かけておこう。何とかなりますように☆ (天井しか見えないけど♪)

      

  往路(2.45km)    12分57秒  平均心拍138          

  1周(2.14km)    10分09秒        156        

  2周             10分11秒        163        

  3周            10分11秒        166

  4周             10分13秒        167 

  5周             10分11秒        168

  6周(0.4km)      1分48秒        172?

  復路              11分11秒         166

  計 16km  1時間16分50秒 162(推定)(最大心拍176,ゴール時)

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眠い、ダルい、遅い・・

RUN14km,1時間08分02秒,平均心拍162?

やっぱ朝ランは向いてないな。。寝る時間があんまし変わらないのに、起きる

時間だけ早くなるから、走ってる時だけじゃなくて1日中眠い。長年染み付いた

夜型はそう簡単には変えられないなぁ。まぁ、荒川までの辛抱か。。

     

目覚まし3コ、5分おきくらいにセットして、おまけにスヌーズ(止めてもまた鳴る

機能)も使ってるんだけど、朝ラン2日目にしてかなり危なかった。全部止めて

クーッ・・と寝そうになったものの、さすがに1日でダウンってのはマズイと思って

必死に起きる。走りたくないって言うよりは、もっと寝たいだけ。おまけに、40分

後くらいにスタートしても、脚が重くて進まない。昨日よりはマシだけど、いまだ

先日のボロボロ32.2kmの後遺症が残ったままだ。

     

久し振りに、新携帯910SHで音楽を聴きながら走ろうかとも思ったけど、眠す

ぎてわずらわしいのでパス。余裕がないから、僅かな重さとコードが嫌なのだ。

それに、朝ランは人が多いし、明るくて風景の変化も大きいから、深夜ランより

は刺激がある。これはハッキリしたメリットだろう。ま、深夜の静寂で孤独な感じ

も好きだけどネ。。

    

肝心の走りは、もちろん論外。最低1km5分ペースは維持したいなと思って、頻

繁に心拍計をチェック。時計の機能はいいんだけど、やっぱ心拍が変だ。じっと

見てると、突然180とか190になったりする。しばらく経つと戻るし、スタート前と

か帰宅後とか見ても問題ないから、機械の問題じゃなくて心臓の問題の可能性

も十分あるなぁ。そもそも5年ほど前に、心電図異常で医者に渋い顔をされてる

から、ちょっとだけ怖い。ま、いわゆる「スポーツ心臓」にすぎないとは思うけど。。

    

結局、最低限のペースは維持したものの、明日のノルマの16kmをこなす自信

はあまりない。ま、場合によっては明後日お休みを入れようかな。とにかく、やれ

る事はしっかりやっとこう!

    

P.S.何か、ここ最近のココログはちょっと重いな。またトラブル発生かも。。

     

 往路(2.45km)      12分43秒    平均心拍143

  1周(2.14km)    10分25秒        159

  2周             10分27秒         165

  3周            10分21秒         168 

  4周             10分21秒         172?       

  5周(540m)       2分32秒          171?

  復路             11分13秒            168

   計 14km   1時間08分02秒     162(最大170?,後半?)

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早朝リハビリ低速ラン&あの記事の後日談

RUN12km,1時間02分30秒,平均心拍158?

10日前の千葉ちゃん関連記事、今この文章を読んでる人の多くは、どこか

で題名くらいは目にしてるだろう。ウチじゃなくても、ココログの記事紹介ペー

ジのあちこちに名前が載り続けている(トップ,ランニング,芸能,ココログ関

連)。『バージン喪失を目指して走り出そう☆』なんていう過激なタイトルのおか

げで、大量のアクセスを呼び込むことになったこの記事、今日までの11日間

で、アクセス数2000、訪問者数1850に達してる。3流市民ランナーのラン

ニング記事としては凄い数だ。

   

訪問者数というのは、日付が変わると別人としてカウントするので、実際の訪

問者数はこれよりちょっと少ない。でも、要するにアクセス数と訪問者数がほ

とんど同じなわけで、これはほとんどの人がすぐ帰ったことを示してる。と言う

のも、他の記事を読んでたら、その後で「戻る」操作をした際には再びアクセス

としてカウントされるからだ。

     

大げさに言うなら、2000人近い読者はみんな、「テンメイ=変なタイトルの

記事を書いてたブロガー」としか思わなかったってこと。全然うれしくないなぁ。

全くマトモな内容の記事だし、タイトルも筋が通ってる。そこそこ程度には走っ

てるし、ブログも1年半毎日更新し続けてる。それなのに、納得いかないね。

全員じゃないけど、ちょっと極端すぎるな。。

      

何でこんなボヤキを書いてるかって言うと、今日やっと大量の「チラ見アクセス」

が止まったからだ♪理由は簡単。千葉ちゃんのブログのトップページに、ウチ

の記事のTBが載らなくなったからだ。別に削除されたわけじゃなくて、新しい

順の掲載だから。ちょっと商業的なTBが目立つけど、ナイキの担当者が管理

してるんじゃないのかな。ま、ともかく、これでやっと普通の状態に戻ったわけ。

めでたし、めでたし♪

   

なんて事を書いてたら、時間がなくなってしまった。金曜夜の32.2kmの後遺

症が残る中、今日から朝ラン開始。18日の荒川マラソンまで、朝型の生活を

続ける予定。これは、典型的な夜型人間の私にとって地獄なんだけど、2週間

の辛抱だ。ちなみに今朝は、まだ脚がボロボロだったので、のんびり12km走っ

ただけ。にも関わらず、結構しんどいし心拍もやたら高い。もはや荒川の連敗は

決定。。でも、最後まで粘りを見せよう! 明日も早起き!☆

     

  往路(2.45km)   13分41秒  平均心拍140

  1周(2.14km)  10分59秒        157

  2周           10分05秒        163

  3周          10分09秒        166 

  4周(0.68km)   3分35秒(推定)    169

  復路           12分02秒(推定)    165

  計 12km   1時間02分30秒    158(最大170,4周目)

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星に願いを~『華麗なる一族』第7話

  星に願いをかける時

  あなたが誰でも同じこと

  心が望んでいるのなら

  どんな願いもかなうだろう・・・

        (作詞:Ned Washington ; 訳:Tenmei)

     

          ☆           ☆           ☆

「When you wish upon a star・・・」で始まる名曲『星に願いを』。1音ずつ、ゆっ

たり流れる美しいメロディーは、たとえ曲名は知らなくても、誰もが耳にしたこと

があるはずだ。ディズニー映画『ピノキオ』で流れたこの曲は、1940年度のア

カデミー賞(作曲賞、主題歌賞)に輝いている。

エッ、どこが『華麗なる一族』なんだよって? まあまあ、焦らずに♪

    

この曲を意識したのは、ワースト番組として悪名高い『ロンドンハーツ』の2004

年春のスペシャルだ。キムタクとは正反対、「抱かれたくない男」No.1タレント

出川哲朗が、交際中の元レースクイーン・阿部瑠璃子に番組でプロポーズす

る時、必死で練習したピアノで心を込めて弾いたのがこの曲。この回は珍しく好

評で、それ以降のロンハーとロンドンブーツの流れを変えた感さえあった。特に

淳は、悪ガキからいい人へと転向することになった。。

           

(08年10月1日追記: 正しい名前は「阿部瑠」だった。道理で検索が少な

               かったはず。気付くの遅いわ・・)           

         

さて今回、『華麗』第7話の記事を書くか書くまいか迷ってる時、ふとこの曲を思

い出したおかげで、書くことを決心した。スキー&スノボツアーの日程とぶつかっ

たせいで、既に1週間遅れ。数時間後には第8話の放映。おまけに旅先でサラッ

と見た第7話は、すごろくの1回休みみたいな感じの内容。サイコロ振る手間が

1回省けてラッキーって感じだ。ここまでをしっかり見てた視聴者なら、パスして

も次回にほとんど困らないだろう。

              

それでも貴重な時間を割いて記事を書くのなら、斬新な内容、刺激的な切り口

でないと意味がない。「悲劇の高炉爆発」なんてサブタイトルはどうでもいい。

そこで、「星に願いを」なのだ♪

         

          ☆          ☆          ☆

星とは何だろうか。それは遥か彼方の宇宙、決して手の届かない夜空できら

めく存在だ。そこから放たれる光は、人々をその方向へと導く招待状だ。同じ

く価値あるものでも、ダイヤとかお金ではなく、星に願いをかけるのは、それが

無限に遠く離れてるからだろう。そもそも、無限の時空を超えて我々のもとに

光が届いた時、既にその星は過去のものであり、現存しないかも知れない。

光の伝達にさえかなりの時間を必要とするほどの彼方にある、不可能な存在。

だからこそ、『星に願いを』の甘く優しいメロディは、どこか切なく哀しいのだ。。

    

さて、ここでイメージして欲しい。『華麗』においてここまでいい仕事をして来た

服部隆之の音楽の代わりに、Ned Washington 作詞・Leigh Harline 作曲の『星

に願いを』をBGMとして流したら、視界は一変するのではないか。妻妾同衾だ

の、嫁への性的暴行だの、異母兄妹だの異父兄弟だの、特殊な人間関係ば

かりを前面に押し出す皮相なドラマの向こうに、もっと普遍的な物語が見えてく

るのではないか。前回考察したイーグルスの名曲『デスペラード』よりも遥かに

本質的に、甘く切ない前衛的作品へと転化させてくれるのではなかろうか。。

     

           ☆          ☆          ☆

決して到達不可能な彼方から、至高の輝きを放ちつつ人々をひき付ける星。

『華麗なる一族』において、星とは愛だ。鉄平(木村拓哉)はなぜ、あれほどま

でに高炉を見上げ続けるのだろうか。それは、彼にとっての高炉が、本質的

には父の愛だからだ。存在しない父の愛には決して到達できないが、存在さ

せ得る高炉なら到達できる。日本の鉄鋼の世界進出なら実現できる。正確に

言うと、高炉とは父の愛の手近な代理物、星の代わりのダイヤなのだ。不可

能なものの、可能なものへの変化なのだ。

    

ここで、父の愛には到達可能なのではないか、と問うことで、さらに思考は深ま

る。将来の父の愛には手が届くかも知れない。たとえ今回、父の冷たい本心が

分かったにせよ、ひょっとしたらいつかは愛してもらえるかも知れない。憎しみ

が愛へと変わるのは、あまり数が多くないにせよ、十分あり得ることだろう。

                

ところが、やはり父の愛には到達不可能なのだ。なぜなら、重要なのは、過去

の父の愛だからだ。無力で不安で孤独な幼い頃、必死で求めたのに手に入ら

なかった父の愛を、今さら少し回復したところでむなしさに何の変わりもない。

たとえ、その根源的なむなしさを、表面的な喜びや部分的な幸せで覆い隠すこ

とこそが、人間にとって必須の生きる技術であるとしても。。

               

          ☆          ☆          ☆

一方、父・大介(北大路欣也)はなぜ、あれほどまでに爺さん=敬介の肖像画

を見つめるのだろうか。それは彼にとっての肖像画が、本質的にはやはり、愛

という名の星だからだ。ただし、この愛は鉄平の場合よりも遥かに複雑に構成

されたものだ。まず、敬介に対する愛と共に、逆向きの愛とも言うべき憎しみが

混在している。それだけなら鉄平と同様だけど、憎しみに具体的起源がある点

が決定的に違う。大介の憎しみは、主として妻・寧子(原田美枝子)に対する愛、

より限定するなら嫉妬から生じてるのだ。妻と敬介の肉体関係に対する疑惑が

大きく広がるのは、それなりに妻を愛してるからだ。

     

けれでも、この愛もまた憎しみと共存している。それは、そもそも妻との結びつ

きが、おそらく閨閥結婚だからだ。その当時、つまり遥か昔の万俵家にとって、

公家との閨閥は重要だっただろう。大介も、銀平(山本耕史)一子(吹石一

恵)二子(相武紗季)と同様に、複雑な思いで結婚したはずだ。自らの結婚

を憎んだはずだ。その憎しみは、主に敬介に向かっただろうが、一部は不条

理にも寧子に向かってしまっただろう。

     

そしてさらに、肖像画には、鉄平へのかなりネガティブな思いも込められている。

恐らくは敬介の子供なのに、自らの長男として育ち、外見も能力も敬介そっくり。

自分より敬介に愛されていて、今では余計な突貫工事で野望の邪魔をする、鉄

平へのかなりネガティブな思いには、もちろん無視できない程度の愛情も含まれ

ているだろう。

    

こうして、大介が肖像画を見つめる視線は、非常に複雑に構成されている。でも、

本質的にはやはり愛なのだ。過去に欠如していた愛、届かない星なのだ。その

不可能性は、敬介が実際に死んでしまってること、文字通りの届かない存在に

なってることで、さらに重く大介の心にのしかかっているだろう。。

      

          ☆          ☆           ☆

鉄平、大介に続いて、本来なら銀平についても触れるべきところだ。父の陰謀

を知りつつ兄には言わず、兄に嫉妬しつつも応援する銀平。父にはかなわない

と言いつつ、父に愛されつつ、それでも哀しい表情で父に逆らう銀平。妻・万樹

子(山田優)や自分の子供には徹底的に冷淡に振舞う一方で、母に叱られると

シニカルに喜ぶ銀平。ただ、本格的に扱うには難しく、またそろそろ時間もない。

     

ここではその代わりに、一言だけ、最も遠くにある星に触れておくことにしよう。

それは、大介の母、つまり敬介の妻だ。ストーリーから徹底的に排除されてい

るこの存在、あるいは不在こそが、本当は最も遠くから2人を導く光を放ってい

るのかも知れない。したがってまた、鉄平をもいざなっているのかも知れない。

不可能で切ない時空へと。。

          

          ☆          ☆          ☆ 

それにしても、なぜ星なのか。ここまで読んでも、やはり比喩としてあまりに唐

突だし、無理があると感じるかも知れない。最後にその点に触れて、このレ

ビューを終わることにしよう。

     

実は、このレビューの当初のタイトルは「不在による支配」だった。「星に願いを」

では乙女チック過ぎると思われる方は、そちらで考えて頂いても構わない。私の

願いとは異なるものの、内容的にはむしろ、その方が自然に見えるだろう。

     

ところが、調べてる内に面白いことが分かったのだ。不在による支配がなぜ可

能なのかというと、人が不在に対して愛を差し向けるからだ。また、愛を求める

からだ。この営みを、より広く「欲望」と呼んでみよう。

               

欲望の対象は本質的に欠如している。こうした心理学的・精神医学的主張を分

かりやすく物語っているのが、「欲」という漢字だ。小学館・新選漢和辞典・改定

新版を参照すると、左半分の「谷」は音を表す部分、「欠」は意味を表す部分の

ようだ。つまり、欲望とは本質的に欠如と関わる心理的プロセスなのだ。

    

さらに、毎度おなじみ小学館・ランダムハウス英和大辞典・第二版と、小学館・

プログレッシブ英和中辞典・第2版を参照すると、もっと面白い話が載っていた。

desire(欲望)という言葉の語源は、星なのだ。しかもdesireには、もともと無理

とかむなしいとかいうネガティブな意味が込められていたらしい。

だから結局、根源的な愛=不在への欲望=星への願い、なのだ。

      

もちろん、本来の歌詞のポジティブな意味とは少しズレている。でも、あの曲が

なぜ物悲しさを含んでるのか、星に願いをかける行為がなぜ切ないのか、少し

分かった気がしないだろうか。また、『華麗なる一族』という大人のグロテスクな

悲劇が内包する、幼子のように可憐でいじらしい思いが浮かび上がってこない

だろうか。。。

          

            ☆          ☆          ☆

あ~、面白かった。これぞ自己満足の極致! 他者満足は知らないけどネ♪

遠い将来、著作権その他の問題が片付いた時点で、この文章をキッカケにし

て、誰かが『華麗なる一族』の前衛的パロディを映像化してくれたなら、これに

優る喜びはない。

              

あるいは、アイデアだけ利用して全く別のマイナーな作品を作った無名のアー

ティストが、エンドロールの片隅に「原案:テンメイ」とでも書いてくれれば、これ

こそ私にとってのオスカーだ。数百年、数千年の彼方の星に向かって、デスパ

リットな願いをかけるとしよう。絶望的な切望が届くことをかすかに夢見つつ。。

     

   星に願いをかける時 あなたが誰でも同じこと

   心が望んでいるのなら どんな願いもかなうだろう☆

    

創造の連鎖の可能性を開くこと。これこそレビューの力だ。ではまた。。☆☆彡

          

            

           

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.この記事は、第7話自体に関するものではなく、第7話までの全体、ある

    いは最終回までの全編に関するものだ。でも、第7話を改めて思い出す

    と、星という隠された主題と容易に結びつくイメージを幾つか見出せる。

    遠くに輝いてた高炉とその爆発。溶鉱炉の鉄みたいに、あるいは高炉の

    爆発のように赤く輝いていた太陽。そして、お星さまになった荒武玄(六

    平直政)と、銀平&万樹子の赤ちゃん。。

         高炉の爆発を遠くに眺めつつ、「天は我に味方したか」と大介がつぶやく

    シーンは、文字通り「星に願いを」の世界を現していた。。

    

P.S.2 以前からの読者はお気付きだろう。この記事は、

        感謝すべき遭遇、時空を超えた銀河~『ギャルサー』最終回

      を意識したものだ。『華麗』が星の切ない側面を描いてるのに対して、

      『ギャルサー』ラストは星の輝かしい側面を描く見事な作品だった☆

   

P.S.3 女は時々ウソをつく。。四々彦(成宮寛貴)に対する二子の言葉に、

      大きく頷いた男性、「時々じゃないだろ!」と突っ込んだ男性、様々

      だろう。あそこの「ウソ」が、過去の言葉と現在の言葉、二重に掛かっ

      てたのは言うまでもない。

         

      来週問題になりそうなのは、女将(多岐川裕美)のウソ。芙佐子(稲

      森いずみ)へのウソはケリがついたようだけど、鉄平に対する最後

      の手紙の内容がホントなのかウソなのか、物語的には重要になりそ

      うだ。ま、個人的には趣味じゃない話だけどネ。。

      

P.S.4 冒頭、玄が鉄平にジャンケンで負ける時の演出は、もし狙ったのなら

      テクニカルだ。殴りかかると見せかけてジャンケンするって部分じゃな

      くて、鉄平に銀平が手助けした部分。つまり、玄は銀平=阪神銀行の

      裏工作によって、賭けに負けてしまったのだ。ジャンケンと共に、人生

      においても。。

    

P.S.5 相子さま(鈴木京香)が珍しくスネた仕草は妙に可愛くて、ちょっとだけ

      萌えてしまった。爆発という名の星の花火を見上げるシーンも良かった。

      萌えない女優の代表格の良さが分かるようになったのもビミョーだけど、

      早苗(長谷川京子)のサービスショットが少な過ぎるから仕方ないよな。。

    

P.S.6 ちなみに『星に願いを』の歌詞、「心が望んでいるのなら」の部分は、

      もとの英語ではdesire だ。この英単語にとって、これほど適切な用例

      もないだろう♪

         

            

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

        

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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2月の全走行距離

RUN32.2km,2時間51分49秒,平均心拍164?

超キツかった。。これほどボロボロの走りは、去年の荒川マラソン以来のこと。

かなり早い時点で脚が動かなくなって、最後は鉛を超える重さ。ほとんど止ま

りそうだった。何とか完走したものの、タイムは悲惨。帰宅後はクールダウン

のウォーキングさえ途中で止めたほど。回復に何日かかるかなぁ。。

    

32.2kmってのは、フルマラソンから10kmだけ差し引いた距離。例年なら

相当走りこんだ後にチャレンジするこの距離を今日走ったのは、サボり過ぎ

しまったからだ。この大事な時期に、2泊3日の雪上トレーニング(スキー&ス

ノボ)を挟んで、6日も休んでしまった。一気に疲れが出た感じで、心身の調子

を崩したのだ。今日も全くやる気なかったけど、さすがに1週間休むのは罪悪

感が強すぎるし、ほとんど経験もない。という訳で、最低30km、出来れば32

kmっていう目標を掲げて、しぶしぶ公園に走り出した。

   

実は、ちょっとだけ期待があった。心身ともにダルイけど、ちょうど雪上トレー

ニングの疲れが超回復に変化した頃だろうから、脚力がアップしてるんじゃな

いかと思ったのだ。ところが、これは大ハズレ! 6日も走ってないのに、最初

から脚が重い。やっぱり、スキー&スノボを適度に楽しむ程度じゃ、有酸素運

動にはなってないようだ。むしろ、雪遊び&筋トレって感じだったかな。

   

ま、そうゆう訳で、冒頭に書いたように悲惨なランニングになったわけ。自業自

得とはこの事か。いくら何でも調子が悪すぎたってのはあるけど、今から2週間

頑張らないと荒川も悲惨なことになるのがよ~く実感できた。とりあえず脚を回

復させて、そこからまた走りこもう。ちなみに、今日の心拍の値はちょっと高過

ぎると思うから、単なる参考値。もし正しいのなら、よほど不調ってことだ。。

   

          ☆          ☆          ☆

さて、月末or月初めの恒例行事、全走行距離の公開にしぶしぶ移ろう。2月は

     RUN 199km ; BIKE83km

少ない。。途中まったく計算してなかったから、RUNが200kmにあと僅かとは

知らなかった。知ってたら200kmにしてたのになぁ。。それにしても、年々減る

一方の走行距離。これじゃ論外だ。特に、秋冬の自転車の落ち込みはヒド過ぎ

るなぁ。2月は携帯電話を買い換えて、オモチャ代わりに遊んでしまったのが失

敗。今シーズンはPCも買い換えたし、ノロウイルス&インフルエンザなんての

もあったし、ドラマ記事でアクセス急増したせいでデータ処理時間その他も急増

してしまったし、例年より条件が悪過ぎる。ま、ボヤく暇があったら頑張ろっと!

             

  往路(2.45km)   12分56秒  平均心拍139          

  1周(2.14km)    10分13秒        161        

  2周             10分13秒        168        

  3周            10分18秒        170

  4周             10分29秒        173

  5周             10分35秒        169

  6周             10分40秒        170 

  7周             11分00秒        169 

  8周             11分42秒        165 

     9周            11分46秒        167

 10周             12分03秒        166

 11周             12分31秒        164

 12周            12分53秒        163

 13周(1.62km)     10分14秒         165

  復路             14分19秒          159

   計 32.2km   2時間51分49秒          156

            

           ☆          ☆          ☆      

 05年 3月  280前後,  100前後  ;   06年 3月  278   ,   204

     4月  124   ,   388     ;      4月  170    ,    362

     5月  176  ,    780    ;       5月    74   ,    901

     6月  173  ,    651    ;       6月   91   ,    627 

     7月  155  ,    1014      ;      7月  156  ,   569

     8月  131  ,   1006   ;      8月  113  ,    691

     9月     240  ,   219       ;            9月  200  ,    84

    10月  197  ,    324    ;       10月  200  ,     123

    11月  194  ,    400    ;     11月  192   ,      27 

    12月  200  ,    352   ;     12月   233   ,     83

06年 1月  235  ,    321   ; 07年 1月   190    ,      9

          2月  243  ,    230   ;      2月   199  ,     83

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ボーッとしたまま3日経過・・

眠い。。ダルイ。。3日間のスノー天国を終えて既に3日経過。いまだに生活が

元に戻らない。締切りに追われてる仕事のプレッシャーもあるけど、それよりむ

しろ、心身の不調のせいだろう。何もする気がしない。ひたすら寝たいだけだ。。

寝過ぎの状態だと余計眠くなるし、眠りが浅くなるので夢を見る時間が長くなる。

この夢がやたら楽しい。自分が主人公、懐かしい人も大勢登場する、刺激的な

ストーリー展開の個人的映画。下手なフィクションより遥かに優れた映像作品だ。

多分これは、「ヤバイ」状態なんだろう。。

         

普段と全く違う環境、全く違う生活リズム。安比スキー場での3日間は、心地良さ

と同じくらい、強烈な疲れをもたらしたようだ。って言うか、元からあった疲れを呼

び覚ましたっていう側面の方が大きいのかも知れない。特にブログに関しては、

睡眠を削って本気で書き続けたこれまでの方がおかしかった。数日どころか数ヶ

月くらいお休みモードに入りたい気分だ。。

   

以前は、ウケの良さそうな記事を書かない状態が続くとアクセスが激減して、こ

りゃマズイなって感じで頑張って書いたりしてた。ところがここ最近は、検索とリン

クとランキングを通じて、勝手にアクセスが入り続けてる。切迫感ってものがサッ

パリないのだ。ただ、荒川マラソンが近づいてるので、少なくとも運動は再開しな

きゃマズイ。急ぎの仕事も早く終わらせないとマズイ。。

    

という訳で、ドラマ記事復活にはもうちょっと時間がかかるってお話。せめて、

この前の『華麗なる一族』が面白ければ書く気にもなるんだけど、ハッキリ言っ

て見なくてもいい回だった。すごろくの「1回休み」みたいなもの。サイコロ振る

手間が省けてラッキーって感じ。旅先でサラッと見て、遅くなっても絶対書きた

いと思った『ギャルサー』最終回とは大違いだ。

ま、次から復活かな。悪しからずご了承を。。♪

       

単なるつぶやき記事、これにて終了。。☆彡

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快晴の安比スキー場で雪上トレーニング♪

雪上トレーニングか、単なる雪遊びか♪ 今年のスキー&スノボツアーは、東北

Ku02 最大って言うよ

 り日本有数の規

 模とクオリティ

 を誇る安比スキー

 場へ行って来た。

 ちなみに読み方

 は「あっぴ」。

 鋭角的デザイン

 の黄色いタワー

とウサちゃんマークが目印だ。『きらきら研修医』織田うさことの関係は不明♪

Ku01 また、残念なが

 ら今回、ウサギ

 は足跡しか見れ

 なかった。

    

 それはともかく、

 今回は例年以上

 にハードなスター

 トとなった。

Appi01 曜の夜中に30

 kmランニング

 した後、徹夜で

 東京駅へ。いつ

 もなら2時間程

 度は寝るんだけ

 ど、色々とバタ

 バタしてる内に

 朝5時になって

 しまった。あわ

てて東京駅に向かって、東北新幹線で盛岡へ。3時間ちょっとの乗車中、寝

たのは30分にもなってないと思う。

   

Appi02_1 3枚目の写真で、

 青緑色の安比ゴ

 ンドラから左下

 へと雪山が並ん

 でる所に注目し

 て欲しい。こん

 な風に雪山が一

 本の曲線を描い

 て並んでるのは

 初めて見る光景

Appi08 で素晴らしかった☆

 今回は3日間とも晴

 れだったので、ずっ

 とこんな眺めを満喫

 してた訳。最高の贅

 沢♪ 4枚目はゴン

 ドラ近くにあるオオ

 タカコース。遥か下の

Appi11 タワーを目指してコブ斜面を滑って行く。

 前森山(1305m)の北側を放射状に

 削った安比のコースは全て長くて滑り応

 えがあった♪ あちこち行ってるけど、

 これに匹敵するのは北海道のニセコだけ。

Appi07 5枚目は、初級

 者向けに長く迂

 回してるヤマバ

 トコース(5.5

 km)の途中に

 ある西森山のイ

 ヌワシコース。

 この上では、遥

 か遠くに美しく

Appi06_1 壮大な岩手山(2038m)

 が見えた(6枚目中央)。

 逆に前森山頂上から右

 へ向かうと、ザイラーゲ

 レンデ。ここのザイラー

 ゴンドラは黄色で大きかっ

 た。8人乗りかな。

       

 林間コースの幅の広さに

 も注目。とにかくデカイ!

Appi10 シャーベットオ

 レンジのリフト

 乗り場からはフー

 ド付クワッド

 伸びる。たとえ

 寒い日でも快適

 だろう。ここは

 ザイラーのさら

 に向こうにある

セカンドゲレンデのベースだ。ここみたいに、大きなスキー場の隅っこにある

小さめのゲレンデは、結構好み♪ 吹雪だと寂しくて怖いけど、晴れてたら

自分たちだけのスノー天国って感じだ☆ すぐ上の写真のゲレンデ・レストラ

ンは、大きくて明るくて充実! 日曜日にはギッシリ埋まってて、全盛期のス

キー場を彷彿とさせる賑わいだった。

      

ちなみに今回泊まったのは、タワーじゃなくて安比グランドヴィラ3。一番端っこ

だけど、ちゃんと往復ともに滑って行ける。和洋室がゆったりくつろげて凄く良

かった。くつろいで誰と何をしたかって? 夜のお楽しみはナイショ (^^)v

               

さて、最後に登場するのは、毎度おなじみ(?)のアイスクリーム♪ たっぷり

Appi09 滑った後に、暖房が効いたバスで食

 べるアイスは最高だ☆ ちなみに売

 店で「スプーンください」と言ったの

 は恥ずかしいミス。フタの下側に「ス

 プーン付」と書いてた(左参照)。裏

 側にくっついてるわけ。盛岡駅まで

 はバスで1時間。。

      

 ま、そうゆう訳で、3日間のスキー

 &スノボツアーで足腰を鍛えて来

たって訳。これを雪上トレーニングと呼ぶか、雪遊びと呼ぶかは、読者にお

任せしよう♪

     

とにかく、天気にも恵まれて最高の3日間だった。エライぞ、安比!

では、この辺で。。☆彡

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