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『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

現在、最終回記事を7割ほど書いた所。苦戦してるので、残り3割にどのくらい

時間がかかるか分からない。でもウチは一応、公開以来1年半、毎日更新を

継続中なので、この辺で一本、21日付けの記事が欲しい。

      

そこで、単なる参考資料として、鉄平(木村拓哉)がジェームス・パーディーで自

殺する前に小屋で残した手紙と「遺言」の全文を提供しよう。遺言というのは、

トで早苗(長谷川京子)宛の手紙を書いてる時にキムタクが語ってた最後

言葉のこと。手紙の一部分とも取れるけど確信が持てないので、一応「遺言」

=最後の言葉として別扱いしておく。

              

どちらも山崎豊子の原作にはないもので、ドラマのオリジナルだ。多分、脚本

家の橋本裕志が書いたものだろう。そもそも原作は大介が主人公だから、結

末は大介と寧子(原田美枝子)相子(鈴木京香)3人による、寂しくて華麗で

ない食事風景だ。もうドラマは終わったから、ネタバレにもならないだろう。

            

なお、よその記事とか全く見てないので、聞き間違いがあるかも知れない。手

紙の点や改行などについては、画面に映った映像も一時停止して参照した。

早苗が庭で読むシーンと、大介(北大路欣也)が霊安室で読むシーンの2つだ。

           

ま、ハッキリ言って手抜き記事だけど、これだけでも時間はかかってるし、最終

回の記事には膨大なパワーを注いでるので、ギリギリOKでしょ♪ 案外こうゆ

う地味な情報記事がコツコツとロングセラーになったりするするしネ☆

エッ、訳の分かんない記事よりこっちの方が全然いいって? あっ、そう♪

       

              

          ☆          ☆          ☆

   早苗への手紙

    早苗へ  

   僕は今、丹波の山の中にいる。

   この山は祖父と何度も猟に来て、鉄作りの夢を語り合い、

   三雲さんとも高炉建設を誓い合った、思い出の山だ。

   僕の思いが父に届かないと判ってから、僕は、今の僕に

   何が出来るのか、そればかり考えてきた。

    早苗、すまない。結局僕は、自分勝手で卑怯な方法を

   選ぶ。本当に申し訳ない。

    思えば、僕の人生の中心にはいつも父がいた。僕はずっと、

   ただ父に愛されたいと願い、父に褒めてもらいたくて、人一倍

   勉強もし、仕事にも打ち込んで来た。

   もしかすると、鉄作りに熱中して、必死で夢を追いかけたのも、

   その満たされない思いを埋めるためだったのかも知れない。

   高炉建設と、海外進出を果たせば、今度こそ父に認めてもら

   えるかも知れないという淡い期待は、いつも胸に忍ばせていた。

   もしかすると、父もまた、僕が生まれたせいで出来た心の傷を

   埋めるために、合併という大きな野望を抱いたのかも知れない。

    すべての不幸は、僕がこの世に存在したことが原因だ。

   僕の存在が万俵家の家族や、それに関わる周囲の人々を苦し

   めて来たかと思うと、本当に辛い。本来、僕は生まれて来ては

   いけない人間だったんだ。

   なのに、母は僕を産んでくれた。感謝の思いで一杯だ。

   おかげで素晴らしい夢を見る事ができた。夢を追ったこの2年は

   僕の誇りだ。支えてくれたすべての人に、心から感謝する。そして、

   迷惑をかけたすべての人に、心から詫びる。

    これを機に、父にも母にも、もう楽になって欲しい。

   僕の死をもって、万俵家の忌まわしい事すべてが終わりを告げる

   と信じている。そして、僕の工場と万俵家の家族を、幸せに導いて

   くださるよう、思いを父に託して。

    憎みあっていても、血はつながっていなくても僕の父親は、万俵

   大介だった。せめて一度でも、お父さんに微笑みかけて欲しかった。

     

              

          ☆          ☆          ☆

   「遺言」=最後の言葉 

  人間はちっぽけな存在だ

  自分を強く見せようとして 背伸びしては傷つき

  その傷口を自分自身で広げてしまう 愚かで弱い生き物だ

  だからこそ人間は 夢を見るのかも知れない

  夢の実現には困難を伴い 時として 夢は人を苦しめる

  それでも僕は 未来を切り開くことができるのは

  夢に情熱を注ぐ人間の力だと 信じている

  しかし 志を忘れた時 栄光はすぐに 終わりへ向かうだろう

         

  でも僕は なぜ 明日の太陽を見ないのだろう

        

       

          ☆          ☆          ☆

P.S.公式サイトのメイキング・オブの写真によると、上の「遺言」は便箋に書

    かれていた。ただ、それが早苗宛の手紙のラストなのか、それとは別に

    書かれた遺書なのかまでは分からない。ドラマでも、上の2つの文章は

    ハッキリ分けて読まれてたので、さしあたり別物としとく方が無難だろう。。

   

P.S.2 ちゃぶ台ひっくり返しで有名な辛口ブログ『アンナdiary』の情報による

      と、「でも僕はなぜ明日の太陽を見ないのだろう」という台詞は、遺書or

      手紙にない言葉をキムタクの希望で最後に付け加えたものらしい。そ

      のくらい、キムタク自身が全く納得いかない死だったということだし、そ

      んな事が可能なくらいキムタクは大物だということでもある。

                 

      なお、情報源は、東京FM『木村拓哉のWHAT’S UP SMAP』3月

      23日の放送。遺書or手紙にその一文だけ書かれてないことについて

      は、公式サイトのメイキング・オブの写真で確認できた。

      そこで、「でも僕はなぜ・・・」の一文は、直前までの文章とは一行空け

      て掲載することにした。

        

                 

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

   『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

             

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   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

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