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『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較

あ~、時間がない。もう4月だし、おまけに「昼頃までにアップ」とか余計なお知

らせ書いちゃったし、無理やり終わらせるしかないな。

ホントは、これが最後だから、最高に気合を入れた記事で締めくくりたかった。

「『華麗なる一族』最終回、ドラマと原作の比較~原作の鉄平はなぜ明日の太

陽を見なかったのか」、なんて特別ヴァージョンのタイトル付けて、本格的に。。

   

ところが、新携帯910SH関連で時間を使っちゃって、華麗に回す時間が大幅

に削られてしまった(いずれ記事にするかも・・)。と言う訳で、現実主義者として

は妥協の産物をアップしよう。虚構=フィクションと違って、現実=リアリティの

生活というのは所詮、妥協の積み重ねだ。だからこそ、ジェームス・パーディも

必要ないのだ。

      

天国のキムタク鉄平君、聞いてる? 古代ギリシャの哲人プラトンもよく理解し

てたように、理想ってのは結局、遥か遠い世界と結びつきやすいんだよ、色ん

な意味で。だからこそ星のようにきらめくんだけど、自分が星になることについ

て、もう少し考えた方が良かったんじゃないかな。頭じゃなく、身体でね。。

     

         ☆          ☆          ☆

さて、最終回と対応する山崎豊子原作の箇所は、非常に大雑把に言って、下巻

p.342~p.539(ラスト)まで。いつものように、原作がドラマと違う部分を箇条

書きにしてみよう。もう最後だから、ネタバレも何もない。ドラマでまだ出てない話

を書かないようするっていう今までの配慮は、かなり面倒だったんだけど、もう何

も気にせず書いちゃおう♪

      

①阪神特殊鋼(ドラマでは製鋼)の破産管財人となった帝国製鉄の和島は、

 介(北大路欣也)と必ずしも仲良しではない。第8話対応箇所で、かなり緊張

 感のある関係が描かれている。国策産業のトップである和島は、わりと小さ

 な阪神銀行をバカにしてる様子さえある。

 これに限らず原作は、主人公・大介が大変な世界で孤独に闘ってる姿を克

 明に描いてて、非常にリアルだ。

             

 ドラマでは、大介&和島は裏で手を結んだ巨悪コンビとして、マンガちっくに

 一括りにされていた。

    

②阪神銀行と大同銀行の合併は、万全の準備のもとに行われたのではなく、

 かなり慌ただしい状況で行われた。と言うのも、永田大蔵大臣(津川雅彦)

 の政敵である田淵幹事長(ドラマでは省かれてる)がこの話を嗅ぎ付けてし

 まったので、つぶされる可能性が生じたからだ。そこで、すぐに新聞社に合

 併話をリークして12月29日の朝刊に掲載させ、その日の午前中に共同記

 者会見をして、一気に既成事実にしてしまった。その後、大晦日に行ったの

 は、両銀行の役員の初顔合わせ。その場で大介は、鉄平(木村拓哉)の訃

 報を受け取ることになる。

    

 ドラマでは、大介らの圧勝という形で話が描かれ、大晦日の合併調印会見

 が、鉄平の最後と重ね合わされていた。いい悪いはともかく「ドラマチック」

 な脚本だ。

    

③鉄平が吸収合併の話を知ったのは、既に丹波篠山にこもってる時。大同銀

 行の三雲(柳葉敏郎)の娘・志保(ドラマでは省かれてる)からの手紙を30日

 の夕方に受け取って、驚いて銀平(山本耕史)に電話している。と言うのも、

 鉄平は新聞もテレビも見ずに社会から目を背けた状態だったからだ。この少

 し前、三雲が融資の問題で国会喚問までされてるのを知った鉄平は、ショック

 で丹波篠山から三雲宅に電話。その際、志保にだけは居場所を告げる。その

 後、鉄平は社会から目を背けて、引きこもってしまっていた。

   

 さて、鉄平と銀平の電話は、冬の雪山よりも寒くて凍りつきそうなものだった。

 原作における決定的瞬間なので、長めに引用しておこう。

   

     「大同、阪神銀行の合併は、ほんとうなのか」

     「今頃、何をおっしゃってるんですか、それより何処にいるんです」

       ・・・・・・・・・・・・・・・・

     「お前は、大分以前から、この合併の動きを知っていたのかい?・・・」

     「二ヶ月程前、お父さんから聞いて、知ってましたよ」

     「じゃあ、阪神特殊鋼が倒産する前だな。なぜ僕に報せてくれな

     かったのだ──」・・・

     「そんな馬鹿な、僕は阪神銀行の貸付課長ですよ、銀行合併の動

     きは、自行の企業秘密じゃありませんか。それより、もしもし──」

     「それじゃあ、阪神銀行の頭取たる父は、或る時点から、意図的に

     阪神特殊鋼への融資を引き、大同銀行の三雲頭取をして貸し込ま

     せ、阪神特殊鋼の倒産をトリックにして、自行より上位の大同銀行

     との合併に成功したのだな」

     鉄平の声が、怒りで震えた。

     「或いは、そうかもしれない──」

     「お前たちは・・・・・・」

     受話器を握ったまま、絶句すると、

     「おやじと一緒にしないでほしいな、迷惑ですよ」

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    

 ドラマとの余りの違いに驚かないだろうか。ドラマの鉄平は喫茶店で穏やか

 に話を聞いた後、

   「ありがとう・・・ずっと前から分かってたんだ。辛かったろ。悪かった。じゃ」

 と声をかけて、一人で階段を降りて行った。その優しさが、銀平の心に突き刺

 さったのだった。。

     

二子(相武紗季)が直接勝手に婚約破棄を伝えに行ったので、相子(鈴木

 京香)は関係修復と後始末に追われる。とんでもなく失礼な行為だし、閨閥

 結婚を仕切るのが自分の役割だからだ。

 ところが結局、皮肉なことに、この後始末は鉄平のおかげであっさり片付く。

 万俵家は「自殺者を出した家」となってしまったので、半ば自動的に婚約解

 消になったのだ。

            

 ドラマではいつの間にか、二子は四々彦(成宮寛貴)と復活して、一緒にアメ

 リカに旅立つことになってた。

    

⑤阪神特殊鋼の煙突から、煙が途絶えた期間は見当たらない。第9話対応箇

 所で、煙が小さくなってるのに鉄平が気付くシーンがあるだけだ。ドラマでは、

 おそらく銑鉄供給停止のためだろうが、しばらく操業停止されてたようだ。最

 後に操業再開して立ち上る煙を、大介が鉄平の遺影に見せる綺麗なシーン

 があった。ちなみにあの煙は、もちろん高炉ではなく、元からあった電気炉

 によるものだ。高炉完成はドラマでは半年後。原作にはない。。

    

美馬(仲村トオル)は相子を口説き続けて、キスまでは成功させたものの、結

 局最後まで抱けなかった。相子は美馬と少し距離を置いてるし、やっぱり大介

 が好きだったようだ。

    

⑦二子の問題では、鉄平に助けられた相子だったが、結局は鉄平によって万

 俵家から追い出されることになる。鉄平の猟銃自殺が大きな話題となって、

 マスコミの厳しい視線が大介や万俵家に向けられることになったので、大介

 は相子を捨てたのだ。ただし、未練を感じつつ。ちなみに手切れ金は1000

 万+マンション。今の感覚だとちょっと安いような気がしてしまう。ドラマでは

 5000万の小切手、大介の未練は感じなかった。。

    

⑧鉄平から早苗(長谷川京子)への手紙(遺書)や電話はない。芙佐子(稲森

 いずみ)は葬式に来ただけで、台詞もないしほとんど描写がない。まだ生き

 てる女将(多岐川裕美)の扱いも同様。銀平と離婚した万樹子(山田優)は、

 葬式にも来ていない。

    

原作における鉄平の自殺について、その理由と背景を考えてみよう。以下、

 ドラマとの類似や相違の度合いに着目して、1、2、3と分けて考察する。

    

  1.ドラマと(ほぼ)同じものは、特殊鋼倒産、専務解任、大介に騙されたこと、

    などだ。ただし、それぞれの話が非常に詳細で、ドラマより遥かにリアル。

    社会派としての山崎豊子の実力がよく表されている。

    

  2.ドラマと少し違うものは、三雲への申し訳なさと、疲労と、出生の問題だ。

    原作の最後では、鉄平にとっての三雲の存在が非常に大きなものとして

    描かれてる。正直アレッて感じがするほどだけど、時代背景を考えればあ

    る程度納得できるだろう。恩を仇で返す形になったことが耐えられないっ

    ていう、良し悪しはともかく古い感覚だ。

            

    あと、疲労の問題は重要だ。鉄平は、いま流行の言葉で言えば「うつ」で

    あって、ストレスと共に疲労の極致にある。今の精神科医なら、薬と共に、

    ゆっくり休みなさいと温かく助言するところだろう。ところが、鉄平はさらに

    疲れる方向に自分で進んでしまう。雪山に行くこと自体はいいとしても、そ

    こでの猟などで自分を肉体的に追い詰めてしまうのだ。精神的苦痛を忘

    れるためとはいえ、今から見ると、何とも古い行動パターン。むしろ、温泉

    にでもつかって、田舎の人たちとのんびりした会話を交わすべきだった。

             

    さらに、出生の問題について原作では、父親が大介か敬介か分からない

    状態になっていた。ドラマでは、敬介が父親だと(間違って)思ってしまう流

    れ。ちなみに前回書いたことを繰り返すと、原作の鉄平にとっては、どちら

    が父親か分からない状態の方が屈辱だったのだ。。

    

  3.ドラマと決定的に違うものは、「孤独さ」と「衝撃」と「覚悟」だ。

    まず孤独について。原作の鉄平はヒーロー扱いされてないので、ドラマほ

    どあふれんばかりの愛に包まれてる訳ではない。銀平とも冷めた関係だ

    し、大川一郎(西田敏行)も沖仲士・玄さん(六平直政)もいないし、芙佐子

    とも距離がある。

    一子(吹石一恵)や二子もドラマほどの鉄平びいきではない。一之瀬パパ

    (平泉成)ともベッタリと言うほどじゃないし、銭高(西村雅彦)が味方になる

    こともない。

    別に一人ぼっちという感じでもないけど、ドラマとは比較にならないほどの

    孤独を感じるし、その方がリアルでもある。

             

    続いて、衝撃について。実は原作の鉄平は、30日の夕方までは、死のう

    とまではしていない。そこへ突然、志保から手紙が来て、銀行合併話と三

    雲の辞任を知ったのだ。あわてて銀平に電話して、大介の計略の全貌を

    知ると共に、銀平が前から知ってて黙ってたことも知る。それが最終的に、

    31日の自殺につながったのだ。

              

    さらに、「覚悟」について。銃の引き金を引く直前の描写を引用してみよう。

       「・・・もう一度、父、万俵大介のことを思った。自らの欲望を遂げ

       るためには、冷然と金の力で自分に都合のよい正義を作り変える

       ことの出来る男──、今度もきっとそう試みるだろう。だが、今度は

       ──、鉄平の憔悴した眼に、ぎらりとした凄まじい光が溜まった」

           

    つまり鉄平は、大介の不正を世間に訴えかけるために覚悟の上で自殺

    した、という側面があるのだ。

    これはドラマでは感じない部分で、むしろ大介自身に「僕のことを気にか

    けてください」とでも訴えかけるような感じが少しした。

    

 以上、ドラマとの類似や相違の度合いに着目して、1、2、3と分けて考察した。

 いずれにせよ全体的に見た時に、ドラマと原作では、鉄平の自殺の理由や

 景がかなり違ってる。原作の方が、遥かに流れとして自然なのだ。実際、原

 では、なぜ自殺したのかという点は問題視されてない。

 ドラマのラストが、キムタクの提案による「でも僕は、なぜ、明日の太陽を見な

 いのだろう」で終わってるのとは対照的だ。。

    

ドラマの最後は、主人公・鉄平の死と高炉完成という形での再生だけど、

 原作の最後は、タイトルである「華麗なる一族」の崩壊だ。

 大介と寧子(原田美枝子)は、新銀行の本店がある東京に移ることになった

 し、相子は捨てられる。三子も東京へ。結局、神戸の大邸宅に残るのは銀

 平のみ。

 ラストシーンは神戸の食卓。大介、寧子、相子の3人だけ(銀平は仕事)で、

 相子にとっては最後の晩餐だった。

    

     銀行の合併は成功したが、それが鉄平の死を犠牲にして購(あがな)

     われたという事実は、生涯、拭い去れぬものだと思うと、万俵の心を

     満たしていた成功の喜びは冷え、怖れを覚えた。

     万俵はテーブルに戻り、再びフォークを手にしたが、もう話すことはな

     くなっていた。寧子と相子も、話題を失くしていた。人気のないがらん

     としたダイニング・ルームには、曾て万俵家の華麗な一族が団欒した

     さざめきはなく、三人の使うナイフとフォークの音だけが、天井に音高

     く響いた。

      

          ☆         ☆          ☆

終わった~~! これだけ書けば十分でしょ♪

お星さまになった鉄平も喜んでるはずだと確信してる (^^)v

たった1本のドラマにここまでパワーを注ぐことは、今後もうないだろう。

その意味で、華麗の一連の記事は、トータルでウチのドラマ記事の頂点だ☆

これからは、ドラマ以外の記事とか、仕事とかスポーツとか、いずれにせよもっ

と他の事にエネルギーを回そう。

人生は短い。欲望は無限でも、時間と能力は有限だ。。。

           

最後は、鉄平の遺書の言葉をパクりつつ、華麗にお別れしよう♪

     華麗を追ったこの三ヶ月は、僕の誇りだ

     支えてくれた全ての人に、心から感謝する

それでは。。。☆彡

     

             

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

cf.夢見る息子vs現実を見る父~『華麗なる一族』第1話

   鉄平と大介の心理分析~『華麗なる一族』第1話補足

   『華麗なる一族』第1話、ドラマと原作の比較

   無言で泳ぎ去った将軍~『華麗なる一族』第2話

   『華麗なる一族』第2話、ドラマと原作の比較

   腰を抜かした理想主義者たち~『華麗なる一族』第3話

   『華麗なる一族』第3話、ドラマと原作の比較

   理性を翻弄するものの次元~『華麗なる一族』第4話

   『華麗なる一族』第4話、ドラマと原作の比較

   多様なバランスの饗宴~『華麗なる一族』第5話

   『華麗なる一族』第5話、ドラマと原作の比較

   鉄平と大介、2人のデスペラード~『華麗なる一族』第6話

   『華麗なる一族』第6話、ドラマと原作の比較

   星に願いを~『華麗なる一族』第7話

   『華麗なる一族』第7話、ドラマと原作の比較

   死と再生~『華麗なる一族』第8話

   『華麗なる一族』第8話、ドラマと原作の比較

   大切に守りたいもの~『華麗なる一族』第9話

   『華麗なる一族』第9話、ドラマと原作の比較

   なぜ明日の太陽を見ないのか~『華麗なる一族』最終回

           

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   冬ドラマは『華麗なる一族』で決まり!☆

   『華麗なる一族』鉄平=キムタクのモデル

   『華麗なる一族』最終回、鉄平の手紙と遺言

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コメント

テンメイ様、こんにちは。

華麗なるフィニッシュ、お疲れ様でした。
重厚なドラマ「華麗なる一族」レビューでしたね。
金字塔を打ち立てたことをお祝いします。
同時に「新たなる目標」が
テンメイ様を誘うことをお祈りします。

人は理由を考える生き物です。
なんでそうなるの?
ということは
人そのものなのだと言えます。

鉄平の「死」について
もっとも簡易な答えは
「原作で死んでいるから」
になると思いますが
そうは思われたくないという
ドラマにかかわった人々の努力もあり
それを理解するためにも
「じゃ、原作ではなんで死んだの?」
を解説することには意義がありましたね。

現実にしろ虚構にしろ
意味も分からずに殺されてしまうのでは
浮かばれないという思いがあり
きっと「あの世」で鉄平も
微笑んでいることでしょう。

時はいつの日にも親切な友達と
女神は歌うのですが
大介の心を覆う悔恨も
きっと今は塵と消え
「あの世」では
親子仲良く
わだかまりを解き
鳥だの獣だのを撃ったりしているかもしれません・・・。

投稿: キッド | 2007年4月 1日 (日) 17時57分

>キッドさん

華麗なるコメント、ありがとうございます☆<(_ _)>
ドラマが終了して2週間も経つのに、こうして読みに来て
下さる読者がいるだけでも、大変光栄なことだと思ってます。
Yahoo!のロボットは読みに来ませんでしたけど (^^ゞ

たった1本、全10回のドラマに、合計23本の記事。
それなりのレベルをキープしつつ、字数も膨大。
途方もないエネルギーを消費(or浪費)しましたが、
それだけ達成感も大きいですね♪
特に後半のドラマ単独記事にはかなり自己満足しています。
毎回2本書くっていう実験は、想定外の大変さで、二度と
やりたくありませんが、いい経験にはなりました。

ただ、大変な思いをして書いたドラマ単独記事と、
軽くまとめた原作記事とが、トータルで比較すると
ほぼ同じアクセス数だっていうのはビミョーかも^^;
ま、世の中こんなもんですか。。

理由を考えるというのは、より広く言うなら、意味を考えること。
それは結局、最終回のドラマ単独記事にも書いたように、
人間は諸行無常だけでは耐えられないということでしょう。
時間軸に沿って物事の流れを淡々と受け止めるだけではなく、
軸に垂直な方向に、物事の厚みを求めるわけですね。
これはまた、変わらないものを求める動きでもあるわけです。

こうした人間特有の営み(と思われてるもの)は、度が過ぎると
危険なもので、鉄平なんてのはその典型例。
自分が生きているという現実に対して、生きていていいのかと
問いを投げかけること自体が、かなり不幸で不健康なことです。
それに比べれば、フィクションの登場人物がなぜ死んだのかと
問うことは、無難で楽しい知的ゲームにすぎないと言えるでしょう。
ただし、本気で楽しもうとすると、ゲームにも苦痛は伴うわけです。

と言う訳で、すっかり疲れちゃいましたけど、
雪山で裸足になるのは嫌ですネ。冷え性だから♪

ドラマの鉄平はなぜ死んだのか。
原作で死んだからだ。
では原作でなぜ死んだのか。
孤独で衝撃を受けて覚悟を決めたからだ。
じゃあ、ドラマの死もそうなのか。
いや、違うな・・・・・・

と言う訳で、原作でなぜ死んだのかを問うことは、
ドラマの死の固有性を浮き彫りにしてくれます。
それは、ドラマの制作サイドの努力に敬意を表することでもあり、
自分の中で新たな問いを開くことにもつながるでしょう。。

「時はいつの日にも 親切な友達♪」
ユーミン(荒井由美)だってことは分かりましたけど、
何の曲だったか思い出せなくて、検索しちゃいましたよ♪
『12月の雨』ね。試聴も出来るし、アルバムタイトルの
『MISSLIM』が「ミス+スリム」による造語だなんて
話まですぐに出て来てしまう。何とも、凄い時代。。

ただ、あえて言うなら、ちょっとだけ違うと思うんですよ。
時は、ほどよい長さなら親切な友達ですけど、
それを超えると無関心な他人になる気がします。
もちろん、さらに無限に伸ばすなら、再び
親切な友達になるとも言えますけどね。
前とは少し違った意味で。。。

投稿: テンメイ | 2007年4月 2日 (月) 04時06分

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