☆13年6月23・25・26日追記: 最新の数式記事とレビューをアップ。
男子の中で泣く女~『ガリレオXX・内海薫』愚弄(もてあそ)ぶ
『ガリレオ2』最終回の数式、浄水器と管内の水の乱流&層流
スイングバイによる軌道修正~『ガリレオ2』最終回・聖女の救済(後編)
☆ ☆ ☆
(0時通過、東京中でメリークリスマス☆ カチャッ・・内海の拘束具も外れる)
終了だ キミの勘は超常現象だ 常識では考えられない
(ピンクのコードのアップ
タンタタン・・心のふれ合いのテーマ曲・イントロ開始♬
湯川が右手を差し出す 主旋律♬ 手をつないで内海が立つ)
無事で良かった
湯川先生・・・ひどいクリスマスですね
そうだな そう言えば 以前キミは サンタクロースを
信じていたかどうかについて きわめて非論理的な・・・
先生
ウン?
その話は 今しなければいけませんか?
いや
じゃあ また今度
そうだな また今度にしよう
(内海、湯川に抱きついて涙)
湯川先生・・・メリークリスマス・・・♡
メリークリスマス・・・♡
☆ ☆ ☆
実に素晴らしい! 実に面白い☆ ラスト、湯川学(福山雅治)が「じつに面白
い♪」と微笑んで、主題歌・KOH+『KISSして』が流れ始めた瞬間、私は大
きく頷いた。連ドラの最終回でこれほど満足したのは去年の『ギャルサー』以
来のこと。『ガリレオ』を本格的にレビューして、本当に良かった!
スタッフ&キャストの皆さん、どうもありがとう♪
2007年秋は『ガリレオ』の季節として、いつまでも心に残り続けるだろう。。☆
ホメ過ぎだと思われそうだけど、ギャルサーの時はもっと凄いホメ言葉を並べ
て、自分で笑っちゃったもんね。こんなの、控えめなもんよ♪ さて、半ば理系
の人間として、この感動を数字にしてみると、個人的には90点、客観的には
85点ってところかな。まず、この5点の差について書いてみよう。これは、私
のつぶらな瞳に浮かんだ星屑のような涙と、数学・物理好きから来たものだ♪
『ホタルノヒカリ』第9話でも書いたけど、私は意外に(?)涙もろい。特に、切
ない別れの場面に弱いのだ。フィクションでも、現実でも。
『ガリレオ』最終回のクライマックスは、湯川や内海薫(柴咲コウ)、木島征志
郎(久米宏)も含めて、東京の半分が壊滅する直前のシーン。究極の別れ
の瞬間が刻々と近づく3時間を描いたもの。オンタイムで見てる時にはウル
ウル、後でじっくり見直した時には一筋の光が頬を伝って流れ落ちた。何と
美しい瞬間。。エッ、ドン引き? あっ、そう♪ ともかく涙があふれたわけよ。
あんなマンガかアニメみたいな核爆弾&拘束具でよく泣けるよなぁ、と思った
そこのあなた! そりゃ、ごもっとも♪ 木島がカーテンを開いてアレを見た
瞬間は、私も思い切りのけぞってしまった。まさか、ここから完全にギャグとか
コントにしちゃうのかよ?って感じで、顔を引きつらせて警戒態勢。でも、もち
ろんそうじゃなかった。起爆装置解除が始まって、抱き合ったままメリークリス
マスを交わすまで。つまり、21時から0時過ぎまで、視聴者にとっては21時
48分から22時02分までの間、ドラマは基調的にはシリアスモード。
ただし、毎度おなじみ、湯川&内海のコミカルなやり取りと、内海の大げさ過
ぎる態度と、マンガチックな装置のおかげで、あくまで月9的軽さを保ってた。
終わってみれば、ほとんど問題なし。見事なクライマックスで、何回もリピート
してしまったほど。これは私にとって、めったに無いことだ☆
もちろん、細かい不満は色々とある。例えば、木島は「解除方法は7854通
りある。正解は1つ」と言ったんだから、単に7854=2×3×7×11×17と
5つの数の掛け算にする(=素因数分解)んじゃなくて、それぞれの素因数2,
3,7,11,17にハッキリ意味を持たせて欲しかった。コード冷却、基盤解体、
コンピューターとの競争ゲーム、リュカ数列の第100番目までの足し算、コー
ド切断。全体が5つのステージに分かれてた解除シーン(既にアップ済みの詳
細な解説記事を参照)で、最初の3つのステージに7通り、11通り、17通りの
選択をそれとなく示しておけば良かったのだ。それなら、第4ステージのフィボ
ナッチ数列とリュカ数列の選択で2通りになって、最後のコード切断における
選択は3通りになる。7×11×17×2×3。最後は赤と青のコードだけじゃな
く、3本目のピンクのコードがあったっていうオチと、キレイにつながるわけだ。
あと、5つのステージごとに、モニターの回路のライトが少しずつ消える様子
をハッキリ映して、その時刻もハッキリ映すべきだった。こんなのは簡単な配
慮ですぐできることなのに、不十分だった。途中で木島が腕時計を見る瞬間
も、肝心の針が見えないんじゃ、効果が半減してしまってる。
まあ、そうは言っても十分な出来だった☆ 今回特に、美術スタッフと科学監
修にも拍手を送りたいけど、やっぱり脚本が良かった。古家和尚&福田靖コ
ンビ、お見事!☆ もちろん、演出の澤田鎌作も同時にホメるべきだろう。一
連の湯川×内海のやり取りや振舞いにはほとんど満足した。
「キミは、僕が処理に失敗すると思うのか」「思いません」「その根拠は?」「刑
事の勘」「じつに非論理的だ♪」・・・「アニメの見過ぎ」・・・「なぜ黙るんだ」・・・
「もう分かりました。続けてください!」・・・「キミの好きな色は?」「ピンク!まさ
か勘?」「何か、問題でも?♪」・・・などの台詞。
あるいは、湯川がまずコーヒーを落ち着いて飲むとか、内海に持たせた回路
の図面がパラッと1回落ちる辺りとか。
でも、特に強調したいのは、第2段階の基盤解体作業の時、湯川が自分の
非を認めて、それを内海がかばった箇所だ。台詞を引用してみよう。
僕じゃないんだ。
エッ?
木島先生を告発したのは僕じゃないんだ。
告発したのは、当時の助手だ。僕には出来なかった。
木島先生の考え方を否定しながら、あの人が全身全霊をかけてる研究を
取り上げることはできなかった。
先生・・・
結局僕も、木島先生と同じだ・・・
違います!
同じだよ。
違います!!
(・・沈黙・・)
持って。
エッ?
いいから持って。1つでも間違えれば2人とも死ぬ。
ハイ。
行くぞ!
ハイ♪
上手い! こうして改めて見直しても、文句の付けようがない見事な脚本だ☆
まず、湯川が単なる善ではなくて悪の側面も持った科学者だってことがハッキ
リ示されてる。本人の自責や後悔の念と共に。今回、もしこれが無かったら、
大幅な減点になってた。私が第4話の時点ですぐ指摘して、前回第9話で詳し
く書いた点。科学とか科学者のネガティブな側面を、主人公の湯川も持ってる
ことの明示。しかも、ここ100年の科学の問題点を象徴する、核兵器をめぐっ
ての話になってる。
ただし、木島や第4話の田上(香取慎吾)との違いを保つために、湯川の悪は
控えめな挿入に留めて、おまけに内海が湯川を強くフォロー。沈黙を挟んで、
余計な事は語らず、2人一緒に命がけの作業。そのうえ「行くぞ!」「ハイ♪」っ
てやり取りは、第1話の「行くぞ!」「行かないで!」とキレイなコントラストを描
いてる。ってことは、今回のあそこも第1話と同じく福田靖が書いたのかな。い
ずれにせよ、最初の対立から、最後の協調へ。まさに完璧な構成だった☆
ここまで、私が5点プラスして90点を出す理由の1つ目、涙ぐんでしまった核
爆弾処理シーンについて説明した。続いて2つ目、私の数学・物理好きって
点については、既にアップ済みの解説記事で詳しく書いたので、ここでは繰り
返さない。あれは自信作で、素因数分解、フィボナッチ数列、黄金率 or 黄金
比、リュカ数列、インデックス、法、剰余、1876年、エデェアール・リュカ、2の
n乗マイナス1・・全てきっちり説明しておいた♪ あそこで湯川が話してた事
は全て実に論理的だった。もう1つ別の物理記事の新型ナトリウム・カリウム
合金、スーパーナック(SUPER NaK)も含め、既に続々と検索が入ってる♪
Yahoo!はいつもウチを高く扱ってくれるけど、今回はウチに冷淡な Google
でさえ多少協力してくれてるようだ。これを機に、反省しなさい。グーグル君♪
ここでは繰り返さないと書いたけど、1
つだけ、わりと一般的に興味を持たれ
そうな事を簡単に再掲しとこう。湯川が
なぜリュカ数列問題をクリアできたのか。
それは、あのモニターの桁数が21ケタ
だったからだ。これは100番目までの
リュカ数をちょうど表示できるケタ数だっ
て事はパソコンで調べられるし、100番目までの数列の和を計算させるのは、
高校数学でもおなじみの基本問題。だから、最初にそう考えてみるのは「論理
的」な仮説で、見事に実証にも成功したわけだ。
ともかく、オンタイムであの話を聞いてるだけでもワクワクしたし、調べたり考
えたり記事を書いたりって作業には、子供のようにって言うか、湯川のように
夢中になってしまった (^^ゞ これぞ役者魂!、じゃなくて、理系魂! 残念な
がら、内海みたいに途中でストップをかけてくれる女性はいないけど、代わり
に時計がストップをかけてくれる。いい加減にしないと、東京じゃなくて自分が
壊滅するもんね♪
☆ ☆ ☆
という訳で、私が個人的に5点プラスして90点出す理由をめぐって、ここまで
書いてきた。なぜ客観的に85点なのかってことも、既にかなり説明したつも
りだ。そこで、時間もないことだし、そろそろ本題に入ろう。いや、ハッキリ言っ
て、数学と物理に夢中になりすぎちゃったわけよ (^^ゞ ま、そうは言っても、私
は半ば文系だし、ウチは全体的に見れば文系&スポーツ系のブログ。最後
は文系魂!のエッセンスを披露して終わろう♪
第2話以降、ウチではサンタにこだわって来た。それは、サンタガールのコス
プレが好きだからだ。いやいや、そうじゃない♪ レースクイーンの方が好き
だから私はレースに出場してるんだって話でもなくて、湯川が科学的でないも
の、非論理的なものを信じるだろうと見てたからだ。その点について、ウチで
は早くも第1話から指摘してあるし、第2話では予想の形でも書いてある。そ
して、科学的でないもの、非論理的なものの象徴、あるいは湯川のそういった
ものへの志向を象徴してるのが、第2話のサンタの話だったのだ。あの時の
2人の会話を再掲してみよう。
オカルトは信じる。子供の話は鵜呑みにする。それでよく刑事が務まるな。
先生って、幼稚園の頃からサンタクロースはいないと思ってたでしょ。
トナカイがソリを引いて空を飛ぶ? ハハッ、あり得ないよ。園長先生。
(・・沈黙・・)
エッ ウソ?! 図星?
とにかく僕は信じないね 身体から魂が抜け出したなんて
第2話のレビュー冒頭にも引用したこの会話は、ドラマの全体構造を示唆する
ものだ。つまり、天才科学者・湯川でさえ、子供の頃はサンタを信じていたし、
今でも心の底でその種のものに魅かれてる。じつに非論理的だと自分で思い
つつ、それでも大切に守って生きてるのだ。だからこそ、火の玉や人体発火
現象やテレポーテーションに夢中になるし、今回も一番感動的な場面、核爆
弾を解除してクリスマスを迎えた場面で、古い話を蒸し返してサンタを持ち出
したのだ。
「そう言えば、以前キミは、サンタクロースを信じていたかどうかについて、き
わめて非論理的な・・・」。
ここで内海がストップをかけたけど、あの続きの言葉は次のようになるだろう。
仮説を僕に押し付けてた。つまり、僕が幼稚園の頃からサンタクロース
はいないと思ってたなどという、根拠のない仮説だ。事実は全く逆で、僕
は幼稚園どころか今でもサンタを信じる心を持ち続けてる。サンタが存
在することの科学的証明はないのだが、サンタが存在しないことの科学
的証明もやはりない。
そもそも、科学や論理は人間にとって必要不可欠であるけれども、人間
はそれらを超えた存在だ。事実、僕はあの決定的瞬間に、キミの好み
のピンクに賭けた。命がけで信じたのだ。そして結局、キミの勘は超常
現象のように的中した。
クリスマスになった瞬間だから、あれはまさに Xmasプレゼントと言うべ
きだ。ということはあの瞬間、サンタが存在することが実証されたのだ♪
湯川君、どう? 合ってるでしょ♪ ま、キミのことだから、たとえ内海が止め
なくても、照れて口ごもってただろうけどね ^^ もちろん、私自身も同意見だ。
そしてこの時、理系と文系の壁は消えていく。まるでそれが、偶然の温度差に
よって生じた単なる蜃気楼にすぎなかったかのように。
さらに言うなら、実は木島もサンタに賭けたのだ。爆弾設置について、湯川
は「すべての罪を僕にかぶせるため」と言ってたけど、もしそれだけなら設計
図を渡す必要はないし、解除されてしまう可能性のある装置を作る必要もな
いわけだ。したがって、彼の心中を翻訳するならこうなるだろう。。
梅里尚彦(升毅)と共に核兵器に関与し、藤川雄一(坂本真)を銃殺し
(or 銃殺させ)、最愛の穂積京子(本上まなみ)に自殺されてしまった自
分は、もはやこの世に未練はない。私たちがいなくなった後、湯川や内
海が生きていくことには嫉妬があるし、人生を賭けたレッド・マーキュリー
(RED MERCURY)の威力も最後に確認したい。だから、核爆弾を使っ
てこの世に別れを告げよう。
でも、なぜか心の隅に引っかかるものがある。非論理的な、直感のよう
なものだ。私は最後に、人生最大の失敗を行おうとしてるのではないか。
いくら考えても分からないから、賭けてみよう。クリスマスになる瞬間の
奇跡に。信じてみよう。サンタの存在を。もし、こんな私でもXmasプレゼ
ントをもらえたなら、生き続けてみよう。許されはしないけれども、可能な
限り償いの人生を送ってみよう・・・
こうして、2人の天才科学者は、決定的瞬間にサンタを信じた。それに命を
賭けた。その結果、最高のプレゼントが贈られたのだ。0時を過ぎた瞬間、
都内に響き渡った「メリークリスマス♪」こそが、最高のXmasプレゼントだ☆
サンタは目に見えない存在と考えてもいいし、人間の姿で現れたと考えても
いいだろう。トナカイがひく古風なソリの代わりに、近未来的なイスに座った
女性の姿で。。
☆ ☆ ☆
理系の読者の方、お分かりかな。これが文系的な解釈だ。リュカ数列やフー
リエ変換だけじゃなく、こういった文章も味わって欲しいと切に願ってる。
エッ、理系の読者はこんなの読んでない? 何、文系でさえ読んでない?
あっ、そう♪ ま、理系&文系の私自身が熟読して楽しんだから、いいや。
あ~、面白かった (^^)v
それはともかく、上の解釈からは、2つの小さな不満が浮上する。まず、サン
タ自身へのXmasプレゼントが映されてなかったこと。残念ながら今まで同様、
科学者からサンタガールへのプレゼントのお返しは、編集でカットされたよう
だ。おそらく中身は、「空中浮遊」だと思うけどね♪ つまりラストシーンの空
中浮遊の話は、2人の親密さをそれとなく栗林(渡辺いっけい)や少年探偵団
(=ゼミ生)にアピールしてたわけだ♪ (これでまた読者を減らしたか。。)
もう1つの小さな不満は、木島のその後が映されてないことだ。私が中心的
スタッフなら、貝塚北署の前で車を降りる木島の姿を15秒ほど入れるはず♪
穂積京子の写真を胸のポケットに入れる映像なんてのもいいな。
罪を認め、愛と共に、責任を取って生き続ける。こうした物語、ファンタジーを、
微笑みながら真正面で受け止められる人間。これが大人であり、社会人と呼
ばれるべき存在なのだ。
さて、ドラマは大満足だし、今回のレビューもこれで満足だ♪ それだけじゃ
なくて、まだ完成してないけど、『ガリレオ』は全部で約35本ものレビューにな
る予定。もちろん過去最高だ☆ 珍しく科学的ドラマだったから、記事の本数
が増えたわけで、おそらく今後しばらくこの記録は抜けないと思う。
2007年も残り僅か。マニアック・サイトに相応しい年末を迎えられたようだ。
これぞ本当のXmasプレゼントってもんだろう。
あとは、福山がCMで勧めてくれてるように、1人分のチキンと1人分のケーキ
で、1年分の自分に乾杯するだけか。ペブシNEXとサントリー・フレシネ買って、
毎年恒例、『明石家サンタ』の屈折した笑いを楽しむとしよう☆ 大のさんまファ
ンにも関わらず、『ハタチの恋人』をレビューしなかった罪滅ぼしの意味もある
し、1年に1回は八木亜希子を見ないとね。
「八木! まだサンタの衣装、着んの?♪」(by さんま)
それでは、ちょっと早めに、
メリークリスマス! 素敵なクリスマスになりますように。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.栗林が結局、少年探偵団(=ゼミ生)と共に湯川を手伝ったのは、形
式的には軽いブラックジョークになっている。つまり、本来の仕事であ
る実験を無視してまで事件に夢中になる湯川は、まさに科学者の暴
走のパロディなんだけど、結局はそれに加担してしまうわけだ。
木島を止められなかった湯川と穂積、湯川を止められなかった栗林と
少年探偵団、単独行動を取る新米刑事を止められなかった弓削(品
川祐)。これらを責める気にならないのは、そこに純粋さと愛があるか
らだろう。。
P.S.2 核爆弾解除シーンのラストに流れてた、ベートーヴェン交響曲第9
番(通称、第九)、第四楽章「歓喜の歌」。数年前、珍しく見たアニ
メ『新世紀エヴァンゲリオン』の記憶が役立って、より一層あのシー
ンを楽しむことができた。そこから一転して心のふれ合いのテーマ
曲になる流れも良かった。
正式名称も知らないけど、あれは菅野祐悟の作曲でいいのかな。
まさか福山じゃないと思うけど。サントラ盤に収録されてるのかね。
あの曲だけで、ドラマの評価が5点増しになってるかも♪
P.S.3 木島が内海の携帯番号を知ってたのはなぜなのか。簡単に映像
で示して欲しかったな。内海が携帯で木島邸に電話するカットがあ
ればいいだけのこと。ま、想像で十分補えるけどね。
P.S.4 久米とか本上を見てると、役者って演技だけじゃないよな、と改め
て思った。久米は素人っぽい演技を圧倒的存在感でカバーしてた
し、本上もユニークな可愛さがまだまだ健在なおかげで何とかカ
バーできてたね。
P.S.5 草薙(北村一輝)が何気にまだあの婦警と仲良く仕事してるのが笑
えたな。名前調べる気もしないけどさ♪
P.S.6 木島が最後に「見事だ」と湯川をホメる所は、当然「じつに見事だ」
と言うべきだよな。折角、直前に「じつに面白い」と言ってたわけだ
し、木島が色んな面で湯川の先生だってことを形式的に最後まで
アピールすべきだった。ま、マイナス0.2点くらいか♪
P.S.7 ブログ名を『RUN&BIKE』としてるスポーツ系人間としては、湯川
が脳細胞のリフレッシュのためにランニングする姿も映して欲しかっ
たな。そうすれば、全国で女性ランナーが数千人増えてたのに♪
P.S.8 城ノ内(真矢みき)と内海の会話がまた笑えた♪
「まさかガリレオ先生とケンカした?」「もう頼らないことにしたんです」
「へぇ~、面白い・・・彼、きっと寂しがるわよ」 「湯川先生はそんな
人じゃない・・・断言します」 「フフフフ」 「フフフフ」
私も断言しよう。湯川はきっと、寂しがる♪
P.S.9 武器商人で思い出すのは、第4話の田上だけじゃなく、国内で大量
に販売・保持されてることが話題になった、銃の存在。いくら何でも
多すぎるし、銃弾があんなに安いとは知らなかった。
話がずれるけど、佐世保が示したのは、銃の身近さだけじゃない。
容姿に恵まれたゆえの不幸ってものもあるっていう、周知の事実か。
もはや詳細は不明だけど、ともかく合掌。。
P.S.10 漫画かアニメのような装置は、当然あの教団を思い出させる。空
前絶後、本気で国家の転覆を狙った彼らの設備や行動は、しば
しばマンガ的だったし、その中枢にはエリート科学者が揃ってたわ
けだ。止める人間がいなかったっていう集団構造も、ドラマと同じ
だし、核兵器開発と同じとも言える。もちろん、我々も単なる部外
者ではない。現在と未来についてはもちろん、過去についても。。
P.S.11 12月29日、第8話の微分方程式の解き方を示す記事を追加。さ
らに30日、最終回の熱伝導方程式も、自力で解いて記事にした。
誰も気付いてくれなかったら淋しいから、アピールしとこっと♪
cf. 天才・湯川が示した物理学の解読と検証~『ガリレオ』第1話
サンタと女、揺れる理系の男心~『ガリレオ』第2話
ブランコとおにぎりでホカホカ~『ガリレオ』第3話
科学と恋愛、2つの円端具流~『ガリレオ』第4話
愛と矢、ひねくれた直進~『ガリレオ』第5話
遠く離れたもののつながり~『ガリレオ』第6話
つながりの中の細かい事~『ガリレオ』第7話
結果が語る過剰なプロセス~『ガリレオ』第8話
過剰な格差がもたらす劇的な出来事~『ガリレオ』第9話
操縦ることの巧みさと難しさ~『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』
解けない問題、χ(カイ)=愛 ~『ガリレオ 容疑者Xの献身』
・・・・・・・・・・・・・・・・
『ガリレオ』第1話、レーザー光線の計算式
『ガリレオ』第2話、光の屈折の計算式
『ガリレオ』第3話、共振現象の証明
『ガリレオ』第4話、超音波による泡の衝撃波に苦戦中・・
『ガリレオ』第5話、キューピッドの黄金と鉛の矢は流行るかな♪
『ガリレオ』第5話の数式、波動方程式の導出と一般解
『ガリレオ』第6話の数式「フーリエ変換」について
『ガリレオ』第7話、ER流体とトリックについて
『ガリレオ』第8話の数式、アレニウスの式と2次反応速度式
『ガリレオ』第8話の数式、2次反応速度式の計算と答
『ガリレオ』第9話、雷の放電エネルギーの数式か・・
『ガリレオ』最終回の数式1~熱伝導方程式
『ガリレオ』最終回の数式2~熱伝導方程式の計算と答
『ガリレオ』最終回、核爆弾処理シーンの数学的解説
『ガリレオΦ(エピソードゼロ)』の数式と図について
『ガリレオΦ』の数式、ナビエ・ストークス方程式
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ガリレオ』第1話、ドラマと原作の比較
『ガリレオ』第4話、ドラマと原作の比較
『ガリレオ』第5話、ドラマと原作の比較
『ガリレオ』第6話、ドラマと原作の比較
『ガリレオ』第7話、ドラマと原作の比較
『ガリレオ』第8話、ドラマと原作の比較
『ガリレオ』第1話の脚本チェック☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ガリレオ』レビュー、香港女性もウットリ♪
『ガリレオ』民放連賞!スペシャルも映画も接近中☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宗教、科学、自然と人間~『ガリレオ2』第1話・幻惑す
心の同期と「慣性の法則」~『ガリレオ2』第2話・指標す
揺れ動く、見えないもの~『ガリレオ2』第3話・心聴る
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ガリレオ2』第1話の数式、
誘電体のマイクロ波加熱における電力半減深度&吸収電力
『ガリレオ2』第2話の数式、不覚筋動による水晶振り子の強制振動
『ガリレオ2』第3話の数式、
パルス電磁波のフレイ効果による耳の奥の弾性波か
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