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CMを見てもらえない広告主の苛立ちに共感・・

眠い。疲れた。ダルイ。。とか言ってる場合じゃないんだよな。日付け変更の

直前になってしまった。危ない、危ない。何かアップしとかなきゃ、連続更新記

録が途絶えてしまうわ。

   

この週末は、一仕事終えて、『あしたの、喜多善男』の本格的レビューも書き上

げて、痛みをこらえた無理なランニングも終えて、気が緩んでしまった。と言うよ

り、緩めたって感じかな。やるべき事もやりたい事もまだまだ山ほどあるんだけ

ど、心身共にかなりパワーを使い果たしてしまってる感じだから、ちょっと充電

が必要だったわけよ。そのボーッとした所へ、想定外の仕事関連のメールが飛

び込んで来て、気分的には今日1日、休日出勤したって感じ。代わりに明日もう

1日休もうかな・・ってわけには行かないんだよなぁ。。

   

       ☆          ☆          ☆

さて、ボーッとしたまま今日(2008年2月24日)の朝日新聞朝刊を手に取ると、

3ページ目の特集記事が目に留まった。「テレビどこへ 選択のとき」と題する

シリーズで、以前、視聴率に関して書いてあった時には、ウチで「テレビの視聴

率について再び考える」と題する記事にしといた。そこそこのアクセスがあった

から、今こんな記事まで読んでる常連さんなら覚えてる人が多いだろう。

   

で、そのシリーズの今日のテーマは「番組内へ忍び込むCM」。確かに最近、

番組だかCMだか分かんないようなのが増えてるね。朝日は3つの目新しい

単語に注目していた。

     

まず「インフォマーシャル」(=インフォメーション+コマーシャル)。情報、バラエ

ティ番組などで商品をネタにしたり、逆にCMに番組要素を取り入れたり・・・と

説明されてて、代表例としてはフジテレビの「はねるのトびら」と日産自動車の

コラボが挙げられていた。ウィキペディアを見ると、もともとテレビショッピングを

念頭に置いた言葉だってお話で、こっちの方が分かりやすいのは確かだね。

ただ、今ではバラエティ番組のコントまで含めて言うようで、複雑多岐な形で展

開されてるってことだろう。

          

続いて、2つ目の単語は「ドラマーシャル」。ドラマを利用したコマーシャルだと

すぐ分かるけど、聞いたことの無い言葉だ。ちなみにウィキペディアにもないし、

Yahoo!で検索すると約745件のみ。Googleでも約1720件。かなり新しくて、

まだマイナーな単語なのが分かる。意味が広がってしまうけど、「コラボCM」っ

て言い方の方がフツーだろう。

        

朝日が例に挙げたのは、昨夏の関西テレビ(フジ系列)のドラマ『牛に願いを』

で、写真で掲載されてるトヨタのCMには、香里奈、戸田恵梨香、小出恵介らし

き俳優が映ってる(あとの3人は玉山鉄二、オリエンタルラジオの中田敦彦、

田中圭かな)。ウチの記事で書いたものだと、『ガリレオ』の福山雅治とゼミ学

生たちが旭化成のCMに出てたものを思い出すね。理系と文系を対比させる

面白いものだったのに、文系の反感を買ったためなのか、すぐに中止になって

しまったのは残念だった。ま、大金を投じたCMで視聴者の反感は買いたくないっ

て気持ちは分かるけどね。。

    

そして、3つ目の単語が「プロダクト・プレースメント」。直訳すれば「製品を置く

こと」だから、意味はすぐ想像できるけど、これまた聞いたことはなかったな。

さりげなく目立つように商品をドラマの中でアピールするもので、朝日が例に

挙げてるのは、去年3月の日テレ『セレンディップの奇跡』におけるNTTドコモ

の携帯。ただ、これはもう、いくらでもあるんじゃないかな。ドラマの中の商品

なんて沢山あり過ぎて、どれがCMかなんていちいち区別してられないし、個

人的にはあんまし興味のないことだ。ま、ウチにも時々、「俳優名+商品」の

検索は入ってるし、多少の効果はあるんだろうね。

   

こうした様々なCM手法が出てくる背景には、広告主、つまり企業の苛立ち

ある。個々の番組視聴率だけじゃなく、総世帯視聴率(HUT=households using

television)が年々下がってるし、ハードディスクレコーダー(HDR)でCMを飛ば

して見る人も増加している。テレビの視聴時間の半分は「ながら視聴」だっていう

CM総合研究所のデータもあるし、皮肉な事にCMの重要なターゲットであるF1

層(女性20~34歳)が一番不真面目で、60%以上の人が「テレビは音だけ聞

いて、気になるところだけ時々集中してみる」と答えたらしい(JNNデータバンク)。

CMを見てもらえず、見ても適当だから商品購入につながらず、自社の利益に

もならない。これじゃ、企業が苛立つのも当然だし、テレビが新型のCMを導入

するのも仕方がない。

            

そもそも、テレビは自宅で、かなりの部分は無料で楽しめるメディアだから、

金を出してくれる企業に配慮するのは当然であって、今の状況くらいなら基本

的にはOKだと思う。ただ、最低限の筋は通して欲しい。つまり、CMと番組の

区別を明確にするように定めている放送法とか、CMは総放送時間の18%を

越えないこととしている民放連の放送基準とかに抵触しない形にして欲しいも

んだ。法の網のすき間を狙うんじゃなくて、必要なら堂々と議論して放送法や

放送基準を変えればいい。放送、特にテレビはまだまだ圧倒的影響力を持っ

てるし、そもそも免許事業だ。いい加減でなし崩し的な商業主義の進展は避

けるべきだろう。

   

朝日の記事で一番インパクトがあったのは、資生堂マーケティング戦略室の

浅野透課長の話。「商品によっては今後テレビを抜きにした展開もあり得る」。

これは企業戦略として当然のことだけど、深く考えるとテレビとお金の関係

根本的に変える発想につながっていく。

   

そもそも、テレビ放送にはお金がかかる。それなのに、NHKや衛星放送を除

くとタダで見れてしまうわけだ。それは企業がお金を出してるからだけど、その

企業にお金を出すのは購買者、簡単に言うと視聴者だ。今のマネーの動きは、

大きく見ると、「視聴者→企業→テレビ」となっている。広告料の分だけ高い値

段になってる商品を視聴者が買ってるんだから、実はテレビを見るのはタダじゃ

なくて、こっそり料金を取られてることになる。税金の区別にたとえるなら、視聴

者は直接税ではなく間接税の形でテレビ局に料金を納めてることになる。これ

は今後、ある程度は考え直す余地があるだろう。

            

少なくとも、「視聴者→テレビ」の形で番組に直接お金を払う形がもっと増えて

いいと思う。つまり、テレビも企業抜きの展開を考えればいいのだ。視聴者は、

広告料が減った分、商品の値段を下げてもらえばいいし、お金を払った分だ

けマジメに見るようになるだろう。テレビの制作サイドにもいい刺激になるはず

だ。ただし、それだけだと悪しき視聴率主義に陥るだろうから、CMも残してい

いし、お金の取り方も検討すればいい。とにかく、時代が激変してるのは現実

だから、制度とかシステムのあり方もそれなりに変更すべきはずだってこと。

何事においても、過渡期の努力や試行錯誤は当然のことだ。

               

         ☆          ☆          ☆

最後に個人的な話を書いとくと、この新聞記事に目が留まった一番の理由は、

企業の不満に共感したからだ。莫大なコスト(金、人、時間)を投入してるCM

をあまり見てもらえない不満、利益にもつながらない不満。これは、私が最近

ますます痛感してることと同じだ。

     

莫大な時間とパワーをつぎ込んでるドラマの本格的レビューは、今現在、『喜多

善男』の不人気もあって、僅かな人しか読んでくれてないし、私の充実感にもあ

まりつながってない。アクセス自体が少ない上に、マジメに読んでる人はほんの

一部しかいない。

        

それに対して、ジャニーズ(特に木村拓哉、山下智久)の軽い記事には大量の

アクセスが入り続けてる。亀梨和也も根強い人気だ。ドラマの本格的レビューで

も、『華麗なる一族』、『プロポーズ大作戦』はアクセスも熱心な読者も非常に多

かった。『ギャルサー』&『ホタルノヒカリ』(藤木直人)、『ガリレオ』(福山雅治)な

んてのもそうだ。亀梨の『たったひとつの恋』は、アクセス数はそれほどでもない

し視聴率は低いけど、熱心な読者が多かった。それに引き換え、小日向文世と

松田龍平になった途端に状況は一変。ある程度は予想してたものの、これほど

極端に違うとは想定外だった。

    

所詮ドラマの世界は、イケメン目当ての女性が大部分を占めてるんだよなぁ・・

おまけにその3分の2は単なる流し見か・・と思い知らされると、イケメンに興味

ないのに真剣にドラマと向き合ってる男性としては、バカバカしくなってくるのだ。

疲れきった身体で1円の儲けもなしにこれだけの記事を書いて、この程度の反

応なのか。。

                    

という訳で、広告主のいら立ちと共に、ブログ主の私も苛立ってるわけよ。

そろそろ爆発しちゃうかも。それでは。。☆彡

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