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「火星に生命存在の可能性」というニュースについて

2日(土)の午後、たまたま読売新聞のサイトを開いたら、トップに面白いニュース

が報じられていた。火星に生命存在の可能性?「NASA近く発表」と米専門誌

       

ワシントンの増満浩志によると、米専門誌アビエーション・ウイーク(電子版)は

1日、米航空宇宙局(NASA)が、火星の生命存在の可能性に関する重大な発

見を8月半ばにも発表する計画だと報じた、とのこと。先日、火星で水の検出に

成功した米探査機フェニックスに搭載された分析装置MECAで得られた発見だ

そうで、分析は現在も進行中だから、発表は9月にずれ込む可能性もあるらしい。

    

常連さんはよくご存知のように、ウチはこうゆう時、へぇ~とか面白いとか、そうゆ

う簡単な感想を書いて終わらせるサイトではない♪ 当然、元の英語の情報を自

分で読んでみた。「aviation week」で検索すれば簡単にサイトが見つかって、トップ

に大きく報じられている。なるほど、2008年8月1日付けの記事で、執筆はCraig 

Covault。タイトルは「White House Briefed On Potential For Mars Life」。つまり、

「ホワイトハウスは火星の生命存在の可能性に関して報告をまとめた」ってことだ。

    

読売の報道よりも遥かに長くて詳しい記事をザッと読んだ直後の印象は、誤報

に近い大げさな憶測記事じゃないのか、というものだ。確かに、ホワイトハウス

の発表があるらしいのは分かるけど、それは普通に考えれば、「火星に生命が

存在しうる可能性」に関するものにすぎない。一般の人間が期待する、「火星に

生命が存在している可能性」とか「存在していた可能性」ではないのだ。

       

もちろん、今後の分析によって、そこまで踏み込む可能性は一応無くはないし、

記者会見でわざと担当研究者を出席させなかったなんていう情報も添えられて

いる。顕微鏡観察で細菌(つまり生命)や痕跡を直接発見する可能性も、無くは

ないだろう。アポロ宇宙船の月面着陸の真偽や、UFO&宇宙人ネタみたいに、

今後も事あるごとに、世界中で話題にされそうな話題ではあると思うけど、とり

あえず今回の記事を読んだだけでは、驚きや感心はない。興味がある方は、自

分で英語の原文記事をご覧あれ♪

   

ちなみに私は、地球以外の宇宙に生命があっても何の不思議もないと思ってる

ので念のため。単に、今回の記事だけなら、それほどのニュースとは思えないと

言ってるだけだ。読売の記事は2日の14時37分だけど、16時現在、朝日も毎

日もYahoo!も追随記事を掲載していない。

追記: その後、Yahoo!とBIGLOBEが読売の記事を転載してるのを確認)

          

さて、世界を驚愕させるニュースが今月か来月飛び込んでくるのか。楽しみに

待つとしよう。もし大統領が声を震わせて報告するようなことがあれば、ほとん

ど映画みたいな話になるけどね ☆彡

   

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.しまった! 今なら、NHK『ためしてガッテン』の「水よりお湯の方が早く凍

    る」説の方が人気だったか♪ ムペンバ効果ってやつね。直感的には、強

    く否定する大槻義彦よりも、部分的に弱く肯定する北大低温科学研究所

    の前野紀一の方が、科学者らしい態度だと思うけど、ウチの冷凍庫は一杯

    だから実験できないしなぁ。。

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