やる気が先か、行動が先か
RUN 10km,45分34秒,心拍156
卵が先か、ニワトリが先か、という話は有名だけど、ハッキリ言って日常生活に
役立つ話ではなくて、単なるトリビア的ウンチク話だ。おそらく、ニワトリに似た鳥
の卵がかえる間に、突然変異してニワトリになるって感じが正解に近いんじゃな
いかなと想像してる。卵ができる時の突然変異よりも、何となく可能性が高そうだ。
まあ、それよりも、やる気が先か行動が先かって話の方が、遥かに実用的だろう。
フツーの言い方をするなら、やる気がない時にどうやって行動するかって話だ。
今日の朝日新聞の特集「耕論」のテーマは、当世「やる気」考で、諏訪東京理科
大の篠原菊紀教授が、脳・システム論の立場から、ちょっと面白い話を書いてた。
やる気をつかさどるのは脳の奥の「線条体」と呼ばれる器官で、ここで無意識の
動作と「報酬」とが結びつけられてるらしい。ここから、やる気とは自覚的(=意
識的)なものじゃなくて無意識的なものであって、それを発生させるには報酬が
必要だという話になる。ずいぶん大雑把な話の流れだけど、まあインタビューだ
し、それほど厳密な分野でもないから、よしとしよう。
で、問題は「報酬」なんだけど、最近の社会情勢では報酬が次々と与えられるわ
けじゃないから、次の報酬を待つ心を育むことが必要になる。要するに、能動的
な我慢が重要だって話だ。市民スポーツの場合でも、記録更新とか表彰とか体
重減少なんていう報酬がない時に、じっと待つことが必要なわけだ。でも、待つ
心が何から生じるかと考え始めると、また新たな難問にぶつかることになる。結
局、この種の話に終わりはない。
私としては、強引に行動を起こすのが有効だと思ってる。つまり、行動が先だ。
たとえば、決められた距離を毎週必ず走るとか、誰かが無理やり誘い出すとか。
で、先に行動を起こすと、そこから直接やる気が生じたり、一度「報酬」を得てか
らやる気が出たりするわけだ。たとえば、気持ちよく汗を流してシャワーを浴び
て美味しいビールを飲むとかね。スポーツに限らず、何事も理屈抜きのスタート
は重要だ。
という訳で、無理やり10kmだけ走って来たわけよ♪ 今日は体調が悪いし時
間もないしで、やる気なんてほとんど無かったのに、エイヤッ!って感じで着替
えて渋々スタート。朝から肺の調子が変で、呼吸が妙にしんどいんだけど、他の
身体能力は問題ないから、脚が勝手に動いてそこそこの走りになった。珍しく
公園に大勢ランナーがいたのも、いい刺激になったかな。
結局トータルで1km4分33秒ペース。ま、走らないよりいいのは確かだね。実
際、走る前より走った後の方が、心身共にスッキリしてるのだ。これが「報酬」で、
次のやる気につながるわけ。と言いつつ、明日またサボるかも知れないけどさ♪
ではまた。。☆彡
往路(1.15km) 6分02秒 平均心拍128
1周(1.1km) 5分23秒 143
2周 5分12秒 153
3周 4分59秒 150
4周 4分48秒 161
5周 4分47秒 164
6周 4分48秒 169
7周 4分32秒 175
復路 5分02秒 165
計 45分34秒 156(最大182?,周回ラスト)
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