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うつ病には運動療法が有効(by毎日新聞)

RUN 12km,55分38秒,心拍150

            

今夜はもともと、ウォーキングに関する記事を書こうと思ってた。色々とス

ポーツ関連情報を調べた後、最後にニュースを検索したら、たまたま一番

上に出て来たのが、毎日新聞(10月22日)のニュース。「うつ病: 運動

療法が効果 薬効きにくい人も改善 再発率低く」だ。見出しだけじゃなく、

内容も運動療法の絶賛になってた。

      

適度な運動、特に有酸素系の運動(ウォーキング・ランニング・自転車・水

泳など)が心と身体の両方にいいという話は、ウチのブログでも度々書い

て来たし、個人的にもあちこちで喋ってる。私自身の実感でもそうだし、周

囲の人達を見ても、時々目にする医師の意見を見ても、プラスなのは間

違いないと確信してた。

   

ただ、精神医学的なデータは調べたことが無かったので、毎日新聞の記事

にすぐ飛びついたのだ。執筆は山本紀子記者。この種の記事では普通、患

者の報告が大きく扱われることが多いけど、今回はちょっと違って、医学的

な専門情報が多い。患者は30代男性会社員が1人で、「10年以上抗うつ

を飲んでいるが、これほど変わったのは初めて」と証言。

        

この患者を担当する鈴木宏医師(青葉こころのクリニック)の他に、聖路加

看護大・小口江美子教授、慶応大・渡辺衛一郎専任講師、同・冨田真幸助

教が登場。他に、米国デューク大の調査、英国や米国テキサス州の治療

ガイドラインなど、運動を勧める話が並んでいる。     

    

軽めのうつや、新型うつ(好きな活動だけ元気な、うつ的症状)に有効なよう

で、脳血流や脳内の神経伝達物質が増え、ストレスホルモンが安定すると

いう説明もある。ただし、専門知識が必要だから、運動療法を行う診療所は

ほとんど無く、健康保険も効かないとの事。鈴木医師は1ヶ月12600円で

指導してるそうで、記事の写真を見ると、背筋を伸ばして大股で速く歩くよう

に指示してるようだ。

      

          

          ☆          ☆          ☆ 

私は、そこまでやる必要はないと思ってる。エビデンス(根拠となるデータ)

は特にないが、総合的な判断だ。医師は「治療」として有料で行ってるから、

それなりの形にしてるだけで、これだと短期的な成果を上げやすいし、デー

タも集めやすいだろうけど、長期的に続かないだろう。実際、公園などの様

子を見ても、そんなに大げさな歩き方をする人は僅か。「治療」とか「訓練」

だと、多くの人はせいぜい数ヶ月とか1年程度しかもたない。

           

もっと普通に、立ち止まったりしながら、携帯で音楽やメールを楽しんだり、

犬の相手をしたりして、リラックスする方がいいと思う。挨拶を交わす人や

散歩仲間が出来ればもっとイイ。やがてランニングにつなげて、レースとか

のイベントに出るようになると、やる気も増すし、社会性も自然に増す。ス

ポーツファッションへの関心も高まるだろうし、ダイエットにもなるし、故障を

除けば、いい事づくめだ。普通の物を飲んだり食べたりするだけでも、すご

く美味しく感じる。精神衛生上、プラスなのは明らかだろう。

        

社会人だと、時間のやり繰りが大きな問題だけど、少なくとも薬に頼りなが

ら家に閉じこもる生活よりは遥かにいいだろう。専門家の方々には今後、

もっと普通の運動の治療効果を調べて頂きたいと思ってる。収入は、重い

患者の治療とか、補助的なお薬で稼いでもらうってことで。。

    

        

        

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.この記事をアップした後すぐ、デューク大の調査をネットで検索。す

    ぐに、2000年9月22日の発表が見つかった。週3回、30分の強

    めの運動は、薬物療法と同じくらい症状を和らげるし、再発の可能

    性を大幅に引き下げるそうだ。強めといっても、細かく運動の仕方

    が指示された様子はない。

     「Study: Exercise Has Long-Lasting Effect on Depression

      (研究: うつ病に対する運動は、長続きする効果を持つ) 

      

    さらに、小口江美子らの研究論文(3部構成)もすぐ見つかった。トレッ

    ドミル(=ランニングマシン)での運動で、20分~45分程度。角度は

    一定で、10%。速度は5段階に変えてるが、最高でも時速8kmだか

    ら大したことはない。早歩きから小走り程度のものだ。

            

    「運動のメンタルヘルス効果の検討(その1)

     遷延性うつ病に対するウォーキングなど有酸素運動の効果について

             

    ちなみに私は単なる普通の市民ランナーで、普段、平均時速13km

    で1時間ほど走ってる。比較すると、上の運動が軽めなのがよく分か

    るだろう。なお、小口らの研究でも、別に走り方が細かく指示された

    様子はうかがえない。やはり、普通に適度の運動を続ければ十分だ

    ろう。もちろん、自己責任、セルフコントロール(自己制御)の範囲で☆

             

       

cf.うつ病の診断基準と抗うつ薬~NHK『ためしてガッテン』

  うつ病の診断基準2~気分変調性障害

  うつ病の血液診断と遺伝子変化

  うつ病の診断基準3~双極Ⅰ型障害(躁うつ病)

  うつ病の診断基準4~双極Ⅱ型障害(軽い躁うつ病)

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  新型うつ病の一つ、非定型うつ病について

  心理療法を無料で全国民に~朝日新聞「欧州の安心 イギリス」

  大胆かつ繊細な試論~香山リカ『雅子さまと「新型うつ」』

  ネット依存とうつ症状~朝日新聞「やさしい医学リポート」

  携帯連絡が返って来ない時の認知療法スキル(技)

                         ~朝日新聞「100万人のうつ」 

      

        

     

         ☆          ☆          ☆

一方、今夜の走りますます風邪に接近して、朝からノドが少し腫れてる状

態だから、激しいランニングはする気がしない。走る前だけパブロンを2錠

飲んで鼻の通りを良くした後、鼻呼吸のみで軽めに流して来た。

         

気象コンディション的にはかなり良くて、気温17度、湿度65%。昨日、結

局サボった後だし、本来ならスピードを出したい所だけど、左足の踵辺りも

まだ完治してない。その分、余力を残した気持ちいい走りになったから、良

しとしとこう。トータルでは1km4分38秒ペース。普通、鼻呼吸だと1割ほ

どスピードが落ちるから、本当なら4分ちょっとのハイペースだったはずだ

・・・とボジティブ・シンキングしとこう♪

     

明日もこんな感じで走りたいけど、一晩寝て起きたら更に病状が悪化するっ

ていうのが過去のパターン。果たして明日の体調はどうかな。ダメならウォー

キングでもいいね。うつ病でも風邪でも、軽い時には、適度な運動が効果的

なのだ。ただし重い時には、大人しくお薬を飲んだりして、落ち着くのを待つ

では、また明日。。☆彡

         

         

 往路(2.45km)    12分42秒  平均心拍125        

  1周(2.14km)   10分09秒         145

  2周            9分39秒         155    

  3周            9分34秒         159

  4周(0.68km)   3分10秒         161                

 復路          10分25秒          159  

計 12km  55分38秒 心拍150(82%) 最大166(ゴール前)

               

                                (計 2777文字)

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