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竹野内豊主演ドラマ、視聴率の推移&『流れ星』第6話

昨日の記事で事情を説明したように、『流れ星』第6話は、合計で10分近く

見逃してしまった。実質の放映時間の5分の1ほど、しかもあちこちバラバ

ラで見落としたのだから、過去5話のようなドラマレビューを書くのは難しい。

全体の流れは理解できたつもりだし、公式サイトの完全版のあらすじでも確

認したけど、ウチはもっと細かい部分まで全体を見渡して書くのが基本。だ

からといって、違法動画を探すのは論外だし、公式サイト以外のあらすじ紹

介を参照する気もない。

                            

という訳で、今回は特別編ってことで、主演俳優・竹野内豊の過去の視聴

率を前面に出した記事にしよう。過去、山P=山下智久亀梨和也、キムタ

ク=木村拓哉藤木直人について書いて来て、いずれもかなりのアクセス

を集めてる。ファンにとって、やっぱり客観的な数字は気になるんだろう。

        

竹野内の場合、それら4人と違って、別にウチが特別扱いして来た俳優で

はないけど、『ビーチボーイズ』なら絶賛してるし、チェ・ジウとの共演作『輪

舞曲』は一応レビューしてある。松嶋菜々子と共演した『氷の世界』も、半

分ほど見て面白かった。半ば理系の人間としては、データを集めてグラフ

にする作業も嫌いじゃない。

       

で、早速ウィキペディアで調べてちょっと意表を突かれたのは、竹野内の主

演ドラマの数字一部抜け落ちてること。これは淋しいし、有名俳優の最

近の作品データとしては珍しいね。熱心なファンの方、おヒマな時にでも完

成させて頂きたい。仕方ないから、差し当たり一部は、他の信頼できそうな

サイトで視聴率を調べることになった。

                  

竹野内の場合、キムタクと同様、主演作が多過ぎるので、各回ごとの推移

については6本だけ選出。年代順に、『ビーチボーイズ』、『氷の世界』、『で

きちゃった結婚』、『輪舞曲』、『Tomorrow』、そして『流れ星』。視聴率の

高さ、年代の間隔、私が見たかどうか、などを基準に選んだものだ。藤木

の時みたいに、「あれを加えて♪」とかいうファンの方の要望が入れば、別

の作品をプラスするかも知れない。いつものように、表計算ソフト・エクセル

の入力データも添えてある。『流れ星』については、毎週更新の予定。

    

(☆追記&グラフ更新。21日発表・最終回視聴率は15.8%。

              最終的な平均視聴率14.1%。)

             

一方、年別の視聴率については、『ビーチ』(1997年)、『WITH LOVE』

(98年)、『氷』(99年)、『真夏のメリークリスマス』(2000年)、『できちゃっ

た』(01年)、『サイコドクター』(02年)、『ヤンキー母校に帰る』(03年)、

『人間の証明』(04年)、『輪舞』(06年)、『Tomorrow』(08年)、『流れ星』

(2010年)を選出。『真夏』と『人間』は、最初の2回くらい見た気がする。

他は、『ビーチ』『氷』『輪舞』『流星』を除いて、自分では見てない。

              

やっぱり、反町隆史とのW主演作『ビーチボーイズ』平均視聴率23.7

が飛び抜けた数字だけど、当時はフジの月9全体が非常に人気だった

点は差し引いて考えるべきだろう。30%台でさえ出てた時代だ。その後の

緩やかな右下がりは、ドラマ界やテレビ番組全体の勢いの衰えを考えれば、

ごく自然なこと。あと1ヶ月ちょっとで40歳の大台、ジャニーズでないことを

考えても、なかなか健闘してる安定した数字だと思う。

   

☆追記: 2012年・春、『もう一度君に、プロポーズ』を追加。)

         

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        ☆          ☆          ☆

一方、5分の4くらいしか見れなかった『流れ星』第6話について。医師・神

谷(松田翔太)の懸命の心臓マッサージもむなしく、涼太(関西ジャニーズ

Jr・桐山照史)が病死。美奈子(板谷由夏)はマリア(北乃きい)への肝臓

提供を覚悟。梨沙(上戸彩)からの肝臓移植を激しく拒否してたマリアを取

り巻く状況が急変して来た、という流れだろう。自分の死も、周囲からの愛

情も、まさに差し迫ったものになってる。

       

私は最初から、涼太役の桐山の演技を評価してて、まさにハマリ役だった

と思う。でも、ドラマ全体の展開を考えると、意外なほど早く死んだのは正

だ。ドラマの中心は健吾(竹野内)と梨沙、次がマリアだからだ。脇役とし

ては、絶妙なタイミングの引き所だった。新人脚本家の2人が頑張ってる。

        

まさに命がけで、マリアの移植を本人と健吾に訴えつつ、自分のもしっ

かり届けて、しかも永遠に残る形で保存。欲を言うなら、もうちょっと落語の

内容を工夫すべきだったかも。携帯の動画の撮影シーンがあったのかどう

か知らないけど、あの落語を映したのはおそらく撮影スタッフ・・・じゃなくて、

健吾だろう♪ フィクション=作り話とはいえ、現実にもありそうな話。想像

するだけで、切なくなる光景だ。

                                      

マリア=北乃の演技も良かったし、死ぬ前後の映像の編集も上手い☆ 

音声を消した病室の様子と、屋上で涼太の「林家肖像画」を抱き締めるマ

リアとの、落ち着きあるカットバック=切り替え。個室への移動と涼太の様

子から、マリアは当然、彼の死が間近に迫ってることを理解してたはずだ

から、屋上でたたずむ姿は正解だ。まだ幼い少女だし、相手は自分と同じ

病気の大好きな彼。最期を直視できないのは自然なことだろう。前からこ

だわってる「沈黙」も、月9らしく効果的な挿入になってた。

      

その結果、意外なほど(?)涙もろい私の瞳も、思わずウルウルしてしまっ

たけど、そうゆう普通の人間的感情なら、どこにでも書いてあることだろう。

マニアック・サイトのウチとしては、涙の世界とは一線をおく、冷めた大人の

を書いときたい。それは、悪についての話だ。特に現実の、「必要悪」

いうものについて。。

                   

          ☆          ☆          ☆ 

松たか子『告白』深津絵里『悪人』が話題になったのは、記憶に新しい

所だけど、最近もっと全般的にも、「悪」についての関心が強まってる気が

する。私も以前から関心を持ってて、例えば5年近く前の『輪舞曲』第6話

では、アジアン・マフィアの神狗(シェンクー)が悪なのかどうかについて、軽

く考察しておいた。少なくとも幹部の一人は、骨のある筋の通った男で、あ

る意味、正義でもあったのだ。つまり、「正義のフリをした悪」と闘う、「悪の

フリをした正義」と見ることも、一応可能だった。

       

フィクションの世界だけでなく、現実の世界ももちろん、何らかの意味で「悪」

と呼べるものだらけ「衝突」が起きる度に、相手が「悪」とされることになる。

          

最近の日本の国内や周辺だけ考えても、問題山積。尖閣諸島を中心と

して経済問題にまで発展した日中関係、北方領土を中心とする日ロ関係、

日本海での日韓関係。さらに今日は、朝鮮半島の軍事的衝突まで飛び出し

て、アジアの緊張がまた一段と高まった。その一方、領土問題とは別種の

領域でも、死刑の問題が注目を集めてる。いまや、一般市民が死刑判決

に直接関わる時代。犯罪への憎しみと同時に、処罰する自分の側の「悪」

について考えざるを得ない。

                            

ドラマを楽しんだり、好きなタレントを追い掛けたりできるのは、自分の安全

と自由が十分保証されてるからだ。でも、安全はタダでないどころか、大変

な労力を注いで守るもの。また、自分たちが自由にテレビとかを楽しむ一

方では、国家と法の名のもとに、ごく一部の凶悪な犯罪者(とされる人)の

自由を完全に奪って、首を絞めて命を奪ってるわけだ。これまでは別世界

の感もあった死刑の話は、裁判員時代の今、急にリアルさを増している。

      

ドラマ『流れ星』の中にも、色々な悪が見出せるけど、その最たるものは、

臓器の金銭売買だ。買い取りの「主犯」とも言うべき健吾も、共犯の母・和

子(原田美枝子)も、当然「悪」だと自分で分かってる。97年に成立、09年

に最終改正された、いわゆる「臓器移植法」、正式名称「臓器の移植に関

する法律」の第十一条では、「臓器売買等の禁止」を明示。第二十条には

「罰則」として、「五年以下の懲役若しくは五百万円以下の罰金」が定めら

れている。

         

罰せられる対象には、肝臓を買う側の健吾・母・マリアだけじゃなく、売っ

た梨沙や担当医の神谷も含まれる。また、「あっせん」も禁止されてるこ

とを考えると、数十万円の大金を受け取って妹の肝臓売り渡しを承認した

修一(稲垣吾郎)も、処罰対象に含まれる可能性がある。修一の行為は、

他の法律にも触れてそうだし、もちろん倫理的には、完全な悪だ。

     

おそらく、大部分の視聴者は、少なくとも健吾と母とマリアには、同情的

と思う。それは、ドラマの作り方を見ても分かるわけだ。死ぬ直前の涼太

は、ケンカしてでもマリアに移植を勧める。水族館の先輩・順二(杉本哲

太)は、自分も同じ事をするだろうとか語ってた。ホントにするかどうかは

ともかく、そういった言葉で犯罪者予備軍の健吾を思いやってたわけだ。

    

さらに梨沙は、神谷に対して、過激な非難の言葉を口にしてた。録画して

ないから正確な引用ではないけど、犯罪の片棒をかつぐのが嫌なんだろ、

守りたいのはマリアでなく自分だろ、人一人助けられなくて何が医者だよ

とか、激しい口調と表情で。公式サイトのStory(あらすじ)は、あれを「捨

てゼリフ」と書いてるけど、単なる捨て台詞ではない。世の中にいくらでも

「必要悪」とかそれらしき物事があることを考えると、ある意味、筋の通っ

た主張なのだ。

      

前からあちこちに書いてるように、私自身は、「正」論を有言実行するタイ

プで、だからこそ逆に、周囲からたまに「悪」者扱いされて来た。周囲が普

通に行う些細で小市民的な悪に、同調しない姿勢を、私が言葉や行動で

示すからだ。

   

とはいえ、私自身ももちろん、たまには小市民的「悪人」になる。深夜の誰

もいない道路の赤信号を無視して渡ることはあるし、ブログで寝不足になっ

て、仕事に支障をきたすこともある。小さい事とはいえ、「悪い」こと、あるい

は「良くない」ことだろう。

      

話の次元は違うけど、裁判員に選ばれて死刑の判断を迫られれば、柳田

法相より遥かに真剣な態度にせよ、「法と証拠に基づいて適切にやって」

いくしかない。つまり、私個人の死刑に対する考えはともかく、場合によっ

ては一人の日本の有権者として、ある人間を拘束して絞め殺す「片棒をか

つぐ」ことになるわけだ。

         

実は、尖閣・北方領土などの国際問題や交渉も、あまり筋が通らない間違っ

た事を仕方なく行ってるように考え得ることが多いという意味では、似たよう

なもの。今日の北朝鮮の動きも、まだまだ情報不足だし、非常に残念な出

来事だけど、少し似た側面なら一応あるわけだ。

         

今回、韓国はもちろん、日本、米国、EUも直ちに北朝鮮を非難。好意的

立場の中国やロシアでさえ、わりと明確に警告を発している。もちろん私

個人も、今まで以上に溜息をついてる所だ。

      

ただ、北朝鮮の言い分だと、国境、正確にはNLL(=Northern Limit Line:

北方限界線)の辺りで、あらかじめ警告したにも関わらず先に砲撃したの

は、韓国の側。だから国家防衛上、「やむを得ず」、「反撃」を行ったという

ことなんだろう。

         

そもそも北朝鮮にとっては、あの軍事境界線NLL自体が認めがたいもの

だという話もあるから、韓国の軍事演習によって「自国内を先に攻撃され

た」という主張もあり得る。韓国民が住んでるから韓国の領土だとかいう

主張が必ずしも通じないのは、中東や北方領土の現状を考えればすぐ

分かるだろう。土地が所属する国と、住民の国籍は、同じとは限らない。

        

たとえ、北の主張はどれも単なる建前で、本当は金正恩へのスムーズな権

力委譲の準備にすぎないと考えるにせよ、各国から非難される過激な準備

が「必要」なほど、国家全体が危うい状況で「仕方ない」のだと考えられなく

はない。あるいは3代世襲への軍の不満と考えるにせよ、この時期に他国

に向けて爆発させとく必要があったというのが、当事者達の論理かも知れ

ないのだ。これ以上、事態を悪化させないための、必要悪として。。

                 

          

          ☆          ☆          ☆

もちろん、だから悪は許されるとか、何でも必要悪で仕方ないんだというよ

うな、粗雑な話をしてる訳でもない。物事には限度があるし、当事者が必

要悪だと言っても、周囲から見ると「不必要な絶対悪」とか、「ただのエゴ

(by 健吾)にすぎないこともある。

                

私は単に、安全で自由な現状に甘えて、切ないドラマに感情移入するだけ

じゃなく、ドラマの向こうにもっと大きな現、例えば必要悪という問題をと

らえて考える視線が、少しでも増えればいいなと思ってるだけのこと。ドラ

マをのんびり楽しめる幸せの意味や有難さは、そうした視線と思考を持っ

て初めて、十分に実感できるものだろう。   

          

悪は現実にあふれてる。悪と正義は反転可能で、しばしば区別が曖昧

自分も、一人の人間として悪を行うことがあるし、組織や国家の一員とし

て悪を行うこともある。そうした中で、できる限り「正しく」生きるには、でき

る限り「正しい」社会にするには、どうすればいいのか

      

ドラマというフィクションのレビューを書きながら、そんな事を色々と考えた

休日の夜だった。そして明日はまた、仕事という差し迫った現実と向き合

うことになるわけだ。心身のパワーの配分は、量的バランスも時間的調整

も本当に難しいと思う、今日この頃。

それでは、また。。☆彡

        

      

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

P.S.第4話の記事で、「テンメイ」の検索で2位に落ちたことをボヤいてみ

    たら、すぐにGoogle、Yahoo!の1位に復帰☆ 検索で応援してく

    ださった方々、どうもどうも♪ 皆さん、控え目で穏当なアクセスばか

    りだから、検索サイトのロボット君達も、笑顔でランキングデータの更

    新をしてくれたんだろう。

            

cf.主役と演出家が再会、『ビーチボーイズ』の変奏~『流れ星』第1話

  クリオネ女子、クラゲ、大塚愛~『流れ星』第2話

  水族館から海へ、流星から星座へ~『流れ星』第3話

  消えない流れ星に願いを~『流れ星』第4話

  星=コンパスとしての、死んだ父~『流れ星』第5話

  共に歩むもの、ドッペルゲンガー(分身)~『流れ星』第7話

  揺らめきながらも前進する自転車~『流れ星』第8話

  ネガティブなものの直視~『流れ星』第9話

  クラゲ流星群のウエディングドレス~『流れ星』最終回

         

                                 (計 5746文字)

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