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クーパーテスト(12分間走)における最大酸素摂取量(VO2MAX)の計算式4種

RUN 25km,1時間52分58秒,心拍163

フーッ。。先週に引き続き、今週の土曜もちょっと頑張って来た♪ 4日間、

通勤や雑用の小走りしかしてなかったし、途中で体調も崩してたから、完走

の自信さえなかったけど、意外にいい走りだったね。ま、ちょっとスタート時

間が遅かったけど。。

        

さて、どうしてスタートが遅れたかっていうと、またネットにハマったから (^^ゞ

ただし、記事に使うネタの検索だし、かなり根気のいる知的作業でもあるか

ら、失敗したって感じはあまりない。今日は、ランニング・自転車・エアロビ

クスなど、有酸素運動にとって重要な指標、「VO₂MAX」にハマったのだ。

     

「VO₂MAX」とは最大酸素摂取量のこと。英語版ウィキペディアによると、

Volume per time Oxygen MAXimum」の略で、直訳するなら、「酸素の時

間当たりの量の最大」。ちなみに「2」という数字は、「0₂」で酸素(Oxygen)

を表すから。化学的には、酸素原子(0)が2つ結合した分子式だ。

       

普通は「1分(minute)当たり」、「体重1kg当たり」の量(ml:ミリリットル)を

考えるので、VO2MAXの単位は「ml/min/kg」とされてる。物理学的に

は、「ml/min・kg」と書くべきだと思うけど、たぶん慣習というものだろう。

            

私の記憶だと、確か高校1年くらいの保健体育の授業で、肺活量を測定

した気がする(中学かも)。陸上部に入る前だけど、自分で勝手に長距離

を走って、しかも速かったから、測定値にはイマイチ不満だった。周りと比

べて、飛び抜けてはなかったのだ。ただ、あの時は、「体重当たり」の量っ

ていう発想がなかったから、当時の私の軽い体重を考えると、十分な値

だったのかも知れない。

          

         ☆          ☆          ☆

肺活量というのは、単純な肺の容量のことだけど、最大酸素摂取量の場

合は、「摂取」(uptake, intake, consumption)という要素が加わる。つまり、

吸った空気の中から、どれだけ酸素を体内に取り込んだかということだ。

    

取り込むって概念はそれほど明確ではないけど、一応それを測定するに

は、吸った空気の酸素量から、吐いた空気の酸素量を引けばいいだろう。

1回だけだと、肺の中に残った酸素(未摂取)が気になるけど、ある程度の

時間、継続して測定すれば、取り込んだ酸素が分かると考えられる。

     

その発想で、口にマスクみたいなものを付けて最大酸素摂取量を測るの

が、「直接法」と言われるもの。たとえば、東京体育館に予約して1650円

払えば、トレッドミルかエアロバイクで測定してくれるようだ。でも、面倒だ

しお金もかかるから、もっと手軽に測定したくなる。

    

          ☆          ☆          ☆

そこで出て来るのが、間接法による推測。中でも圧倒的な知名度と人気を

誇るのが、クーパー博士が1968年に米軍用に開発したという、クーパー

テスト(Cooper test)だ。要するに、全力で12分間走った距離から、最大酸

素摂取量を推測するんだけど、クーパー氏本人によるものだけでも、3種類

の計算式があるようだ。

    

私は、それぞれの違いや出典について、正確なことを調べようと頑張ったん

だけど、日本のサイトはもちろん、英文サイトを調べても、詳しい情報が出て

こない。いつも書いてるけど、この辺りがネット情報の限界なのだ。正確な情

報、古い話、専門的内容になると、ネットは途端に曖昧になって来る。

          

とにかく、一番有名らしいのは次の計算式だ。クーパー1式と呼んでおこう。

     

    d×0.021-7.233  (dは12分間走の距離、単位はm

    

ところが、この式がクーパー氏のどの論文によるものなのか、どこにも出典

が見当たらない。大学の研究論文でさえ書いてないのには困ったもんだ。

研究者レベルでも、やはり「体育会系」のアバウトさなのか♪

        

クーパー氏による出典がハッキリしてるものには、次の2つの式がある。

それぞれ、クーパー2、3と呼んでおこう。 

    

    d×0.02351-11.288

   ( Cooper, K.H. (1968), "A means of assessing maximal oxygen uptake,"

     Journal of the American Medical Association, 203:201-204 )

      

    (d-504.9)/44.73

   ( A means of assessing maximal oxygen intake. Correlation between

    field and treadmill testing K. H. Cooper JAMA. 1968;203:201-204 ).

.     

クーパーテストというのは、クーパー氏以外も研究してるようで、例えばスポー

ツ用計測器具のメーカー・スント社のマニュアルには、次の式が掲載されて

る。2人の研究者の共著論文を元にしたものだ。

   

    男性  0.0175×d ; 女性 0.018×d

                     (Leger, Mercier 1984)

        

          ☆          ☆          ☆

ちなみに、私が高校陸上部時代の5000mのベストから推測すると、おそ

らく当時、12分で3600mくらい走れたはずだ。一方、今現在だと、おそら

3100m程度だろう。それぞれについて、上の4式で計算してみると、次

のようになる(小数第2位で四捨五入)。

    

            d=3600(高校) ; d=3100(現在)

   クーパー1     68.4         57.9                

   クーパー2     73.3         61.6    

   クーパー3     69.2         58.0 

   スント社の式    63.0         54.3     

   

どれで計算しても似たような値になる、というような記述もネットで見かけた

が、実際に計算して比較すると、結構バラついてるのが分かる。年齢にも

よるけど、基準値は40くらいとされてるから、全体的に高めの推測値になっ

てる気がする。クーパーの1番目の式と、スント社の式の中間くらいが実測

値に近いんじゃないかな。

         

いずれ、直接法で測ってみたいと思うけど、折角だから、その前にもっと鍛

えることにしよう。やっぱり、ブログにはいい値を書きたいもんね♪ もちろ

ん、本当の値で。出来れば60台にしたい。

         

ちなみに、5000m世界記録保持者のベケレのタイムは12分37秒35

単純計算すると、12分で4753m。英語版ウィキペディアは、これを4750

mくらいとしてるけど(日本語版は単なる翻訳)、5000mより短い距離なん

だから、実際は少し走るスピードが上がって、4760mくらいだろう。

    

これで、クーパー1式を使うと、92.7スント社採用の式だと、83.3

間値は、88.0。ということは、普通の人の2.2倍だ。「皇帝」とか超人とし

ては、意外に低い気もするね。ま、「神」の領域ではあるけど♪

          

       

         ☆          ☆          ☆

最後に、今日の私の走りに戻ろう。今週は走行距離が全く足りないから、

スピードは遅くても長距離をこなそうってことで、27kmにしようかとも思っ

た。でも、まだそこまで持久力が出来てないから、25kmで少し飛ばす

とに。この2kmの差は、長い距離が苦手な私にとって、結構大きいのだ。

     

家を出てすぐ、意外に脚が軽いのに気付いたから、上方修正ってことで、

往路からストライド(歩幅)を伸ばし気味にする。真冬の曇り空で、肌寒かっ

たにも関わらず、公園はかなり賑わってて、先週同様、ランナーだらけ。さ

すがに、凧上げは激減してたね。あれはやっぱし、正月のものなのか。

      

序盤からいきなり、相当な年齢の方に抜かれて驚く。そんなに速そうにも見

えないけど・・と思ってたら、案の定、インターバル・トレーニング(緩急走)で、

すぐ減速してた。それにしても、気合入ってるね。若い世代でも、公園で見か

けることは少ないし、私もここ2年くらいはやってない。嫌いでもないから、今

度やってみようかな。

      

他にも、女子陸上部が練習してたり、1km4分45秒ペースくらいの速い女

の子がいたりで、やっぱし週末の公園は刺激的♪ おかげで、私のスピー

ドも1km4分半前後にキープできて、トータルでも1km4分31秒ペース。

満足、満足☆ 心拍もまだ少し余裕があるし、このくらいスピードを出すと

やっぱし右脚付け根の古傷があまり痛まないのだ。遅い方が痛いって所が

面白い。

               

1時間52分台で25kmを走ったのも、2006年4月28日以来だから、何

と約5年ぶりのこと。別にタイムトライアルって訳でもないから、レース用

シューズを履いて本気で走れば、1時間50分は切れそうだ。先日の川口

マラソンの快走で示したように、過去6年くらいで今がベストだね☆

     

とはいえ、先週の25km走の直後も脚がジーンと疲れてたから、明日は

のんびり14km程度走るだけにしとこう。何事もメリハリが大切なのだ。

それにしても、長距離は腹が減るね。まだまだ食べまくってやろっと♪ 

ではまた。。☆彡

                

  往路(2.45km)      12分09秒   平均心拍136

  1周(2.14km)     9分57秒        152

  2周              9分38秒        164

  3周             9分20秒        165

  4周              9分37秒        165              

  5周              9分38秒        166

  6周              9分31秒        167         

  7周             9分29秒        167          

  8周             9分27秒        168        

  9周             9分31秒        169        

 10周(840m)         3分51秒         170      

  復路              10分50秒        167         

  計 25km   1時間52分58秒  163(89%) 最大175(ゴール時)

     

                                 (計 3732文字)

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