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完結してない行動の方が記憶に残る~ツァイガルニク効果

あぁ~、今日もまったく予想外の事が起きたから、走る時間が無くなって

まった。続くなぁ。。単なるボタン操作のミスで、外国からミサイルが飛んで

来たような出来事が発生したわけ (^^ゞ ホント、人生いろいろあるね・・・

って言うか、スゴイ時代だわ。

     

今夜は藤木直人&松下奈緒『CONTROL』第6話を見た後、サラッとラン

ニングして、合体記事でお茶を濁す予定だったのだ。ちなみに、昨日触れ

例の問題は、とりあえず様子見ってことで。一部の方々、悪しからずご了

承を。存続運動が盛り上がれば、ひょっとして何とかなるかも。。

      

       

          ☆          ☆          ☆

で、今回も別に、ドラマレビューはするつもりがないので、単なる心理学の

コネタ記事を書いとこう。最初の「自己親密行動」を除くと、検索アクセスが

少ないけどね (^^ゞ ま、ウチはマニアック・サイトだから、これでいいのだ。

今回の南雲教授のワンポイント学問は、「完結してない行動は、完結してい

る行動よりも強く記憶に残る」。これは、「ツァイガルニク効果」(Zeigarnik

effect)と呼ばれてるとのこと。

        

この効果、毎度のことながら、決してメジャーではないようで、ネットで見て

も詳しい情報は見当たらない。日本版ウィキペディアで実質4行程度、英

語版ウィキでも実質7行程度の説明があるだけだ。

         

まず簡単な事実だけ書くなら、効果を示したのは、旧・ソ連=ソビエト連邦

の女性心理学者・ブルーマ・ツァイガルニク(Bluma Zeigarnik)。彼女の教授

は、ゲシュタルト心理学(Gestalt psychology)の大物、クルト・レヴィン(Kurt

Lewin)だ。元々レヴィンが気付いた事実は、まだ支払いが済んでないオー

ダーの方がウエイターの記憶に残ってるということ。正直、普通の人なら当

たり前だと思う話を、一般化&抽象化していったようだ。

                     

ゲシュタルト心理学におけるツァイガルニク効果とは、次のことを示すの

に使われる──ある知覚風景の中に、潜在的に何かが含まれてる時、知

覚してないその何かでさえ、全体的まとまりを持った形や図(ゲシュタルト;

顔とか)として認識される──。おそらくその何かが、上のウエイターにとっ

ての未払いオーダーに対応するんだろうけど、いま一つつながりが弱く感

じられる。残念ながら、それ以上の情報は英語版ウィキでさえ無い。 

     

ただ、ツァイガルニク本人が1927年に示したらしい事実は興味深い。

むことなく真面目に勉強しつづけた学生より、途中で勉強を宙づりにして

(サスペンド:suspend)ゲームとか他の事をやった学生の方が、よく内容を

覚えてるとのこと。

          

これは、多数派を占める不真面目な学生にウケが良さそうだね♪ 1年半

前、脳は睡眠中に復習するという話の記事がヒットしたのを思い出した。こ

れも、勉強を続けられずに寝てしまう人に好都合な話だからだ。それはとも

かく、先の事実について、追試(=その後の検証実験)がどの程度成功し

るのかは怪しいもんだけど、話としては面白いし、ありそうな気もする。

                   

英語版ウィキが面白いのは、このツァイガルニク効果を、いわゆる「サス

ペンス」(suspense)の魅力とつなげてること。なるほど、真相はどうなって

るのかとか、この後どうなるのかとか、中途半端な宙づり状態にされた視

聴者や読者は、そこに強く引き付けられるだろう。実際、最近の日本の

ラマ界でも事件ものがやたら多いし、小説でもミステリーが人気なわけだ。。

     

    

          ☆          ☆          ☆

本気で書く記事なら、ここから更に深く追求していく所だけど、極度に時間

が無い中での間に合わせ記事だから、とりあえずこの程度に留めとく。自

分でも色々とモヤモヤが残ってるから、後で調べたり考えたりして、追記す

るかも知れない。

   

今回のドラマ的にはもちろん、家族を殺された人が、犯人への復讐を完

結してないことで、余計そこに引き付けられるという構図になってたわけだ。

ただし、引き付けられ方にも色々あって、復習のために自分も人殺しをし

てしまう者もいれば、刑事になって犯人逮捕に全力を注ぐ者もいる。もちろ

ん、松下奈緒は後者で、それを南雲=藤木が最後に授業で褒めてた。ま

あ、その噂話もどきのせいで、松下が張り込み中にクシャミして、犯人に逃

げられてたけどね♪

              

とにかく私は、今夜これからまだ、色んな事をやらなきゃなんないのだ。寝

るヒマがないぞ。。それでは、この辺で。。

    

    

              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.第6話視聴率13.5%。う~ん、粘り腰だね。。

     

cf.単なる日記&『CONTROL』第1話の感想(辛口♪)

   D・モリスの「自己親密行動」(self-intimacy)など (第2話)

  人間は期待通りに成長する~ピグマリオン効果(教育心理学) (第5話)

  作られた記憶、目撃者の証言~心理学・法・歴史の結び目 (第7話)

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  藤木直人主演・助演ドラマ、視聴率の推移&『ホタルノヒカリ2』第6話

           

                                  (計 2048文字)

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