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身障者スポーツの難しさとパラリンピック~中西麻耶選手など

(☆9月12日の追記: 中西選手ブログ閉鎖告知を受けて記事をアップ。

     身障者アスリート&女性ブロガー・中西麻耶、お疲れさま♪ )

 

 

        ☆          ☆          ☆

フーッ・・・2晩がかりで、ようやくPCバックアップ&整理が終了。3週間ぶり

くらいかと思ってたら、丸1ヶ月ぶりだった (^^ゞ しかもこの間、PCの内部

のフォルダ構成をかなり変えてたから、2ヶ月ぶりくらいの面倒くささ。「その

程度?」と思われるかも知れないけど、フォルダ&ファイル数やデータ量が

半端じゃないから、何時間もの細かい作業になる。。

 

・・・って話を書くより、本題について軽くまとめて、寝るとしよう♪ 極度の

疲れと寝不足で、フラフラしてるもんで。。今夜は、個人的には自分自身の

話を書きたい気分だけど、昨日もそうだったから、一応フツーの話題を選

んどこう。8月29日から開催中の、ロンドン2012パラリンピックに関係す

る話だ。今週末、9月9日(日曜)まで、12日間の日程になってる。

 

この話を選ぶ直接のキッカケは、ウチが3月に書いた記事にそこそこアクセ

スが入ってるからだ。

    女性義足ランナー、ロンドン・パラリンピックへの挑戦

 

朝日新聞・朝刊の社会面トップで、陸上・短距離走と幅跳びの中西麻耶選

手の話が大きく扱われてたから、ちょっと調べて書いたわけ。その時点で

26歳(現在27歳)、いかにも今時のフツーの女のコっぽく見えるのに、右

足の膝下が、むき出しの金属っぽいプレート(ブレード)になってる。素材

は正確には、カーボンファイバー(炭素繊維)らしい。

 

陸上ファンなら、健常者に混じって戦う男子・短距離のピストリウス選手(両

足の膝下切断)でお馴染みの義足だが、中西は遥かに身近な日本人女性。

おまけに、活動費稼ぎのためにセミヌードのカレンダーを販売って所が、文

字通り、目を引いたわけ。写真は痛々しいと言うよりキレイで芸術的。身体

もいかにもアスリートっぽく見えた。。

 

 

        ☆          ☆         ☆

さて、その中西の最後の種目、200mが、さきほど終了したのだ。既に、

100mは予選落ち。走り幅跳びは8位入賞(参加者15人)だけど、本人

はメダルを目指してたようで、公式ブログを読むと落胆がうかがえる。

 

何とか気持ちを立て直してのぞんだ、今夜(日本時間)の200m予選。

普通のロンドン五輪なら直ちにニュースが溢れてたのに、パラリンピッ

クだと、2時間経ってもどこにもニュースが出ない。中西が新聞やテレビ

で大きく扱われてたことを考えると、淋しい現実だと思う。

 

120905a

  まあ、探せば当然、ネットのあ

  ちこちに書かれてたとは思う

  けど、私としては直ちに英語

  の公式HPにアクセス。ロンド

  ン五輪で慣れてたから、すぐ

  に結果にたどりつけた。左が

  第1組と2組の結果だ。中西

  は全体の9位で予選落ち、一

  方、高桑早生(さき)選手は7

  位で翌日の決勝進出となった。

 

  スペースの問題で、上図は

  順位・ゼッケン・国・名前だ

けになってるが、当然この右側には記録その他もある。1人失格になった

から、記録が残ったのは9人。中西のタイムは30秒10、高桑は29秒37。

予選1位の選手は、26秒97だった。。

 

 

          ☆          ☆          ☆

ところで、この結果を一般人がどう見ればいいのだろうか。そもそもこの種

目の参加者数の少なさに驚くわけだが、パラリンピック全体だと参加者約

6000人で、ロンドン五輪の11000人と比べると5割強になる。しかし「こ

の」女子200mだと、ロンドン五輪の54人と比べて5分の1弱に過ぎない。

大幅に人数が減ってるのは、身障者のクラス分けが細かいからなのだ。

 

120905b

  左図を見ると

  女子200m

  だけでT11

  ~T53まで

  11ものクラ

  スに分かれて

  るのがわかる。

こう書かれても、ほとんどの人には、どのカテゴリーがどんな障害なのか、

分からないだろう。もちろん私も、ついさっきまで全く知らなかった。   

 

公式HPのあちこちを探してもなかなか見つからないし、Yahoo!の特集

の「ルール」も大まかな事しか書いてない。例えば、「T」はトラック(走る種

目)で、「42~44」は下肢切断と書いてあるけど、42と44の違いについ

ては、「数字が大きくなるほど障害が軽くなる」としか書かれてないのだ(中

西も高桑もT44)。

 

これだと、中西の幅跳びの結果を見た時に、ちょっと迷ってしまう。と言うの

も、8位の中西は4m79cmなのに、金メダルの選手は4m38cmしか跳ん

でない。アレッと思ってクラスを見ると、ここでは「F42/44」となってる。つ

まりフィールド(F:投てき&跳躍)で42と44の選手が同時に戦ってて、障害

の重い42の選手には公平のためにポイントが加算されるようなのだ。だか

らこそ、飛んだ距離が短くても、高い順位が可能になる。

 

それにしても、42と44というクラス分けの意味がハッキリしないから、日本

身体障害者陸上競技連盟のHPを見ると、ようやく公式のややこしいpdf

120905c

  ファイルを発

  見できた。簡

  単に言うと、

  42は片足の

大腿切断、44は片足の下腿切断なのだ。結果から推測して、どうも42の

選手には1m近く記録がプラスされる計算になるらしい。

 

ちなみにこのファイル、失礼ながらかなり読みにくい直訳だった。英語の原

文を添えてるのだから、もうちょっと分かりやすい日本語に訳した方がいい

と思う。おまけに、ラストの知的障害に関する説明は訳されてないのだ。。

 

 

☆追記: 陸上競技に関する大まかな分類だけをまとめるなら次のようになる。

 

      10番台(11~13)  視覚障害

      20番           知的障害

      30番台(31~38)  脳性まひ (車いす使用も含む)

      40番台(40~46)  下肢・上肢の切断

      50番台(51~58)  車いす   

 

 

          ☆          ☆          ☆

このように、素人としては、女子の200mと幅跳びの結果を見るだけで大

変なのだ。「そんな細かい事は気にせず、障害者が頑張る姿に勇気づけら

れれば十分だろう」というのがフツーの感覚かも知れないけど、それだと、

世界の頂点の舞台で必死に戦うことの意味がボヤけてしまうだろう。単に

頑張ってる身障者や、頑張ってる健常者なら、国内だけで大勢いるのだか

ら。メダルや入賞、あるいは記録の価値を理解するには、どのクラスでの

事なのか、ある程度理解することが必要だ。

 

この難しさは、観客の側だけではなく、選手や運営スタッフにも当然覆い

かぶさることになる。一部の選手は、自分のクラスを、より障害が重い側

にしようと考えるだろうし(ロンドンでもトラブル発生)、ポイント制で異なる

障害を持つ選手と戦うのも精神的に難しいだろう。

 

実は、中西のブログを見ると、大きな国内大会での運営の混乱(?)みた

いなものも報告されてるが、クラス分けの複雑さと人数の少なさを考える

と、運営スタッフも大変だと思う。うっかりミスすると、一部の選手から不満

が出て、それが逆に、その選手への風当たりの強さにもつながるようなの

だ。3月の記事にも書いたけど、中西のブログを読むと、本人も周囲もホ

ントに大変だな・・・と思ってしまう。

 

 

          ☆          ☆          ☆

活動費の少なさや人気の低さの問題も含めて、こうした当事者たちの苦

労を考えると、健常者がクラス分けを理解する努力くらい、まったく取るに

足りないことだろう。そう思って、あえてこうゆう記事を書いてみた。いや、

正直言って、この程度書くのにネット中を飛び回るハメになったのだ。おそ

らく、アクセス数も閲覧時間もかなり少ないとは思うけど。。

 

まあ、調べてる途中で、フルマラソンの距離42.195kmを走るための

時間が各々どれだけなのか、知ることも出来た。健常者のランナーなら

トップクラスで2時間強。車イスだと1時間半、自転車なら50分弱って感

じなわけね。どれも恐ろしく速いけど、やっぱり両脚を滑らかに回転させ

る自転車が、圧倒的に効率がいいんだなと確認できた。

 

もちろん、効率の良さは、そのスポーツの価値の一要素に過ぎない。私

としては、これから春まで、ランニングに打ち込むとしよう。とりあえず、

今週末までは、身障者スポーツの祭典に注目したい。

 

5日までの日本のメダル数は、金2、銀3、銅2個。正木健人選手が金を

取った、視覚障害者の柔道だと、障害別のクラス分けもポイント制も無く、

単なる体重別とのことだ(正木は100kg超級)。やっぱり、難しいね。

 

それでは、今夜はこの辺で。。☆彡

 

 

 

P.S. 記事タイトルは、「障害者」スポーツの・・・としてもいいとは思うが、

     パラリンピックは歴史的にも実質的にも、主に身体障害者の祭典

     だし、ロンドンで再び正式に参加が認められた知的障害者(96年

     が初)には、詐称スキャンダルもある(2000年~)。また、精神障

     害者も参加できない。そのため、「身障者」スポーツの・・・という

     記事タイトルにしておいた。

 

     なお、知的発達障害者にはスペシャルオリンピックス、聴覚障害者

     (deaf)にはデフリンピック(deaflympic)という、4年に1度の国際

     大会が開かれてる。精神障害については、重いものを除けば普通

     のオリンピックでも出場可能だろうし、身体障害を同時に持ってい

     れば、パラリンピックに出場可能だろう。いわゆる「うつ病」(気分

     障害)の患者は、国内の医療機関で一時点に確認された人だけ

     で、100万人以上にも達するのだから。。

 

 

P.S.2 日テレの『真相報道バンキシャ!』で、4月22日に続いて9月16

      日にも、中西が取り上げられたらしい。私はアクセス急増で気付い

      ただけで、残念ながら見てないが、続報というのは一般に大切な

      ことだと思う。伝える側も、受け取る側も。。

 

P.S.3 14年6月14日、テレビ東京『CROSSROAD』(クロスロード)で

       健在の様子を披露したようだ。  

 

                                  (計 3906文字)

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