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丸2日間の山岳耐久レース、NHK『富士山トレイル161キロ』を見て

これは凄い・・・☆ 私がたまたま見たのは、土曜日の昼前の再放送。金曜

夜が本放送だし、レース自体は4月26日~28日だから、かなり遅れた記

事だけど、非常に面白かったから感想その他をまとめとこう。ブログ運営上、

月曜の日付けになった直後に、1本記事をアップしときたいわけ♪ 明日と

明後日はドラマ『ガリレオ2』に追われるもんで。。

  

テレビ番組は、NHK『特報首都圏』。今回は、「密着!富士山トレイル~

161キロレースの挑戦者たち~」。大会の正式名称は、ウルトラトレイル・

マウントフジ(UTMF)で、まだ第2回とはいえ、国内最高レベルの苛酷さ

らしい。

          

今回は、厳しい資格をクリアした男性829人、女性162人が出走。46時

間での完走率は共に70%強だから、大変なのがよく分かる。ちなみに東

京マラソン2013の完走率は、96.5%だ(フルマラソン、7時間以内)。

仮眠施設は無いし、長時間の休憩もご遠慮ください、とされてる。

        

    

         ☆          ☆          ☆

ところで、スポーツ好きなら「トレイル」と聞いて、すぐイメージが湧くだろうけ

ど、一般にはまだ知られてないと思う。実際、私は外出先で偶然テレビを

見たんだけど、周りの人達は画面を見てなかった (^^ゞ 

          

トレイルという言葉自体が、車のトレーラーくらいしか馴染んでない。英語だ

と「trail」。名詞としては、山野の小道や、何かが通った跡を表す。語源を遡

ると、引きずるという動詞で、引きずったような跡が小道ってことだろう。

     

だから、トレイル・ランとは本来、山野の道を走ることで、そこには海外で人

気のクロスカントリーも入って来るはず。ただ実際には、どうもそこに特殊

な意味合いが加わって来たようだ。小型リュックに装備を入れて、山道メイ

ンで走るのが、トレイル・ラン。つまり、山岳ランを表す言葉になってる。

       

最近のプチ・ブームで、軽くて靴底のグリップのいい専用シューズを使うの

もフツーになってるらしい(多数派かどうかは不明)。専用グッズが広まると、

スポーツ企業や雑誌、ショップも盛り上がる。ランニングと違って、最初に

一通り揃えるだけでも10~50万円のお金が動く、自転車のロードバイク・

ブームがいい例だろう。ゴルフも同様。

        

ただ、ウチでも以前、記事にしたように、トレイルランとエコ=環境保護とい

う2つの流行は、似て非なるもので、ビミョーな関係にある。今回のトレイル

も、富士箱根伊豆国立公園を走ってるようで、自然を楽しめる半面、自然

破壊につながる恐れもある。試しに今、ウィキペディアを見ると、批判的な

見解もわりと強調してあった。似たような話は、自動車、バイク、自転車(M

TB)でもあるのだ。まあ、それについてはまた後で触れるとして、ここでは

テレビとレースの中身に入って行こう。。

        

     

         ☆          ☆          ☆

NHKの番組は、男性スーパーアスリートと、わりと普通っぽい女性(もちろ

ん凄い)の2人をメインにして、映像中心に描いてた。言葉の説明は少ない

から、後ですぐネットで調べることになったけど、やっぱり映像の力は大きい。

         

編集してると分かってても、「こんなに素晴らしくて面白そうなコースなのか」

と感心してしまった。同じ富士山でも、山麓を一周する山岳コースのあちこ

ちから眺めると、色んな表情を楽しめるのだ。お天気にも恵まれてた。しか

し夜の山道なんて、女性が1人で走って大丈夫なのかね? 実際、番組の

主役の1人、野口昌代さんも、ちょっと道に迷う素ぶりを見せてた。

   

女性選手を見てすぐ思ったのは、トイレはどうするの?ってこと。NHKでは

説明がなかった気がするけど、携帯トイレの所持が義務で、基本は10~

15kmおきくらいにあるエイド・ステーション(休憩所)のトイレを使う。もし途

中で携帯トイレを使ったら、紙も含めてエイドステーションで処分するらしい。

    

流石に、環境には気を使ってるわけだ。富士山は世界遺産への登録も(ほ

ぼ)決定したばかりだしね。ま、レース直後のニュースだったけど♪ ちなみ

に去年の第1回では、コースの一部でゴミが見つかったと、大会HPに書い

てあった。事前の調整も含めて、運営にはかなり気を使ってそうだ。

    

         

          ☆          ☆          ☆  

一方、もう1人の主役、男性スーパーアスリートは山屋光司さん。名前だけ

でも素晴らしい♪ メタボ対策で始めたって話だけど、僅か3年でフルマラ

ソン2時間41分を出してるから、努力はもちろん、才能にもかなり恵まれ

てたはず。私は一目見て、カッコイイなと思った(笑)。浅黒い、鍛え上げた

細身の身体と顔が渋いのだ。ちなみに奥さんもなかなか可愛かった♪ 仲

間にも恵まれて、幸せで、「いいね」。そりゃ、意味がちょっとズレてるか。

        

Facebookは(なぜか?)見当たらないけど、ブログの該当記事には「いい

ね」が100とか200も入ってた。ま、実績も飛び抜けてて、爽やかで、あち

こちで紹介されてるし、NHKのゴールデンタイムの主役にまでなったんだ

から、当然だろう。

           

大会2週間前に撮影の話が来たそうで、ゴールではNHKスタッフと熱い握

手をかわしたそうだ。私も番組を見ながら、カメラマンが大変だよなと思っ

てた。重いカメラで映しながら、山道を駆け抜けるんだから。。

    

         

         ☆          ☆          ☆

さて、市民アスリートの視点で富士山トレイルを見ると、最大の特徴はやっ

ぱり長さだろう。距離や高低差(合計9000m超!)もそうだけど、時間が

際立ってる。20時間程度でゴールするトップクラスの選手も含めて、みん

な夜の山道を経験するわけだ。明るいライトや電池の準備は当然だし、

色々大変だろう。

               

公式サイトで「必携品」(チェックあり)とされてる物には、コースマップ、飲

食物、ライト、携帯電話、携帯トイレ、防寒具(綿素材は禁止)、高性能の

雨具の他に、なるほどと思う物が並んでた。ホイッスル(笛)、サバイバル・

ブランケット(専用の軽い、はおり物)、テーピング用テープ、保温用の手

袋、耳まで隠す帽子、保険証。そして、携帯コップ(150cc以上)と熊鈴♪

   

携帯コップは細かいね。エイドステーションに紙コップはないらしい。まあ、

実際にはないはずの物があったりするのが世の中の常だけど、富士山

は特殊な場所だし、たぶん本当に無いんだろう。

    

    

         ☆          ☆          ☆

で、最後に、私が一番気になった「熊鈴」(くますず)。必携品って所が面

白いね。確かに、熊に襲われたってニュースは時々耳にするけど、問題

は熊鈴の総合的評価だ。ちなみに私が毎年出てる日本最大の自転車ヒ

ルクライム、「乗鞍」も、熊による被害が大きなニュースになった場所だけ

ど、熊鈴は使ってない(ほとんどの人は♪)。

     

これ、調べてみると、熊鈴に対する否定的意見も珍しくないようで、効果が

ないとか、うるさいというのが代表的な論点だ。試しに、Youtubeでいくつ

か動画の音を聞いてみると、キレイな音だし、特に大きいとも感じない。た

だ、静かな山の中だし、気になる人にとっては気になるんだろう。グルー

プになってると、音量も数倍になるしね。

          

商品サイトには当然、効き目があるかのように書かれてるけど、事の性格

上、効き目は実証しにくいはず。ただ、富士山トレイルの場合、山道だと

選手がばらけるだろうし、レース中だから、うるさいと感じる一般人も(あま

り)いないと思う。地元の運営サイドとしては、万一の安全のために、伝統

的な知恵を使いたいんだろうね。

        

ただ、大会前の「試走」については、熊鈴禁止区間が設定されてる。やは

り、ビミョーな道具なのだ。ストック(杖)も多くの区間で禁止だから、環境

対策は気を使う話だね。。

           

   

         ☆          ☆          ☆

ちなみに乗鞍では経験ないけど、美ヶ原の自転車ヒルクライムだと以前、

音が大きめの鈴をチリンチリン鳴らし続けながら抜いて行く自転車がいて、

「うるせぇ~!」と怒鳴られてた。普通は何も言わずにスパッと抜くか、「す

みません、通ります」と一声かけるのだ。「空けろ!」とか怒鳴る選手がた

まにいて、これもまたトラブルの元になる。個人スポーツも、人間関係と無

縁ではない。

       

ついでに、前から気になってた物も調べてみた。ベルの代わりに、一部の

ロードバイク(レースタイプの自転車)が付けてる、音の優しい「鈴」。歩道

とか多摩川サイクリングロードとか、狭い所で存在を知らせる物だ。チーン

と鳴らすベルよりはスマートだなと思って、私も前から欲しかったんだけど、

商品化されてるんだね。「ViVa(ビバ)きづきベル」って商品がメジャーで、

800~900円くらいで多色展開してた。

   

まあでも、基本的には鳴らさない方がいいと思う。歩道なら、抜くチャンス

を待つか、降りて押すか、「すみません」と声をかけるか。多摩川だと、私

がよく使う方法は、十分減速して歩行者から距離を1m以上取ること。こ

れは当たり前にはなってない。歩行者の10cm横で飛ばす自転車はよく

見るし、反対車線を2台並んでオシャベリしながら逆走して来た上で、仕

方無いからこちらがブレーキをかけて止まったのに、謝りもしない自転車

も実在した。2人で顔を見合わせて、苦笑いしてるだけなのだ。

    

熊鈴から話が逸れたが、あらゆる面で大変なトレイル・ラン。「ハセツネ

30K」(距離32km)とか、短い大会なら興味あるけど、荷物を持って走

るのはちょっとダルイかも。ま、そんな事より、今は心臓リハビリに徹す

るとしよう。

           

それでは、今日はこの辺で。。☆彡

             

                                (計 3804文字)

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