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「みる・きく・はなす」はいま~信じる私(朝日新聞)&ハーフ・ジョグ

(29日) JOG 21.1km,1時間54分41秒,平均心拍148 

      消費エネルギー 1168kcal (脂肪 234kcal)

        

何年も前から、朝日新聞の政治的・思想的主張には少なからずの違和感を

持ってるが、いまだに新聞は購読してるし、ネット(朝日新聞デジタル)もよく

読んでる。ウチのブログ記事でも度々、参照して来た。

 

やっぱり、興味深い記事もかなり掲載されてるし、同じようなニュースでも朝

日が一番正確な情報を伝えてることは少なくない。反原発の左派メディアに

も関わらず、放射能・放射線に関しては早くからわりと、冷静で中立的な記

事も載せてた。ネットの時代だから、複数のメディアを簡単に比較できるよう

になって、記事の質とか記者の能力が見えて来るのだ。

 

もちろん、感心しない記事もあるが、この“「みる・きく・はなす」はいま”シリー

ズは以前から注目してた企画。その時々の言論状況(広い意味)の問題点

や変化を冷静に見つめるもので、重くて硬い内容にも関わらず、既に第40

部だから、看板シリーズの1つと言っていい。今期のサブタイトルは、「信じる 

」。昨日(2015年4月29日)の朝刊記事(第1回)の説明には、こう説明し

てあった。担当記者は牛尾梓、斉藤佑介、高橋友佳理。

 

     信じたいことだけを信じる「私」。自分の価値観を疑わず、他者を 

     知ろうとしなければ、深まるのは断絶だけだ。

 

何かを「信じる私」とはもちろん、他の何かを「信じない私」でもある。とりわけ。

信じる私とかみ合わないものに対しては、「許さない私」にもなり得る。。

 

 

          ☆          ☆          ☆    

これがもし、宗教に対する批判とか、狂信集団や過激派に対する批判だけ

なら、重要性はともかく、ごく普通の話になる。ところが、今回ももちろん、そ

んな話だけではない。冒頭、「私はシャルリー」と叫ぶフランスの大規模デモ

への多角的な見方は、既に1月のテロ事件当時から書かれてたものだが、

後半の実例が個人的に興味深かった。

 

     アラビア語を学ぶ東京の大学2年の女子学生(19)は引っかかる。 

     シャルリーの事件が起きた今年1月、過激派組織「イスラム国」(IS) 

     が日本人2人を人質にした動画が、ネット上で公開された。その1週 

     間ほど後。JR東京駅に向かう電車の座席で教科書を広げていると、 

     前に立った中年の女性がつぶやいた。「こんな時期に何でアラビア 

     語なんか・・・・・・」。はっとした。

 

この女子学生がベトナム旅行をした時も、イスラム系に見える観光客に向かっ

て日本人が冷たい言葉や態度を示す所に遭遇したらしい。

 

 

          ☆          ☆          ☆

この話、私も思い当たる経験が2つあるのだ。熱心な常連さんは覚えてるか

も知れないが、ウチではトップページの写真の下に、ほぼ半月ごとに更新す

る5行ほどのつぶやきを書いてる。ブログ全体の中でもかなり目立つ場所だ

から、不特定多数の人が見ることを考えて、当たり障りのない文章(軽口とか)

を書くことが多い。1月後半くらいに掲載してた文章の出だしだけ再掲する。

 

     全く知らない某言語にチャレンジしようかと思って書店に行ったら、

     やっぱり参考書の数も僅かなんだね (以下略)

 

ここで私が「某言語」と書いたのは、まさに、女子学生が遭遇したようなこと

が起きることを予想したからだ。もちろん、ネイティブ・スピーカーだけで2億

人以上いると言われる言語だし、あの地域は旅行先としても結構、人気があ

る。NHKのテレビやラジオでも語学番組が継続してるし、「他者」の理解の

ためにも、むしろ進んで勉強すべきだろう。

 

・・・と私自身は思ったが、同時に、たぶん時期的にネガティブなイメージを強

く持ってる人達が多いだろうな、とも思った。わざわざ刺激するほどのことで

もないから、ブログではあっさり、直接的な表現を差し控えたのだ。

 

 

          ☆          ☆          ☆

それは考え過ぎだろう・・と思われるかも知れないが、実は私も電車で「攻撃」

された経験がある。

 

立ったまま、理工系の本を読んでたら、目の前の席に座ってる女性がこちらを

見上げて、凄い目でにらんでた。「??」。。全く知らない人だし、何を嫌がって

るのか全く分からない。そもそも、失礼ながら、おそらくこんな自然科学の本に

興味はないはずだけどな。。

 

そう考えてる内に、ようやく理解できた。私は本にカバーをつけるのが好き

じゃないので、前の座席から、本の表紙が丸見えになる。意図は知らないけ

ど、その本の表紙には、夕陽をバックにした富士山のように見える写真が大

きく神秘的に載ってて、すぐ下に出版社名が書かれてたのだ。これがたまた

ま、富士山と関係ある某宗教団体によく似た名前だから、勘違いされたんだ

ろう。首都圏の電車の中というのも不運だった(時期的にはかなり後)。

 

もちろん、その出版社は某宗教団体とまったく関係ないし(ウィキペディアの

関連項目でも風評被害に触れてた)、本の内容も私の関心も、その宗教とは

何の関係もない。単なる理工系の本だけど、まあ、誤解して嫌がる気持ちは

一応理解できる。大声で乗務員を呼ばれなかっただけでも幸運かも知れない。

それ以降、電車で本を読む時にはちょっと注意するようになった。。

 

 

          ☆          ☆          ☆  

話を戻すと、朝日の記事は全体的に、様々な不寛容を控えめに批判するよ

うな内容になってる。そちらも確かに重要で、別にそれを書くのはいいと思う

が、不寛容を控えめに批判しても、実効性が少ないどころか、逆効果の恐れ

さえある。というのも、批判に対しても不寛容だからだ。

 

朝日は、異文化との「懸け橋」の重要性を強調してるが、まさに今問われて

るのは、橋の懸け方だろう。遠く離れた2つの地点を巨大な橋でつなぐので

はなく、わりと近い地点同士をささやかな吊り橋でやさしくつなぐこと。

 

その意味で、例えば上智大のハラル弁当のような試みはなかなかいいと思

う。実際に食べてる学生の大部分は、普通の日本人のようで、たとえ興味本

位やSNSの投稿用であっても、異文化の「取り入れ」体験にはなる。コーラ

ンやモスクより接しやすいだろう。

 

言葉、外見、食事、習慣など、基本的な部分で、少しずつ橋を懸けること。橋

を渡ること。そんな些細なことの積み重ねを続けていくしかない。「ムスリム・

フレンドリー」という言葉も、業界で使われ始めてるようだ。

 

ちなみに朝日の記事によると、現在の日本国内のイスラム教徒は約11万人。

つまり、0.1%。それ以外に、イスラム教徒が多いインドネシアとマレーシアか

らの訪日客が昨年、約40万人になったそうだ。

 

2010年の数字だと、世界で16億人がムスリム(英語版ウィキ)。既に第2位

で、しかも急増中。2100年には、キリスト教徒を抜いて最大勢力になるとい

う予測が、4月上旬に発表された(米調査機関ピュー・リサーチ・センター)。。

 

 

P.S. 今日(4月30日)の第2回では、「多様な性 認めない側の理屈」と

     題して、そのままの内容を載せてた。認めない態度も一応、多様な

     「人間性」だし、別に犯罪を行ってるわけでもないから、なるほどと納

     得できる内容だ。担当記者は花房吾早子。

 

     もちろん、朝日の基本的な路線は、多様な性を認めようというリベラ

     ルな姿勢であって、それを前提にした上で、あえて多様な人間性に

     も目配りしてるわけだ。ほとんど批判せずに。

 

     LGBT団体「レインボー・アクション」は、先日の漫画『境界のない

     セカイ』中止騒動の際にも、落ち着いた声明を発表してたくらいだ

     から、この朝日の記事も静観するだろう(と期待しておく)。

 

 

          ☆          ☆          ☆

朝から長くなって来たので、この辺でもう切り上げよう。最後に、昨日の走り

について一言だけ。1km5分半で16kmジョグの予定だったのに、意外と

前日の疲れが少なくて、気温15度もちょうど良かったから、18kmに上方

修正。さらに、ついでだからハーフ21.1kmまで伸ばして、最後はヘロヘ

ロになった (^^ゞ ここ3週間、短い距離しか走ってなかったもんで。。

 

トータルでは1km5分26秒ペース。心拍148に留まってるのは、いいね♪

それでは、また明日。。☆彡

 

 

                時間    平均心拍  最大心拍

  往路(2.4km)   13分21秒    137    148     

 LAP1(2.14km) 11分28秒    147    152    

   2          11分35秒    149    153    

   3          11分34秒    149    151

   4          11分29秒    149    152

   5          11分34秒    149    152

   6          11分38秒    149    153

   7          11分42秒    150    153

  復路(3.72km) 20分22秒    152    155

計 21.1km 1時間54分41秒 心拍平均 148(81%) 最大155(85%)

 

                                     (計 3390字)

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