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続・将棋のプロ棋士スマホ不正疑惑~文春・新潮・朝日の短いまとめと感想

(☆16年12月29日追記: 関連する新記事をアップ。

 三浦九段の将棋ソフト不正疑惑、第三者委員会の報告その他を読んで

   

      

     ☆        ☆        ☆

月曜までバタバタ忙しくて、ブログどころじゃない状況だが、ちょっとだけ

スマホ不正疑惑の続編記事を書いとこう。鳥取の地震の方が遥かに大

きな問題だけど、スマホ不正疑惑も将棋界にとっては巨大地震だし、他

の世界にも相当な揺れをもたらす力を秘めてる。

      

前回は入学試験も含めて、広い視野で根本的に考える記事をアップし

た。そもそも、なぜスマホを使ってはいけないのか。むしろ公認して、全

員が堂々と使う方がいいのではないか。

     

今回は、将棋に絞った話で、わりと単純で分かりやすい話だ。大前提と

して、人間のプロ棋士が最近の対局中、スマホをこっそり参考にしたの

なら有罪、論外としとこう。

   

もちろん私は、いずれ将棋も入試も少しずつスマホ解禁、PC解禁の動き

が出て来ることを予想してるし、期待もしてるので、念のため。。

   

    

      ☆        ☆        ☆

まずは、『週刊文春 10月27日号』(20日発売)から。中吊り

広告の該当箇所を、公式サイトからコピペさせて頂こう。

  

161022a

  

 将棋「スマホ不正」全真相

 渡辺明竜王 独占告白 「放置すれば竜王戦がなくなる」

 羽生三冠 「限りなく黒に近い灰色」

 「私は三浦弘行九段にスマホ遠隔操作を教えた」 核心証言

   

ちなみに、羽生は直ちに奥さん(羽生理恵=畠田理恵)のツイッター

しきもので弁明してるようだ(なりすましにも見える)。「一部報道で誤解

を招くような表現」、「疑わしきは罰せずが大原則」。ただ、「限りなく黒

に近い灰色」という表現を否定してないので、あまり強い弁明にはなっ

てない。

        

前にも書いたが、裁判でも、「限りなく黒に近い」ものが有罪とされる

のだ。完全な黒ということは現実にはあり得ない。

  

文春には、日本将棋連盟の内部での議論がわりと細かく報告されて

て、相変わらずの「センテンス・スプリング砲」の取材力を示してる。

首脳会談のような場には、ソフトに詳しい千田翔太・五段も参加。

  

あと、最近、三浦九段に頼まれて、パソコンをスマホから遠隔操作す

る方法を教えたという棋士も実名で登場。三枚堂達也・四段が、

「Team Viewer」というソフトを教えたらしい。調べてみると、

メジャーなソフトみたいで、「家庭でのご利用は無料」と書いてるから、

後で私もダウンロードしてみるかも。不正カンニングではない♪

    

将棋用のプログラムとかソフトの名前として、「技巧」とか「Shogi

Droid」という名前も登場。さらに三浦の奥さんや家族の話も

あって、「そうゆう人間的背景があったのか・・」と思わせる内容

になってる。

  

ただし、決定的な証拠は示されてないので、まだ黒と決め付けること

はできないし、不正の全真相というのはちょっと大げさ。むしろ、「今

回の不正『騒動』の真相」だろう。

   

   

      ☆        ☆        ☆

一方、『週刊新潮 10月27日号』(20日発売)は、同じ問題

を少し違う角度で扱ってた。公式サイトより。

  

161022b

  

 次の一手をコンピューターに頼った?

 「三浦弘行」九段と93%一致した問題ソフト

   

こちらは、文春が名前だけ挙げてた強力ソフト「技巧」(2016世界

コンピュータ将棋選手権・準優勝)に焦点を絞った記事。なぜか具体

的な説明は省略してるけど、三浦とソフトの指し手一致率は93%

にも達したとのこと。他の棋士の対局は60%ぐらいらしい。

     

ここまで書くのなら、一致率の分析画像を数枚載せて、解説して欲し

かったと思う。もちろん、これまた、三浦が不正したという決定的な証

拠を示してる記事にはなってない。

    

ただ、方向性としては新潮の方が正攻法だろう。実際、渡辺竜王の主

張も、ソフトとの一致率が大きなポイントになってた。とはいえ、文春の

方が読み物としては面白くて、案外、人間関係から新証言が出て来る

可能性もある。 

    

    

      ☆        ☆        ☆

そして最後に、今夜というか、正確には昨夜(10月21日・21時)、

朝日新聞デジタルが掲載した記事

  

連盟は、調査は終了したという話だったのを撤回。棋士向けの説明

会を開いて、調査委員会が不正の有無を調べる方針を明らかにし

たとのこと。

   

来週以降、三浦にスマホの提出を求め、連盟と三浦が共に調査会社

を選定する予定。三浦は出場停止処分の撤回を求める新たな声明

を発表。

   

   

       ☆        ☆        ☆  

もしこれで、スマホにもパソコンにも全く痕跡が見つからなければ、それ

はそれで大変なことになる。連盟幹部と渡辺竜王はそれなりのけじめを

つけるしかない。もちろん、痕跡をどの程度の信頼度で確認できるのか

どうかが問題ではある。もし三浦が本当に不正を行ってるのなら、既に

相当な調査対策はとってるはず。通信記録までは調べにくいだろう。

       

ちなみに、本筋ではない話だけど、渡辺と三浦の間にはしばらく前から

因縁のような対立関係があるらしい。それが、双方のファンや支持者を

巻き込んで、また微妙な空気を作り出してる。

   

私自身は、そもそも一致率の分析も見てないし、三浦が対局中に度々

席を外してる様子もテレビでほんの少し見ただけだから、ハッキリした

ことは言えない。

    

ただ、ここ数年の様々なメディア報道や組織の対応を広く見渡した時、

いまさらこの件で、三浦だけが潔白で正しかったという結論が出るとは

考えにくいと思う。大逆転というのは滅多に起きない。あと、最近の一

致率だけでも、全棋士について調査して公表すればスッキリすると思

うが、大勢の同意を集めるのは困難か。

       

とりあえず、今後の本格的調査の様子を注視することにしよう。いずれ

にせよ、渡辺竜王も含めて、プロ棋士がソフトに負ける時代になったこ

とだけは明白。将棋連盟にとっても、人間全体にとっても、恐ろしい時代

に突入しつつある。それこそ、不正疑惑の数千倍も深刻な問題なのだ。

   

今日のところは、この辺で。。☆彡

        

                     (計 2310字)

          (追記 61字 ; 合計 2371字)

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