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全力疾走&跳躍、人生の走り幅跳び~『地味にスゴイ! 校閲ガール』第8話

全力の仕事、素晴らしかったね☆ 映画『戦国消防隊』のポスター(笑)。

「そっちか!」by貝塚タコ八郎(青木崇高)。

   

平凡社・・じゃなくて景凡社の1階ロビーで、貝塚が桜川葵(伊藤かず

え)のワガママに振り回されてる時、窓際に並んでたポスターを見逃す

ようでは、マニアック・ブロガーにはなれない♪ なりたくないだろ!

  

ポスターにはこんな感じの言葉が並んでた。「本能寺の火、消しちゃっ

た」、「原作 森村・・」、「待望の映画化」、「俺たちは歴史を消してし

まったんだ(?)」。

     

これはもちろん、1979年の角川映画『戦国自衛隊』のパロディ。

角川は、『校閲ガール』原作を担当したKADOKAWA(カドカワ)

の旧名。

   

『自衛隊』の原作者・半村良と、その当時の角川映画原作で活躍し

てた森村誠一の名前を意識して付けたのが、『消防隊』の原作者・

森村なのだ。

  

歴史を消したどころか、文芸の歴史を受け継いでる美術スタッフ

さんのお仕事。いいね♪ ツイッターでも僅かにつぶやきが出てた

けど、ポスター内容の分析までは見当たらない。

    

というわけで、これがブロガーのお仕事、マニアック・レビューなのだ。

全力の2割くらいのお遊び、単なるツカミとはいえ。。♪

     

    

     ☆        ☆        ☆   

すっかり、中谷まゆみから脚本家の座を奪った形になってる、川﨑

いづみの台本。視聴率12.7%を確保した今回・第8話もなかなか

面白くて、私としては珍しく、何度か声を上げて笑ってしまった。

  

まあ、日曜の上出来レースのおかげでハイテンションのままだし♪

まだ言うか! いや、あれは全力疾走に近かったもんで。準備と

走り、総合的に見て、94%くらいの大会だろう。細かっ!

      

話をドラマに戻すと、私が爆笑したのが、貝塚と桜川と悦子(石原

さとみ)の打ち合わせ。ボケ&ツッコミ&ノリの2連発♪ 正確には

メモしてないけど、大まかな流れはこんな感じのやり取りだった。

  

 悦子  雪に足跡を残さずに心中の場所に来たんだから、

      ヘリコプターを使ったことにすればどうでしょう?

 貝塚  お前なぁ!

 桜川  いいわね、ヘリコプター♪

    

 悦子  または高校時代、陸上の走り幅跳びの仲間とか?

 貝塚  いい加減にしろよ!

 桜川  幅跳び、それいい♪

   

   

     ☆        ☆        ☆   

私が最後に爆笑したのは、哀しい逃避行を経て、心中の直前、雪道を

幅跳びして越える滑稽なカップルをイメージしたからだし、自分が高校

時代に陸上部だったからでもある。真剣なジャンプを間近で何度も見

てるのだ。自分は中距離選手だから、体育の授業の5m前後(?)

がベストだけど♪

          

これまた美術さんのお仕事なのか、画面のテロップも正しかった。

  

 高校生の走り幅跳びの日本記録

  男子: 7m96cm

  女子: 6m44cm

  

高校時代に立ち読みしてた雑誌、『月間 陸上競技』のHPで確認

できた。男子が1989年、女子が2007年の記録だから、

小説『愛と雪の中の情熱』の設定的にも大丈夫だろう。5m

ほどジャンプできればOK。

   

まあ、校閲中の悦子が「ブーツ・・」とかつぶやいてたにも関わらず、

最後の映像で幅跳び女性はハイヒールだったけど♪

      

演出は佐藤東弥。私が演出してれば、最後は陸上用スパイクに

履き替えさせたはず(笑)。その脇にハイヒールを置くとか。先日の

レースもそうだけど、陸上で靴を履き替えるのは自然な発想だ。

     

ちなみに以前、女友達をアイススケートに誘った時、そのコは何と、

マイ・シューズを持参して来た♪ 実話だろ! まあ、ボウリングだと、

シューズどころかマイボールでさえ普通なのかも。。

   

   

    ☆        ☆        ☆

お遊びの軽口はさておき、心中で走り幅跳びというのは、本質を突

く発想でもある。人生には時々、命がけの跳躍があるのだ。

  

前回の話と結びつけるなら、ハイリスク・ハイリターンの瞬間的な

挑戦。その結果、本当に命を失うこともある。良し悪しはともかく。

と言うのも、心中の場合、命を失うことが目標であり、成功だから。

  

珠玉の名作ドラマ『ビーチボーイズ』の社長(マイク真木)が、荒れた海

でのサーフィンに挑戦したのも、残された人たちにとっては大失敗だろ

うけど、本人にとっては半ば成功だったのかも。

    

つい先日、岩手のダムから飛び降りた女子高生2人も、まさに命がけ

の跳躍だったのか。この世界を全力で走り続けた後、遥か彼方、より

良い別世界を目指して。。

     

  空に憧れて 空をかけてゆく

  あの子の命は ひこうき雲

           (荒井由実作詞、『ひこうき雲』)

   

  真綿のような雪の上に 

  寄り添った二人の影が一つに重なった

  その時 初めて 本当の意味で

  二人は一つになることができた

           (桜川葵、完成稿ラスト)

    

    

    ☆        ☆        ☆  

『校閲ガール』に戻って、10年前の桜川とショーン=茸原渚音(岸谷

五朗)も、お別れのキッカケはまさに、命がけの跳躍だった。

  

人気女性作家と、実力派の男性編集者。あまりに全力のつながり

を築き上げた末に、特に桜川の方が、最低限の距離を保てなくなっ

てしまう。これではもう、愛するショーンの足手まといになるだけ。。

    

そこで、愛の証明を求めるフリをして、わざと公園でナイフを構えて、

ショーン=茸原に向かって全力疾走。茸原は逃げず払わず、そのま

ま桜川のナイフを受け止めて、愛を証明。深さ3mmの軽症。

   

当然、警察に通報されて、事情聴取になったはず。ただ、被害者で

ある茸原がかばうはずだし、傷も浅くて、全治2週間程度。おそらく

初犯。桜川も素直に罪を認めて反省を示して、単なる書類送検。

不起訴ぐらいで終了か。

  

結果的に、近づき過ぎてた茸原と距離を保つことになって、10

年後の再開であらためて愛を確認。社会的な評価はともかく、

2人にとっては、命がけの跳躍が成功。

  

最後は病室で仲良く、メロンを食べながらお祝いしたのであった。

1玉1500円のアンデスメロンではなく、桜川のおねだり通り、

4000円のマスクメロンで。。♪

   

    

    ☆        ☆        ☆

そこまで極端な例を考えなくても、たとえば日常的に飛行機に乗る

だけで、命がけの跳躍と言えなくもない。実際、時々墜落してる。

  

もちろん今なら、全国の高校3年生や浪人生たちが、全力で受験

勉強してるだろう。本気で長い助走をした後、年明け後にジャンプ。

見事な記録になるかどうかは、助走と踏み切り、幸運の女神が

決めること。

  

しばらく付き合った後の結婚も、命がけの跳躍に近いし、もうすぐ

かも知れない悦子と幸人(菅田将暉)の初Hも、ベッドの中への

跳躍なのだ。

   

セイコウすれば遠くにイクし、意識が飛ぶのだから、命がけの飛躍

と言っていい♪ コラコラ! ここでもやはり、熱い助走がポイント

になる。悦子は亀のマスコット人形を指で可愛がってたネ(笑)。

まだ言うか!

      

    

     ☆        ☆        ☆

最後に、心中とは究極のモテテク、ミラーリング効果狙いでもある。

2人で命がけで同じ行為をするのだから、タイムラグ(時間差)無し

で相手の真似をして、親近感、一体感を高めるということ。

  

同時にお互いの真似をするのだから、彼は彼女をミラーリング。

彼女も彼をミラーリング。どちらが先とも言えないわけで、真似す

る役割と真似される役割とが交差することにもなる。これぞ、広い

意味でのクロス効果。

  

もちろん私も、身近で極端な命がけの跳躍を感じれば、引き止める

はず。ただ、考えてみれば、人生自体が全力の助走なのだ。誰に

でも必ず訪れる、最後の跳躍をキレイに決めるための、長い助走。

   

ただし、あまりに長い助走だから、全力の走り幅跳びと違って、8割

程度をキープするマラソン的な走りが必要になる。スピードをコント

ロールして、給水も欠かさず、仲間や観客と声を掛け合いながら。。

   

   

     ☆        ☆        ☆

ちなみに、『校閲』のオープニングテーマは『12月の雨』だけど、

今日の首都圏は「11月の雪」。雪や水を避けるために、助走なし

の短い跳躍が必要になった。凍結で滑ると危ないので、これはこ

れで文字通りの命がけ。

    

走り幅跳びも大切。走らないその場幅跳びも大切ということか。

小学校の頃、「超人」と称して、小川や段差でその場ジャンプごっこ

をして遊んでたのを思い出しつつ、それではまた明日。。☆彡

   

   

   

cf. 時は親切な友達、きのうを物語に・・~『校閲ガール』第1話

   補う技術、シール・付箋・ファッション、そして愛~第2話

   是永是之の小説『犬っぽいっすね』内容&外見も大切~第3話

   相乗効果と一石二鳥、『明日も、あすか。』~第4話

   無用の用、塞翁が馬、無駄はムダだが役に立つ~第5話

   悦んで残業する、残業せん隊(戦隊)♪~第6話

   リスク(risk)の正しい語源と、自分の場所探し~第7話

   地味でスゴくないものも輝かせるスカーフ~第9話

   未完の夢にときめく、人間たちの出会いとB-SIDE~最終回

        

                    (計 3417字)

         (追記 52字 ; 合計 3469字)

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