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人が手作りするものの価値、その彼岸~『ボク、運命の人です。』第6話

暑い! 膝の上のノートパソコンが♪ そっちか! 自宅のエアコン

の冷房は、7月にならないと使わないというローカルルールがある

から、5月21日に違法行為をするのは難しい。

 

というわけで、5月に気温30度の猛暑をそのまま受け止めてノート

PCを使ってると、流石の新型PCもちょっと熱を発してしまう。別に

「熱く」はないけど、「暑さ」が増してしまうから、ますますキツイ。。

 

・・・っていうのは言い訳だったりする♪ 長っ! こんな時に長い

ドラマレビューなんて書いてられないから、軽く済ませよう。天気とは

天命(テンメイ)、つまりこのブログの管理人(笑)。違うわ! 天の

定め。人間としては基本的に素直に従うべきものなのだ。吉川英治

が描く宮本武蔵も、自然に逆らおうとして敗北。

 

現実においてもそうで、文春HPによると、天に逆らおうとしたロシア

の天候操作は、今年の戦勝記念日(5月9日)に失敗したらしい。

 

逆に言うと、去年まではそこそこ成功してたってことでもある。さて、

神は人間の反逆をやさしく包み込むのか、あるいは控えめな天罰と

してお尻叩きするのか。お尻叩きはご褒美にもなるけど♪ コラコラ!

 

 

     ☆        ☆        ☆

さて、日本語の個人ブログとしては英語が多めのこのブログ。当然、

今回はお天気の英語からスタートしよう。

 

 When it rainS,

 it pours.

 (雨の日は、いつも土砂降り

 

既にあちこちに拡散してるはずの、この英語のことわざ。1行目の

右端、3単現(3人称単数現在)のSを小文字で書いてるようでは、

手作りの王将が無い亭主関白と同様の「もぐり」だ♪(by 自称・神)。

細かっ! あれは左端と右端を大文字にするデザイン上の配慮。

 

 

     ☆        ☆        ☆

そんな事より、正木(亀梨和也)に対する晴子(木村文乃)の説明が

ちょっと気になった。「雨の日はいつも土砂降り」という翻訳はいいと

して、日本語の「弱り目にたたり目」、「泣きっ面に蜂」と結びつけた

のはあまり感心しない。たとえ、英和辞典に載ってるものでも。

 

というのも、この英語のことわざは、一般的な法則の形で書かれてる

のであって、偶発的な「たたり目」や「蜂」より重みがある法則なのだ。

人間にはどうしようもない、絶対的な天の定めとして語られてるから、

バカバカしさが増して笑えるし、突っ込めることにもなる。「昨日は小雨

のままだったぞ」、とか♪

 

つまり、この諺は、ウチで時々書いてるマーフィーの法則と同様。

「トーストを落とすと、必ずバターを塗った面が下になる」とか(笑)。

悪い事は最悪の形でおとずれる、というのが、このユーモアの本質

の一つ。

 

 

     ☆        ☆        ☆  

話を戻すと、あの諺には、ヒネった言い回しの別ヴァージョンもある。

この形は、私の高校のD先生が好んでたものだ♪ 個人情報か!

 

 It never rains but it pours.

 (土砂降りになることなく、雨が降ることはない

 

これを手元の小学館『プログレッシブ英和辞典』で調べると、興味

深い説明があった。「2度あることは3度」という意味で、良い事にも

使われるらしい。

 

そう言えば、まさに晴子がそうなのだ。プロポーズされるのを期待した

日に、相手の男から既婚者だと打ち明けられて、座り込んで泣いてた

時。晴子の青いコートを見て、サッカー日本代表の敗北で泣いてると

勘違いした正木に「次は勝てる」と慰められて、彼女は土砂降りの雨

だと感じたらしい。

 

しかし、晴子と正木の運命の出会いは、幼い時、高校時代(野球&

受験)に続いて、あれが3度目。まさに良い意味で、「2度あることは

3度ある」のパターンになってた。おまけに「pours」だから、これから

大量に「注ぎ」込まれるということだ♪ 幸せを(笑)

 

考えてみれば、男女の結びつきを祝福するライスシャワーというのは、

巧みな象徴表現になってる。豊作の形を使って、男のエネルギーと女

の悦びの両方を暗示してるのであった。ただし、後始末は2人仲良くっ

てことで♪ 細かいわ!

 

ちなみにウチでは初回レビューから、ドラマにおける水の役割に着目

してた。脚本・金子茂樹、主演・山P=山下智久の10年前のドラマ、

『プロポーズ大作戦』と同様、やっぱり『ボク愛』も水がポイントなのだ

・・・とか書いても大丈夫らしい(爆)

 

 

      ☆        ☆        ☆

一方、ほとんど無意味に思えた、将棋の駒「王将」の手彫り。あれに

は2つの意味が読み取れる。

 

一つには、「人間が行う将棋」への礼賛。実は『ボク運』の放送開始

直前、人間の将棋界で最高峰に立つ佐藤天彦名人が、AIに負けた

のだ。0勝2敗、内容的にも完敗で終了。

 

囲碁だとまだ中国の天才棋士が人間の意地を見せようとしてるけど、

将棋はもう決着がついた。人間は既にコンピューターに負けたし、

今後はさらに差が開くはず。

 

ところが、ネットでニュース検索すると、報道写真のほとんどは名人の

側を写してるのだ。勝負事だと、フツーは勝者を大きく扱うはず。それ

でも人間ばかりが写されてるのは、写真を見るのが人間だからだろう。

 

人間はどうしても、人間が好きだし、人間的なものに魅かれる。人が

生み出す将棋とか、人が負けてうなだれる姿。あるいは、人が手彫り

で作る将棋の駒とか、人間がウクレレで陽気に歌う『王将』とか♪ 神

だろ! 人が着るフリル付きメイド・エプロンとか♪ まだ言うか!

 

確かに、人間と言っても男女の差はあるわけで、将棋の駒の手彫りは

完全に、ごく一部の男の趣味。ただ、「王将を手彫りしてるのだから、

別の女性との同棲はあり得ない」と言い訳する男子には、女子の心も

動く。

 

男が必死に作った愛の言い訳が、女に突き刺さったのであった。存在

の奥まで、深く、激しく。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

最後に、王将の手彫りのもう一つの意味について。もちろんアレは、

台湾に進出した王将のギョーザを意識したもの。違うわ! 『野ブタ。

をプロデュース』第6話を意識したもの。パクリとかコピペではない、

高度なオマージュ(敬意を込めた模倣)。

 

ちなみにウチの11年半前のレビューは次の通り

  大切なもの、欲しいもの~野ブタ第6話

 

この回は、人が手作りしたものの人間的な価値について、二重に

語るエピソードになってた。

 

一つはもちろん、野ブタ(堀北真希)が中心となって手作りしてた、

野ブタ・キーホルダー。彰(山P)が作ったとかいう誤解があるようだ

けど、野ブタが作った物を、彰が修二(亀梨)の家に持ち込んだのが

最初。その後は修二家や豆腐屋まで含めて、みんなの共同作業だ。

 

キーホルダー1号は、200円で1000個以上売れたようだけど、売り

上げをつぎ込んで勝負した2号はさっぱり売れず。落ち込む修二に、

野ブタが見せたのは、どこかの子供のタイムカプセル。そこには、キー

ホルダー1号が大切に保管されてた。

 

だから、勝手に開けた彼らはプライバシー侵害で補導されたのだ♪

違うわ! 一生懸命に頑張れば、きっと誰かに心に残る。それだけで

十分、頑張る価値があるということなのだ。たとえお金にならなくても、

販売個数が少なくても。

 

そしてもう一つ、人間の手作りとして登場したのが、「子ども」という

宝物。彰の父(升毅)は、自分の宝はお前だと言いつつ、たい焼き

を分けて彰に手渡してた。アンコという愛情がたっぷり入った、頭

の側。

 

息子の彰は、父の宝になる。たい焼きの頭の部分は、父の言葉と共

に彰の宝になる。どちらも、お金や数字、他人の評価とは関係なく、

それぞれの人の心で輝き続けるのだ。

 

そして、冴えないように見える通勤サラリーマン達もきっと、どこかで

輝いてるはず。横山先生(岡田義徳)の詩集『使い捨てカイロ』みたい

に、使っちまった後も、しぶとく、温かく。。♪

 

 

      ☆        ☆        ☆

ただし、世の中には、人の手が届かない部分、届かない次元もある。

人の世にとっての、彼岸。『野ブタ』や『ボク運』はそうした事について

も描いてる。

 

キーホルダーが売れるか売れないかは、出来とは別に、運とか偶然

にも左右される。その辺りの反応は、今のネット時代だと、ますます

読みにくくなって来た。大ヒットにせよ、炎上にせよ。

 

子どもが出来るかどうか、親が子供を愛するかどうか、子どもが親を

愛するかどうかも、個人の努力ではどうにもならない面がある。愛する

に値しない親、愛するのが難しい親がいるのも事実だし、その親には

親なりの事情や背景もある。親も幼い頃、愛されてなかったとか。

 

そしてもちろん、巨大な隕石が地球に衝突するかどうかは、神のみぞ

知る話。あるいは、自称・神のみがこだわる話♪

 

人間カップルとしては、あるがまま、Let it beで、脚本家・・じゃ

なくて天の定めに従い、結婚&出産に進むのみなのだ。次は必ず

勝つことを信じて。

 

 

      ☆        ☆        ☆     

ちなみに、「出産はムリでしょ」とか思った貴方(あなた)は、違う

カップルを見てるのだろう♪ 最近は、BLもアリの世の中なのだ。

そう言えば、「Let it Be」を逆にすると、BLになるのか。

 

だから、GLは人気が無いわけね♪ なるほど。妙な理屈に納得した

所で、今週は計14183字で終了。私が手作りし続けるブログにも

価値が認められることを願いつつ、それではまた来週。。☆彡

 

 

 

cf. 神は死んだ、そして運命は水がもたらす

           ~『ボク、運命の人です。』第1話

   雨と洪水の彼方、虹を目指すハト~『ボク運』第2話

   淋しがり屋が3人、似たもの同士~第3話

   意外な告白、ホントは114(いいよ)♪~第4話

   Over The Top、限界を超えて~第5話

   半月の恋、ときめきと切なさ~第7話

   信じ続けること、それが愛~第8話

   取り返しのつかない未来からの帰還~第9話

   指輪という名の虹に輝く、3つの宝石~最終回

 

                    (計 3808字)

          (追記 74字 ; 合計 3882字)

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