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22000ベクレルで12シーベルト、実効線量係数や計算式、半減期は?&10kmラン

(7日) RUN 10km,50分23秒,平均心拍 152

  消費エネルギー  501kcal (脂肪 80kcal)

 

放射線・放射能の計算が話題になったのは、東日本大震災後の2~

3年くらいだが、6年後の今、久々にまた話題になってる。

 

茨城県の日本原子力研究開発機構で放射性物質が漏れて、作業員

5人が被ばく。その内の1人、50代の男性職員の肺から、22000

ベクレル(Bq)のプルトニウムが検出された。

 

正直、どの報道も物足りないが、比較的詳しい時事通信の報道

よると、正確にはプルトニウム239。別に、アメリシウム241も検出

されてるが、こちらはあまり強調されてないので、プルトニウムだけ

考えてみよう。

 

(☆追記: 6月8日の午前、新たな情報が公表された。

     10時間経過後の経験則として、

     肺の22000ベクレルは、全身の6%。

    ∴ 全身の吸入量=22000/0.06

              ≒360000(ベクレル)

     36万ベクレルなら、以下に示した理論と合うので、

     疑問は解決する。)

 

(☆追記2: 6月9日、放射線医学総合研究所の検査では、

       「不検出」。肺からプルトニウムは検出されなかった

       とのこと。身体の表面に付着した物を誤って測定して

       いた可能性がある。ただし、まだ数週間調べる予定。)

 

(☆追記3: 12日、やはりプルトニウムは検出できなかったと発表。

       ただし、検出限界は人によって異なり、5000~

       10000ベクレルなので、それを下回る量については

       何とも言えない。また、アメリシウム241は1人の

       作業員で検出。)

 

 

     ☆        ☆        ☆

今後50年間の内部被ばくは、最大で12シーベルト(Sv)とのこと。

普通に考えればこれは実効線量だろうから、

 

    12Sv=(実効線量係数)×22000(Bq)

  ∴ (実効線量係数)≒5×(10の-4乗)

               ≒0.0005 (Sv / Bq)

 

ところが、この数字がどこにも見当たらないのだ。ツイッターでも多少

つぶやかれてるけど、信頼できる根拠と共に計算を示したツイートは

見当たらない。ニュースや、普通のサイトで探しても同様。

 

例えば、原子力百科事典ATOMICAが示してる吸入摂取(5μm

・・・職業人の環境での粒子の大きさ)の線量係数は、

 

  3.2×(10の-5乗) ・・・ M(中程度の速度の吸収)

  8.3×(10の-6乗) ・・・ S(不溶性でゆっくり吸収)

 

いずれにせよ、1ケタ~2ケタ小さい値になってるのだ。ちなみに

元の記載は、×(10の-5乗)なら、「E-05」となってる。放射線

の種類(アルファ線)の影響は、係数の数字に既に含み込まれてる

ので、係数を用いた計算の際には関係ない。

 

 

     ☆        ☆        ☆

ATOMICAの細かい説明だと、239Pu(酸化プルトニウム)を成人

が1Bq吸入した場合の実効線量は16μSv(マイクロシーベルト)。

22000Bqなら、352000μSvだから、352mSv(ミリ

シーベルト)。

 

つまり0.352Svで、今回の発表より遥かに小さい値になってしまう。

吸入だけでなく経口摂取を加味したとしても、上手く行きそうにない。

 

というわけで、理論的にあまり納得できない。12シーベルトという

数字が「肺の等価線量」と考えれば、1ケタ大きくても納得できるが、

この文脈で局所的な等価線量を使うのはミスリーディングな(=誤解

を招く)用法だし、慣例的でもないと思うが、どうだろう。

 

(☆追記: 朝日新聞は「全身の被曝線量」と書いたり、「全身被曝」

      の話をしたりしてるので、やはり実効線量だろう。)

 

NHKニュースでは、東大の中川恵一氏だったと思うが、最悪の場合

を考えた大きな数字だろうとか語ってた。その最悪の場合を考える時

の計算や前提がどうなってるのか、公表して欲しい。これも、原子力

関連の情報の透明性や信頼性に関わる話なのだから。

 

 

      ☆        ☆        ☆    

なお、実効半減期については、1年間だと1.2シーベルト(50年間

の10分の1)という情報からざっと計算して、6~7年としてるようだ。

指数関数の定積分を比較すれば分かるし、グラフの近似的イメージ

だけでも10年以下だと分かる。

 

物理的半減期は非常に長くて2万年以上だが、生物学的半減期が

6~7年だから、両方合わせた実効半減期も6~7年になる。

 

具体的な計算方法や理論については、当サイトの過去記事を参照。

ともあれ、作業員の方々のご無事を祈るとしよう。。

 

 セシウム牛肉、食後1年間での内部被曝線量の計算方法

            (定積分&実効半減期)

 体内摂取した物質の放射線量の計算~物理学&生物学的半減期

 

 

      ☆        ☆        ☆

一方、昨日の走りはまた10km走のみ。上で書いた放射能関連の

問題で時間を取られてしまったわけ。まあでも、そこそこのスピード

を保って気持ちよく走れたから、ちょうど良かったかも。

 

トータルでは1km5分03秒ペース。平均心拍は昨日より僅かに

高いけど、実感としては遥かにラクに走った。気温20度、湿度70

%、風速2.5mの条件も、風のおかげなのか、涼しく感じられた。

 

それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

  

          時間  平均心拍  最大

往路(1.2km)   6分45秒 124 140

LAP1(2.2km) 11分23秒 146 153

  2        11分03秒 153 157

  3        10分48秒 158 161

復路(2.2km) 10分23秒 162 168

計 10km 50分23秒 心拍平均152(84%) 最大168(93%)

 

                  (計 2066字)

      (追記 112字 ; 合計 2178字)

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