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母と子のネットワーク、生命誕生~NHKスペシャル『人体』第6集

2018年3月18日に放映されたNHKスペシャル『人体』第6集、

 「“生命誕生” 見えた! 母と子 ミクロの会話」。

 

今回のシリーズのテーマは人体のネットワークだから、この記事の

タイトルでは「母と子のネットワーク」としたけど、情報バラエティ番組

としては「会話」という言葉を使う方がいいのは分かる。人と人の

メッセージ伝達は、言葉や話し声が無くても「会話」なのだ。

 

ここまでずっと興味深く見て、記事を書き続けてた来た私も、今回

が一番惹きつけられた気がする。それもやっぱり、人と人の物語

だったからだろう。

 

腎臓や骨、筋肉とかの話よりはしっくり来るし、時間的進行の流れも

ハッキリしてる。映像的にも、脳などより、胎児と子宮を見る方が

インパクトがあるのだ。「父」の影が薄いのは男としてビミョーだけど♪

 

ちなみに当サイトでは過去5回、記事を書いてる。最初のプロローグ

の回だけは無い。

 

 腎臓、赤血球・血圧・寿命の肝「腎」かなめ~『人体』第1集

 身体の大半を占める脂肪&筋肉、

  命を守るメッセージ物質伝達~『人体』第2集

 骨(オステオ)が出す若返り物質~第3集

 腸の免疫コントロールと腸内フローラ(細菌)~第4集

 ひらめきの鍵、ボーッとしてる時の脳

  (デフォルト・モード・ネットワーク)~第5集

 

 

     ☆       ☆       ☆

番組冒頭で笑えたのが、丸々と太った相撲取りの赤ちゃん時代の

写真(笑)。

 

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・・・じゃなくて、山中伸弥教授の赤ちゃん時代♪ ここから、あの

スラッと痩せたマラソン・ランナーになったのか。努力の成果か、

あるいは単に、痩せる遺伝子が後から働き始めただけか(笑)。

実際、私は最初、母に似てたけど、途中から父親似になって来た。

 

180321b

 

で、生命誕生の最初は、男性と女性の性器・・じゃなくて、精子と

卵子の結合。番組的に、母や受精卵が中心だから、ここでは

「卵子・精子」の順に書いてる。

 

画像の多くは、番組からの静止画キャプチャー。非営利の個人

サイトにおける国営放送からの限定的引用で、公益性もあるので、

著作権法の許容範囲と考える。肖像権は問題にならないはず。

 

 

     ☆       ☆       ☆

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番組では子宮筋腫を経験した女性に密着取材。卵子の数も少ない

のでシャーレで人工授精。これが普通の男女の生殖行為だと、国営

テレビどころか個人ブログでさえ載せれないから、自然な選択だろう。

 

ちなみに「事件」としてなら、今現在もこの記事執筆欄の右横に「注目

のニュース」が載ってる。「23歳女性教諭が生徒と・・」。性の話はまだ

まだ、そういった暗い扱い。例外的にオープンなのが医学の話なのだ。

 

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精子が卵子に入る瞬間の医学的映像なら、問題なし。ちなみに、

受精卵がリンゴの大きさとしたら、赤ちゃんはこんな感じの巨大な

怪獣(笑)になると紹介されてた。成長の凄さが分かりやすいたとえ。

 

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私は素直で従順な性格なので、こういった比喩を聞くと、直ちに計算

したくなる♪

 

受精卵は直径0.1mmで、それを直径10cmのリンゴにたとえると

いうことは、1000倍に拡大するということ。

赤ちゃんの身体が50cmとすると、1000倍して500m。

東京タワー(333m)の約1.6倍で、図はほぼ合ってるのだ。

単位を入れた物理的な計算式は次の通り。

 

50cm×(10cm/0.1mm)

 =0.5m×(100mm/0.1mm)

 =500m

 

 

     ☆       ☆       ☆

話を受精卵に戻そう。父の染色体と母の染色体が組み合わさる

映像には驚いた。加工されてるとはいえ、CGではなく実写との事。

 

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180321h

 

そのまま信じていいのかね。また科学者の捏造だったりして♪ iPS

細胞研究所でも今年1月に発覚。山中教授が頭を下げたばかりだ。

私の視線は明るい表面だけでなく、暗い深層=真相にも向けられる。

 

NHKは東大の科学者の不正をスペシャルで報じたのに、『人体』で

京大・山中教授の謝罪に触れることはない。この辺りの報道姿勢が

気になるところだ。放送倫理・番組向上機構(BPO)が人権侵害を

認定した小保方報道でも同様。同じNHKスペシャルの負の側面。

 

 

     ☆       ☆       ☆

話を戻して、受精卵は、子宮に着床しないと生理で流されてしまう。

子宮の壁で、自分の存在をアピールするらしい。「ここにいるよ」♪

 

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180321j

 

黄色く見えるのが hCG(human Chorionic gonadotropin

=ヒト絨毛性ゴナドトロピン)と呼ばれるメッセージ物質。アピールが

認められると、生理が止まって子宮の壁が厚くなり、受精卵が受け

止められる。その瞬間からが人間かな。卵はどんどん成長して、

各臓器もドミノ式に自動製造されていく。

 

最初は心臓で、WNT(ウィント=Wingless integration 1、

複雑な経緯で出来た合成語)と呼ばれるメッセージ物質が関わる。

次に心臓がFGF(Fibroblast growth factor=繊維芽

細胞・増殖・因子)という物質を出して、肝臓が作られる。

「肝臓になって!」。

 

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この辺りまではiPS細胞の実験で再現されてるようで、

ミニ肝臓を作る様子も映ってた。横浜市立大学、武部貴則教授、

まだ31歳! 未来のノーベル賞候補かも。代表的な科学雑誌

『NATURE』のレター論文(短めのもの)も大人気だ。iPS細胞

からヒトの肝臓を作ることを示すタイトルだけど、実用化はまだ先。

 

180321q

 

で、臓器同士のやり取りを通じて、1つの卵から多数の臓器の細胞

が次々と作られる。頭や手足もできて、卵は胎児の姿に変わる。

番組では、へその緒でつながった胎児がサングラスをかけてた(笑)。

子宮プレー。私はむしろ、赤ちゃんプレーの方に興味があるかも♪

 

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     ☆       ☆       ☆

へその緒と子宮壁をつなぐインターフェースみたいなものが胎盤で、

これは母親ではなく胎児側の身体らしい。胎盤の内側(子宮に接する

側)には「赤ちゃんの木」(絨毛=じゅうもう)が生えて、栄養や酸素を

受け取る。下図はまだ育ってない、小さな「木」の様子。

 

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この木は、子宮側の血管の末端(「恵みの窓」)から恵みを受け取る

けど、もっと成長するためにメッセージ物質PGF(Placental

growth factor=胎盤・成長・因子)を出すだけでなく、

母の血管を突き破るらしい。

 

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上は、下から伸びた木が血管の壁を破って、栄養を増やす様子。

恩知らずで自己中なのだ♪ そこまでするのは、動物の中でも人間

に近い一部だけだから、脳の発達と関係あるのかも・・というお話。

 

そして最後は、無事出産したお母さんと赤ちゃんがスタジオに登場。

受精卵の絵との2ショット姿が可愛いね♪ キレイにまとめた所で、

こちらも締切時間となったから、そろそろこの辺で。。☆彡

 

180321n

 

 

 

cf. ガン細胞のメッセージを逆用、健康長寿~『人体』最終回

 

              (計 2783字)

       (追記 29字 ; 合計 2812字)

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