« 5割値上げでTシャツも有料化した超強気の東京マラソン、エントリー | トップページ | 東海道・山陽・九州新幹線に特大荷物置き場(荷物スペース&コーナー)、自転車の輪行にも便利♪ »

『鳥人間コンテスト2019』~自転車選手・渡邊悠太が世界記録に接近、60kmの人力飛行

驚いた! 自分の自転車ヒルクライムレースが終わって、ホッと一息。ボーッと見てたテレビ番組『鳥人間コンテスト』の偉大なヒーローが、2年前の同じレースで活躍してたのだ♪ 画像は、読売テレビの無料見逃し動画より。カモメのジョナサンとか思い出す、琵琶湖の美しい眺め。

  

190829e

    

下の記録は、信州の3000m級の山登り、マウンテンサイクリングin乗鞍2017のチャンピオンクラスの成績より。東大出身、文武両道の渡邊悠太(わたなべ・ゆうた)。メジャーな大会の最上位クラスで119位、1時間12分というタイムは速い。テレビ見てすぐ検索かけてみたけど、やっぱりって感じ。ちなみにコースは全長20.5km、標高差1260m。

   

190829c

190829d

   

   

      ☆     ☆     ☆

三重県、DMG MORI(DMG森精機)自転車部の所属。6年前に、工作機械の森精機が社名変更したらしい。DMGの意味がなかなか見つからなかったけど、海外の提携グループ「Deckel-Maho-Gildemeister」の略語らしい(英語版ウィキペディア)。国際化の時代だね・・って、細かっ!

  

自転車レースとの関連に絞って記事を書こうかと思ったら、既に先行記事がネットにいくつも出てたから中止 (^^ゞ そりゃ、誰でも考えるよな。

   

私は、この番組をズーッと見てなかったから気付かなかった。試しにブログ内検索をかけてみたら、2005年にチョコッと見たらしい。1977年以来、2回の中止(97年、09年)を挟んで、今年が第42回の歴史を誇る。去年は一応、大会は開催されたけど、台風で1日つぶれたために競技不成立。

     

(2019-1977+1)-2=41 だから、今年は第41回のはず・・と、植木算みたいに計算したあなたは、マニアックな理数系♪ 私も直ちにおかしいと思ったけど、ウィキペディアによると、97年は一応、カッコ付きで(第21回)とされてるらしい。だから、(2019-1977+1)-1=42で、今年は第42回となる(細かっ!)。

    

いや、この種の情報を調べてると、恐ろしく細かい世界なのだ。そういえば、ドラマ『コード・ブルー』でドクターヘリの記事を書いた時にも、恐ろしくマニアックな人達がいるな・・と思ったものだ。オタクというか、メカ好き男子の世界、恐るべし。

  

190829g

  

メカ好き男子が集まってそうな森精機の会社HPも、凄い気合いの入り方♪ トップにでかでかと写真を掲載してPRしてた。まあ、会社の色んな力や技術、設備があってこその新記録&2連覇だもんね。数百万円の費用の一部も、補助されてるのかも。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、鳥人間コンテストのコースは、一昨年、渡邊選手が全長40kmのコースを完全制覇してしまったから、60kmコースに変更。JR彦根駅近くの松原水泳場に作られたプラットフォーム(高さ10mの発射台)と、竹生島近くと沖島近くを結ぶ、二等辺三角形のコースで、19km+22km+19km=60km。琵琶湖って、大きいんだね♪

  

190829h

   

コーナーをグルッと曲がるのが難しくてしんどいらしいけど、ほとんどのチームはそこまで到達できないから無関係♪ 2位に入った名門、日本大学理工学部航空研究会は38kmのフライトだから、2回目のコーナーの手前まで行ったことになる。風向きの変化にも対応する必要があって、特に追い風だと、スピードは出るけど脚のパワーが要求されるとのこと(浮力を稼ぐためか)。

   

きっちり確認できてないけど、ネットの2年前の情報を見ると、今回も優勝した「BIRDMAN HOUSE 伊賀」の機体は、横幅33m×縦の長さ8.45m、機体重量28kg。軽っ! これじゃあ、操縦士となる人間の体重を減らすのもシビアだね。一昨年の渡辺氏は177cm、60kgとされてた。その前年は58kgというお話。

   

道理で、自転車の走りも軽快。「王者に異変」というテロップは、ほとんど釣りに過ぎない♪ ま、ゴールデンタイムのスポーツ・バラエティだし、OKでしょ。関西(大阪)のノリだし(笑)

  

190829i       

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、空飛ぶ自転車競技の面白さに引き込まれて、ズルズル最後まで見終わった後、私はやっぱり世界の様子や記録が気になった。今回の60km制覇というのは凄い距離で、素直に感心するけど、「世界記録」とかいうニュースにはなってない。2時間36分という滞空時間も同様。

  

190829f

   

そこには、カテゴリーの細分化や規則の違いの問題があるらしい。日本の鳥人間コンテストは、世界的に見てもほとんど無い歴史と規模を誇る大会みたいだけど、スタートの高さ10mの台(上図)などのせいで、国際航空連盟(FAI)の世界記録には認定されず。

   

190829a

  

上は国際航空連盟HPの去年の記事より。1988年に出したMIT(マサチューセッツ工科大学)の人力飛行機の記録115kmがまだ破られてないことを伝えてる。「THE LONGEST HUMAN-POWERED FLIGHT」(最長の人力飛行)。

  

何と、その時の操縦者は、84年のロサンゼルス夏季五輪の自転車選手だったらしい。それは渡邊選手といえども、ちょっと分が悪いかな。ギリシャのカネロス・カネロプロス選手(Kanellos Kanellopoulos)。

  

航空連盟のHPの記録は、あまりにも細か過ぎておそろしく調べにくいから、ほとんど諦めそうになったけど、選手名で検索した下の記録がようやく出て来た。直線距離(Straight distance)115.11km、持続時間(Duration)3時間54分59秒。

  

190829b

    

    

     ☆     ☆     ☆

ただ、閉じた経路(閉回路:closed circuit)、つまり、スタート地点まで戻る周回コースだと、これまでの世界記録は58.66kmだから、今回の鳥人間の記録は非公式の世界新と言えなくもない。

   

それは渡邊選手ご本人も語ってることで、やっぱり世界記録を狙ってるとのこと。実は、発射台なんてなくても離陸できるみたいだから、後は場所とか安全性、公式の確認とかの問題か。

   

番組的には、あの発射台は外したくないと思う。歴史もあるし、テレビ的に見栄えするから♪ 平地の野原や滑走路で普通に飛び立ってると、チャンネルを切り替えられてしまう(笑)

   

なお、人力プロペラを使わない、単なる滑空機部門も放送されてたけど、台からドボンと落ちるだけみたいなチームが続出。危険だし、地味だし、見てて気の毒になった。

  

気の毒と言えば2007年、大ケガで訴訟を起こした九州工業大学の女性パイロットの話もあるようだけど、詳細不明のまま終了みたいな形になってるようだし、ここでも追求しないことにしよう(他の事故情報もあり)。一般に、争いごとの結末がよく分からないというのは、世の中でよくあることだ。何とも不可解なNGT暴行問題の真相も、今現在よく分からないまま、藪の中。

   

ともあれ、巨大なリスクも取りつつ、莫大なコストをかけた大勢の皆さん、どうもお疲れさま♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

         (計 2823字)

|

« 5割値上げでTシャツも有料化した超強気の東京マラソン、エントリー | トップページ | 東海道・山陽・九州新幹線に特大荷物置き場(荷物スペース&コーナー)、自転車の輪行にも便利♪ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

自転車」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 5割値上げでTシャツも有料化した超強気の東京マラソン、エントリー | トップページ | 東海道・山陽・九州新幹線に特大荷物置き場(荷物スペース&コーナー)、自転車の輪行にも便利♪ »