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テレビ画面の「4Kは暗いのか」問題、朝日新聞の検証記事の感想

私は東京五輪を待ち望んでた人間ではないけど、基本的にお祭り人間ではある♪ せっかく、一生に一度か二度しかないようなビッグイベントが日本で開催されるのなら、キレイで大きなテレビ画像で見たいし、録画もしたい。深田恭子も「別世界」だとPRしてるし(笑)

    

というわけで、2020年の春から初夏にかけて、4Kテレビを買おうかな・・と予定してた。大体、新しい技術は最初、色々と問題や至らない部分があるものだし、値段も最初は高いから、五輪直前まで待つのが正解だろう。

  

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ところが今年(19年)8月になって、朝日新聞デジタルで「4Kは暗い」とかいうシリーズ記事の連載を開始(松田史朗記者)。今日(19日)には朝刊でも大きく掲載してたので、ちょっと動揺してしまった。個人的な結論としては、予定を変更しようとまでは思わなかったけど、とりあえず感想を書いとこう。単なる、まとめ記事ではない。

     

   

    ☆     ☆     ☆

まず、「4K」とは、4000という意味。あらためて確認しとくと、画面の横の解像度(画素数)が約4000だから、4×1000。1000はK(キロ)と略すから、4Kと呼ばれる。正確な画素数は、横3840×縦2160。今のフツー(フルハイビジョン)だと、1920×1080だから、4Kは横も縦も2倍になってて、合計で4倍の画素(粒々)がある。

    

さて、そもそも「4K暗い問題」は、ツイッターで話題とか炎上騒動になってるのか? 答は、NO。今のところ、ちょっと不思議なくらい盛り上がってない。

     

「4K テレビ 暗い」で昨日、ツイッター検索をかけると、たかが50前後のつぶやきがあるだけで、しかもそのかなりの部分が朝日の報道を受けてのもの。朝日デジタルの最新記事(16日配信)では、少なからずの購入者が不満を抱いてるのではないか・・といった感じを匂わせてるが、各メーカーが応答してる通り、本当に苦情は少ないのかも知れない。

   

ただ、それは現在の購入者に高齢者が多くてツイッターを使ってないとか、そもそも4K放送は数少なくて見てない、4Kチューナー無しで見てるから関係ない・・といった事情が絡んでる可能性もある。高齢者が好むNHKの4K映像が、民間よりも高品質だということも十分考えられる(カメラ、その他システム)。

  

実際、朝日に最初に登場した証言者は60代男性、最新記事で不満を述べてるのも60代男性だった。18年12月に本格的な放送が始まって、まだ9ヶ月目の4K放送。今後、4Kテレビがより広い世代に普及するにつれて、暗いという苦情が増えることが予想される。拡散、炎上するかどうかはさておき。

   

   

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これは、同じ4Kテレビで、同じ番組2K放送(普通の地デジ、フルハイビジョン)と4K放送を比較したもの。2Kテレビと4Kテレビの違いではなく、放送番組自体の違いが大きいと思われる。とにかく、下の4K放送の映像の方がかなり暗い。ちなみに下の画面の方が大きく見えるのは、単にちょっと手前に設置されてるから。

   

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上の2枚の画像は、朝日の動画からPCでキャプチャーしたもの。それを圧縮・縮小してブログにあげて、さらに読者の端末(スマホが多い)で閲覧すると、本来の見え方とはかなりズレるとは思う。その分は一応、差し引いて考えるべきではある。

  

ただ私の感覚だと、衝撃的な暗さだ。「もし、本当に」自宅でこんな状況が起きたのなら。

   

    

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しかし、自宅で同じテレビ2台の比較をする人はほとんどいないはずだし、1台でわざわざ2K放送と4K放送を切り替えて実験する人も少ないだろう(朝日はそれもやったらしい)。

  

普通の人は、1台で1つの番組を1つの放送形式で見続ける。すると、比較の対象が(直接的には)ないし、人間の目というのは暗さに(ある程度)順応する。

  

それどころか、地デジが普及する前には、16対9の画像を4対3に歪めてフツーに楽しんでる人も多かったほど。人間の環境適応能力は高いのだ(良し悪しはビミョーでも♪)。アナログ放送とアナログテレビしか無い時も、画質への不満は少なかった。

  

私なんて、最初の数年間くらい、地デジに文句をいい続けたほど(笑)。アナログ放送ならPCで簡単に動画編集できて便利だったのに、地デジだと困難になってしまったから。いきなりブチッと切れて黒くなることもないアナログ画面は、たとえ画素数とか解像度的に粗くても、それなりの良さがあったのだ。

   

   

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そうした事は頭においたうえで、なぜ暗く見える(ことがある)のか、ポイントは多数挙げられてた。

  

最大のポイントは、4Kテレビの「輝度」(目で見た明るさみたいなもの)の不足。だからこそ(?)、多くのメーカーは最大輝度を公表せず、朝日の記者が突っ込んで質問しても数値での回答は拒否してた。十分な能力なら、質問されて回答するくらいはできるはずで、その意味で東芝だけが潔い。

  

十分な最大輝度である1000nit以上(単位はニト、単位面積あたりの光度)にするには費用その他大変だから、数百nitで間に合わせてるようだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

他に、特に民放だと、機材的に不十分で4Kカメラで映してない映像を4K放送向けに変換(アップコンバート)してる問題もある。あと、民放だと番組に挿入するCMの映像に基準があって、それを守ると番組が暗めになるということもある。

   

さらに、テレビ局のプロは、一般客より遥かにマニアックな環境で放送チェックしてるとか(マスターモニター、最大1000nit)。あるいは、まだ本格的な放送が始まったばかりで、メーカーも放送局も準備不足だとか。

   

まあ、技術的に避けられない難問でもないようだし、たぶん時間が解決してくれると思う。そのためにも、このタイミングでマスメディアが大きく取り上げたのは有意義なこと。今まで気にしてなかったメーカーも、そろそろ対応して来るはず。

  

ちなみに4K放送を推進する放送サービス高度化推進協会(A-PAB)によると、5月末までの相談件数は5042件で、画面が暗いという相談は82件(1.6%)。これは日本全体の半年の数字だから、決して多くはない。そのため、暗さが重要な欠点・短所だとは認識してなかったかも。

   

   

     ☆     ☆     ☆

とりあえず、チューナー内蔵の4Kテレビ購入者には、店頭での確認・比較が勧められてた。ネットだけで決める失敗するから、まず店頭で見て、安いネットで買うと♪ コラコラ!

   

そもそも今だと、テレビじゃなくてスマホの動画で見る人が増えてるから、ネット動画と通信の品質向上もこれからの注目点だろう。あと1年弱、放送・通信業界の飛躍に期待しつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

  

        (計 2710字)

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