« 7月前半恒例のサボリ過ぎ、あわてて小雨まじりの距離稼ぎとか | トップページ | iPadでのkindleアプリのクラッシュ、回避する方法&プチジョグ »

最年少17歳でタイトル獲得でも謙虚♪、藤井聡太・新棋聖、AI形勢判断のポイント

去年だったか一昨年だった。今回の相手だったトップ棋士、渡辺明は、天才少年・藤井聡太とのタイトルマッチの可能性について聞かれて、それまで自分がタイトルを持っていられるかどうかがビミョーだというような返事をしてた。

   

まさか、こんなに早く、自分が藤井に初タイトルを譲り渡すことになるとは、流石に驚いてると思う。まだピンと来てないかも。神の子、藤井聡太・新棋聖、恐るべし。。☆

   

200717a

   

17歳11ヶ月でのタイトル獲得は最年少で、30年ぶりの記録更新! 大手の新聞社は、主催の産経をはじめとして、ネットで赤字の号外や速報を出してた。扱いが普通だったのは日経だけ。日経的にはやっぱり、AIの方が遥か上だし、お金が動くってことか♪

   

200717b

  

200717c

  

200717d

   

  

     ☆     ☆     ☆

さて、今回はAbema動画の観戦に時間を使ってしまったから、記事を書く時間が残ってない。昨日の記事でもちょっと書いたことだし、最近は立て続けに藤井関連記事をアップしてる。今日はごく簡単に、ポイントだけ書いとこう。第91期・ヒューリック杯棋聖戦、最終となった第4局。

  

タイトル獲得の瞬間の前後、私が最も感心したのは、棋聖戦・全4局の中で印象に残る対局を聞かれた時。おそらく質問者は、AI超と言われた第2局か、今回の第4局と答えることを想定してたと思う。

  

ところが藤井少年は、いつものように「う~~~ん・・」と迷った後、第3局を挙げたのだ。自分が唯一、負けた対局での、大先輩・渡辺明の上手い指し方を称賛。これには、参りました・・って感じ♪

   

流石に、その応答の準備まではしてなかったと思うから、終盤の「1分将棋」での妙手みたいな素晴らしい応答だった。そもそも、直後のインタビューで、笑顔を見せたのは一瞬だけだったと思う。29連勝の時に続く藤井フィーバー・第2波について聞かれても、穏やかに感謝しつつ、楽しんでもらえる将棋を指したいとか答えるのみ。まだまだ遥か上まで伸びそう♪

  

   

    ☆     ☆     ☆

200717e

     

さて、解説者の久保正明・九段は、局後の感想戦の様子も受けて、藤井の3八銀が素晴らしかったと指摘してたけど、アベマ独特のAIの形勢判断ではちょっと違ってた。上の中盤の局面では、まだ渡辺の勝利の可能性が65%。

   

200717f

     

それが一気にほとんど互角になったのは、先手・渡辺の9五歩の直後。59手目・まだ互角になっただけとはいえ、その後の展開を見ても、悪手に近かったのは間違いない。わざわざ、左と右の両方からの攻撃を呼び込むキッカケになってしまった。この解説者は都成竜馬・七段。聞き手は室谷由紀・女流三段。

   

200717g

     

次に大きく形勢判断が動いたのは、上の局面。やはり、渡辺の77手目、5三桂不成が悪手に近かったようで、AIは7三桂成などを有力としてた。

  

AIの示す勝利の確率(%)や候補の手は、秒単位で刻々と変化するけど、9五歩や五三桂不成でハッキリ渡辺の評価値が下がったのは間違いない。それに対して、この少し後、藤井の3八銀(80手目)ではAIの評価はほとんど変わらなかった。まあ、それは、藤井の指し手がAIの読みとあまり違わないレベルということでもある。

   

  

     ☆     ☆     ☆

200717h

     

さらにAIの形勢判断が大きく傾いたのが、上の局面の87手目、先手・6四桂。渡辺はこの辺り、攻め合いを中心に考えてるけど、AIはかなり受けの手を候補に挙げてた。6四桂では、最善は3九歩の渋い受けとのこと。まあ、他のソフトなら、また違う手を挙げるのかも。

   

(☆追記: 渡辺明のブログによると、一度取られた後で打ち直した後手の8六桂の縛りが読みに無くて、負けを覚悟したとのこと。)

         

200717i

    

上の再度の先手・6四桂(99手目)で、形勢判断は99%対1%。ここでAIは、5八飛なんて受けを最善手としてた。この辺り、解説者2人も、AIの示す手があまりに人間離れしてることに苦笑♪ 私も見てて、全く思いつかない手や、絶対に指さない手が多かった。刺激や斬新さの点だと、天才・藤井でさえ、AIには及ばない。

   

200717j

   

最後は午後7時11分。渡辺が秒読みに追われながらしばらく考えた後、頭を下げて「負けました」。110手で投了。藤井はいつものように、将棋盤にぶつけそうなくらい(笑)頭を低く下げて、謙虚な新棋聖、誕生☆ 投了図は、公式の棋譜中継サイトより。「渡辺はうつむく。本局の進行を振り返っているのか。やがて居住まいを正し、頭を下げて投了した」。

  

200717l

     

20時40分からの記者会見は、どうせあちこちで報道されるだろうと思って、見てない。公式ブログから、師匠・杉本昌隆・八段と並んだ写真を1枚だけ引用させて頂こう。結構、あどけない可愛い笑顔も見せてたようだ。また一段と、女性ファン激増か♪

  

200717k

  

    

     ☆     ☆     ☆

さあ、これで次は王位戦と順位戦に集中か。2連勝中の王位も獲得すると、あっという間に藤井聡太・二冠の誕生! たぶん、その方が日本将棋連盟も嬉しいと思う♪

    

AIに名人が勝てなくなった後、まさかここまで将棋やプロ棋士の人気が出るとは、嬉しい誤算だね。そうはいっても、午前中の地元のパブリック・ビューイングは空席だらけでガラガラだったけど (^^ゞ ジャニーズやお笑いタレント、アイドルの人気にはまだ遠く及ばないね。

          

藤井新棋聖には、もっともっと将棋の魅力と人気を上げて行って欲しい。そしていずれは、夢の八冠とか。最新のAIも倒して、人間の尊厳と価値を取り戻して欲しいもの。

    

とりあえず、最年少タイトル獲得、おめでとう!\(^o^)/ 拍手、拍手♪ それでは今日は、早くもこの辺で。。☆彡

   

      (計 2243字)

|

« 7月前半恒例のサボリ過ぎ、あわてて小雨まじりの距離稼ぎとか | トップページ | iPadでのkindleアプリのクラッシュ、回避する方法&プチジョグ »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 7月前半恒例のサボリ過ぎ、あわてて小雨まじりの距離稼ぎとか | トップページ | iPadでのkindleアプリのクラッシュ、回避する方法&プチジョグ »