「犯罪者は外見で判断できる」、ロンブローゾの学説と著書~『高嶺の花』第5話

 良かったら 初対面ですし

 お互い顔を見せ合いませんか?

 お世話になっといて声だけなのも何なんで

 

 ロンブローゾは

 犯罪者は外見で判断できると言いました

 もっとも 今では科学的根拠に乏しいと

 ほぼ結論付けられてますけど

 ヤバイ奴はやっぱ ヤバイ顔してるもんね

 ニュースの犯人とかも

 どっち?

 うん 大丈夫

            (脚本 野島伸司)

 

 

     ☆       ☆       ☆

日テレの連続ドラマ『高嶺の花』第5話、後半に出て来た上の

会話シーンは、色んな意味で興味深いものだったが、ほとんど

ツイートされてない。

 

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「高嶺の花 犯罪者 外見」でツイッター検索をかけると、ヒット数

ゼロ。「ロンブローゾ」だけで検索すると、無関係なゲーム関連を

除いて、実質的にツイート3つだけだった。放送翌日の昼の時点で。

 

世帯視聴率8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と苦戦中

とはいえ、個人の視聴者数は700万人ほどいる計算になる。

おそらくこの学者の名前がほとんど知られてないし、いきなり

早口で言われて聴き取りにくかったんだろう。

 

 

     ☆       ☆       ☆

ストーリー的には、新たに登場した謎のキャラ・坂東(博多華丸)

が、自転車少年・宗太(舘秀々輝)を任せていい人物かどうか、

直人(峯田和伸)らがスマホのテレビ電話でチェックする場面。

 

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直人が「犯罪者は外見で判断できる」とか喋ってるのが聞こえた

坂東は、あわてて無理やり作り笑顔♪ 直人的には「大丈夫」

らしい。ちなみに番組プロデューサーは、博多の顔は「とてつも

なく悪い人」(笑)にも見えると語ってる。

 

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このシーンが面白い理由の一つは、逆の視点も何気なく入れてた

から。つまり、坂東の側から見て、直人や秋保(高橋ひかる)達も

かなりビミョーな外見だけど、坂東は無言で宗太に向かって手を

上げてみせた。つまり坂東から見て、直人たちも信用できると

判断された形だ。   

 

 

      ☆       ☆       ☆

それ以上に興味深いのは、直人が「今では科学的根拠に乏しい

とほぼ結論づけられてますけど」と言いつつ、しっかり外見で

判断してる点。秋保なんて、そんな科学的否定は完全に無視♪

ヤバイ奴はやっぱヤバイ顔だと応答してた。

 

見た目、特に顔の問題はよく話題や論争になるけど、「事実と

して今現在かなり影響力がある」のは間違いない。倫理的な問題

や判断はさておき、まず事実は率直に認めるべきだろう。実状を

踏まえて、人種差別とか科学的真理(or虚偽)とか論じるべきだ。

 

このドラマのメインのスポンサーも、女性の顔を美しくする化粧品

をPRしてるし、そのCMに出てるのはドラマのヒロイン、綺麗な顔

の石原さとみだ。それと冴えない顔の峯田の対比が物語の基本。

世界で人気の『美女と野獣』も同様、美しい女性と醜い男性との

外見の対比が基本になってる。

 

ウチの近所には、不審者を見たら通報とかいうポスターが数枚

貼られてるけど、これも外見的判断だ。NTT東日本は、AIカメラ

の監視で万引きを防止する「AIガードマン」を発表したばかり。

不審な「行動」をチェックするという建前だけど、単なる「外見」も

見てるだろうと想像する。

 

犯罪とか治安がからむと、人権とか平等の話が吹っ飛ぶのは、

古今東西変わらない。もちろん、外見が怪しいだけで逮捕は

できないけど、職務質問や別件逮捕なら可能になるわけだ。。

 

 

     ☆       ☆      ☆

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19世紀に活躍したイタリアの犯罪学者&医師、ロンブローゾ

(Cesare Lombroso)の顔は、私の感覚だと不審者には見えない。

大きめの額、眉間にシワを寄せた厳しい表情、メガネ、典型的な

昔の研究者といったイメージだ。英語版ウィキペディアより

 

犯罪者は多数の身体的特徴・異常(anomaly)で区別できる

という統計学的な主張は、ダーウィニズム(進化論)ともつながる。

類人猿など、遺伝的に遠い祖先へと先祖返りしたような外見

犯罪者の特徴というわけだ。

 

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生まれつきの典型的な犯罪者(生来性犯罪人、born

criminal)は、斜めに下りた額、普通でないサイズの耳、顔

の非対称性、下あごの突き出し、長過ぎる腕、頭骨の非対称性

などで同定できる。盗人、レイプ犯罪者、殺人者など、各犯罪者

には独自の特徴がある。彼はそう信じた。 (大まかな翻訳)

 

 

      ☆       ☆       ☆

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上の『CRIMINAL MAN』(犯罪者、1911)は、娘が

まとめ直した英語の本で、ロンブローゾ自身が死の直前に(?)

序文を書いてるから信頼できる。インターネット・アーカイブより

 

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鼻は、盗人だとしばしば、ねじれて上向きになってるか、・・・

人種のように平たい。殺人者は逆に、猛禽のくちばしみたいな

ワシ鼻になってる。口は顔の中で最も多くの特徴を示す。発達

し過ぎたあごなど。 (部分的な和訳、一部は翻訳を避けた)

 

 

     ☆       ☆       ☆

もちろんこうした議論には、当初から批判が強かったらしいが、

上の要約本を少し読んだだけでもかなり詳細な研究だと分かる。

主著『L’uomo delinquente』(犯罪的人間)

その他、批判する前に精読するだけでも大変だろう。

 

当然、今ならAIやビッグデータ解析とつながるし、遺伝子DNA

の選別とか優劣、優生思想の議論にもつながる。今後、不正確

ながらも先駆的な業績だったと再評価されても不思議はない。

 

なお、2年前に津久井やまゆり園で19人を殺害したとされる

植松聖被告は、逮捕直後に不気味な笑顔の写真を撮られた

のは失敗だったと語ってた(『開けられたパンドラの箱』)。瞬間

の表情と普段の表情は分けて考えるべきだろう。特に容疑者や

被告は、一瞬の犯罪者的な表情を狙われやすいから。

 

ちなみにロンブローゾは、外見が犯罪を引き起こす「原因」である

ことは否定してた。あくまで、犯罪者であることを示す徴候、サイン

と考えてたのだ。

 

とりあえず、監視カメラの撮影・録画はなるべく自然に避けといた

方が無難だろうなと思いつつ、今日はこの辺で。。☆彡

 

 

 

cf. 傷つけられた時に哀しむ人は、愛の人、いい女です

     ~『高嶺の花』第1話

  後ろ生けと鏡に映るもう一人の自分、力学の意味~第2話

  華道の様式、天・山・海・心と流れ菱(京都・神宮流)~第6話

  ハンナ・アレント『責任と判断』とゲイン・ロス効果~第7話

  エリアス『時間について』と、子どもの頃の自分~第9話

  黄色い高嶺の花は、純潔な太陽の光~最終回

 

            (計 2429字)

    (追記 103字 ; 合計 2532字)

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気温127度で人体実験した英国科学者フォーダイス達(18世紀)&プチ朝ラン

RUN 7km,36分28秒,平均心拍 135

消費エネルギー 325kcal (脂肪 81kcal)

 

台風が通過して猛暑復活。そこで今日は、背筋が凍るようなコネタ

をトッピングしよう。3倍の気温に挑戦した英国科学者の武勇伝♪

命に関わる危険があるので、良いコも、良いユーチューバーも、

決して真似しないように。

 

昨日(18年7月31日)の朝日新聞・朝刊コラム「天声人語」に、

こう書いてあった。

 

 ・・・2007年に刊行された『自分の体で体験したい 命がけの

 科学者列伝』によると、その常識を覆したのは医師や科学者ら

 9人の欧州紳士である。18世紀後半、ヒトは何℃まで暑さに

 耐えられるのか調べた。試した上限は約127度。室内に7分

 とどまることができた。

 

ちなみに現在、乾燥したサウナ風呂は90度前後みたいだから、

200年前の室温127度は限界へのチャレンジだろう。

 

 

     ☆       ☆       ☆

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上が紀伊国屋書店HPの説明。著者はレスリー・デンディ、

メル・ボーリング。

 

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原著は『Guinea Pig Scientists』(モルモット

の科学者たち)。米国アマゾンより。ちなみにモルモットという単語

は最近の日本であまり聞かない気がする。実験用テンジクネズミ

のことだ。「実験台になった科学者たち」と訳すと面白くないし、

訳書のタイトルは商業的に正解かも。下は中身の紹介より。

 

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第1章、焼かれた英国紳士♪ 1770年代にはまだ、温度計は

科学的なオモチャであって、家庭には普及してなかった。人体も

まだ謎だらけ。そこで、もし人がステーキを焼けるほど熱い空気に

さらされたらどうなるか、試してみようと思った科学者たちが登場。

今なら絶対、YouTubeに動画をアップするはず♪

 

      ☆       ☆       ☆

中心になったのが、ジョージ・フォーダイス(George Fordyce)

という物理学者&医学者らしいけど、複数の人(or 仲間達)が

関わってる。別の研究書がグーグル・ブックスで公開されてて

実験の様子を伝えてた。

 

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英国の単位(華氏)で260度とされてるから、日本の単位(摂氏)

に換算すると127度弱まで実験。湿度が低い方が有利だろうと

考えてたらしいけど、この温度の時の湿度は不明(☆追記、別の

書物でdryと明記)。あと、7分という時間は英語の検索だとなかなか

見当たらない。上でも「数分」とされてるだけだ。

 

とにかく、心拍数は2倍だけど、体温はほとんど上がらなかった

らしい。どこの体温かは不明だけど、口の中か肛門の中(直腸)かも。

表面温度ならたぶん上昇すると思う(自信も実験もない想像♪)。

 

こうした変人・・じゃなくて挑戦者たち(笑)のおかげで、体温計も

普及していったとされてるけど、ちょっと話が飛躍してるかな♪ 

まあ、英語の検索は疲れるし、今日はこのくらいに留めとこう。

既に「260度」くらい検索してしまったし(笑)。盛ってるだろ!

 

 

     ☆       ☆       ☆

最後に一言、気温「27度」の朝ランについて♪ 違った。ホントは

25度。ただ、湿度が95%もあったから、大量の汗が蒸発しない

まま流れて、すごく蒸し暑かった。夏の朝はいつもこんな感じだね。

走ると全然爽やかじゃない (^^ゞ。実際、歩いてる人が大半。

 

それでも、トータルでは1km5分13秒ペース。実は昨夜走って

から、6時間しか経ってなかったから、なかなか健闘かも♪ 心拍

は普段のちょうど2倍くらいだから、室温127度とほぼ同じ負荷。

風速は0.5mで、ほぼ無風だった。ではまた明日。。☆彡

 

 

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         時間  平均心拍 最大

往路(1.2 km)   7分00秒 115 126

LAP1(2.2 km)  11分44秒 132 143

  2     10分43秒 141 153

復路(1.4 km) 7分00秒 151 162

計 7km 36分28秒 心拍平均135(75%) 最大162(90%)

 

             (計 1585字)

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宇宙が収縮する時、時間の矢は逆転する~ホーキング博士が訂正した間違い(英語原文)

今日(2018年3月22日)の朝日新聞・朝刊に掲載されたホーキング

博士の「まちがい」の話を読んで、ちょっと前に読んだ気がするな・・

と思ったので、ネット検索。3月14日の朝日新聞デジタルに、ほぼ

同じような内容の追悼記事が掲載されてた

 

見出しは、デジタルが

 「宇宙観変えたホーキング博士 ノーベル賞と無縁の理由は

紙面だと、

 「共感呼んだ 希代の科学者」。

 

執筆はどちらも、朝日の元・科学医療部長、尾関章。やはりネット

の方が、拡散を呼ぶ見出しだろう。

 

最近、先にネットに出した記事を後で紙面に載せることが増えてる

けど、これは極端な時間差だ。本来なら紙面が先で、HPが後だから、

「時間の逆転」が起きてることになる♪

 

 

      ☆       ☆       ☆

その「時間の逆転」こそ、朝日の記事がこだわったコネタだった。

1985年に京都大学で講演した頃は、博士はまだ何とか声を出せた

ようで、付き添いの青年が言い直す形で聴衆に語りかけた。題名は、

「時間の矢」。過去から未来に向かう時間の流れの一方向性のことだ。

 

朝日によると、博士は、

 “カップが割れる映像を逆回しで見せ、膨張中の宇宙がいずれ

 収縮に転じれば、「熱力学的な時間の向きは逆転する」と語った

 

ところが88年の世界的ベストセラー『A Brief History of

Time』(時間の短い歴史、邦訳「ホーキング、宇宙を語る」)

で自分の間違いを認めて訂正。ついでに、自分は訂正したけど、

間違いを訂正しない科学者もいる、というような批判まで載せてた。

 

朝日は「失敗を逆手にとるちゃっかりぶりに愛すべき人柄が見て

とれる」と好意的に伝えてるけど、愛せない読者もいるだろう♪ 正論

とはいえ、日本人なら自分の立場もわきまえて差し控えるのが普通。

 

ちなみに、天才の追悼記事が非常に温かい絶賛になるのも日本の

特徴だ。海外のニュースでは、夫婦や家族のスキャンダルのような

ものまで詳しく報じられてた。まあ、私も日本人だから、ここに書く

のは差し控えとこう。。

 

 

     ☆       ☆       ☆

前置きはこのくらいにして、本題のホーキングの間違いについて。

私は本を買ってるけど見つからないから、ネットで検索。邦訳の該当

箇所は発見できてないけど、英文なら発見できた。

 

最も役に立つのが、コロラド大学のpdfファイル。著作権の処理が

怪しいけど、米国社会ではあまり気にしないのかも。今回に限らず、

しばしば微妙なファイルが堂々と公開されてるのだ。先日の記事に

使ったブラッドベリの短編小説『霧笛』も同様。

 

ホーキング自身の文章を見る前に、非常に大まかな前提知識を、

ネットで拾った図で確認しとこう。『Gravitation』(重力)

というタイトルの有名な本にあるそうで、その本もさらに他の出典

から引用してるような気もする。ありそうで無い、わかりやすい図だ。

 

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上図の左端が、宇宙の始まりの大爆発ビッグ・バン(Big Bang)。

左から2番目が、現在の宇宙。まだ膨張中。

3番目は、膨張と収縮の転換点。最も膨張した未来の宇宙。

最後に右端が、ビッグ・クランチ(Big Crunch)。宇宙が収縮、

時間の終わりとされる。

 

 

      ☆       ☆       ☆

あくまで一つの考えであって、最近あまり聞かなくなってるから、

少数派なのかも。ただ、物理学的モデルとしては左右対称で美しい。

 

なお、宇宙が膨張するとか収縮するとかいう話は、例えば星の距離

の変化に着目する。下は英語版ウィキペディア、「Ultimate

fate of the universe」(宇宙の最終的運命)より。

 

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右下の点線のモデルの場合、横軸(時間軸)で右側に進むと、縦軸

(銀河の平均距離)でゼロになる。つまり、1点に収縮するということ。 

物質の密度や暗黒エネルギーの密度の想定に応じて、複数のモデル

や理論が考えられる。

 

 

      ☆       ☆       ☆

では、ホーキング自身の説明を読んでみよう。英文をコピペした

後、私が簡単に超訳する♪ 正確な直訳とは程遠いので念のため。

 

180322b

 

 まず私は、宇宙が収縮する段階だと、膨張する段階における

 時間の流れが逆転すると考えた。人々は生まれる前に死んで、

 そこから徐々に若返るのだ。

 

 

180322c

 

 私は最初、無境界条件(宇宙に時間的な端は無いという条件)が、

 時間の逆転を意味すると考えた。しかし、同僚の1人が、必ずしも

 時間の逆転は要求されてないと指摘してくれた。さらに、学生の

 一人が、僅かに複雑なモデルを考えるだけで、収縮は膨張と

 大きく異なるものになることを発見した。

 

 私は間違ってた。収縮期でも、ブラックホールでも、時間の矢は

 逆転しないだろう。

 

 

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 自分の間違いに気づいた時、どうすべきか。決して間違いを

 認めない人々もいる(エディントンなど)。しかし私は、間違い

 を印刷物で認める方がいいと思う。良い例がアインシュタイン

 で、彼は宇宙定数を導入したことについて、生涯で最大の誤り

 だと呼んだのだ。

 

 

      ☆       ☆       ☆    

ちなみに、この箇所における説明だけだと、「時間の矢は逆転しない」

という説明にはなってない。単に、「逆転すると考える必要はない」と

いうことだ。

 

もちろん、必要がないなら奇妙な考えを主張すべきではない、とか

いう大前提があるのかも知れない。いずれにせよ、宇宙論における

時間の逆転は我々が経験できるものではないから、科学的な面白話

の類ではある。

 

逆に、心理や思考、創作においては、日常的に時間は逆転可能だ。

実際、ホーキングに限らず、時間の逆転という話は時々あるし、読者

や聞き手もイメージできるのだ。映像をスローで巻き戻してもいい。

 

それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

               (計 2293字)

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ホーキング、宇宙を支える亀を語る♪(無限後退)&ハーフ走まだダメ・・

(13日) JOG 21.1km,1時間51分02秒,平均心拍 156

   消費エネルギー  1213kcal (脂肪 158kcal)

 

年度末で色々あおられて、もう時間がない。それでも、車椅子の天才

物理学者ホーキング博士の訃報が入ったから、ちょっとだけコネタを

トッピングしとこう。どのメディアの報道とも、あまりかぶってないはず♪

 

英国のステファン・ホーキング、あるいはスティーヴン・ホーキング

(Stephen Hawking)を世界的に有名にしたのは、一般向け

の科学書、『A Brief History of Time』(1988)。

 

直訳すると『時間の短い歴史』だが、翌年出版された日本語訳の

タイトルは『ホーキング、宇宙を語る』(早川書房)。営業的には

正しい判断で、カタカナ5文字、漢字ひらがな5文字の配置もいい。

 

180315b

 

権利問題も絡んで、様々な版(バージョン)が乱立する中、改訂版の

1つがgoogle booksで少しだけ公開されてる

Amazonでも同様。本文の最初に、面白いツカミのコネタが

入ってるので、簡単に触れとこう。宇宙を支える亀♪

 

 

      ☆       ☆       ☆

まず、該当箇所を引用させて頂く。

 

180315c
      

180315d

 

第一章・我々の宇宙観、あるいは宇宙の見取り図の冒頭を、

私が短く超訳すると、次のようなお話だ。

 

 有名な科学者(バートランド・ラッセルという説あり)が、一般人向け

 に天文学の講義を行った。地球は太陽の周りを回転し、太陽は

 銀河の中心の周りを軌道とする。

 

 講義の最後に、やや年配の女性が立ち上がって発言した。

 「あなたの話はくだらない。世界は本当は平たい板の形で、

  巨大な亀の背中が支えてるのよ。

 

 科学者は微笑んで、聞き返した。

 「その亀は、何の上に乗ってるのですか?♪

 

 年配女性は答えた。

 「お若い方、とても鋭い所を突いてるわね。

 でも、亀の下は別の亀、ずっと下まで続いてるのよ♪

 

 

     ☆       ☆       ☆

英語版ウィキペディアには、「下にずっと続く亀たち」(Turtles

all the way down)という項目まであった♪

 

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それぞれの亀を、他の(より大きな)亀が支えていくという考えは、

現実には限度があって不可能。「無限後退」の悪しき例とされる。

 

ホーキングが挿入した小話(実話?)は、今現在ならフェミニストとか

が女性差別だと怒りそうだから、編集者が少し手を加えたかも。

「聴衆の1人が」とか、中立的に書き直すとか。

 

それはともかく、ホーキングとしても別に、年配女性をバカにしたい

訳ではない。それどころか、この小話は宇宙論にとって根本的な点

を突いてると言ってるのだ。

 

 

      ☆       ☆       ☆

ある物を、他の物が支えてるという説明なら、別に問題ない。しかし、

宇宙全体を支えてる他の物を考えると、亀の下の亀みたいに、無限

後退に陥ってしまう。

 

だから、宇宙はそれ自体で動的に支えられてるはずしかし、その

根拠は何か。また、根拠の根拠は何か。・・・ずっと考えると、例の

亀みたいな無限後退に陥ることになってしまう。。

 

したがって、問いかけもどこかで止めることになる。最後に登場する

ものとしてお馴染みの例は、「神」という超越的存在。特に一神教的

な唯一絶対のもの。ただ、日本では一神教はあまり流行らない。

では、代わりに何があるのだろうか。

 

というわけで、我々も例の年配女性とあまり変わらない、混沌した

状態におかれてるのだ。ホーキングをはじめとするノーベル賞級

の科学者たちでも、本質的にはそれほど変わらないのかも。。

 

 

cf. ホーキング「人は、人生が公平ではないことを悟れる・・」

  (英語出典&原文)~『アルジャーノンに花束を』第5話

 

 

      ☆       ☆       ☆

あぁ、もう時間が無くなったから、走りについてはほんの一言だけ。

また2日休んだ後、一昨日はハーフ走に挑戦。ハーフ・ジョグと

違って、1km5分15秒以内が目標だったのに、心拍計のエラー

もあって、僅かに失敗してしまった (^^ゞ 滅多にない挫折。

 

ビルドアップ(加速走)で徐々にペースアップしていくと、それ以上

に心拍数が上がってしまって、仕方ないから終盤は抑え気味に。

ギリギリで目標達成かと思ったのに、帰宅後に計算してみたら、

トータル1km5分16秒ペースだった。ガックシ。。_| ̄|○

ラストスパート心拍174の立場は。。

 

 

      ☆       ☆       ☆

最初に心拍計が動かなかった時間を5分40秒くらいで計算して

走ってたのに、実は6分05秒だったわけ(細かっ・・♪)。下の

ラップタイムや心拍は補正したもの。

 

まだまだ、東京マラソンのダメージが心臓と脚に残ってるね。呼吸

は余裕だけど、春の陽気で暑かったのも災いした。気温11度

湿度82%、風速1m

 

プチ花粉症もどきの影響も強まって来たから、昨夜は寝る前に

パブロンを1錠だけ飲んでしまった。それでは今日はこの辺で ☆彡

 

 

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往路(約2.4km)  13分42秒 138 147

LAP1(約2.1km) 11分51秒 145 154

  2        11分36秒 149 155

  3        11分17秒 152 161

  4        11分02秒 157 161

  5        10分58秒 160 164

  6        10分56秒 161 166

  7        10分54秒 164 168

復路(約3.7km) 18分46秒 165 174

計21.1km 1時間51分02秒 心拍平均156(87%) 最大174(97%)

 

             (計 2160字)

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NHKスペシャル『東大研究不正』、簡単な感想&休養ジョグ

(10日) JOG 10km,56分47秒,平均心拍 132

   消費エネルギー 474kcal (脂肪 142kcal

 

今日のブログ記事はランニング日誌にコネタをトッピングしたもの

なので、まずは基本的な走行データを掲載してある。10年ほど

前、ある知人にたずねられた。「あれ、ホントに走ってるの?」。

 

悪気のない無邪気で素朴な質問だろうから、私も平静に応答した

けど、内心はかなり不愉快だったから、今でもこうやってブログに

書いてるほどだ。

 

 

      ☆        ☆        ☆   

その頃の走りに、客観的な証拠が何も無かったのは事実。ただ、

私が走った記録は、金儲けや評価と無関係な個人的出来事だから、

証拠を示す必要はない。

 

逆に、東日本大震災後の放射線に関する大量の記事には、かなり

の根拠を示しておいた。公的機関からのものも含めて、アクセスも

多かったし、社会全体に関わる重要な内容を書いてたからだ。あの

混乱や論争の中でも、間違ってるという具体的指摘は受けてない。

 

ちなみに、3年半前からのランニングや自転車の走りについては、

心拍計の細かいグラフ・データがあるから、捏造(ねつぞう)や改ざん

でないことは示せるだろう。

 

例えば、今日・・というか昨日の走りには、次のような心拍データが

あって、ポラールのサイトに転送されてる(最初だけ除いて)。右端

の大きな変化は信号待ちを示す。これを捏造するのは非常に困難

だし、あまりに無意味なはずだ。そもそもウチは12年以上、毎日

更新してるブログで、安定性もある。

 

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     ☆        ☆        ☆

で、昨夜のNHKスペシャル『追跡 東大研究不正 ~ゆらぐ科学

立国ニッポン~』。

 

まず、このタイトル自体に問題がある。代表として東大を選ぶのは

ともかく、重要なのはむしろ、研究不正が相次いでも、「科学立国

ニッポン」は「ゆらいでない」ということだろう。科学系の企業業績

にも、特に支障はなし。だから、本気の対応も生じて来ないのだ。

 

実際、研究不正の報道は時々見かけるが、それで組織の存在が

揺らぐことは滅多にないし、ノーベル賞の受賞にも影響は感じられ

ない。さらに言うなら、今回の番組が取り上げた不正事件など、例の

STAP細胞事件の1000分の1程度しか騒がれてないのが実情だ。

ネットの反応でさえ、ほとんど盛り上がってないほど。

 

ちなみに、番組で一瞬だけSTAP細胞事件に触れてたが、小保方

晴子の名前も顔も出なかった。以前の特集番組にBPO(放送倫理・

番組向上機構)から人権侵害が指摘されたからだろうか。今回の

追求も、小保方さんへの追求と比べるとかなり緩かったと思う。

良し悪しはともかく。。

 

 

     ☆        ☆        ☆

番組のかなりの部分は、東京大学・分子細胞生物学研究所の

渡邊嘉典(わたなべ・よしのり)教授の不正事件を扱ってた。

 

別にかばうつもりもないし、義理も利害関係も無いが、率直に言って、

番組を見ても、新聞報道を読んでも、彼が本当に不正をしたのか、

どの程度の悪事なのか、ほとんど分からないというのが本音だ。

 

実際、主要な国際的業績らしい「シュゴシン」(守護神)という蛋白質

の存在自体には問題ないとされてたし、科学的に認められる画像操作

と認められない画像操作の違いも、あれではよく分からない。

 

緑色の光の有無にせよ、黒い影の有無にせよ、少なくとも、その画像

をどう文章で説明してたのか、画像の使い方、論じ方を考え合わせる

必要がある。

 

インパクト・ファクター(影響力)が大きい科学雑誌、『NATURE』、

『SCIENCE』、『CELL』への論文掲載を狙うのも、現状では当然

のこと。平均値の20倍~15倍の値(40~30)なのだから。

 

むしろ、審査する側の人が、論文筆者の経歴欄に載ってる雑誌名

を参考にすることの方が遥かに問題だと思う。米国のように、日本

学術振興会も、専業の審査員を養成・確保すべきなのだ。

 

 

       ☆        ☆        ☆    

あるものを無いとすること、無いものをあるとすること。これらが不正

な加工だという点も、その画像をどう語るか、どう見せるかによって

違って来る。例えば、黒い影を薄めただけでも、言葉でその存在を

認めないなら、無いものとしたのと同様なのだ。逆に、薄い影を濃く

する場合でも同様。

 

ちなみにこのブログでも画像はよく挿入して、その際には画像処理

してるが、元の画像が同じでも、ごく僅かな圧縮方法の違い(サイズ、

圧縮率)によって、見え方が変わるのは日常茶飯事だ。線や点の

有無が自動的に変わることもある。

 

研究費や研究ポストをめぐる競争の問題、倫理教育の不足など、

問題が山積みなのはその通りだろうし、研究に限らず、世の中に

不正行為というものが普通に存在するのも間違いない。それをどう

にかする努力が大切なのは当然のこと。

 

ただ、罪と罰のバランスとか、功罪の総合評価の問題はあるし、

批判における公正さの問題も気になる。

 

小保方さんだけがなぜ魔女狩りにあって、なぜそばにいた優秀な

科学者を失うことになったのか。なぜ、数ある不正の中で、渡邊氏

だけが実名と顔写真つきで罪悪を強調されて、他の人(多比良和誠

ほか)は心優しい扱いや匿名扱いになったのか。

 

特にマスメディアは、ネガティブな報道における公正さについても

熟慮して欲しいと思う。ポジティブな報道と違って、ネガティブ報道

は、ネット時代においては生涯の烙印になるのだから。

 

科学的不正の真の闇は、むしろ、光が当たってない広大な領域の

側に潜んでるのだ。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

時間も字数も無くなったので、走りについてはほんの一言だけ。

昨日は休養ジョグを10km楽しんだだけ。呼吸困難もちょっとだけ。

トータルでは1km5分41秒ペースとなった。気温6度、湿度75%

風速1m

 

心拍計は最初の11分28秒、反応しなかったので、妥当な補正を

行った。グラフは上の方に挿入してある。ではまた明日。。☆彡

 

 

        時間  平均心拍 最大

往路(1.2km)   7分23秒 118 135 

LAP1(2.2km) 13分28秒 128 140

  2       12分56秒 129 139

  3       11分22秒 141 147

復路(2.2km)  11分39秒 138 150

計 10km 56分47秒 心拍平均132(73%) 最大150(83%)

 

               (計 2500字)

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バク宙AIロボットより昭和花子2か♪&最後のハーフも呼吸が苦しいまま・・

(26日) RUN 21.1km,1時間50分51秒,平均心拍 156

   消費エネルギー 1228kcal (脂肪 172kcal

 

まだ歯茎がかなり痛いし、呼吸困難もちょっとぶり返してしまった。

半病人生活が2ヶ月も続くと、もうジーッとテレビとか見たくなる (^^ゞ

 

昨日・・じゃなくて一昨日の夜、数年ぶりくらいに、TBS『新・情報

7daysニュースキャスター』を流し見したら、ロボットの面白い映像

に感心。早速その後、YouTubeその他で改めて鑑賞した。

 

 

      ☆        ☆        ☆

まずは米国のボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)

が開発・公開した、AIロボットのバク宙☆ 先日ネットで騒がれてた

のは知ってたけど、私は歯茎が痛くてそれどころじゃなかったのだ♪

 

171127a

 

バク宙をバク転と書いてる人が結構いるけど、バク宙は「バック

宙返り」の略だから、後ろへの空中回転のこと。一方、バク転は

「バック転回」の略で、後ろ向きに手をつく回転だ。多分、バク宙

の方が難しいはず。私はどっちも「やった事ない」けど。「できない」

とは書かない♪

 

171127b

 

体操競技の床だと、斜め方向にバク転を連続した後、最後に複雑な

バク宙を決めて、着地をピタッと止めて点数を稼いでる。今回の

ロボットも、バク宙した後の着地まで完璧だ。

 

171127c

 

上の写真で、下半身を前に引き付ける動作が素早い。物理的には、

回転する際の抵抗になる慣性モーメントを小さくするってことか。

 

 

     ☆        ☆        ☆

171127d

 

体操みたいに、着地前にはキレイに脚も伸ばしてる。日本の会社

なら、セクシー系の美少女ロボットにしてたかも♪ これはアポロ

11号の月面着陸みたいだね(古っ!)。あっ、あれはNASAの

フェイク映像だったか(笑)。コラコラ!

 

171127e

 

着地時は、しっかり膝を曲げて衝撃吸収。全くコケそうにない、安定

した姿勢だから、減点ナシ。

 

171127f

 

最後はガッツポーズまで披露。まあ、英語圏だとガッツ石松は無名

だから(笑)、「raising his arms in

triumph」か、「triumphant pose」。

大成功で腕を上げると。

 

 

     ☆        ☆        ☆

171127g

 

実は個人的には、雪が降った林の中を歩く動画の方が感心した。

これ、人間でも結構難しい動作なのに、よろめいてもコケないのだ。

成功した時だけ動画にしてるわけネ(笑)。コラッ! 何気に、左端

に撮影者の影が映ってるのが、いいね♪ 外出する時、ドアを開ける

仕草も可愛かった。

 

ちなみにこの会社、まずGoogleが買収した後、ソフトバンクへの

転売が一応決まったけど、軍事関連の技術と製品だから国防総省

の許可が必要らしい。東洋経済によると、時期未定とのこと。まあ、

この会社がビジネスとして成功するかどうかも未定かな。競争が

激しそうだし、外見が萌えないから♪

 

 

      ☆        ☆        ☆

いや、外見の問題は大きいのだ。実習学生の本気度にも関わるから、

昭和大学・歯学部に導入されたテムザック社のロボット「昭和花子2」

は可愛い♪ 写真はAFPより。もう6年半前の話なのか。どうせなら

「昭和歯子」にすれば良かったのに(笑)。

 

171127h

 

明らかに、ラブドールで有名なオリエント社の技術が使われてると

思ったら、本当にそうだった。顔だけかな?(笑)。コラコラ! 導入

を決定した教授の家にもあるはず・・とネット民ならつぶやく所♪

リリー・フランキー邸では、美青年が礼儀正しく挨拶したらしい(爆)

 

171127i

 

可愛い女の子の口の中に、注射を打つと♪ 虫歯や治療の痕は

見当たらないから、違う注射の象徴表現にも見える(笑)

 

171127j

 

ちゃんと反応するし、簡単な会話もできるんだけど、実はそばで

別の担当者がモニターで制御してた (^^ゞ 自動じゃないのか?!

まあ、さらに数段レベルアップしたアンドロイドが100万円程度

で買える日を待つことにしよう♪ あと30年くらいかな。その頃には

「100万円」均一ショップが出来てるかも。

 

171127k

 

 

      ☆        ☆        ☆

あぁ、もう余裕が無いから終了。最後に、昨日の走りについて。フル

マラソン前の最後のハーフだから、できれば軽く1km5分を切っとく

つもりだったのに、スタート直後から呼吸がちょっと苦しくて、脚も

重い。気温が高かったし、心身の疲れもたっぷり溜まってるし。

 

この時期に無理は禁物だから、心拍計を見ながらコントロール。

トータルでは1km5分15秒ペースで、ぎりぎり「RUN」と書ける

走りとなった。遅いな。。(^^ゞ まあ、東京マラソンまでには体調も

急回復するはず♪

 

気温15度、湿度50%、風速1.5m。数字以上に暑く感じて、序盤

から汗が流れた・・というのは言い訳かも♪ なお、心拍計はまた

最初の12分ほど動かなかったから補正した。ではまた明日。。☆彡

 

 

171127l

 

 往路(約2.4km) 12分42秒 142 150

LAP1(約2.1km) 11分34秒 149 154

  2        11分26秒 152 158

  3        11分28秒 153 157

  4        11分22秒 155 159

  5        11分15秒 158 162

  6        10分59秒 161 166

  7        10分42秒 165 169

復路(約3.7km) 19分25秒 161 170

計 21.1km 1時間50分51秒 心拍平均156(87%) 最大170(94%)

 

                (計 2155字)

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体内時計と遺伝子の解明~ノーベル医学生理学賞2017、授賞理由(英語原文と和訳)

171003a

 

今年(2017年)のノーベル生理学・医学賞は、残念ながら日本人

研究者ではなく、米国人だった。総選挙や米国乱射事件と重なった

こともあって、メディアの扱いはかなり小さくなってるが、内容は身近

で分かりやすい。約24時間周期の体内時計のメカニズム解明だ。

 

そこで今回も、英語の公式HPからコピペ&翻訳させて頂こう。世界

レベルの公的発表でもあるし、著作権の問題は生じないと考える。

 

親しみやすくて味のあるイラストは、今年もニクラス・エルメヘド

(Niklas Elmehed)の作品。許容範囲の引用と考える。

左から、ホール氏(Hall)、ヤング氏(Young)、ロスバシュ氏

(Rosbash)の3人。

 

171003b 

 

cf. 大隅良典教授のノーベル医学生理学賞2016、

        受賞理由(英語原文と和訳)

   大村智教授のノーベル医学生理学賞2015、

     受賞理由(英語原文と和訳)&休養ジョグ

 

 

      ☆        ☆        ☆

英文和訳の前に、プレス・リリース(報道機関向けの発表)の

イラストを使って、話の大枠をつかんでおこう。もちろん、本当は

もっと複雑なシステムとプロセスだ。

 

171003e

 

上から時計回り(=右回り)に、1、2、3・・・と6つの細胞の絵

が並んでる。日経サイエンスの解説を参考にすると、大体、上半分が

昼間、下半分が夜間のようだ。

 

まず、1番から。昼の間に、核の中で、時計遺伝子(長くつながった

ギサギザの一部)から、メッセンジャー(伝令)の働きをするリボ核酸、

mRNA(ミミズ1匹みたいな絵)が作られる。次に2番。mRNAから、

PERタンパク質(ひもの塊みたいな絵)が作られる。

 

3番は夜で、PERが核の中に移動。4番で、PERが遺伝子の働き

をブロック(阻害)。5番で、新たなPERが作られなくなる。6番は

朝で、PERが分解されて消滅。また1番に戻って循環する。

 

 

     ☆        ☆        ☆

では、授賞理由の英文を日本語に訳す。pdfファイル冒頭の主要

部分のみ。

 

171003c

 

Nobelforsamlingen

The Nobel Assembly at Karolinska 

Institutet

 

ノーベル会議

カロリンスカ研究所・ノーベル会議

 

The Nobel Assembly at Karolinska 

Institutet has today decided to 

award the 2017 Nobel Prize in 

Phisiology or Medicine

  jointly to

Jeffrey C.Hall,Michael Rosbash

and Michael W.Young

for their discoveries of molecular

mechanisms controlling the

circadian rhythm

 

カロリンスカ研究所のノーベル会議は今日、2017年のノーベル

生理学・医学賞を、ジェフリー・C・ホール氏、マイケル・ロスバシュ氏、

マイケル・W・ヤング氏に合わせて贈ることを決定した。

概日リズムを制御する分子メカニズムの発見に対して。

 

171003d

 

SUMMARY

要旨

 

Life on Earth is adapted to

the rotation of our planet.For

many years we have known

that living organisms,including 

humans,have an internal,biological

clock that helps them anticipate

and adapt to the regular rhythm

of the day.

 

地球上の生命は、私たちの惑星の循環に適合している。昔から

私たちは、人間も含めた生物が、体内に生物学的な時計を持って

いることを知っていた。その時計は、生物が1日の規則的リズム

を予期し、適合することを手助けしているのだ。

 

But how does this clock actually

work? Jeffrey C.Hall,Michael

Rosbash and Michael W.Young

were able to peek inside our

biological clock and eluciade its

inner workings.

 

しかし、この時計は実際、どのように作動するのか? ジェフリー・

C・ホール氏、マイケル・ロスバシュ氏、そしてマイケル・W・ヤング氏

は、私たちの生物学的時計の内側を垣間見て、その内なる働きを

明らかにできた。

 

Their discoveries explain how 

plants,animals,and humans

adapt their biological rhythm

so that it is synchronized with

the Earth’s revolutions.

 

彼らの発見は、植物、動物、そして人間が、どのようにして、それらの

生物学的リズムを地球の回転に同調させるのかを説明する。

 

 

    ☆        ☆        ☆

Using fruit flies as a model

organism,this year’s Nobel

laureates isolated a gene that

controls the normal daily

biological rhythm.They showed

that this gene encodes a

protein that accumulates in the

cell during the night,and is

then degraded during the day.

 

生物のモデルとしてショウジョウバエを利用することで、今年の

ノーベル賞受賞者たちは、通常の1日の生物リズムを制御する

遺伝子を分離した。彼らは、この遺伝子がコード化するタンパク質が

夜間に細胞内で蓄積して、昼間には分解されることを示した。

 

Subsequently,they identified

additional protein components

of this machinery,exposing the

mechanism governing the self-

sustaining clockwork inside

the cell.We now recognize

that biological clocks function

by the same principles in cells

of other multicellular organisms,

including humans.

 

続いて彼らは、細胞内で自己保存する時計の動きを支配する

仕組みを明らかにし、この装置の別のタンパク質成分を同定した。

私たちは今や、人間も含め、他の多細胞生物の細胞内でも

同じ原理で生物時計が機能することを認識している。

 

 

     ☆        ☆        ☆

With exquisite precision,our

inner clock adapts our

physiology to dramatically

different phases of the day.

The clock regulates critical

functions such as behavior,

hormone levels,sleep,body

temperature and metabolism.

 

見事な正確さで、我々の体内時計は我々の生理を、一日の内で

劇的に異なる様相へと適合させる。その時計は、行動、ホルモン・

レベル、睡眠、体温、代謝など、決定的に重要な機能を調節する。

 

Our wellbeing is affected when

there is a temporary mismatch

between our external

environment and this internal

biological clock,for example

when we travel across several

time zones and experience

“jet lag”.

 

例えば、私たちがいくらかの時間帯を横切る旅行をして、時差を

経験する時など、外的環境と内的な生物時計の間にズレがある時、

私たちの健康は害される。

 

There are also indications that 

chronic misalignment between 

our lifestyle and the rhythm 

dictated by our inner timekeeper

is associated with increased 

risk for various diseases.

 

私たちの生活様式と体内のタイムキーパーが刻むリズムとのズレは、

様々な病気リスクの増大と関連しているという指摘もある。

 

 

以下、省略。なお、今日(3日)はノーベル物理学賞、明日は化学賞

が発表される予定。日本人の受賞に期待しつつ、ではまた。。☆彡

 

 

 

cf. 重力波の観測 by LIGO(ライゴ)

  ~ノーベル物理学賞2017、授賞理由(英語原文と和訳)

 

                 (計 3539字)

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桐生100m日本新記録9秒98と測定装置の誤差、競技ルール&16kmジョグ

(14日) JOG 16km,1時間24分29秒,平均心拍 152

   消費エネルギー  900kcal (脂肪 162kcal

 

なるほど。陸上の大会運営も大変なんだね。練習して走る選手に

注目が当たるけど、スタッフや器具、ルールの問題もある。

 

陸上用の器具の価格をザッと見渡してたら、あまりの高さに驚いて

しまった。桐生祥秀が日本新9秒98を記録した日本学生対校選手権

(福井運動公園陸上競技場)の場合、100mのゴール地点の測定

装置だけで、2000万円(!)ぐらいかかってるようだ。高っ!

 

ゴールラインに設置して速報値を表示するビーム器具(フィニッシュ

タイマー)が税込500万円(楽天)。写真はYouTube動画より

 

170915b2

 

スタンド上部に設置した写真判定装置(センサーカメラ2台)は税込

1900万円(カタログ値+消費税)。割引があっても2000万円弱か。

 

170915f

 

いずれも今回使われたニシスポーツの製品。下のNHKの写真

(既に削除済)を見ると、電光表示板の下に「NISHI」と書いてる。

 

170915c

 

レンタルにしても高そうだし、その都度の設置&撤去費用は別。

おまけにこれ、トラック競技のゴールだけの値段なのだ。市民レベル

の大会なら、目視と腕時計のストップウォッチで0円でもいいけど♪

 

 

      ☆        ☆        ☆

さて、陸上を多少知ってる人なら、桐生のタイムが速報9秒99で、

正式9秒98だったことに意外感があったかも。本人も言ってたけど、

過去、9秒99が10秒00になったのも含めて、正式タイムの方が遅い

イメージがあるからだ。ニシHPにもそんな具体例が示されてる。

 

そのタイム差はなぜ生じるか。速報タイムはゴールラインに沿って

発射してるビームを横切ったタイムで、身体のどこかが横切れば

反応「しうる」ようだ。ただし、必ず反応するとは限らないようだし、

複数の選手の身体が重なる場合も多いから、微妙な話になる。

 

一方、写真判定は、「胴体(即ちトルソー・・)・・が・・フィニッシュ

ラインのスタートラインに近い端の垂直面に到達したことで決める」。

日本陸上競技連盟競技規則・第164条。日本語への直訳のようだ。

 

170915d

 

元のIAAF(国際陸連)のルール(Rule165)も英語で引用しとこう。

 

170915e
   

 

     ☆        ☆        ☆

ところで、写真判定ルールの「フィニッシュラインのスタートラインに

近い端」という定義。ラインは5cm幅くらいだから、その手前側、走者 

にとって近い側の端だと言ってる。

 

ちなみに100mを10秒で走る場合1mは0.1秒。5cmは0.005秒

で、切り上げすると確率50%で0.01秒の違いが生じる。

 

(例) 5cm短いと、10秒007で、切り上げで結局、10秒01。

      長いと、10秒012で、切り上げで結局、10秒02。

 

でも、そのラインの端とは何なのか。実はこれ、数学や哲学で問題

になることだ。端が線なら、その線にも幅があるだろうから、また端

を考えることになって、端の端の端の・・という(無限)後退に陥る♪

 

実際はどこかで現実的に妥協するわけで、朝日新聞によると、通常

は2人の人間が確認。今回は慎重に、その場にいた4~5人みんな

で確認したとのこと。結局、9秒979というのが写真判定タイムに

なって、1000分の1秒の位は切り上げで9秒98となった。

 

 

      ☆        ☆        ☆    

ビームによる速報タイムの方は、ビームが5cmラインの奥の側に

設定されてたか、胸に反応せず腹に反応したか、どちらかが原因

で遅くなったのだろうという話だ。仮に9秒981だったら、切り上げ

で9秒99になる。

 

いずれにせよ、陸上に限らず、細かい測定の実情を見ると、人間

の感覚とか妥協による決定、計測器具の様々な誤差の話が必ず

つきまとう。

 

結局、正式タイム9秒98は、写真判定を4~5人で確認して9秒

979と判断、1000分の1秒の位を切り上げたもの。速報タイム

秒99が、切り上げ前には9秒981だとすると、1000分の2秒

の差しかない。約2cmの差。胸に軽いパッドを入れるべきかも♪

 

 

     ☆        ☆        ☆

最後に、単なる市民ランナーの走りについても一言。1日休んで

昨日は16km走(RUN)の予定だったのに、16kmジョグになって

しまった (^^ゞ

 

走る1時間前にたっぷり食べたチキンが胃にもたれて、スピードを

出すと吐きそうな感じ。あと、2日前の10km走の疲れなのか、脚

も最初から重くて、ひたすらガマン。気温22.5度、湿度75%

風速2mはわりと涼しく感じたのに、残念な出来だった。

 

まあ、完走狙いの心拍コントロールは成功。あんまし上げてない。

トータルでは1km5分17秒ペース。心拍計は最初の6分ほど反応

しなかったから、数字データは補正した。ではまた明日。。☆彡

 

 

170915a

 

           時間  平均心拍  最大

往路(約2.4km)  12分41秒 141 153

LAP1(約2.1km) 11分16秒 148 153

  2        11分20秒 152 156

  3        11分28秒 152 158

  4        11分30秒 153 156

  5        11分20秒 155 158

復路(約2.9km) 14分54秒 157 166

計 16km 1時間24分29秒 心拍平均152(84%) 最大166(92%)

 

                  (計 2124字)

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22000ベクレルで12シーベルト、実効線量係数や計算式、半減期は?&10kmラン

(7日) RUN 10km,50分23秒,平均心拍 152

  消費エネルギー  501kcal (脂肪 80kcal)

 

放射線・放射能の計算が話題になったのは、東日本大震災後の2~

3年くらいだが、6年後の今、久々にまた話題になってる。

 

茨城県の日本原子力研究開発機構で放射性物質が漏れて、作業員

5人が被ばく。その内の1人、50代の男性職員の肺から、22000

ベクレル(Bq)のプルトニウムが検出された。

 

正直、どの報道も物足りないが、比較的詳しい時事通信の報道

よると、正確にはプルトニウム239。別に、アメリシウム241も検出

されてるが、こちらはあまり強調されてないので、プルトニウムだけ

考えてみよう。

 

(☆追記: 6月8日の午前、新たな情報が公表された。

     10時間経過後の経験則として、

     肺の22000ベクレルは、全身の6%。

    ∴ 全身の吸入量=22000/0.06

              ≒360000(ベクレル)

     36万ベクレルなら、以下に示した理論と合うので、

     疑問は解決する。)

 

(☆追記2: 6月9日、放射線医学総合研究所の検査では、

       「不検出」。肺からプルトニウムは検出されなかった

       とのこと。身体の表面に付着した物を誤って測定して

       いた可能性がある。ただし、まだ数週間調べる予定。)

 

(☆追記3: 12日、やはりプルトニウムは検出できなかったと発表。

       ただし、検出限界は人によって異なり、5000~

       10000ベクレルなので、それを下回る量については

       何とも言えない。また、アメリシウム241は1人の

       作業員で検出。)

 

 

     ☆        ☆        ☆

今後50年間の内部被ばくは、最大で12シーベルト(Sv)とのこと。

普通に考えればこれは実効線量だろうから、

 

    12Sv=(実効線量係数)×22000(Bq)

  ∴ (実効線量係数)≒5×(10の-4乗)

               ≒0.0005 (Sv / Bq)

 

ところが、この数字がどこにも見当たらないのだ。ツイッターでも多少

つぶやかれてるけど、信頼できる根拠と共に計算を示したツイートは

見当たらない。ニュースや、普通のサイトで探しても同様。

 

例えば、原子力百科事典ATOMICAが示してる吸入摂取(5μm

・・・職業人の環境での粒子の大きさ)の線量係数は、

 

  3.2×(10の-5乗) ・・・ M(中程度の速度の吸収)

  8.3×(10の-6乗) ・・・ S(不溶性でゆっくり吸収)

 

いずれにせよ、1ケタ~2ケタ小さい値になってるのだ。ちなみに

元の記載は、×(10の-5乗)なら、「E-05」となってる。放射線

の種類(アルファ線)の影響は、係数の数字に既に含み込まれてる

ので、係数を用いた計算の際には関係ない。

 

 

     ☆        ☆        ☆

ATOMICAの細かい説明だと、239Pu(酸化プルトニウム)を成人

が1Bq吸入した場合の実効線量は16μSv(マイクロシーベルト)。

22000Bqなら、352000μSvだから、352mSv(ミリ

シーベルト)。

 

つまり0.352Svで、今回の発表より遥かに小さい値になってしまう。

吸入だけでなく経口摂取を加味したとしても、上手く行きそうにない。

 

というわけで、理論的にあまり納得できない。12シーベルトという

数字が「肺の等価線量」と考えれば、1ケタ大きくても納得できるが、

この文脈で局所的な等価線量を使うのはミスリーディングな(=誤解

を招く)用法だし、慣例的でもないと思うが、どうだろう。

 

(☆追記: 朝日新聞は「全身の被曝線量」と書いたり、「全身被曝」

      の話をしたりしてるので、やはり実効線量だろう。)

 

NHKニュースでは、東大の中川恵一氏だったと思うが、最悪の場合

を考えた大きな数字だろうとか語ってた。その最悪の場合を考える時

の計算や前提がどうなってるのか、公表して欲しい。これも、原子力

関連の情報の透明性や信頼性に関わる話なのだから。

 

 

      ☆        ☆        ☆    

なお、実効半減期については、1年間だと1.2シーベルト(50年間

の10分の1)という情報からざっと計算して、6~7年としてるようだ。

指数関数の定積分を比較すれば分かるし、グラフの近似的イメージ

だけでも10年以下だと分かる。

 

物理的半減期は非常に長くて2万年以上だが、生物学的半減期が

6~7年だから、両方合わせた実効半減期も6~7年になる。

 

具体的な計算方法や理論については、当サイトの過去記事を参照。

ともあれ、作業員の方々のご無事を祈るとしよう。。

 

 セシウム牛肉、食後1年間での内部被曝線量の計算方法

            (定積分&実効半減期)

 体内摂取した物質の放射線量の計算~物理学&生物学的半減期

 

 

      ☆        ☆        ☆

一方、昨日の走りはまた10km走のみ。上で書いた放射能関連の

問題で時間を取られてしまったわけ。まあでも、そこそこのスピード

を保って気持ちよく走れたから、ちょうど良かったかも。

 

トータルでは1km5分03秒ペース。平均心拍は昨日より僅かに

高いけど、実感としては遥かにラクに走った。気温20度、湿度70

%、風速2.5mの条件も、風のおかげなのか、涼しく感じられた。

 

それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

  

          時間  平均心拍  最大

往路(1.2km)   6分45秒 124 140

LAP1(2.2km) 11分23秒 146 153

  2        11分03秒 153 157

  3        10分48秒 158 161

復路(2.2km) 10分23秒 162 168

計 10km 50分23秒 心拍平均152(84%) 最大168(93%)

 

                  (計 2066字)

      (追記 112字 ; 合計 2178字)

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脳で入力できるメリットと、心を読み取られるリスク&中途半端ジョグ

(25日) JOG 10km,52分55秒,平均心拍 140

  消費エネルギー  540kcal (脂肪 108kcal)

 

既に1ヶ月遅れのニュースだけど、昨日の日経HPが大きく扱ってた

から、軽いまとめと感想を書いとこう。一応、英語の報道もチェック

してある。

 

米国フェイスブックが17年4月19日に、脳でコンピューター入力

する研究を進めてることを発表した。

 

「ダイレクト・ブレーン・インターフェース」(脳による直接入力)と呼ん

でるけど、一般的にはBMI(ブレーン・マシン・インターフェース)と

呼ばれてる技術や装置。脳に電極を埋め込んだりする侵襲型の

(invasive)ものなら、既に一応可能になってる。ただ、手軽では

ないし、入力速度もまだ遅い(1分間で8語とか)。

 

フェイスブックの目標は、わずか数年以内に、1分間で100単語の

入力を可能にすること。手と指のスマホ入力の5倍くらいのスピード

で、しかも非侵襲型(non-invasive)だから、手術とかも不要

で手軽になる。頭にセンサーをセットするだけ。センサーはいずれ、

小型化、遠隔化されていくはず。

 

 

      ☆        ☆        ☆

どうやって、脳を高速で読み取るつもりなのか。ガーディアンの記事

から引用してみよう。

 

170526a

 

 フェースブックは、我々が口で語る前に脳から直接言葉を拾い

 出すために、光学画像(optical imaging)の利用を考えて

 いる。ニューロン(神経細胞)が発火する時の属性の変化を、

 レーザーでとらえることによって。

 

 

この方法は斬新なものらしいけど、逆に言うと、本当に可能かどうか、

よく分からない。ただ、方法より問題なのは、用途だろう。

 

この技術を何に使うのか。手と口の両方が不自由な人の入力装置と

して役立つのは当然。でも、それ以上に、密かに一般の人々の心の

読み取りに使われそうな気がする。実際、一部の国や特殊機関に

よる個人情報の監視や取得は、普通に行われてる事らしいのだ。

 

 

      ☆        ☆        ☆

もちろん、フェイスブックはそうした用途を強く否定。本人が言おうと

してる事、他人と共有しようとしてる事だけが対象で、どんな思考でも

(random thoughts)解読するという狙いではない、とか。

 

170526d
    

 

しかし、別の組織が悪用する可能性は十分ある。非侵襲型どころか、

遠隔操作で読み取れるようになるまで時間の問題だろう。あるいは

更に進んで、外部から他人の心に書き込むとか。

 

そうなると今度は、個人の側で読み取りをブロックする必要が生じる。

読み書き装置と、セキュリティ用ヘッドセットとの、いたちごっこ。

 

ちなみに、下の画像は今現在の読み取りの実例みたいだ。脳の興奮

パターンから音の要素を一つずつ取り出して、文字に置き換えてると

いうことか。「which we are committed」という

文の読み取りだろう(下側の英文の後半)。良し悪しはともかく、凄い

時代が近づいて来たのは確かだ。。

 

170526c

 

 

     ☆        ☆        ☆ 

最後に、昨日の走りについて。とにかく、寝不足もあって、夏バテが

ひどい状況。ただ、梅雨が接近してることだし、10kmだけ手抜きで

稼いで来た。

 

ビルドアップ(加速走)で、最後は1km4分45秒ペースまで到達。

ただ、前半が遅すぎたから、トータルでは1km5分18秒ペース。

1日休んだ後なのに、遅っ!

 

気温18度、湿度95%、風速1mはかなり蒸し暑く感じて、序盤

から汗が噴き出てしまった。どうも、通勤その他の階段一段飛ばし

が効いてる気がする (^^ゞ 特に、一段飛ばしで降りるのが疲れるっ

ていうか、恥ずかしい(笑)

 

珍しく、途中から心拍計の数値が異常に高いままだったから、補正

した。ホントに心臓が異常なのかも♪ それでは、また明日。。☆彡

 

 

170526b

 

 

         時間  平均心拍  最大

往路(1.2km)   7分27秒 113 126

LAP1(2.2km) 12分34秒 131 141

  2        11分34秒 137 146

  3        10分52秒 150 155

復路(2.2km) 10分28秒 156 164

計 10km 52分55秒 心拍平均140(78%) 最大164(91%)

 

                  (計 1674字)

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