「性格悪い人限定飲み会」、実際は性格フツーの人たちか♪

無料エキサイトメールが終了して以来、exciteのサイトにアクセス

する機会は激減した。ただ、同じポータルサイトでも最大手の

Yahoo!とはかなり違うし、特に「Excite Bit コネタ」は

面白い。

 

・・・とか書くような常識的ブロガーは、今回の飲み会には参加

できないらしい♪ 悪口しか言っちゃダメ! ちょっとでも良い事を

言うと、警告や退場なのだ。

 

トランプ大統領とかホリエモンとか、暴言や極論が売りの有名人

が参加すれば面白いかも。いきなり、「こんな平凡なイベント、

アメリカじゃ、とっくに流行遅れだよ!」とか(笑)。

 

181031c

 

 

     ☆       ☆       ☆   

私がこの話に食いついた理由は2つある。1つは、最近の世界

を見てると、どうも暴言や極論がかなり受け入れられつつある

ように感じるから。遂にお遊びイベントまで登場したかって感じ。

 

もう1つの理由は、私が普段、仕事でもブログでも思いきり我慢

してるから♪ おそろしく温厚で寛容な人間を好演し続けてる。

 

「どこがだよ! トゲだらけなのが見え見えだろ!」とか突っ込み

を入れた常連読者の方には、第2回の参加をお勧めしとう(笑)。

そもそも記事の誤解、誤読だし♪

 

 

     ☆       ☆       ☆

181031d

 

で、「性格悪い人限定飲み会」。10月18日の夜(20時~22時)、

池袋にて、参加費500円で開催。飲み物、食べ物は持ち込み。

 

エキサイトのライター、おぜきめぐみは記事冒頭、「募集開始から

1週間足らずで、Facebookイベントページの『興味がある』

が3000人を超えたイベント」とかヨイショしてる(死語だろ!♪)。

 

本文では「スタッフ含め約80人の性格悪い人が一同に集合!」

と書いてたけど、「一同じゃなくて一堂だろ!」と突っ込まれてる

はず♪ 「一同」はみんな、「一堂」は一つの場所という意味。

 

っていうか、そもそも客は100人申し込んでたのに、70人しか

来なかったらしい。企画者・堀元見(ホリモト・ケン)のブログには

「ぶっちぎりで一番性格悪いのはドタキャン者」だと書かれてた♪

 

ということは、ドタキャン者こそ最高の参加者ということだから、

30人みんな大満足のはず。「褒めてんじゃねーよ!」とか(笑)。

 

 

     ☆       ☆       ☆

基本的なルールは次の7つ。「全部コピペかよ!」♪

 

181031a

 

181031b

 

一番ヒネリが効いてるのは4番。

「退場を命じられたものは、審判に抗議したり悪態をついたり

することができます。また、特に悪質な抗議の場合は、レッド

カードが取り消しとなります」(爆)。

 

これ、W杯サッカーや全米オープンテニスに導入すれぱ面白い♪

卓球も、マジメで大人し過ぎる競技だからいいかも。

 

181031e

 

MVP・・じゃなくてMBP(Most Bad Personality=最も

悪い性格)は「からっぽ」さん。この笑顔と雰囲気、「雑誌で1年も

騒がれてるんじゃねーよ!」とかベタ褒めしてもらってるかも♪

小市民の私はそんなアブナイ事、言わない。仕事とブログでは(笑)。

 

 

     ☆       ☆       ☆ 

181031f

 

一番気になってたのが、そんなイベントを開くとすぐ本当のケンカに

なるんじゃないの?という事。

 

流石にスタッフも分かってて、最初のスライド説明で上のように注意

を出してたらしい。「流血沙汰を避ける」(笑)。ただ、「ケンカになる

ほどディスらないでね!」だから、ちょっとくらいは目の前の人を

けなしてもOK♪

 

181031g

 

それでも最後は皆さん揃って、笑顔で記念撮影。流血やアザ、包帯

も写ってない♪ 「そんなフツーの奴らが性格悪いとか言ってんじゃ

ねーよ!」と悪態をついて終わりにしよう(笑)。ホワイトボードの

罵詈雑言も、よく読むとカワイイのだ。

 

181031h

 

 

     ☆       ☆       ☆   

実は本当に過激な悪口を言ってる人達も、個人的に話すとそうでも

ないと言われてる。私の経験でも、1対1で面と向かって話すと、

ほとんどの人はかなり大人しい。トランプと金正恩も同様。だから

こそ、世界は破綻しないのであった。いいね♪

 

性格良い人のブログでは当然、穏やかにまとめるのであった。

でもちょっと、酒飲んで言いたい放題やりたいな・・とか思いつつ、

今日はあっさりこの辺で。。☆彡

 

           (計 1640字)

| | コメント (0)

同調圧力、大勢順応の社会実験(朝日新聞)~心理学者ソロモン・アッシュ、英語原論文

個人とか少数派が、多数派に対して自立・独立を保つのは非常に

難しい。

 

「みんなに合わせるた方がいい」といった感じの無言の「同調圧力

が重くのしかかるからだ。今の普通の英語は peer pressure

(仲間圧力)だけど、日本語の「同調」と綺麗に対応するのはむしろ

conformity pressure。子どもはもちろん、大人でも、逆らう

と孤独を感じるし、仲間外れやイジメの候補者にもなる。

 

ここ5年で一気に少数派となってしまった一般人ブロガーの私も

常に、プレッシャーを感じてる。ツイッターその他、SNSで大勢の

人と短い言葉を素早くやり取りする方がいいかな・・とか思って

しまうのだ。

 

実際、長くて難しい文章は確実に読まれなくなってる気がする。

逆に、芸能人の人気ブログは、写真、絵文字、行間の空白だらけ

なのだ。よく行く書店の客がどんどん減って来たのも、そうした

状況と関連するものだと思う。

 

新聞というメディアも、電子媒体はともかく、紙媒体だと着実に

少数派に向かってる。だから、新聞記事についてブログで記事を

書くのも流行遅れだけど、今回の話は世界的・歴史的に有名で

分かりやすいものだから、あえて長めに書いてみよう。

 

簡単には同調圧力に屈しない姿勢を、執筆自体で示すためにも。。

 

 

     ☆       ☆       ☆

さて、朝日新聞が最近、心理学者ソロモン・アッシュの実験を扱う

記事を2本載せたのは、リベラル・メディアとしての姿勢が反映

したものだろう。反安倍、反自民、反多数派という政治的ポリシー。

少なくとも2本目は、記事タイトルも内容もハッキリそうなってる。

 

1本目は18年10月11日の朝刊・科学欄ミニコラム「ユリイカ!」。

アルキメデスみたいに、面白いことを「発見した!」という意味で、

コネタとはいえ、確かに面白いことが多い。

 

181023a

 

今回のタイトルは、「子がロボットに同調?」。執筆は浜田祥太郎

記者。子どもが人型ロボットに同調しやすいという研究結果が世界

でニュースになったのは、今年の夏(8月)。Digital Trends と

いう米国ネットメディアは、こんな記事を9月2日にアップしてた

 

181023b

 

「ロボットは子どもに同調圧力を加えることができる。ただし、

 我々(大人)は影響を受けないとすぐに考えてはならない」。

 

モニターの左に線が1本、右に3本映ってる。右の3本の内、

左の1本と同じ長さの線はどれか?

 

もちろん、正しい答えは左端だけど、先にロボット達が間違った

線を選ぶと、素直な子ども達は悪影響を受けてしまうらしい・・

と私が書くと、つられる読者がいるかも♪ 本当の答は真ん中だ。 

 

 

     ☆       ☆       ☆

朝日新聞に戻ると、2本目の記事は堅い内容が多いシリーズ、

「日曜に想う」。今回は「大勢順応という時代のわな」。

 

執筆は、編集委員・大野博人。政治的な好みや評価はさておき、

左派の知識人としては優秀だと思う。記事の右下に一部分だけ

見えてる挿し絵は、皆川明「見送り」。大きなものはしばしば、

やさしい表情で影響を与えて来る。イラストレーターの意図は

ともかく、読み手としては、意味をそう解釈しても良さそうだ。

 

181023c

 

冒頭、「赤狩り」(共産主義者・社会主義者への弾圧)の批判は

軽く聞き流すとして、その後の実験のまとめはわりと正確だ。

おそらく、自分で元の英語論文を読んでるのだろう。

 

 1951年の米国・・・大学の教室に集めた7人から9人の学生

 に2枚のカードを見せる。1枚目には直線が1本、2枚目には

 長短の異なる3本が並んで描かれている。このうち1本だけが

 1枚目の直線と同じ長さだ。

 

  学生たちは、その1本が3本の中のどれかとたずねられる。

 長短はかなりはっきりしている。ふつうならまちがえる率は

 1%にとどかない。

 

  だが、グループの学生のほとんどが「サクラ」で本当の被験者

 が1人だけだとどうなるか。「サクラ」は事前に指示されたとおり

 同じ誤った答えを口にする。そのときただ1人事情を知らない

 学生の反応は?

 

  多数派に引きずられて答えを誤る率が36.8%にも上った。

 だれも同調を強要していないし、答えが違っても罰則はない

 にもかかわらず、である。

 

 

     ☆       ☆       ☆

さて、ここからが少数派ブロガーの頑張り所。朝日の記者が

読んだと思われる英語の原論文をネットで検索。サラッと読んで

みた。すると、上のまとめでも、まだ重要な点が色々と抜けてる

ことが分かった。

 

181023d

 

Googleが示してる「被引用数: 3065」という数字は、

有名な学術論文の中でも非常に多い。普通は3ケタ以下だ。

 

181023e

 

Opinions and Social Pressure

  by Solomon E. Asch

 (意見と社会的圧力 ソロモン・E・アッシュ)

『SCIENTIFIC AMERICAN』、VOL.193、N0.5

所収。全体で5ページの短い雑誌論文

 

 

     ☆       ☆       ☆

心理学の論文は、図・表・写真がわりと親切なことが多い気が

するけど、この論文は特に親切で分かりやすい。本文を読まなく

ても、図と写真に添えられた説明だけで大まかに理解できる。

 

181023f

 

181023g

 

半円形に男性が7人座って、右端に実験を行う1人が立ってる。

ハーバード大学・社会関係研究所。他の場所もあったらしい。左

から6人目の白シャツの男性のみが何も知らされてない本物の

被験者で、残りはサクラだ。

 

181023h

 

孤独な本物の被験者が苛立って迷う様子が連続写真で分かる

・・と書きたい所だが、著者アッシュが編集してるものだから、

控えめに見とくべきだろう。私なら、かなり早い段階で笑い出す

と思う♪ 苦笑ではなく、あまりに奇妙な事態への素朴な笑いだ。

 

ただし一応、被験者に疑われないための配慮はあったらしい。

1セット18回の内、6回はサクラも正しく応答。それらは除いて、

残り12回を実験結果として分析したとの事。

 

 

     ☆       ☆       ☆

朝日が書いてた、「誤る率が36.8%」というのは、回数の

割合のようだ。本物の被験者の内、(つられて)一度でも間違えた

人の割合は75%と書いてる(上図の下)。

 

3本の線の内、1本はやや微妙な長さだから、単純に自分の

判断で間違えた場合も入ってるはず。与えられた考慮時間の

長さも気になる所。

 

それにしても、4分の3の大学生が間違えるというのは、なかなか

興味深いし、我々も注意すべきだろう。そもそも、123人もの

本物の被験者を実験してる間には、ネタバレ的な情報もれもあった

と考えるのが自然。余裕で多数派に逆らい続けた学生もいたと思う。

にも関わらず、大部分が間違えてるのだ。

 

 

     ☆       ☆       ☆

ちなみに、実際の世の中は遥かに微妙で、ハッキリした正解は無い

ことのが普通。ただ、周りが全員一致するという奇妙な状況も滅多に

ないから、同調圧力に負ける割合がどう変化するかは微妙だろう。

 

ハッキリした正解がない場合は、同調圧力に屈する、譲歩すること

こそ「社会行動的な正解に近いもの」だと言えなくもない。典型的

なのは株式投資の世界で、多数派の動きを僅かに先取りした者が

儲かる。同調の判断と速度がポイント。SNSでの人気獲得の

場合なら、同調を形成する能力や魅力も大切になる。

 

ともあれ、その辺りのレベルからは、単純な心理学実験を超えた

複雑な問題になるだろう。もっと残酷な行動を扱うミルグラムの実験

(アイヒマン実験)も気になりつつ、今日のところはこの辺で。。☆彡

 

 

 

cf. フィトゥシ「街灯の定理」と、

   古いジョーク「街灯の下で鍵を探す」

 

          (計 2984字)

| | コメント (0)

残り900字、NHK『未解決事件 File.07』国松警察庁長官狙撃事件について一言だけ

ホントに不思議な事件と「真相」だね。どこが最初に報道したのか、

分からない♪ そこか!

 

NHKテレビのスペシャル番組は、それなりに面白いし映像もよく

作ってる。ただ、新しい情報みたいに報じられる事のかなりの部分

(or 大半)が、実は数年~数十年くらい古い情報だというのは、

今までも書いて来たことだ。

 

今回の『未解決事件 File.07 警察庁長官狙撃事件』も、15年

くらい前から報じられてた内容に近いような気がする(未確定)。

2003年の秋に週刊新潮がスクープして、翌2004年『新潮45』

に真犯人(?)の中村泰(ひろし、以前はやすし)が手記を発表。  

それ以降、日テレもTBSもテレ朝も特集を組んでるらしい。

 

 

     ☆       ☆       ☆

とにかく警察・司法の公式発表以外の情報をまとめると、オウム

真理教の地下鉄サリン事件の10日後、1995年3月30日、

国松孝次・警察庁長官を銃撃したのは、筋金入りのテロリスト、

中村泰ということになる。動機は、早く警察にオウム強制捜査を

させるためとか。

 

彼は現在88歳、岐阜刑務所に服役中。重大な事件を繰り返してる

凶悪犯で、NHKには2013年に手紙を送って来たとのこと。それ

から取材班は5年かけて調査した後、先週のドキュメンタリーと

今週の実録ドラマの放送に至ったようだ(18年9月2日&9日)。

 

公式発表に近いオウム真理教犯行説、暴力団説、北朝鮮説などと

比較して、やはり彼が真犯人だという結論に到達(断定はせず)。

 

 

     ☆       ☆       ☆

事件の15年後、2010年の時効までに、警察もメディア以上の

情報をつかんでたはずだけど、オウム説に固執する公安部と、

刑事部の対立とか、オウムの犯行とした方が社会の治安維持の

ためにいいという考えのために、中村説は消し去られたとの事。

 

しかし、彼はかなり具体的な供述をしてるから、もし客観的証拠が

揃ってれば、流石に再逮捕&起訴に持ち込んでたと思うけどね?

国家の治安組織のトップが銃撃されて重体になった事件だから。

 

あぁ、もう今週15000字制限に到達したから、いきなり終了。

アマゾンから基本文献を2冊紹介して、ではまた来週。。☆彡

 

 

180909a

 

180909b

 

           (計 910字)

| | コメント (0)

アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)、バスケットボール選手の国外買春と刑法、『日本選手団としての行動規範』など

週末が信州遠征でつぶれるから、早め早めに色々済ませとく必要

がある。ブログも日付け変更直後に更新していこう(なるべく♪)。

 

時間に追われる中、マニアック・ブロガーがついハマったのが、

アジア競技大会のバスケットボール4選手の買春(かいしゅん)

問題。

 

インドネシア相場で1人120万ルピア(約9000円とか9090円)

という料金が高過ぎる・・って話じゃなくて、何が根拠で何の罪なのか

という点を調べてると、ズブズブとネットをさまようことになってしまう

(ちなみに日刊スポーツによると、現地の有名店なら3万円とか)。

 

いつもの事ながら、ある程度以上突っ込んだ内容になると、ネット

の情報は一気にゼロに近づくのだ。逆に言うと、ネットに溢れる

情報のほとんど全ては、かなり表面的なものに過ぎないし、間違い

や不正確なものも多い。

 

 

     ☆       ☆       ☆

まず、日本の刑法・第3条「国民の国外犯」を見わたすと、今回の

事例に適用されそうな規定は見当たらない。強制わいせつとか

強制性交とか、今回とは少し違うものばかり並んでる。第2条も

おそらく無関係。

 

180821c

 

そもそも国内でも、買春自体を取り締まる法律がないという説明も

ある(弁護士ドットコム)。18歳未満の児童ならば処罰するとか、

あくまで条件・限定つきの取り締まりなのだ。

 

インドネシアの法・司法制度については、信頼できそうな情報・

サイトがほとんど見当たらないので、とりあえずスルー。弁護士の

岸郁子・法務委員長が「日本と同じく違法の可能性が高い」とだけ

語ってるけど、現地警察からの接触はないそうだし、なぜ日本で

違法と考えるのかも不明。18歳未満だろうと想定してるのか?

 

(☆朝の追記: 朝日新聞の18年8月21日朝刊によると、

     「ジャカルタ特別州の条例で買春などの行為は

      禁錮刑または罰金刑に相当するが、現地警察

      からの聴取は受けていないという」とのこと。)

 

インドネシアだと、法という建前と実際の処罰の違いが大きいのは

容易に予想できるから、法律だけ英語で検索してもあまり意味が

ないだろうし、ジャカルタの風俗・歓楽街、「ブロックM」(Blok M)

とかの実情を調べるのも大変だ。

 

下は公式HP(?)の「girl」紹介。リンクは付けないけど、地名と

街の名を英字でつないでドットコム。お勧めはしないし、あくまで

自己責任で。

 

180821d

 

 

      ☆       ☆       ☆

というわけで、マスメディアの報道が「公式ウェア」と「行動規範」

をポイントに挙げてる理由が分かる。公式ウェアを着たまま歓楽街

で遊んだのがルール違反だと。つまり、とりあえずはあくまで今回

のアジア大会の日本選手団行動規範がポイントなのだ。

 

ところが、ハッキリ決められてるらしいその行動規範を工夫して検索

しても、なかなか現物(pdfファイルなど)は発見できない。ようやく

昨年末の暫定版らしき「関係資料集/事前調査報告書」なら発掘

 

180821b

 

 日本代表選手団としての行動規範  

 第2条(または第2項)「責任ある行動」

   競技を離れた場でも社会の規範となる行動を心がける。

 第3条「規律ある行動」

   我々は全てに規律ある行動をとらなければならない。

 

上の条項はデイリースポーツが書いてる次の説明文と合ってる。   

“行動規範にある「アジア競技大会への派遣は国費で賄われる。

競技を離れた場でも社会の規範となる行動を心掛ける」に抵触した”。

ということは、大会まで変更されずに適用されたということか。

 

 

     ☆       ☆       ☆

それにしても、そもそも発覚の発端は何なのかね。朝日新聞の記者

のスクープみたいな書き方もされてるけど、他社だと(いつものように)

スクープ扱いしてない。

 

Me Too運動その他、最近の時代の雰囲気や一部流行が無ければ

ほとんどスルーされた行動だろうし、相手もお金目当てのプロで、

現地感覚なら普通に仕事しただけのはず。

 

もちろん私自身は全くその気はないし、誘惑されてもキッパリ断って、

空気が読めない人間扱いされると思う♪ 実際、多少似たケース

なら過去にあった。

 

法とか倫理・規範とかいうより、まず性病その他の病気や闇トラブル

が怖いし、そんな巨大なリスクをおかしてまでお金で買った女性と

ホテルに行く気は全然しない。ただ、これはあくまで個人的な生き方

の問題だ。

 

 

      ☆       ☆       ☆

永吉佑也(27歳、京都ハンナリーズ)、橋本拓哉(23歳、大阪

エヴェッサ)、佐藤卓磨(23歳、滋賀レイクスターズ)、今村佳太

(22歳、新潟アルビレックス)。Bリーグ4選手が今後どうなるのか、

冷静かつ中立的に見守りたいと思う。

 

帰国後の謝罪の記者会見は、日テレ『ZERO』で少し見た限りだと、

潔い態度に見えたし、空港でも顔も姿も隠してない。現地ですぐ行為

を認めたのも事後処理として正しかった。もちろん、事前の備えと

行動が一番問題ではあるけど。

 

あぁ、全然違う話の短い前置きとして書くだけのつもりだったのに、

もう時間が来てしまった。潔く、スパッと終わりにしよう。

ではまた明日。。☆彡

 

               (計 2039字)

| | コメント (0)

「どうしても記憶しなければならない」戦争、各種報道の感想

平成の天皇は皇太子時代の昭和56年(1981年)、「どうしても

記憶しなければならない四つの日」として、沖縄戦終結の日

(6月23日)、広島原爆の日(8月6日)、長崎原爆の日(8月

9日)、終戦記念日(8月15日)を挙げてたそうだ。

 

この逸話、あちこちで見かけるが、出典はなかなか明記されてない。

バズフィードの記事(執筆者・石戸諭)によると、河西秀哉『明仁

天皇と戦後日本』が出典(の一つ)、元は日付け無しとのこと。

 

4つの日の内、3つは8月前半に集中してるから思い出しやすいが、

沖縄は日付けが離れてるし、本州の人にとっては場所も離れてる。

その辺りは、意識的に思い出す努力が必要かも知れない。

 

個人的には、家族で沖縄に旅行した時、戦争関連の場所をタクシー

で回って、父親が珍しく涙ぐんでたのをよく覚えてる。将棋と野球

しか興味なさそうな人間だったから、印象深かった。。

 

 

     ☆       ☆       ☆

実際にはメディアは8月前半から中旬にかけて、戦争関連の情報

を集中させることが多い。

 

朝日新聞だと今年(2018年)、「記録と記憶 消された戦争」と

題する短期シリーズを掲載。敗戦時には既に8月14日の時点

で、公文書の焼却が命じられたが、こっそり隠し持ってた方も

いらっしゃるようだ。行為の良し悪しはともかく、残された機密

文書は今となっては貴重な歴史資料だろう。

 

日本兵の心の傷(トラウマ)は、あってはならない恥として、

無かったかのような扱いになってるという指摘も興味深かった。

つまり、本来ならPTSD(心的外傷後ストレス障害)として扱う

べき症状が、統合失調症などと診断されてるというのだ。

 

精神医学の世界で戦争神経症の話が出る時、欧米の話ばかり

なのは不自然だと私も思ってたから、なるほどと一応納得。ただ、

実証的な医学的裏付けは困難で、不可能に近いかも知れない。

73年前というのは古過ぎて、記憶も客観的証拠も僅かのはず。

 

 

      ☆       ☆       ☆

だからこそ、戦争の記憶をこれ以上風化させない社会的努力も

必要になるが、時代の変化が激しい現在、驚くような試みもある。

 

8月15日のNHK『おはよう日本』の報道には、思わず苦笑して

しまった。まず、茨城県の旧・特攻隊訓練施設に作られた資料館、

「筑波海軍航空隊記念館」。ピンクのミニスカートにニーハイを

履いた萌えキャラの女の子が、VR(バーチャル・リアリティ)

体験へと誘ってる。ゼロ戦飛行で、戦艦大和も見えるらしい。

 

180817a

 

記念品の若者狙いも過激だ。

 

180817b

 

先日、福島第一原発の記念品(写真をまとめたクリアファイル)

が1週間で販売中止に追い込まれたのを知る人間にとっては、

こちらの方が遥かに不謹慎のようにも感じられるが、批判は僅かで、

多くの若者で賑わってるとのこと。5年で20万人の来館者の平均

年齢は30代。

 

 

      ☆       ☆       ☆

その後さらに、戦艦を萌えキャラに見立てたゲーム&アニメ、

「艦これ」(艦隊これくしょん)をきっかけに、本物の戦艦の一部

(砲身)を引き上げた若者(20歳)も紹介。太平洋戦争の際、

ソロモン諸島で撃沈された駆逐艦・菊月だ。Googleで画像

検索すると、男の子ウケの良さそうな擬人化がズラッと並ぶ。

 

180817c

 

カワイイという感覚は分からなくもないが、ここまで外見を変えた

2次元的創作物が、歴史的な3次元の実在と関係あるのか、関係

づけてよいのか、疑問も生じて来る。資料館の金澤大介館長は、

「知ってもらわなければしかたがないので、知るきっかけを与える

ため」だと説明。知ることは無条件で良いことだと考えてるわけか。

 

私としては、戦争とのこういった触れ合い方のプラス面ばかりが

強調されて、マイナス面が過小評価されてるようにも感じるが、

今の時代そういった批判はウケが悪いのだろう。しかし控えめに

言っても、ゲーム・アニメ・漫画と現実の間の埋め方には十分

配慮すべきだ。

 

ちなみに今日の朝日新聞デジタルは、戦争遺跡がインスタ映え

やイベントのポイントと化してることを、微妙な表現で伝えてた。

笑顔でピースとかする写真が拡散してるわけか。。

 

 

     ☆       ☆       ☆

最後に一言、日テレ『ZERO』の桐谷美玲のコーナー、「ハッシュ

タグ」について。人間魚雷「回天」について、山口県周南市の

記念館から伝えてた。

 

その中で、回天による攻撃の効率が悪いというような話が出たが、

それを示すためには、少なくとも他の攻撃の効率と比較する必要

がある。番組では比較は無かったし、私がちょっと調べてみても

そう簡単には言えそうもない。

 

あと、効率が良い攻撃ならいいのか?、という疑問も湧く。無人

攻撃機の爆撃やミサイル、AIロボットの攻撃ならいいのか。人命

をかけるのなら、自爆テロのような攻撃(爆弾を持って戦車に

突撃?)が効率良いとされる可能性もある。

 

別にあら探しをしてるわけではないし、悲惨な戦争を繰り返さない

ための報道(または主張)だというのも分かる。ただ、このコーナー

の「効率」の話について(ほとんど)誰一人としてツイートしてない

のが気になったのだ。先日、LGBTの「生産性」については大騒ぎ

になったのと比較して、この静けさは何なのか。

 

ネット・SNS全盛、多様化とスピードの時代、何が受け入れられて、

何が拒絶されるのか、本当に分かりにくくなって来た。やがて来る

AI全盛期には、そんな人間的な困難も一瞬で消え去るのだろうか

・・などと考えつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

 

            (計 2196字)

| | コメント (0)

植松聖被告『開けられたパンドラの箱』、立ち読み翌日に売り切れ&再び10km走

(26日) RUN 10km,51分50秒,平均心拍 142

   消費エネルギー 505kcal (脂肪 111kcal)

 

やはりと言うべきか、話題と論争を呼び起こしてる本、『開けられた

パンドラの箱』(創出版)が売り切れになってた。今からちょうど2年前、

相模原市の障碍者施設『やまゆり園』で19人を殺害、27人を負傷

させた植松聖被告のインタビューやマンガ、その他をまとめた書籍だ。

 

最寄りの本屋には無し。大きな書店で昨日、平積みの1冊だけ

残ってたから軽く立ち読みして、買っとこうかな・・と思ったけど、

とりあえず保留。今日、また行ってみたら、既に無かった。

 

まあ、誉め言葉を書くのも微妙ではあるけど、賛否や好き嫌いは

ともかく、中身が詰まってるのは認める。税込1620円の価格は高く

ない。売上金や利益、印税がどうなるか、気になるのも事実だけど。

 

180727b

 

ちなみにアマゾンでは発売直後から新品や中古品にプレミア価格

がついて、評価は今現在、☆4.5個(4人)。私自身の立ち読みの

感触だと、やっぱり星4コくらいだろう。もっと生の情報をハッキリ

載せてれば4.5コだったけど、かなり編集が入ってた。「月刊『創』

編集部編」だから、ある意味、当然ではある。  

 

 

     ☆       ☆       ☆

180727d

 

私がこの本を知ったのは、朝日新聞の記事を通じてのこと。篠田

博之編集長は、事件の風化を防ぎ、被告の主張を否定するため

だと語る。一方、障がい者の親などからは「間違った考えが広まる」

という声があがり、静岡県立大・佐々木隆志教授は2000筆の署名

と共に、直接抗議。

 

ただ、神戸の事件の少年Aもそうだけど、基本的には「自分の考えを

少し」語る権利くらいは認めていいと思う。これは「表現の自由」より

制限された権利だし、脅迫などは別。少なくともしばらくの間、ひょっと

すると永久に、彼が考えを行動に移して危害を加えることは不可能だ。

 

そもそも、間違った考えが広まるから本の出版を禁止するという発想

は、ネットとSNS全盛の今、あまり意味がない。もちろん、語り方、

書き方、金銭的交渉などは、議論があっていい。例えば、利益は

すべて被害者、施設、障がい者らに寄付するとか。

 

 

      ☆       ☆       ☆ 

肝心の内容は、第1部がメイン。これを読む限りでは、やはり彼は

思想的確信犯であって、妄想的な精神疾患の患者と見るべきでは

ないと思う。

 

少なくとも、責任能力がないほどの状態とは思えないし、社会性とか

丁重さみたいなものもあるらしい。障がい者の命の奪い方や、家族

への配慮に関する反省みたいなものも一応見られる。

 

本の末尾に入ってる斎藤環の主張の言葉を使うなら、クレイジー

(異常)ではあっても、マッド(狂人)ではない。獄中で描いたという

マンガも、全く意味不明なものではない。というより、私はそれ以上

のものも感じてしまった。このくらいの表現がギリギリか。

 

ある種の人間の命は奪うべきだ、あるいは奪ってもいい。そういう

考えが狂ってるというのなら、オウム真理教の13人を一気に死刑

にした日本という国や司法はどうなのか。戦争はどうか。中絶は?

どれも、狂ってるという精神医学的な扱いにはしてないはず。

 

あの事件も含め、多くの殺人事件や過失致死は、クレイジーだけど

マッドではない。だからこそ、普通の人間として処罰されるわけだ。

 

 

     ☆       ☆       ☆

ただ、単なるクレイジーだから考えとして認めるべきだ、とは必ずしも

思わない。極端にクレイジーな個人の考えを、社会が多少クレイジー

に抑圧したとしても、マッドな事態ではないわけだ。

 

巻末の斎藤環の主張は、患者や危険思想の持主の人権を尊重する

政治的リベラル色の強いもので、本人も分かってるように、多くの人

の同意は得られない。あれだけ強い主張ならもっとデータや論理を

洗練させるべきなのに、信念と感情が先走る書き方になってる。

 

危険な人間を措置入院などで強制的に精神病院に閉じ込めるのは、

もちろん人権上、問題がある。ただ、危険な人間という存在自体にも

問題があるのだ。決して閉じ込めてはいけないとか、閉じ込める方が

危ないとまで擁護するのは、理論的にも社会的にも難しい。現実的で

臨機応変の判断と対処が必要だろう。

 

とにかく、被告の心の闇とか言うより、精神医学と司法、一般社会の

間に深い闇が広がってる。それを浮き彫りにしてる点だけでも、価値

のある出版だと思う。なお、品薄の本は直ちに増刷されたようだ

 

180727c

 

 

      ☆       ☆       ☆

立ち読みのうろ覚えで書けるのは、この程度だから、最後は一言、

まったく個人的な走りについて。

 

ロクに走らないまま7月が終わろうとしてるから、2日連続の10km

走に挑戦。冬なら楽勝だけど、超苦手な真夏だと滅多にやらない

ことだ。台風接近で気温が少しだけ下がったこともあって、そこそこ

無難に完走。トータルでは1km5分11秒ペース。

 

気温24度、湿度70%、風速1.5m。心拍グラフは綺麗な右上がり

になった。変則的な台風を心配しつつ、今日はそろそろこの辺で☆彡

 

 

180727a

 

         時間  平均心拍 最大

往路(1.2 km)   6分36秒 118 131

LAP1(2.2 km)  11分37秒 136 147

  2     11分14秒 145 150

  3     11分15秒 149 157

復路(2.2 km) 11分08秒 153 163

計10km 51分50秒 心拍平均142(79%) 最大163(91%)

 

              (計 2192字)

| | コメント (0)

蚊を殺さなかったというオウム・麻原彰晃が・・

生活リズムも天候も乱れてるせいか、ここ数日は妙に眠い。昨日も

仕事が終わった直後から強烈に眠くて、帰宅後はすぐに寝ようと

思ってたのに、雑用をこなしてる内に変な感じで目が覚めて来た。

 

強引に横になって寝た方がいいなとか思いつつ、サッカー・W杯を

チラ見しながら、PCとiPadでオウム真理教の情報もチェック。過去

も重要だけど、もっと重要なのは現在と未来だよなと思ってたら、

麻原彰晃の三女・アーチャリーのツイッターに流れ着いてた。三女

ほどメジャーではないようだけど、次女のツイッターともつながってる。

 

あえてこの記事にリンクは付けないけど、付ける必要もないくらい、

どちらも普通に公開されてるし、更新も頻繁。他に、海賊版みたいな

動画もあふれてた。テレビの顔出し出演もしてるわけか。形容する

言葉に迷うけど、あの子ども達がそれぞれの人生を歩んでる様子は

何となく感じ取れた。。

 

 

      ☆       ☆       ☆

オウム真理教の死刑囚たちが7人同時に執行されたのが、昨日、

2018年7月6日。平成30年。平成の内に執行したいという思いも

あったとかいう報道を読んで、あれは平成の事件なのかと、ちょっと

驚いてしまった。

 

元をたどると昭和の末期、オウム神仙の会まで遡るけど、社会的な

問題が一気に拡大したのは平成に入って。違う時間尺度で見ると、

バブル末期から崩壊直後にかけての混乱・停滞期だった。偶然では

ないと思う。外的なものと内的なもの、2つの側面における狂騒の

終焉。もちろん、同じ一つの虚構的な現象と見ることも可能。

 

その後の日本経済や社会は、格差拡大その他、色々と問題はある

けど、それなりに地味に上手く持ち直してる。国内だけ見るなら、

オウムのレベルの反社会的カルト集団が現れてるわけでもない。

 

ただ、世界的にはイスラム国(IS)その他、宗教関連の問題が続く

状況だし、国内のかなり悲惨な官僚システムがオウム化してるとか

いう指摘もある。個人的確信犯によるテロみたいな殺人事件が時々

起きてることを考えても、「オウム真理教事件が終わった」などとは

言いにくい。むしろ、形が変わったと言うべきか。今のところは。

 

ちなみに公安調査庁によると、後継団体とみなされるアレフ、ひかり

の輪など計3団体の拠点は、15都道府県に35施設。信徒1650人、

保有資産11億円とのこと。ロシアにも、いまだに数千人の信者が

いるという報道もある。。

 

 

      ☆       ☆       ☆

最近のウチの傾向だと、ロシア語でロシアの報道を直接チェック

するパターンだけど、ここでは三女・松本麗華(りか)の著書

『止まった時計』(講談社)に注目してみよう。本が出たのは耳に

してたけど、読んだことはない。

 

三女たちは、麻原の家族の中では中間的な位置のようだ。麻原・

アレフに近いのが妻、遠いのが長女と四女、その間に三女・次女

といった感じの構図。

 

最も活動的な三女の単行本は2015年、文庫本が今年2018年

に出版されてる。文庫の冒頭だけなら、キンドルの電子書籍で

すぐ無料で読めた。

 

 

      ☆       ☆       ☆ 

貧乏だけど子沢山、夫婦仲は良くもないけど悪くもない、わりと

普通の高度成長期の家庭みたいな情景が写真付きで描かれた

後、興味深い話が出て来た。80年代後半で、まだ危険な集団だと

騒がれる前の段階。第一章より引用。9行のエピソードに付いた

小見出しは、「不思議な夫婦仲」。

 

 子どもの目から見ても、母が父の宗教を信じているようには 

 見えませんでした。「蚊に刺されると痒くていやだよね。でも 

 蚊も生きているんだよ」「お釈迦様によると、わたしたちは 

 死んだあと、生まれ変わるんだよ。もしかしたら、お父さんも 

 麗華も、蚊に生まれ変わることがあるかもしれない」とわたし 

 に語る父。一方、平気で蚊を殺す母。

 

 

実は、私の父親も、家の中の蚊を殺さず逃がしてたらしい。覚えて

ないけど、母親から聞いて、なるほどと思った。心優しいという感じ

はなかったけど、確かに攻撃的な性格ではなかった。たかがテレビ

に向かって文句をつけたり、将棋の攻めが強気だったりしただけだ。

私自身も、強く叱られた覚えはない。

 

 

     ☆       ☆       ☆

個人的な思い出話はさておき、蚊を殺さない麻原が人を殺す(指令

を出す)ようになり、自分自身も殺されてしまったのはなぜなのか。

 

ちなみに三女は、麻原を悪だと認めるけど、指示したのかどうかは

本人に聞くまで分からないと思ってるらしい。だからこそ度々、拘置所

に面会に行ったものの、会話は通じなかったし、最近はそもそも門前

払いとのこと。本人が応じないとかいう説明と共に。

 

90年代に入って、麻原が蚊を殺すようになったのかどうかはまだ

分からないけど、理屈上は一応説明できなくもない。

 

つまり、蚊は僅かな血を吸って、1時間ほど痒い思いをさせるだけ。

命を奪うほどの罪はないし、仮に目の前の蚊を殺したところで、蚊の

全体は不変。

 

しかし、国家は許しがたい悪だから、中枢部にダメージを与えれば、

より良い世界に近づくだろうし、彼らの魂の生まれ変わりにとっても

良いことだろう。だからこれは、立派な「ポア」なのだ・・(地下鉄サリン

の場合)。

 

 

      ☆       ☆       ☆

ここには2つの核となる考えがある。

 

 1. 非常に悪いものは、人間でも殺してよい。

 2. 肉体が死んでも、死後の存在(魂など)がより良いものへと

   高められる可能性がある。

 

この内、2番は、宗教にあまり熱心でない日本人でさえ、何となく

思ってることも少なくないだろう。ただ、それが1番と結びついて

殺人が正当化されることはほとんどない。まして、実行に移される

ことは滅多にない。

 

ただ、1番は今の日本社会で主流の考えだし、国家レベルで合法化

されてるものだ。それこそ、死刑。世界的には避けられる方向にある

けど、日本ではまだしばらく続くだろう。

 

国内の司法制度的には、今回の7人同時執行も別に問題ないのかも

知れない。もちろん、これまで特別長い時間もかけてるし、あまりに

重大な事件でもある。

 

しかし、非常に悪い人間は殺していいという考えは、直ちに自分たち

に跳ね返ることになりかねない。ある種の人たちから見れば、自分達

こそ非常に悪い人間かも知れないから。そして、まさにそれが実行に

及んだ(側面がある)のが、オウムその他の殺人事件だから。

 

 

      ☆       ☆       ☆

オウム関連だけ考えても、今回の死刑執行は、むしろ火に油を注ぐ

やぶ蛇になる可能性があると思う。殉教した聖者を神格化して、

腐敗した社会の根本的な世直しをはかる。

 

ただ、それより遥かに大きい脅威は、そうした考えを強大なAIが

インプットしてしまうことだ。醜く愚かな人間たちは消し去るのが、

世界にとっての最適解。評価関数が高い数値を与える指し手。。

 

あらゆる分野でAI・ロボット化、ネットワーク化、効率化が進む中、

そうした考えは杞憂にすぎないとかSFマンガだと笑うのは難しく

なって来た。変化のスピードは想像を絶する域に達してる。

 

まず警戒すべきは、AI・ロボットやネットを操作する一部の人間。

しかし本当に怖いのは、AI自体がその時点での人間たちを見切る

ことだろう。単なる一時的なエラー、計算間違いも含めて。

 

多様性とか共存の大切さを叫ぶのなら、悪との共存も考える必要

がある。相手から見れば、自分こそが許しがたい悪かも知れないし、

高めてあげるべき劣る魂かも知れないのだから。

 

ではまた明日。。☆彡

 

            (計 2962字)

| | コメント (0)

袴田さん再審取消(東京高裁)の感想~本田克也教授の細胞選択的抽出法など

約50年前、1966年の殺害事件の死刑囚、袴田巌さんの再審

決定については、4年前から何となく気になってた。

 

当時から微妙な雰囲気が漂っていて、再審&逆転無罪への道のり

は長そうだと思ったし、半世紀も前のシャツの血痕から別人のDNA

を検出するという手法に、やや違和感があったからだ。常識的に

考えて、それほど時を隔てた実証例はほとんど無いはず。

 

仮に「検出」らしきことが可能としても、死刑の確定判決(その時点

で34年前)をくつがえすほどの信頼性はあるのか。当然、その手法

は別の事件だと逆向きに、無罪を逆転有罪へと導くことにもつながる。

 

極端な話、ある日突然、自分が昔の事件の真犯人とされてしまう

可能性もある。その意味で、決して冤罪を救済するための正義の

科学というわけではない。冤罪を捏造する悪の科学にもなりうるし、

真犯人を逃がしてしまう信頼性の低い技術にもなりうる。

 

 

     ☆       ☆       ☆

ところで、当サイトは個人ブログだから、私自身がどう書いて来た

のかをまずチェックしてみた。ブログ内検索をかけると、記事は3本。

ニュースが出た直後に1度軽く感想をつぶやいて、少し後にほんの

一言コメント。4ヶ月後に、司法ドラマのレビューでも書いてた。

 

最初はこんな感じで語ってた(2014年3月27日)。

 

 「・・・まだ再審決定にすぎないけど、無罪確定後にチャンピオン・

 ベルトを巻く姿が見たいもの。授与するのは当然、支援し続けた

 輪島功一かな。とりあえず、袴田さんの心身の快復を祈るとしよう♪ 

 

 それにしても、本当に証拠ねつ造としたら、かなりの人数が

 関わってたはず。・・・」

 

「まだ再審決定にすぎない」、「本当に証拠ねつ造としたら」という

書き方で、慎重な態度は保ってる。ただ、私が格闘技ファンという

こともあって、好意的な文章になってるのは確か。もちろん世間的

には、遥かに好意的な反応が飛び交ってた時期だった。

 

 

     ☆       ☆       ☆  

一方、キムタク=木村拓哉が検事として活躍する人気ドラマ、

『HERO 2』の第1話レビューでは、こんな感じになってる

2014年7月15日。

 

 「ところで、『ミスター・ブレイン』でも冤罪(足利事件)が話題に

  なってたが、今回の『HERO 2』でも袴田事件がほのめかされ

  てた。こちらはまだ、3月に再審決定&釈放となっただけで、

  無罪確定にはなってない。

 

  ・・・(中略)・・・

  マスター  そいつが真犯人だったらどうすんだよ?

  久利生  あぁ。。でも、こないだもあったじゃないですか。

         無実の罪で40何年間も刑務所にいたって。

  マスター  あったあった。あれはひどい話だな。

  久利生  でも、あれが事実だったとしたら、オレら、

         検事の責任ですからね。・・・」

 

 

ここでは、私は記事の中身同様、中立性を保ってる。ドラマでも、

脇役のマスターは一般人の素朴な感情として「あれはひどい話だな」

と語ってるけど、主役のキムタク=久利生検事は、「あれが事実

だったとしたら」と慎重に言葉を選んでた。

 

つまり、無実の罪と見えて、実際はそうでない可能性も残ってることを、

脚本家はそれとなく冷静に示してるのだ。

 

 

     ☆       ☆       ☆

さて、先日の東京高裁による再審取り消し(2018年6月11日)

を受けて、私はすぐ判決(決定)要旨を読んでみた。12日の朝日

新聞・朝刊から、核心部の前半を引用してみよう。

 

  本田氏の「細胞選択的抽出法」という鑑定手法には科学的

 原理や有用性に深刻な疑問があり、地裁決定を是認できない。

 本田鑑定は確定判決に合理的な疑いを生じさせるような新証拠

 とも認められない。

 

  まず、本田鑑定の手法は本田氏以外に成功した例が報告

 されておらず、一般的に確立した科学的手法と認められない。

  そして、本田鑑定は基礎となる科学的原理の信頼性が十分

 でなく、複数の専門家から疑問が上がっていたのに、地裁決定

 は証拠価値を高く評価しており、慎重さを欠いている。

 

  本田氏は試薬「レクチン」を使って血球細胞を凝集させ、遠心

 分離で比重の重い血球細胞を沈殿させ、それ以外の細胞を

 分離するとしている。だが、レクチンはDNA型鑑定に必要な

 赤血球だけを凝集させるものではなく、遠心分離で白血球と

 他の細胞を分離できたとの研究報告は見当たらない。・・・

 

 

      ☆       ☆       ☆

この要旨を読んだ後、東京高裁HPで実際の決定の文章を探して

みたが、サイト内システムで検索しても何も出て来ない。

 

過去にも何度か経験したように、判例の類のネット公開はまだ進んで

ないのだ。人権や裁判への影響を考慮してのことか。判例集の出版

などへの配慮もあるのか。

 

そこで、核心部である本田教授の方法について検索してみたが、

確かに一般的なものとは思えない。色々な検索の結果を見ても、

(袴田事件の報道などを除く)実質的な科学的情報は僅か。

 

英語で、「lectin dna "Katsuya Honda"

 cell selective extract」の検索を行っても、

「似たページは除外」した結果は15件しかヒットしない。

 

180613a

 

これで死刑判決を再考させるほどの実効性を認めた静岡地裁の

理由が知りたくなる。

 

 

     ☆       ☆       ☆

もちろん、まだ弁護側は最高裁への特別抗告を予定してると報道

されてるし、今後どうなるか、真実はどうなのか、ハッキリしない

状態ではある。

 

それは今後を待つとして、少し違う側面にも触れとこう。朝日新聞

と読売新聞の報道の仕方がかなり違うのだ。

 

朝日の社説(12日)はそもそも題名が、「釈然としない逆転決定」。

本文は微妙な書き方になってるけど、明らかに不満を示してる。

 

それに対して読売の社説(同)は、「・・鑑定への評価が明暗を

分けた」。本文にはこう書かれてる。「高裁は、検証により、鑑定

結果を真っ向から否定した。地裁決定の根幹が崩れた以上、覆す

しか選択肢はなかったと言えよう」。要するに、認めてるのだ。

 

左派の「人権の朝日」が死刑囚を擁護し、右派の読売が冷めた

姿勢を見せる。左と右の違い、対立は、今でも色々な所で鮮明だ。

 

半ば理数系の中立ブロガーとしては、他の科学者・専門家の意見や、

静岡地裁の見解なども調べてみたいと思ってる。

ともあれ、今日のところはこの辺で。。☆彡

 

 

P.S. 2日後、静岡地裁の4年前の再審決定要旨を読んでみた

   (朝日新聞)。単なる要旨であって元の文章ではないからか、

   実質的な説明はなし。単に、弁護側鑑定が検察側鑑定より

   信頼性の高い方法を使っているという指摘だけで、根拠は

   何も示していなかった。

 

            (計 2619字)

| | コメント (0)

事件vs義挙、殺人vs処刑、暴力vs肉体言語~NHK『未解決事件 赤報隊』

バブル期前半、1987年の5月3日夜。朝日新聞阪神支局で男が

散弾銃を2発打ち、小尻知博記者が死亡、犬飼兵衛(ひょうえ)記者

が重傷を負った殺人事件が発生。一連の「赤報隊」事件の中で最大

の犯行だが、最初ではない。3ヶ月前の東京本社銃撃が発端だ。

 

その後、名古屋本社寮襲撃、静岡支局爆破未遂と、朝日が攻撃

された後は、中曽根康弘・前首相や竹下登・首相らも脅迫された。

言論弾圧からスタートしてるが、それだけではなく、後半は行動の

弾圧となってる。NHKの年表を参照

 

これらは、警察庁「広域重要指定116号事件」とも呼ばれてるが、

2003年にはすべて時効。その後、死刑に相当する殺人に対しては

時効なしという法改正があったが、既に時効が成立してる赤報隊事件

などには適用されない。

 

180129a

 

というわけで、この事件は影響力や知名度も含め、代表的な未解決

事件となってる。朝日新聞は繰返し紙面で扱ってるが、一昨日(18年

1月27日)と昨日(28日)は2夜連続でNHKスペシャルが取り上げた。

シリーズ第6弾、File.06。

 

一昨日の再現ドラマ(草なぎ剛主演、樋田記者役)は流し見しただけ

だが、昨日のドキュメンタリーは普通に見たので、感想を書いとこう。

ちなみに朝日HPには草彅のインタビュー記事が掲載されてた

 

 

      ☆        ☆        ☆

昨日は、一昨日とかぶる内容もかなりあったが、新たな興味深い

内容も色々あった。まず、重要な容疑者とされた右翼活動家たち

への取材。そして、「テキスト・アナリティクス」(文章分析学)による

声明文の分析。

 

先に後者から触れとこう。同志社大学・金明哲教授が2ヶ月かけて

分析したところ、8つの声明は同一人物ただ一人が書いた可能性

が高いとのこと(目出し帽の実行犯かどうかは別問題)。信頼性は

ともかく、重要な指摘だと思う。

 

文章を品詞などで細かく分解して行う統計学的分析は、数年前の

NHKの数学ドラマ『ハードナッツ』でも扱われてた(計量文献学)。

普通に声明を読むだけでも共通した特徴を感じるのは確か。例えば

私でも気づく点として、ひらがなと改行が多いし、接続詞は少ない。

 

ただし、分析の結果の信頼性がどの程度あるかについては定か

でないし、分析の具体的内容も番組やHPでは示されてない。既に

時効とはいえ、AIの活用も含め、今後さらなる研究に期待しよう。

 

 

     ☆        ☆        ☆

一方、それより本質的な問題は、この「事件」のとらえ方だ。番組

に登場した右翼関係者によると、事件というより「義挙」、暴力という

より「肉体言語」、殺人というより「処刑」とのこと。

 

興味深いというのもやや不謹慎かも知れないが、ある右翼によると、

殺人は許されないけど処刑は許されるらしい。私はこの時、「殺人

がいけないことは普通に認めてるのか」と少し安心したが、この時も

含め、番組では確か2回、「一方的」な言い分だと批判してた。

 

国営テレビ放送の看板番組としては常識的な判断かも知れないが、

考えが激しく対立してる時、相手を「一方的」と批判しても自己満足

に過ぎない。当然、直ちにその言葉は自分の側にもブーメランの

ように跳ね返って来る。相手にとっては、こちら側の正義感こそが

「一方的」なのだから。

 

激しい対立や戦争とは、一方の正義vs他方の正義の形で生じる

ことを思い出すべきだろう。

 

 

      ☆        ☆        ☆   

忘れてはいけないのは、日本その他の少数派の国々では、現在も

「死刑」が認められてるということ。極悪の人間を死なせることなら、

許容されてるのだ。

 

もちろん、長くて慎重な司法の裁判・手続きを経てのことだが、それ

をいうなら、赤報隊も犯行までに相当な時間をかけて慎重に準備

したはず。実際、類似の事件は非常に少ない。合法的かどうかを

判断基準にするとしても、死刑も憲法違反だという反論が直ちに

予想される。

 

テロを出来るだけ防ぎたいのなら、「悪い人間は殺してもいい」、

「極悪人の処刑は、殺人とは違って正しいことだ」といった考え方や

行動を根本的に議論し直すべきだろう(撤回かどうかは別問題)。

 

私はそう思うし、世界的には死刑を行わない国の方が多数派だが、

日本人の多くも含め、そう思わない人達がまだかなり多いようだ。

私も、単純な死刑即時廃止を唱えてるわけではない。

 

しかし、もし死刑実行の映像を公開すれば、おそらく一気に世論は

反転するだろう。テレビドラマでさえ死刑映像を見ないのはなぜか、

その辺りから考え直してもいい。

 

 

      ☆        ☆        ☆

さらに視野と論点を広げるなら、相手を死なせることも含めて、肉体

を攻撃することの評価が問題となる。

 

格闘技や格闘系スポーツは除くとしても、肉体による攻撃はダメで、

言論による攻撃は良いとされる考えの根拠は何なのか。いまだに

ほとんど問われてないと思う。

 

平手打ち一発と、不快な言葉の一言と、どちらがダメージが大きい

のか。体罰と暴言と、どちらが許せないのか。

 

私自身はどちらも度々受けてるが、言葉の方が遥かに許せない。

傷と怒りがいつまでも消えないのだ。少し前に海外で大きな問題に

なった宗教関連の事件だと、表現の自由にも限度があると考えた

人々は大勢いたはず(私も含めて)。ヘイトスピーチや差別発言への

激しい抗議や批判も思い出される。

 

もちろん、肉体攻撃も言論攻撃も無いのがベターかベストだと思う

が、実際の世の中では、不快な言葉が会話でも文字でも溢れてる。

それは自殺という死亡事故にもつながるのだ。耳や目を押さえても、

防ぎきることは出来ない。

 

言論や表現の自由だけを過度に強調・実行するからこそ、「我々の

行動は肉体言語だ」という反論や正当化が生じることになるのだ。

「そんなものには言論の自由は適用されない」という批判もまた、

直ちに自らに跳ね返ってしまう。相手も、「反日的言論に自由など

ない」と考えてるのだから。国全体を滅ぼすものとみなすのだから。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

寛容さとか非暴力を本気で訴えるなら、言論や表現まで含めて一度

考え直す必要があると思うし、少なくとも朝日新聞はその辺の難しさ

を一応認識してるように見える。

 

それと同時に、攻撃に対する防御や耐性の強化も必要。例えば、

ネット(特にSNS)の使い方を学ぶのも、不特定多数からの攻撃に

対する予防として大切なのだ。慣れによる免疫にもつながる。

 

なるべく攻撃しない。そして、攻撃されてもなるべくダメージを減らす。

テロとか事件に限らず、普通の人の生活全般と深く関わるのは、

そうした素朴で基本的なことのはず。もちろん、それだからこそ、

言うは易し、行うは難しなのだが。

 

ともあれ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

 

 

 

cf. ロッキード事件の真相(NHK『未解決事件』5)&湾岸自転車

 

               (計 2717字)

| | コメント (0)

消えゆくビデオカメラ、粘るカメラ~『レジャー白書 2017』、市場規模の推移

土曜の夜になってもまだ仕事が終わらないから、今日も文芸記事は

パス。さらっと、ビデオカメラの哀しい現状を記事にしようと思ったら、

エクセルのグラフ作りでずぶずぶにハマってしまった (^^ゞ 

 

エクセルは時々、変なエラーが起きるのだ。今回は、急に横軸の

数字が左に90度回転してしまうとか、凡例の2つのデータの内、

片方だけ消えてしまうとか。マーカー(折れ線の各ポイントの印)の

色や形も上手く変更できないし。

 

もちろん、ヘルプは役に立たないのがフツーだし、ネット検索で探した

知識や技も失敗することが多い。エクセルのバージョンアップの度に、

あちこち細かく変更されるのも原因の一つだろう。

 

 

      ☆        ☆        ☆

というわけで要するに、時の流れの話をしてるのだ♪ 特にデジタル

関連は流れが速過ぎて、ユーザーとしてはメリットよりデメリットを

感じることも多い。

 

まあでも、ユーザーも新しい物、より良いものを求めがちだし、企業

としても、変化が激しい方が製品の販売にプラス。ただし、それは

勝ち組や新興企業にとってであって、負け組や古い企業はどんどん

淘汰されてしまう。

 

毎年、この時期になると、日本生産性本部の『レジャー白書』を

読んで、スポーツや趣味のデータ記事を更新してるんだけど、今回

の『レジャー白書 2017』だと「ビデオカメラ」の数字が目に留まった。

 

この部分はアンケートではなく、独自調査による市場規模データ。

メーカーの収益や販売店の売上を基本にした推測か。輸出は除いた

国内データだと思う。

 

ビデオは右下がりの下降が激しくて、もうすぐゼロになりそうなほど。

「あぁ、スマホの影響か」と、誰でも思うところだろうけど、「カメラ」は

まだ健闘してるのだ。

 

171118a

 

 

      ☆        ☆        ☆    

上の折れ線グラフを見れば分かるように、もともと20年前には、

カメラとビデオカメラの市場規模はほぼ同じ2000億円。ところが、

ビデオカメラだけはここ15年間、右下がりで、特にここ7年は毎年

2割~3割の減少。単位は億円。17年データは来年掲載となる。

 

  2010    11    12    13    14    15    16

    810    590   520   370   290   210   190

これは主として、スマホの影響だろう。最近は、「映画」の撮影にも

使われることがあるほど♪

 

個人的には、1年半前に買ったタブレット(iPad Pro)でたまに

動画を撮ってるけど、普通の記録映像としては十分な画質。その気

になれば、4K HDビデオ(3840×2160)も撮影できる。

 

ただ、持ちにくいし(当たり前♪)、1分で120MBくらいのデータ量

だから(1080p HD/30fpsの実測値)、1時間録画すると

7GBになってしまう。4Kで撮影すると、その3倍。

 

私のiPadは128GBだから何とかなるけど、スマホだと容量的に

苦しいかも。あと光学ズームができないし、レンズの大きさ、明るさ

その他、性能自体がビデオカメラよりかなり下のはず。

 

とはいえ、10万円前後のビデオカメラをわざわざ買って使用する

気にはなかなかならないか。私も正直、ビデオが家のどこにあるのか

さえ分からない (^^ゞ それどころか、録画済みのmini DVテープ

(死語♪)の場所も不明。DVDかブルーレイにデータを移さないと、

そろそろ再生不能になりそう。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

それにしても、カメラが意外と健闘してるのには驚いた。私の感覚

だと、逆だけどね。今時カメラなんて、スマホや携帯、タブレットで

十分キレイだけど、動画はビデオカメラできっちり写したい。スマホ

をじっと構えて動画を撮影してると、盗撮だと誤解されて通報される

リスクもある。

 

調べてみると、実はカメラで動画を撮るという選択肢もあって、特に

一眼レフだとかなりキレイに撮れるらしい。あとは文化の問題かな。

写真なら、一瞬をパッと撮って、パッと見れる。動画は特に、見る側

に辛抱が要求される。YouTubeとかのネットだと、キレイな動画の

アップは難しいから、スマホで十分だろう。パッと写して、パッと送る。

 

とにかく、mini DVテープは早めにどうにかしないといけないね。

それより古い、ビデオデッキ用のテープはどうしよう (^^ゞ 業者に

頼んでDVDにしたら、全部で数百万円で済むかな♪ MDはまだ

大丈夫か。フロッピーディスクは世界遺産として保存(笑)。

 

不思議なことに、もっと古いカセットテープやレコードは見直されてる

ようだ。巻き戻しや早送りが面倒だし、摩擦ですり減るのにね。

 

このくらい書けば十分でしょ。まだ歯茎も痛いし♪ 北風と共に、

12月中旬並みの寒さが近づく中、今日はそろそろこの辺で ☆彡

 

               (計 1885字)

| | コメント (0)

より以前の記事一覧