コロナ警報「東京アラート(alert)」、語源的意味はアラーム(alarm)より弱い&プチジョグ

(2日)JOG 9km,48分45秒,平均心拍140

消費エネルギー 441kcal(脂肪115kcal)

   

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TOKYO(トーキョー)のシンボル、お台場のレインボーブリッジも赤く光る、東京アラート」、流石は小池百合子だね♪ 敬意を表して、私も赤字にしてみた。画像はNHK NEWS WEBより。

      

多分、アラートの英単語の綴りを書けない人が8割、意味が分からない人が4割くらいだと推測(笑)。実際、Googleで「アラート」と入力しただけで、こんな変換候補が出て来る。

   

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輝く第1位、「アラートって何」(笑)。これって、本当にこう入力した人が大勢いるってことだろうね。

    

最近はスマホで検索する時、日常会話みたいな入力をするのがフツーになって来てる(多数派かどうかは不明)。昔は、パソコンの検索の基本として、いくつかの単語に分けて入力してたはずだけど、今では検索システム自体が会話っぽい入力に対応してるのだ。

    

   

    ☆     ☆     ☆

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とにかく、緊急事態宣言を解除したばっかなのに、僅か8日で早くもヤバイことになって来た。都庁も赤くライトアップしてコロナ警報発令。日経HPの記事より

    

どうせなら、都知事も赤いマスクにすればいいのに♪ 都知事選の直前だから、あんましリスクを取るわけにはいかないと。下は東京のコロナ特設ページのグラフで、新規確認患者数の推移。右端がちょっと右上がりになってるのがヤバイのだ。

            

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まあ、完全に緩んだ週末の直後だから、この程度で済んだのはむしろラッキーかも・・という本音は、政治家は口に出来ない(笑)。大変な職業だね。大した収入でもないのに、ボロクソ叩かれまくりだし♪ 私が小池都知事に引っかかるのは、基本的にはただ一つ。学歴詐称疑惑のみだ。50年近くも前のアラビア語、アラブ世界の話だから、かなり分かりづらい。

   

       

    ☆     ☆     ☆

さて、この「アラート」という言葉。東京都の防災ページの英語版(機械翻訳)だと、そのまま「Tokyo alert」と直訳されてる。

  

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alertの意味は、名詞の用法だと、警報、警戒態勢。似た英語のalarm(アラーム)と似た意味だけど、日本語でアラームと言うと普通、目覚ましという意味で、拍子抜けになる。鳴っても、すぐ止めちゃうとか♪

    

ところが、実は語源を遡ると、アラームの方がアラートより遥かに強い意味だった。まゆゆ引退の1.5倍、60ビックリくらいか♪ アラームの語源は、「武器だ! 兵器だぞ!」という叫びなのだ。英語版ウィクショナリーより

   

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それに対して、アラートの語源は単に、「高い塔だ。見て」と言ってるだけ♪ のどかな観光客モードにすぎない。「東京アラート」の語源的意味は、「東京タワー」という意味になってしまう(笑)

  

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一番分かりやすいのは、「東京コロナ警報」だけど、そのまんま過ぎてダサイ(死語♪)。「東京警告」だと、『東京砂漠』みたいな響きになる(古っ・・笑)。あるいは、東京・等々力渓谷とか(分かりにくっ・・)。

   

結局、東京アラートとは、「東京、コロナに注意!」って感じの意味だろう。そもそも本当に危機的状況なら、アラートなんて分かりにくいカタカナ英語を使ってる場合じゃないのだ。コロナ緊急警報くらいが実効的な言葉か。

   

   

   ☆     ☆     ☆

まあ、こうやって軽口を叩いてられるのは、自分が発症してないから。・・というより、いまだに私の周囲だと全く聞いてない。喋らないだけかも知れないけど、割合的には感染確認者はごく少数。1000人に1人もいない。発症確認者となると、さらに僅かなのは確か。

    

今後も無事をキープするために、昨日も真面目に、免疫力アップジョグを実施。たった9km♪ ものすごく蒸し暑く感じたけど、数値的にはまだ大した事ないから、私の身体がバテてるんだね。寝不足&初夏バテ&仕事疲れ。

  

トータルでは1km5分25秒ペース。遅っ!(^^ゞ 気温21.5度、湿度93%、風速1m程度の気象条件だと、言い訳にならないのであった。心拍計はちょっと低めだと思うから、プラス4で補正。あぁ、寝る前のアイスコーヒー&カフェインがぶ飲みが美味しい・・とか思いつつ、ではまた明日。。☆彡

  

      

往路(2.4km) 13分55秒 125 140

LAP1(2.1) 11分40秒 138 148

 2(2)   10分26秒 147 152

復路   12分43秒 151 159

計 9km 48分45秒 140(80%) 159(91%)

   

     (計 1813字)

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特別定額給付金の十万円、ヘリコプターマネーに疑問を持ちつつ、すぐ手続き♪

政府が国民にお金をばら撒く。・・と言うより、ばら撒かざるを得ない状況に追い込まれる。

  

妙な話だけど、特別定額給付金の手続き書類の郵便がポストに入ってるのを見た時、思わず微笑んでしまった♪ すぐに使い道をイメージしてしまったほど。われら、小市民。一般化か!

     

  

    ☆     ☆     ☆

この記事を書く前に、「給付金 ヘリコプター」でニュース検索してみたら、意外なほどネットのニュース記事は少ない。多分、意図的なものだと思う。

  

要するに、これまでヘリコプターでマネー(お金)を空からばら撒くような政策は、愚かなものとされるのがフツー、主流だったはず(少数の異論は別として)。ところが今回は、国民の「かなりの数」がヘリマネを望んでる「ように見える」から、マスメディアも疑問を示しにくいわけだ。

  

特に、さんざんアベノマスクを酷評して来たようなリベラル系メディアは、もっと実質的な対策がいくらでもあるはずだと声高に主張して来たわけだから、ヘリコプターマネーに関しては一気に甘い反応へと態度変更。

     

・・・とか、ブログで冷めた文章を書いてる小市民もつい、顔がニヤけてしまうから、ますます問題は深刻なのであった (^^ゞ 少なくとも私は、自分からの要求はしてない。ただ、向こうからくれるというものを、「不要」として辞退するほどの大物でもないのだ。残念。。_| ̄|○

   

   

     ☆     ☆     ☆

一般的にこんな事をやっていいのなら、日本の場合、日銀がお札(銀行券)をどんどん印刷して、そのお札で政府発行の国債を買って、政府が自治体にお札を回して、自治体が住民に配ればいい。数年後の国債の返済用には、また国債発行。実際、今でもほぼ同じ事をやってる。

        

ただ、それをすると、世の中にあるお札の量が増加して、お札の価値が下がって、物やサービスが値上がりして、インフレになりやすい(単なるお札の貯め込み、預金が少なければ)。

      

お金は簡単に増やせるけど、物やサービスの量はなかなか増やせないから、全体的に値上がりするのは論理的に当たり前のこと。その値上がり、インフレは、途中で混乱や不公平を招くだろうし、止まらなくなってしまう恐れもある。

  

市場=マーケットは、常に過剰な動きを見せるし、特にマネーが見かけ上、膨らむ方向には行き過ぎが起きやすい。その象徴が1980年代後半から90年代初頭にかけてのバブル経済だったし、まるで新型コロナなんて一瞬に解決したかのような最近の株式市場の妙な浮かれ方も似たようなもの。

  

だから、わざわざ国家が混乱や行き過ぎを招く政策を実施して、一時的で表面的な国民の満足を偽造してはいけない。

   

   

    ☆     ☆     ☆

・・・と書きつつ、それより先に手続きを済ませてしまったのが小市民ブロガー♪ ワクワク、ドキドキ。封筒を開けると、意外と簡単で、逆にますます罪悪感が膨らむ。良心的で、可愛くて、いいね(笑)

    

名前と電話番号と振込先を書き込んで、本人確認書類と金融機関の口座確認書類をコピーして、返信用封筒に入れて、おしまい。長く見ても、30分で10万円だから、時給20万円の単発アルバイトもどき♪

  

多分、「給付対象者」の欄で、うっかり「受取 不要」にチェックマークを入れてしまう人が、1000人に1人はいるはず(笑)。いや、笑いごとじゃないかも。そんなチェックマークを入れてしまう人は、本当に困ってる人である確率が高そうだから。そのためもあって、一番最後には代理人の申請欄があった。

  

   

    ☆     ☆     ☆

金融機関コード、支店コードというのは、説明が不十分だと思う。日本人なら普通は正しく対応できるはずだけど、例えば私の三菱東京UFJ銀行の通帳には、金融機関コードは書いてない(古い通帳だからかも)。他の銀行の通帳だと、銀行コードと書いてる。

  

まあ、「金融機関名 金融機関コード」で検索すれば一発で表示されるけど、PC、スマホなどの端末操作や検索に慣れてない人だと、それも出来ないはず。

     

「わからない場合、記入は不要です」とか、「表示されていない通帳のコピーでも構いません」とか、書いておけば親切なのに、コロナでその余裕もないわけか。そもそも、「記入例」とされてる図にほとんど記入されてないから、意味がない (^^ゞ

  

おそらくこれは、記入例をそのまま記入してしまう人への配慮・対策なんだろうね。ま、お役所勤めも大変だと。身近に大勢いるから、ちゃんと配慮しとかないと(笑)。小市民か!

   

   

    ☆     ☆     ☆

それにしても、10万円って金額もビミョー(贅沢♪)。本当は、今一番欲しいのは、2台目の予備のパソコンなんだけど、10万円だと私が欲しい機種は苦しい(贅沢・・笑)。

   

すぐに他の自治体に引っ越しして、給付金を二重に受け取ろうか・・とか考えつく人もいるだろうね。私なら、考えもしないけど♪ 書いてるだろ! あっ、サイバーパトロールの皆さん、お疲れさまです。軽口たたいて遊んでるだけなんで、悪しからず。

   

というわけで、締切2時間前に今日のブログ更新終了。それでは、また明日。。☆彡

    

     (計 2044字)

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支配人問題で揺れるスーパーホテル、驚きの安さ・・&お疲れジョグ

(28日)JOG 13km,1時間10分23秒,平均心拍138

消費エネルギー 626kcal(脂肪157kcal)

   

弁護士ドットコムというのは、Yahoo!その他への配信記事とか読んでると、あんましハズレがない良心的サイトだ。信頼性もわりとある。ただ、当たりの記事も少ない(笑)。コラコラ!

   

そんな中で、これはちょっと個人的に興味深かった。最近、新型コロナのせいで仕事に追われてるから、自粛で格安になってるホテルでも泊まって仕事に集中しようかな・・とか思ってたのだ。どうせまだ、客室はガラガラじゃないの?

   

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「24H労働、手取り月10万円」住み込みの“名ばかり支配人”、スーパーホテルを提訴。地味な写真と服装も泣かせる。

   

   

    ☆     ☆     ☆

24時間労働が本当に近いのなら、とんでもないブラックな雇用条件だけど、それよりも、ホテルで住み込みの名ばかり支配人というものが初耳だったし、スーパーホテルというものも全く知らない。

    

真面目な話、食品スーパーの上の階に併設したホテルかと思ったほど(失礼?♪)。スーパー安いビジネスホテルなのか。覚えとこ。メモメモ。

     

住み込み支配人というのは、男女2人で住み込んで、年間800万円~1000万円の委託料とか報酬とか書かれてる。スーパー・ドリーム・プロジェクト♪ いや、そこまで派手にPRするほどの高収入でもないと思うけど、家賃と光熱費がタダで、通勤時間ゼロっていうのは結構大きいかな。もちろん、小綺麗な職場に見えるし。

     

で、その見かけ上の収入が、アルバイトを雇う人件費とか差し引くと、1人1ヶ月10万円になるとか。2人で20万円。う~ん、金額だけなら、家賃・光熱費タダで通勤時間ゼロのキレイな職場だとギリギリ許容範囲かも。

  

だから多分、お金以外の不満が大きかったんじゃないかね。ロクに寝るヒマもないとか、マニュアルが細かくて厳しいとか、最後はホントに無理やり追い出されたとか(訴えた支配人側の言い分)。

  

   

    ☆     ☆     ☆

まあ、私が住み込み支配人になることはないと思うけど、宿泊客になる可能性はある。・・というより、生じた♪

   

恐ろしく安いのだ。公式サイト内で検索してみたら、都心で1人1泊3000円♪ 素泊まりとはいえ、税込。ネットカフェよりはちょっと高いけど、遥かに広くてキレイだから、これは魅力的。

  

公式サイトでこの値段なら、旅行・宿泊サイトだともっと安いかも・・と思って検索したら、2000円台で一杯出て来た (^^ゞ オイオイ、そんなに安いの? それは逆に、泊まる方が気を使っちゃうかも。おそらく赤字の値段のはず。

  

う~ん・・、流石に一晩2000円なら、サービスの良し悪しとか無関係に泊まってみたくなるな。ホントに泊まって、ブログ記事のネタにしようか。こっちも完全な赤字っていうか、収入ゼロの支出のみだけど♪

   

   

    ☆     ☆     ☆

ところで、この記事。自分で言うのも何だけど、無味乾燥だ(笑)。フツーなら、何枚かホテルの画像を入れるんだけど、ちょっと止めといた方がいいなと判断したわけ。君子、危うきに寄らず♪

   

で、深入りせずに早めに切り上げて、記事をアップしとこう。これが最期になるかも(笑)。コラッ! とにかく、昨日も4日連続で走って来たのだ。寝不足が続いてるし、まだ仕事の途中だったけど、雨上がりで涼しかったから、13kmだけ距離稼ぎ。

   

脚の疲れが抜けないから、かなり余裕を持ってジョギングして、トータルでは1km5分25秒ペース。遅っ! ま、心拍は低いから良しとしようか。気温16度、湿度87%、風速2.5m。風はそこそこ気持ち良かったね♪ 心拍計もほぼ正しいと思うから補正なし。マジでホテル宿泊に魅かれつつ、ではまた。。☆彡

   

      

往路(2.4km) 13分41秒 129 138

LAP1(2.1) 11分54秒 133 138

 2   11分37秒 137 146

 3   11分29秒 139 147

 4(2) 10分17秒 145 152

復路(2.2) 11分26秒 145 151

計13km 1時間10分23秒 138(79%) 152(87%)

   

      (計 1656字)

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ランニングは前後10m間隔、ウォーキング(散歩)は5mほど社会的距離(スポーツ庁、オランダ・ベルギー英語論文)

(4日)RUN 10km,49分53秒,平均心拍144

消費エネルギー500kcal(脂肪85kcal)

   

以前から私は、公園のコースを走る時、他のランナーや歩行者と大きく距離を空けてる。左右は2~3m。前後は5~15mくらい。

   

前のランナーを追い越す時は、なるべく素早く、間隔もたっぷり空けて。相手がかなり遅ければカンタンだけど、私よりちょっと遅い程度の時は、距離をおいてしばらく追走。身体の余裕を作った後、一気に抜く。

   

たまに抜かれる時は、相手が1mくらいしか間隔を取ってないことが多いので、こちらから左に1m以上よけてる。抜いた相手がそれほど速くなくて距離が詰まってしまった場合は、こちらがわざとスピードダウン。

  

屋外だから「密」閉されてないし、「密」接な会話もないけど、「密」集は避けた方がいいはず。「3密」はどれか1つだけでもリスクが高いから、常識的にソーシャル・ディスタンス(社会的距離)をキープして来た。それに加えて、あんましハーハーゼーゼー荒い呼吸をしないよう心がけてる。

  

   

     ☆     ☆     ☆

そんな中、数日前にネットで、ランニングは5m空けて・・とかいう記事を見かけた。さらに一昨日(20年5月3日)は、産経新聞が、「マスクを着用してのランニング どんなリスクが」という記事をアップ。まるで、マスクして走るのが当然正しいという感じの内容だ。

       

まあ、私の場合、もともと人が少ない時間帯しか走らないから、話は別だと思う。そもそもこの産経の記事は、大阪を代表する長居公園の休日の昼間を取材。確か先日のNHKニュースのミニ特集も、東京を代表する公園(代々木だったか)の休日の昼間に取材してた。どちらも、私なら走らない条件だ。

  

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ただ、産経が紹介してたスポーツ庁の注意喚起は気になったから、公式HPですぐ確認。確かに、人物の絵はすべてマスク使用。おまけに、「海外の一部の研究に、ジョギングは約10m、ウォーキングは約5mあけることを推奨しているものがあります。」なんて文章も発見。なんと挑発的・・(笑)

   

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    ☆     ☆     ☆

というわけで、売られたケンカはなるべく買わないけど、売られた知的挑発には直ちにのってみよう♪ 英語で検索すると一発でそれらしき論文がヒットした

  

 Towards aerodynamically equivalent COVID19 1.5m social distancing for walking and running

 (ウォーキングとランニングにおいて、新型コロナウイルス対策の1.5mに相当する空気力学的な社会的距離はどれくらいか)

      

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Blocken(ブロッケン)氏を代表とする、オランダとベルギーの学者4人の共同研究で、まだ研究者仲間による査読(チェック)を受けてない論文(プレプリント)。一刻を争う緊急事態なので、あえて公開したそうだ。学問的な作法に関する批判は承知の上で、ネットが普及して以来、わりとフツーに使われてる発表形式ではある。

   

     

    ☆     ☆     ☆  

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結論のポイントだけ見るなら、時速4kmのウォーキングなら約5m間隔、時速14.4kmのランニングなら約10m間隔が社会的距離とのこと。このランニングは、1km4分強のペースだから、かなり速いランナーを想定してる。普通、市民ランナーの多くは5分~8分くらいで走ってるから、8mくらいの間隔でもいいはず。

  

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他に、他のランナーの真後ろは避けて、斜め後ろや横に位置取りするのも有効。お互いの距離の代わりに、位置関係の配慮。上図のスリップストリーム(気流)で、青色が小さい粒子、緑色がちょっと大きめの粒子(すぐ下の方に落ちてる)。真後ろだけ、極端に危険なことがよく分かる。

   

そう言えばたまに、横に大きく広がって並んでる2人組や3人組のランナーを見かける。ちょっとジャマに見えてたけど(失礼)、科学的に正しい走り方なわけね。ゆっくりのサイクリングなら10m、速いサイクリングなら20m空けると。

   

ちなみにこれは、あくまで空気力学的シミュレーションによる研究にすぎないから、ウイルスや人間の医学的な特性を考慮したものではない。つまり、感染率、重傷率、死亡率などの話まではできない。まあでも、私がもともと持ってた常識的な推測を裏付けてくれたので、今後はより一層注意して走ることにしよう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

最後に、昨日の走りについて。昼間、暑かったから、夜遅くまで待って10kmだけスタスタ。他に誰も走ってなかったから、ソーシャル・ディスタンシングの必要なし♪ 折角の科学的知見も役に立たず。

  

トータルでは1km4分59秒ペース。そこそこ頑張ったわりに遅いけど、蒸し暑かったからこんなもんか。気温20度、湿度87%、風速1m心拍計はまた低めだったからプラス6で補正したけど、本当はプラス4くらいが正しいかも(細かっ・・)。ではまた明日。。☆彡

   

      

       時間 平均心拍 最大

LAP 1 (2.1km) 11分04秒 129 141 

 2   10分29秒 138 152

 3  10分10秒 144 152

 4   9分52秒 150 158

 5(1.7km) 8分18秒 160 165

計10km 49分53秒 144(82%) 165(94%)

   

       (計 2125字)

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欧米での布マスク再評価2~米国CDCに続いてWHOも態度変更(英語出典、リンク付き)

緊急事態宣言から足かけ3日目の20年4月9日。Googleのホリデーロゴは、「衛生保護・管理者のみなさん、ありがとう。」と書かれてる。街を消毒・清掃する方々にハートマークの愛を贈るgifアニメだ。

  

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衛生保護といえば、東アジアで一番身近なグッズの一つはマスクだろう。つい最近まで、欧米では一般人のマスクに対して冷たい評価がほとんどだったが、ここ1ヶ月で変わって来た。

   

当サイトでは、米国CDC(疾病予防管理センター)の変化について、日本時間で日付けが4月4日になった直後に記事をアップ。ほとんど同じ時間帯(米国時間4月3日)に、CDCの公式サイトで、マスクに関する好意的な見解がアップされた。それに呼応する形で、WHO(世界保健機関)からも、マスクに関する再評価の言葉が発表された。

  

以下、英語サイトその他、出典明記のリンク付きで厳密に書くが、先に結論だけ簡単に書いとこう。やはり、つい最近、欧米でも一般人の布マスク使用が好意的に評価されるようになって来たのだ。もちろん、あくまで補助的な、少し手助けしてくれる物として。

    

    

    ☆     ☆     ☆

ではまず、米国を代表するCDCのサイトより。最終更新2020年4月3日。タイトルでは「mask」(マスク)という言葉さえ使わず、「Cloth Face Covering」(布の顔カバー)と書いてる。以下、英文の直訳ではなく、意訳や省略を用いてるので、念のため。正確な記述が気になる人は、リンクから英語原文をご覧あれ。

        

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(日本では前から言われてたことだが)、無症状の患者が他人を感染させる可能性があることが分かった。ということは、誰でも、咳やくしゃみなどで新型コロナウイルスを拡散する恐れがある。

   

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だからCDCは、他人との距離を空けることができない状況では、布の顔カバーの着用を推奨する。逆に、医療用の本格的なマスクは、医療関係者が必要としてることもあって、一般人は避けるべき。

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、WHO(世界保健機関)については、日経ビジネスが4月6日に刺激的な記事をアップ。その後4月8日に、日経HPが再構成して掲載した。名前を挙げずに、日本の他のメディアを批判してるのだ。

  

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「一部メディアが布マスク使用について『WHOはどんな状況においても勧めない』と書いた記事については、さらなる混乱を招く恐れがある」。おそらくこれは、下の朝日新聞の記事を暗示した批判。私も朝日を読んで、気になってた。

  

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日経は、「医療従事者向けのガイダンスを指しているとみられ・・」と書いてるが、おそらくこれは誤解か見落としだろう。英語で検索すればすぐヒットする一般向けの生活ガイダンスで、はっきり書かれてるのだ。その意味で、朝日は単純な間違いをおかした訳ではない。

   

200409c

  

新型コロナとマスク使用に関する、20年1月29日付けのアドバイス。その最後に、朝日が引用した文がある。

  

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(面やガーゼなど)布のマスクはどんな状況でも勧められない。

   

ところが、このアドバイスの一番に最初に、重要な注意書きがあるのだ。それは、「暫定的ガイダンス」(interim guidance)だということ。2つ上の画像の左下参照。その後の本文前置きでも、今後データが増えればアドバイスを改変する可能性があると書いてる。

   

朝日の岡崎明子は優秀な記者だと思ってるが、今回はやや不用意でミスリーディングな(誤解を招きやすい)記事を執筆してしまったようだ。翌日にCDCとWHOの態度変更が行われたので、日程的に不運だったと言えなくもないが、反安倍政権のメディアという立場も影響したのだろう。一般市民の手作りマスクに対してなら、好意的な記事をアップしてたのだから。

   

   

    ☆     ☆     ☆

WHOのアドバイス改変が実現したのが、現地時間で4月3日の会見。米国CDCの情報が既に伝わってたからなのか、WHO幹部のライアン氏(Ryan)が、家庭での手作りマスクの有効性を多少認める発言を行った。ビデオは経済系の有名メディア、ブルームバーグ(Bloomberg)で公開されてる。

   

200409e

  

文字テキストとしては、U.S.News(米国ニュース)の記事の方が分かりやすい。

   

200409h

 

要するに、WHOとしては今でも積極的には推奨しないが、布マスクでも役に立つかも知れないし、そう考える政府があるのなら支援するということ。もちろん、物理的な間隔保持(physical distancing)や手洗いの方がメインではあるが。

   

   

    ☆     ☆     ☆

というわけで、もっとマシなマスクを持ってないのであれば、自分で手作りしてもいいし、他人の手作りマスクを手に入れてもいいし、政府が配付するマスク2枚を洗って使ってもいいのだ。少なくとも、4月上旬の時点での判断では。

   

ちなみに個人的には、まだ普通のマスクの買い置きが10枚ほどあるが、布マスクが配付されれば試しに使ってみる予定。それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

        (計 2015字)

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「SNSのデマ拡散でトイレットペーパー買い占め」とかいう善意のフェイクニュース~日経新聞・東京大学による批判

ある情報が真実か偽物か、それを調べるファクトチェック(事実確認)というものは、わりと簡単なことだ。信頼性の高そうな複数の情報を探し出して、照らし合わせて、冷静に検討するだけ。ほとんど合ってなければ、「おそらく偽物、フェイクニュース」とか判断できる。

   

しかし、「ある偽情報のせいで、ある事が起きた」という主張の真偽は、はるかに調べにくい。

   

その「ある事」は、無数の物事の影響を受けるわけだし、その内の「ある偽情報」が主として影響したと示すのは非常に困難だ。一般に、原因と結果の関係(=因果関係)を示すのは難しいが、特に人間社会での因果関係を示すことには特別な難しさがある。

   

  

    ☆     ☆     ☆

さて、当サイトでは10日前、買いだめ行為の合理性を示すゲーム理論の記事で、次のように疑問を提示しておいた。ちょっと長いが、再掲しとこう。

 

 ─── トイレットペーパーの「買い占め」が話題になったのは、先月(2020年2月)の末からのこと。この時は、デマに扇動されてしまった浅はかで醜い行為として、メディアでもSNSでも強く批判された。

 しかし、あれが本当にごく一部の明らかなデマによって引き起こされた現象なのか、因果関係を示す説得的な証明を見たことはない。私自身も、メディア報道があるまでデマとされてる虚偽の情報を知らなかった。ただ、その問題はとりあえずおいとこう。

    

それより大切でハッキリした事実は、いまだに首都圏(の一部)ではトイレットペーパーが品薄だということ。「不足するというのはデマです。在庫は十分あるので落ち着いてください」とか繰り返し報道された後、私がたまたま店頭で見つけるまで3週間かかった。犯人扱いされたデマなど、すぐに消し去られたにも関わらず。

  

実は、あの時の報道自体も、根拠が薄くて実害をもたらすデマに少し似たものではなかったのか? むしろ市民としては、デマも報道も相手にせず、明らかに品薄の商品を素早く探し回って手に入れる方が合理的だったのではないか? それを問いかける検証報道は見たことがなかった。 ───

   

   

    ☆     ☆     ☆

私が上のように批判したトイレットペーパー・デマ買い占め問題について、日経新聞HPが斬新な分析・考察を示したのは1日ちょっと前。4月5日の夕方のことだ。

  

ただ、それを見る前に、他のメディアが実際どう報道して来たのか、具体例を確認しておこう。あまりに多いので、ごく一部に留めておく。

  

まず、ファクトチェックの重要性を度々主張して来たはずの朝日新聞。20年2月29日・朝刊より。

  

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「デマ拡散 在庫は十分なのに ──」。この記事は今でもネットで読める。ちなみに朝日には、これより強い断定的表現の記事も複数あった。この本文では、「品薄を招いているようだ」とだけやや控えめに書いてある。

  

続いて、読売新聞HP、2月29日の記事。こちらも、今でも閲覧可能

  

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最後に、最新の雑誌サイト記事より。『SPA』で昨日(4月6日)アップされたもので、特定の個人的ツイートの内容まで挙げて、法律的な罪を論じてる。ただ、実は根拠がないという自覚があるからか、本文では「トイレットペーパー不足による騒動を招いたのは、デマ情報をネットに流した職員だと多くの人は考えている」という書き方で責任回避してるのだ。

   

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     ☆    ☆    ☆

では、日経新聞HPの記事を見てみよう。──「デマ退治」が不安増幅 買い占め騒動ツイッター分析──。日本経済新聞、東京大学・鳥海不二夫准教授、データ分析会社・ホットリンクが共同で行った分析。

  

3月6日の朝刊・紙面でも1面トップと5面で大きく扱われてたから、スクープ記事扱いだ。もともと高く評価されてたシリーズ「データの世紀」の最新記事で、今回の執筆記者は不明だが、担当者8人の名前を明記。

    

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一行目が結論だ。「デマを打ち負かそうとする投稿の急増が、意図せぬ形で逆に社会を混乱させていた」。

    

ツイッターの状況を内容や転載(リツイート)まで含めて全て調べた上で、全国のスーパーの販売状況データと照らし合わせる。さらに、実際に買いだめした人へのネット調査も実施。

  

すると、そもそも元のデマ扱いされたツイートはほとんど拡散してないことが判明。それに対して、デマを否定するツイートやメディア報道は大量に拡散。それに連動するようにして、トイレットペーパーの販売が急増。そして、そもそも買い溜めした人の9割以上が「供給に問題がない」と知ってたのだ。

  

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     ☆     ☆     ☆

もし、この日経記事の分析が正しいのなら、品薄状況を深刻化したのはむしろ、デマを批判して注意を呼び掛けた「善意の」フェイクニュースということになる。悪意はないが間違ってるインフォメーションの拡散がもたらしたパンデミック。大量の情報に感染してしまう「インフォデミック」の典型例。

      

もちろん、この分析も完全ではないので、私はあまり強く正しさを主張するつもりはない。そもそも、記事の元の生データ、1次資料も確認してないのだから(公開されてない)。

     

ただ、情報の洪水の中で、事件の犯人捜しをするのなら、この程度の追求やメディアリテラシーは必要なのだ。逆に、不特定多数のSNSならともかく、マスメディアが調査なしに犯人を語るのなら、それが不確かな推測(というより想像)に過ぎないことを十分わきまえて明示する必要がある。

  

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ともあれ、やはり日経が誇る「データの世紀」シリーズ記事は毎回、目を通す必要があるなと再確認させられた。世間的常識を覆す調査に称賛を贈りつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

      (計 2282字)

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買いだめ行為、最善ではないが合理的な選択~ゲーム理論とナッシュ均衡

トイレットペーパーの「買い占め」が話題になったのは、先月(2020年2月)の末からのこと。この時は、デマに扇動されてしまった浅はかで醜い行為として、メディアでもSNSでも強く批判された。

   

しかし、あれが本当にごく一部の明らかなデマによって引き起こされた現象なのか、因果関係を示す説得的な証明を見たことはない。私自身も、メディア報道があるまでデマとされてる虚偽の情報を知らなかった。ただ、その問題はとりあえずおいとこう。

   

それより大切でハッキリした事実は、いまだに首都圏(の一部)ではトイレットペーパーが品薄だということ。「不足するというのはデマです。在庫は十分あるので落ち着いてください」とか繰り返し報道された後、私がたまたま店頭で見つけるまで3週間かかった。犯人扱いされたデマなど、すぐに消し去られたにも関わらず。

  

実は、あの時の報道自体も、根拠が薄くて実害をもたらすデマに少し似たものではなかったのか? むしろ市民としては、デマも報道も相手にせず、明らかに品薄の商品を素早く探し回って手に入れる方が合理的だったのではないか? それを問いかける検証報道は見たことがなかった。

   

   

    ☆     ☆     ☆

そんな状況の中で目に留まったのが、朝日新聞デジタルの記事(3月17日付け)。

 「トイレ紙買いだめ 理にかなった行為か ゲーム理論だと...

      

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ネットでは執筆記者の名前が見当たらないが、紙面だと高重治香と書かれてた。若手の女性記者だろうか。情報や雰囲気に流されない、素朴でいい着眼点だと思う。

  

おそらく、根本的に疑問があったのだろう。学者へのインタビュー冒頭でこうたずねてた。「店頭にトイレットペーパーがないのを見ると、買える時は多めに買っておきたくなります。よくないことなのでしょうか。」

   

これに対する、安田洋祐・大阪大准教授の応答も刺激的で挑発的。私もかなり頷いた。

   

 「一消費者としては理にかなっている行動です。他の人も多めに買って店頭の在庫がすぐになくなる状況で、自分だけゆっくり構えていると、買えずに困ってしまうでしょう。そのやむにやまれぬ行為を、『協調性がない』などと道徳的に批判しても、ギスギスするばかりです。

     

しかし、一人一人が『合理的』にふるまった結果、早朝から列に並ばないと買えなくなるなど、みんなが損をすることになってしまいます。個人にとって望ましい行動と社会としての利益は、必ずしも一致しないのです」

  

  

    ☆     ☆     ☆

ここで登場するのが、経済学や国際関係論・政治学で有名な、「ゲーム理論」と「ナッシュ均衡」。当サイトでも5年前(2015年)、発見者のナッシュが死去した時に記事を書いてる

 

 ナッシュ均衡とは~囚人のジレンマ(英語原論文)に即して

  

トイレットペーパーの場合だと、みんなが買いだめする(あるいは、しない)行為を、お互いの行為と損得のゲームと考えるのだ。全員にとって最適なのは、誰も買いだめしないこと。これはこれで、変化しにくい安定的なつり合い、ナッシュ均衡の一つだ。

   

しかし、一人一人が買いだめしたくなるのは自然な心理だし、一旦みんなが買いだめしてしまうと、一人一人にとってある意味、合理的な行動の代表例は、買うことになってしまう(他の選択肢も可能)。だから、みんなが買うのも、ナッシュ均衡の別のケース。

  

みんなが買いだめするつり合い状態(ナッシュ均衡)が一旦生じると、誰も買いだめしないつり合い状態(より良い別のナッシュ均衡)に移行するのは容易ではないのだ。理論的には。もちろん実際には、お金や保存スペース・保存期間の制約などから、自然に収束する。大国同士の核兵器のナッシュ均衡とは違うのだ。

   

朝日の記事には、数字を用いた具体的な例が無かったから、私が解説してみよう。

 

    

     ☆     ☆     ☆

例えば、自分にとっての損得が-1で、他人にとっての損得が-4の状態を、(-1,-4)と表すことにする。自分はちょっと損で、他人は大損という意味だ。もし逆に、自分が-4で他人が-1なら、(-4,-1)と表す。

     

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自分と他人が、買いだめする場合を「買」、買いだめしない場合を「不買」と書いて、両者の損得を場合分けしたのが上の表。全体の理想としては、お互いが「不買」の場合、つまり表の右下の(0,0)が最適だ。

  

ところが、お互いが「買」の場合、つまり表の左上の(-2,-2)に一旦なってしまうと、お互いそのまま買う方が合理的になる。なぜなら、もし自分が「不買」へと変更して相手が「買」のままだと、自分の損得だけ-2から-4へと悪化するからだ。相手は-2から-1へと改善するから不公平感も加わって、ますます矢印に沿った動きは取れない(だからバツ印)。

     

安田氏は、みんなが買いだめを止めそうな情報をマスメディアが流すのがポイントだと語ってる。しかし、トイレットペーパーの時には、その戦術はあまり成功してない。

   

   

    ☆     ☆     ☆

私はむしろ、「買いだめでパニックが起きてる」とかいう過剰報道を少し控える方が有益だと考える。

  

特に、飲料や食品の場合。一部の場所で一瞬発生した単なる買い物行列や品薄を、パニックなどと呼んで、大きく報道・批判し過ぎてるのだ。まるで、自粛のストレス発散のための魔女狩りみたいに。それこそ、インフォデミック(情報による混乱拡散)。

          

実際、首都圏に住む私の周囲に多数の店舗があるが、小池百合子・都知事の会見の後に行列など見てない。スーパーやコンビニ、ドラッグストアの棚にも、ちょっと空きがある程度で、質的にも量的にも十分な商品が並んでた。一部の店や場所の行列なら、昔からフツーにあって、笑って聞き流す程度のネタだ。本当に必要なのは、行動の冷静さより、報道の冷静さだろう。

   

   

    ☆     ☆     ☆

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おまけに、そもそも首都圏直下地震などに備えて、1週間分の飲料水や食品を備蓄するように推奨されてるのだ(上図、内閣府防災情報)。大震災から9年が経過して、みんな地震への備えを忘れてしまったのだろうか?

   

誰も買いだめしないより、むしろ、みんなが多少、買いだめする方がより良いナッシュ均衡だろう。下の表で、それを示してみた。

    

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一部の行列が示してたのは、備蓄が必ずしも進んでなかったということだ。つまり、上の表の右下。自分も他人も「不買」で(0,0)。

  

それはナッシュ均衡ではない。というのも、それぞれにとって、「買」へと変更する方が得だからだ。一人一人の合理的な行動でも、表の左上の最適なナッシュ均衡(2,2)へと移行して、はじめて安定することになる。結局みんな買いだめして、次の大地震に正しく備えるということだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

それを一気に進展させたのが、新型コロナウイルス騒動や都知事の緊急会見だったと考えれば、必ずしも悪くないどころか、むしろプラスかも知れない。

   

というのも、コロナはおそらく1年前後でおさまるだろうけど、次に大震災が関東や東海で起きると、壊滅的な状況が一気に訪れるかも知れないから。その時にはもはや、店も物流も在庫も消えて、買えない状況になる可能性が十分ある。

  

ちなみに私はさっきもコンビニに行ってきたけど、何の混雑もないし、品薄でもない。依然として無いのはただ一つ、買いだめ・買い占めどころか、1ヶ月半も店頭で見てないマスクのみ。

   

何が本当に良い行為なのか、何が妥当な報道なのか。広い視野でもう一度、現実的に考え直す余地は十分ある。それでは今日はこの辺で。。☆彡

  

     (計 3014字)

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横浜市・浅野中学校の入試問題(算数)と、新型コロナウイルス対策で空ける1m間隔

ネットの朝日新聞デジタルに、今年(2020年)の中学入試の問題が紹介されてました。記述式が目立った、という内容の記事です(宮坂麻子記者)。そこに、時事ネタのような興味深い問題もありました。

  

 「浅野中(横浜市)では、一辺の長さが1センチの正三角形四つからなる、一辺2センチの正三角形の図を提示し、『この三角形の辺または内部のどこに五つの点を置いても、それらのうち、距離が1センチ以下になる点の組が必ず1組以上あることを図を用いて説明しなさい』と、回答欄に図と文章で記述させた。

   

   

    ☆     ☆     ☆

試験日は令和2年2月3日なので、問題を作ったのは12月から1月にかけて、新型コロナウイルスの感染が話題になってた頃かも知れません。何となく、世界中で感染防止のために言われてる「1m、間隔を空けよう」という話を思い出したのです。問題を作成した先生が意識したかどうかは分かりませんけど。

  

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例えば福井新聞HPには、上のような図があります。座席の生徒と生徒の間が1m以上離れるように、厚生労働省が勧めてるのです。中国・北京のスーパーやイタリア・ローマの買い物客も、1m間隔で並んでる様子が伝えられてました(下の画像)。医学的には2m以上の方がいいのですが、1mの方が実用的で分かりやすいということでしょう。

  

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生徒と生徒の場合、みんながある程度かたまって座る方がいいでしょう。だから、上側の図では正方形の対角線上に並んでいます。それに対して、お互いに知らない買い物客なら、かたまる必要はないので、縦に長く並んだ方が場所をとらないかも知れません(場所の形や面積によります)。

  

浅野中の問題は、そんな事を考えさせてくれるいい問題でした。人間の1m間隔の代わりが、点の1cm間隔。最初、小学生にはむずかし過ぎるのでは?と思いましたが、実際の問題を四谷大塚HPで見ると、前もって誘導の問いが付いてたし、答えの文章の形も与えられてました。それならわりと解きやすかったと思います。では実際の問題を見てみましょう。

   

   

    ☆     ☆     ☆

問題1(5)

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(最初の問い) 一辺の長さが1cmの正三角形の辺または内部に2つの点を置くとき、この2つの点の距離がもっとも長くなるような、その距離の長さは、( キ )cmです。

  

(解答) 2つの点の距離がもっとも長くなるのは、それぞれが別の頂点にある時。よって、長さはcm。 ・・・

   

  

(次の問い) 次に、図2のような一辺の長さが2cmの正三角形を考えます。この三角形の辺または内部のどこに5つの点を置いても、それらのうち、距離が1cm以下になる点の組が必ず1組以上あることを図2を用いて説明しなさい。ただし、説明は「どこに5つの点を置いても、・・・・・・」に続くような文で、解答欄に書きなさい。

  

解答例・・・私のもの) どこに5つの点を置いても、少なくとも1組の点は、同じ1つの小さな正三角形(①か②か③か④)の辺または内部にある。なぜなら、小さな正三角形は4つしかないからである。小さな正三角形は一辺1cmだから、前の問いと答えより、その辺または内部にある1組の点は距離が1cm以下になる。説明終了。

   

   

     ☆     ☆     ☆

この問題のポイントは、最初の問いと答えがヒントになってることに気付くこと。そして、図2の大きな正三角形を、小さな正三角形4つに分けるということです。そもそも、一辺の長さが2cmということだけ使うのなら、①②③④という4つの区分はいらないはず。出題者の意図を読み取るのは大切です。

   

さて、中学や高校になると、大きな正三角形の面積の求め方を習います。1.7cm²(平方センチメートル)くらいです。これと同じ面積で正方形や円を考えても、5つの点のどれか1組は距離が1cm以下になるようです。円だとかなり難しいけど、考えてみてください。

  

では、同じ面積内の5つの点の距離を、すべて1cmより大きくするカンタンな方法は? それは、縦か横の一列に長い図形にすればいいのです。例えば、幅0.1cm、長さ17cmの細長い長方形とか。

   

場合によっては二列、三列でもいいのですが、世界で買い物客の行列が長く伸びてるのは、そういった理由があるのでしょう。逆に、なるべく一ヶ所に固まらないようにと言われてるのも、一ヶ所に固まるとどうしても人と人の距離が狭くなるからでしょう。正三角形、正方形、円みたいな場所は、キレイにまとまってるけど、離れるためには不利なのです。

  

算数と世の中は、気づかない形で色々つながってるわけですね。それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

       (計 1880字)

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「灰色のサイ」(gray rhino)か「黒い白鳥」(black swan)か~株価の「冷たいバブル」、新型コロナと共に去りぬ

今日のブログ記事も軽く済ませよう。内容的には、マニアックなレベルで書いてもいいかなと思ってたけど、さっきスポーツ大会のエントリーをしようと思ったら、6月開催(!)の大会まで中止決定が出てる。手続き前にあれこれ調べたりしてる内に、時間がかかってしまったのだ。この緊急事態に、数千人規模のイベントに申し込むなんて甘いのか。

   

とはいえ、6月の大会の中止はある程度予想できてたことだから、「黒い白鳥」ほどのインパクトはない。むしろ、「灰色のサイ」と言うべき経験かも。個人的で小型のサイだけど。。

   

   

    ☆     ☆     ☆

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まだ「暴落」のレベルには到達してないと思うけど、日米をはじめとする世界のマーケットが「急落」。昨日(20年3月10日)の日経新聞HPには、「暴れ出した『灰色のサイ』 リーマン危機なぞるか」という記事がアップされてた

    

「黒い白鳥」という言葉なら知ってるけど、「灰色のサイ」が私の耳に留まったのは初めて。日経のサイト内で検索をかけてみると、前から時々この表現を使ってたらしい。

  

おそらく英語の経済用語の日本語訳だろうと思って、直ちに辞典をチェック。正直、「サイ」の英訳は知らなかったどころか、今まで一度も見てないような気もする。「犀」という漢字が動物のサイを表すことも知らず。室生犀星くらいしか思いつかない♪

   

最新のウィズダム和英辞典と英和辞典(三省堂)で引くと、「rhinoceros」(ライナサラス)。略して、「rhino」(ライノウ)。日本人ならリノと読んでしまう所だろう・・と書いて、念のために英語版ウィクショナリーを引くと、米国では「リノー」とか「リナサラス」という発音もあるらしい。

   

   

     ☆     ☆     ☆

で、「灰色のサイ」(gray rhino)とはどんな意味で、何を示すフレーズなのか。

      

英語版ウィキペディアの記事を検索すると、提唱者ミシェル・ウッカー(Michele Wucker)の項目のキー・コンセプト(鍵概念)のトップに出てた。なるほど、サイは沢山いるから、複数形でライノウズとしてるのか。いまだに単数・複数や冠詞の使い分けには慣れない。

  

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段落の半ばまで大まかに訳すと、こんな感じになる。──「灰色のサイ」は、2013年のダボス会議で紹介した言葉。ほとんどあり得ない物事を表す「黒い白鳥」(black swan)とは違って、「とても高い確率であり得るしインパクトも大きいのに無視される脅威」のこと──。

  

highly probable, high impact yet neglected threats。短くて明解な説明文だ。確かに、動物のサイは草原でのんびり寝てそうなイメージで、ライオン、トラ、クマ、コブラほどの怖さは感じない。

   

   

     ☆     ☆     ☆

段落の下側には、2016年の『灰色のサイ: 我々が無視する明白な危険を認識して行動するには』という著書も紹介されてるから、こちらも早速検索。Google booksで少し公開されてた。邦訳はまだ無いみたいだ。

  

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序文には、「黒い白鳥」との比較がある。段落の後半だけ大まかに訳すと、こんな感じだ。

   

── 非常に確率は低いけど衝撃が大きい「黒い白鳥」には、多くの人が注目してる。しかし、危険で明白で確率の高い物事はそれほど注目されてない。黒い白鳥の陰には、とても確率が高い色々な危機が1セットにまとまって潜んでると思われる ──。

   

   

     ☆     ☆     ☆

では、具体的に今回の急落における「灰色のサイ」とは何のことか。色んな見方があるだろうけど、私は、「人為的に延々と上がり続けて来たマーケットの急落」自体が最大の灰色のサイだと思う。

   

新型コロナCOVID19というウイルスの登場に限って考えると、それは非常に珍しくて予測不能な存在にも見える。しかし、リーマンショック以来、大きく見ると10年も続いて来た金融緩和&静かな株価上昇(冷たいバブル)が何かのキッカケで急激に反転することは、十分予想できたし語られてた。このブログでさえ、危ないという話を何度か書いてたほど。

   

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上はリーマンショック以降の米国ダウ平均株価のチャート(yahoo! finance)。このグラフの右端の赤丸が今回の急落であって、私がまだ「暴落」とは呼ばない理由も明らかだろう。この程度の下げが生じるのはごく自然なこと。

     

その十分あり得る可能性、フツーにいる灰色のサイを、人間のトレーダーとAIの取引プログラムが無視して来ただけのことだ。両者の基本的な共通点は、トレンド・フォロー。流れに乗って取り引きすることだ。今まで上がってるから、この先も上がるだろうという賭け。右上に進んでるから、この先も右上という思考&行動パターン。

     

みんながやるから、その賭けはしばらく当たり続けるけど(予言の自己成就)、何かをキッカケにして流れが変わると、一気に反転する。急落したから、この先も下がるだろう。右下に進んでるから、この先も右下。。

   

  

    ☆     ☆     ☆

結局、黒い白鳥は珍しくても、「物事には例外がある」という一般原則ならフツーのことに過ぎない。ちなみに、日本語で「黒い白鳥」という表現、色的に矛盾してるように思える。しかし、英語だと「black swan」だから色の矛盾は含まれてない。フランス語やドイツ語でも矛盾はないから、欧米的には「黒い白鳥」というのは元々あり得る存在なのかも知れない。

  

またブログ記事が長くなって来て、私の睡眠時間を奪い始めたのも、個人的な「灰色のサイ」だ♪ 十分予測できたし、睡眠負債の蓄積は病気や突然死につながるハイリスクなのに、ブロガーはつい無視してしまうのであった。ではまた明日。。☆彡

   

     (計 2317字)

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「にっぷく にこにこカルタ」、認知症(にんちしょう)の勉強(べんきょう)にかぎらず、いいね♪

3日前の朝日新聞(あさひしんぶん)で、「にっぷく にこにこカルタ」が紹介(しょうかい)されてました。2020年2月25日の朝刊(ちょうかん)のお話、天声人語(てんせいじんご)です。

  

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「にっぷく」とは、カルタを作(つく)った日本福祉大学(にほんふくしだいがく)のこと。カワイイ名前(なまえ)ですね♪

   

はじめは3年前、そのころの2年生が授業(じゅぎょう)で作ったもの。それからもっと良いものにして、1年前から売(う)り出したそうです。

    

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写真(しゃしん)の左から、リーダーの内村香澄(うちむら・かすみ)さん。天野歩未乃(あまの・ふみの)さん。斉藤雅茂(さいとう・まさしげ)先生。駒形和泉(こまがた・いずみ)さん。小木曽茜(おぎそ?あかね)さん。4人はこの春、卒業(そつぎょう)です。

   

   

    ☆     ☆     ☆

このカルタはもともと、おじいちゃん・おばあちゃんたちの認知症(にんちしょう)を知るためのもので、こども向(む)けです。でも、おとなも楽(たの)しんで、いろいろと勉強(べんきょう)できるとおもいます。

   

大学(だいがく)のニュースで、ちょっと中身(なかみ)を見てみましょう。

     

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 あ  「ありがとう」をたくさん伝(つた)えてみよう

  

これ、大切(たいせつ)だけど、なかなか言えませんよね。ニッコリ笑(わら)うとか、手をやさしくにぎるだけでもいいかもしれません。おとうさん・おかあさん、ともだちにも、ありがとうを伝えましょう。

    

漢字(かんじ)には、ひらがながついてるから読(よ)みやすいです。カワイイ絵も、じぶんたちで描(か)いたそうです。うまいですネ。

    

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 か  帰(かえ)ってこない どこに行(い)ったのかな?

   

おうちに帰ってこないときは、みんなでさがしに行(い)きましょう。読(よ)みふだには、どうしたらいいのか、説明(せつめい)がついてます。

   

   

    ☆     ☆     ☆

もうちょっと見てみましょう。

  

 み  見(み)つけよう おばあちゃんの得意(とくい)なこと

   

学校(がっこう)のおともだちでも、そのコがとくいなことを見つけると、好(す)きになれます。でも、自分(じぶん)がとくいなことは、少(すこ)しだけ見せるのがいいかもしれません。

   

  

   ☆     ☆     ☆

 い  『今(いま)はいつ?』 そんな時(とき)も やさしくね

   

おじいちゃん・おばあちゃんでなくても、「アレッ?」と思(おも)うようなことを言うときがあります。そんな時もやさしくするのは大切(たいせつ)だけど、とても難(むずか)しい。

   

ボクも今日(きょう)、ある人に「メールで伝えただろ!」と怒(おこ)ってしまいました (^^ゞ これは良(よ)くないですね。これからは気(き)をつけます。

   

はなしは短(みじか)くした方が伝わるので、そろそろおわりにします。カルタのほかに、テレビゲームや絵本(えほん)も作ってるみたいで、すばらしいと思(おも)いました。ではまた。。☆彡

   

     (計 1195字)

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