PCR検査の陽性率も1ケタまで低下(東京、大阪)&プチ密ラン

(8日) RUN 10.9km,56分17秒,平均心拍146

消費エネルギー 540kcal(脂肪20kcal)

      

PCR検査」とは、ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)検査のこと。DNAポリメラーゼという酵素で遺伝子を次々と連鎖反応的に増幅して検査するから、この名前になってる。

   

ウチではこれまで、PCR検査の話は基本的にスルーしてきた。というのも、今でもそうだけど、非常に専門的でビミョーかつ繊細な問題が絡み合ってるので、何とも言えなかったのだ。少なくとも私は、どんどん増やすべきだというマスメディアや海外の好む考えが正しいのかどうか、まだよく分からない。デメリットも反対意見も前から少なくないからだ。

   

しかも、意見の対立を背景とした怪しい政治的動きも感じ取れる。例えば一昨日(5月7日)、ベルギーから帰国した澁谷泰介医師が明らかにしてたが、テレビ朝日の取材に対して、PCR検査をいたずらに増やすのが得策とは思わないと話したのに、真逆の方向で編集されて『グッド!モーニング』で放送。おまけに、彼のFacebookもtwitterも鍵がかけられてた。。

   

   

    ☆     ☆     ☆

そうしたビミョーな問題はとりあえずおいとくとして、東京都がPCR検査の陽性率を「初めて」公表したとかいうニュースを昨日(5月8日)聞いた時、私はアレッ?と思ってしまった。前から時々、見てたつもりだったけど。かなり高い割合だったはず。。

  

200509a

  

そう思って、東京都のコロナ関連ページにアクセスすると、なるほど・・と納得した。ずっと前から掲載されてたのは、トータルの検査人数と陽性患者数(数十%で推移)。あと、ある日の検査人数と、その日の確認感染者数(結果判明まで1日以上かかるので、同じ人達の数字ではない)。

   

200509b

   

それに対して今回、「初めて」公表されたのは多分、1日ごとに判明した検査結果における陽性率と、その平均値の話。ただし、症状が治まって退院を決める時の「陰性確認」は除く(当然、陽性率が低くなってしまうから)。

       

とにかく、陽性率は、2月中旬の約10%から、4月中旬の約30%まで上昇してたけど、5月1日~7日の平均は7.5%まで下落(読売新聞HP)。これは、コロナの疑いがあって検査を受けた人の7.5%だから、他の人達全体を考えると多分、1%未満まで下がると思う。大阪の陽性率はさらに低くて、5月8日までの7日間平均で2.7%。

   

  

    ☆     ☆     ☆

ちなみに、「抗体」の保有率は、「市民全体の潜在的な陽性率」(おそらく1%未満)より遥かに高くなる。1月からのトータル、累積の感染者の値に近くなるからだ。

   

先日発表された神戸市立医療センターの血液検査結果だと、1000人の33人、つまり3.3%が抗体の保有者だったらしい。誤差は大きいらしいけど、数%レベルの人々が既に(密かに)感染、あるいはウイルス接触してることになる。

     

東京の9日発表の新規確認感染者数は39人。ゴールデンウィークのせいで検査数が少なかった可能性を考慮するとしても、やっぱり一山(ひとやま)越えたのはほぼ間違いない。とはいえ、もちろん油断は大敵。3密回避、適度な自粛、手洗い、マスクは続くのであった。。

  

  

     ☆     ☆     ☆

というわけで、市民ランナーとしては、また免疫力アップのためにプチラン実施。ちょっと早い時間帯に公園に行ったら、結構な人が走ったり歩いたりしてたから、「密です」と内心ホントにつぶやきながらコース選び。

  

前の走者のすぐ後ろは避ける、横の人とも2m以上空ける、それが無理なら、スピードを上げて「密」を回避する。これが実はちょっと面白くて、いい刺激になったりもする♪ ただ、途中で止めれなくなって、10kmのつもりが11kmになった・・と書くつもりだったのに、帰宅後に計算したら10.9kmだった (^^ゞ 正直で、いいね♪

   

金の斧と銀の斧をご褒美にもらった所で(古っ・・)、トータルでは1km5分10秒ペース。前日までの疲れがあったわりにはまずまずかも。実は珍しく、女性ランナーとプチバトルしたりしたのだ♪ 1km4分半くらいのペースで、抜きつ、抜かれつ。距離は空けてたので、たぶん大丈夫。

  

気温16.5度、湿度68%、風速3m。気温は高めだったけど、風のおかげで涼しく感じた。心拍計はまたちょっと低めだったから、プラス2で補正。それでは今日もあっさり、この辺で。。☆彡

   

     

往路(2.4km) 13分25秒 130 146

LAP1(2.1)11分08秒 142 147

 2   10分31秒 149 160

 3(2) 10分02秒 153 163

復路(2.2) 11分11秒 147 163

計 10.9km 56分17秒 146(83%) 163(93%)

   

        (計 1936字)

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新型コロナの集団免疫に必要な免疫(抗体)獲得者の割合(閾値)、基本再生産数からの理論と計算式

2019年12月頃から生じた新型コロナウイルス感染症(COVID19)が、20年3月頃から急激に世界的に蔓延。その辺りから、「集団免疫」(Herd immunity)という言葉が時々使われるようになった。herd とは、管理された群れのことで、普通は家畜などを指す。

     

要するに、集団内の大勢の人々がかかって獲得した抗体によって、さらなる拡大を抑える機能・効果のこと。例えば人口の60%とか70%とかいう数字が挙げられて来た。どうせ非常に大まかな話だから、半分前後と思っておけば問題ない。

  

   

    ☆     ☆     ☆

それを政策的に目指すとなると、まだワクチンが開発されてない現在、非常に多くの感染者や死者数を認めることになるので、国民の合意も含め、なかなか難しい。

   

ただ、最近の様々な調査によると、確認されてる感染者数を大幅に上回る人達が、既にウイルスに抵抗する抗体を持ってるようだ。つまり、いつの間にか(あまり気付かない間に)感染してるということ。あるいは、感染とまでは言わないまでも、ウイルスと接触してるとか。

         

ということは、今後も感染者や抗体保有者が大幅に増え続けて、特に意図しないまま、集団免疫を獲得できる可能性がある。その前にパンデミック(大流行)が収まる確率の方が高いだろうが、ここで理論と計算を簡単にまとめとこう。

   

実はいまだに、不正確な言葉遣いが目立つし、具体的な計算式の説明もほとんど見かけないので。これは9年前、東日本大震災の後の放射線被ばく量の時と似た状況。特にマスメディアは、計算式を避ける傾向が非常に強いのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

まず、大阪大学の阪大病院・感染制御部が一般向けに公開してるパンフレットを見てみよう。「I.C.T(感染制御チーム)Monthly no.233」、2015年12月の月報で、インフルエンザに関して説明されてる。

  

200506a

    

一般向けの説明だからか、前半はやや不正確な表現になってる。「集団免疫率・・・基本再生産数から算出されます」という部分は、正確には、「感染拡大を抑えるための最小限の集団免疫率は・・・」などと書くべき所だ。単なる集団免疫率なら、基本再生産数とは関係ない。全員にワクチンを投与するだけでも、集団免疫率は1に近づく。

    

基本再生産数R₀の説明も、「一人の感染者から生じ得る二次感染者数」とだけ書いてるが、正確には前置きとして、「免疫も対策も無い状態で」という言葉が必要。要するに、対策なしで、1人の感染者からウイルスを与えられる人数と考えれば分かりやすい(感染するしないは別)。

    

それを理解して初めて、「実効再生産数」との違いが分かる。実行ではなく、実効(effective)。例えば、基本再生産数が2でも、免疫獲得者や対策が増す中での、実際の二次感染者数は1.5に減ったりする。その時々で変化するこの実際の値が実効再生産数だとすべきなのに、例えばつい最近のロイター通信も、これを基本再生産数と報じてしまってるのだ。

   

とはいえ、国や組織、時代によって、認識や言葉遣いの違いがあるのは事実で、仕方ないから、その時の言葉遣いがどうなのか注意して区別したい。ちなみに国立がん研究センターの説明も、そこで引用されてる論文も、実効再生産数のことを基本再生産数と書いてるようだ。5月1日の厚労省・対策専門家会議のpdfは、正しく「実効再生産数」の推移を示してる。

   

   

    ☆     ☆     ☆

とにかく、1人のインフル感染者から、2人にウイルスがばらまかれるとしよう。集団免疫率50%の場合、ばらまかれた2人の内、1人だけが感染する。だから結局、元の1人の感染者から、別の1人の感染者が生じるだけで、順番で治癒(一部は死亡)していくから、人数的な拡大は一応抑えられるわけだ。

    

この50%という数字が分からなかったとして、x%とおき、計算で求めてみよう。基本再生産数は2集団免疫率x%なら、x/100の割合の人が免疫を持ってる。ということは、免疫を持ってない人(=感染してしまう人)の割合は、1-x/100。

  

 ×(1-/100)=1

∴ 1-x/100=1/2

∴ x/100=1-1/2

∴ =(1-1/)×100

   

結局、x=50(%)。最後の式で、2の代わりにR₀と書いてるのが、阪大の説明の式。英語版ウィキペディアでは、上の導出を一般的な形で表してる(上側3本の式、%は使わず)。ちなみに日本語ウィキは、英語版を翻訳する際に不正確な訳も混ざってるので、注意が必要だ。

    

200506b

  

上で、Sは免疫を持たない人の割合(当サイトのこの記事では、記号は省略)。pは集団免疫率。pcは、感染拡大を抑える集団免疫率の閾値(しきいち、いきち)。つまり、ギリギリの限界(最小)の値で、これより集団免疫率が上がると、感染は収束して行く。

  

  

    ☆     ☆     ☆

では最後に、新型コロナの場合に必要な集団免疫率の計算。基本再生産数は、WHOが感染初期の1月末に1.4~2.5程度と推定。仮に、社会にとって悪い側を想定して、2.5と仮定してみよう。計算方法は同じ。

  

(必要な集団免疫率)= 1-1/2.5

0.6

60%

  

もし基本再生産数が3と仮定するなら、0.666・・・、つまり67%。よって、余裕をもって考えると、集団免疫率70%が必要とかいう話になる。

  

下図は、基本再生産数4、集団免疫率3/4(つまり75%)の場合。4人グループごとに1人だけ感染して行く様子。専門誌の論文より

     

200506d

  

ちなみに、1-1/R₀、または(1-1/R)×100(%)という公式は、基本再生産数R₀が1以上の時しか使えない。1未満だと、左辺の集団免疫率がマイナスになってしまうので。1未満なら、集団免疫率ゼロでも感染拡大はもともと抑えられてることになる。

  

  

    ☆     ☆     ☆

なお、1以下の小数や分数で表される割合と、100以下の整数で表されることが多いパーセント表示との混同もありがちなので、注意が必要だ。例えば、経済産業研究所の説明は、やや専門的な内容にも関わらず、割合とパーセントを混同してしまってる。

  

200506c

  

「人口のZ%が免疫をもつ」という設定なら、上図の下段の式の1-Zは間違い。正しくは、1-Z/100。

     

最後に、話は逸れるが、重要な状況で専門家が間違えるくらいだから、小学校の算数で割合とパーセントが混同されがちなのは仕方ない。60「パーセント」を直訳して「100分の」60と言うことにすれば、60/100だから、1以下の割合だけで済む。ただ、今さらパーセント表示をなくすことは無理だから、両方を上手く切り替えるしかない。

  

ちなみにパーセントとは、「per cent」。つまり、「100あたりにつき」という意味だ。ここでのセントは、貨幣単位ではなく、100という意味。それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

        (計 2771字)

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欧米での布マスク再評価2~米国CDCに続いてWHOも態度変更(英語出典、リンク付き)

緊急事態宣言から足かけ3日目の20年4月9日。Googleのホリデーロゴは、「衛生保護・管理者のみなさん、ありがとう。」と書かれてる。街を消毒・清掃する方々にハートマークの愛を贈るgifアニメだ。

  

200409f

   

衛生保護といえば、東アジアで一番身近なグッズの一つはマスクだろう。つい最近まで、欧米では一般人のマスクに対して冷たい評価がほとんどだったが、ここ1ヶ月で変わって来た。

   

当サイトでは、米国CDC(疾病予防管理センター)の変化について、日本時間で日付けが4月4日になった直後に記事をアップ。ほとんど同じ時間帯(米国時間4月3日)に、CDCの公式サイトで、マスクに関する好意的な見解がアップされた。それに呼応する形で、WHO(世界保健機関)からも、マスクに関する再評価の言葉が発表された。

  

以下、英語サイトその他、出典明記のリンク付きで厳密に書くが、先に結論だけ簡単に書いとこう。やはり、つい最近、欧米でも一般人の布マスク使用が好意的に評価されるようになって来たのだ。もちろん、あくまで補助的な、少し手助けしてくれる物として。

    

    

    ☆     ☆     ☆

ではまず、米国を代表するCDCのサイトより。最終更新2020年4月3日。タイトルでは「mask」(マスク)という言葉さえ使わず、「Cloth Face Covering」(布の顔カバー)と書いてる。以下、英文の直訳ではなく、意訳や省略を用いてるので、念のため。正確な記述が気になる人は、リンクから英語原文をご覧あれ。

        

200409a

  

(日本では前から言われてたことだが)、無症状の患者が他人を感染させる可能性があることが分かった。ということは、誰でも、咳やくしゃみなどで新型コロナウイルスを拡散する恐れがある。

   

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だからCDCは、他人との距離を空けることができない状況では、布の顔カバーの着用を推奨する。逆に、医療用の本格的なマスクは、医療関係者が必要としてることもあって、一般人は避けるべき。

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、WHO(世界保健機関)については、日経ビジネスが4月6日に刺激的な記事をアップ。その後4月8日に、日経HPが再構成して掲載した。名前を挙げずに、日本の他のメディアを批判してるのだ。

  

200409g

  

「一部メディアが布マスク使用について『WHOはどんな状況においても勧めない』と書いた記事については、さらなる混乱を招く恐れがある」。おそらくこれは、下の朝日新聞の記事を暗示した批判。私も朝日を読んで、気になってた。

  

200409i

      

日経は、「医療従事者向けのガイダンスを指しているとみられ・・」と書いてるが、おそらくこれは誤解か見落としだろう。英語で検索すればすぐヒットする一般向けの生活ガイダンスで、はっきり書かれてるのだ。その意味で、朝日は単純な間違いをおかした訳ではない。

   

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新型コロナとマスク使用に関する、20年1月29日付けのアドバイス。その最後に、朝日が引用した文がある。

  

200409d

  

(面やガーゼなど)布のマスクはどんな状況でも勧められない。

   

ところが、このアドバイスの一番に最初に、重要な注意書きがあるのだ。それは、「暫定的ガイダンス」(interim guidance)だということ。2つ上の画像の左下参照。その後の本文前置きでも、今後データが増えればアドバイスを改変する可能性があると書いてる。

   

朝日の岡崎明子は優秀な記者だと思ってるが、今回はやや不用意でミスリーディングな(誤解を招きやすい)記事を執筆してしまったようだ。翌日にCDCとWHOの態度変更が行われたので、日程的に不運だったと言えなくもないが、反安倍政権のメディアという立場も影響したのだろう。一般市民の手作りマスクに対してなら、好意的な記事をアップしてたのだから。

   

   

    ☆     ☆     ☆

WHOのアドバイス改変が実現したのが、現地時間で4月3日の会見。米国CDCの情報が既に伝わってたからなのか、WHO幹部のライアン氏(Ryan)が、家庭での手作りマスクの有効性を多少認める発言を行った。ビデオは経済系の有名メディア、ブルームバーグ(Bloomberg)で公開されてる。

   

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文字テキストとしては、U.S.News(米国ニュース)の記事の方が分かりやすい。

   

200409h

 

要するに、WHOとしては今でも積極的には推奨しないが、布マスクでも役に立つかも知れないし、そう考える政府があるのなら支援するということ。もちろん、物理的な間隔保持(physical distancing)や手洗いの方がメインではあるが。

   

   

    ☆     ☆     ☆

というわけで、もっとマシなマスクを持ってないのであれば、自分で手作りしてもいいし、他人の手作りマスクを手に入れてもいいし、政府が配付するマスク2枚を洗って使ってもいいのだ。少なくとも、4月上旬の時点での判断では。

   

ちなみに個人的には、まだ普通のマスクの買い置きが10枚ほどあるが、布マスクが配付されれば試しに使ってみる予定。それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

        (計 2015字)

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自分のコロナ感染への備え、電話番号、対応チャート(相談・受診・検査・入院)&12km走

(5日) RUN 12km,1時間00分57秒,平均心拍151

消費エネルギー650kcal(脂肪104kcal)

  

テレ朝のニュース記事をYahoo!で読んで、ギクッとしてしまった。「新型コロナで調査 “自分が患者に” 意識不十分」。

       

200406b

   

自分が感染した時の対応を具体的に準備している人は約4割にとどまっているとのこと。3月下旬、東京大学医科学研究所がネットで11000人を対象にした意識調査の結果。

   

   

    ☆     ☆     ☆

私の場合、今は健康(たぶん)。最低限の備蓄はほぼ済ませてるし、現金も用意してるし、保険証も持ち歩いてる。最新情報は常にキャッチしてるし、心構えも出来てる(つもり)。

  

ただ、いざ体調がおかしくなった時の対応を具体的に準備してるかと聞かれると、いいえと答えるかも。まず相談窓口に電話するのは知ってるけど、電話番号は覚えてないし、控えもない。電話した後の流れや変化も、正確には知らない。

  

やっぱりどうしても、自分は(まだ)大丈夫だろうとか、仮に感染しても軽症か無症状であんまし問題ないだろうとか、さほど根拠のない甘い考えを抱いてしまうのだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

というわけで、まずは厚生労働所や首相官邸とかのHPにアクセスしたけど、とにかく分かりにくい。

   

新型コロナウイルス対策に限らず、一般にお役所のHPというのは出来が悪いのだ。長くて分かりにくい文章がでズラッと並んでて、自分が欲しい情報がどこにあるのか探しにくい。本来なら、一番上に大文字で相談用電話番号を載せればいいんだろうけど、それをやるとコールセンターがパンクするわけか。外国人の人数も、使う言語の数も増えてるし。

  

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上の画像は、首相官邸・厚生労働省のQ&Aパンフレットの上半分。ちゃんとリンクも付けとく

   

感染したかもと思ったら「帰国者・接触者相談センター」などに電話。この名前も分かりにくいし、誤解を招きやすいね。「新型コロナ相談センター」にすれば遥かに分かりやすいのに。

  

厚生労働省電話相談窓口は、2月に番号を変更したようで、現在は

 0120-565653 (9時~21時、無休)

  

200406g

   

    

都道府県ごとに違う電話もある。感染者激増の東京都の場合、保健所とか色んな番号がある中の代表は、  

 新型コロナ・コールセンター 0570-550571 (9時~21時、無休)

 合同・電話相談センター 03-5320-4592 (夜から早朝。休日は24時間)

 (自分のかかりつけ医への電話相談でもOK)

   

200406d

  

200406e

  

他の道府県の電話番号は、こちらの官邸ページにまとめてある。いずれにせよ、番号はお間違えの無いように

   

   

    ☆     ☆     ☆

東京都はすべて福祉保健局の特設ページにまとめられてて、国のサイトよりは出来がいい。チャートもよく出来てる。

 

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ただしチャートが大きくて、この縮小画像だと見にくいから、上に付けたリンクをクリックとかタップして元の東京都のページを参照。

   

最悪の場合、発症から入院まで、次のような流れになる。  

 ①発熱、咳、息苦しさなどが4日ほど続く(高齢者や妊婦なら2日)

 ②電話相談

 ③新型コロナ外来で受診

 ④PCR検査

 ⑤陽性なら入院(感染症指定医療機関など)

   

仮にこの最悪パターンになるにしても、入院までは数日間ある。荷物の準備とかは症状が出てからでも間に合う・・と私は思ってしまうけど、軽くまとめといた方がいいかも。

  

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ちなみに日テレは昨日(5日)の夜、「6日にも緊急事態宣言の準備入り表明見通し」と報道。これが正しければ、7日か8日に宣言が出て、東京都は直ちに特別な指示を出すはず。

   

   

    ☆     ☆     ☆

一方、自分がそもそも感染しない、発症しないことの方がもっと大切。というわけで、昨日も免疫力アップのために、軽く走って来た。あくまで余裕を持って、あんましハーハーゼーゼー荒い呼吸をしない程度で。

    

1日休んだ後だし、気温が低くて冬みたいだったから、いい感じの走り。トータルでは1km5分05秒ペース。心拍は高いけど、それほどキツくなかった。気温6.5度、湿度80%、風速1m

   

最近としては珍しくランナーが多めだったのは、そろそろ緊急事態宣言やロックダウン(強制力や罰則のない封鎖)になりそうな気配だから、その前にってことかね? ただし、花見客はまたゼロ。まあ、見える範囲ではいなかったけど、本当は一部でこっそりやってるのかも。

   

心拍計はほぼ正常だったけど、序盤は異常に高い数値だったから補正した。さあ、今週からいよいよ本格的な非常事態か・・と身を引き締めつつ、ではまた。。☆彡

   

      

往路(2.4km) 13分12秒 130 146

LAP1(2.1)10分37秒 149 156

 2   10分40秒 154 160

 3   10分42秒 157 161

復路(3.2) 15分46秒 156 164

計 12km 1時間00分57秒 151(86%) 164(94%)

   

      (計 1963字)

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布マスク(cloth face mask)の有効性、米国CDC(疾病管理予防センター)が再評価か&プチラン

(3日) RUN 10km,50分48秒,平均心拍145

消費エネルギー507kcal(脂肪101kcal)

  

今日(20年4月4日)のgoogleホリデーロゴは、「家にいよう。みんなのために。」と可愛くアピール。先週に続いて、今週末も外出自粛を促すものだ。

   

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家で何をしてるのか。左から、読書、体操、ギター、スマホ(携帯)、筋トレ、スマホ(携帯)。4番目(青色だから男性か)と6番目(赤色だから女性か)はラブコールのようで、上側のハートマークで結ばれてる♪

  

試しにグーグルの設定で、地域を米国、言語を英語に変更してみると、「Stay Home. Save Lives: Help Stop Coronavirus」と表示された。「家にいよう。みんなの命(複数形)を救おう。コロナウイルスの阻止を手助けしよう」。

  

200404b

   

   

    ☆     ☆     ☆

ところで、家にいようというのは、人と人の距離を保とうということだ。いわゆる「social distancing」(ソーシャル・ディスタンシング)、社会的な間隔保持。既に海外の行列で、1m以上の距離を保って客が並んでる姿が、日本にも伝わってる。

  

家にいると、家族同士の距離は縮まってしまう。ただ、不特定多数の距離が縮まる外出よりはリスクが少ないと考えられてるようだし、私もそう思う。家庭内でのリスクを下げるには、換気も重要だけど、家族同士の距離も少し空けて、大声で話すのもなるべく避ける方がいい。

  

では、マスクという「空間分離」はどうか? 元々、欧米ではマスクの習慣が無くて、東アジアの奇妙な習慣として扱われて来た。医学的にも、予防効果は(ほとんど)期待できないとか、有効性の証拠(エビデンス)が無いとか、冷たい評価が定着。それが日本の専門家の間にも広まってた。医療従事者の場合、布マスクが最も危険という論文さえ紹介されてるほど。

  

そこに、安倍批判とか政府の対策への不満まで重なると、布マスク2枚への批判の大合唱にもなって来るわけだ。政治的、心理的にあまりにもわかりやすい大衆的、通俗的反応だろう。専門家を名乗る一般大衆とかコメンテーター、キャスターらも含めて。

 

   

    ☆     ☆     ☆

ところが、冷静に世界の最新状況を見つめてる人なら、ここ1ヶ月ほどで欧米の論調が微妙に変わって来てるのに気づいたはず。今まで、症状のない人が予防的にするフェイス・マスクは意味がないとして来たのに、ひょっとして・・という感じが出て来てるのだ。

  

もちろんそこには分かりやすい理由がある。新型コロナの感染や肺炎はもともと東アジア(中国、日本、韓国)から始まったのに、欧米の方が遥かに悲惨な状況になって来たからだ。そのハッキリした差は、何が原因なのか? 1つの可能性、一因として、マスク着用の習慣では?と考え始めても不思議はない。極東の迷信にすぎないと思ってたのは偏見だったか、と。

   

200404c

  

米国メディアの代表の1つ、ワシントンポスト(Washington Post)は3月30日、

CDC considering recommending general public wear face coverings in public

と題する記事をアップ。「CDC(米国疾病対策センター)は一般の人々に、公共の場でのフェイス・カバー着用を推奨しようと考えてる」。

   

ここで、フェイス・カバー(顔の覆い)という表現を使ってるのは、本来の(医療用)マスクより広い意味を持たせるため。トップの写真が象徴的。手作り(DIY)の布マスクをした女性が、友達のためにキッチンで布マスクを作る姿だ。ちなみにCDCとは、「Centers for Disease Control and prevention」の略。直訳すると、疾病管理予防センターとか。

   

その後、4月1日のワシントンポストは、CDCからホワイトハウスへのメモも入手して、改めて続報記事にしてた

  

200404e

   

   

    ☆     ☆     ☆   

今までなら、布だと糸の織り目の隙間が大き過ぎて、微細なウイルスの対策には(ほとんど)ならないとされてたはず。日本では今でもしばしばそう説明されてる。

   

ところがCDCも、感染症研究で有名な米国ジョンズ・ホプキンズ大学も、マスクについての考えを改め始めてるらしい。もちろん完全には程遠いが、無視できない補助的効果は認めるべきだと。

    

200404d

   

他にも、英国・オックスフォード大学その他の研究者らが、『ランセット呼吸医学』(THE LANCET Respiratory Medicine)で論文を発表(3月20日)。中国系のような名前が並んでる点は割り引く必要があるし、「布」マスクへの注目は少ないものの、グローバルな視点からマスク再考を促してる。

  

Rational use of face masks in the COVID-19 pandemic

新型コロナウイルスの世界的大流行におけるフェイスマスクの合理的使用

   

上のタイトルの直訳はむしろ、「マスクの使用は合理的」とした方が分かりやすい。英国の代表メディア、BBCも4月1日、こうした流れに注目した記事をアップしてた。「コロナウイルス: 米国は一般・公共向けに布マスクを考慮中」。

  

200404f

     

ちなみに私は今までほとんどマスクを使わなかったが、2月からなるべく使うように心がけてる。自分が無症状の感染者の可能性も一応あるから、他人への感染を防ぐためにも、マスクをかける方が合理的。咳エチケット、大粒の飛沫感染の対策。一部専門家の否定的説明は整合的・包括的でないし、社会的にも適合してないし、学問的にも遅れた固定観念だと考えてる。

  

   

    ☆     ☆     ☆

最後に、もちろん自分の体内の免疫力をアップするのも重要だから、また軽く10kmだけ走って来た。公園はがら空きで、わざわざ自分から距離を保つ必要はないけど、ごくたまに他人と接近する時は3m以上の距離をキープして、顔もそむけてた♪

   

ハーハーゼーゼー、激しい呼吸をする気にもならないから、余裕を持って帰宅。それでもなぜか前日より遥かに速くて、1km5分05秒ペース。ハーフ走の疲れが取れたということか。気温12度、湿度85%、風速1mだから、気象条件は前日の方が上だった。

  

心拍計はほぼ正常に作動。それでは今日はこの辺で。週末はStay Home、家にいよう♪☆彡

   

      

往路(2.4km) 12分49秒 131 148

LAP1(2.1)10分45秒 145 154

 2   10分39秒 150 162

復路(3.3) 16分35秒 152 163

計 10km 50分48秒 145(81%) 163(93%)

   

     (計 2662字)

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小池百合子都知事、「緊急?」記者会見ライブ動画(3/30夜)の感想

釣られてしまった。。 先入観が影響したのは間違いない。3月30日(月曜)、さらに感染者の確認数が増えて、東京都は遂にロックダウン(封鎖)。ひょっとすると、政府の緊急事態宣言を匂わす発言まで出るんじゃないかと。

   

そう思ってた夜20時ちょっと前、たまたま緊急記者会見の予告がYahoo!に出てたから、すぐクリック(と言うよりiPadのタップ)。反応なし♪ タップ。タップ。フリーズしたからブラウザ(Safari)を終了して再起動。まだ動かない。要するにアクセスが集中してたのだ。ライブ中継だけで最大70万人(!)ほど見てたらしい。大漁すぎて網が破れたと♪

   

見事に釣りあげた釣り師は、1年半前にヤフーに吸収合併されて以降、かなり内容が変わってるネットメディア、「THE PAGE」。うっかり流し見してしまったからには、せめてブログ記事にするしかない。

   

   

    ☆     ☆     ☆

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さて、全く見れなかった動画は、Yahoo!からYoutubeに移動すると何とか見れそうな感じになった。ところが、8時からと言いつつ、30分経っても始まらないし、新たな開始時刻の発表もなし。

   

おまけに、私の環境だと準備中の音声さえ流れず。会場の映像が無音で映るだけ。記者はスマホいじってるし、画面の右のつぶやき表示欄には罵声が飛びまくり♪ 私も「遅い!」とか「音くらい出せ!」とか書き込みたくなったけど、品行方正な社会人としてはグッと我慢した。いまだにその種の書き込みは一度もしてないし、ニコニコ動画でもつぶやきは消して見るのが基本だ。

   

その内、つぶやき欄で「小池」とか表示され始めたけど、私の画面には何も映らない。混み過ぎで、リアルタイムの映像になってないようだ。またブラウザを終了&再起動して、しばらくイジってるとやっと都知事が映った。既にかなり進んでたから、スタート時点まで巻き戻し。

   

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ところが、大した話は出て来ない。最初の数分で後悔したけど、いまさら撤退もできず。そもそも「緊急会見」というのはメディアが勝手に言ってるだけだったのだ。実際はモニターも司会のアナウンスも、単なる「記者会見」。先入観のせいで、メディアリテラシー(読み取り能力)が低下してたか。ちなみにやっぱり、西暦じゃなくて元号「令和」を使用。

     

   

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内容はフツーだけど、本拠地の都庁だけに構えはしっかりしてる。後ろには必要な情報(電話番号)を強調して、手話通訳も男女2人(以上)いた。前の座席についてるメンバーの名前と肩書と読み方も、記者席に配られた資料で分かる。知事だけ名前も読み方もないのは、誰でも知ってるからか。司会は「報道官」なわけね。

        

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記者も含めて、マスク無しの人が結構いるし、マスクなしっぽい咳の音も聞こえた。それはどうかね? あらかじめPCR検査とかで新型コロナウイルス感染の陰性を確認してるのなら、そう公表した方がいいと思うけど、多分そうではないと思う。

  

一番、アレッ?と思ったのは、30日に新たに確認された感染者数がわずか13人だったこと。ちょっと安心したけど、これは前日が日曜日で、そもそも検査数が少なかったとか説明してた。それなら、今日(31日、火曜)もわりと少ないだろうということか。

  

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私は直ちに過去の推移をチェック。週初めが少ないというのはそれほどハッキリしないけど、少なくとも前週の月・火はそれ以降と比べて少なかった。で、水曜日にいきなり増えたから、「五輪延期が発表されたら急増。五輪のために感染者を隠してたに決まってる」とか一部で騒がれてると。忖度(そんたく)も含めてあり得なくはないけど、明白な証拠は見たことない。

  

ちなみに週末の急増は、墨田区の永寿総合病院でクラスター(感染者集団)が発生したことが大きい。病院HPによると、どうも記者会見の終了後くらいに、さらに10人確認されたと発表したようだ。ということは、30人の東京都の感染確認者は計23人ということか?

   

   

   ☆     ☆     ☆

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半ば理数系のマニアック・ブロガーとしては当然、こんなグラフもしっかりチェック。「流行動態」なんて難しい言葉がタイトルになってるけど、フツーに言うなら、発病の推移と予測とかだろう。30日までが黒い線。1週間後の予測が青い線。2週間後の予測が赤い線。どんどん右上がりに進んでるし、全体はゆるやかに加速する(指数関数的)カーブになってる。

  

このグラフで注意すべきは、横軸に並んでるデータ。確認日ではなく、発病日(Date of illnes onset)となってる。病気を表す英語はillnessだから、「s」が1個足りないけど(細かっ・・)、日本の医学界の慣習なのかも。あと、発病日というより「発症日」と言う方がより正しいと思うけど、まあ良しとしよう。

         

そんな事より、なるほどと思ったのは、曲線がどれも右端で急激に下がってることだ。これ、感染が収束(or終息)してるという意味ではない。

   

グラフの右端、つまり直近の数日間の「発病者」(海外からの輸入例は除く)というのは、まだほとんど「確認」されてないから、数が少なくて右下がりになるのだ。病院に行って検査を受けて結果が出るまで、数日間のタイムラグ(時間差)がある。例えば3月30日の時点だと、30日の発病者は当然まだ確認できないから、ゼロ(近く)になる。

   

   

    ☆     ☆     ☆

これはいずれ、センター試験・・じゃなくて大学入学共通テスト(新テスト)で思考力を問う問題に使えるかも。「グラフの右端が急激に下がって横軸に向かうのはなぜか。理由を考えて50字以内で説明せよ」とか。まあ、とりあえず白紙撤回されたから、来年、再来年は記述式だと出せないだろうけど、選択肢にすれば一応可能。

  

ちなみに世間的には、夜の「キャバレー、クラブ、バー、酒場」とかが注意すべき「特定業種」として名指しされたことが話題になってる。まあ、三密(密閉、密集、密接)が目立つ中高年向けの場所ってことで、本当は性風俗やパチンコ・マージャンとかも含めるべきだろう。単に、患者の自己申告だと、お酒・接待関連を推測しやすいってことだと思う。

   

というわけで、釣られた動画でもこの程度の記事は書けるのであった。本当は「集団免疫」の数式記事を書く予定だったけど、とりあえず延期ということで。ちなみに日テレ『news zero』だと、覚えにくい「三密」を、ムンムン、ギュウギュウ、ガヤガヤと言い換えてた。ムンムンって言葉、超久々に聞いたかも♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

     (計 2647字)

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中国の新型コロナ医学論文、感染リスクが高い血液型はA型、低いのはO型(英語出典付き)

最初に念のために書いておくが、一般に最新の学術論文の結論というものは、単なる1つの仮説とか推測にすぎない。日本人が好きだと言われるABO式血液型と新型コロナウイルス感染との関係も、単なる1つの研究結果。我々の研究チームがあるデータを分析するととりあえずこんな事が導かれたから、他の研究者の追試を望む、ということだ

  

そうしたものは、もちろん後で広く認められて「正しい」学説とされるかも知れないが、否定されて「間違い」だとされる可能性も十分ある。否定された場合、ネットのつぶやき感想なら、「ほら、やっぱりデマだった」とか言われてしまうだろう。

  

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というわけで、Yahoo!の映像ランキング(国際)で現在(20年3月18日・夜)1位になってる香港の論文ニュースも、単なる一つの説にすぎない。参考程度のお話なのだ。新型コロナ感染のリスクが高いとされたA型の人は、まだそれほどショックを受ける必要はないし、リスクが低いとされたO型の人も、手洗いを止めるほど喜ぶ話ではない。

   

   

    ☆     ☆     ☆

ただし、その1位になってる「テレビ朝日の映像ニュースをまとめた記事」は、やや不正確な文章だ。

    

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 「中国で、驚きの調査結果が発表されました。武漢の感染していない3694人の血液型を調べたところ、O型が34%と最も高く、武漢の感染者1775人では、A型が38%と高かったといいます。つまり、血液型がA型の人は感染リスクが比較的高く、逆にO型の人は比較的低いというのです。」

  

これは間違いではない。しかし、この文章の前半のデータから、後半の感染リスクの高低を導くのは、数学的にちょっと面倒だ。もし大学入試の数学で記述式の証明問題として出せば、かなりの受験生が苦戦するはず。下で示すような、近似や全人数、全入院患者数の仮定は、意外と難しいというか、やりにくくて忘れがちなことだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

では、ANNの映像ニュースではどう報じてたか。

  

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武漢で、感染してない3694人の血液型の内、A型は34%、O型は32%。

  

一方、新型コロナ入院患者だと、A型38%、O型25.8%。(注. 元の論文を見ると「入院」患者かどうかまでは不明。)

   

  

   ☆     ☆     ☆

映像では数式や計算までは示してないが、これらの数値から、血液型別の患者の割合を計算してみよう。(入院?)患者というのは、全体の人数のごく一部に過ぎないから、感染してない血液型の割合が、全体の血液型の割合を示すと考えてよい(近似)。全人数をp人全入院患者数をq人とする。

   

A型において、(患者数/全人数)=0.38q/0.34p≒1.1q/p

O型について、(患者数/全人数)=0.258q/0.32p≒0.81q/p

  

∴ (A型における患者の割合)÷(O型における患者の割合)≒1.1/0.81≒1.4

  

つまり、A型はO型の4割増しで危険ということになる。もちろん、どちらも確率的にはかなり低いし、あくまで1つの研究結果にすぎないので念のため。ちなみに、B型とAB型はほんの少し平均よりリスクが高い程度だから、統計学的には誤差の範囲だろう。

  

  

    ☆     ☆     ☆

そもそも日本では、血液型別の性格占いを「非科学的」とする批判が昔から強いので(心理学、科学論)、注意する必要がある。ここでは、元の英語論文も引用しとこう。私が自分で英語検索して探し当てた。

  

健康科学のためのプレプリント(査読前論文)を置くサーバー、medRxiv(医学情報集積所)。まだ「peer-review」を受けてない、つまり査読(研究者仲間によるチェック)を受けてない論文だと、最初に明記してある。執筆者は、Jiao Zhao、Yan Yang、Han-Ping Huang氏ら。韓国の中央日報(日本語版)によると、チームを率いるのは王行環(Xinghuan Wang)。

  

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 Relationship between the ABO Blood Group and the COVID-19 Susceptibility

 ABO式血液グループとCOVID-19(新型コロナ感染症)の感受性(影響されやすさ)との関係

   

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実際の原論文にはもちろん、ニュース報道になかったことまで書いてある。他の人々や、死亡者についても調べてみたらしい。

   

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上が分かりやすい結論部分。残念ながら時間切れなので、今日はこの辺で。くれぐれも、下の軽いSNSつぶやきみたいな行動は避けるように。。☆彡

   

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      (計 1815字)

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「濃厚接触」(英語 close contact)の定義(感染研、厚労省、米国CDC)、患者の約2m以内に予防策なしで

千葉県市川市のジムで3人の新型コロナウイルス感染者が出て、利用者約600人が「濃厚接触者」とされた(FNNその他の速報ニュース)。今までは人数的・割合的・職業的に限られた人しか関係なかった「濃厚接触」という言葉が、急激に身近になってる。もし、それによって周囲に感染が広がると、「クラスター」(小さな感染集団)にもなる

   

ところが、先月(2020年1月)中旬から話題の「濃厚接触」という言葉の厳密な意味・定義を、「信頼できる出典付きで」示してるサイトは非常に少ない。個人サイトはもちろん、マスメディアでもそうなのだ。

       

そこで、私が自分で調べた情報をまとめとこう。もちろん、信用できなければリンク先を自分でチェックして頂きたい。ちなみに当サイトでは大震災後にも、放射線・放射能関連の詳細な記事を多数アップしてある。

   

   

    ☆     ☆     ☆

まず、日本を代表する機関、国立感染症研究所。こちらの公式サイト内では、今回の新型コロナ(COVID-19COronaVIrus 2019の略語)関連の「濃厚接触」の定義というのは見当たらない(サイト内検索で出ない)。言葉は使われてるが、使用例も多くない。

  

ただ、過去に遡ると、今回の新型コロナ関連ではないものの、MERSコロナウイルス(2012年)に関する「濃厚接触者の定義」があった。以下、「症例」という用語は、患者あるいは患者の疑いがある者を指す。

  

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・医療従事者や家族、または同様な状況で、症例の世話をした者。

 ・症例に症状があった時期に同じ場所に滞在(同居、訪問等)した者。

  

ちなみにこれは、当時のWHO(世界保健機関)close contact(濃厚接触、密接な接触)の定義(definition)を英文和訳したものだ。あくまで2012年版なので、念のため。

  

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☆20年4月21日追記) 感染研は4月20日、疫学調査における濃厚接触などの定義を変更。発症の2日前から考えることになった。下図とリンクを参照。

  

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     ☆     ☆     ☆

一方、NHKのHPは、おそらく直接の取材によって、感染研の定義をより詳しく説明してある。ただ残念なことに、記事に日付けが書かれてないから、どの新型コロナなのか曖昧になってる。2012年のMERSも、2002年からのSARSも、当時の新型コロナだったことに注意しよう。Googleで期間限定の検索をかけると20年2月11日の記事とされてた。

  

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説明が長いので簡単に要約すると、患者と確定した人(確定例)に対して、その同居者と、予防策なしの約2m以内の接近者(医療関連、知人その他)が濃厚接触者、ということになる。

  

ただ、感染予防策が完全にあったかどうかは、なかなか断言できないことだし、「患者の感染性を総合的に判断」という言葉も入ってるから、実際上は必ずしも明確な基準ではない。それは例えば、日本の医療者が感染してしまったことを考えるだけでも分かることだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

続いて厚生労働省は、今回の新型コロナに関して、簡単な情報を示してる(令和2年2月23日時点版)。

  

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必要な感染予防策なしで手で触れること、または対面で会話することが可能な距離(目安として2メートル)で、接触した方などを濃厚接触者としています。」

  

これは要するに、NHKが示した感染研の定義を簡単にまとめたものになってる。分かりやすいのは良いことだが、確定患者だけ考えるのか、疑わしいケースも考えるのか、書いてない。

  

また、その下にある感染研HPへのリンクは、一般人には分かりにくい。ただ、その感染研HPの記事中リンクから、さらに日本環境感染学会対応ガイドに飛ぶと、少し異なる濃厚接触の定義があった(20年2月13日の第1版)。

  

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新型コロナウイルス感染症が疑われるものと同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があったもの」

  

大きな違いは、確定した患者だけでなく、「疑われるもの」に対して考えている点だ。「疑われる」の定義までは書いてないから、一気に濃厚接触者の数が拡大する余地が生まれる。海外(の一部)から見れば、日本人すべてかも知れない。

  

  

    ☆     ☆     ☆

最後に、日本でもしばしば名前が挙げられるCDC、米国疾病管理予防センター(Center for Disease Control and prevention)の定義。最終更新20年2月15日の情報だ

   

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一見、最も厳密に見えるが、よく読むとそうでもない。既に書いた日本のものとほぼ同じ内容(普通に読めば確定患者の周囲のみが対象)だし、説明の最後(図の下側以降)には、濃厚接触の評価は微妙で難しいという説明を付記。データがまだ限られているし、あまり緩い基準だと医療行為者のかなりの部分も濃厚接触者となって仕事も私生活も困難が生じてしまう。

  

実際、つい最近も日本集中治療医学会の学術集会でトラブルが生じてるのだ。どちらの言い分がどれほど正しいかはさておき、専門家の間でも激しい対立、分裂が生じる状況なのは事実。

   

   

     ☆     ☆     ☆

結局、確定患者の周囲だけ考えるのか、疑わしい人の周囲も考えるのかはハッキリしないし、予防策の有無の判断も微妙な所。

  

それでも敢えて実用的な共通部分を取り出すなら、「周囲の人と数m以内に入る時、入った後には、感染予防策を徹底」ということくらいだろう。それが医学的に「濃厚接触」なのかどうかはさておき。手洗い、手で顔を触らない、etc。

  

東京五輪の開催も心配しつつ、今日のところはこの辺で。。☆彡

   

       (計 2154字)

   (追記72字 ; 合計2226字)

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新型コロナ肺炎、感想色々(マスク、岩田健太郎の告発動画、自動式ノータッチ泡ハンドソープ)

新型コロナウイルス関連の話は溢れ返ってるから、他の事を書こうと思ってたんだけど、名古屋ウィメンズマラソンも一般中止になったし、動画炎上騒動もあったから、簡単に色々書いとこう。

   

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いまだに近所のどの店にもマスクが売ってないって凄い状況だね 💦 昭和のトイレットペーパー騒動に続く、令和のマスク騒動として語り継がれるはず。ただトイレットペーパーの方が必要性が高いからちょっと多めに買い置きしてる 🎵 慌てて買ったら「ふんわりやわらか」パルプ100%なのに硬かった 😃

   

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ウチのマスクは残り僅かだから、今後の事態悪化に備えてなるべく使わないようにしてる。なるべく人混みを避けて、周囲の人との距離を空けて、それでも感染&発症したら運が悪かったと。そもそも感染も悪化も確率が低いし、発症しても致死率は高齢者を除けば1%程度。一応、肺炎までは覚悟しとこう。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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一方、神戸大学教授・岩田健太郎が船内に入った後、激しい言葉で対応を批判する動画を公開。私もすぐYouTubeにアクセスしたけど、船内の様子を映さず自分撮りで語るのみ。動画への評価が、いいね30000vs低評価300となってるのを確認した後は文字情報に変更。バズフィードが役立つ

   

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岩田を(結果的に)船内に導き入れたらしい現場の高山義浩医師がFacebookで反論。岩田はツイッターで軽く再反論して、動画を削除。「ご迷惑をおかけした方には心よりお詫び」、「これ以上この議論を続ける理由はなくなった」との事。この後、ハフポストが岩田擁護のスタッフの記事をアップ

   

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本来は医学・医療の問題なのに政治的・感情的対立が大幅に混入してしまってる。いちいち批判しても無意味だから客観的事実だけ。ダイヤモンドプリンセスは約300m、数千人が計10階ほどにいた。混乱する巨大空間に不自由な形で2時間だけいた専門家1人の感想でなぜこれほど騒がれるのだろうか?

  

  

(☆補足: 高田によると、岩田がいたのはラウンジ辺りという話だ。それが正しいのなら、下の2枚の船内マップの内、2枚目の赤い丸印の辺りになる。公式ガイドブックのマップ全体と比較。)

  

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     ☆     ☆     ☆

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自分たちがあらかじめ思ってた仮説に合う情報だけ見て、「ホラ、やっぱり正しかった」と思ってしまう確証バイアス。そんな古い大衆心理に付き合うより、目の前の手洗いマシンという新たな現実に注目しよう 🎵 「薬用せっけんミューズ ノータッチ泡ハンドソープ」、アース製薬。税込1400円(ローションボトル)

     

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目と手と耳ではっきり事実を確認できる。やたら硬いパッケージを開けて組み立てた後、付属の乾電池をセットしてスイッチON。手を下側にかざすと赤外線(?)センサーが作動。泡ポンプのモーターから「ウィーン」と音がするのだ。女性向けの可愛い大人のオモチャ♪ 首は振らないけど 😃 コラコラ ❗

  

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泡は淡いピンク色だけど写真だと伝わらないか。手をしっかり洗うとピンクが白い色に変わって清潔になったと教えてくれる 🎵 早速使ってみるとグレープフルーツの香りというよりローズか。濃い石鹸なのに水でカンタンに流せた。詰替ボトルは売り切れだったけど250回使えるからいいか。面白いし♪ (OK)

   

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    ☆     ☆     ☆

これだけ宣伝しとけば、アース製薬から詰替えボトル1年分が送られてくるはず♪ ステマか! いや、水や泡で機械が故障したら、しっかりここで公表する・・と広報に伝えるとか(笑)。クレーマーか!

   

こうなったら、水かお湯も自動で出て欲しいね。蛇口に取り付ける機器を探そうかな・・とか子どもみたいにハシャギつつ、今日は早くもこの辺で。。☆彡

   

      (計 1504字)

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担当の医者にセカンドオピニオンの話をした途端、治療終了で気まずい雰囲気・・

今週は5000字の映画レビューを書いたから、残り900字。最後はごく簡単に、身近な医療の現実の感想を書いとこう。特定できる個人情報は避けるけど、実体験だ。

   

気になる事があって久々に病院(医院)に行ったら、予想外の深刻な診断を下された。命に関わる病状でもないけど、完治は無理で、対症療法でごまかして生活するしかないらしい。

   

ごまかす方法の選択肢はいくつかあるけど、痛いし不自由だし時間もかかる点は同じ。ただ費用やリスクは違うし、人間的な感情の面でも違ってる。どれも不愉快だけど、不愉快さの程度も種類も違うのだ。

   

    

    ☆     ☆     ☆

原因は複合的で、遺伝の悪影響もあるけど、私にも責任はある。仕方ないから諦めて、医者の勧める治療法を選択しようかとも思ったけど、すぐには受け入れられない。

    

別に一刻を争う状況でもないから、試しに「ちょっと待ってください。他の意見も聞いてみたいし、色々調べたいので」と話してみた。

    

すると医師は瞬間的に、「じゃあセカンドオピニオンで他の人に聞いてみてください。治療はこれで終わります」と返答。多分、何度も経験してるんだと思うけど、反応の速さに驚いたし、いきなり治療が終了するのにもビックリ。

   

動揺しつつ、「まだ途中じゃないんですか?」と尋ねると、「とりあえず大丈夫です」とのこと。引き留める様子は全く無し。今さら引き返せないから、いくつか質問した後、お別れみたいな形で帰宅した。

   

   

    ☆     ☆     ☆

ふと思い出したのは、田舎から上京して間もない頃のアパート探し。ビミョーな物件を見つけたから、立ち会ってた女性管理人に、「気に入りましたけど、一応他も見てみたいんで、ちょっと待って頂けますか?」と尋ねた。

   

すると管理人は「それなら結構です」と返答。「いや、まだ考えてる途中なんですけど?」と私が言っても、「もう結構です」とか言って、玄関の方に帰り始めた。

  

今回の病院は、そこまで冷たい反応でもなかったけど、看護師も含めて気まずい雰囲気になったのは事実。話は聞いてたけど、医療も所詮、人間関係。セカンドオピニオンの話を切り出す難しさを痛感した。

   

今週は計15000字で終了。また来週☆彡

  

    (計 917字)

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