新型コロナに負けず、自宅のベランダ7mでフルマラソン(フランス語和訳)&プチラン

(22日) RUN 10km,50分34秒,平均心拍144

消費エネルギー505kcal(脂肪106kcal)

     

今日・・と言うより昨日は、東京五輪の延期の可能性が一番大きな話題になってたけど、今さら驚く人はほとんどいないはず。日本も含めて、東アジアはちょっと落ち着いて来たけど、世界のスポーツの中心エリアが悲惨なのだ。「欧米か!」とか政治家や関係者が古いギャグを飛ばすと炎上間違いなし♪

   

そんな状況の中、スポーツなんて家でも本格的にできることを示してくれた(らしい)のが、フランス人男性、エリシャ・ノショモヴィッツ(Elisha Nochomovitz)。自宅の7mのベランダを6000回(笑)走って、フルマラソン42.195kmを達成。3月18日、水曜日。

  

その動画がフランスメディア・bleuに取り上げられて、ハフィントンポスト英国版に載って、ハフポスト日本版で翻訳されて、Yahoo!に配信されてる(細かっ・・)。英語を日本語に訳す時に、誤訳が生じてた。

  

元の英語は「he completed around 6,000 laps」だから、「彼は約6000ラップを完走した」(6000回走った)と訳すべきなのに、日本版は「6000往復した」と訳してしまってる。6000往復だと、6000×14m=84kmになっちゃうよ、翻訳担当者さん! 聞いてない? あっ、そう♪ 朝日新聞ならすぐ訂正を出すところだ。敵が多いから(笑)

  

  

    ☆     ☆     ☆

では、フランス語の記事とビデオを見てみよう。

  

200324a

  

 VIDEO Coronavirus : confine chez lui pres de Toulouse, il court un marathon sur son balcon

 ビデオ コロナウイルス: トゥールーズ近辺の自宅に閉じ込められたまま、彼はバルコニーでマラソンを走った

   

200324c

     

200324d

   

 Ce Toulousain, habitant de Balma, de 32 ans

 このトゥールーズ人は、バルマに棲んでて、32歳だが、

   

200324b

  

 s'est lance un pari fou : courir un marathon sur son balcon !

 バカげた賭けを始めた:自宅のバルコニーでマラソンを走るのだ!

   

  

    ☆     ☆     ☆

200324e

  

 Ca va ? Tranquille le confinement ?

 (女性の声) 調子はどう? 閉じ込められてると静かで落ち着くでしょ?

   

200324f

  

 La foulee est pas top, le parcours est ... moche !

 ストライド(歩幅)が伸ばせないし、コースが...最悪!

  

 Toutes ses prochaines courses sont reportees

 間近にある彼のレースはすべて延期された

  

 Son but : montrer qu'on peut faire du sport en restant a la maison !

 彼の目的: 家にいてもスポーツできることを示すこと!

  

 Et apporter son soutien au corps medical

 そして健康な身体を保つこと

  

 Merci a lui pour les images !

 彼の映像に感謝!

  

  

ちなみに、英語で突っ込みコメントも入ってたけど、確かにこれをそのまま世界中で真似するのはちょっと危険だ。古い建物ならダメージが生じるだろうし、物音が隣近所の迷惑になるかも。まあ、真似する人はほとんどいないとは思うけど、念のため♪

   

 

    ☆     ☆     ☆

というわけで、閉じ込められてない日本人ランナーは、広い公園でスタスタ走って来た。考えてみれば、公園を自由に走れるっていうのは恵まれてることかも。普段は感じない幸せをかみしめるのであった。とか言いつつ、実際はしんどいけど♪

   

連続3日目にしては疲れが少なくて、足取りも軽やか。フルマラソンの4分の1未満の短距離で、トータルでは1km5分03秒気温13度、湿度70%、風速2mはちょっと暑いかな・・って感じだった。おかげで心拍計はほぼ正常に動いたけど、ちょっとだけ異常値を補正。ではまた明日。。☆彡

   

       

往路(2.4km) 12分49秒 133 150

LAP1(2.1)10分42秒 145 153

 2   10分35秒 148 159

復路(3.3) 16分29秒 148 164

計10km 50分34秒 144(82%) 164(94%)

   

     (計 1737字)

| | コメント (0)

mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~『グランメゾン東京」最終回

感動した。日本生命の長編CM♪ そっちか! まさかの1分半。先日のJR SKISKIのCMでも1分だから、気合いが入ってる。制作費は別として、放映費はあれ1本だけで500万円前後かな。

   

ライバルのかんぽ生命の敵失を逃さないと(笑)。大人の事情か! 制服美少女の名前は、清原果耶? メモメモ。去年の本人ブログでも、「凄く、凄く素敵なCMです」と書いてた。ちょっと、行と行が空き過ぎだけど♪

   

191231a

   

   

    ☆     ☆     ☆

全く知らなかったというか、気づかずにスルーしてたのかも知れないけど、もう1年以上も流れてたわけネ。つまり、評判が凄くいいと。ちょうど1分経過後、涙のお別れシーンで映される、「父は、何があってもキミの父です。」というテロップにウルウルしたと。公式サイトの動画ページだと、短編映画みたいなタイトルまで付いてた。「見守るということ。」。

   

上の写真のシーンは、大学受験に成功して、お父さんのお墓参りを済ませた後。「お父さん、大学行けるよ。ありがとネ♪」と報告すると、遠い空から「おめでとう」。亡き父の声が聞こえた娘は、空を振り返ってニッコリ。今でも見守ってくれてるんだ。彼氏の部屋にいる時は見ないでね♪

  

日本生命の生命保険金が数千万円おりたから、お母さんとの生活費は余裕。大学にもちゃんと行けるのだ。お金が余り過ぎてホストに貢ぐかも。お母さんが(笑)。コラコラ! いや、やっぱ持て余すでしょ♪ 何を?

   

   

    ☆     ☆     ☆

このCM、色んな点で素晴らしいけど、ピアノのBGMの使い方が抜群。2台で(?)微妙に異なる旋律を弾いてて、それが見事に調和、マリアージュmariage、rは1個)してるのだ。マリアージュとは、英語ならマリッジ(marriage、rは2個)。結婚、結びつきということ。フランス料理やワインの世界でよく使われるフランス語だ。

  

CMが描く物語も、この世とあの世のマリアージュ。それでいて、アニメや漫画の世界までは行かず、あくまで日常的な次元に留まって美しく仕上げてる。実に斬新な構成だ。

   

個人的には、数式に感動した(笑)。マニアか! 1年経っても(ほとんど)誰も気づいてないみたいだから、私が書こう。あの女の子が解いた数学の記述式の問題は、かなりレベルが高い。それを時間内にキレイな文字と正確な日本語で解答したということは、彼女の優秀さを示してるのだ。もちろん、テレビ的な説明過剰など無く、映画的なさりげない表現で。

   

191231b

   

おそらく、(4-a)³=2⁵, 4-a=2・³√4, 4=2の(6/3)乗より、0<2の(5/3)乗<4, 定数aの範囲 0<a<4より,  a=4-2・³√4 と解答。中央の不等式が渋井・・じゃなくて渋い。

   

定数aを含むxの関数が方程式に関する条件を変形して、aの3次方程式を出して解いたのかな。最後にしっかりaの定数条件まで確認。ここまで出来る受験生はトップクラスだ・・って、細かっ!♪ 私の知る限り、書き間違いや勘違いを除くと(『ガリレオ』、『ハードナッツ』)、この種の数式映像はほとんど本物で、美術スタッフか監修者がしっかり書いてるのだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

で、『グランメゾン東京』最終回との関連? もちろん、女の子。CMの清原果耶と、ドラマの表彰式のアシスタント女性が同じくらい可愛いってことだ♪ 男目線か! そうじゃなくて、ヒロインが手にした遺産の多さとか(笑)

  

マジメな話、要するにCMもドラマ最終回も、「目上の」男性が遠くから優しく女性の活躍を見守ってる。この意味で、CMとドラマも見事にマリアージュしてたのだ。

  

輝きを放つのは、女子高生にせよ、おばちゃん(笑)にせよ、あくまで女性。カワイイ女子高生が輝くのはフツーだけど、今一つ冴えない熟年か中高年の女性を晴れ舞台に立たせたという点で、ドラマ最終回は現代的だった。

  

NHKの朝ドラみたいに、いつもヒロインが女性、視聴者の多くも女性なら、驚きはない。ところが、木村拓哉主演の連続ドラマの最終回で、倫子(鈴木京香)が天才シェフ・尾花(木村)に追いつき追い越す形で、ミシュラン三ツ星を獲得。受賞スピーチの長さにも驚いた。

  

ちなみに、表面的には、また尾花が居場所を失った形にも見えた。今後、彼の所属がグランメゾン東京に戻るにせよ、ランブロワジー東京支店か浪漫亭になるにせよ、まだまだ世界を狙って泳ぎ続けるらしい。その意味でやっぱり、前回書いたように、彼はton vagueトン・ヴァーグ)、ぼんやり彷徨(さまよ)う大物マグロの一匹なのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

191231c

   

ここで、表彰式のMICHELIN STAR REVELATIONミシュラン・スター・レヴェラシオン:ミシュランの星の披露)を見てみよう。三ツ星も二ツ星も、男だらけの世界だ。三ツ星では、倫子がただ1人の女性。そう言えば、グランメゾン東京の厨房でも、デザート係やワイン・ソムリエは別とすれば、女性は倫子だけだった。以前のランブロワジーの採用試験でも同じ。

  

女性が、審査の孤独な闘いを勝ち抜いて、男性社会とのマリアージュを一歩進める。たかが一歩、されど一歩。そして、ひそかに見守ってくれてた心強い男性のもとに駆け寄り、抱きつくハッピーエンド。男と戦うだけでなく、互いにリスペクトして愛し合うことも忘れずに。

   

このパターンは珍しくないだろうけど、映画『マイ・フェア・レディ』(1964年)やシェークスピア『じゃじゃ馬ならし』(1594年ごろ)はちょっと違ってる。むしろ、『フラッシュダンス』(1983年)と似てるのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

『フラッシュダンス』は、映画『ブレイクダンス』(原題 Breakin’ )より1年早く、世界にストリート系ダンスの魅力を広めた映画。型破りの自由な動きの魅力で、いまや極東の皇室美女・佳子さまも夢中になって、週刊誌にスクープされるほど♪ 一つの恋愛ストーリーというより、多数の音楽ダンスビデオのマリアージュみたいな映画作りでも、先進的な役割を果たした。

  

ダンスの舞台を夢見る18歳のヒロイン、アレックスを演じたのは、半ばアフリカ系の血筋を持つジェニファー・ビールズ(日本ではビールスと言われるのが普通)。肌が黒くて、下層階級出身、きつい肉体労働(溶接工)に耐えながら、ナイトクラブで妖しいダンスを披露してる。職場の経営者の目に留まって、やがて交際開始。

   

ただ、ダンサー養成所の入会審査の敷居は高くて、一度は逃げてしまう。彼が裏でコネを使って、書類審査に合格させたことが分かって、彼女は激怒。ただ、その後色々な経緯を経て、審査の場へ。一度失敗した後、レコードをかけ直して、主題歌『What a feeling』と共に躍動。最後は背中で床をクルクル回るバックスピン(当時は最先端♪)を見せて合格(たぶん)。

   

喜んで養成所を飛び出すと、歩道の先で彼と愛犬が笑顔で迎えてくれる。赤いバラと共に抱き合って、終了。エンドロールの最後の曲が『Maniac』だという点を見ても、マニアックなダンス音楽映画だと分かる。

   

   

    ☆     ☆     ☆

この大ヒット映画。評論家の評判は悪かったらしいけど、ポイントはしっかり押さえてある。要するに、広い意味で黒人女性の活躍なのだ。白人によるサポートや高評価を受けながらの。つまり、黒を中心とする、白黒のマリアージュ。

     

冒頭から、映像における黒と白の使い分けは鮮明で、最後のダンス審査も白黒映画みたいな色と光(フラッシュ=閃光)の使い方になってる。ヒロインのダンスウェア、レッグウォーマー、ダンスシューズ、全て黒。一方、審査員5人は白人。彼氏も白人だった。有名なダンス映像の一部は男性が代わりに踊ってるから(笑)、女と男のマリアージュにもなってる。

  

191231d

   

上は、ラスト直前の映像からのキャプチャー。右端に少し見えてるのが彼氏。歌詞のテロップは「夢を捨てずに」(make it happen:その夢を現実にしよう!)。彼女の前に今、ようやく一本の道が開けたことになる。ゴールはまだずっと先でも、走り続ける道が出来た。

   

191231e

  

一方、小金持ちのおばさまは走り出したりせず、リッチなコートに身を包んで優雅に歩道を歩く♪ 後ろにわざわざ東京タワーを入れてるのは、黒岩勉の脚本ではなく、塚原あゆ子の演出か。要するに、この歩道こそ、東京から世界に向かう道=未知なのだ。アジアと欧米の、対等なマリアージュを目指して。

   

そしてもちろん、道=未知の途中には、大物マグロみたいな彼が待っててくれる。今日の浪漫亭は二人きり。「新メニューの開発」にひたすら打ち込むのであった♪ あんなのとか、こんなのとか(笑)

   

ちなみに『フラッシュダンス』のヒロインは、性においても積極的。ポスターで有名なTシャツを着たまま、彼の前でブラジャーを外してたし、レストランのテーブルの下では足先でイタズラして微笑んでた。この後、シャンパン・ボトルで口のみ口飲みとか♪   

   

なお、尾花は最後、祥平(玉森裕太)に対して、自分を信じる力の大切さを力説してた。実は『フラッシュダンス』のテーマ曲のサビも、信じることだ。

   

「What a feeling Being's believin' I can have it all Now I'm dancing for my life」。自分に満ち溢れる素晴らしい感情、無限の可能性。生きてるものならみんな、信じてる。私はすべて、手に入れられる。だから、全力でダンスしてるの。原曲の英語歌詞、Keith Forsey,Irene Cara。

       

そしてその可能性の広さを示す象徴、メタファー(比喩)こそ、大きな家(グランメゾン)なのであった。ドラマで倫子は広い家に一人暮らし。フラッシュダンスのヒロインも、暗くて大きい倉庫みたいな場所を借りて住んでた。

   

   

     ☆     ☆     ☆

最後に恒例、フランス語について。リンダ真知子リシャール(冨永愛)の台詞は、「Au revoir」(オ・ルヴワ:さよなら)くらいしか覚えてない。

   

京野(沢村一樹)とランブロワジーの電話は、「Est-ce que vous parlez francais?」(エスク・ヴ・パーレ・フランセ:フランス語を話せますか?)の後、誰と話したいのですか、尾花と、といったやり取りをして、「Un moment, s'il vous plait」(アン・モマン・シルヴプレ:よろしければ、少々お待ちください)かな。

  

栞奈(中村アン)が客を迎える時の言葉は、「Bien venue chez grand maison tokyo」(ビヤン・ヴニュ・シェ・グランメゾントーキョー:グランメゾン東京へようこそ)。芹田(寛一郎)が尾花の口真似をして後輩にパワハラ(笑)してる時の、萌絵?(吉谷彩子)の突っ込みは、「Deja-vu」(デジャ・ヴュ:既に見た、既視感)。

  

相沢(及川光博)はまた、「Oh la la!」(オララ~:おいおい!)。魚のハタは、merouメル)とか。丹後(尾上菊之助)のフランス語は、「Nandeyanen」(ナンデヤネン:何でやねん)♪ エセ関西弁だろ! 画鋲は punaiseピュネーズ)。上履き系は serie de chaussonsセリ・ドゥ・ショソーン)(爆)

   

   

    ☆     ☆     ☆

大晦日にこれだけ書けば十分のはず。もうこれで、今年は終了。3月のリニューアルで大混乱、いまだにコメント入力がなかなか出来ない状況だけど、14年4ヶ月の毎日更新となった♪ I can have it some Now I'm blogging for my life ♪ 何か少しは手に入れられる。私は全力でブログし続けてる。

    

He's a maniac, maniac in the blog. (ブログの彼はマニアック、本当にマニアックだ)。原曲 Michael Sembello 『Maniac』in Flashdance。それでは皆さん、良いお年を。。☆彡

   

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~10話

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

       (計 5160字)

| | コメント (0)

thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~『グランメゾン東京』第10話

なぜかクリスマス前になってもまだ続く連続ドラマ、『グランメゾン東京』。何か、大人の事情が絡んでるのか、あるいは夏のジャニー喜多川の他界で撮影予定の変更とかあったのか。

 

今回、「ぼんやり」した料理発言が話題をさらってるけど(笑)、私が思わず吹き出したのは、gakuシェフ・・じゃなくて元シェフになったばかりの丹後(尾上菊之助)の蹴りだ♪

   

191224a

   

オーナーの江藤(手塚とおる)がいきなり、丹後に代えて、わりと若い結月(馬場徹)をシェフに決定。結月の急な来店で、突然更迭を知らされた丹後は、店を去る決意を態度と言葉で示して、江藤と2人きりに。

  

殴られる覚悟をしてたという江藤に、丹後は、「料理人は手が命。やるなら脚だ」と軽口を飛ばして、右足で軽くキック♪ 高級フランス料理を食べるだけなら、お金さえあればいい。でも、シェフの前蹴りはなかなか見れない。料理ドラマの歴史に残るシーンとなった。

  

今回の演出は山室大輔。脚本家はいつもの黒岩勉。私なら、丹後の蹴りで江藤の急所を狙わせて、江藤に「あぁ・・ん♡」と可愛くつぶやかせる所か♪ 一部の視聴者(男女)は萌えまくりのはず。編集でカットされそうだけど(笑)

  

実際、尾花(木村拓哉)と京野(沢村和樹)のやたら長いBL的仲良しじゃんけんに萌えた人は、そこそこいたらしい。スタッフが気を良くしたからか、今回は祥平(玉森裕太)まで交えて、一発で尾花の一人負け。直後に、京野が荷物をガラガラガッシャーンと崩したのは上手かった。尾花が、倫子(鈴木京香)の家に帰る理由ができてしまったから。   

   

   

    ☆     ☆     ☆

ところであの左遷の告知シーン。つい、自分の苦い過去を思い出してしまった。私はこれまで2回、職場を追われる経験を味わってる。1回は、以前記事に書いたように、長くて複雑な派閥争いに負けた形で、私1人の力ではどうしようもなかった。

    

もう1回は、今回の丹後と江藤みたいにいきなり訪れて、1対1で向き合う形だった。私がクビにされる理由は2つで、その内、少し前の方については、確かに私に非があった。ただ、直接のキッカケになった直近の理由については、全くの濡れ衣(ぬれぎぬ)。私が全く関与してない問題を、私のせいだと決めつけられたのだ。

   

温厚で寛容な私もつい激怒したけど、得意の蹴りは出さなかった。座ってたから♪ そうゆう理由か! ただ、その後、完全に濡れ衣だと分かる証拠を突き付けておしまい。

  

まあでも、結局は信頼関係を築けてるかどうかが問題だろう。ドラマの新任の結月は、フランスの二つ星店でスーシェフ(副料理長)とされてただけだから、丹後が客観的に負けてたのは年齢のみ。後は、主観的な問題で、江藤やスタッフ達の信頼が揺らいでたわけだ。私も、2つの理由より前に、人間関係が上手く築けてなかった。その意味では、いい薬だったのかも。。

   

   

    ☆     ☆     ☆

一方、今回のドラマで一番引っかかったのは、栞奈(中村アン)が祥平犯人説チクリ問題で改めて頭を下げなかったことじゃないし、美優(朝倉あき)が萌絵(吉谷彩子)に押しピン・・じゃなくて画鋲ロッカー事件を謝罪してないことでもない。

   

最後のフランス語がまたほとんど聞き取れなかったことだ♪ そこか! リンダ真知子リシャール(冨永愛)が、ミシュランのインターナショナルディレクター、アベーレ・モンタン(俳優名ギャズ)と交わした挨拶は多分、こんな感じだと思うけど、彼のフランス語はほとんど聴き取れてない。

  

 Je crois tu vas bien.ジュ・クルワ・テュ・ヴァ・ビアン:元気そうね。)

 Oui,je vais ・・?・・.ウイ・ジュ・ヴェ・ジロ?:うん、元気だよ・・?)

 Toi, aussi ?トゥワ・オシ?:君も元気だよね?)

   

その後の、星の選別会議ミシュラン・スターセレクションは、リピートしてもほとんど聞き取れないどころか、フランス語に似た別の言葉に聞こえるほど (^^ゞ 方言やクセなのか、米国籍の英語ネイティブ俳優が無理してフランス語を話してるからなのか? せめてもうちょっとハキハキした音声で流して欲しかったけど、案外、TVer動画のリピートを誘ってるのかも♪

  

断片的に聴こえた気がした単語は、responsibiliteレスポンシビリテ:責任)、enqueteアンケト:調査)。アンケトの直前は、ノートレと聞こえるけど、notreノートル、ノートラ:我々の)だと思う。あと、restaurantレストラン:料理店)に似た発音もぼんやり聞こえた♪

  

ちなみに画面下のテロップは、「私たちのジャッジは、時にお店やそこで働く人々の人生にまで影響を与えてしまいます。今年も責任を持ち、厳正な調査を行いましょう」だった。

   

   

    ☆     ☆    ☆

脇役の台詞はさておき、主役や中心人物に深く関わるフランス語を調べてみると、面白いことが分かった。マグロは泳ぎ続けないと窒息して死ぬとかいう通説は間違いらしいのだ(笑)。そこか! フランス語じゃないだろ!

  

まあ、回遊とエラ呼吸や生命との細かすぎる関連はともかく、巨体のマグロが高速で泳ぎ続けるのは事実。「マグロ」のフランス語は「thon」(トン)だが、この語源を古代ギリシャ語まで遡ると、「突進する」とかいう意味らしい。日本大百科全書(ニッポニカ)にも書いてるし、英語版wiktionaryで追求しても細かく書いてた。ヘブライ語だと、海のモンスター(怪物)とか。

   

一方、京野のぼんやりした料理の「ぼんやり」は、フランス語の形容詞だと「vague」(ヴァーグ)。この単語の意味全体もぼんやりしてて、普通に名詞の後に付けると「曖昧な」とかいう意味だけど、名詞の前に付けると「取るに足らない」という否定的な価値判断を示す。ストーリー的には、素材の常識として、取るに足らないマグロ(vague ton)に着目。

   

さらに、vague の古い意味や語源に遡ると、彷徨う(さまよう)というのが原義らしい。そこから、曖昧なとかいう意味が派生したわけか。彷徨うと言えば、住所不定の尾花と祥平、職場を辞めたのかどうかもボンヤリしてる丹後の3人だ。

   

191224b

  

こう考えて来ると、尾花のマグロへのこだわりも分かる気がする。彼ら3人は、「彷徨いながら突進するモンスター達」、thons vagues(トン・バーグ) なのだ。

   

裏の意味として、マグロは倫子の象徴でもあるのかも(笑) コラコラ! まあ、突進して来られてもビミョーだけど♪

   

 

     ☆     ☆     ☆

最終回、丹後までグランメゾン東京に加わって、流行語大賞2019の「ONE TEAM(ワンチーム)」を結成するのかと思ったら、予告を見ると、gakuが悲惨なことになるらしい。

  

ということは、丹後がgakuに戻って立て直して、生意気な柿谷(大貫勇輔)が頭を下げるのか、あるいは、江藤がグランメゾン東京にも出資して、gakuとグランメゾンが資本関係的にワンチームになるのか。いずれにせよ、京野の立場は料理同様、ぼんやりしたまま♪

    

なお、先週14.7%まで急上昇した視聴率は、11.1%と元のレベルに戻ってる(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同じ)。と言っても、裏番組のテレビ朝日『M-1グランプリ』が17.2%、フジテレビ『全日本フィギュア』が16.2%だから、実質的には13%~15%程度の価値があると思う。

   

その一方、前の週の裏番組が弱かったという側面も。日テレ『行列』の13%以下(12.3%という説あり)、テレ朝『警視庁』12%はともかく、フジ『FBI』(7.2%という説あり)は視聴率が低かったようだし、NHKスペシャル『食の起源』2も、直前の『いだてん』最終回が8.3%だから低かったと思われる(11.2%未満は確実)。

   

それにしても、連ドラが12月30日まで続くと、ブロガーとしてはビミョーだね。レビューは正月明け、1月4日か5日かな。そして今夜は恒例、『明石家サンタ』で不幸なクリスマスを楽しむと(笑)。それでは今日はこの辺で。。☆彡

      

  

    

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

       (計 3604字)

  (追記52字 ; 合計3656字)

| | コメント (0)

ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~『グランメゾン東京』第9話

ドロドロの怨念とサスペンスの香りで始まった後、ワインとか葡萄酒と言うより甘口ぶどうジュースみたいなまとめ方となった、『グランメゾン東京』第9話。

  

私自身も、ぶどう果汁入りの甘口発泡酒でアル中路線まっしぐらだが(実話・・笑)、放送終了後すぐ、ツイッター検索で栞奈(中村アン)の感想を調べてみた。すると、良かったね♪といったツイートが多数派に見えたし、そもそも栞奈に触れるツイートは多くない。番組の視聴率は急上昇で、一気に最高の14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

    

視聴者の甘口好きに加えて、キムタク主演ドラマならではのラストの盛り上がりもあった形か。大体TBSの日曜劇場は、甘くて分かりやすい展開が特に多いと思う。日曜の夜という時間帯もあるし、固定的な視聴者層の関係もある。

      

例外だったのは、『華麗なる一族』(2007年)。一方、ちょっと違う意味で甘口のフジテレビ・月9で例外だったのは、『空から降る一億の星』(2002年)。どちらも、悲劇の重さが輝いてた。

    

   

          ☆     ☆

さて、黒岩勉の脚本は非常にテレビドラマ的だから、甘口といっても大小の起伏があるし、一瞬で大きな振れ幅が現れることもある。

   

栞奈の犯行によるノロウイルス発生を疑ってた相沢(及川光博)と芹田(寛一郎)は、保健所の検査結果を京野(沢村一樹)から聞いた途端、栞奈に平謝り。京野も、栞奈の履歴書を見て、エスコフィユ事件の被害者家族だと気づいて、店で謝罪。倫子(鈴木京香)も、一件落着後、すぐ手を差し伸べて、栞奈と笑顔で握手してた。

  

一方、尾花(木村拓哉)はそこまで態度を急変させたりしない。元々、栞奈の履歴書で被害者家族だと気づいた後、恨みや憎しみを警戒しながら、栞奈のソムリエとしての能力をチェック。最後も、謝罪することもなく、笑顔で歓迎する感じもなく、「アンタ」呼ばわりで淡々と突っ込みを入れてた。

   

試食用とはいえ、俺の料理あそこまで酷評した奴いないからね」。これは婉曲表現になってて、「エスコフィユの料理で、そこまで仕返ししようとしたのはどうかと思うよ」とクギを刺す言葉だと解釈可能。

   

まだ素直に自分の非を認められない栞奈としては、むしろ救われた感じで恥ずかしそうに微笑。山椒かワサビみたいに、甘口料理に辛みを効かせた巧みなやり取りだった。

    

    

    ☆     ☆     ☆

さて、会話の台詞としては、リンダ真知子(冨永愛)の電話の「allo」(アロー、もしもし)くらいしかフランス語が登場しなかった今回。実は、これまたトウガラシみたいにピリリと辛いフランス語が入ってたのだ。あの栞奈の手によって。

   

191217a

   

佐藤葡萄酒株式会社の2013年ものの日本ワイン。「Brise.」(ブリーズ、ブリズ)。ツイッター検索で3人のつぶやきがヒットするけど、みんな謎のワイン・ブランドとして考えてるし、語尾の「.」(点)を入れてない。普通のネット検索でも、最後の点まで入れた記事はほぼ見当たらない。ただ、別のアングルの映像でも、語尾の点はハッキリ映されてる。

   

点なしで、冒頭も小文字にして、「brise」を仏和辞典で調べると、ブリーズという発音で「そよ風」という意味が出る。カタカナ英語のブリーズのフランス語版なのだ。あぁ、なるほど。ロケ地の山梨県・GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)あたりは心地よい微風が吹いてそうだね・・と、爽やかなイメージが心に浮かぶ。

   

ところが、冒頭を大文字にして語尾にピリオドを打つと、フランス語の命令文になるのだ。二人称・単数形。親しい間柄で使う変化だから、リンダ真知子か自分自身から栞奈への指令。

  

Brise.」(ブリズ:ぶち壊せ!)

   

   

     ☆     ☆     ☆

動詞だと、発音は「ブリーズ」ではなく、「ブリズ」。英語だと「break」(ブレイク)に相当する、攻撃的な動詞だ。意味は、壊す、砕く、打ちのめす、台無しにする、メチャメチャにする、etc。

  

そもそもワインの名前で、最初だけ大文字で最後にピリオドを付けてる短いアルファベットはなかなか見ない。偶然にしては出来過ぎだと思う。脚本か、あるいは美術スタッフさんか誰かのアイデアか。

  

最後のeにアクセント記号を付けると、過去分詞で「打ちのめされた」といった意味になる。「混入事件で打ちのめされた、そよ風みたいなあなた、グランメゾン東京をメチャメチャにしなさい」。そうゆう恐ろしい意味のワイン名なのであった。

  

191217b

    

ちなみに、事件の前に栞奈がエスコフィユで飲んだ白ワインは、「ボン・アンジュ」。これ、昔の山梨ワインの名前であるようだけど、ドラマ的にはフランスのワインという設定のはず。フランス語の綴りはいくつか考えられるけど、普通に考えれば「bon ange」(良い天使)。英語に直訳すると、good angel。

  

だから、ワイン名の流れもドラマに合ってるのだ。もともと、栞奈は良い天使みたいな料理好き女性。ところが、打ちのめされた後、そよ風のふりをして、メチャメチャに仕返ししようとしてたわけだ。まあ、まだ祥平(玉森裕太)に関するスパイ問題が残ってるから、仕返しは過去形じゃなくて現在進行形だけど。

    

   

     ☆     ☆     ☆

ちなみに、殺人や強制性交とかと違って、傷害罪や威力業務妨害罪には、未遂罪はないらしい。つまり、法律的にも栞奈は無罪なのだ。機密漏洩のスパイ行為は別として。

   

それを知った後、なるほどと納得。ドラマのエンドロールで法律監修を探してみたけど、見当たらない。脚本家か誰かが理解してたのか、あるいは偶然、話が上手く行ってるのか。まあ、ほとんど突っ込みは見当たらないけど♪

   

191217c

  

なお、祥平の履歴書・・というより調査書の中央・右あたりを読むと、パリ・エスコフィユでの身分は「Commis」(コミ:店員)となってた。一番下だったけど、すぐ上には、東京・ベイ東急ホテルのビュッフェ・レストランで「Chef」(シェフ:料理長)だったと書いてある。住所は文京区本郷だから、結構渋いかも♪

 

先週末から個人的に気が緩んで、ネットで遊ぶ時間が増えてしまってるから、今日は早めにこの辺で。。☆彡

  

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

       (計 2800字)

   (追記91字 ; 合計2891字)

| | コメント (0)

Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~『グランメゾン東京』第8話

フランス語がちょっとしか使われなかった第8話。最大のポイントはもちろん、次のカットだ。Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)♪

      

191210a

    

本来なら、尾花(木村拓哉)がカッコ良く決めてるバイクのシーン。後ろ姿のまま、右手の三本指でミシュラン三つ星を取ると誓う。右足で後輪用フットブレーキを踏んで、赤いテールランプが点灯。ツイッターには、最高!って感じの視聴者の賛辞が溢れてる。

   

一方、自分でバイクに乗ってる「RUN&BIKE」管理人の目線は、「止まれ」の赤い道路標識を見た後、タイヤと白線に向かうのだ。一時停止の白線を超えてるように見える(笑)。そこか!

   

着地してる左足とか、バイクの影に注目。望遠レンズでかなり後ろから撮影してることを差し引いても、三叉路みたいだし、あと2mほど手前で止まらなきゃいけない。おまけに、右端にネズミ捕り用の監視員が隠れてるようにも見える(細かっ・・♪)。

  

キムタクと演出の塚原あゆ子が警視庁から注意を受けないことを祈ろう。まあ、使用許可申請で、道路交通法の適用外になるのかも知れないけど♪ ちなみに、バイクの車種は今のところ不明。わざと数十年前の古いハーレーとか使ってるんだと思うけど、エンドロールにハーレーとかホンダの名前は出てなかった。案外、年配スタッフの私物とか。

   

  

    ☆     ☆     ☆

さて、たまにはオートバイの話も書いてみた後、本題のフランス語♪ 今回、リンダ真知子リシャール(冨永愛)の台詞の聴き取りで、1時間ほど使うことになってしまった (^^ゞ 暇人か!

   

191210b

  

パリのナッツ混入事件の犯人が祥平(玉森裕太)だと、栞奈(中村アン)に聞いた直後。祥平が働いてたグランメゾン東京と、祥平を今かくまってるgaku、どちらも世界のレストラン・トップ10に入れてしまった真知子は、倫子シェフ(鈴木京香)のインタビューを録音したレコーダーをハイヒールで踏み潰して叫ぶ。「ほーら、気持ちいいだろ♪」。そっちか!

    

画面下のテロップは、「バカにするのもいい加減にしてほしいわ」。私の耳には、「ジャネルーズ! イルシュフィ・ムワ」って感じに聴こえるけど、いくら仏和辞典を調べてもピッタリ来る言葉は見当たらない。日本語を色々言い換えて、和仏辞典も使ってみたけど、どれも失敗。間投詞(interjection)や、ののしり言葉(juron)を調べてもダメ。

  

1つ目の台詞の最初は Je(私)かな? それが次の単語とつながって音が変化してるとか。例えば、J'en(ジャン)。2つ目の台詞の前半は、もう十分だって意味の動詞 suffire の変化か、形容詞 suffisant かも知れないけど、自信ないし前後も不明。試しにノベライズ本の上巻を本屋でチラ見してみたけど、ほとんどフランス語は書かれてないようだった。

  

後は、ヤフオクかメルカリで台本を探すとか♪ 黒岩勉が日本語で書いた脚本を、現場で冨永がフランス語にしたのかも。インスタグラムには、ヒールのブランド名ならあった。キレるリンダ(笑)、louboutin world(ルブタン・ワールド)。お好きな方はハイヒール買うと使えるかも♪ 何に?! 最新ツイートは、ピンクのヒールでスピーカー踏んでた。

  

191210c

  

191210d2

    

    

    ☆     ☆     ☆

逆に、すぐ分かる親切なフランス語は、相沢(及川光博)が尾花に柑橘系ハーブ(?)を渡した時の台詞。

 Voila!ヴワラ: ほら、ハイこれ)。

  

191210e

    

この単語、先日買った最新の「英和」辞典に載ってた♪ 英語圏でフツーに使われるようになったと。エライぞ、『三省堂ウィズダム英和辞典』第4版(2019年)! 下はオンライン・サービス「Dualウィズダム」の使用例。発音は似てるけど、英語だと「ラー」と語尾を強調。音声まで聴けるのも、いいね。

    

191210h

   

ちなみに、より近くを表すとされるフランス語「Voici」(ヴワシ)は英和辞典に載ってないから、やっぱりヴワラの方がメジャーなのだ。発音もしやすいし、日本語の「ほら」に似てるのも偶然じゃないと思う。

   

   

    ☆     ☆     ☆   

このヴワラ。何気ない日常会話の一言に見えて、実は奥が深い。というのも、元々はvoir(見る)という動詞とla(そこ)がつながって出来た言葉だから(『ロワイヤル仏和中辞典』&『クラウン仏和』冒頭説明)。今では「そこ」というより、「ここ」を指す用法が増えてるから、「ほら、ここを見て」という意味なのだ。

   

見て欲しい「ここ」とは、どこか? それはまず、こちらにいらっしゃるお店のお客様。味覚、好み、体調、どんな方なのか。「ここにいる俺を見てない」と感じたからこそ、潮卓(木場勝己)はグランメゾン東京の料理をボロクソにけなしてた。特に、ホール係の京野(沢村一樹)を。あの暴言こそ、ヴワラ=ここを見て、という意味の日本語だ。

   

「ホールの声は神の声」と認められるためには、ホール担当係は、神様であるお客様の声をしっかり聞く必要がある。実際はそんな余裕なくても、少なくとも建前上は♪

  

その点、すぐに元・師匠、潮卓の異変に気付いてたのは、元・弟子の尾花。主役のヒーローだから(笑)・・じゃなくて、昔のビーフシチューの味を覚えてたから、ちょっと違うと感じたわけだ。大満足して顔を上に向けかけたのに、途中で顔が止まってた。その後、冷蔵庫で超薄味の味噌汁を発見して、師匠の味覚障害を確信する。

   

191210f

   

   

     ☆     ☆     ☆

もちろん、「ここを見て」という時、別に身体や料理だけを指してるわけじゃない。オレの生きざま、男の浪漫(ロマン)を見てくれ。だからこそ、尾花は古いバイクを修理して走らせてた。バイクは、師匠のロマン。いつまでも現役で頑張る師匠を見たいのは、弟子のロマン。

   

191210g

  

「浪漫亭」(ロマンテイ)とは明らかに、フランス語「romantique」(ロマンティック)、「romantism」(ロマンティスム)を意識したテンメイ・・じゃなくて店名♪

  

ロマンティックとかロマンという言葉は、日本では流行らなくなってるけど、近い言葉だと「夢」か。自由と理想を求めて、遠くをみつめる様子を広く指す。

    

もう少し細かく言うと、伝統や形式にとらわれず、内面の感情を重視。確かに、ミシュラン三つ星とか流行とか全く追わないレトロな洋食フレンチは、昭和の料理人のロマンだろう。

   

負け惜しみに聞こえるかも知れないけど、10人の常連客の一人一人に満足してもらえれば十分。可愛い娘(伊藤歩)もちゃんと面倒みてくれるし、立派に育った弟子も親切だし。感情をあらわにするのも、人間の本性=自然の姿なのだ。

   

    

    ☆     ☆     ☆

ただ、夢見る人は、現実への合理的対応がおろそかになる。心筋梗塞の薬なんて飲んでられるか!・・と無視してると、突然倒れてしまったりする。精神的な自由の裏側には、身体的な限界、経済的な制約とかもある。尾花のパリでの現実逃避も、ロマンティストのネガティブな側面だろう。

  

ロマンティックな生き方では、恋愛を重視するのも特徴。尾花も要するに、密かに愛する倫子に三つ星を取らせるために努力してるわけだ。そして、お客様一人一人の「美味しい」を大切にするという普通の姿勢だけで三ツ星を取ろうとするのは、倫子のロマン。ライバルの尾花を追い出した後、倫子の家で2人きりで仲良くしたいというのは、京野のロマン♪

  

191210i

       

SNSの素早い一口コメントと拡散リツイートが全盛の時代に、遅くて長いブログ・レビューを続けるのは、平成ブロガーのロマンなのだ♪ インタビュー場面で、向こう側にいた美女に目が行ってしまうのもロマン(笑)。ツイッターにもインスタにも情報が無いけど、末岡いずみか粕谷奈美かな。こう書いてれば読んでもらえるかもと思うのも、小市民のロマン♡ 小さっ!

    

一部の特殊な女子たちなら、最後の尾花&京野のじゃんけん仲良しシーンにロマンを感じたはず♪ フツーの男目線だと、むしろ『美味しんぼ』の細かすぎる解釈で論争して欲しかったかも(笑)。『ビーチボーイズ』のライダーマン論争か! それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

      (計 3517字)

    (追記125字 ; 合計3642字)

| | コメント (0)

Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~『グランメゾン東京』第7話

今度こそ 取ってよ

あの人に 取らせてあげてよ 三つ星

10位は超えられなかったけど 私が保証する

グランメゾン東京の料理は エスコフィユより美味しかった

Bonne chance!ボン・シャンス:幸運を)

Eh! Promis!エー プロミ:ねぇ、約束するよ)

ウフフ・・♪

  

  

    ☆    ☆    ☆

フルマラソンからヘロヘロで帰宅後、録画しながらボーッとチラ見してた時は、アメリーちゃん(マノン・ディー)可愛いな・・としか思わなかった♪ 後で録画を見直すと、いいね。興味深いポイントがいくつかあるし、フランス語も適度に入ってた。

 

ツイッター検索を見る限り、(ほとんど)誰もつぶやいてないのが、エリーゼ(太田緑ロランス:Ota Midori Laurence)とのお別れシーンのフランス語。

  

放送画面では、まず字幕が2画面。「ボンシャンス」、「(フランス語で話す)」。それに続けて、普通の画面下のテロップで、「三つ星を約束する」と出てた。

   

   

    ☆     ☆     ☆

私の耳には最初、尾花(木村拓哉)のセリフはこう聞こえた。エー、プルミ。フランス語の「Ehエー)」は、日本語の「ねぇ」みたいな意味だから、発音が紛らわしい。立ち去るエリーゼの後ろから、ねぇ!とか呼びかけたんだと思った視聴者が少なくないはず。

  

191203a

      

プルミと聞こえたセリフは、聞き直してもプルミとしか聞こえないけど、キムタクの唇の開き方を見ると、上下に開いて母音の「オ」を発音してる。「Promis」(プロミ:約束するよ)でまず間違いない。英語なら Promise。

    

省略した話し言葉で、新しい仏和辞典にはそのまま載ってた。省略なしだと「C'est promis」。英語と日本語に無理やり直訳すると、「It is promised」「それは約束された」。

       

191203b

  

エライぞ、三省堂『クラウン仏和辞典・第7版』(2015年)!  辞書と畳は新しい方がいい。アメリーちゃんのジーンズに似た色のミントも、いいね♪ 普通の大きさの版はピンク色。おフランスの世界は女性が多数派だから、女性向けに出来てるのだ。NHKの講座(ラジオ、テレビ)の内容も、文系の女性向け。男の私なんて、学校で軽いイジメにあったほど(笑)

  

191203c

  

   

    ☆     ☆     ☆  

ちなみに、キムタクの実際のセリフには、「trois etoiles」(トゥルワ・ゼトワール:三つ星)というフランス語は入ってない。テロップは、会話の文脈を受けて補ってたのだ。

  

ただ、エリーゼの「取らせてあげてよ 三つ星」という言葉を受けた返事としては、ちょっと間が空き過ぎてる。辞書を見直すと、「Promis」には「フィアンセ」みたいな意味も一応あるのだ(上図の一番下の行)。文字通りには、「約束された相手」ということ。

      

文法の話をすると、エリーゼは女性だから、フィアンセという意味なら女性形の「Promise」(プロミーズ)が正しい(細かっ・・)。まあでも、要するに「約束だよ」ということだろう。

    

俺は相沢(及川光博)に三つ星を取らせる。君は相沢とアメリーと3人でやり直す。約束したよ。。

   

    

    ☆     ☆     ☆

ところで、プロミに似た「クリミ」という尾花の台詞なら、ツイートが5つだけあった♪(少なっ・・)。相沢とエリーゼの相談の場に、尾花と倫子(鈴木京香)が割り込んでた場面。尾花はクリームソーダを飲みたかったとか、言い訳してた♪

   

191203d

   

これ、現代フランス語かと思ったけど、辞書はもちろん、ネット検索でも全く出ない。ツイート5つの内、2人は言い間違い説、1人は可愛いアドリブ説を唱えてた♪ 省略語なら、「クリソ」だろう。

  

誰か、ラジオで質問してみるとか。「グランメゾン東京、第7話の『クリミ』って台詞が可愛かったです♡ あれはアドリブの言葉遊びですか? それとも噛んじゃって鈴木さんに突っ込まれたんですか? まさか『魔法の天使クリィミーマミ』の隠れファンじゃないですよね(笑)」。

   

ちなみに、クリームソーダって飲み物は日本独特らしいけど、無理やりフランス語に直訳するなら、「soda a la creme glacee」(ソーダ・ア・ラ・クレーム・グラセ)かな。どなたか、フランスのお店で試した結果を教えて頂きたい♪ 身振り付きで可愛く頼めば、作ってくれると思うけど。もし作ってくれなかったら、可愛くなかったのだ(笑)。コラコラ!

  

何度も書いてるけど、私はバーカウンターでしばらくバイトしてた経験がある。メニューに無くても、客の注文はそのまま出してた。特別な常連さんだと、わざわざ外のお店に出向いてでも従う。お客様は神様。酔った常連女性客が、ハイヒールの足首のベルトを締めてくれとか言って来た時も、上司が目で合図したから、私は喜んで・・じゃなくて仕方なく従った(笑)

    

   

    ☆     ☆     ☆

さらに、相沢の元妻・・じゃなくて失踪してた妻の名前も面白い。「エリーゼ」(多分エリザベートの略)というと、『エリーゼのために』という曲を思い出す日本人は多いはず。実際、「エリーゼのために」という台詞が入ってた。脚本はいつもの黒岩勉。

    

私にとっても最初に覚えた名曲で、確か近所のお姉さんがよくピアノで弾いてたから、オルガンで真似してた。幼い頃、ヤマハ音楽教室のエリートだったのだ・・と勝手に思ってる♪ あぁ、キーボード欲しいな。。

    

で、『エリーゼのために』のエリーゼは、フランス語の綴りだと「Elise」。ブルボンのお菓子(笑)・・じゃなくて、ベートーヴェンが作曲する時に思い描いてた相手の女性で、候補者は2人いるらしい。

  

それに対して、パリのシャンゼリゼ通り(Avenue des Champs-Elysees)の語尾・エリゼは、「Elysees」。この言葉、神に祝福された幸福の大地というような神話的意味を持ってるらしい。仏教なら極楽浄土。

    

エリーゼは相沢にとって、彼方で待ってる天国みたいなものか。「Ma cherie」(マ・シェリ:愛しい女性)のアメリーちゃんもいるし。cherieは、深く愛するという動詞cherirの過去分詞の名詞化(女性形)で、資生堂のヘアケア製品のブランド名としてもお馴染み。

  

   

     ☆     ☆     ☆

最後に、マニアックな解釈もオマケ。なぜ、エリーゼのために作ったspecialiteスペシャリテ:おすすめ料理)は、キノコのgaletteガレット:平たいお菓子)だったのか。なぜ、手巻きを1本頬張ってたのか。

  

191203e2

     

尾花にスマホで頼まれた峰岸(石丸幹二)はわざわざ大量のキノコを持って来て、「最高のキノコでギャフンと言わせてやれや」と話してた。フランス語のchampignonは、キノコに似た形のものを広く指す。まさにそのものを表す名前がついたキノコもある。

   

最後の食卓シーンになった瞬間、似た料理が2本、倫子の前でアップで映された。カメラのピントはそこに絞り込んである。1本は前側で大きく映ってて、もう1本は少し後ろで目立たない映し方。彼女と食卓を囲んでるのは、ヒーロー尾花と脇役・京野(沢村一樹)。直後の展開では、2人の男が1人の女を取り合うあからさまな話になってる。

  

191203f

   

もう明らかだろう。映像・画像作品で珍しくない隠喩、メタファー、類似物による象徴表現なのだ。演出は山室大輔。

   

例えば今季の『まだ結婚できない男』でも、阿部寛が繰り返しバナナをプレゼントして、吉田羊が美味しそうに食べてる。阿部は菱形のハンモックに入って気持ちよさそうにしてるのだ。ハンモックに特殊な意味があることも、レビューで説明しておいた。(追記:今日の第9話でも、阿部の見舞いに来た女性3人にバナナを1本ずつプレゼント。)  

  

        

    ☆     ☆     ☆

なお、その他に登場したフランス語は、

 mamanママン:ママ)

 D'accord!ダコー:OK、了解)

 riz au laitリ・オ・レ:牛乳ライス、ライスプリン)

    

リオレとは、カフェ・オ・レ(牛乳コーヒー)と似たフランス語だ。じゃあ、イタリア語ならカフェ・ラ・テに似た「リゾ・ラ・テ」かと思ったら違ってた (^^ゞ

     

bravo(ブラボー:いいぞ、おめでとう)はフランス語でも日本語でも使うけど、元はイタリア語だ。いずれ、ピザやパスタのドラマをレビューする時は、イタリア語の辞書も買おうかな♪ ではまた明日。。☆彡

   

   

  

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Voila!(ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

     (計 3558字)

   (追記162字 ; 合計3720字)

| | コメント (0)

C’est super、最高のものとの出会い=衝突~『グランメゾン東京』第6話

C’est super!セ・シュペール:最高!)。『ガリレオ』的翻訳なら、「実に素晴らしい」♪ 女子高生的翻訳なら、「ヤバイ」(古い?・・笑)。

      

ドラマ終了後から、ウチには「グランメゾン東京 冨永愛 セリフ フランス語」って感じの検索アクセスが入ってる。5年くらい前から、GoogleやYahooの検索ワードは基本的には分からなくなってるんだけど、スマホの特殊なアクセスとか、一部の検索だけはワードが分かるのだ。割合的には、50分の1くらいかな。

    

191127a

   

このセリフ。脚本・・と言うより台本に載ってるからなのか、あるいは短くて印象的な言葉だからか、珍しく字幕にフランス語で表示されてた。英語に直訳すると、「This is super」とか。

    

試しにGoogle翻訳を使うと「That's great」と出たけど、やっぱり「super」という同じ綴りの単語を使わなきゃ、味が出ない。『ロンバケ』でもスーパーボールが使われたし、私はコンビニよりスーパーの買い物が好きだし(笑)。英語には、1文字だけプラスしてフランス語に似た発音の「superb」という言葉もある。

   

いずれにせよ、元をたどるとラテン語の「super」で、単に「上」を表す普通の意味だった。それが数百年くらいの歴史の中で、最高という意味に変化してるわけだ。

    

トップレストラン50の「top」だと、順位の中での1位、一番上という意味になるけど、今のフランス語や英語のsuperは別に順位を想定してるわけじゃない。それ自体で最高、スゴイのだ。相沢(及川光博)が今の尾花(木村拓哉)を評して言ってた「最強」という言葉も同様。

   

   

    ☆     ☆     ☆

リンダ・真知子・リシャール(冨永)の絶賛は、gakuの魚料理に対するもの。丹後(尾上菊之助)と祥平(玉森裕太)が協力して創り上げた料理だった。

   

それをまるで、「グランメゾン東京」のパクリ料理のように見せかけてた脚本と映像は巧妙(演出・青山貴洋)。パクったレシピで普通の料理人・柿谷(大貫勇輔)が作っただけだと、折角の鰆(さわら)のローストが、単なる「焼き魚」になってしまうらしい♪

   

ふと思い出したのが、数年前の正月の帰省で、ウチの母親が出してくれた肉料理。牛肉だったと思うけど、「高い肉を買ってみた」とニコニコしながらすぐ横で見てる。私は一口食べて、焼き過ぎの焼肉じゃないか・・(笑)と内心思いつつ、「ホントだ、美味しいな」と小声で褒めたのであった。高級なお肉の調理法が分からない、庶民の悲哀もかみしめながら。

    

江藤(手塚とおる)と違って、心優しい息子の気遣い、いいね♪ 表情の演技までは出来なかったかも知れないけど(笑)。まあ、母親が心を込めた手料理というのは、失敗しようが素材が何だろうが、super、最高なのであった。母親が留守の時、父親が1回だけ作ってくれた素うどん(笑)も最高の思い出だ。『CHANGE』第1話か! 遅まきながら、どうもありがとう。。   

   

   

    ☆     ☆     ☆

ところで私は、実家にいた高校時代まで、親の料理を素直にほめた覚えがあんまし無い。オムライス&オムレツ(具がたっぷり)、コロッケ、水炊き(豚肉)、焼き飯(焦げ目付き)、ナポリタン・スパゲティ、お餅とたっぷり野菜にダシがしみ込んだお雑煮。。

   

どれも凄く美味しかったのに、素直に認めて感謝を伝えれるようになるまで、やっぱり時間がかかってしまったのだ。お子様だったわけね。まあ、今でも少年だけど♪

   

最高のものとの「出会い」(相沢の言葉)において、人がどのように反応するのか。これは、自分自身の「器」や状況にもよるし、相手との関係によっても違って来る。

   

    

    ☆     ☆     ☆

相沢の場合、尾花とはちょっと違う独自の能力と実績を持ってるし、尾花にはない最高の娘・アメリーちゃん(マノン・ディー)も一緒に暮らしてる。余裕のある笑顔で、いまの尾花は最強だと言えるのだ。

  

例のセロリと共に、相沢のアイデアの水晶分担・・じゃなくて「水晶文旦」。ブンタンの学名はラテン語で「citrus maxima」(キートゥルス・マクシマ)だから、最高の(or 最大の)柑橘類という意味だ。脚本家の黒岩勉の意図はともかく、今回のドラマ全体が、最高を表す言葉で統一されてるのが分かる。シュペール、最強、トップ、マクシマ。

  

191127b

        

実は今回のレビュー。冒頭で、「大昔からある駄菓子が光ってた♪ ボンタンか!」とかボケようと思ってたんだけど(笑)、ボンタンとブンタンは同じ物らしい。簡単に言うとグレープフルーツね。で、水晶のような「あめ色に輝く」果実が高知の特産、水晶文旦。一方、九州産をあめにした超ロングセラーがボンタンアメ(セイカ食品)。最高同士の意外な出会い、いいね!

   

191127c

   

なお、幅広のツッパリ用学生ズボン「ボンタン」の語源も、この果実から作ったボンタン漬けだとするウワサが流れてる。今後の研究に期待しよう。チコちゃんとか♪

    

    

    ☆     ☆     ☆

さて、余裕のある相沢に対して、複雑な思いを表情と態度に表してたのが、京野(沢村一樹)。仕事や能力は独自のものだからいいとしても、倫子(鈴木京香)の親密なパートナーの座は1人に限られる。

   

191127d

    

京野が倫子の太腿と合わせてジッと見つめてた(笑)、朝の食卓に並ぶピザ・トースト。本当は尾花に、「どけよ!」と言いたいのに、言えないのであった。最高の女性の隣に座ってるのは、最高の男だから。倫子に繰り返しうながされて、ようやく末席についてニヤけるばかり。ぎこちない三角関係。

  

男の子はいくつになっても元気で、いいね♪ 京野の愛読書は、『週刊現代』と『週刊ポスト』のはず(断定)。お目当ては、袋とじ(笑)。数年前までのコンビニの奥の本棚も好きだったはず・・とか書いても、細か過ぎて伝わらないかも♪

   

   

     ☆     ☆     ☆

ところで、フランス語好きの相沢が厨房で口にしてた、「出会い」という言葉。フランス語だと、「rencontre」(ランコーントル)で、出会いの他に、「衝突」、「対戦」という意味も重なり合う。

  

このフランス語をイメージすると、料理が完成して倫子と手を合わせた時、尾花が「痛っ!」と叫んでた理由もよく分かるのだ。強烈な出会いは、衝突や痛みにもつながる。

  

191127e2

             

それに対して、度々映ってた拳や身体の軽い触れ合い(toucher=トゥシェ、タッチ)なら、ほのかな温かみだけが伝わる。多分これが、グンゼのブランド「Tuche」(トゥシェ)の語源だろう♪(細かっ・・)。広報部の方、違ってたら訂正コメントどうぞ♪ 入力が消えてしまうかも知れないけど。サッカーのトルシエ監督の綴りは全然違う(笑)。関係ないだろ!

       

最高のお店、最高の料理人たちと出会った後、認めてもらえなくて、衝突してしまったのが芹田(寛一郎)。金につられて裏切った後、土下座までする過激な演出を入れて、いい出会いへとドラマを丸くまとめてた。これが大人向けの番組枠・TBS日曜劇場のお約束(『華麗』は例外)。現実社会ならパワハラで民事訴訟かも♪ 芹田のまかないをみんな食べ残すシーンとか。

      

めぐり会いと衝突の融合みたいな、対戦の形へと進んでるのが、丹後と祥平。真知子リシャールも、対戦に近い関係性。フーディーとして、シェフと対戦してるのだ。料理自体も、素材とシェフとの対戦と言える。

    

フランス語目当てで見てる私としても、第6話は変則的ルールの対戦みたいなもの♪ フランス語がほとんど使われない回を、どうマニアックにさばくか。しばらく考えた後に思いついた概念が、rencontre、出会い=衝突だった。

   

英語ならmeetよりもencounterだなと思ってたら、フランス語のrencontreも英語のencounterも、同じラテン語から派生したものらしい。確かによく似てるね・・っていうか、細か過ぎるね(笑)

    

   

     ☆     ☆     ☆

最後に、栞奈(中村アン)の英語のセリフもオマケしとこう。あれは聞きやすかったし、字幕にも英文が出てた。

   

 Here's your Amuse (ヒアーズ・ユア・アミューズ:一口サイズのお楽しみ料理をどうぞ)

 Please eat directly by your hand (プリーズ・イート・ダイレクトリー・バイ・ユア・ハンド:どうぞ素手で直接お食べください)

  

 Take your time enjoy (テイク・ユア・タイム・エンジョイ:ごゆっくりお楽しみください)

  

 最後のフレーズは、そのまま検索しても(ほとんど)出て来ないから、Take your time と Enjoyを続けて言ったんだと思う。接続詞 and の省略かとも思ったけど、and入りのフレーズも用例が見当たらない。英語サイトweblioの用例検索でもヒットせず。

  

というわけで、実はオンエアを見た直後、今週は『まだ結婚できない男』のレビューに変えようかなと思ったんだけど、それなりに満足できる出逢いになった。たまにフランスからアクセスが入ってるというのも、裏の事情としてある♪

   

なお、第6話の視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。仏和・和仏・英和、4冊の辞書とネットで調べまくったところで、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

   

  

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリ・クレール』記事とコース・メニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に♪」(パルマンティエ尾花)~第5話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

      (計 3915字)

  (追記191字 ; 合計4106字)

| | コメント (0)

「ピーナッツオイルもセロリも大切に♪」(パルマンティエ尾花)~『グランメゾン東京』第5話

「アッシ・パルマンティエ」(Hachis parmantier)なんて長いフランス料理名を繰り返し強調してたから、フランス語ウィキペディアで調べてたら、見覚えのある画像が出て来た。そうそう。1年半前に、ウチのブログ記事で書いた話だ♪ 意外なつながり。実に面白い! 文才豊かな黒木瞳が、朝日新聞のエッセイでネタにしてたのがキッカケ。

     

 マリー・アントワネットとじゃがいもの花飾り、都市伝説かも&12km走

 

191119a

    

パルマンティエ(A. A. Parmantier)は18世紀ごろに活躍した農学者・栄養学者で、家畜用のエサだったジャガイモを人が食べる習慣に貢献したことで知られてる。上の画像は、彼(右端)がルイ16世とマリー・アントワネットにジャガイモ(pomme de terreポム・ドゥ・テール:大地のりんご、恵み)の花を贈るイラスト。拡散してるけど、信頼できる根拠は見当たらない。実話か伝説か不明。

   

   

    ☆     ☆     ☆

191119b

  

 「アッシ・パルマンティエはマッシュポテトと牛のひき肉をもとにした料理。このグラタンの名前は、薬剤師アントワーヌ・パルマンティエから来ているに違いない。彼は、塊茎(ジャガイモなど)によって食糧不足に上手く対処できると確信して、ルイ16世に食べてみるよう勧めた」。(フランス語ウィキの翻訳 by テンメイ)

   

ちなみに、日本語で検索すると「アッシェ」とか「アッシュ」という発音も出て来るけど、元のフランス語の発音は「アッシ」か「アッシュイ」。つまり、語尾の母音は「イ」だ。実際、祥平(玉森裕太)と尾花(木村拓哉)も、「アッシ」と言ってるように聞こえる。

  

「hachis」という綴りと発音は変則的。切り刻むという動詞の過去分詞なら「hache」のはずだけど、語源を調べても理由が分からなかった。方言とか他の言語の影響かな・・とか書いとくと、またどなたかが情報コメントをくれるかも♪

  

ただし、春の大幅リニューアル以降、システム障害で入力に失敗することが多いので、念のため。悪しからず。書き込みがどこかに消えてしまうエラーがいまだに直らない。

    

   

    ☆     ☆     ☆

さて、今回の物語、ストーリーの本質は、「どんなものでも大切に接する」ということだ。余り物でも、ハズレものでも。ちょうど、家畜用の食材を高く評価したパルマンティエみたいに

      

まず、パリ・エスコフィユ時代の祥平のまかない料理「Hachis parmentier aux marons et aux champignons」(アッシ・パルマンティエ・オ・マロン・エ・オ・シャンピニョン:栗ときのこのポテトグラタン)も、余り物を活かした工夫だった。ちなみに「マロン」の発音は、日本人の耳だと「マホー」に近く聞こえる。

    

それを、屋外にいた尾花に持って行ったのも、「余りもの」への温かい接し方だった。最新のミシュランで3つ星が取れず、2つ星。しかも、他の従業員が(無理やり)満足してる様子に激怒した尾花は、仲間はずれみたいな形で、一人さみしく屋外へ。そこに熱くて美味しいグラタンを持って来てくれたから、尾花は熱い涙を流してた。案外、猫舌の涙かも♪ ないだろ!

    

次に、尾花のフード・フェスティバル用のカレーも、余った食材の有効利用だし、余った従業員の労働力の活用でもある。

  

191119f

      

その時、何気に挿入されてたのが、「セロリ」という嫌われものの野菜。2019年、大人が嫌いな野菜で堂々、第1位☆ 子どもでも4位(タキイ種苗のネット調査、全国20歳以上の男女600名)。そう言えば私も、意識的に避けてるつもりはないけど、滅多に食べない。カロリーなら取り過ぎだけど♪

   

191119c

         

そのセロリが店の冷蔵庫にたっぷり余ってたのを、尾花はカレーの付け合わせに使ってた。相沢(及川光博)から受け取るカットも目立ってたから、SMAPの曲『セロリ』(1997年)の歌詞を読んでみた。「好き嫌いはイナメナイ 夏がだめだったり セロリが好きだったり」(山崎まさよし作詞)。

  

人の趣味や価値観はなかなか合わない。特に、男と女だと。それでも、「がんばってみるよ 少しだけ」。「君のこと 好き」だから。君が料理にセロリを入れたとしても、ちょっとなら我慢するのだ♪ 「セロリ」が多過ぎて「ケンカ」になっても、後で仲直りすると。。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さて、ドラマで一番の余り物、ハズレものだったのはもちろん、祥平だ。眉だけ淀川長治・・じゃなくて(笑)彼女の父親には嫌われるし、3年前にはエスコフィユの料理にピーナッツ・オイルを混入してしまった(と思ってる)し。

   

ただ、ピーナッツ(落花生)というのは普通、アレルギー物質どころか、好まれる食べ物で、私もよくボリボリ噛んでる。でん六のポリッピーとか、定番の名作だろう♪ 商品名か! スヌーピーの漫画『ピーナッツ』も人気だ。あれは別の意味だろ!

   

そして、たとえ祥平が混入事件の主犯だったとしても、わざとではないだろうし、不注意のミスだと信じたい。そもそも、祥平が後悔と罪悪感に苦しみながら、仕事を手伝ってくれてるのは明らかなこと。

  

だから、尾花はまかないに、栗ときのこのアッシ・パルマンティエを選んで、祥平に食べさせた。わざわざ、レシピを変えて、ピーナッツオイルを加えて。セロリも(別の料理の?)食材に入ってた。ナッツオイルにもセロリにも、そして祥平にも、「誰にも」罪はない。俺はどれも大切にしたい。。

  

191119g

   

       

     ☆     ☆     ☆

ところで、祥平が本当に犯人なのか。まだハッキリしてない。ここまでの黒岩勉の脚本を見ても、振れ幅が大きくて激しくて、まるでテレビドラマみたいな展開になってる♪

   

191119d

   

今回の映像(演出・塚原あゆ子)を細かく見ても、事件発生直後に祥平は驚いた顔をしてるし、ピーナッツオイル自体を彼が料理に入れたとは断定できない作りになってた。他の犯人が入れたか、容器の中身をすり替えてた可能性は残ってる。

  

191119e

   

連続ドラマの構成を考えても、話の発端がコンタミネーション(混入・汚染)事故だったのに、第5話で早くも犯人が確定するのは早過ぎる気がする。丹後(尾上菊之助)が「お前なのか?」とかいきなり問いただすシーンも、唐突で不自然な挿入に感じた。

   

そもそも、当時の尾花は完全にパワハラ的なキャラだから、他にうらみを持つ従業員がいたはず。案外、思わせぶりな様子を示してた栞奈(中村アン)の周囲の人物が絡んでるのかも。

   

   

     ☆     ☆     ☆

最後に、今回のフランス語のリスニング一覧。自信がある箇所だけ書くけど、聞き間違いもあるかも♪ エスコフィユの回想場面がほとんど。

  

 Merci beaucoup (メルシー・ボクー:どうもありがとうございます)

 C'etait Michelin (セ・テ・ミシュラン:ミシュランだった)

 On a deux etoiles (オン・ナ・ドゥ・ゼトワール:ウチは二つ星だ)

 Ca va (サ・ヴァ:OK、いいさ)

 Pourquoi・・・contents ? (プークワ・・・コンタン:なぜ喜んでるんだ)

 Qui est le responsable ici? (キ・エ・ル・レスポンサーブル・イシ:ここの責任者は誰だ)

 Bon, tres bien, ・・・reposer (ボン・トレ・ビアン・・・ルポゼ:よし、よく出来た。休んで)

 Bon appetit ♪ (ボ・ナペティ:どうぞ、たっぷり召し上がれ)

  

       

なお、リンダ・真知子・リシャール(冨永愛)の『マリ・クレール』記事については、半分以上、第4話レビューで映像解読&仏文和訳してある。今回、第5話で一瞬映った日本語訳は、ほとんどそのままだったけど、メニューの説明とその前の文が違ってた(細かっ・・)。あの画面で下側のメニューの箇所が入らないから、代わりに文章で補ったんだろう。

   

191119h

  

     

    ☆     ☆     ☆

まかないというと、私もあちこちのバイト先で色んな経験をして来た。新橋かどこかの居酒屋みたいな店だと、洗い場で残飯みたいな余り物を渡されたけど、時給は高かった(1200円くらいか)。美味しかったのはやっぱり、一流ホテルだね。まあ、物々交換だったけど・・とだけ書いとこうか♪ コラコラ!

  

今回、男同士の熱い友情か何かがたっぷり描かれてたから、一部の特殊な女子もコンタント(喜んでる)はず(笑)。ちなみに語尾の「ト」は女性形だ。英語の「content」と同形なのは、同じラテン語が語源だからか。語学の勉強になって、いいね♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリ・クレール』記事とコース・メニュー、フランス語の和訳など~第4話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

      (計 3582字)

  (追記219字 ; 合計3801字)

| | コメント (2)

『マリ・クレール』記事とコース・メニュー、フランス語の和訳など~『グランメゾン東京』第4話

「今までで見てきた中で、一番幸せです」♪ 古っ! プレ・オープンの女性客が美人揃いだったのだ ♡ そのおかげで、過去最高の視聴率13.3%となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。関係ないだろ!

        

191112a

   

華やかで目立ってたのは、左の「写真撮っていいですか」女性♪ あべまみって名前か・・と書くと、検索アクセスを5つほど稼げる(笑)。セコッ! レースクイーンは、あべみほネ。インスタで紹介してる台本もキレイ。汚さないように大切に扱って、別名でメルカリだと♪ コラコラ! 何と35歳。誘いやすいのは右の女性か。多分、好きだと思う ♡。何が?

  

191112b

   

この外国人2人も目立ってたけど、名前が分からなくて夜も眠れない♪ またか!

  

191112c

   

   

   ☆    ☆    ☆

一方、先週の眠れないネタは、ドラマ冒頭でいきなり解決♪ もう十分満足したから、チャンネル変えそうになったほど(笑)。ジビエ・コンクールの名前の三番目の単語。「CULINAIRE」(キュリネール:料理の)か。「フランス料理の国産ジビエ料理コンクール」ね。

 

191112d

  

中央には小さめの文字で、「LE JURY A DESERNE LE 1ER PRIX」(ル・ジュリ・ア・デセルネ・ル・プルミエ・プリ:審査員は1位を授与した)。なるほど。審査員は5人くらいいたけど、集合名詞だから単数扱いだと。細かっ!

   

191112e

   

プレ・オープンの張り紙に書いてたのは、「Pre-ouverture」(プレ・ウヴェルチュール:開く前)。そのまんまか!

   

台詞のフランス語はまた少なかったけど、みんな言ってたのが「Oui, chef」(ウイ・シェフ:はい、料理長)。尾花(木村拓哉)は萌絵(吉谷彩子)に、「Allez!, allez!」(アレ、アレ:さあ、早く)。

    

相沢(及川光博)は「D'accord」(ダコー:了解)と「Oh la la!」(オララー:オイオイ!、おやまあ、やれやれ)。フランス語学校Aの名物教師Pがよく大げさな身振りで叫んでた・・って、実名イニシャルか! 向こうも私のことを実名でさんざんネタにしてたらしいから、大丈夫だ。親切な奥様がちゃんと教えてくれた。「やっと最近おさまって来た」とか♪ それ以前は?!

            

そしてリンダ・真知子・リシャール(冨永愛:Linda Machiko Richard)は、栗のデザートに対して、「C'est magnific!」(セ・マニフィック:これは素晴らしい)。ちなみにウチのブログなら、「セ・マニアック」♪

    

5年前、美青年がアンジェリーナ・ジョリーへの英語インタビューで語った誉め言葉は、同語源の「magnificent」(マグニフィセント)だ・・っていうのは、一部読者へのご挨拶だったりする(笑)。エッ、読んでない? あっ、そう。

      

    

    ☆    ☆    ☆

今回、ストーリー的には、「素直に認める」ことが中心になってた。どんな相手でも、真剣に見定めて、認めるべきものは認める。

   

191112f

   

おじさん、おばさん呼ばわりされた尾花と倫子(鈴木京香)は、生意気な小娘・萌絵の能力とセンスを認めてた。ホテル・インターコンチネンタル東京ベイの徳永純司と、服部学園の瀧澤努のデザート料理監修が素晴らしいと♪ モンブランも普通の栗も私の好物だけど、100円ショップの袋入りの栗はイマイチだね。レベル低っ!

   

一方、祥平(玉森裕太)も、高圧的な尾花に反発しつつ、料理の腕で負けてることは素直に認めてた。まあ、萌絵との接近については、美優(朝倉あき)に認めてなかったけど。男と女の関係には、秘密の香りが付きものなのだ♪

  

  

     ☆     ☆     ☆

そして、グランメゾン東京「の料理」は素直に絶賛したのが、真知子。『Marie Clair』(マリ・クレール:明るく澄んだマリー、小説名が語源)の記事の主要部分を引用して、日本語に訳してみよう。

   

191112g

  

 Journal intime d'un voyage gastronomique(美食旅行のプライベート通信)

 Editeur-en-chef: Linda Machiko Richard(編集長:リンダ・真知子・リシャール)

 Grand Maison Tokyo Meguro(グランメゾン東京 目黒)

   

 Ce restaurant du cuisine francaise sait mettre parfaitement en valeur d'innombrables ingredients japonais.  (このフランス料理店は、日本の無数の素材を完全に活かしている。)

  

 Le Grand Maison Tokyo est peut-etre meme en train de batir un nouveau courant de gastronomie. (グランメゾン東京はもしかすると、ガストロノミー(美食)の新しい潮流さえ築き上げているのかも知れない。)

   

 A noter egalement que le sous-chef Natsuki Obana a ete, il y a 3 ans, a l'origine d'un incident ayant provoque une contamination et des coups et blessures a l'Escoffier de Paris. (スーシェフ(副料理長)・尾花夏樹が3年前、パリ・エスコフィユでの傷害と混入汚染による事件を引き起こしたことにも注意すべきだ。)

   

「エスコフィユ」(1話の看板画像で Escofille)の綴りを「Escoffier」(エスコフィエ)としてるのは美術さんの綴りの間違いだと思う。エスコフィエだと、実在したフランスの有名シェフと、実在する日本のお店の名前になってしまう。美術さん、反論あればどうぞ♪ ネットでは誰一人、気づいてないみたいだけど。

      

ちなみに尾花と京野(沢村一樹)が「豊富」と訳してた単語は「innombrables」(数えきれない)、「潮流」と訳してた単語は「courant」(流れ)だ。

   

   

   ☆     ☆     ☆

最後に、メニュー10品の画像と日・仏の名前も付け加えとこう。

  

191112h

  

1品目 ~Amuse~ (アミューズ:軽いオードブル的なお楽しみ料理) ジロール茸とひもとうがらしのサブレ。Releau de jambon cru au piment doux et aux girollesジロール茸と甘いとうがらしを合わせた薄肉巻き)。

  

191113i

  

2品目 ~Entree~ (アントレ:前菜、オードブル) 山羊乳のバヴァロア。Bavarois au lait de chevreそのままのフランス語)。

  

3品目 ~Entree~ アントレ 茄子と白レバーのプレッセ。Pressee d'aubergines茄子の圧搾)。写真は第2話レビューで既に掲載したから省略。

  

191113j

    

4品目 ~Entree~ アントレ モンサンミシェルのムール貝 冷製スープSoupe froide aux moules du Mont Saint-Michel(そのままの仏語)。

  

191113k

      

5品目 ~Entree~ アントレ きのことホッキ貝のヴォル・オ・ヴァン。Vol-au-vent aux palourdes japonaises日本のアサリのクリーム煮詰めパイ)。

  

  

    ☆     ☆     ☆

191112l

  

6品目 ~Entree~ アントレ 牛の胃袋のグリエ。Estomac de boeuf grille牛の胃袋のグリル焼き)。 

  

191112m

  

7品目 ~Poisson~ ポワソン(魚料理) 雲丹のグラティネ。Gratin aux oursins Viandeウニの身のグラタン)。Vが大文字になってるのは多分ミスだろう。最後に複数形のsが無いのは文法的にいいのかね? Vの前にスペースが入ってないし♪(細かっ・・)

   

ちなみに「oursins viande」という連語は、検索しても(ほとんど)出ないけど、料理監修の岸田周三(カンテサンス)&トーマス・フレベル(INUA)&服部栄養専門学校を信用すべきか。

      

191112n

   

8品目 ~Viande~ ヴィアンド(肉料理) 本州鹿ロースのロティと血液を使ったコンソメ。Roti d'aloyau de cerf sika鹿の腰肉のロースト)。

   

191112o

  

9品目 ~Dessert~ デセール(デザート) メレンゲのアイスクリーム。Meringue glacee凍らせたメレンゲ)。メレンゲとは、「泡立てた卵白に砂糖を加え軽く焼いたもの」(『ロワイヤル仏和中辞典』)。

   

191112p

  

10品目 ~Dessert~ デセール モンブラン・アマファソン。Mont-blancモンブラン:白い山)。ちなみに、アマファソンとは、「a ma facon」(私のやり方で、私が作った)という意味。日本語だと、萌絵オリジナルとか。定番に独創的アレンジを加えた時に使う言葉かも。

   

   

    ☆     ☆     ☆

あぁ、疲れた。フランス料理の10品コースというのは、前菜6種、魚、肉、デザート2種なわけか。カロリー表示はなくていいのかね? ワインも足すと1500kcalくらい行きそう♪ 私は1食抜いてダイエットした後、一気に1500kcalくらい食べてる(笑)。逆効果だろ!

  

で、来週は京野が犯人として逮捕されると♪ 早過ぎだろ! なお、真知子の記事でグランメゾンと重ねられてた「El Bulli(エル・ブリ)は2011年閉店の超有名レストラン(スペイン)。「Noma」(ノーマ)は現存する超有名店(デンマーク)。つまり、本当に大絶賛した後、最後に事件のエピソードを加えてたから、一気に突き落とした形になってた。

  

というわけで、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に♪」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

      (計 3913字)

  (追記253字 ; 合計4167字)

| | コメント (0)

ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~『グランメゾン東京』第3話

寝不足で眠い。。 押しピンを関東で「画鋲」と呼ぶのが納得できなくて(笑)。そこか! いや、武蔵野調理師専門学校の玄関をロケ地にして開催された、第4回国産ジビエフランス料理コンクールのフランス語の3番目の単語が読み取れなくて、夜も眠れないのだ♪ 細かっ! クメール語もタガログ語もヒンディー語も解読に成功したのに(笑)。暇人か!

  

191105a

 

その単語だけ抜かして、「LE CONCOURS DU GIBIER DOMESTIQUE DE LA CUISINE FRANCAISE」(ル・コンクール・デュ・ジビエ・ドメスティック・ドゥ・ラ・キュイジヌ・フランセーズ)でGoogle検索しても、ドラマ情報はヒットせず。CUISINIER(料理人)、第4の(QUATRIEME)とかだと思うけどな。TVerの無料動画じゃ読み取れないから、そのためだけに高精細のブルーレイ買おうか(笑)

     

「お分かりの方、情報コメントよろしく」とか書きたい所だけど、ウチは3月のココログ・リニューアル以来、なぜかコメント入力をしにくい状況で、書き込みがどこかに消えてしまうらしい (^^ゞ。多分、木村拓哉ファンの方々の中には一目で読み取れる女性が少なくないと思うけどね。あっ、自分のツイッターに書いてくれれば、ツイッター検索で発見できるかも♪

   

私がフランス語学校に通ってた頃、クラスの生徒はほとんど女性。だから最新のクラウン仏和辞典も、パステルピンクとパステルグリーン(小型)という色使いになってる。そんな女だらけの世界にも関わらず・・と経験談を書きかけたけど、すぐ削除(笑)。小市民ブロガーは細心の配慮で地雷原を生き延びてるのであった。そう言えば『ロンバケ』の瀬名はたまに地雷踏んでたね♪

   

   

    ☆     ☆     ☆

そんな事より尾花? ハイハイ。たまたまと言うか、必然と言うか、11月2日(土曜)の朝日新聞・朝刊別刷beのトップは、キムタクへのインタビューになってた。ネット記事なら、こちら。定塚遼記者、写真は村上健。わざと男性を選んだのかな?

     

191105b

  

「勢いだけじゃない」。上手いタイトルで、いいね☆ 二つの意味を重ね合わせてるのだ。一つは、人間やタレントにとって重要なのは勢いだけじゃない、という彼の反省。もう一つは、若さという勢いが無くなっても他の勢いがあるし、木村拓哉はスターとして輝き続けてる、という取材サイドの思い。

       

発言もなかなか突っ込んだ内容になってる。「昔の自分に言いたい。なめないほうがいいよ、って。相当なめてた」。自分の演技については、「5段階の通知表なら『3』かな」。以下、記事終盤の引用。

  

 スターの宿命か、ネット上でたたかれることも多いが、自分でも評価を検索し、一喜一憂するという。「(批判を)消化はできないです。いちいち消化していたら、きっと胃薬が必要になる」。・・・「なんで俺だったんだろう・・・自分は全然その気がなかった。ジャニーさんが、そういう自分を人選したのは、なぜだったんだろう?」。。

   

   

    ☆     ☆     ☆

どれどれ。検索すると、デビューきっかけ情報が色々出るけど、親戚に勝手に写真撮られて事務所に履歴書送られたってことでいいのかな? で、肖像権の侵害で親戚を訴えたと(笑)。ないだろ! それは運命だね。「千年に一人」レベルの写真だったと♪ 橋本環奈か!

  

しかし、天下のキムタクがいまだにエゴサーチ(自分検索)してるのか。ネットの評判は見てるけど、消化はできないし、しない。大変だね。

   

実は私も、14年間・5000日の毎日更新の中で1回だけ、ネットで注目されたことがある。Yahoo!トップページのトピックスに、クリスマス恒例『明石家サンタ』の記事が載ったのだ。突然、アクセス解析が止まるほどの大量アクセスが押し寄せたから、ビビってパソコンの前に待機 (^^ゞ 当たり障りのないバラエティ記事とはいえ、当時は暴言対策システムも進んでなかったし。

     

あれは1時間だけだったと思うけど、キムタクはそれ以上の状況で30年間生き続けてると。強いね。心も、胃腸も♪ もう大ベテランの大御所になったからか、最近は何となく世間もやさしくなってる気がする。ここ半年とか。

   

   

    ☆     ☆     ☆

で、ようやく第3話のレビューに入ろうとしたら、もう時間がないと。一言でまとめれば、アメリー(マノン)はやっぱり可愛いということだ ♡ ロリか! 真面目な話、今回も私はフランス語を調べまくってた。タガログ語の半分くらい(笑)。まだ言うか! いや、かなり苦戦したもんで。

            

もちろん、台詞のフランス語は僅かで、相沢(及川光博)の「Oui」(ウイ:はい)と、「s’il vous plait」(シル・ヴ・プレ:どうぞ)、「Au revoir」(オ・ルヴワール:さよなら、ではまた)。あとは、尾花(木村)のラストの「Bien venue」(ビヤン・ヴニュ:ようこそ、よく来たね)くらいだった。

     

あっ、パソコンが突然フリーズして入力が4段落消えた! ガックシ。。_| ̄|○ 気を取り直して。。 キリッ!(`・ω・´)

   

他に料理法として、「コンフィ」(confit:漬けて保存した)、「フュメ」(この場合はfumetじゃなくてfume:燻製にした)とかも登場。フランス語の他動詞の過去分詞(受身形)だ。

   

しかし、物語の中心となる言葉はやっぱり、「ジビエ」(gibier)だった。

  

  

     ☆     ☆     ☆

鹿や猪とか、狩猟で獲った獣の肉がジビエと呼ばれて人気となったのは、日本だとここ10年くらいのような気がする。実は私の友人も仕事で扱ってるし、親戚はたまたま出没したイノシシを捕まえてさばいたらしい♪ 猪突猛進、街中で猪の突撃を受けてケガしたなんてニュースも時々見かける。

   

ジビエは今のフランス語でも、日本と同様の意味の名詞だけど、語源を数百年さかのぼると、「狩りに行く」という動詞、または「狩猟」という名詞だったらしい。下はフランス語版ウィキペディアより。そう言えば語尾が、普通の「er(ウーエル)動詞」の形になってる。

     

191105c

   

そう考えると、実は今回のドラマは、「尾花が狩りをする」ストーリーになってた。真のハンターは、尾花だ。

   

例えば、伝説の「量子」、光子・・って、違うわ! いや、自分突っ込みじゃなくて、マイクロソフトの漢字変換MS-IMEに突っ込んだわけ♪ 『ガリレオ』湯川の素粒子物理学じゃなくて、伝説の「漁師」でもなくて、「猟師」峰岸(石丸幹二)のエピソードは、峰岸が獣を罠で捕まえるというより、尾花が峰岸を料理で捕まえたわけだ。

  

そこでの基本は、捕まえる相手が動物なら、好物のエサを用意して捕獲、命や肉・血は大切に扱うこと。相手が人間なら、相手に気に入ってもらえるような物事を準備して、好きになってもらうこと。「シル・ヴ・プレ」の文字通りの意味は、「それがあなたのお気に召すならば」。相手をリスペクトする、おもてなしの精神の挨拶だ。

    

  

     ☆     ☆     ☆

尾花の料理は、捨てられてた血液まで吸着に利用して、「世界一」のプライドを持つ頑固な峰岸に「うめぇ」と叫ばせた。ちょうど、捕まえた動物が「メェ」と叫ぶようなものだ♪ ヒツジか! 無理やりだろ。

  

その料理作りの合間に、早朝6時前から相沢の実家に出かけて、お母さんを悦ばせてたのだ(笑)。ないだろ! いや、孫娘のための可愛いキャラ弁を作ってもらって、おばあちゃんも興奮したと♪ ナルトは著作権が厳しそうだから、画像は小さくしとこう。尾花がこっそり海苔を切る伏線シーンは、10秒くらいしか挿入されてなかった。

        

191105d

  

191105e

  

191105f

     

キャラ弁人気のおかげで、幼稚園で一人さみしく遊んでたアメリーちゃんも一躍、人気者に。そのおかげで、パパの相沢も、キャラ弁を学ぶためにグランメゾン東京に帰って来た。

    

ちなみに、契約が切れて出て行く時のフランス語「オ・ルヴワール」(前出、語尾のルは省略気味)は、文字通りには「再会にて(また)」という意味。だから、あの相沢のセリフも、再会を予言する伏線、フラッグとして機能してた。

 

   

     ☆     ☆     ☆

そしてもちろん、大きな流れとしては、尾花はあらためて倫子(鈴木京香)のハートを捕まえたのだ。本当は運転大好き、下手でも自分でやりたい性格をしっかり見極めた上で、コンクール本番の料理作りは倫子に任せてた。あの取って付けたような妙な運転シーンは、大切な行動を倫子に任せるための前振りだったのだ。演出は新たに山室大輔。脚本は黒岩勉のまま。

        

そうなると、倫子はますます尾花と接近。倫子のことが気になる京野(沢村一樹)としても、動かざるを得ない。ハンティングのターゲットを祥平(玉森裕太)に変えて四角関係になるのだ♪ ないだろ! でも尾花・京野・倫子の三角関係に、リンダ・真知子・リシャール(冨永愛)が加わったから、やっぱり四角関係になる。

   

気になるね。リンダとリシャールの綴り字が(笑)。そこか! Linda と Richard でいいのかな? って言うか、名前、長っ! なお、3連休の中日の第3話視聴率は、11.8%となった。それでは今日はこの辺で。オ・ルヴワ♪☆彡

   

   

  

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 『マリ・クレール』記事とコース・メニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に♪」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

      (計 3768字)

  (追記288字 ; 合計4056字)

| | コメント (2)