雨と傘~『帰ってきたウルトラマン』第33話「怪獣使いと少年」レビュー(脚本家・上原正三氏追悼)

上原正三という脚本家の名前は存じ上げなかったが、朝日新聞でゴーンの記事の下に訃報が載ってたから、たまたま目に留まった(2020年1月9日・朝刊)。

  

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1月2日、82歳で死去。沖縄県生まれ、円谷プロに入社後、フリーに。子供向けの作品の中でも差別や戦争など硬派のテーマを扱う作風に定評。朝日新聞は翌日、1月10日・朝刊の看板コラム「天声人語」でも、上原氏と代表作に触れてた。

   

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氏の代表作のタイトルをそのまま書名にした評論、切通理作『怪獣使いと少年』を引用。関東大震災で、デマにあおられて朝鮮人虐殺が起きた。「人の中には、いつそういう風に変わるかわからない面がある」と、上原さんは後に語ったそうだ。アマゾンより

  

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(☆20年1月18日追記:朝日新聞デジタルに、「最大問題作『怪獣使いと少年』 琉球人・上原正三の怒り」と題する記事が掲載された。亡くなる8日前の取材インタビュー。)

   

  

    ☆     ☆     ☆

私は別に、左派・リベラルでもなければ、反戦平和活動家でもない。ただ、元々は子ども向けの特撮ヒーロー番組でそんな微妙な題材を扱ったという話に興味を持って、ネット検索。

    

すると、円谷プロが無料で代表作を特別公開してるという、ねとらぼの記事がヒットしたので、早速リンクから飛んで作品を拝見。配信サイト、TSUBURAYA GALAXY(円谷ギャラクシー)の特設ページ

  

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確かに、名作というか異色作というか、インパクトは冒頭からエンディングまで強烈だった。同時期の円谷プロの作品には他に、知る人ぞ知る幻の「欠番」が2本あるが、 それらとは違って、『怪獣使いと少年』なら堂々と無料ネット公開できるようだ。最大のポイント、違いは、差別される側、虐げられる側に寄り添う姿勢が鮮明かどうかだと思う。

    

折角、拝見したので、素人のブロガーなりの感想を簡単に書いてみよう。既にネットには、マニアックで詳しい記事も掲載されてるが、それほど被らないレビューを試みる。度々書いてるように、あらすじ・台詞、裏話その他、言葉や記号の情報はそれなりにあるが、映像自体の分析というのは僅かなのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆    

『帰ってきたウルトラマン』(1971~72年)というのは、狭い意味での「ウルトラ・シリーズ」の4本目。『ウルトラQ』(66年)、『ウルトラマン』(66~67年)、『ウルトラセブン』(67~68年)に続く作品だ。同時期の『キャプテンウルトラ』や『怪奇大作戦』とは内容的に離れてる。

  

第33話『怪獣使いと少年』の放送日は、ウィキペディアによると71年11月19日だから、沖縄返還の前年(半年前)。一方、環境庁(今の環境省)が設立された年でもある。だからこそ、番組にも、異邦人みたいな微妙な立場や公害問題が前面に押し出されてる。上原氏の名前も、プロデューサー・円谷一氏やウルトラマンの影絵と共に強調。

    

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この記事での注目点に合わせて、まず簡単にあらすじをまとめとこう。ある雨の日、少年が巨大魚怪獣ムルチ(冒頭のタイトルバック表示)に追われて、水たまりと泥の中に倒れ込む。助けたのは、地球の調査に来てた宇宙人で、光線によって怪獣を地底に(?)封じ込める。つまり「怪獣使い」とはこの宇宙人のことで、暴れる巨大魚を生かしたまま隔離してくれたのだ。

      

少年は、河原の廃屋に一人で住む少年で、「サクマ・リョウ」(佐久間良)。北海道江差の出身で、母と死別。東京の出稼ぎで行方不明になった父親を探してるらしい。宇宙人はメイツ星人(英語のmatesは仲間という意味)で、「カナヤマ」(金山)さんと呼ばれてる。2人は超能力者とか宇宙人とされ、周囲から虐待された末に、宇宙人は警官に射殺される。

  

その途端、封印を解かれた怪獣が復活。防衛チームMAT(マット)に所属する主人公・郷秀樹(団次郎)はウルトラマンに変身。豪雨の中、怪獣を倒す。その後も、少年は河原で1人、地面を掘り続ける。宇宙人が隠した宇宙船を見つけようとしてるらしい。宇宙なら、優しかったメイツ星人と再会できるかも知れない。悲惨な地球から、自分も早く逃れたい。。

   

   

    ☆     ☆     ☆

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では、映像に注目してみよう。監督は東條昭平。冒頭も、終盤の見せ場であるウルトラマンと怪獣の闘いも、豪雨と灰色のどんよりした雲に囲まれてる。明るく元気な歌声と色調のタイトルバックから、いきなり急変するのだ。

    

少年はいきなり泥水に倒れ込むし(上図)、少し後には、いじめっ子達の手で地面に埋められて、頭だけ出した状態で泥水を浴びせられる。戦争その他での、虐殺や拷問のイメージ。

   

いじめっ子達が少年を差別する時のポイントの一つは、「顔」。当時見てた子供たちには分からなかったと思うが、現代の大人が見れば、東アジア系の特徴に気付く所か。「カナヤマ」という苗字も、出身地や民族をほのめかすもの。

    

宇宙人の顔は最初から奇妙だし、その後、工場や自動車の煙(汚れた空気)の悪影響でさらに醜く崩れる。ボロボロの廃屋や身なり(貧しい服装、破れた傘)も含めて、外見的に違いがあるのだ。

   

それに加えて、奇妙な行動や能力もある。少年は1年間も穴を掘り続けてるようだし、いじめっ子が廃屋に侵入すると、1人が空中に浮いてしまう(真空投げ?)。いじめっ子の犬が少年を襲った直後には、犬がなぜか爆死した。他にも似た事はあった感じだ。

    

どれもおそらく、宇宙人が少年をかばって、特殊なやり方で激しく反撃したもの。つまり差別の原因・理由・キッカケは、単なる見た目からの偏見やデマだけではなく、事実も関係してるのだ。その辺りの複雑で微妙な問題は、朝日の教科書的なコラムでは触れられてない。

       

ただ、上原氏には事の複雑さがよく分かってたはず。悪人と善人は、別人ではない。誰もが両面を持ってて、善と悪の中で揺れ動くわけだ。自分の考えや、無意識の欲望・攻撃性に動かされて。また、周囲を取り巻く集団心理や同調圧力、偏見や固定観念に影響されて。悪と善という観念も、ハッキリ区別できるものではない。

   

   

    ☆     ☆     ☆

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宇宙人の反撃は、自分の身体を痛めつける公害に向けられてた側面もあったと解釈可能。というのも彼は、地球の風土・気候を調べるためにやって来た、と語ってたから。上図は冒頭のキャプチャーで、中盤でも排煙が強調されてた。

   

そもそもメイツ星人の調査の背景には、地球への移住計画があったとも考えられる。実際、現実の地球で月や火星を探査してるのも、単なる知的好奇心だけではなく、地球のために役立てたいから。メイツ星人と現実の地球人は、利己的・侵略的な側面で共通するのだ。

  

実は「魚」怪獣にとっても、人間たちこそが環境破壊を行う侵略者だろう。だから、メイツ星人が殺されて復活した途端、高速道路を破壊する。人間社会への逆襲。実際その少し前には、工場の煙と共に、高速道路と車が映し出されてた。

   

舞台が川なのも、差別されがちな人々(ホームレスその他)が実際に住んでたりする以外に、水質汚染をほのめかしたいからだろう。深刻な現実的背景として、熊本・新潟の水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくの四大公害病、そして、『ゴジラ』シリーズを生んだ水爆実験もあった。

   

       

     ☆     ☆     ☆

全体的に暗い物語の中、救いの光として輝いてたのが、パン屋さんの陽気な娘、ヨーコ(陽子?)。少年が食パンを買いに行くと、商店街ではヒソヒソ話が流れて、パン屋の女性店主(おそらく母親)も少年に断る。トボトボ帰る少年の後を追いかける娘。同情は要らないと断る少年に、ちゃんと120円請求する。「売ってあげるだけ。だってウチ、パン屋だもん」♪

   

ちなみに偶然か必然か、パン屋だもんと2回繰り返された数ヶ月後、同じTBSの人気番組の主題歌で、「だって ぼくんち ケーキ屋なんだもん」と歌われてる(歌詞・多地映一)。

  

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「ありがとう、ありがとう」、「気を付けてネ」、「どうもありがとう!」。心温まるやり取りの中に、細かい映像表現も隠されてた。上のシーン。女の子が長い食パンをバッグ(紙袋)に入れてあげる時、少年は傘を差しかけてるのだ。もちろんこれは、娘が売ってくれた、パンという「傘」、困った時の助けに呼応したもの。

   

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その直後の映像は、もっと視聴者の目に留まらないものだろう。今度は後ろから、母親らしき女性がヨーコに傘を差しかけてるのだ。この女性店主も、決して単なる悪人ではない。店員のヨーコを大切に思ってるし、パンを売らなかったのも、近所の男の子(たっちゃん?)がひどい目にあったから。つまり、不審者から近所という共同体を守る行動、傘差しだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

人間を雨から傘で守ることには、良い面と悪い面がある。それが典型的に表れる問題こそ、沖縄の米軍基地や、日米安保条約。米軍による「核の傘」のおかげで(?)、日本は安全に防衛されてる(と思われがち)。しかし、逆に核や米軍をめぐる争いに巻き込まれるリスクもあるし、地域格差も生じる。現在の沖縄の多数派は、耐えがたいほどの不公平を感じてるのだ。

    

そう考えると、警官が宇宙人を撃ったピストルも、住民を守る傘。ウルトラマンが巨大な「魚」を焼き殺したスペシウム光線も、逃げまどう人々や街並みに対する傘。ドラマ全体が雨と傘をめぐるストーリーだからこそ、このレビューには「雨と傘」と名付けてある。ラストの映像も、破れた傘と哀しい音楽(BGM)だった。

   

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ウルトラマンという傘もある意味、「怪獣つかい」の宇宙人だが、「怪獣のあつかい」はメイツ星人ほど優しくない。共生とか多様性への配慮という意味では、ウルトラマンはメイツ星人に負けた。もちろん、男の子向けの特撮ヒーロー番組という制約がある中では仕方ないけど。昔の男の子に限らず、今の大人、高齢者でも、勧善懲悪のシンプルな話の方が人気がある。

   

   

    ☆     ☆     ☆

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最後に、雨には、周囲から降り注ぐ災難という意味の他に、自分が流す涙という意味もある。怪獣が退治された直後、雲の合間に僅かな晴れ間がのぞいたと思ったら、水溜まりの反射。そこに一滴落ちて波紋を広げた雫は、涙の象徴だろう。ウルトラマン、少年だけでなく、宇宙人、巨大な魚が流した涙。

   

なお、念のために確認してみると、同時期の円谷プロの問題作、『ウルトラセブン』の欠番(第12話)と『怪奇大作戦』の欠番(第24話)の脚本家は上原氏ではなかった。ここでは、これ以上触れないことにしよう。

   

まるで自殺か死刑を思わせるような、廃屋の不気味な縄の輪っか映像は、ギリギリの編集作業で不自然に残ったものだと想像する・・とだけ書いておく。『ウルトラマンメビウス』における続編(2006年、「怪獣使いの遺産」)についても、またいずれ。

   

ともあれ、心に残る数々の作品を残した上原氏に、あらためて合掌。それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

        (計 4381字)

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人妻DVD、ブオナペティート(召し上がれ)♪by宇多田ヒカルinマツコ&14km走

(3日)RUN 14km,1時間12分14秒,平均心拍150

消費エネルギー760kcal(脂肪122kcal)

   

宇多田ヒカルが興味津々で拾った落とし物のDVD『関西マニアック人妻投稿8』、

 Buon appetitoブオナペティート:どうぞ召し上がれ)♪

   

世間的には、宇多田が『マツコの知らない世界』で口にしたアダルトDVDの名前が拡散・トレンド入りしてるようだけど、マニアック・ブロガーの好み・・じゃなくて視点はちょっと違う。

    

むしろ、彼女が拾った落とし物満載のインスタグラムのフォロワー数が、ツイッターの10分の1しかないことがウケた(笑)。可哀想な落とし物の写真たち、ガックシ。。_| ̄|○ 下は公式ツイッター、2012年10月3日のエロDVD投稿の画像♪ 手で触ってるけど、乾いてるから大丈夫か (≧▽≦) コラコラ!

  

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あと、彼女が口にしたイタリア語の「ボナペティート」が、DVDの100分の1くらいしかツイートされてないことにもウケる♪ キムタクが口にしたフランス語「ポナペティ」はかなりヒットしてたのに。

   

やっぱり、日本のツイッターは外国語が極端に少ないのだ。宇多田もキムタクも美青年も、外国語を織り交ぜてるんだけどネ。テンメイも・・って、誰?(笑)

   

   

    ☆     ☆     ☆

木村拓哉の秋ドラマ『グランメゾン東京』で流行ったのは、フランス語の

 Bon appetitボナペティ:召し上がれ)

  

この記事冒頭に挙げたイタリア語とそっくりの言葉で、直訳の意味も同じく「良い食欲」。ただ、Google翻訳で発音を聞くと、イタリア語は綴り通り、「ブオナ」ペティートと聞こえる。発音記号もそうなってた。

   

とにかく、宇多田が道路の落とし物を拾って撮影する変な趣味にハマったキッカケは、人妻DVDだったらしい(笑)。東京のど真ん中、晴海通りと日比谷通りの交差点辺り(皇居と日比谷公園の接点)に落ちてたって、意味不明♪ まさか・・いや、流石に書けない(笑)。近くで隠れて撮影するドッキリ企画だったのかも知れないけど、その情報はまだ確認できず。

   

彼女がそれを見たのかどうか、ネットで検索したのかどうかは、テレビで流れなかった(と思う)。編集でカットしたのかね? 実際、ツイッターを見ると、排泄物関連でつぶやいた時はすぐ削除されたと嘆いてた(笑)。まあ、興味のある方は、検索すると一発で販売サイトがヒットしてサンプル画像も見れるから、自己責任で。ここにリンクや画像を入れるのは自粛♪

  

ちなみに、宇多田がなぜ落とし物に魅かれるのか。本来のあるべき場所とは違う場所に置かれてる状況が気になるらしい。それは当然、人気ミュージシャンの自分自身のことでもある。特に可哀想なものに魅かれるようだから、お母さんのことや私生活(離婚2回、視力への不安)も含めて、大物有名人なりの思いは色々あるのかも。もうデビュー21年なのか。。

   

   

     ☆     ☆     ☆

一方、一般小市民の走りの方は、初ラン以来、2日ぶりにまた14km走。お正月の食べ過ぎと移動疲れで、全然ダメかと思ったら、わりとマトモだった。

   

箱根駅伝のイメージがプラスになったかも・・とか言いつつ、今年もほとんど見れなかったんだけど♪ 大体、お正月の2日・3日の朝なんて、みんなよく見れるね。私は往路・復路とも、出発前とゴール後(笑)以外はほとんど見れなかった。

   

で、話を戻すと、やっぱり湘南フルのダメージはかなり消えて来たようで、心肺の変な痛みはほとんど感じなくなった。とはいえ、大腿直筋はまだちょっと痛みが残ってるから、あんまし力を入れてキックする気になれない。

   

トータルでは1km5分10秒ペース。気温6度、湿度70%、風速1.5m。上に3枚着たら、ちょっと暑かった(^^ゞ 心拍グラフが無くなって淋しいから、自分で折れ線グラフくらい作成しようかな・・とか思いつつ、ではまた明日。。☆彡

   

     

往路(2.4km) 13分16秒 133 148

LAP1(2.1)11分02秒 148 154

 2   11分06秒 151 157

 3   11分51秒 155 159

 4   10分48秒 156 161

復路(3.0) 15分13秒 157 162

計14km 1時間12分14秒 150(83%) 162(90%)

   

       (計 1737字)

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正月つぶやき&初ラン、かなり回復♪

(1日)RUN 14km,1時間10分53秒,平均心拍151

消費エネルギー761kcal(脂肪122kcal)

   

あぁ~、お餅を食べ過ぎてお腹が苦しい。。(^^ゞ ダイエットは?! いや、フツーに3個食べたんだけど、1個の大きさが2.5倍あったのだ(笑)。7.5個か! 食べまくりだった中学・高校の時より多いかも♪ お正月で生活のリズムも環境も変わってるし、眠いとやっぱ腹が減る。

   

さて、去年・・じゃなくて一昨年の秋、日産のゴーンが逮捕された時、これはかなり揉めるだろうと私は予想してたけど、ここまで過激な展開になるとは思ってなかった。まさかの日本逃亡? 脱獄じゃなくて脱国か。保釈中に勝手に海外に出て、日本に戻る感じがないんだから、脱獄に近いと言ってもいい。

   

   

    ☆     ☆     ☆

レバノンはかばう構えを見せてるし、フランスもそんな感じか。将来、映画のネタになるかも。レバノンは、ICPO(国際刑事警察機構)の国際逮捕手配書も無視するつもりかな。一応、形だけの捜査をしておしまいとか。

   

確かに、ゴーンの罪の容疑がどの程度のものかは最初からビミョーだったし、トップクラスの生活から拘置所の容疑者扱い生活まで急落すれば我慢できなくなるのも分かる。しかし、個人の不快さだけで、こんなスパイ映画みたいな事をやるかね? 国際的に想像以上の複雑な事情が絡まってそう。

   

ところで、話の水準はガラッと変わるけど、さっき毎年恒例の正月番組『とんねるずのスポーツ王』をまったり見てたら、日産のCMが普通に流れてて、大人気の電気自動車noteが賞品として提供されてた。

    

『明石家サンタ』だと、2年連続で賞品なしになってたのに、何でかね? 不幸話を笑うっていう明石家サンタの企画がマズイわけか。あるいは、逮捕直後の明石家サンタで、さんまがイジリ過ぎたから、翌年も無しになったとか(笑)。ともあれ、日産はそれほど自粛モードになってないようだけど、お正月明けはどうだろ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

正月から暗めの話を書き続けるのも変だから、単なる軽いテレビつぶやきも書いとくと、1日の午前は駅伝をちょっと見ただけ。夜は『ブラタモリ&鶴瓶SP』を半分ほど見ただけ。沖縄の、太陽が沈む穴と出て来る穴の話が面白かった♪ いや、学校とかで習わなきゃ、ごく自然な発想だと思うし、反論もしにくい。案外、正しかったりして(笑)。トンデモ系か!

   

2日の朝は箱根駅伝のスタート前をチラッと見ただけで、夜はTBS系列の『ニンゲン観察モニタリング』の終盤だけ。広瀬すずと神木隆之介が素人の後ろから登場するドッキリ企画がフツーに面白かった。まあ、TBSは去年、やらせ企画が問題になったから、後で文春砲がさく裂するかも♪ コラコラ! 広瀬すずは紅白にも出てたし、正統派美少女だね。今が絶頂か。

  

で、その後はそのまま、TBSの『義母と娘のブルース』謹賀新年スペシャルを見てたら、長い英文和訳の後だったか、いきなりコンドーム(みたいなラムネ菓子?・・笑)と「水漏れ」の話が出て来て苦笑(^^ゞ

    

試しにツイッター検索をかけると、予想以上に違和感が示されてるのはさておき、水漏れの性的な意味を理解してるツイートが1つしか見当たらない。もちろん、遠回しの過激なジョークなのだ。液体が漏れると困るし、どこから漏れるか分かりにくいねっていう♪ 義母と娘って初めて見たけど、半ばコメディなわけね。

   

全部見るヒマはないから、テレビ朝日系にチャンネル替えて、『スポーツ王』をチラ見しながら他の事やってた。最後の中村俊輔のフリーキックは凄かった。一発で25m先の70cmの的(?)にラグビーボールを命中。ま、中村はスポンサーの日産との結びつきが深いから、編集かも知れないけど(笑)。コラコラ! ラグビー・松島幸太朗もやられた!って感じだった♪

  

  

     ☆     ☆     ☆

最後に、元日の初ランについて一言だけ。例年、初ランは道路が硬く感じてギクシャクするんだけど、今年は柔らかいシューズを履いてたからか、全くフツーの感触。丸2日休んだ後だから疲れも少なくて、ハーハーゼーゼー、いい感じでスタスタ走れた♪ 公園ランナーの中では1、2を争うスピード・・と言っても15人くらいしか見なかったけど(笑)

    

トータルでは1km5分04秒ペース。ウォーミングアップの往路を除くと、1km5分切ってた。湘南の悲惨なダメージもそろそろ終了かな。気温7度、湿度55%、風速1.5m

  

ポラール心拍計のサイトが大晦日で終了してしまったから、心拍の折れ線グラフを掲載できなくなった。淋しいけど、しばらくは我慢してみようか。新しくGPS付きの心拍計とか買って、個人情報ダダ洩れになるのもビミョーだし。知識と技術があれば、自分で今の心拍計からデータを取り出してグラフを作れるのにな・・とか思いつつ、ではまた明日。。☆彡

   

 

      時間  平均心拍 最大心拍

往路(1.9km) 10分42秒 126 140

LAP 1(3.1km) 15分48秒 150 162

  2    15分23秒 156 162

  3    15分22秒 157 168

復路(2.8) 13分40秒 157 169

計14km 1時間10分53秒 平均151(84%) 最大169(94%)

   

     (計 2100字)

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『紅白歌合戦 2019』(令和元年)、軽~い感想♪

生まれて初めて、最初から最後まで紅白を見れるかも・・と思ってたのに、最初の30分近くを見逃してしまった (^^ゞ とはいえ、格闘技とかにチャンネルを変えることもなく、『ゆく年くる年』の最後まで完走したから、感想をまとめとこう♪

   

・・っていうか、昔からさんざん「もう終了」とか叩かれ続けて来たのに、とうとう令和元年まで継続。まだ終わる気配も感じないあたり、さすが日本を代表する音楽バラエティ。以前から高く評価してた私としては、嬉しい限りだ。1年に1回くらい、日本国民として最低限の勉強はすべきだろう。折り鶴は羽ばたいて飛ぶし、美女の胴体は切断しても逮捕されない♪

  

昨年も知らないことだらけだった。綾瀬はるかのけん玉が、私より下手だっていうこととか(笑)。ご本人、反論があればどうぞ。リハーサルでは成功してたとか、初々しさの演技で笑いを取っただけとか♪ かなり本気で練習してたというお話

    

   

    ☆     ☆     ☆

総合司会はウッチャン=内村光良と和久田麻由子アナ。紅組の司会が綾瀬で、白組の司会は嵐・櫻井翔。和久田アナは控えめにしてたから、綾瀬ばっか目立ってた♪ 34歳なのに、ちょっと痩せてキレイになってた気がする。『いだてん』の自転車で爆走したおかげか(笑)。37歳でキラキラ輝いてる深田恭子もそうだけど、昔はぽっちゃり系だったのに努力してるネ。

   

1番・紅組・Foorin(初出場)、2番・白組・郷ひろみ(32回目)、3番・紅組・aiko(14回)、4番・GENERATIONS(初)、5番・紅組・日向坂46(初)、6番・白組・純烈(2回)は全く見てない。フーリンの『パプリカ』は見たかったね。親戚のカワイイ女の子が動画見て踊ってるし♪

     

7番・白組・Hey!Say!JUMP(3回)、8番・紅組・島津亜矢(6回)あたりは、テレビはつけてたけど、ゴソゴソしてたからチラ見程度。

   

9番・白組・Kis-My-Ft2(初)、『Everybody Go』。15年目で初出場か! 「祥平」(玉森裕太)の不祥事も響かなかったと♪ ドラマだろ! ローラースケートって最近見ないね。スケボーやキックボードばっかで。

   

10番・紅組・天童よしみ(24回)、『大阪恋時雨』。元・巨人の投手・桑田の息子、Mattを初めてテレビで拝見(遅っ・・♪)。なるほど、スタイルいいし、ピアノとか音楽の技も持ってるわけか。ちょっと見直したかも(笑)

   

   

    ☆     ☆     ☆

11番・紅組・AKB48(12回)、『恋するフォーチュンクッキー』。世界選抜メンバーに合わせたアジア各国語ばっか見てた♪ 先日、嵐のコメントの翻訳で、色んな言語を調べてたし。残念ながら今は旅先だから、録画を見直して細かく記事にする余裕はなし。

   

12番・白組・山内惠介(12回)、『唇スカーレット』。天才バイオリニストの木嶋真優に見とれて、山内仮面ダンサーズや巨大山内ビーム光線は目に入らず♪

   

13番・白組・三浦大知(3回)、『Blizzard』。ようやく、ちょっといいなと思ったかも(遅っ・・♪)

  

14番・紅組・LiSA(初)、『紅蓮華』。名前しか知らなかったから、テレビ見ずにずっとアニメや漫画の検索かけてた (^^ゞ 『鬼滅の刃』、吾峠呼世晴(ことうげ・こよはる)、漢字が難しい。。 女性作家というウワサ。

  

15番・紅組・坂本冬美(31回)、『祝い酒』。申し訳ない。他のメモをまとめてて見てないかも♪

  

16番・白組・King Gnu(初)、『白日』。デビュー1年目で大ヒット? 名前さえ読めない (^^ゞ 青白いライティングは綺麗だった。

 

  

    ☆     ☆     ☆

17番・紅組・丘みどり(3回)、『紙の鶴』。紙の鶴(?)が本当に羽ばたいて飛んでたね。ピアノ線は見えなかったけど、吊るしてたのかな? 新型ドローンか♪

  

18番・白組・福山雅治(12回)、『30周年直前メドレー』。彼はホント、顔、スタイル、声、歌、すべてカッコイイね。数式書きなぐりも(笑)。ガリレオだろ! 下ネタのノリも良すぎるほど♪

  

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19番・紅組・TWICE(3回)、『Let's Dance Medley 2019』。今回の最大の萌えポイントで、わざわざiPadでテレビ画面を録画したほど♪ 韓流への逆風の中、正統派スタイルで頑張ってる。美形ぞろいだし、白のニーハイorサイハイブーツもセクシー♡

   

20番・白組・五木ひろし(49回)、『ViVA・LA・ViDA!~生きてるっていいね!~』。イタリア語の直訳かな。あと1回で50回。岡村隆史がサックスで応援してたけど、私は後ろのサンバガール見てた(笑)

  

ここで前半戦が終了。ニュースのアナウンサーが紅白の余韻で笑ってた♪ 以下、メインの後半戦。

   

  

    ☆     ☆     ☆

21番・紅組・Little Glee Monster(3回)、『Echo』。NHKのラグビー・テーマ曲ってことで、日本代表もステージ脇で鑑賞。真ん中の芹那(?)がかなり早い段階から涙を流して泣いてるように見えた。歌は上手いし、気持ちが入ってていいけど、あまりにエモーショナル(感情的)だから、プライベートの事情もあったのかと思ったほど。全員20歳前後の若さ。

  

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22番・白組・DA PUMP(7回)、『ONE TEAM メドレー』。やっぱり前年の大ヒット曲『U.S.A.』の余韻がまだ強いね。

  

23番・白組・Official 髭男 dism(初)、『Pretender』。これは前から知ってたし、1回聞いてすぐいいなと思った。紅白出場が夢で、島根・鳥取・広島から上京。瀬戸内海出身の私も、身近に感じる。

   

24番・紅組・欅坂46(4回)、『不協和音』。さすがに私も、絶対エース・平手友梨奈の顔と名前は覚えてた。暗い翳りがインパクトあるね。昔の写真はフツーに可愛い少女だけど。曲も歌詞もパフォーマンスも良くて、初めて本気で見たほど。終了後、平手はメンバーに抱き抱えられて退場したらしい。これはこれで凄いというか、心配というか。。

   

25番・紅組・水森かおり(17回)、『高遠さくら路』。イリュージョンしか見てなかった♪ どうして、切断された美女の胴体から血が流れないの?(笑)。小学生か!

   

26番・白組・King & Prince(2回)、『紅白スペシャルメドレー』。可愛くてカッコ良くて、結構好きだったりする(笑)。アブナイわ! 早くも大物の雰囲気。

   

   

    ☆     ☆     ☆

27番・白組・三山ひろし(5回)、『望郷山河』。けん玉連続の世界記録挑戦しか見てない♪ 86番が落とした後、ずっとツイッター検索してた(笑)。最初のつぶやきは、21時27分18秒か19秒。綾瀬の失敗につられたネ♪ あのギネスの女性公式記録員、もう顔を覚えてしまった。観客がアーッ!・・と叫んだ後、誰も失敗しなかったのはお見事☆

    

スペシャルでYOSHIKIを挟んだ後、28番・紅組・椎名林檎(7回)、『人生は夢だらけ』。彼女はいまだに波長が合わなくて困ってる♪ いいと言わないとダメ人間扱いされるから(笑)、もっと真面目に勉強すべきか。

   

またスペシャルでAI美空ひばり『あれから』。前のNHKスペシャルの時と(ほとんど)変わってないね。・・っていうか、映像的にはNスペの時の方がリアルだった気がする。編集の問題かも。

   

29番・白組・関ジャニ∞(8回)、『OSAKAメドレー』。申し訳ない。まだ、「86」のツイッター検索かけてた♪ 多過ぎて終わらなかったもんで。

   

30番・紅組・乃木坂46(5回)、『シンクロニシティ』。乃木坂の方がビジュアル的に好きだけど、パフォーマンス的には欅坂の後だとぼやけてしまったか。まだまだ白石麻衣が中心なわけネ。

  

31番・白組・星野源(5回)、『Same Thing』。英語の歌詞と和訳をずっと見てた。日本人の歌手で、あれだけ英文和訳をテロップで映すのは珍しい。場所は渋谷スクランブルスクエアの屋上かな?

  

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32番・紅組・Perfume(12回)、『Fusion ─紅白Ver.─』。やっぱり、最後にちょっと流した昔のヒット曲『ポリリズム』に魅かれてしまう。デジタル・アートは流石、世界レベル。

  

  

     ☆     ☆     ☆

スペシャルで、ビートたけしが『浅草キッド』を熱唱。意外なほど良かった☆ 売れない下積みへの目線が優しくて謙虚だね。審査員の毒舌・上沼恵美子も、リスペクトするまなざしで鑑賞。

   

33番・紅組・石川さゆり(42回)、『津軽海峡・冬景色』。これも大御所の名曲だけど、最近は『天城越え』を歌ってくれた方がウチのアクセス数が増える♪ 萌える=燃える歌詞のおかげ。

   

34番・白組・RADWIMPS(2回)、『天気の子 紅白スペシャル』。あぁ、『天気の子』見なきゃ!・・と思いながら見てた(遅っ・・)。『君の名は。』と同じく、動画配信を待とうか。

  

35番・紅組・Superfly(4回)、『フレア』。初めて、いいなと思ったかも♪ 頭が小さくてプロポーションはいいけど、背が低いわけか。朝ドラ『スカーレット』の戸田恵梨香と抱き合ってる姿を見て気付いた。

  

36番・白組・菅田将暉(初)、『まちがいさがし』。米津玄師の詞の最初が、いいね。「まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気でいたけど・・」。

  

スペシャルでベテラン・竹内まりやが初出場、教科書掲載『いのちの歌』を熱唱。教科書的な合唱曲で、朝ドラ関連でもあるわけか。暗くて重い代表曲『駅』じゃダメだと♪ 緑のドレスと特設セットが綺麗で、歌も上手かったし、いまでも魅力的。

    

37番・紅組・いきものがかり(11回)、『風が吹いている』。1年前から活動再開してたんだ! 知らなかった (^^ゞ 歌詞も、サビ以外はいまだに知らないし♪

  

38番・白組・ゆず(10回)、『紅白SPメドレー』。これもオリンピック関連ね。東京五輪に気合い入りまくり。新国立競技場が早くもオープンしたとは知らなかった。

  

  

     ☆     ☆     ☆

スペシャルでユーミン・松任谷由実、『ノーサイド』。ラグビーW杯関連ね。超大物とはいえ、日本代表に感謝してたのは本音だと思う。私は昔から好きで、メロディーが美しいし、歌詞も分かりやすいのに奥行きがある。

   

39番・白組・氷川きよし(20回)、『紅白限界突破スペシャルメドレー』。噂には聞いてたけど、確かに限界を突破してるイメチェン♪ ・・っていうか、メドレー多過ぎ!

   

40番・紅組・松田聖子(23回)、『Seiko Best Single Medley』。最近は娘の沙也加の方が話題になってる感もあるけど、いまだにブリブリで通じるのは聖子だけかも。意外と(?)歌も上手いっていうか、声に独特の甘さがある。

   

41番・紅組・MISIA(4回)、『アイノカタチ・メドレー』。彼女はホントに安心して聞ける。『Everything』だけでも良かったのに。

  

42番・白組・嵐(11回)、『嵐×紅白スペシャルメドレー』。いよいよ残り1年。さすがに5人とも、顔と名前を憶えた(笑)。曲も2、3曲、メロディーだけ覚えてる(少なっ・・♪)。

   

で、最後の勝敗。審査員は赤、会場は白、視聴者は白。2対1で、また白組優勝。審査方法を変えなきゃダメだね。私は初めて、リモコンで紅組に票を入れたつもりだけど、入ったかどうかは不明。「受信しました」とか表示してくれればいいのに♪

   

とにかく、今回はここ最近で一番きっちりと見て、十分楽しくて刺激的だった。ただ、お正月に全体のまとめ記事を書くのは大変過ぎるよな・・とかボヤキつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

     (計 4618字)

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mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~『グランメゾン東京」最終回

感動した。日本生命の長編CM♪ そっちか! まさかの1分半。先日のJR SKISKIのCMでも1分だから、気合いが入ってる。制作費は別として、放映費はあれ1本だけで500万円前後かな。

   

ライバルのかんぽ生命の敵失を逃さないと(笑)。大人の事情か! 制服美少女の名前は、清原果耶? メモメモ。去年の本人ブログでも、「凄く、凄く素敵なCMです」と書いてた。ちょっと、行と行が空き過ぎだけど♪

   

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    ☆     ☆     ☆

全く知らなかったというか、気づかずにスルーしてたのかも知れないけど、もう1年以上も流れてたわけネ。つまり、評判が凄くいいと。ちょうど1分経過後、涙のお別れシーンで映される、「父は、何があってもキミの父です。」というテロップにウルウルしたと。公式サイトの動画ページだと、短編映画みたいなタイトルまで付いてた。「見守るということ。」。

   

上の写真のシーンは、大学受験に成功して、お父さんのお墓参りを済ませた後。「お父さん、大学行けるよ。ありがとネ♪」と報告すると、遠い空から「おめでとう」。亡き父の声が聞こえた娘は、空を振り返ってニッコリ。今でも見守ってくれてるんだ。彼氏の部屋にいる時は見ないでね♪

  

日本生命の生命保険金が数千万円おりたから、お母さんとの生活費は余裕。大学にもちゃんと行けるのだ。お金が余り過ぎてホストに貢ぐかも。お母さんが(笑)。コラコラ! いや、やっぱ持て余すでしょ♪ 何を?

   

   

    ☆     ☆     ☆

このCM、色んな点で素晴らしいけど、ピアノのBGMの使い方が抜群。2台で(?)微妙に異なる旋律を弾いてて、それが見事に調和、マリアージュmariage、rは1個)してるのだ。マリアージュとは、英語ならマリッジ(marriage、rは2個)。結婚、結びつきということ。フランス料理やワインの世界でよく使われるフランス語だ。

  

CMが描く物語も、この世とあの世のマリアージュ。それでいて、アニメや漫画の世界までは行かず、あくまで日常的な次元に留まって美しく仕上げてる。実に斬新な構成だ。

   

個人的には、数式に感動した(笑)。マニアか! 1年経っても(ほとんど)誰も気づいてないみたいだから、私が書こう。あの女の子が解いた数学の記述式の問題は、かなりレベルが高い。それを時間内にキレイな文字と正確な日本語で解答したということは、彼女の優秀さを示してるのだ。もちろん、テレビ的な説明過剰など無く、映画的なさりげない表現で。

   

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おそらく、(4-a)³=2⁵, 4-a=2・³√4, 4=2の(6/3)乗より、0<2の(5/3)乗<4, 定数aの範囲 0<a<4より,  a=4-2・³√4 と解答。中央の不等式が渋井・・じゃなくて渋い。

   

定数aを含むxの関数が方程式に関する条件を変形して、aの3次方程式を出して解いたのかな。最後にしっかりaの定数条件まで確認。ここまで出来る受験生はトップクラスだ・・って、細かっ!♪ 私の知る限り、書き間違いや勘違いを除くと(『ガリレオ』、『ハードナッツ』)、この種の数式映像はほとんど本物で、美術スタッフか監修者がしっかり書いてるのだ。

   

   

    ☆     ☆     ☆

で、『グランメゾン東京』最終回との関連? もちろん、女の子。CMの清原果耶と、ドラマの表彰式のアシスタント女性が同じくらい可愛いってことだ♪ 男目線か! そうじゃなくて、ヒロインが手にした遺産の多さとか(笑)

  

マジメな話、要するにCMもドラマ最終回も、「目上の」男性が遠くから優しく女性の活躍を見守ってる。この意味で、CMとドラマも見事にマリアージュしてたのだ。

  

輝きを放つのは、女子高生にせよ、おばちゃん(笑)にせよ、あくまで女性。カワイイ女子高生が輝くのはフツーだけど、今一つ冴えない熟年か中高年の女性を晴れ舞台に立たせたという点で、ドラマ最終回は現代的だった。

  

NHKの朝ドラみたいに、いつもヒロインが女性、視聴者の多くも女性なら、驚きはない。ところが、木村拓哉主演の連続ドラマの最終回で、倫子(鈴木京香)が天才シェフ・尾花(木村)に追いつき追い越す形で、ミシュラン三ツ星を獲得。受賞スピーチの長さにも驚いた。

  

ちなみに、表面的には、また尾花が居場所を失った形にも見えた。今後、彼の所属がグランメゾン東京に戻るにせよ、ランブロワジー東京支店か浪漫亭になるにせよ、まだまだ世界を狙って泳ぎ続けるらしい。その意味でやっぱり、前回書いたように、彼はton vagueトン・ヴァーグ)、ぼんやり彷徨(さまよ)う大物マグロの一匹なのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

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ここで、表彰式のMICHELIN STAR REVELATIONミシュラン・スター・レヴェラシオン:ミシュランの星の披露)を見てみよう。三ツ星も二ツ星も、男だらけの世界だ。三ツ星では、倫子がただ1人の女性。そう言えば、グランメゾン東京の厨房でも、デザート係やワイン・ソムリエは別とすれば、女性は倫子だけだった。以前のランブロワジーの採用試験でも同じ。

  

女性が、審査の孤独な闘いを勝ち抜いて、男性社会とのマリアージュを一歩進める。たかが一歩、されど一歩。そして、ひそかに見守ってくれてた心強い男性のもとに駆け寄り、抱きつくハッピーエンド。男と戦うだけでなく、互いにリスペクトして愛し合うことも忘れずに。

   

このパターンは珍しくないだろうけど、映画『マイ・フェア・レディ』(1964年)やシェークスピア『じゃじゃ馬ならし』(1594年ごろ)はちょっと違ってる。むしろ、『フラッシュダンス』(1983年)と似てるのだ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

『フラッシュダンス』は、映画『ブレイクダンス』(原題 Breakin’ )より1年早く、世界にストリート系ダンスの魅力を広めた映画。型破りの自由な動きの魅力で、いまや極東の皇室美女・佳子さまも夢中になって、週刊誌にスクープされるほど♪ 一つの恋愛ストーリーというより、多数の音楽ダンスビデオのマリアージュみたいな映画作りでも、先進的な役割を果たした。

  

ダンスの舞台を夢見る18歳のヒロイン、アレックスを演じたのは、半ばアフリカ系の血筋を持つジェニファー・ビールズ(日本ではビールスと言われるのが普通)。肌が黒くて、下層階級出身、きつい肉体労働(溶接工)に耐えながら、ナイトクラブで妖しいダンスを披露してる。職場の経営者の目に留まって、やがて交際開始。

   

ただ、ダンサー養成所の入会審査の敷居は高くて、一度は逃げてしまう。彼が裏でコネを使って、書類審査に合格させたことが分かって、彼女は激怒。ただ、その後色々な経緯を経て、審査の場へ。一度失敗した後、レコードをかけ直して、主題歌『What a feeling』と共に躍動。最後は背中で床をクルクル回るバックスピン(当時は最先端♪)を見せて合格(たぶん)。

   

喜んで養成所を飛び出すと、歩道の先で彼と愛犬が笑顔で迎えてくれる。赤いバラと共に抱き合って、終了。エンドロールの最後の曲が『Maniac』だという点を見ても、マニアックなダンス音楽映画だと分かる。

   

   

    ☆     ☆     ☆

この大ヒット映画。評論家の評判は悪かったらしいけど、ポイントはしっかり押さえてある。要するに、広い意味で黒人女性の活躍なのだ。白人によるサポートや高評価を受けながらの。つまり、黒を中心とする、白黒のマリアージュ。

     

冒頭から、映像における黒と白の使い分けは鮮明で、最後のダンス審査も白黒映画みたいな色と光(フラッシュ=閃光)の使い方になってる。ヒロインのダンスウェア、レッグウォーマー、ダンスシューズ、全て黒。一方、審査員5人は白人。彼氏も白人だった。有名なダンス映像の一部は男性が代わりに踊ってるから(笑)、女と男のマリアージュにもなってる。

  

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上は、ラスト直前の映像からのキャプチャー。右端に少し見えてるのが彼氏。歌詞のテロップは「夢を捨てずに」(make it happen:その夢を現実にしよう!)。彼女の前に今、ようやく一本の道が開けたことになる。ゴールはまだずっと先でも、走り続ける道が出来た。

   

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一方、小金持ちのおばさまは走り出したりせず、リッチなコートに身を包んで優雅に歩道を歩く♪ 後ろにわざわざ東京タワーを入れてるのは、黒岩勉の脚本ではなく、塚原あゆ子の演出か。要するに、この歩道こそ、東京から世界に向かう道=未知なのだ。アジアと欧米の、対等なマリアージュを目指して。

   

そしてもちろん、道=未知の途中には、大物マグロみたいな彼が待っててくれる。今日の浪漫亭は二人きり。「新メニューの開発」にひたすら打ち込むのであった♪ あんなのとか、こんなのとか(笑)

   

ちなみに『フラッシュダンス』のヒロインは、性においても積極的。ポスターで有名なTシャツを着たまま、彼の前でブラジャーを外してたし、レストランのテーブルの下では足先でイタズラして微笑んでた。この後、シャンパン・ボトルで口のみ口飲みとか♪   

   

なお、尾花は最後、祥平(玉森裕太)に対して、自分を信じる力の大切さを力説してた。実は『フラッシュダンス』のテーマ曲のサビも、信じることだ。

   

「What a feeling Being's believin' I can have it all Now I'm dancing for my life」。自分に満ち溢れる素晴らしい感情、無限の可能性。生きてるものならみんな、信じてる。私はすべて、手に入れられる。だから、全力でダンスしてるの。原曲の英語歌詞、Keith Forsey,Irene Cara。

       

そしてその可能性の広さを示す象徴、メタファー(比喩)こそ、大きな家(グランメゾン)なのであった。ドラマで倫子は広い家に一人暮らし。フラッシュダンスのヒロインも、暗くて大きい倉庫みたいな場所を借りて住んでた。

   

   

     ☆     ☆     ☆

最後に恒例、フランス語について。リンダ真知子リシャール(冨永愛)の台詞は、「Au revoir」(オ・ルヴワ:さよなら)くらいしか覚えてない。

   

京野(沢村一樹)とランブロワジーの電話は、「Est-ce que vous parlez francais?」(エスク・ヴ・パーレ・フランセ:フランス語を話せますか?)の後、誰と話したいのですか、尾花と、といったやり取りをして、「Un moment, s'il vous plait」(アン・モマン・シルヴプレ:よろしければ、少々お待ちください)かな。

  

栞奈(中村アン)が客を迎える時の言葉は、「Bien venue chez grand maison tokyo」(ビヤン・ヴニュ・シェ・グランメゾントーキョー:グランメゾン東京へようこそ)。芹田(寛一郎)が尾花の口真似をして後輩にパワハラ(笑)してる時の、萌絵?(吉谷彩子)の突っ込みは、「Deja-vu」(デジャ・ヴュ:既に見た、既視感)。

  

相沢(及川光博)はまた、「Oh la la!」(オララ~:おいおい!)。魚のハタは、merouメル)とか。丹後(尾上菊之助)のフランス語は、「Nandeyanen」(ナンデヤネン:何でやねん)♪ エセ関西弁だろ! 画鋲は punaiseピュネーズ)。上履き系は serie de chaussonsセリ・ドゥ・ショソーン)(爆)

   

   

    ☆     ☆     ☆

大晦日にこれだけ書けば十分のはず。もうこれで、今年は終了。3月のリニューアルで大混乱、いまだにコメント入力がなかなか出来ない状況だけど、14年4ヶ月の毎日更新となった♪ I can have it some Now I'm blogging for my life ♪ 何か少しは手に入れられる。私は全力でブログし続けてる。

    

He's a maniac, maniac in the blog. (ブログの彼はマニアック、本当にマニアックだ)。原曲 Michael Sembello 『Maniac』in Flashdance。それでは皆さん、良いお年を。。☆彡

   

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~10話

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

       (計 5160字)

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『明石家サンタ2019』(令和元年)~「中野美奈子アナ」ファンです、学校で、乳リン賞♪

毎年イブの恒例番組、『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2019』。「乳輪賞」とか記事タイトル付けたらサイト評価が下がりそう・・とか思いつつ、カタカナに直して書いてしまうのがブロガー依存症♪ 「閉経B48」は一度書いて削除(笑)

   

これで2006年から14年連続、クリスマスに徹夜してブログ記事をアップするハメになった (^^ゞ 今年は結局、まさかの6000字。。

  

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来年は個人的に15周年っていうか15年目だから、マジで不幸話として応募しようかな。電話がかかって来たら、「お笑い界のファンタジスタ、さんまさんですよね」と噛まずに言うだけで合格みたいだし♪ で、「中野アナ、ファンです」とか余計なことを付け足して、復活した八木アナに合格を取り消されるとか(笑)

      

応募の際の証拠にもなるし、いきなり過去13年分の記事にリンク付けとこう。一部女性の個人情報漏洩にも役立ってるらしい(笑)。ホントはみんなにイジられて嬉しいくせに ^^ ちなみに題名付きのリンクは、この記事末尾をご覧あれ。

   

2006年07年08年09年10年11年12年13年14年15年16年17年18年   

   

    ☆     ☆     ☆

さて、今年の最大のポイントはもちろん、八木亜希子アナが入院して、中野美奈子アナに代わったこと☆ 私は全く知らなかったけど、24日の朝頃には芸能ニュースになってたらしい。放送終了後に検索をかけたら、大量の記事がヒットしたから、注目度が高いというか、業界人がやたら見てるってことかも♪

   

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カメラはいつものように雪景色から山小屋風スタジオに入った後、明石家さんまを1人で映して、紹介される形で中野アナへ。八木との比較で、思わず「若い!」と思ったけど、実は40歳なわけネ。童顔の美魔女か。私は名前と顔しか知らなくて、自転車仲間のFさんが好みとか言ってたな・・と思い出した程度(細かっ・・♪)。

   

フジテレビを退社して、八木と同じ女子アナ事務所Phonics(フォニックス)に在籍。結婚して、1年前まではシンガポール在住だったわけね。「一昨日」(23日?)代理出演が決まったばっかなのに、反応が良くて、頭の回転が速いなと感じた。慶応大学商学部卒、ミス慶應☆ 同じ事務所に、可愛い本田朋子アナや高島彩アナまでいるのか♡

    

八木アナは、「数日前から・・体調不良が続き・・繊維筋痛症・・数日間入院」とのこと(事務所の24日付けアナウンス)。わざわざ番組冒頭で、本人が電話かけて来るかも・・とか予告してたのに、結局電話は無し。絶好の不幸話でも電話できないってことは、よっぽど病状が重いのか、単に病院の規則に従っただけなのか。

   

ま、電話出演したらしたで、フジテレビに迷惑がかかりそうだし。周囲も含めて、迷った末の大人の配慮なのかも。ともあれ、お大事に。。♪

   

   

    ☆     ☆     ☆

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中野アナが3回練習して臨んだとかいう、プレゼント紹介。今年のサンタガール4人はまた(ほぼ)オスカー軍団で、左から井村美咲(2年連続、2回目、事務所公式HPで確認できる所属はMODEA)、田中愛梨(初出演)、石川彩夏(4年連続)、荒町紗耶香(2年連続)。石川は流石に覚えた。ツイッターもマジメに頑張ってて、いいね。美脚だし♡ ちょっと中野アナ系かも♪ 

  

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ちなみに上のサンタの衣装は、私物のコスプレグッズかな。番組用と似てるけど、よく見ると違ってる気がする。素材とベルトがたぶん違う。もちろん、番組だと肩のボレロは無いし、白タイツで赤白ショートブーツ。下は松尾伴内とのコント風紹介(ハイアール家電)。

  

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不祥事が続いてるからか、今年も目玉商品の日産の車は無し。去年はさんまがかなりネタにしてたのに、今年は触れなかったから、去年の放送後に叱られたのかも♪

  

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この番組だけじゃなくて、テレビ局全体にとって日産は大スポンサーだし、従業員その他、関係者もすごく多いはずだし、触らぬ神にたたりなし。間違っても、「一番前の商品、車の運転席かと思うたら、マッサージチェアやないか」とかギャグを飛ばしてはいけない♪

  

さんまは、中野アナの商品紹介にも細かく突っ込んでて、ヒヤヒヤしたほど。ただ、指摘は正しかったし、やっぱり八木は上手いわけね。商品自体の名前の最後を伸ばして強調する時と、「1年分~!」とか量を強調する時と、読み方を微調整する必要があるらしい。そう言えば八木の文春記事を読むと、1回だけさんまに注意された話が載ってて、これまた納得した。

   

   

     ☆     ☆     ☆

では、1人目の不幸話から。さとうたかのり君、船橋、7歳。横のママと一緒に、原稿を作って読んでたらしい。「学校で、お弁当の時間に、ランチボックス(orバック)を開けたら」という冒頭を、さんまに何度も読まされてた♪ 入ってたのは、小玉スイカ(笑)・・じゃなくて、麺つゆ無しのソーメン。合格で1番パネルを引いて、賞品は鹿児島の牛・豚肉とカレー。

  

ジングルベ~ル、ジングルベ~ル・・、ここで提供が紹介された後、マツコ・デラックスが今年も登場。重々しいシャンソンをBGMにして、ワンボックスカーがガス欠になって悲惨な様子をミニコントにしてた。最後は中華料理店で1人淋しくラーメン&生ビール。猫舌でなかなか食べれないお約束映像♪

   

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2人目は、「学校で! 今年のフレーズやな。ちょっとヒント与えましたよ♪」とさんまが喋った後。匿名の女の子、13歳、三重県。さんまに1回、やり直しをさせられた後、「何があったんですか?」、「学校で!」(笑)。村上ショージのギャグをテレビで見て、学校で真似したら全くウケず♪

  

敗者復活戦の「何を言う、早見優、アイラブユー」も滑って、「ボンジュール、マドモワゼール、かきまじぇーる、ナイチンゲール」も滑ったけど、頑張ったねってことで合格。12番パネルをひいて、賞品はサントリーのコーヒー1年分。

   

ソフトバンクのクリスマスCMとか挟んだ後、3人目。「お笑い界のファンタ・・ジスタ、さんまさん」でいきなりチリンチリンと鳴らしたから、中野が早過ぎると突っ込み。「噛んだ?」とさんまも突っ込み。匿名の男性、46歳、会社員。「学校で」で始めた後、ラグビーW杯TV観戦後のエピソード。

   

帰り道で猪に豚マンを「ジャッカル」(ラグビーボールの横取り)されて、左足の前十字靭帯損傷。看護師が一言、「おめでとう、明石家サンタ出演決定やね」♪ で、ホントに出演したけど、不合格(笑)。ファンタジスタという、さんまへのお世辞を噛んだのが敗因。

   

   

    ☆     ☆     ☆

4人目は、CM開けのマツコ映像を見た中野アナが、ヒールじゃなくてスニーカーだと驚いた後。さんまの番組『向上委員会』特別枠で、予選を勝ち抜いたアンタッチャブル・柴田。予選通過ネタは、27時間テレビに呼んでもらったのに、 25時間は楽屋にいたっていう話(笑)。

   

すぐ合格で、10番パネルは「ハズレ」♪ 「うらみま~す~」(by中島みゆき)。好感度を上げて、良いお年を。今年のハズレは、25枚中の2枚だったらしい。

  

CMにさんまが出た後(創味のダシ)5人目は匿名の女性、30代(31歳)。「学校で」で始めて中野に拍手してもらった後、不幸話。飲食店をやってるけど、今年6月に闇営業芸人がロケで来たとのこと。ちょっとビミョーなネタなのに、さんまはすぐチリンチリン。17番パネルは木田優夫グッズ。木田も長いね♪

  

どの芸人か言えないのが「悔しいです」とか最後に言ってたけど、私は意味が分からなかった。夏に2ヶ月の謹慎となったお笑いコンビ、ザブングルのネタらしい。笑えなかった自分が、悔しいです♪

   

CMを挟んで、6人目。女性、30代(ネタかも)、東京、専業主婦。誕生日が4月8日で、ピエール瀧や沢尻エリカと同じ。ちょっと弱いネタだと思うけど、最近のさんまは年のせいか、判定が甘くなってる。合格で、8番パネルはさんまの絵本『贈り物』とVHSビデオ『サンタクロースつかまえた!』。89年、30分、ポニーキャニオン。実家のデッキで見るとのこと。まだ「ご一緒」だった大竹しのぶも声優で参加してるのに、DVD化せず♪

     

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最後に一言、「すみません。中野アナ、ファンです」。さんま「どこが?」。「別に♪」。私は意表を突かれて爆笑、深夜に大きく拍手までしてしまった(実話)。さんまも感心して、「やるなぁ。今年は素人強敵やな」。

   

   

     ☆     ☆     ☆

7人目。40代の女性、声は小学生♪ 匿名希望の販売員。「学校で」のお約束の後に不幸話。消費税率アップの前に、生理用品を大量に買った途端、生理が止まった。「上がった」(中野アナの言葉)とか妊娠じゃなくて、3ヶ月後にめでたく復活。

   

さんまが唐突に「閉経B48」とつぶやいたから、中野は爆笑。下ネタ系のノリもいいネ。この後、本物のAKBが電話すればもっとウケたのに♪ ちなみに今調べてみると、「閉経物語」は2010年の名言だった(笑)。追加で2つネタを出したのに、残念ながら不合格。

   

ジングルベ~ルでまた提供が出た後、杖をついてヨロめくマツコを映して、8人目。男性、名前は剛力(ウソかも)、30代(これも怪しい♪)。職業は、建築関係(笑)。さんま「トントントン」。これは2017年に使われたフレーズだ。不幸話の最初も「学校で」とちゃんと言ったから、さんまは「4打席連続」のヒットを褒める。確かに、素人で4連発は珍しい。

   

肝心のネタは弱くて、東京五輪の男子マラソンに当選したのに、高所恐怖症で飛行機に乗れないから札幌に行けないというお話。まあ、4連続ヒットの後だから、合格。さんまがマラソンの実況をするの? どれどれ。日本テレビの「キャプテン」役なんだ。6番パネルの賞品は、マッサージチェアセット(ALINCO)。

   

中野さんじゃなくて八木さんの大ファンです、どこが?、別に♪、のやり取りは滑り気味だった。気持ちは分かるけど、流れ的にはもう一発、中野さんで畳みかけるべきだったね。二度とない出演だろうし。

  

CMを挟んで、9人目。お笑いコンビ・かまいたちの山内。知らない (^^ゞ 大学生の頃からずっと電話してたから、メチャメチャ嬉しいと前置き。M-1グランプリで、結成15年目のラストイヤーを優勝で飾ろうと思って、アリスの昭和のヒット曲『チャンピオン』で気合い入れたら、ミルクボーイに逆転されて2位。実はこの曲、若手に負けて引退する歌詞だったというお話。

   

これもプロとしてはちょっと弱いネタだけど、M-1で2位はお見事だし、長年の電話の努力もあるから合格。2番パネルの賞品は、長崎県雲仙の温泉旅行。

   

   

     ☆     ☆     ☆

CMを挟んで、村上ショージの面白くないネタがまた滑った後(笑)、10人目。女性、匿名希望、30代、「今は」会社員。元・旦那の友人のSNSを見たら、知らない所で元・旦那が結婚式を挙げてて、集合写真には彼の両親まで映ってた (^^ゞ 中野も思わず「エ~~ッ?!」。今は離婚成立。合格だけど、9番パネルの賞品は村上ショージ・グッズ♪
  
   

ここで、中野は(離婚)大丈夫か?、気が強いから・・とか、さんまが突っ込んだ後、11人目。声が若い75歳の女性。京都。ハイテンションで妙な喋り方だけど、酔ってないらしい。粗大ごみの日に、まだ乗ってるバイクに貼り紙して、お役所系じゃない民間業者に持って行かれたというお話。

   

さんまも中野も、業者が早朝に持って行くのを知らなかったみたいだけど、私は2回目撃してる♪ メチャクチャ素早い動きでトラックを乗り降りしたから、笑えたほど。本物の回収業者の2倍のスピード(笑)。バイクが無くなったから、今は元気に歩いてるそうで、年長者に敬意を表して合格。25番パネルの賞品、『男はつらいよ』グッズは嬉しくなさそうだった♪

   

ジングルベ~ルで提供の紹介。マツコのラスト映像の後、「もうあと3ブロック・・どや中野、ここまで?」とさんま。「面白いですね。フツーに楽しんでます」と中野。

  

そして12人目。「30代」と話を合わせたのに、さんまに60歳だとバラされた女性。しっかり「学校で」を入れて、さんまに褒められた後の話は強烈。新車の助手席で、パワーウインドウの力を試したくなって窓に指をかけたら、音を立てて指4本、順番に折れていったらしい (^^ゞ 運転席の息子も、関東の面白くない医者(笑)も、あきれるばかり。23番パネルの賞品は、星野リゾートの海外旅行。話の途中でいきなりCM♪

   

   

     ☆     ☆     ☆

そして13人目。匿名希望の女性。30代(ホント?♪)、会社員。「学校で」と入れなかったら、さんまがビミョーな反応を示したから、「ごめんなさい」(笑)。「謝ることでもない。さあどうぞ」と言われても、「学校で」は無し♪ 何と、去年の「乳輪大きくて婚約破棄されちゃった」女性が再登場。まとめサイトとかネットで騒がれたから、周りにバレて、あだ名が乳輪になったとの事(笑)

   

エーッ・・? 去年、ウチは「32歳の女性、千葉県」なんて個人情報書いたかな? 今年なら「33歳」とか♪ コラコラ! いや、絶対、本当はイジられるのが快感のはず。わざわざテレビの人気番組に2年連続で出演するくらいだし。

    

乳輪ちゃんと命名された彼女、18番パネルで競輪レース命名権をゲット。乳輪賞なんて名付けていいのかどうか分からないから、一応保留。その辺りの判断は、中野アナはきっちりしてた。やっぱ、八木とは全然違うリアクションだね。

    

CMを挟んで、最後の14人目匿名希望、40代の女性。マンションのエレベーターに乗ったら、先にいた小学校の女の子が、「おじさん、何階?」(爆)。チリンチリン。見事にまとめてくれたと、さんまも満足。時間が無い中、短くてシャープなネタだから、ちょっと怪しいけど、ウケたのは確か♪ 22番パネルの賞品は、ゲーム&キャンプセット。

  

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最後がシャープ過ぎて、時間が1分余ってしまった。中野アナは、もう来年は八木に譲るとのこと。当たり前だけど、そもそも笑い声が上手く出せないから、気にしてたらしい。「エアー笑い」と呼んでた。「吸っちゃうのかな?」、「吸うのは俺や」(笑)。引き笑いのさんまがキレイにオチをつけた所で、2人仲良く、良いお年を♪

  

結局、今年は14人中、12人が合格、2人だけ不合格で終了となった。不幸なクリスマスの朝を改めてしみじみ味わいつつ、今日はそろそろ終わりにしよう。中野美奈子アナ、どうもお疲れさま♡ グッジョブ!☆彡

  

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P.S. 八木が休んで中野に代わったこともあり、珍しく平均視聴率が発表されて、3.3%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

  

P.S.2 さんまがタバコを吸うシーンが、提供スポンサーの紹介中に一瞬(0.2秒ほど)映ってたとリアルライブが報道。「物議」「視聴者ドン引き」「受動喫煙が社会問題視されている今、決して笑う事のできないミス」と叩いてるが、昔は本番後にタバコを吸うシーンを映してたほどで、中野もスタッフも爆笑。私はメモの整理中で見てなかった。深夜バラエティのライブ(生放送)らしくて、いいね♪ 雪だるまも微笑んでる。

     

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cf.『明石家サンタ2018』(平成ラスト)~小玉スイカ、さんまさんと話したい、日産・ゴーンはダメです♪

 『サンタ2017』~ワンランク上、職業は建築関係、東芝です♪

 『2016』~ノンスタイル石田、「車が当たらなくて良かった」♪

 『2015』~天国のお父さんも爆笑・・・ワロてるか!♪

 『2014』~30回記念、剛力彩芽で「イッちゃった」♪

 『2013』爆笑、軽~い感想♪

 『2012』、さんま&八木をスタートから応援♪

 2011、さんま&八木コンビ健在♪

 2010、さんま&八木の超軽いノリに爆笑♪

 2009 さんま&八木の絶妙トークに爆笑♪

 明石家サンタのXマス、今年もまったりと♪ (08年)

 まさに史上最大のXmasプレゼント♪~『明石家サンタ・2007』

 『明石家サンタのクリスマスショー』、面白かった♪ (2006年)

   

      (計 6441字)

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thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~『グランメゾン東京』第10話

なぜかクリスマス前になってもまだ続く連続ドラマ、『グランメゾン東京』。何か、大人の事情が絡んでるのか、あるいは夏のジャニー喜多川の他界で撮影予定の変更とかあったのか。

 

今回、「ぼんやり」した料理発言が話題をさらってるけど(笑)、私が思わず吹き出したのは、gakuシェフ・・じゃなくて元シェフになったばかりの丹後(尾上菊之助)の蹴りだ♪

   

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オーナーの江藤(手塚とおる)がいきなり、丹後に代えて、わりと若い結月(馬場徹)をシェフに決定。結月の急な来店で、突然更迭を知らされた丹後は、店を去る決意を態度と言葉で示して、江藤と2人きりに。

  

殴られる覚悟をしてたという江藤に、丹後は、「料理人は手が命。やるなら脚だ」と軽口を飛ばして、右足で軽くキック♪ 高級フランス料理を食べるだけなら、お金さえあればいい。でも、シェフの前蹴りはなかなか見れない。料理ドラマの歴史に残るシーンとなった。

  

今回の演出は山室大輔。脚本家はいつもの黒岩勉。私なら、丹後の蹴りで江藤の急所を狙わせて、江藤に「あぁ・・ん♡」と可愛くつぶやかせる所か♪ 一部の視聴者(男女)は萌えまくりのはず。編集でカットされそうだけど(笑)

  

実際、尾花(木村拓哉)と京野(沢村和樹)のやたら長いBL的仲良しじゃんけんに萌えた人は、そこそこいたらしい。スタッフが気を良くしたからか、今回は祥平(玉森裕太)まで交えて、一発で尾花の一人負け。直後に、京野が荷物をガラガラガッシャーンと崩したのは上手かった。尾花が、倫子(鈴木京香)の家に帰る理由ができてしまったから。   

   

   

    ☆     ☆     ☆

ところであの左遷の告知シーン。つい、自分の苦い過去を思い出してしまった。私はこれまで2回、職場を追われる経験を味わってる。1回は、以前記事に書いたように、長くて複雑な派閥争いに負けた形で、私1人の力ではどうしようもなかった。

    

もう1回は、今回の丹後と江藤みたいにいきなり訪れて、1対1で向き合う形だった。私がクビにされる理由は2つで、その内、少し前の方については、確かに私に非があった。ただ、直接のキッカケになった直近の理由については、全くの濡れ衣(ぬれぎぬ)。私が全く関与してない問題を、私のせいだと決めつけられたのだ。

   

温厚で寛容な私もつい激怒したけど、得意の蹴りは出さなかった。座ってたから♪ そうゆう理由か! ただ、その後、完全に濡れ衣だと分かる証拠を突き付けておしまい。

  

まあでも、結局は信頼関係を築けてるかどうかが問題だろう。ドラマの新任の結月は、フランスの二つ星店でスーシェフ(副料理長)とされてただけだから、丹後が客観的に負けてたのは年齢のみ。後は、主観的な問題で、江藤やスタッフ達の信頼が揺らいでたわけだ。私も、2つの理由より前に、人間関係が上手く築けてなかった。その意味では、いい薬だったのかも。。

   

   

    ☆     ☆     ☆

一方、今回のドラマで一番引っかかったのは、栞奈(中村アン)が祥平犯人説チクリ問題で改めて頭を下げなかったことじゃないし、美優(朝倉あき)が萌絵(吉谷彩子)に押しピン・・じゃなくて画鋲ロッカー事件を謝罪してないことでもない。

   

最後のフランス語がまたほとんど聞き取れなかったことだ♪ そこか! リンダ真知子リシャール(冨永愛)が、ミシュランのインターナショナルディレクター、アベーレ・モンタン(俳優名ギャズ)と交わした挨拶は多分、こんな感じだと思うけど、彼のフランス語はほとんど聴き取れてない。

  

 Je crois tu vas bien.ジュ・クルワ・テュ・ヴァ・ビアン:元気そうね。)

 Oui,je vais ・・?・・.ウイ・ジュ・ヴェ・ジロ?:うん、元気だよ・・?)

 Toi, aussi ?トゥワ・オシ?:君も元気だよね?)

   

その後の、星の選別会議ミシュラン・スターセレクションは、リピートしてもほとんど聞き取れないどころか、フランス語に似た別の言葉に聞こえるほど (^^ゞ 方言やクセなのか、米国籍の英語ネイティブ俳優が無理してフランス語を話してるからなのか? せめてもうちょっとハキハキした音声で流して欲しかったけど、案外、TVer動画のリピートを誘ってるのかも♪

  

断片的に聴こえた気がした単語は、responsibiliteレスポンシビリテ:責任)、enqueteアンケト:調査)。アンケトの直前は、ノートレと聞こえるけど、notreノートル、ノートラ:我々の)だと思う。あと、restaurantレストラン:料理店)に似た発音もぼんやり聞こえた♪

  

ちなみに画面下のテロップは、「私たちのジャッジは、時にお店やそこで働く人々の人生にまで影響を与えてしまいます。今年も責任を持ち、厳正な調査を行いましょう」だった。

   

   

    ☆     ☆    ☆

脇役の台詞はさておき、主役や中心人物に深く関わるフランス語を調べてみると、面白いことが分かった。マグロは泳ぎ続けないと窒息して死ぬとかいう通説は間違いらしいのだ(笑)。そこか! フランス語じゃないだろ!

  

まあ、回遊とエラ呼吸や生命との細かすぎる関連はともかく、巨体のマグロが高速で泳ぎ続けるのは事実。「マグロ」のフランス語は「thon」(トン)だが、この語源を古代ギリシャ語まで遡ると、「突進する」とかいう意味らしい。日本大百科全書(ニッポニカ)にも書いてるし、英語版wiktionaryで追求しても細かく書いてた。ヘブライ語だと、海のモンスター(怪物)とか。

   

一方、京野のぼんやりした料理の「ぼんやり」は、フランス語の形容詞だと「vague」(ヴァーグ)。この単語の意味全体もぼんやりしてて、普通に名詞の後に付けると「曖昧な」とかいう意味だけど、名詞の前に付けると「取るに足らない」という否定的な価値判断を示す。ストーリー的には、素材の常識として、取るに足らないマグロ(vague ton)に着目。

   

さらに、vague の古い意味や語源に遡ると、彷徨う(さまよう)というのが原義らしい。そこから、曖昧なとかいう意味が派生したわけか。彷徨うと言えば、住所不定の尾花と祥平、職場を辞めたのかどうかもボンヤリしてる丹後の3人だ。

   

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こう考えて来ると、尾花のマグロへのこだわりも分かる気がする。彼ら3人は、「彷徨いながら突進するモンスター達」、thons vagues(トン・バーグ) なのだ。

   

裏の意味として、マグロは倫子の象徴でもあるのかも(笑) コラコラ! まあ、突進して来られてもビミョーだけど♪

   

 

     ☆     ☆     ☆

最終回、丹後までグランメゾン東京に加わって、流行語大賞2019の「ONE TEAM(ワンチーム)」を結成するのかと思ったら、予告を見ると、gakuが悲惨なことになるらしい。

  

ということは、丹後がgakuに戻って立て直して、生意気な柿谷(大貫勇輔)が頭を下げるのか、あるいは、江藤がグランメゾン東京にも出資して、gakuとグランメゾンが資本関係的にワンチームになるのか。いずれにせよ、京野の立場は料理同様、ぼんやりしたまま♪

    

なお、先週14.7%まで急上昇した視聴率は、11.1%と元のレベルに戻ってる(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同じ)。と言っても、裏番組のテレビ朝日『M-1グランプリ』が17.2%、フジテレビ『全日本フィギュア』が16.2%だから、実質的には13%~15%程度の価値があると思う。

   

その一方、前の週の裏番組が弱かったという側面も。日テレ『行列』の13%以下(12.3%という説あり)、テレ朝『警視庁』12%はともかく、フジ『FBI』(7.2%という説あり)は視聴率が低かったようだし、NHKスペシャル『食の起源』2も、直前の『いだてん』最終回が8.3%だから低かったと思われる(11.2%未満は確実)。

   

それにしても、連ドラが12月30日まで続くと、ブロガーとしてはビミョーだね。レビューは正月明け、1月4日か5日かな。そして今夜は恒例、『明石家サンタ』で不幸なクリスマスを楽しむと(笑)。それでは今日はこの辺で。。☆彡

      

  

    

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

       (計 3604字)

  (追記52字 ; 合計3656字)

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ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~『グランメゾン東京』第9話

ドロドロの怨念とサスペンスの香りで始まった後、ワインとか葡萄酒と言うより甘口ぶどうジュースみたいなまとめ方となった、『グランメゾン東京』第9話。

  

私自身も、ぶどう果汁入りの甘口発泡酒でアル中路線まっしぐらだが(実話・・笑)、放送終了後すぐ、ツイッター検索で栞奈(中村アン)の感想を調べてみた。すると、良かったね♪といったツイートが多数派に見えたし、そもそも栞奈に触れるツイートは多くない。番組の視聴率は急上昇で、一気に最高の14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

    

視聴者の甘口好きに加えて、キムタク主演ドラマならではのラストの盛り上がりもあった形か。大体TBSの日曜劇場は、甘くて分かりやすい展開が特に多いと思う。日曜の夜という時間帯もあるし、固定的な視聴者層の関係もある。

      

例外だったのは、『華麗なる一族』(2007年)。一方、ちょっと違う意味で甘口のフジテレビ・月9で例外だったのは、『空から降る一億の星』(2002年)。どちらも、悲劇の重さが輝いてた。

    

   

          ☆     ☆

さて、黒岩勉の脚本は非常にテレビドラマ的だから、甘口といっても大小の起伏があるし、一瞬で大きな振れ幅が現れることもある。

   

栞奈の犯行によるノロウイルス発生を疑ってた相沢(及川光博)と芹田(寛一郎)は、保健所の検査結果を京野(沢村一樹)から聞いた途端、栞奈に平謝り。京野も、栞奈の履歴書を見て、エスコフィユ事件の被害者家族だと気づいて、店で謝罪。倫子(鈴木京香)も、一件落着後、すぐ手を差し伸べて、栞奈と笑顔で握手してた。

  

一方、尾花(木村拓哉)はそこまで態度を急変させたりしない。元々、栞奈の履歴書で被害者家族だと気づいた後、恨みや憎しみを警戒しながら、栞奈のソムリエとしての能力をチェック。最後も、謝罪することもなく、笑顔で歓迎する感じもなく、「アンタ」呼ばわりで淡々と突っ込みを入れてた。

   

試食用とはいえ、俺の料理あそこまで酷評した奴いないからね」。これは婉曲表現になってて、「エスコフィユの料理で、そこまで仕返ししようとしたのはどうかと思うよ」とクギを刺す言葉だと解釈可能。

   

まだ素直に自分の非を認められない栞奈としては、むしろ救われた感じで恥ずかしそうに微笑。山椒かワサビみたいに、甘口料理に辛みを効かせた巧みなやり取りだった。

    

    

    ☆     ☆     ☆

さて、会話の台詞としては、リンダ真知子(冨永愛)の電話の「allo」(アロー、もしもし)くらいしかフランス語が登場しなかった今回。実は、これまたトウガラシみたいにピリリと辛いフランス語が入ってたのだ。あの栞奈の手によって。

   

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佐藤葡萄酒株式会社の2013年ものの日本ワイン。「Brise.」(ブリーズ、ブリズ)。ツイッター検索で3人のつぶやきがヒットするけど、みんな謎のワイン・ブランドとして考えてるし、語尾の「.」(点)を入れてない。普通のネット検索でも、最後の点まで入れた記事はほぼ見当たらない。ただ、別のアングルの映像でも、語尾の点はハッキリ映されてる。

   

点なしで、冒頭も小文字にして、「brise」を仏和辞典で調べると、ブリーズという発音で「そよ風」という意味が出る。カタカナ英語のブリーズのフランス語版なのだ。あぁ、なるほど。ロケ地の山梨県・GRACE WINE(中央葡萄酒株式会社)あたりは心地よい微風が吹いてそうだね・・と、爽やかなイメージが心に浮かぶ。

   

ところが、冒頭を大文字にして語尾にピリオドを打つと、フランス語の命令文になるのだ。二人称・単数形。親しい間柄で使う変化だから、リンダ真知子か自分自身から栞奈への指令。

  

Brise.」(ブリズ:ぶち壊せ!)

   

   

     ☆     ☆     ☆

動詞だと、発音は「ブリーズ」ではなく、「ブリズ」。英語だと「break」(ブレイク)に相当する、攻撃的な動詞だ。意味は、壊す、砕く、打ちのめす、台無しにする、メチャメチャにする、etc。

  

そもそもワインの名前で、最初だけ大文字で最後にピリオドを付けてる短いアルファベットはなかなか見ない。偶然にしては出来過ぎだと思う。脚本か、あるいは美術スタッフさんか誰かのアイデアか。

  

最後のeにアクセント記号を付けると、過去分詞で「打ちのめされた」といった意味になる。「混入事件で打ちのめされた、そよ風みたいなあなた、グランメゾン東京をメチャメチャにしなさい」。そうゆう恐ろしい意味のワイン名なのであった。

  

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ちなみに、事件の前に栞奈がエスコフィユで飲んだ白ワインは、「ボン・アンジュ」。これ、昔の山梨ワインの名前であるようだけど、ドラマ的にはフランスのワインという設定のはず。フランス語の綴りはいくつか考えられるけど、普通に考えれば「bon ange」(良い天使)。英語に直訳すると、good angel。

  

だから、ワイン名の流れもドラマに合ってるのだ。もともと、栞奈は良い天使みたいな料理好き女性。ところが、打ちのめされた後、そよ風のふりをして、メチャメチャに仕返ししようとしてたわけだ。まあ、まだ祥平(玉森裕太)に関するスパイ問題が残ってるから、仕返しは過去形じゃなくて現在進行形だけど。

    

   

     ☆     ☆     ☆

ちなみに、殺人や強制性交とかと違って、傷害罪や威力業務妨害罪には、未遂罪はないらしい。つまり、法律的にも栞奈は無罪なのだ。機密漏洩のスパイ行為は別として。

   

それを知った後、なるほどと納得。ドラマのエンドロールで法律監修を探してみたけど、見当たらない。脚本家か誰かが理解してたのか、あるいは偶然、話が上手く行ってるのか。まあ、ほとんど突っ込みは見当たらないけど♪

   

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なお、祥平の履歴書・・というより調査書の中央・右あたりを読むと、パリ・エスコフィユでの身分は「Commis」(コミ:店員)となってた。一番下だったけど、すぐ上には、東京・ベイ東急ホテルのビュッフェ・レストランで「Chef」(シェフ:料理長)だったと書いてある。住所は文京区本郷だから、結構渋いかも♪

 

先週末から個人的に気が緩んで、ネットで遊ぶ時間が増えてしまってるから、今日は早めにこの辺で。。☆彡

  

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~第8話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

       (計 2800字)

   (追記91字 ; 合計2891字)

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purete(ピュルテ)、純粋なバナナ、純潔のドンサック~『まだ結婚できない男』最終回

凄いエンディングだ♪ これはドラマ史上に残るラストだね。私が見たのはTVerの無料動画で、一番最後にオマケのまとめ映像がちょっと付いてたけど、実質的なトリを務めたのは、バナナだった(笑)

    

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桑野(阿部寛)の高級マンションのテーブルにポツンと置かれた、2房の黄色いバナナ。この直後には、ご丁寧にバナナのアップまであった (^^ゞ そこまでするか!、脚本・尾崎将也、演出・三宅喜重。男性的な大きなバナナと、女性的な小さなバナナ。微妙な向きと距離が可愛かったりする♪

   

   

     ☆     ☆     ☆

当サイトでは第2話レビューから、バナナの分かりやすい象徴表現に注目してた。桑野が吉山まどか(吉田羊)にバナナを渡した直後、陳(チン)という妙な看板まで映されてたほど♪

    

今回、体調の良くない母親が暮らす長野に帰省して、一人で墓参りした時、まどかは大きなバナナの皮をむいて、パクッとくわえてた。現実ではまずあり得ない光景だし、じっくり撮ってたから、映像作品の意図を込めた虚構=フィクションだ。

    

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この直後、実家に戻るか迷いながら、一旦、まどかは東京に戻り、桑野の告白「の練習」(笑)を聞いて涙を流す。物語の流れを考えても、バナナが桑野の(欲望の)シンボル、そして同時に、桑野への思いの象徴なのは明らかだ。そもそも、信州の雄大な景色を眺めながら、一人でバナナの皮をむいて頬張る美魔女なんて、いるはずない♪

   

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     ☆     ☆     ☆

バナナは第9話でも、病院にお見舞いに来たまどか、有希江(稲森いずみ)、早紀(深川麻衣)に1本ずつ渡されてる。そして3人とも、ちょっと桑野と接近する感じがあった。

  

ただ、早紀は犬友達・工藤(RED RICE)に魅かれていくし、有希江は今回、桑野をまどかに譲るような素振りを見せてた。自分はまどかを焚きつけるために桑野との仲を強調しただけ・・とか、まどかに言いつつ、一人のシーンでは桑野の写真をジッと見て、それから、まどかの写真へ。まどかへの説明の際、一瞬つっかえてたのも、譲ったことを表してる。

    

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バナナへのこだわりは、桑野が事務所のパソコン脇に置いてた猿(?)の置物にも示されてた。しっかり胸にバナナを抱きしめてるのだ♪ 美術スタッフさんの労作だと想像。まあ、細か過ぎて伝わらないレベルのこだわりだけど。

   

    

    ☆     ☆     ☆

どうして今回、これほどハッキリと男女の思いが表現されたのか。それは、友希江&留美(美音)が働くカフェの店名と関わってる。看板の映像を確認しておこう。

   

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以前の「BROWN CLOVER」という英語名については、ウチの第1話レビューで解説しておいたが、今では「purete」(ピュルテ:純粋さ、純潔)というフランス語に変わった。英語なら、ピュアを名詞にした形に相当。

   

ひねくれ者の桑野も、人生の後半から終盤に差し掛かって、母親や自分の体調に自信が持てなくなる。1人暮らしはラクで楽しいけど、それと同時に、誰かと2人で仲良く過ごしたい。困った時には、支え合いたい。「幸せになりたくて悪いか!!」(サブタイトル)。

     

そんな普通の純粋な思いをそのまま表してたのが、桑野とまどかの場合は、バナナ。昔から男女の性愛の表現に使われてる小物だ。もちろん現代は多様性の時代だから、桑野の姪のゆみ(平祐奈)は、女性を好きになるかも・・と公言してたし、薬丸(デビット伊東)は、桑野の男友達・金田裕之(高知東生)と仲良しの様子をブログで披露。どちらもピュアな表現だ。

   

   

     ☆     ☆     ☆

さらに、桑野とまどかが裁判所で対決する原因となった、定年の年代の夫婦。離婚や訴訟の騒動になってたけど、桑野が夫の希望とは少し違う設計に変更して、結局また同じ家でやり直すことになった。

   

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もともとの設計だと、夫が一人で趣味の鉄道を楽しむために、部屋の壁の下に穴が開けられて、鉄道模型が通過してた♪ 私はこのシュール(超現実的)な光景に、思わず爆笑。

   

この列車と線路は、家の中で壁の向こうまで突き抜けることに特徴がある。なぜ、走る様子が見えない壁の向こうまで行く必要があるのか? それは、これが妻への思いの変形、歪曲だからだ。すぐ隣の部屋にいるのに、思いが届かない妻に向かって、穴を通じて自分の分身を送り込む。そう考えると、これがあの夫婦にとってのバナナだと理解できる。

   

そうした男女の機微が何となく分かって来たからこそ、桑野は設計を変更。夫と妻、それぞれの趣味の部屋はハッキリ左右に分けて中庭を挟んだ上で、一緒にくつろげる大きなリビングルームを中央に配置。その新しい設計図をわざわざ桑野が見せに行くと、妻の側に立ってた弁護士のまどかも素直に喜んでた。まるで、桑野と自分のマイホームを夢見るように♪

   

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     ☆     ☆     ☆

予行演習とはいえ(笑)、桑野が「あなたがいないと・・・つまらない・・・。寂しくなるんで。。」とまで告白したのは、パグ犬のカップルの影響もある♪

   

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彼が設計に夢中になってる間に、早紀から預かってたオスのタツオ(田中太郎という芸名♪)とメスのおもち(同名らしい)は、スタスタと隣の部屋に向かってた。しばらく経った後、2匹で仲良く戻る時には、ラブラブを表す古典的なBGMが「パヤパヤ・・♡」と流れる。桑野も、犬のカップルが隣部屋で何をしてたのか気付いて、驚きつつ嫉妬してた(笑)

   

実は、バナナと共に目立ってたお菓子の「ドンサック」カレー味も、性的な意味を持つ。直接的には、明治カールやドンタコス、スコーンとかのスナック菓子がモデルと思われる。

   

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ただ、英語2単語に分けると、「ドン」(don)はボス、支配者の意味で、「サック」(suck)はしゃぶるという意味。合わせて、「ドンサック」=「ボスをしゃぶる」。そのものズバリの名前のお菓子を、最後に映画に向かう直前に2人で食べてたのだ。しかもバナナと違って、ドンサックを買ったのは、純潔かセカンド純潔(笑)のまどか。巧妙な構成。

  

画像には英語の綴りはないけど、ハートマークの中に「DOKI DOKI」(ドキドキ)、右上には「ドンと衝撃 サクッと味わい」と書かれてる。なぜカレー味のスナックで、ハートがドキドキするのか♪ それでも半信半疑な方には、ダメ押しとしてこの画像をどうぞ。桑野がドンサックを持ってる姿は、猿がバナナを持ってる姿とキレイに重なる。だから黄色なのだ。

   

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    ☆     ☆     ☆

ちなみに、今回の蘊蓄(ウンチク)は、結婚式のブーケ・トスの由来。14世紀のイギリスで女性達が花嫁の小物とか引きちぎるから、被害防止のために先に花束を投げたとか。

    

ところが、既にトップページ上段でつぶやいてるように、英語検索でも信頼できる出典が全く見当たらない♪ 何か元の歴史本があるとは思うけど、世界レベルのフェイクニュースの可能性もあり。

    

なお、最終回の平均視聴率は9.7%。第2シリーズ全話だと、平均視聴率9.4%となった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。13年前の第1シリーズの16.9%と比べると、かなり落ちてるけど、録画や動画もあるし、今の時代を考えると健闘だと思う。医療系でも事件ものでもジャニーズ主演でもない連続ドラマで、おまけに最近不調のフジ系列(関テレ)だから。

  

個人的にも毎週、フツーに楽しめた。スタッフ&キャストの皆さん、どうもお疲れ様♪ それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf.BROWN CLOVER、残りの半生を美しく~『まだ結婚できない男』第1話

 散歩理論+山登り、婚活アプリという祝祭~第2話

   

      (計 3034字)

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Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)、男の浪漫(romantique)~『グランメゾン東京』第8話

フランス語がちょっとしか使われなかった第8話。最大のポイントはもちろん、次のカットだ。Voila!(ヴワラ:ほら、ここを見て)♪

      

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本来なら、尾花(木村拓哉)がカッコ良く決めてるバイクのシーン。後ろ姿のまま、右手の三本指でミシュラン三つ星を取ると誓う。右足で後輪用フットブレーキを踏んで、赤いテールランプが点灯。ツイッターには、最高!って感じの視聴者の賛辞が溢れてる。

   

一方、自分でバイクに乗ってる「RUN&BIKE」管理人の目線は、「止まれ」の赤い道路標識を見た後、タイヤと白線に向かうのだ。一時停止の白線を超えてるように見える(笑)。そこか!

   

着地してる左足とか、バイクの影に注目。望遠レンズでかなり後ろから撮影してることを差し引いても、三叉路みたいだし、あと2mほど手前で止まらなきゃいけない。おまけに、右端にネズミ捕り用の監視員が隠れてるようにも見える(細かっ・・♪)。

  

キムタクと演出の塚原あゆ子が警視庁から注意を受けないことを祈ろう。まあ、使用許可申請で、道路交通法の適用外になるのかも知れないけど♪ ちなみに、バイクの車種は今のところ不明。わざと数十年前の古いハーレーとか使ってるんだと思うけど、エンドロールにハーレーとかホンダの名前は出てなかった。案外、年配スタッフの私物とか。

   

  

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さて、たまにはオートバイの話も書いてみた後、本題のフランス語♪ 今回、リンダ真知子リシャール(冨永愛)の台詞の聴き取りで、1時間ほど使うことになってしまった (^^ゞ 暇人か!

   

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パリのナッツ混入事件の犯人が祥平(玉森裕太)だと、栞奈(中村アン)に聞いた直後。祥平が働いてたグランメゾン東京と、祥平を今かくまってるgaku、どちらも世界のレストラン・トップ10に入れてしまった真知子は、倫子シェフ(鈴木京香)のインタビューを録音したレコーダーをハイヒールで踏み潰して叫ぶ。「ほーら、気持ちいいだろ♪」。そっちか!

    

画面下のテロップは、「バカにするのもいい加減にしてほしいわ」。私の耳には、「ジャネルーズ! イルシュフィ・ムワ」って感じに聴こえるけど、いくら仏和辞典を調べてもピッタリ来る言葉は見当たらない。日本語を色々言い換えて、和仏辞典も使ってみたけど、どれも失敗。間投詞(interjection)や、ののしり言葉(juron)を調べてもダメ。

  

1つ目の台詞の最初は Je(私)かな? それが次の単語とつながって音が変化してるとか。例えば、J'en(ジャン)。2つ目の台詞の前半は、もう十分だって意味の動詞 suffire の変化か、形容詞 suffisant かも知れないけど、自信ないし前後も不明。試しにノベライズ本の上巻を本屋でチラ見してみたけど、ほとんどフランス語は書かれてないようだった。

  

後は、ヤフオクかメルカリで台本を探すとか♪ 黒岩勉が日本語で書いた脚本を、現場で冨永がフランス語にしたのかも。インスタグラムには、ヒールのブランド名ならあった。キレるリンダ(笑)、louboutin world(ルブタン・ワールド)。お好きな方はハイヒール買うと使えるかも♪ 何に?! 最新ツイートは、ピンクのヒールでスピーカー踏んでた。

  

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逆に、すぐ分かる親切なフランス語は、相沢(及川光博)が尾花に柑橘系ハーブ(?)を渡した時の台詞。

 Voila!ヴワラ: ほら、ハイこれ)。

  

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この単語、先日買った最新の「英和」辞典に載ってた♪ 英語圏でフツーに使われるようになったと。エライぞ、『三省堂ウィズダム英和辞典』第4版(2019年)! 下はオンライン・サービス「Dualウィズダム」の使用例。発音は似てるけど、英語だと「ラー」と語尾を強調。音声まで聴けるのも、いいね。

    

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ちなみに、より近くを表すとされるフランス語「Voici」(ヴワシ)は英和辞典に載ってないから、やっぱりヴワラの方がメジャーなのだ。発音もしやすいし、日本語の「ほら」に似てるのも偶然じゃないと思う。

   

   

    ☆     ☆     ☆   

このヴワラ。何気ない日常会話の一言に見えて、実は奥が深い。というのも、元々はvoir(見る)という動詞とla(そこ)がつながって出来た言葉だから(『ロワイヤル仏和中辞典』&『クラウン仏和』冒頭説明)。今では「そこ」というより、「ここ」を指す用法が増えてるから、「ほら、ここを見て」という意味なのだ。

   

見て欲しい「ここ」とは、どこか? それはまず、こちらにいらっしゃるお店のお客様。味覚、好み、体調、どんな方なのか。「ここにいる俺を見てない」と感じたからこそ、潮卓(木場勝己)はグランメゾン東京の料理をボロクソにけなしてた。特に、ホール係の京野(沢村一樹)を。あの暴言こそ、ヴワラ=ここを見て、という意味の日本語だ。

   

「ホールの声は神の声」と認められるためには、ホール担当係は、神様であるお客様の声をしっかり聞く必要がある。実際はそんな余裕なくても、少なくとも建前上は♪

  

その点、すぐに元・師匠、潮卓の異変に気付いてたのは、元・弟子の尾花。主役のヒーローだから(笑)・・じゃなくて、昔のビーフシチューの味を覚えてたから、ちょっと違うと感じたわけだ。大満足して顔を上に向けかけたのに、途中で顔が止まってた。その後、冷蔵庫で超薄味の味噌汁を発見して、師匠の味覚障害を確信する。

   

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もちろん、「ここを見て」という時、別に身体や料理だけを指してるわけじゃない。オレの生きざま、男の浪漫(ロマン)を見てくれ。だからこそ、尾花は古いバイクを修理して走らせてた。バイクは、師匠のロマン。いつまでも現役で頑張る師匠を見たいのは、弟子のロマン。

   

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「浪漫亭」(ロマンテイ)とは明らかに、フランス語「romantique」(ロマンティック)、「romantism」(ロマンティスム)を意識したテンメイ・・じゃなくて店名♪

  

ロマンティックとかロマンという言葉は、日本では流行らなくなってるけど、近い言葉だと「夢」か。自由と理想を求めて、遠くをみつめる様子を広く指す。

    

もう少し細かく言うと、伝統や形式にとらわれず、内面の感情を重視。確かに、ミシュラン三つ星とか流行とか全く追わないレトロな洋食フレンチは、昭和の料理人のロマンだろう。

   

負け惜しみに聞こえるかも知れないけど、10人の常連客の一人一人に満足してもらえれば十分。可愛い娘(伊藤歩)もちゃんと面倒みてくれるし、立派に育った弟子も親切だし。感情をあらわにするのも、人間の本性=自然の姿なのだ。

   

    

    ☆     ☆     ☆

ただ、夢見る人は、現実への合理的対応がおろそかになる。心筋梗塞の薬なんて飲んでられるか!・・と無視してると、突然倒れてしまったりする。精神的な自由の裏側には、身体的な限界、経済的な制約とかもある。尾花のパリでの現実逃避も、ロマンティストのネガティブな側面だろう。

  

ロマンティックな生き方では、恋愛を重視するのも特徴。尾花も要するに、密かに愛する倫子に三つ星を取らせるために努力してるわけだ。そして、お客様一人一人の「美味しい」を大切にするという普通の姿勢だけで三ツ星を取ろうとするのは、倫子のロマン。ライバルの尾花を追い出した後、倫子の家で2人きりで仲良くしたいというのは、京野のロマン♪

  

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SNSの素早い一口コメントと拡散リツイートが全盛の時代に、遅くて長いブログ・レビューを続けるのは、平成ブロガーのロマンなのだ♪ インタビュー場面で、向こう側にいた美女に目が行ってしまうのもロマン(笑)。ツイッターにもインスタにも情報が無いけど、末岡いずみか粕谷奈美かな。こう書いてれば読んでもらえるかもと思うのも、小市民のロマン♡ 小さっ!

    

一部の特殊な女子たちなら、最後の尾花&京野のじゃんけん仲良しシーンにロマンを感じたはず♪ フツーの男目線だと、むしろ『美味しんぼ』の細かすぎる解釈で論争して欲しかったかも(笑)。『ビーチボーイズ』のライダーマン論争か! それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. Allez!(さあ)Bon appetit♪(召し上がれ)~『グランメゾン東京』第1話

 女(ナス)に動かされる男たち~第2話

 ジビエ(狩猟)の基本はシルヴプレ、お気に入りになること~第3話

 『マリクレール』記事とコースメニュー、フランス語の和訳など~第4話

 「ピーナッツオイルもセロリも大切に」(パルマンティエ尾花)~第5話

 C’est super、最高のものとの出会い=衝突~第6話

 Promis!(プロミ:約束するよ、フィアンセ♪)~第7話

 ワイン名「Brise.」(ブリーズ:そよ風よ、店をぶち壊せ)~第9話

 thons vagues(トン・ヴァーグ:ぼんやり彷徨う大物マグロ達)~第10話

 mariage de la diversite(マリアージュ・ドゥ・ラ・ディヴェルシテ)、多様性の結婚~最終回

   ・・・・・・・

 パリでキムタクが乗った電動キックボード、Lime-S(『グランメゾン』)&12km走

   

      (計 3517字)

    (追記125字 ; 合計3642字)

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