カズオ・イシグロ『Never Let Me Go』(わたしを離さないで)、英語原書と英語版ウィキのあらすじ

最初に正直に言うと、この記事はもともと文学レビューにするはず

だったのに、挫折してしまったものだ。半ば、日記・つぶやきの類の

記事なので、悪しからず♪ 昨日の記事を詳しく書き直した感じだ。

 

本人も含めて全く意外な受賞となった、日系英国人カズオ・イシグロ

(石黒一雄)のノーベル文学賞。金曜日(2017年10月6日)に2つ

の書店で探してみたけど、どちらにも全く見当たらないし、品切れや

売り切れを示す掲示もない。店員に聞こうとしても、たまたま(?)

誰も店内を歩いてないし、サービスカウンターも他の客が占有中。

 

そこで、英語原書の冒頭を読み始めたものの、何とも分かりにくい。

そう言えばイシグロの叔母か誰かの感想も、「難しい」の一言だった。

文体や言葉が凝ってるわけではないし、理屈が難しいわけでもない

けど、雲をつかむような主人公のモノローグ(独白)が延々と続く。

 

状況も人間関係も分かりにくいし、事実と幻想、客観的描写と主観的

思いの区別も意図的にボカされてる。過去を回想してるのか、現在

の思いをつぶやいてるのか、その辺りも微妙。

 

日本語訳で読んでも苦労しそうだから、英語の原文をサラッと読み

流すのは無理だった。仕方なく、途中で英語版ウィキをカンニング

すると、筋書き自体は日本のライトノベルやマンガでもありそうだ。

実際、ヒロイン・綾波レイが複合的なクローンだった人気アニメ、

『新世紀エヴァンゲリオン』ともちょっと似てる。

 

ということは、イシグロ独特の書き方、表現の仕方が、ノーベル賞に

値するということか。。

 

 

     ☆        ☆        ☆

さて、著作権的に違法な情報を除くと、英語の原文を読みたい時の

スタート地点は、amazonかgoogle booksだ。

 

両方を調べると、冒頭は読めることが多いし、グーグルだとかなりの

部分を無料で読めてしまうこともある。特に、英語や古典の場合。

 

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Kazuo Ishiguroの『Never Let Me Go』

(邦訳: わたしを離さないで)だと、アマゾンもグーグルも冒頭の

20ページほどが公開されてた。ここでは、アマゾン(英国)の電子

書籍kindle(キンドル)から見てみよう。

 

全体は三部構成で、第一部(1章~9章)、第二部(10章~17章)、

第三部(18章~23章)。2010年のペーパーバックだと、304

ページ。分量的には、普通の長編小説だ。

 

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31歳の「介護者」(carer)、キャシー(Kathy)が、自らの経歴

を振り返る形で物語がスタート。既に11年以上で、周囲にはあと

8ヶ月いて欲しいと思われてるらしい。

 

この長さだけなら自慢にはならないけど、自分が担当する「ドナー」

(実は臓器提供用のクローン人間)については、上手く扱って来た

つもり。だから、仕事ぶりに関してはちょっと自慢にはなる。

 

しかし、上手く仕事すること、特に、ドナーを「静か」にさせたことは、

私にとって大きな意味を持つ(means a lot to me)。

もちろん、単なる誇りではなく。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

この後まもなく、ヘールシャム(Hailsham)と呼ばれる寄宿学校で

一緒だった仲間、ルース(Ruth)とトミー(Tommy)の話になる。

妙な学校名は、「hail」が「歓迎する」、「sham」が「偽物」だから、

「偽物歓迎」。つまり、クローン歓迎という皮肉。

 

全体の流れが見えない宙づり状態に疲れてしまったので、私は

ここで英語版ウィキのあらすじ(Plot)、人物紹介などを読んで

しまった♪ 『Never Let Me Go』はキャシーが学生時代

に好きだった曲のタイトルらしい。

 

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日本語ウィキの3倍くらい詳しい説明になってるけど、ここでは

手短にまとめとこう。以下、内容のネタバレになるのでご注意あれ。

 

ちなみに上の冒頭。小説を直接読むと11年4ヶ月弱の経歴なのに、

ほとんど12年と説明してある。そうした細かい部分についてはあまり

信頼できないかも。

 

 

     ☆        ☆        ☆

 以下、あらすじ(英語版ウィキのプロット)のまとめ。

 

 臓器提供者の世話係であるキャシーは、よく学校(ヘイルシャム)

 時代を思い出す。そこでは、健康の大切さが強調され、芸術作品

 を創ることも重要だった。「マダム」と呼ばれる女性に選ばれた

 ベスト・アートは、ギャラリーに飾ってもらえる。

 

 物語は3人の生徒をめぐって展開される。キャシーの他に、ルース

 とトミー。キャシーはいじめられっ子のトミーの相手をしながら、彼

 への思いを募らせるが、トミーはルースと恋愛関係になる。

 

 ルーシーという保護者(=教官)は生徒たちに、あなた達は臓器

 提供者として生み出された存在だと話したが、みんな静かに運命

 を受け止めた。ルーシーは学校を去ることに。

 

 16歳で、キャシー、ルース、トミーの3人はコテージと呼ばれる

 住居に移動。キャシーは男性と浅い関係を持ってて、自分の性的

 衝動が異常ではないかと心配する。

 

 2人の年上の同居者(クリシーとロドニー?)が、ルースに似た

 女性を見かけて、彼女のクローンとしてルースが作られたのでは

 ないかと話した。5人で探す旅に出かけると、年上の2人が噂話を

 する。ヘイルシャムの生徒だけに特権があって、本当に愛し合う

 カップルは臓器提供を遅らせることができるとか。その後、ルース

 に似た女性を発見したものの、表面的に似てるだけだった。

 

 旅行中、キャシーとトミーは、キャシーが学校時代に失くした音楽

 テープを別々に探す。どうもトミーは、キャシーに特別な思いを

 持ってるようだ。 彼らはテープを発見。さらに、マダムが芸術作品

 を選んでたのは、本当に愛し合うカップルを決めるためではないか

 と考えるようになる。そうした事に気づいたルースは、妨害工作で

 キャシーとトミーの仲を引き裂く。キャシーは一人、去って行き、

 介護者となった。

 

 やがて10年の月日が経過。キャシーはルースの介護者となった。

 もうすぐルースは終わりを迎えるので、トミーも誘ってまた旅に出る。

 そこでルースは、キャシーとトミーの仲を引き裂いたことを後悔し、

 マダムの住所(アドレス)を教える。そして、臓器提供をした後、

 死を迎えた。

 

 その後、キャシーはトミーの介護者になり、愛を育み始める。トミー

 のアートをマダムの家に持って行き、臓器提供の延期を求めた

 けど、無理だった。実は、そんな延期の規定など無かったのだ。

 

 トミーの最後の臓器提供の前に、キャシーは辞めて、彼の前から

 消え去る。小説の最後はキャシー一人で、トミーは既にいない。

 キャシー自身の臓器提供もまもなく始まる。。

 

                 (あらすじ終了)

 

 

      ☆        ☆        ☆

何とも悲しい物語で、SFというより近未来の予測みたいだし、既に

ある程度は現実のものとなってることだ。

 

生殖医療や遺伝子操作技術は、倫理的な歯止めのきかない流れ

になりつつある。より良い人体を求める、果てしない欲望のたわむれ。

 

「マダム」とは明らかに、救い主のように見える存在のことだろう。神

にせよ、最高権力者にせよ。そこに微かな希望を持って、真実の愛

と共に助けを求めると、何の救いも無かった。この辺り、イシグロの

宗教観を示してるのかも。

 

ちなみに去年(2016年)のTBSドラマだと、キャシーは保科恭子

(綾瀬はるか)、トミーは友彦(三浦春馬)、ルースは美和(水川

あさみ)へと変更されてるようだ。公式サイトの相関図より

 

受賞後の放送なら、平均視聴率が6.8%に留まることはなかった

はず。かと言って、今さら再放送しても、時すでに遅しか。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

なお、「Never Let Me Go」の「Go」には、「死ぬ」と

いう意味もある。つまり、タイトルには、「わたしを死なせないで」とか

わたしを逝かせないで」という意味もある。

 

ひょっとすると、「Go」には「役立つ」という意味も込められてるかも

知れない。「わたしを役立たせないで」。つまり、わたしの臓器提供

を止めて、という解釈や深読みも一応可能。

 

まあ、原作を読まずに語るのはこのくらいに留めとこう。

それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

 

               (計 3267字)

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消えゆく街の本屋さん、個人的な思い出と書店ビジネス(売上、利益)

本屋さんが減ってるとか、雑誌の売り上げが激減とかいうニュースは

昔から度々流れてるし、自分でも実感できることだけど、昨日(17年

8月24日)の朝日新聞・朝刊ではあらためて大きく扱われてた(1面

と3面)。

 

「書店ゼロの街 2割超」、「420市町村・行政区」。執筆は赤田康和

記者と塩原賢記者。HPでも公開されてる。

 

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     ☆        ☆        ☆

今日(25日)の朝刊看板コラム「天声人語」でも、この話がメイン。

小さなお店(本や)が好きという詩人の長田弘の言葉を引用してた。

 

私は『本や』に本を探しにゆくのではない。

 なんとなく本の顔を見にゆく

 

なるほど、そう言えば私もそんな部分がある。って言うか、もうちょっと

正確に言うなら、『本や』の顔を見にゆくのだ。本だけじゃなく、お店の

雰囲気とか、顔を覚えてる店員や店長の顔とか。

 

スーパーやコンビニだと、店員は数ヶ月くらいでコロコロ変わるけど、

不思議なことに、本屋の店員だと長い人も結構いる。地味で愛想が

いい人が多いから(笑)、なんとなく気になるのだ。

 

っていうか、派手で愛想がいい女の子だと、もっと時給が高いバイト

や目立つ楽しいバイトに向かうんだろうね。ちなみに、派手で愛想が

フツーの男の子の私も、そうだった♪

 

 

    ☆        ☆        ☆

話を戻して、本屋さんの思い出について。私の生まれ故郷にあった

本屋も次々に消えて無くなってる。ただ、駅前にあったメインのお店

2つは、場所をちょっと移転して一応残ってるようだ。

 

どちらもよく行ってたけど、特に片方は思い出深くて、地元ネタの

掲示板でも盛り上がってた。田舎としては大きめだけど、大き過ぎ

ることはない店で、子どもにとっては絶好の遊び場。大人も含めて、

当時は流行ってた。

 

ただ、いかにもって感じの頑固おやじ系の店長かオーナーが、奥か

店先かどちらかにドーンと座って、目を光らせてたのだ♪ 立ち読み

とか座り読み(コラコラ!)してると、たまに怒られるから止めて、また

時間をおいて再開(笑)。でも、ちゃんと時々買って愛読してた。

 

「男の子」になって来た頃、お世話になったのもこの店♪ その辺り

の棚には特にきびしい視線が注がれてて、おやじから丸見えの位置

になってる。だから、おやじが消えた時とか、間に他の人が挟まって

見えなくなった瞬間を狙って立ち読みしてたのだ。

 

初めて買った時はメチャクチャ緊張して、怒られるんじゃないかとか、

通報されるんじゃないかとか、本気で心配してたほど。カワイくて、

いいね♪ 買った後、家での置き場にもまた困るけど、使い方には

あんまし困らない(爆)。

 

あんましかよ! いや、最初は難しいでしょ♪ 特に私は、マニア

だし(笑)。その後、学校のそばの本屋とか、首都圏に出て来た後

の本屋でも、いろんな思い出がある。一時期、どこでいつ買った本

なのか、最後のページに書き込んでたこともあった。。

 

 

      ☆        ☆        ☆

個人的な話はさておき、ビジネスとして考えると、最近はネット通販、

特にamazonの影響力が強まってる。

 

あんましアマゾンが好きじゃない私でも、色々と便利だから、最近は

使うことが増えた。古本が安く買えるし、無料で中身をちょっと読め

たりする(特に英米のアマゾン)。ランキングも見れるし、電子書籍

(kindle本)もある。

 

通販以外にも、郊外型とか、大型書店の進出もある。こうした情勢

の中、街の本屋さんはどのくらいの売り上げがあれば実店舗を維持

できるのか。ビジネスは、物やサービスをお金と交換する営みだから、

数字の話が重要になる。

 

ちなみに下は2000年以降、全国の書店数の推移。もっと前、80

年代くらいまで遡ると、さらに右下がりのグラフのはず。アルメディア

調べとか、ネットのあちこちに書かれてるのに、この調査会社自体の

情報はなかなか発見できない。「ナイ(無い)メディア」と言うべきか♪

 

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      ☆        ☆        ☆

朝日には、関東唯一の書店の無い市として、茨城県つくばみらい市

の例が載ってた。

 

人口は5万人。本の売り上げの75%前後は取次会社などに支払い、

家賃や人件費などの経費が20%余りだから、書店経営上の利益は

わずか2%前後とのこと。おそらく、初期費用や撤退費用は考えない

計算で、100分の2。

 

ということは、最低レベルとして20万円の利益を上げるには、売上

1000万円が必要になる。

 

   1000万円×(2/100)=20万円

 

1日平均で33万円の売り上げだから、1冊平均1000円とすると、

毎日330冊売ることになる。10時間営業だと、1時間に33冊。そう

言えば、私が今行ってる本屋さんはそんな感じかも。つぶれると困る

から、もうちょっと買ってあげようかな。最近、立ち読みばっかだから♪

 

 

     ☆        ☆        ☆

いや、買いたいのは山々だけど、家の本が多過ぎて困ってるから、

ガマンして買わなくなったのだ (^^ゞ 何度か書いてるように、私は

貸倉庫に大量の荷物を預けて、読まない本に毎月お金を払ってる。

営業を止めた本屋を残して、経費だけ払い続けてるようなもの♪

 

全く無意味な出費だから、むしろ捨てるか、古本屋に売った方がいい。

ところが、処分する前にやっぱり読んでしまうから、なかなか進まない

のであった♪ 片づけが苦手な小市民、ガックシ。。_| ̄|○

 

『服を買うなら、捨てなさい』ってタイトルの本がベストセラーになってる

けど、「本を買うなら、捨てなさい」。

 

ってことで、これから頑張って片づけることにしよう・・・とか何度も

言ってて、さっぱり進まないのであった。人間とは弱い生き物なのだ♪

また一般論か! ではまた。。☆彡

 

                   (計 2267字)

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映画『昼顔』ノベライズ、軽~い感想(ネタバレ少なめ♪)

日曜のお昼にふさわしい、爽やかな記事をお届けしよう。人妻の

愛欲ドロドロの不倫(笑)

 

違った。元・人妻と既婚男性の不倫か。紗和(上戸彩)は離婚してる

わけね。そう言えば、「人夫」って言葉はない。伝統的に、他人の夫は

女性にとっての性愛の対象にならなかったからかも。

 

現代日本だと、なりまくりらしいけど(伝聞形♪)。全国の人妻の間で、

もはや流行現象のレベル。いいね(笑)

 

 

      ☆        ☆        ☆

私がこの記事を書こうと思ったキッカケの一つは、2017年6月21日

の朝日・夕刊に載ってた連載コラム、黒木瞳の「ひみつのHちゃん」だ。

 

人妻の彼女が、プライベートで映画『昼顔』を見に行って、「恋って摩訶

不思議」(今回の題)とか、胸ときめいたらしい。まさに、「ひみつのH

ちゃん」♪ ところが、人妻不倫について、帰宅後に旦那さんと仲良く

語り合うとのこと。

 

ダメだ! それじゃ、オチが弱い(笑)。「私も二子玉川で見かけた

男性と、田園都市線で渋谷・道玄坂を登って左に曲がった」とかいう

結末じゃないと♪ 細かっ!

 

 

      ☆        ☆        ☆

連続ドラマ終了から3年。続編映画『昼顔』は、公開前からかなり話題

になってた。ウチには昼顔関連の記事が多数あるから、アクセス数の

変化で分かるのだ。下は、ウチの6月のアクセス数ランキング。

 

3位はドラマとは別の結末を書いたノベライズ、『昼顔~Another

 End』の記事。5位はドラマの原作、フランス映画『昼顔』のレビュー

で、8割くらいは検索ミスだろうけど、2割くらいは原作映画目当ての

アクセスだと思う。1位と4位もドラマチックな激しい物語だから、世間

の好みが分かる。

 

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そして、6月10日に公開された映画『昼顔』も、初登場1位を達成。

下は興行通信社のHP、「CINEMAランキング通信」より。大ヒット

継続中の『美女と野獣』を上回る週間観客動員数となった。

 

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       ☆        ☆        ☆ 

前置きが長いのは、「ネタバレ少なめ」の「軽~い感想」記事だから♪

映画のノベライズ本については、詳しく書けないのだ。

 

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井上由美子・脚本、百瀬しのぶ・ノベライズによる単行本『昼顔』は

6月4日発売で、3週間後の今でもamazonのベストセラー1位

なってる。

 

ただ、アマゾンのベストセラーというのは注意が必要で、カテゴリが

狭いことが多いし、刻々と変化するのだ。今回も「ロマンス」カテゴリ

の1位であって、もっと広い「文学・評論」カテゴリで調べると100位

にも入ってない。もちろん、本全体のランキングだと遥か下のはず。

 

まあ、人妻たちが燃える=萌えるのは圧倒的に映像だから、文字が

多い書籍がそれほどヒットしないのは当然か。男の方が視覚的動物

だと言われたりするけど、女もかなり視覚的な生き物なのだ。

 

ただし、結婚関連の現実的条件だけは別として(笑)。恐るべし・・

愛すべき女性たち。。♪

 

 

      ☆        ☆        ☆ 

で、いよいよ映画のノベライズ本の短い感想。一言でまとめると、

良かった☆ いや、正直あんまし期待してなかったのだ。

 

井上由美子という脚本家。2010年の連ドラ『同窓会』は良かった

し、14年の『昼顔』もヒットしたけど、15年の堀北真希主演ドラマ

『まっしろ』は大ハズレ。平均視聴率5.8%の惨敗で、TBSスタッフ

も頭が「まっしろ」♪

 

私もあのドラマはあまりに退屈で、珍しく一瞬で脱落したから、井上

の評価は下がってた。

 

ところが今回のノベライズは、特に終盤が上手く書けてる。映画と

いうメディアを十分意識しつつ、小説としても面白い。なかなかの

実力者だね、ゴーストライターの百瀬しのぶ(笑)。コラコラ!

 

 

     ☆        ☆        ☆ 

ネタバレ控えめのあらすじは次の通り。まだ知らない方、これから

映画を見る方はご注意あれ。私は映画は見てないし、他のサイト

の情報も全く見てないので、本と映画の違いは分からない。たぶん、

ほとんど同じだろうと想像する。

 

紗和は一人きりになって、小さなお店のバイトをしながら、淋しく貧しい

生活を送ってる。男性オーナーはともかく、同僚2人はあまり好意的

ではない。

 

ある時、偶然、かつて愛し合った北野先生(斎藤工)を見かける。もう

会ってはいけない人だから、すぐ声をかけるわけにはいかない。でも、

どうしても追いかけてしまう紗和。まもなく北野も気づき、最初は距離

を取ってたものの、結局はまた寄り添ってしまう。

 

すると当然、北野の妻・乃里子(伊藤歩)も気づく。ところが今回は

結局、乃里子が折れて、北野との離婚に同意。北野は既に、紗和

と同居してたけど、ささやかな指輪を購入。正式な結婚に備える。

 

北野が乃里子のもとに、離婚届を受け取りに行ってる間、紗和は

お祭りで踊りながら待ってる。上手く踊れば、いいことがあるらしい。

冷たかった同僚が用意してくれた浴衣の柄は、昼顔。小さくて綺麗な

ピンクの花なのに、なぜか雑草扱いの幸薄い花。

 

紗和は昼顔を身にまとって、上手く踊れた感触をもつ。これでやっと

私も幸せな人生を送れるはず。すると・・・。。

画像はウィキメディアより。

 

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     ☆        ☆        ☆

私が評価するのは、細かい描写や伏線の張り方が巧みだからだ。

ホタル、百葉箱、「裕一郎」という呼び名、指輪。

 

職場の仲間たちの描き方も最後までヒネリが効いてるし、女性ウケし

そうなエンディングでもある。感情的・衝動的に行動するし、非理性的

で嫉妬深い(失礼・・・笑)。でも現実的で、本能的な母性に満ちてる。

 

恋愛ストーリーの古典的名作『愛と誠』にちょっと似てるけど、やっぱり

女性向けの結末だと書いとこう。男と女、決定的な違いは、アレなのだ。

最後は「ホタル」の小さな輝きで終了。二重の意味でのホタル。

 

 

     ☆        ☆        ☆

『ガリレオ』でもおなじみ、監督の西谷弘はいいとして、出演者の名前

に吉瀬美智子が無いのはさみしいね。私はドラマだと、むしろ吉瀬と

北村一輝の倒錯した激しいエロスに萌えたもんで♪

 

なお、今週は計13112字で終了。連ドラ終了直後で疲れてるし、

ちょっと少なめにしといた。ではまた来週。。☆彡

 

 

 

cf. 人妻蝶の炎、新たな束縛の快楽へ~『昼顔』最終回

   ドラマ『昼顔』ノベライズ本、別の結末のあらすじ&感想♪

   映画『昼顔』(Belle de Jour)

      ~あらすじ、感想、ドラマとの比較

 

                  (計 2533字)

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話題の植物の話とか、エロ本自販機の研究本とか♪

全然違う内容でつぶやこうとしてたんだけど、いざ書こうとした時、

やっぱり止めとこうと思い直した♪ これぞ、小市民ブロガー (^^ゞ

 

実は、洋服の素材としてもお馴染みの、asaという植物について

書こうと思ったわけ(コラッ!)。いや、ちょっと勘違いしてたもんで、

間違いは素直に認めてただす姿勢が必要だろう。

 

 

      ☆        ☆        ☆

asaを加工した物が「大asa」だと思ってたけど、少なくとも辞書

的には、ほぼ同じものだったのだ。asa≒大asa。より正確には

「asa=大asa、亜麻、etc」だけど、大asaが代表扱い。

 

実際、大辞泉でも大辞林でもそうなってる。ただ、この2つの言葉を

遠く離して書いてた。教育的配慮ってものかね。

 

まあ実際には、それら2つの言葉は文脈で使い分けされてると思う

けど、ちょっと驚いたから、知的探求心に従って百科事典とか英語

の辞典とかまで調べたわけ。それらについては省略しとこう。

 

・・・って感じに留めとけば、サイバーパトロールにチェックされること

もないでしょ♪ って言うか、私も明石家さんまと同じで、何も無くても

ハイになれるから、あんなの必要ないし(笑)。それはそれである意味、

アブナイかも。違法ではないけど、通報リスクならある(爆)

 

 

     ☆        ☆        ☆

一方、上の話を書くのを止めて、新たに書こうとしたのが、この執筆

欄の右側に出てたニュース。成人本(=エロ本)自販機の研究本の

お話。黒沢哲哉『あの日のエロ本自販機探訪記』(双葉社)。値段は

2200円+消費税で、内容のわりには良心的。

 

この本、先日たまたま本屋の芸能本コーナーに置かれてたから、

知的探求心に基づいてペラペラめくってみたのだ♪ 素晴らしい

情熱に感動した(笑)。写真が多いとはいえ、320ページ、ずっしり

重みがあるし、学術研究並みの文献調査や現地調査を行ってる。

 

その後の情報もまじえた最新の推定だと、全国に500ヶ所とか。

特別天然記念物レベルか♪ コンビニの数の100分の1と考える

と、意外な健闘と言えなくもない。

 

あの種の自販機なんて完全な流行遅れだし、ネットに有料・無料の

情報も溢れてるし、自治体の取り締まりも厳しい状況。ところが各地

に細々と生き残ってるらしい。本の表紙写真みたいな感じで、ポツン

とした小屋とか♪ 昭和というより、未来的デザインにも見える(笑)。

って言うか、わざと「公衆便所」に似せてるのか。深みがあるね。

 

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      ☆        ☆        ☆

こんな店(?)に誰が入るのか不思議だけど、自販機に入れる商品

が投げ売り状態で原価が大幅に下がってるから、ごくたまに長距離

トラックの運転手とかが買うだけで、電気代にはなるんだろう。小屋

を無断で個人的に使用する人もいるというお話。撮影とか、アレとか。

 

ちなみに平成ブロガーはもちろん、自販機本は買ったことない♪

「自販機本は」かよ! 家族計画用品もない(笑)

 

いや、こちらの自販機は、今現在ウチの近くに生き残ってるのだ。

もちろん、買う人を見たことはないし、業者が商品補充する所も見た

ことないけど。外国人観光客の爆買いかも♪ ディスカウント店だろ!

オカモトは過去最高益を連続更新中☆

 

電池の自販機も近所にあったけど、こちらはいつの間にか消えた。

ちなみに一応、首都圏の住宅街在住なので、誤解のないように(笑)

 

 

      ☆        ☆         ☆

私が一番不思議なのは、そんな自販機より、ヤクルトの訪問販売。

ごくたまに近所でも見かけるけど、今時あんな商売が成り立ってる

なんて信じられない。まあ、ジョアは子供の頃、好きだったけど♪

 

あれって、野球場でバイトの女の子からビール買うようなものかね。

試しに「美人すぎるヤクルトレディ」で検索したら一杯ヒットした(笑)。

一部には、ヤクルト男子とかヤクルトマンもいるらしい。

 

・・・って感じでまったりつぶやいてるとキリがないから、そろそろ

手抜き記事終了。あぁ、ラクだった♪ ではまた明日。。☆彡

 

                   (計 1594字)

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小保方晴子日記10~鉄格子つきの個室に再入院

ついに第10回まで来てしまった、小保方日記の感想記事。当サイト

は総合マニアック・ブログであって、ファンサイトとか応援ブログでは

ないので、流石にそろそろ一区切りつけようと思う。

 

ちなみに過去9回の記事は次の通り。短いコメント記事も含まれてる

ので、念のため。

 

初回 第2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回

 

 

      ☆        ☆        ☆

さて、『婦人公論』2017年6月13日号(5月23日発売)掲載の日記

は、15年4月14日~5月18日分を3ページにまとめたもの。

 

当然、1日分あたりの文字数は少なくなってて、一言だけの日もある。

サブタイトルは、「入院、鉄格子、メールボックス」。

 

鉄格子という言葉が強烈。一般社会とはほぼ断絶したけど、メール

その他の僅かなつながりは残ってる状況だ。実際、気まぐれ先生

とのお食事、入院手続き関連でお姉さんとの再会、友達の面会と

いったつながりは書かれてるけど、今までよりあっさりした記述。

 

心身の状況は過去最悪レベルを更新した感じで、特に身体の変化

が強調されてる。極端な変化だから、心理的なものよりも、強い薬物

(向精神薬)の副作用が大きいのだろう。

 

 

      ☆        ☆        ☆  

入院直前から、皮膚が炎症を起こして熱いし、湿疹もできたらしい。

美容への関心が強いアラサー女性にとっては、それだけで大きな

ショックのはず。

 

入院後に、皮膚科の先生に訴えたけど、軽く受け流されて、もらった

薬も効かなかったらしい。その後、抗うつ薬(?)を変えたようだから、

副作用だと強く訴えたということか。何種類の薬を服用してるのかは

不明。おそらく、皮膚薬も含めて3種類以上の併用だと想像する。

 

薬にはもちろん、良い効果らしきものもあって、強烈な食欲が描かれ

てた。そうは言っても、これまでの大幅なマイナスを取り戻す程度だ

と思う。隔離された暗く退屈な病室で、そんなに飲み食いしまくる気

にはなれないはず。

 

 

       ☆        ☆        ☆

病院と病室は以前の入院時と同じで、小さい窓には鉄格子があって、

数cmしか開かない。持ち物も、鋭いものは没収。管理とリストカット

防止用という意味なのか、リストバンドも使用。

 

医師や看護師も同じ人達みたいだけど、態度が事務的で冷たくなった

ように書かれてた。事実なのか、彼女自身の調子の悪化によるもの

なのかはハッキリしない。ただ、あの魔女狩り的バッシング状況で、

彼女を引き受けるだけでも十分、「有難い」ことのはず。

 

今までの彼女なら、その有難さを強調して、素直に感謝できない自分

を責める所なのに、今回は特に主治医(=教授?)に対する不満が

繰り返し語られてる。

 

 

      ☆        ☆        ☆

普通に書いたり読んだりできるようになりたいと訴えると、ホントに

できないんですか?って感じの皮肉っぽい反応で傷ついたとか、

わざわざ告発状が受理されたことを伝えに来て、目の前で大きな

ため息をつかれたとか。

 

後から分かったことだけど、実はこの時は、彼女が告発されたのでは

なかったらしい。ということは、理研への告発ということか、あるいは

その他の関係者なのか。

 

ちなみに、看護師については、おしゃべりした話が一言書かれてる

程度。おそらく男性の(?)主治医、サブ主治医、皮膚科医、そして

薬への不満があらわなのだ。

 

 

       ☆        ☆        ☆

心を病んでる患者が、病院や治療者の類と深く関わった時、幼い頃

の状態に戻ることは珍しくない。

 

いわゆる退行で、かなり原初的なレベルまで戻ると、今まで抑えられ

てた攻撃性が前面に出る場合もある。医師はそうした事を知ってる

し、慣れてるので、それほど気にしないだろうとは思うけど、今後また

入院するかも知れないことを考えると、今回の日記は大胆な批判だ。

 

そのエネルギーはむしろ、ワインや甘酒、和菓子の暴飲暴食にでも

向けた方が健全だと思う♪ 病院内のお買物や飲食は、わりと自由

にできるようだ。

 

 

       ☆        ☆        ☆   

最後の話は、理研のメールボックスについて。まもなく使えなくなる

という通知が来たから、2つのアドレス(1つは攻撃からの避難用)

を久々にチェックしたら、未読だけでも1000通くらい入ってた。

 

彼女はその数を多いと言いたいようだけど、私は逆に少ないと感じた。

私の場合、商業用も含めてスパムメールの類だけでも、1日あたりの

合計で40通くらい来る。もし半年放置すると、それだけでも7000通

になる計算だ。もちろん、それ以外に普通のメールもかなりある。

 

彼女のアカウントは、届く前のブロックがしっかりしてるのか、あるいは

ほとんど登録されてなかったのか。とにかく、メールを他のアカウント

に転送する時にチェックすると、調査委員会の決定を変えてたかも・・

と思われる内容もあったらしい。

 

今となっては遅すぎるのか、あるいは今からでも利用できるのか。

まあ、それよりも新たな研究の方が、正攻法で有益だ。

 

 

      ☆        ☆        ☆

一番興味深かったのは、ほんの一言、彼女の周囲に仲間のような

存在がいることを匂わせてた点。

 

その仲間は今、休んでるから、自分がもっとしっかりしなければ・・と

いった感じで、遠回しにちょっとだけ書いてた。あまり名前が騒がれて

ない、STAP細胞の共同研究者ということか。単なる友人・知人では

ない気がする。あるいは、特別に身近な存在で、彼女と共に病んでる

のかも。

 

なお、次回は今現在の話に飛んで、17年5月の日記の予定とのこと。

今は落ち着いてるようだから、安心して読める内容になってることを

期待しよう。

 

新たな研究職が見つかることを祈りつつ、今日はこの辺で。。☆彡

 

                  (計 2219字)

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新潮砲が文春砲に命中!、破壊力はビミョーか・・

僅か数日で早くも流行遅れの感もあると言うか、そもそも流行してな

い気がする、このライバル週刊誌スキャンダル♪

 

折角、大々的に攻撃した『週刊新潮』がちょっと気の毒だから、ごく

簡単に感想を書いとこう。私は子供の頃から判官びいきだし、あまり

の寝不足で他のネタを探す余裕も無いもんで♪ 正直で、いいね。

 

ちなみに「判官」とは、兄・頼朝に滅ぼされた源義経のこと。蛇足か!

個人的にはむしろ、弁慶びいきかも♪

 

 

      ☆        ☆        ☆

170520a

 

さて、新潮・2017年5月25日号(18日発売)の中吊り広告は

一番目立つ右端に非常に大きく、“「文春砲」汚れた銃弾”と書いて

る。「産業スパイ」は死語じゃなかったわけね♪

 

大砲の「砲」と書いた後に「銃弾」と書くのもちょっと変だけど(笑)、

文春なんて実は小さな拳銃に過ぎないという意味かも。

 

一応、「同業者として脱帽する他なかった」と文春を持ち上げつつ、

「同じ発売日である週刊新潮の広告を不正に入手し、毎週、カンニ

ングしていた」と非難。

 

絶好調のライバル誌をここまで大々的に攻撃するのだから、相当な

裏付けがあるはずで、もうこの広告だけで私は新潮砲の主張をほぼ

信じた。ただ、週刊文春が自らの非を認めてないし、世間的にもそれ

ほど騒がれてる気がしなかったから、念のために新潮をチェック。

 

ちなみに下は、18日付けで文春HPに掲載された、新谷学編集長

の弁明。「読者の皆様へ」。内容が非常に薄くて、明らかに弱い反論

だけど、謝罪とか責任問題は完全に回避する姿勢らしい。まあ、もっ

と上のレベルまで波紋が広がるのを防ぎたいのは、分からなくもない。

 

170520b

 

 

      ☆        ☆        ☆

で、新潮のグラビア付き巻頭特集を読むと、もう身も蓋もない具体的

な攻撃で、文春編集長その他、関係者は赤面したと思う。あれほど

詳細な記事も珍しい。やっぱり私の直感通り、新潮の報道はほぼ正

しそうだ。

 

雑誌発売の数日前、ギリギリの時点で、文春の社員らしき男性が

新潮の広告をこっそりコピーしてる(という)姿がはっきり写真で示

されてる。目の辺りに黒い線は入れてるけど、個人が特定されるの

は確実。

 

この男性に不正に情報漏洩したのは、トランプ・・じゃなくて大手取

次会社トーハン社員で、トーハンでは基本的にあっさり認めてると

のこと。

 

 

       ☆        ☆        ☆

ただ、倫理的・社会常識的にマズイのは当然として、法的にどの程

度問題なのかが分かりにくいし、ほとんど責任追及できないといっ

た感じの識者の説明もネットに出てた。

 

おまけに、読者の側は、書かれた内容には興味があるけど、書くま

でのメディア側の経緯にはさほど興味がない。イメージ的には、妙な

内輪ゲンカに見えるかも。

 

私は、自分自身が12年近くも毎日書き続けてるブロガーだし、かな

り興味を持ってるけど、逆に文春に感心した側面もある。雑誌の印刷

直前のギリギリまで情報を探して、数時間~1日程度で対応してる

のだから、やっぱり取材力も執筆力も凄いのだ。

 

 

      ☆        ☆        ☆

まあ、騒動の着地点がどうなるかはさておき、前から漠然と感じてた

疑問が解消されたのは良かった。新潮と文春は基本的に中身が違う

けど、一部の内容は不自然に似てるなと不思議に思ってたのだ。

 

もちろん、似てるだけならどちらが真似したかは分からないし、同じ

対象を追いかけてる両社の記事がたまたま似た可能性もある。ただ、

来週以降、文春が反撃できないようなら、文春が新潮をカンニングし

てたということで決定だろう。

 

それでも、文春は知らんぷりのままで、売り上げもそのままなのかな。

文春の記者たちが編集長に抗議すれば、テレビドラマみたいな勧善

懲悪の流れになるけど、現実には無理か。。

 

 

       ☆        ☆        ☆       

それにしても、米国とロシアの問題にせよ、日本の政権関連の各種

騒動にせよ、どこでどう情報が流れてるのか、ホントに分かりにくい

時代だね。

 

とりあえず、単なる小市民としては、個人情報の漏洩に注意しよう。

ネット経由にせよ、口こみにせよ。それでは今日はこの辺で。。☆彡

 

                   (計 1632字)

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小保方晴子日記9~「腹が立つ、ハラガタツ」

いつ終了の告知が出るのかが気になって、いつも記事の一番最後

から読んでる、「小保方日記」。

 

今回の展開とか見てると、少なくともあと2回は続きそうだ。ひょっと

すると、ベストセラー『あの日』の出版の頃まで連載するのかも。もし

そうなら、あと数ヶ月は継続するはず。何しろ、本当に毎日書いてる

日記を、すべての日付け分、載せてるのだから(内容の省略は別)。

 

amazonではいまだにカテゴリー別1位になってた。コメント

欄や評価の傾向も昔と同じで、大勢が星5つ付けて、少数が星1つ

を付けてる。ここにも、いわゆる「分断」の状況が生じてるわけだ。

 

170512a

 

私がいつまで感想記事を書き続けるかはビミョーだけど、とりあえ

ず9回目も簡単に書いとこう。これまでの8本は下の通りで、かなり

短いつぶやきも含まれてるので、念のため。

 

初回 第2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回

 

 

     ☆        ☆        ☆

『婦人公論』2017年5月23日号(5月9日発売)の小保方日記

のサブタイトルは、「腹が立つ、腹が立つ、腹が立つ」♪ 内容的

にもそのまんまになってて、ちょっと驚くほど。2015年3月21日

~4月13日分。

 

理化学研究所が論文投稿料60万円の返還請求をすることになっ

たのをキッカケに、ゆっくり回復に向かってた心身の調子が一気に

崩れて、最悪レベルの状況まで落ち込んでしまったらしい。

 

まず、対立関係にあるNHKに変な報道をされたということで、腹

が立つ。弁護団が抗議文を用意してくれて収まったかと思ったら、

今度は自爆♪ 折角、薬を届けてくれる電話がかかって来たのに、

何かひどい事を言ってしまって、自分にも腹が立つ。自己嫌悪。

 

似たような自爆は、他の人との電話でもやってしまったらしいし、謎

の「気まぐれ先生」に対してもやってしまった(メールの誤送信付き)。

興味深いのは、気まぐれ先生の時だけはすぐに自分から謝ってるこ

と。特別な存在なわけね。交友関係はすべて匿名で、個人情報は

しっかり保護されてるけど、「あの人」かな。。 

 

 

      ☆        ☆        ☆

一方、そんな中でも友人たちは優しくサポートしてくれて、一緒にい

る時だけは落ち着くらしい。

 

食料を届けてくれたり、香水や美容家電を持って来てくれたり。こん

な悲惨な時でも、女子の感覚はしっかりキープされてるらしい♪ 男

なら、ヒゲも剃らず、風呂も入らずって感じになると思うけど(笑)

 

手厚いサポートの中でも、心身はどんどん悪化。「腹が立つ、腹が

立つ、ハラガタツ」、「イライラして死にそう」。額に血管の筋が浮き

出る感じの熱い怒りが続くから、アイスを食べて冷やす♪ 体重は

過去最低記録まで低下。30kg台ってことかな。

 

強い薬を手に入れた辺りで、流石に病院を勧められて、半年ぶり

くらいに病院へ。他の患者と会わないように、特別な配慮をしてく

れてるとのこと。有難いね。

 

「先生たち」と書いてるから、複数の医師が診察してるのか、あるい

は看護師や臨床心理士とかを含めて言ってるのか、詳細不明。とに

かく痩せ過ぎなので、直ちに入院&点滴を勧められて、そのまま入

院となったように読めた。

 

折角、看病してくれてるのに、病院に行くといつも調子が悪化すると

か書いてしまう辺り、先生たちも苦笑かも♪ ま、プロの専門家の仕

事だから、慣れてるだろうけど。。

 

 

       ☆        ☆        ☆

今回の記事の最後に、これを書かないと死んでも死にきれないって

感じで、何か原稿の執筆を始めたことが記されてた。

 

『あの日』の執筆開始はもっと後だった気がするけど、その下書きみ

たいなものかね。あるいは単に、私が見た情報が間違ってたのか、

単なる記憶違いか。

 

他には、夢の話が書いてた。知り合いの軽自動車で滅茶苦茶な運

転をされて事故るとか、複数の人を相手に眉毛切りの小さなハサミ

で闘うとか(笑)。分かりやす過ぎる比喩に見えるけど、本当は深い

解釈や分析が必要なのかも。

 

「最近の私」コーナーでは、今年4月初めの桜とのふれ合いを書い

てた。お仕事の様子が知りたいな・・とか思いつつ、今回はそろそろ

この辺で。。☆彡

 

                   (計 1643字)

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「小保方晴子日記」8、マラソンランナーだったのか!♪

眠い。。 こればっか (^^ゞ 今週はマジで過労死レベルになってる。

今もコーヒーがぶ飲みでPCに向かってるわけ。カフェイン取り過ぎ!

    

寝るヒマが無い状況で、走ったり毎日ブログ書いたりっていうのは

妙な話だけど、とりあえず来週の連休まで頑張れば何とかなると

思って頑張ってるのだ♪ ま、個人的にたった3連休で、しかも疲

れる予定で埋まってたりするんだけど。。

    

・・って感じで一言ボヤいた後は、またサラッと軽く記事を書いて、サッ

サと寝ることにしよう。本当は、ローテーション的に理数系の記事を

書かなきゃいけないんだけど、残念ながら余裕が無くて引き伸ばし

戦術♪ 今日は、恒例の~~オボちゃん、チェック! 古っ! 

   

春からのブログシステム変更もあって、最近は「小保方晴子日記」

記事への検索アクセスが流石に減ってるんだけど、持久系アスリー

トは粘り強いのだ♪ 実は今回、何と小保方さんもマラソンランナー

だと判明! だから、とんでもない逆風にも耐えたわけネ。エライ!

ますます親近感が湧いて来た。

   

ちなみに、過去の7本の記事は以下の通り。一応、初回からずっ

とコメントし続けてるけど、軽い記事ばっかなので悪しからず。。

     

 初回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回

    

    

       ☆        ☆        ☆

さて、『婦人公論』17年5月9日号(4月25日発売)に掲載された、

第8回・小保方晴子日記・「あの日」からの記録のサブタイトルは、

「パンとオムレツ、巨大ナマコ」。

      

細かい話だけど、「パン、オムレツ」じゃなくて、「パンとオムレツ」と

してるのは、要するに似た意味合いの物だから。

   

身近で役に立つ、軽くて楽しい作業って感じ。まあ、パンは作り過ぎ

て、逆にはた迷惑になってたけど♪ 友人に無理やり持って帰らせ

たらしい(笑)。エライぞ、親切なお友達!

        

相変わらず、本人の心身は不安定みたいだけど、少しずつ着実に

回復してる感じが伝わって来る。寒い中、気まぐれ先生に連れ出さ

れて風邪ひいても、わりと平気みたいだったし。全然、辛そうな表現

になってなかった。免疫系もしっかり機能。

     

机に向かいたい思いも強まって来て、英語の模擬試験の問題集を

やってるとの事。何の試験かね? 密かに海外の研究所に勤める

話が進んでるとか、狙ってるとかかな?。

    

    

      ☆        ☆        ☆

以前は眠れない夜が多かったのに、2015年2月27日~

3月20日の期間になると、そこそこ寝てるようで、奇妙な夢の話

がいくつも入ってた。眠りが浅いのかも。

    

実家のリビングに大きな毛虫がいたとか、自宅の浴室に巨大ナマ

コがいたとかいうのは、今までの辛いトラウマの象徴表現か。生物

関連の、非常に不快で巨大な体験。あんまし歪曲されてない。スト

レートなメタファー(隠喩)に見える。ナマコの夢はリアル過ぎて、後

で友達にチェックしてもらったらしい(笑)。男友達ってことかも。

    

同じ生物関連の夢でも、制服を着て本屋に行ったら平積みのカエル

の本が気になったって話は、ポジティブな意味で興味深い。どんな

制服姿なのかね?♪ そこか! いや、それもそうだけど、この夢の

後に焦りの思いがこみ上げたらしいから、研究して論文書きたいん

じゃないかな。

  

笑えたのが、遊びに来た友人との会話。ぶどうの房の形に作った

クッキーの、実と実の間隔がバラつくことに関して激論を交わした

らしい(爆)

   

リケジョ、あるあるエピソードだね。半ば理系男子の私にも、気持ち

やノリはよく分かる。科学系、数学系のネタにはズブズブはまる、

哀しくてオモロイ人種なのだ♪

   

    

       ☆        ☆        ☆

それより、マラソンランナーの私が驚いたのが、マラソン大会の思い

出話。運動は苦手だったけど、小学校の高学年になると、マラソン

大会で学年10位以内に入れたらしい。

   

かなり意外なエピソードだね。文春砲や新潮砲で、昔の同級生に否

定されないことを祈ろう♪ コラコラ! 賞状の写真とか記録証とか、

載せればいいのに。理系女子なら、エビデンス(根拠)の大切さはよ

く分かってるはず。

   

とにかく、本人の記憶によると、マラソン大会の後にはお母さんが美

味しいオムライスを作ってくれたらしい。私も、何か大きなイベントが

あるとオムライスを作ってもらったことが何度もあったね。焼き卵で

挟む普通の形じゃなくて、広げた焼き卵の下にたっぷり円形にケ

チャップライスを盛ってるやつ。聞いてない? あっ、そう♪

     

まあ、今はまだマラソンの練習なんて難しいかも知れないけど、もう

ちょっと落ち着いたら、マラソンに挑戦して欲しいね。神戸マラソンと

か、大阪マラソンとか。余計なことを考えなくていいし、まだ30代前

半の若さだから、最初しばらくはドンドン伸びて、達成感や充実感

も味わえる。iPS細胞の山中教授と一緒に走るなんてのもアリ。

    

    

      ☆        ☆        ☆

2年前の日記に戻ると、徐々に明るさが見えて来る中でも、重たい出

来事は色々ある。

  

告発状が警察に受理されなくて、取り下げになったのはいいとしても、

その取り下げがあんまし報道してもらえなかったり、理研が論文投稿

の費用60万円を請求して来たり。今回の日記のラストがこの理研の

話で、かなりの衝撃だったような書き方になってた。個人攻撃まで出

るほど激しい感情が湧き上がるのに、なぜか冷め切ってる心の中心。。

    

まあ、5種類ずつのボディソープとバスソルトも手に入れたし、ゆっくり

お風呂に入れば大丈夫♪ で、風呂上がりにはストレッチで、将来の

マラソン開始に備えると。案外、もう大会に出てたりして。小保方さん

の顔のマスクで仮装すれば、本人とは思われないはず(笑)

  

いや実際、2年前、「小保方さんに似てるって言われない?」と聞かれ

たそうだ♪ 「よく言われます~」と答えたのかどうかは不明(笑)

   

これ、初めての経験だったそうで、要するに報道の印象がちょっと薄

れると共に、本人の外見もちょっと変化したってことじゃないかな。去

年の婦人公論の写真を見ても、ずいぶん痩せてキレイになってたし。

     

というわけで、この程度書けば十分でしょ。結構、フツーに書いてし

まった。それではまた明日。。☆彡

   

                   (計 2441字)

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「小保方晴子日記」(婦人公論)、初回・特別編の感想

このブログ記事はカテゴリー設定に迷う。「書籍・雑誌」はいい

として、芸能・アイドル、社会、科学、色々と候補がある中、一応、

文化・芸術としておいた。少なくとも初回の内容は有名人の日記

だったから、妥当だろう。

   

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上の画像は雑誌『婦人公論』の公式HPより。右端だけ見ると、

“新連載 小保方晴子日記 「あの日」からの記録”の扱いは大

きいように見えるが、表紙を見ると、左下に微妙な大きさの文字

で名前が書かれてるだけ。

  

実際に雑誌の目次を見ても、計2ページの内の2ページ目に、

微妙な大きさで書かれてた。

   

    

     ☆        ☆        ☆

こうした、小保方さんの「扱い」の問題はどうでもいい事ではな

く、決定的に重要な事だ。

   

STAP騒動の核心は、自然科学のあり方などではない。科学的

な不手際や不正など、昔からどこにでもある話なのに、少し目立

つ若い女性研究者ということで、途方も無く大きな魔女狩りになっ

てしまい、非常に優秀な男性研究者まで失う結果になったわけだ。

         

今回、ツイッター検索もかけてみたが、小保方さんのこの日記を

めぐるツイートは意外なほど少なかった。リツイートを除くと、た

かが30程度。

  

おそらく今現在の彼女にとって、これは良いことだと思う。というの

も、そもそも日記連載の初回のタイトルが、「記者さん、引越し、

雪だるま」。相変わらずメディアに追いかけ回されて、引越しする

ハメになった話からスタートしてるのだから。。

    

   

      ☆        ☆        ☆

さて、1月6日の発売から半月が経過した、『婦人公論』2017

年1月24日号の記事。

     

初回は特別編として、連載が決定して最初の原稿を送るまでの

半月(11月10日~24日)の話であって、流し読みするなら

肩透かしの印象もある。料理中心の簡単な記録が15日間続く。

    

しかし、丁寧に読むと非凡なものも感じるのだ。繊細さ、思考力、

意志。どこまでライターや編集者の手が入ってるのかは分からな

いが、今回は元の日記に近いと思う。

     

170122b

   

本人撮影の小さな写真から推測すると、上の「TWO

 YEARS DIARY」のような2年用の日記帳に手書き

してるらしい。楽天の国際版ページより

   

   

      ☆        ☆        ☆

記者さん、引っ越し、雪だるま」と、4文字×3でまとめたタイ

トルは、「小雨、のち、晴れ」ということだ。冴えない状況から、

色々あって、明るく楽しい状況になって来たということ。

    

うつとPTSD(心的外傷後ストレス障害)の栄養療法を続ける

状況でも、記者たちは家まで来て、ドアを叩く。耐え切れず、

夜中に引っ越して、途中、何度も車を乗り換えた。

   

そんな中でも、支えてくれる友人・知人たちとのつながりはかなり

あるようで、その点だけならむしろ恵まれてる部類かも知れない。

  

去年、瀬戸内寂静との対談を掲載した『婦人公論』の横山編集長

から連絡があって、11月20日に久しぶりの外食(コース料理)を

楽しみながら、新連載K相談。出来事の見方が変わるかも、とい

う言葉に心を動かされ、友人たちの励ましも受けて、11月

24日に最初の原稿を送る。

     

最後に勇気を与えてくれたのは、白く美しい雪。「白」はここ数年、

彼女が最も好きな色かも知れない。雪だるまは本当に自分で作っ

たそうだ。

    

    

     ☆        ☆        ☆

料理とは、「日常的な実験」をも表すもの。だから、金目鯛に包

丁を入れる時、特別な思いも浮かび上がったわけだ。

  

お金も設備も試料も不要、厳しい批判を受けることなく、気晴らしに

もなる実験。頭と身体の適度な運動になるし、成功の喜びや失敗

の哀しさも適度にあるので、有意義な活動だ。

       

ここで今週も字数制限15000字に到達したから、唐突に終わりと

しよう♪ 次回以降、「あの日」からの日記も楽しみだ。

ではまた。。☆彡    

                     (計 1504字)

   

  

P.S. 日付け変更後、翌週の追記♪ 小保方さんが一気に

    読み終えた本は、澤田瞳子の芸術小説『若冲』。300

    年前、江戸時代の奇才の絵師・伊藤若冲(じゃくちゅう)

    を描いてるようで、彼女らしい読書かも。

   

  

cf. 小保方晴子日記2、涙の逃避行にも笑いあり♪

           &リハビリ6・7、腰痛との闘い

   小保方晴子日記3、わずか650字の感想

   

          (追記 154字 ; 合計 1658字)

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宮木あや子『校閲ガール』、『ア・ラ・モード』、サンプル本だけの感想♪

「こうえつ」と聞いて私が最初に思い出す漢字は、「光悦」だ♪ 江戸時

代の代表的な芸術家で、作家・吉川英治の代表作『宮本武蔵』でも

重要な役割を果たしてる。それが頭にあるから、「こうえつガール」と

聞くと、光悦と付き合いのある有名な芸者=芸妓(げいぎ)、吉野太夫

(よしのだゆう)を思い出すのだ。。

    

・・・っていう妙な書き出しは、実はもうすぐドラマになる宮木あや子の

小説、『校閲ガール』の内容と結び付いてる。画像はKADO

KAWAストアより。可愛いイラストは、茶谷怜花。これ、確かに、

主演女優・石原さとみのイメージに近いかも♪

      

161003a

   

校閲ガールのお仕事は色々あるけど、分かりやすいものの1つは、原

稿を素早く細かく見て、「校閲」と「光悦」のような漢字の間違いを発見、

訂正すること。ワープロ、パソコンの普及で変換ミスが増えてるから、そ

の作業の重要性は増してるはず。あと10年くらいは、機械だけだと無

理だと思う。柔軟で文系的・総合的な、人間の頭脳が必要だ。

     

私自身は、そばに派手で可愛い校閲ガールがいてくれるわけでもな

いから、ブログ記事の漢字で迷った時は、自分で変換候補の右側に

出る漢字の説明を読んだり、ネットで調べたりしてるのだ。

  

   

       ☆        ☆        ☆

さて、最近たまたま連続ドラマの情報が目に入ったから、アマゾンの

本の紹介ページで「なか身!検索」しようとしたのに、『校閲ガール』

にはその機能が設定されてない。

  

あきらめかけて、ふと思い出したのが、kindle読み放題の無料

体験で時々使ってた、「サンプル本」のダウンロード。不思議なこと

に、『校閲ガール』も『校閲ガール ア・ラ・モード』も、キンドル・

アプリ用のサンプル本だけは簡単に手に入る

    

下の画像は、iPad用アプリの端末画面。文字中心の本のサンプ

ルだと、ダウンロードも閲覧時の動きも軽い。逆に、キレイな写真

中心の雑誌とかだと重く感じる。通信&端末の環境もあるかも。

       

161003b

   

これって要するに、kindleを普及させたいアマゾンから出版社

(KADOKAWA)の側に代金が支払われてるのかね? 

   

事情はともかく、20ページほど無料で合法的に立ち読み・・・

じゃなくて座り読みできるんだから、有難いシステム♪ まあ、貴重

な時間というコストはかけることになるから、適度に賢く使う必要はあ

る。店員の冷たい視線を浴びるのが快感(笑)という方は、本屋の立

ち読みでどうぞ。

      

kindleにせよ、フツーの書店にせよ、やっぱり図書館よりは身近で便

利だと思う。特に、最近の人気小説とか雑誌の場合だと。。

    

   

       ☆        ☆        ☆

で、本題の小説。第1作は、角川・・・じゃなくてKADOKA

WAの雑誌『ダ・ヴィンチ』の公式サイトで2013年に連載。少し

補足して、2014年に発売したらしい。ということは、当時なら

大部分がネットで無料公開されてたわけだ。ただし、1章ごとに

1ヶ月限定って感じで。

  

小説の一番最初は、是永是之の小説『黒と赤』の原稿(初校)が

斜めにおかれた画像。校閲者の苗字のサインがひらがなで「こうの」

と書かれてる。この是永という小説家は、どうも後で登場するらしい

けど、サンプルの中では出てこなかった。

   

(☆追記: 第2章ですぐ登場、「ぜえいぜえ」と読まれてた♪)

      

画像で修正してる箇所が、いちいち笑える♪

   

 霞ヶ浦に「麺した」 → 「面した」

 村制が「排紙された」 → 「廃止された」

 村おこし事業を「健闘」 → 「検討」

  

かなりレベルが低い作家ってことね♪ この程度の作業なら、私もす

ぐに分かるから光悦ボーイになれるかも・・・とか書くと、「校閲

ボーイ」と直されてしまう(笑)。他人にやられると、ちょっとカチンと来

るかも。いや、そういった感情的な問題は、小説にも書かれてるのだ。

      

原稿の画像の最後に、「要再校」というハンコが目立ってるのは、「再

び校閲する必要あり」という意味。それだけ、ひどい原稿ということの

強調表現だ♪

   

    

      ☆        ☆        ☆

ストーリー的には非常に軽くて明るいノリだから、そうゆう作家なのか

と思ったら、実は宮木あや子には二面性があるらしい。重い「A面」

と、軽い「B面」。この小説はB面だと、自分でブログに書いてた♪

  

それを言うなら、ウチのこのブログにもA面、B面、エロ面(笑)、色々

ある。読者は多分、A面の方が多いから、B面その他の文章にとまどっ

てるかも♪ 「振れ幅が大きい」という表現は、読者に教えて頂いた。

   

話を戻すと、「悦子の研修メモ その1」の次、小説・第1話の冒

頭は、本郷大作(鹿賀丈史)の小説への突っ込み校閲からスタート。

   

同僚・米岡が横から、「エロミス。ムラムラしちゃったの?」とかセクハラ

して来たから、イライラしちゃった悦子は、「うるせえガラスルーペぶつ

けんぞ」と怒鳴る♪ 虫眼鏡、使ってるんだ。

  

この宮木が書いた台詞に、カドカワの校閲係が「うるせえ、ガラ

ス・・」と句読点を入れると、宮木はキレて小説のネタにするはず(笑)

      

「エロミス」という言葉(エロ・ミステリー)を説明抜きに書いてるのも、もち

ろん意図的なこと。この小説のあちこちに、意味がわかりにくい言葉が

入ってるから、読者は常に言葉に敏感になる。つまり、読者が自然に、

校閲者の視点に立てる仕掛けになってるのだ。

   

  

      ☆        ☆        ☆     

私も実は、校閲「する」ことも「される」ことも経験してる人間だから、言葉に

対して細かく配慮する感覚は分かる気がする。それは12年目に入っ

たブログ運営にも活かされてるのだ・・とかまとめちゃうと、キレイ事

すぎるかも。聞いてない? あっ、そう♪

    

ちなみに、この「する」と「される」の対比は、シリーズ2作目の小説

『ア・ラ・モード』で出て来るものだ。撮影する編集者と、撮影されるモ

デルの対比で、される側が上から目線で使う対比みたいな描き方。

   

これ、どうだろ? 私的にはいい勝負だと思うし、平均的な生涯収入

だと、する方が上だと思うけど♪ 女子目線だと違うのか。。

     

   

      ☆        ☆        ☆

ヒロインの河野悦子(こうのえつこ)が景凡社で校閲部に回された理

由は、「名前が校閲っぽいから」(笑)。完全にダジャレとか言葉遊び

の世界だけど、さすがに、「校野閲子」って名前は避けたわけね♪

   

でも、景凡社は明らかに、ケイブンシャのパロディ(笑)。違うわ!

怪獣百科辞典の老舗じゃなくて、光文社をもじってるわけね。

女子大生雑誌『JJ』でお馴染みの。

      

だから、悦子のお気に入りのファッション誌『Lassy』は、光文社

の『CLASSY』のこと・・・と書くと、「SSY.」と訂正されてしま

う(笑)。

   

最後の「.」は、デザインとして後から加えたものらしい(by ウィキペ

ディア)。って言うか、「モーニング娘。」の真似かも♪ 小説に出て

来る別の雑誌『C.C』は、『JJ』と小学館『CanCam』の融合。

       

とにかく、悦子としては、早くファッション誌の部署に移動したいか

ら、わざと乱暴な言動で反感を買うようにしてるらしい。で、これから

何か、作家・本郷との間で事件が起きそうな時に、サンプルは終了

してしまった (^^ゞ 

   

ここで購入すると私の負けだから、ガマンするしかない。本屋の立ち

読みまで♪ 買えよ! あぁ、悦子みたいな驚異的な記憶力さえあれ

ば、立ち読みだけでも済むのに。いや、速読力も必要か。店員のプレッ

シャーへの忍耐力も。。(笑)

   

   

        ☆        ☆        ☆      

残念ながら、ここでもう時間となった。まだニフティのシステムが不安定

だし、明日は月曜だから、強引に止めよう。

  

作者の宮木は、スピンオフ的な短編集らしい2作目、『ア・ラ・モード』

の方が面白いと力説してたけど、サンプルだけ読んだ私の感覚だと、

1作目の方が面白かった。まあ、その後の物語の展開がポイントって

ことだろう。3作目の『トルネード』はまもなく発売。

       

一応、『ア・ラ・モード』に登場するフランス語だけ解説しとこうか。

「redactrice en chef adjointe」。一語ずつ直訳すると、

「編集者 としての 長 補佐的」。つまり、「副編集長」。

「レダクトリス アン シェフ アジョイント」。

   

小説では、悦子の仲間・森尾登代子(ドラマでは後輩、本田翼)が

フランス語の名詞を受け取った後、フツーに会話の中で「副編集長」

と言い換えてる。この語学力に、相手が驚いて見直すのだ。水戸黄

門の印籠を見た時に♪

               

とりあえず、私にとって、『校閲ガール』の第一印象は良かった♪ 

後は、石原さとみが可愛く映されてるかどうか(笑)。結局そこか!

それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

   

   

P.S. ただちにドラマ・レビューをアップした。

   時は親切な友達、きのうを物語に・・

       ~『地味にスゴイ! 校閲ガール』第1話

  

cf. 補う技術、シール・付箋・ファッション、そして愛~第2話

   是永是之『犬っぽいっすね』内容&外見も大切~第3話

   

                      (計 3473字)

           (追記 55字 ; 合計 3528字)

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