『ラスト・フレンズ』ノベライズ本の内容

昨日の記事に書いたように、アクセス解析を見てたらラスフレのノベライズ本の

検索が入ってたので、今日の仕事帰りに早速チェック♪ これが、なかなか見つ

からなくて焦っちゃったわ。録画のセットをしてないから、『CHANGE』第7話が

始まる21時には帰りたいのに、中型書店のどこを見渡してもない。仕方なしに、

近くの大型書店まで足を伸ばして探すと、2冊だけ置いてあった。

   

6月21日発売で、今日は23日。視聴率も話題性も高かったから、もうちょっと

置いてあっても良さそうなもんだけど、色々と手違いがあったのかな。たくさん売

れた後って感じでは無かった。そもそも、いまだに公式サイトに発表がないし、

テレビでも宣伝してなかったもんね。ともかく、見つけるまでに時間がかかったか

ら、CHANGEも21時20分頃からしか見てない。ま、レビューをサボる言い訳

には持って来いかも♪ 最後に、病気の子供が死んで、キムタク=木村拓哉が

泣いてたのかな。音声だけ聞きながらこの記事書いてたから、見てないのよ。

          

        ☆             ☆            ☆

で、『ラスト・フレンズ』(扶桑社,脚本・浅野妙子,ノベライズ・百瀬しのぶ,税込

1260円)の内容ね。まず表面的なことを書くと、全文285ページだったかな。

「かな」ってのは、私としては珍しく、買わなかったから。いつもドラマ関連の本

はすぐ買ってるし、別に1260円が惜しかったわけでも、つまらなかった訳でも

ないんだけど、買うとマトモな記事を書きたくなるだろうから、また時間を取られ

ちゃうことになる。それが嫌だったのよ。もう疲れ切ってるわけ♪ 人生に・・・

いやいや、ラスフレに。それでも今ここで書いてる私は誰?(^^ゞ

       

それはともかく、厚めで真っ白の紙を使った小奇麗な作りの本で、5つのカップ

と赤いリボンと鍵を映した表紙を始めとする装丁もまずまずだから、ファンなら

アクセサリーとか記念として買ってもおかしくない本だ。そんな事より中身? は

いはい。でも、立ち読みをちょっとしただけだからね。その場で思いついたポイ

ントをチェックして頭にインプットしただけだから、念のため。ひょっとしたら、

違いが混ざってるかも知れない。後でまたチェックしようとは思ってる。

        

まず、最後の美知留(長澤まさみ)のモノローグがちょっと違ってた。「マイ ディ

アー フレンズ」の前に、「心の扉を開く、愛という鍵を携えて。永遠に。」ってい

う文が入ってるのだ。鍵って言葉を入れるのはイイと思うな。ひょっとすると、「愛

という名の鍵」だったかも。他の文章はほぼ同じだったと思う。

    

ちなみに、この一文を書いたのが浅野か百瀬かまでは分からない。映人社の

専門雑誌『ドラマ』2008年5月号に掲載されてる、ラスト・フレンズのシナリオ

(脚本)特集も、第1,2,3話のみだから、内部情報でもない限り調べようがな

い。あっ、ご本人の書き込みは歓迎☆ 浅野さんと百瀬さん、こっそり教えてね♪

           

それより個人的に重要なのは、最終回レビューで指摘した『ビーチボーイズ』と

の類似。あの妙な英語以外は、脚本じゃなくて演出レベルのオマージュ(敬意を

こめた模倣)らしいことが判明した。つまり、ノベライズのラストには、緑に囲まれ

た千葉の一本道は出てないし(ビーチ=海岸だけ)、一番最後も、みんなが集まっ

て写真を撮ったって話になってるだけ。第1話の冒頭を読んでも、あのシェアハ

ウス前の5人の写真を特別扱いする話にはなってなくて、みんなで写したいろん

な写真を見るってだけなのだ。

       

だから、千葉・房総のビーチ → 緑の一本道を進む車 → 白い三角屋根の前で

撮った5人(+1)の写真っていう、ビーチボーイズとの共通点は、演出家・加藤

裕将の指示なのかも知れない。もちろん、写真の中の並び方もね。

             

続いて、いまだにウチへのアクセスが続いてる、瑠可(上野樹里)の「性別違和

症候群」について。公式サイトの上野のインタビュー(2本目)に、上野の希望で

この病名を付け加えてもらったって感じの話が書いてあったけど、実際ノベライ

ズにこの聞き慣れない病名は無かった。単に、性同一性障害という診断には達

してない(つまり、それほど重い状態かどうかはまだ不明)、という話になってる

のだ。ま、だからこそ、その後一度もドラマでこの病名は出なかったんだろうね。

             

さらに、私が第7話記事で注目した、タケル(瑛太)のアイスピック92回連続突

き刺し。この自傷行為にも似た異常な行動も、ノベライズにはなかったから、演

出レベルのものなんだろう。道理でこれまた、その後のタケルの描き方と全く合っ

てなかったはずだ。演出の勝手な味付けだから、脚本とつながってないわけよ。

     

最後に、宗佑(錦戸亮)のラストについて。遺書の最後の「君と一つになれたこと

を、この体が覚えているうちに」っていう露骨な文が、ノベライズには無かったよ

うな気がしたな(自信なし・・・♪)。あと、ドラマは「君」だけど、ノベライズは「きみ」。

手紙冒頭の「美知留へ」と末尾の「宗佑」がノベライズでは無しだったと思う。そう

そう、ウェディングドレスなんていう奇妙なものも、ノベライズには無かった。単に、

美知留の白い服と書いてあったような気がする(曖昧だらけかよ!)。

           

         ☆          ☆          ☆

こんな感じで、脚本のノベライズとドラマを比較すると、ドラマの演出ってものが

どんな事をやってるのかが具体的に分かって来るし、ドラマが映像表現に留め

てる心理描写とかも、ノベライズだと文章にされている。熱心な方には是非おす

すめだ☆ ドラマはドラマだけで独自の価値を持つとはいえ、脚本とは密接な関

係にあるのは確かだしね。

         

ちなみに私は、もう熱心じゃないのよ♪ この程度の軽~い記事を書くだけなら

いいけどさ。それでは。。☆彡

    

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.アクセス解析で検索の様子を見てると、脚本とドラマとノベライズと原作

    の関係がよく分かってない人が少なくないような気がする。

    ラスフレの場合は、脚本からドラマが作られて、脚本(&ドラマ)からノベ

    ライズが作られてる。原作(脚本やドラマの元になった話)というのは無い

    ので、念のため。ただし、ネタバレ系の裏話までは知らない。

       

cf.『ラスト・フレンズ』第1話、軽~い感想♪

   『ラスト・フレンズ』第2話、軽~い感想♪

   被害者としてのDV男・宗佑~『ラスト・フレンズ』第3話

   宗佑に再び負けた瑠可~『ラスト・フレンズ』第4話

   ボーダーライン・カップルの崩壊~『ラスト・フレンズ』第5話

   人間は白か黒だけじゃない~『ラスト・フレンズ』第6話

   タケルのアイスピック~『ラスト・フレンズ』第7話

   瑠可(上野樹里)の性別違和症候群~『ラスト・フレンズ』第8話

   ルーク vs 宗佑、最終章へ~『ラスト・フレンズ』第9話

   宗佑の死、ドラマの終焉~『ラスト・フレンズ』第10話

   共生を選んだビーチボーイズ~『ラスト・フレンズ』最終回

   白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SP アンコール特別編  

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   さらば、ラスフレバブル・・♪

   『ラスト・フレンズ』ノベライズ本とアンコール特別編

   『ラスト・フレンズ』最終回、宗佑(錦戸亮)の遺書全文

   『ラスト・フレンズ』特別編or総集編と放送回数

   『ラスト・フレンズ』コミック版(竹田ミト)について  

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害に関する情報

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害・2 

   春ドラマ2008、期待のレビュー候補3本☆

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『ラスト・フレンズ』ノベライズ本とアンコール特別編

   (☆28日朝の追記特別編のレビューは下をクリック♪

      白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SPアンコール特別編 )

         

知らなかった~! アクセス解析を見てると、「ラストフレンズ ノベライズ本」って

感じの検索が入ってるから、早速チェック。へぇ~っ、最終回翌日の6月21日

(土)が出版日だったみたいだね。フジテレビ系列の扶桑社から税込1260円

   

   (☆23日追記: 内容に関する記事を続報としてアップ。

             『ラスト・フレンズ』ノベライズ本の内容 )

     

表紙は例の5つのカップと赤いリボン(or テープ)。あと、下にポツンと鍵が1コ。

ってことは、美知留(長澤まさみ)、瑠可(上野樹里)、タケル(瑛太)、エリ(水川あ

さみ)、オグリン(山崎樹範)は仲良くカップで表されて、宗佑(錦戸亮)だけは鍵で

表されたってことなのか、あるいは赤いリボンってことなのか。。ドラマに続いて、

またまた錦戸ファンの不満をかきたてそうな装丁になってるな♪ おっと、ここに

音符マークなんて使うと怒られるのか (^^) 笑顔マークもダメ? あっ、そう。。

         

公式サイトにはいまだに宣伝されてないし、扶桑社の告知も20日になってよう

やく。ただ、ネットの書籍予約に以前から情報が出てたってお話みたい。こうゆ

うのって、止めてほしいんだよな。ネタバレ禁止で、原則的にドラマ自体と公式

サイトのみでやってるウチとしては、すごく不愉快で不利な話だ。裏サイトなんて

のも、半月前に偶然ネットで情報が目に入るまで、全く知らなかったもんな。。

       

ちなみに、ノベライズ本情報はまだ一般的じゃないようで、Yahoo!とGoogle

でブログ検索しても、22日22時現在でたった一人しか、買ったって記事を書い

てなかった。その記事は、アクセスしてないけど、検索結果に出る短い文章には、

ドラマと似てるとか書いてある。そりゃ、そうだわな♪ ともかく、明日本屋でチェッ

クしてみよう☆ 

         

エピローグとかで、ライターの百瀬しのぶの面白い創作とかないかなぁ。あの

セカチュー=『世界の中心で、愛をさけぶ』(山田孝之&綾瀬はるか)を始めと

して、『ファイト』や『薔薇のない花屋』のノベライズも手がけてる人だけどね、。

       

         ☆          ☆          ☆

情報の出し方に対する不満で言うと、特別編なんてのもホントに妙な話だった。

ウワサの類はともかく、最初のメジャーな情報は6月4日の東宝芸能のサイト

で、この日に関係者へ連絡されたようなんだけど、その後すぐ東宝芸能がこの

情報を削除。しばらくそのままで、いつの間にか復活。ただし、当初の「結末は

特別編で」っていう興味をそそる宣伝文句は削除されたままだった。そもそも、

関係者には「総集編」と通知されたらしい。ま、別格の情報ルートもあったのか

も知れないけどね。ともかく、何とも曖昧なこともあって、ウチの特別編記事

は大量のアクセスが入り続けることになった。流石に今日(22日)辺りから落ち

着き始めたようだ。。

       

ちなみに今現在は、公式サイトのTrailer(予告)に特別編情報が掲載されてて、

「『ラスト・フレンズ』の衝撃シーン&名シーンに 本編には登場しなかったその

後の美知留たちのエピソードを追加」って話なんだけど、ウィキペディアに書い

てるタイトル「もうひとつのラスト・フレンズ」が、何を情報源にしてるのかがまた

分からない。テレビ雑誌なのか、また特殊な情報ルートなのか。ちなみに、裏サ

イトの題名はカッコが加わって、もうひとつの「ラスト・フレンズ」、なんだけど、そ

こにも特別編情報は掲載されてない。何で、もっと公明正大に情報公開できな

いのかね。ま、ストーリー的には第8話で終わってるから、いいけどさ。。

       

この特別編、最終回みたいな出来だと、ネット中に「ホントにもうひとつだった」

とか書かれるのは間違いなさそう♪ 私はほとんど期待してないから、ガッカリ

することもないけどね。何しろフジテレビのドラマの、本放送終了直後のスペシャ

ルには、今まで何度もガッカリさせられて来たもんな。単なる寄せ集めなら、せ

めて総集編と書け!って感じ。「アンコール特別編」ってのは、要するに「総集編

8割+特別編2割」って程度の意味でしょ。ま、2割か1割か知らないけどさ。新

しい部分を見せてほしいもんだ。出来れば満足できる内容でね。それでは。。☆彡

     

cf.『ラスト・フレンズ』第1話、軽~い感想♪

   『ラスト・フレンズ』第2話、軽~い感想♪

   被害者としてのDV男・宗佑~『ラスト・フレンズ』第3話

   宗佑に再び負けた瑠可~『ラスト・フレンズ』第4話

   ボーダーライン・カップルの崩壊~『ラスト・フレンズ』第5話

   人間は白か黒だけじゃない~『ラスト・フレンズ』第6話

   タケルのアイスピック~『ラスト・フレンズ』第7話

   瑠可(上野樹里)の性別違和症候群~『ラスト・フレンズ』第8話

   ルーク vs 宗佑、最終章へ~『ラスト・フレンズ』第9話

   宗佑の死、ドラマの終焉~『ラスト・フレンズ』第10話

   共生を選んだビーチボーイズ~『ラスト・フレンズ』最終回

   白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SP アンコール特別編

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   『ラスト・フレンズ』ノベライズ本の内容

   『ラスト・フレンズ』最終回、宗佑(錦戸亮)の遺書全文

   『ラスト・フレンズ』特別編or総集編と放送回数

   『ラスト・フレンズ』コミック版(竹田ミト)について  

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害に関する情報

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害・2 

   春ドラマ2008、期待のレビュー候補3本☆

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『ラスト・フレンズ』コミック版(竹田ミト)について

6月12日夜の時点で、Yahoo!で「ラスト・フレンズ 竹田ミト」を検索すると、

ウチのラスフレ記事が約9720件中の1位でヒットする。この記事は確かに、漫

画の作者・竹田に触れてるけど、情報量が少なすぎるので、新たに記事を1本

書いとこう。

     

フジテレビ系列の扶桑社が、今年4月28日に創刊した女性コミック誌『マリカ』

公式サイトによると、サンスクリット語の「マリカ」が表すジャスミンのように、落ち

込んだ気分を引き上げ、自信を持たせてくれる効果を持たせたいとの思いが込

められてるそうだ。5月28日発売の7月号では、フジテレビ連動企画の新連載

として、『ラスト・フレンズ』がスタート。その構成・作画を担当するのが竹田ミトだ。

     

私は以前から、ドラマに関連する本は実際に買って記事にすることが多かった。

原作小説・原作コミックもそうだし、ドラマの後から登場するノベライズやコミック

もちゃんと買ってる。ただ、今回は雑誌の中の1本にすぎないから、あんまし感

心しないよなぁと思いつつも、立ち読みしてしまった(^^ゞ マンガの立ち読みなん

て滅多にしないってこともあって、後ろめたさもあったから、読んでしばらくの間

はあえて記事にしなかったのだ。内容をバラすと営業妨害になりかねないもん

ね。ただ、7月号発売から半月経ったし、地方だとこの雑誌が手に入りにくいっ

て事情もありそうだから、ごく簡単に内容を紹介しとこう。ただし、読んでない人

にとっては、広い意味でネタバレと言えなくもないから、悪しからずご了承を☆

          

このマンガ版ラスフレ、公式ブログの紹介には次のように書かれている。

   

   瑠可から見た美知留やタケルは? フジテレビドラマ『ラスト・フレンズ』(毎

   週・木曜22時~)を瑠可の目から再構成。揺れる心理の動きを丁寧に描

   き、コミック表現ならではの描写で、もうひとつの「ラスト・フレンズ」がたちあ

   がる。ドラマを見逃したときだけでなく、ドラマを2倍楽しむための連動企画

      

結果的に言うと、この説明はほぼその通りだった。30ページちょっとの掲載で、

冒頭だけはカラー。キャラの絵は、美知留(長澤まさみ)タケル(瑛太)がキレイ

に描かれてて、瑠可(上野樹里)はやっぱり男っぽい。初回は瑠可がモトクロス

のレースで転倒するまでを描いてて、ストーリーはドラマとほぼ同じだけど、確か

に瑠可の心情が中心に置かれてた。割れたマグカップをタケルが直して使うエ

ピソードが、ドラマよりも細かく書かれてたのが印象に残ってる。

     

ウィキペディアの「ラスト・フレンズ」の項目には、「美知留と瑠可の高校時代が

・・・描かれる」と書かれてたから、ドラマにない高校時代がメインなのかと思って

たんだけど、少なくとも初回はそうじゃなかった。何回連載なのかは知らないけ

ど、今後はもっと高校時代が描かれるのかも知れない。あと、瑠可目線ってこと

で、もっと踏み込んだ心理描写があるのかと思ったけど、これまた、それほどで

も無かった。折角の連動企画なんだから、「ドラマを2倍楽しむ」ためにも、もっと

竹田のオリジナリティーを発揮していいと思う。一つの解釈の提示として。

    

ま、営業妨害だけじゃなくて、今この記事を書きながら見てる「最終章・愛と死」

も気になるから、この辺で早くもアップしとこう。次回8月号は6月28日だから、

ウワサされる特別編or総集編(26日)の後になっちゃうわけだよな。それじゃ

あ、ますます独自のものを発揮するチャンスだ。第2回以降の連載にも期待し

よう。いずれ1冊か2冊のコミックの形で発売されれば、ちゃんと購入して真面

目に記事を書くかも知れない。たとえ流行遅れでも、内容的に私がいいと思え

ばOKだ。

     

あ~、美知留がやられちゃったよ! 凄い交換条件だな。。

それでは。。☆彡

                

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.あぁ、宗佑が血を流したのか。。自殺なのか、自殺に見せかけてるだけ

    なのか。時間が経っちゃってるから、フツーなら死んでるはずだけど、ド

    ラマだからちょっとビミョーかな。。

       

cf.『ラスト・フレンズ』第1話、軽~い感想♪

   『ラスト・フレンズ』第2話、軽~い感想♪

   被害者としてのDV男・宗佑~『ラスト・フレンズ』第3話

   宗佑に再び負けた瑠可~『ラスト・フレンズ』第4話

   ボーダーライン・カップルの崩壊~『ラスト・フレンズ』第5話

   人間は白か黒だけじゃない~『ラスト・フレンズ』第6話

   タケルのアイスピック~『ラスト・フレンズ』第7話

   瑠可(上野樹里)の性別違和症候群~『ラスト・フレンズ』第8話

   ルーク vs 宗佑、最終章へ~『ラスト・フレンズ』第9話

   宗佑の死、ドラマの終焉~『ラスト・フレンズ』第10話

   共生を選んだビーチボーイズ~『ラスト・フレンズ』最終回

   白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SP アンコール特別編

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   『ラスト・フレンズ』ノベライズ本の内容

   『ラスト・フレンズ』ノベライズ本とアンコール特別編

   『ラスト・フレンズ』最終回、宗佑(錦戸亮)の遺書全文

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害に関する情報

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害・2 

   『ラスト・フレンズ』特別編or総集編と放送回数

   春ドラマ2008、期待のレビュー候補3本☆

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山下智久主演『クロサギ』の原作、クライマックス接近か☆

私はもともとマンガ大好き少年だったけど、今は流石に卒業して、ヤンマガ(=

週刊ヤングマガジン)を毎週買うだけにしてる。卒業してないだろ!♪ ま、細か

い話は抜きにして、あんましマンガは読まないようにしてるんだけど、一昨日た

またま、『週刊ヤングサンデー』2008年第18号(4/17)を手にとって読んで

しまった。本屋に立ち寄った際に、表紙の文字が眼に入ったのだ。

「映画メガヒット!!巻頭カラー クロサギ 第53回小学館漫画賞受賞作」。

       

多くの人は知ってるだろうけど、改めてまとめとこう。『クロサギ』とは、黒幕のフィ

クサーから金で情報を買って詐欺師を騙す、プロの詐欺師のこと。クロウトとして、

クロウトの詐欺師を騙す、少年詐欺師・クロサキ(=黒崎)の人生を描く物語だ。

黒丸作、夏原武原案のマンガが、2006年の春ドラマで映像化されて、夜22時

からの放映にも関わらず、平均視聴率15.6%を獲得(06春クールで1位)。

主演の黒崎役、山P=Pちゃん=山下智久(NEWS)が歌う主題歌&ソロデビュー

曲『抱いてセニョリータ』は、60万枚を超えるヒットとなった。

     

ただ、原作がまだ連載中ってこともあって、ドラマのラストはかなり中途半端

ウチは続編がないとおかしいと主張してたし、他にも多くの希望が集まったらし

くて、2年近く経ったこの春、3月8日に映画の形で続編が公開された。主要キャ

ストはドラマと全く同じってこともプラスになったのか、多くのドラマファンや山下

ファンが詰め掛けて大ヒットになってるらしい。吉川氷柱(つらら;堀北真希)

木(山崎努)早瀬(奥貫薫)白石(加藤浩次)、御木本(岸部シロー)ゆかり

(市川由衣)神志名(哀川翔)、懐かしいね♪ ま、大人の男がジャニーズ映画

をわざわざ観に行くってのも、勘違いされそうで恥ずかしいから、DVDかテレビ

放映を待つとしよう♪

     

で、話を戻すと、その『クロサギ』の原作マンガがいよいよクライマックスに差し掛

かってるような感じなのだ。つまり、黒崎の父を詐欺で引っ掛けたらしい御木本

に、黒崎が近づいていた。で、ここからはある意味でネタバレ的な話だから、読

みたくない人はパスしてね♪ ま、既に公開されてる内容だから、もともとバレて

るネタだし、ドラマや映画とマンガとじゃ話は別だけどさ。。

     

さて、雑誌に載ってたのは、「第212話 M&A詐欺Ⅱ」。M&Aとは、ここ10年

くらい大きな話題になってる、企業の合併&買収(Mergers and Acquisitions)の

ことだ。今回の内容だけから考えると、御木本が外資系ファンドの日本代理人・

木元を名乗って、経営難の企業(祖父江建設)に接近。海外の優良企業との合

併話を持ち込むと共に、巨額融資などの甘い条件を示す。これに関する情報を

桂木から買った黒崎が、徐々に御木本に接近して復讐を狙ってるっていうのが、

現在の状況だ。サブプライムローン問題(=信用度の低い人に貸した金がもと

になって世界経済を大混乱させてる事件)とかも織り交ぜて、大人が読んでもな

かなか面白い内容になってた。

       

とはいえ、所詮は少年マンガ。悪い大人を少年ヒーローがやっつけて終了なんて

いう、平凡で単純な図式で終わってしまう可能性もあるだろう。そこでウチとして

は、もっと大人の構想を独自に示しとこう

    

黒崎が少年の浅知恵で御木本を騙そうとするものの、実力不足で逆に惨めな敗

北を味わう。ドラマで白石にやられた以上の負け方だ。そもそも、この手の話は

経済界でも超難解で、世界のプロの多くが大損したほどだから、少年詐欺師が

通じるようなレベルじゃない。さらに黒崎は、御木本が思ったほど悪人ではない

ことを知って衝撃を受ける。自分の浅い人の見方、表面的な世の中の見方のせ

いで、間違った暗い人生を歩み続けてきたことをようやく悟り始めた少年は、落

ち込んで苦悩する。。

       

こうすれば、外資=荒稼ぎする悪者っていう偏った紋切り型のイメージからも脱

出できるはずだ。『医龍2』第1話レビューでも書いたように、外資は善でもあるし、

損もしてるのが社会的現実だ。まだまだ日本では認識不足だけどね。。

          

黒崎のその後は、どっちでもいいと思う。罪を償って更生するか、暗黒を漂い続

けるか。ま、ドラマや映画だと、氷柱の愛によって更生するっていうのがキレイな

ハッピーエンドだけどね。ちなみにウチでは、去年の映画化決定の時から既に、

映画1本だとこの話は終わらないと書いといた。もう1本作るか、ドラマの新作

引き継ぐか。『プロポーズ大作戦SP』でも示された山P人気の凄さを考えると、

十分あり得る話だろう。。

    

       ☆          ☆          ☆

ところで、今回のヤングサンデーは、他の記事もなかなか面白かった。まず、

過激な内容と多作で有名な、映画監督・三池崇史のインタビュー記事。小栗旬・

山田孝之・やべきょうすけ・黒木メイサが出演した去年秋公開の映画『クローズ

ZERO』を撮った監督で、内容も写真も味わい深くて、ぜひ映画を観たいなと思

わせてくれた。

    

あと、連載漫画の『逃亡弁護士 成田誠』で展開されてる正論も、一応頷けるも

のになってた。グラビア特集の『ミス乙女学院’08』だと、イチ押しは重盛さと美

(可愛い妹系)、2番手・岡本みづき(ほんわか和風の癒し系)、3番手・沢菜々子

(才色兼備の正統派)&三原勇希(小悪魔)かな。どうでもいい? あっ、そう♪

     

ってことで、今日の記事はこのくらいで十分でしょ。毎日更新ってのは、なかなか

大変なのよ。ネタも適度に変えなきゃいけないしネ。

ではまた。。☆彡

        

cf.遠い夜明け~『クロサギ』最終回

   『クロサギ』続編が映画で実現!山下智久、銀幕主演デビュー☆

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   ブカブカの大きな愛に包まれて~『プロポーズ大作戦SP』

   美しく透明な流れのシンフォニー~『プロポーズ大作戦』最終回

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   誰かのために、自分のために 野ブタ最終回

   生きる場所を求めて~野ブタ再考

   リアルな人間との向き合い方 野ブタ原作

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『鹿男あをによし』第1話、軽~いつぶやき♪

やっと見た・・・『鹿男あをによし』第1話☆ みんな勧めてくれたり、面白かった

とホメたりしてたから、ずっと気になってたドラマだ。DVDに録画だけして、どこに

やったかさえ忘れてたんだけど、昨日無事発掘。『あしたの、喜多善男』第4話

に続いて観賞。面白かった~!♪ 直前の喜多善男は大満足、鹿男は大爆笑っ

て感じ。まずは良質のコメディって印象かな。

     

一番笑えたのは、美術教師・福原(佐々木蔵之介)の髪型! いやいや、そうじゃ

なくて、主人公の理科教師・小川孝信(玉木宏)が奈良に着くまでの不運の連発

ね♪ 大量の不運をテンポ良くまとめてた所がいい。編集の上手さが大きいか

な。あと、歴史教師・藤原道子(綾瀬はるか)との、ビミョーにズレた会話。こうゆ

う天然ボケの役は、菜緒=蛍=はるかにピッタリだな。ルックス的に曲がり角か

なって気はするものの、まだアイドル的人気もキープしてるみたいだね。大した

もんだ☆ 藤原って苗字は、かつての藤原氏から来てるわけか。

    

奈良の風景もキレイだし、女子高生の制服も可愛い♪ 鹿ってのがちょっと不

安だったけど、思ったより可愛かったし違和感もなかった。最近のCGはホント

よく出来てるから、どこからどこまで使ってるのかさえハッキリしなかった。鹿の

顔と小川の顔がそっくりに見えてしまうのは、気のせいなのか、キャスティング

の上手さなのか、あるいはCGで何か操作してるのかね。途中からは、鹿がな

んで人間の格好してるの?って気もした。鹿せんべいも美味しそうに食べてた

し。おまけに、パンツ3枚1000円で買ってたし。そりゃ、関係ないか♪ 

   

あと、魚! じゃなくて、堀田イト(多部未華子)。最初、遅刻した理由として、

「マイ鹿」が駐禁取られたって話には大爆笑♪ これって、文字にすると「マイ

カー」に似てるんだな! 今気付いたわ。あそこは欲を言うと、魚が鹿に乗って

る映像があればもっと笑えたのに、多部の事務所・ヒラタオフィスが許可しなかっ

たようだ(ウソ)。このコは独特なルックスで、小川が言うように魚にも見えるし、

福原が言うようにキレイな子にも見える。第1話だけ見ると、生意気で意地悪そ

うにも感じる。剣道部の体育会系少女にはちょっと見えないかも。

         

年末のNHKドラマ『Yuming Films』vol.2で見て、一発で顔と名前は覚えた

から、やっぱ独特のものを持ってるってことでしょ。デビューはミュージカル『美

少女戦士セーラームーン』なのか。ってことは、スタイルもいいしコスプレもOKっ

てことね。今後に期待しよう☆ イトって名前は、たまたま年末にコメント欄で話

題になったから、コピー&ペーストしとくと・・・邪馬台国の卑弥呼が、役人を常

駐させて外交とか任せたっていう「伊都」国から来てる・・・ってことだろうね。

    

さて、問題なのは内容の解釈! とりあえず大爆笑で、今後も見続けたいと思っ

たけど、この荒唐無稽なファンタジーを大胆に解釈してマニアック・レビューを書

くのはかなり大変そうな感じ。見終わってすぐ、ネットであれこれ調べてはみたけ

ど、情報の量も質も不十分だし、私の知識も全く不足してるから、迷宮をさまよ

うような気分だった。

    

地震を起こす地底の鯰(ナマズ)を要石(かなめいし)で押さえつけてる鹿島神宮

の神様が、かつて鹿と一緒に奈良の春日大社にやってきた。同様に、現代の地

震から日本を救うため、神無月に小川が奈良へやってきて、鹿と共に大活躍・・・

こんな感じでいいのかな。細かい所がまだよく分かってない。そもそも、鹿島神宮

や春日大社のHPを見てもハッキリした説明は見当たらなかったし、その他の情

報もウィキペディアを含めて曖昧だった。ドラマの道子は、鹿島大明神が白い鹿

になって春日大社にやってきてご祭神になったとか言ってたけど、あれを真に受

けていいのかどうかも気になる所だ。ま、今後の課題としとこう。

       

とにかく、万城目学の原作(幻冬舎)はもちろん、『古事記』『日本書紀』とか歴

史書をあれこれ読んで、さらに神道とかも研究しないといけないから、相当大変

な作業になる。勾玉(まがたま)の意味さえよく知らない状況だもんね。レビュー

は早くて1ヶ月後かな。この程度のつぶやきなら、また書くかも知れないけどさ。

      

ちなみに、「あをによし」っていうのは、とりあえず駅前の飲み屋か何かの名前

で、「奈良」って言葉の枕詞(まくらことば)でもあるって話だけど、たぶん他にも

何か意味があるんでしょ。いかにも古文とか古代ってイメージで、ネーミングと

しては上手いなと思った。

    

おっと、時間が来たからここで唐突に終了。明日は喜多善男の本格的レビュー♪

ではまた。。☆彡

    

P.S.小川の不運の中で、一番共感したのは、大嫌いなヤツと彼女が結婚す

    るって話。ホント、女って生き物は。。。騙される男がバカなだけか♪

   

P.S.2 本屋に平積みされてた原作本を一応ペラペラッとめくってみた。ネタ

      バレ防止のために内容は読んでないんだけど、意外に軽い内容っ

      てイメージかな。もっと本格的な文学作品かと思ってたから、ちょっ

      と拍子抜けした。表紙の絵はビミョーにレトロで可愛いね。文庫本な

      らすぐ買ってたけど、単行本だから大きくて邪魔だし値段も高め。し

      ばらく保留にしとこっと。『喜多善男』の原作『自由死刑』も読まなきゃ

      なんないしね。

      

cf.『鹿男あをによし』第2話、軽~い感想♪

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パンドラの箱に残されたもの~『あしたの、喜多善男』第1話

  もし僕がこのままずっと 辛い日々を過ごすなら

  考えてた事があるんだ

  塔にのぼって 身を投げるのさ

  そうすればわかるだろう 絶望がどんなものか

  やじ馬が騒いでいる

  “かわいそうに” “捨てられたのさ”

  やがてみんな去り 

  僕はひとり また孤独に戻っただけさ ♫

       

         ☆          ☆          ☆

実に素晴らしい!」、な~んて湯川(福山雅治)の台詞から書き始めるようじゃ、

まだ『ガリレオ』が頭から離れてない証拠だよな♪ でも、これは文句無く良かっ

た☆ もともと先日の冬ドラマ記事で注目度第1位に挙げてたドラマだけど、

想以上の出来栄えに、思わず表情も緩んでしまった。いよいよ脇役ベテラン俳

優、コヒちゃん=小日向文世がブレークする時が来たか♪

          

一部は繰り返しになるけど、もともとこのドラマに私が注目したのは、「原案」の

『自由死刑』が島田雅彦の小説だからだ。文壇を代表するイケメン=美男子と

も言われる彼の作品は、ほとんど読んだことなくても、新聞・雑誌で彼の文章

はかなり読んでる。明らかに優秀な頭脳の持ち主で、話も面白いし、屈折した

性格もイイ♪ 東京外国語大学ロシア語学科卒、法政大学教授、泉鏡花文学

賞、伊藤整文学賞、三島由紀夫賞選考委員っていうプロフィールを見ても、只

者じゃないのは分かるだろう。芥川賞候補6回、全て落選っていう記録も、むし

ろ輝かしいものに見えてしまう。

     

080110 その島田の作品が(初めて?)ドラマ化

 されるっていうのは、私にとってかなりの

 ポイントだ。もちろん、彼の『自由死刑』

 (集英社)は、ドラマの「原作」じゃなくて

 単なる「原案」にすぎない。脚本家の飯田

 譲治、プロデューサーの豊福陽子・遠田

 孝一、演出の下山天(第1話担当)・麻生

 学・三宅喜重が大胆に「翻案」していくん

だろう。でも、島田的な要素は当然ドラマの中に散りばめられるはずだし、わ

ざわざ小日向を主役に据えて全11回(!)ものドラマを企画したんだから、ス

タッフの覚悟も相当なはずだ。当然、それなりの水準には仕上げてくるはず。

        

ただし、主役の小日向を筆頭にキャスティングが弱く感じられたし、11日後の

死を決意したさえない男の話なんて構想も先が読めない。これは大ハズレも

あり得るなと身構えつつ、第1話をオンタイムで観賞。すると、これは面白い! 

何が起きるのか、どんな意味が隠されてるのかも「さっぱり分からない」から、

『ガリレオ』の湯川みたいにニヤけてしまったわけよ。早く来週にならないかなっ

て感じ♪ この感覚って、久々だな。『ガリレオ』は一応、1回完結だったもんね。

         

        ☆          ☆          ☆

さて、それでは何が良かったのか。って言うか、いいものだらけだから、数少な

い悪いものを挙げる方がラクだろう。最大の減点は森田空海のタイトルバック

あれ、ラストで良かったな。あれが冒頭だったらドン引きだった。。ああゆうお遊

び的映像を作るんなら、せめてもっと笑いを含めるか、斬新さを打ち出さなきゃ。

演出や監督で実績はあるみたいだけど、あれは我慢の限度を超えてた。

         

あと、キャバレーの女の子のコスチューム♪ いや、安っぽいキャバレーだか

ら、演出的にはあのケバさでいいんだろうけど、個人的に全く萌えない。女の子

6人(渡辺万美、片山瞳、桂亜沙美、武下公美、ユリサ、崎田まや)が可愛かっ

たし、梅田凡乃(ひろかず)によるダンス用の曲『Hey Lady! ~Cabaret 

Starに首ったけ~』も安っぽくて良かったし、あさづきかなみの振付も問題なかっ

ただけに、あの衣装だけは残念だった。ま、僅かな減点だけどネ。他に、長谷

川リカ役の栗山千明の表情も、個人的には見てて辛いんだけど、あれは好き

な人も結構いそうだから、まあいいや。

    

で、他はもう、ほとんど全てOK☆ まず、代平太役の松田龍平が文句無く

良かった♪ 今まで見たことがないし、弟の松田翔太の演技はあんまし評価

してない(存在感やルックスは別)から、どうせ兄貴もダメだろうと思ってたの

に、そんな先入観は最初の数分で吹っ飛んだ。渋い! いい味出してるねぇ☆

胡散臭いけど憎めない、怪しいキャバレーのスカウトマンを見事に演じてた。

喜多のカバンを持ち逃げしようとした茶髪男=与田良一(丸山智己)を追いか

けるアクション・シーンも、走り方、コケ方、乱闘、すべて問題なかった。カメラ

ワークや演出のおかげもあるだろうけどね。

       

ま、そうは言っても、やっぱり偉大な俳優だった父親・松田優作に対するコン

プレックス(=複雑な思い)はあるはず。それをヒネった形で示してたのが、

タクシーのシーンだ。喜多善男(小日向)が羽田空港からモノレールに乗って、

どこかの駅で降りると、雨男にふさわしい土砂降り。そこで、順番待ちを乱す

平太に喜多が注意して、タクシーに連れ込まれてしまう。車の後部座席で平太

は、「何だ、あれ!」、「何、それ!」と無意味に指差して、騙された喜多に爆笑。

     

あの指は、平太が喜多を導くことを暗示すると共に、ピストル=死をも意味して

る。でも奇妙な台詞の連発は、明らかに父・優作の名セリフ「何じゃ、こりゃ!」

を意識したものだ。「これ」の代わりに、「あれ」と「それ」を使ってるわけ。実際、

その直後に平太は「親父」の話を突然持ち出して、「オレはファザコンじゃねぇ」

なんて奇妙な台詞まで口にしてた(後のシーンでも「親父」が登場)。

     

つまり、この辺りは父・優作に対する龍平のファザー・コンプレックスを示すと

共に、ちょうど父親みたいに年が離れた喜多に対する平太の奇妙な執着をも

ほのめかしてるわけだ。念のために補足しとくと、しばしば「劣等感」を表す言

葉として使われる「コンプレックス」は、本来はより広く「複雑なもの」一般を指

す心理学的用語であることに注意しよう。

     

ともかく、初めて見た松田龍平は、演技も使い方も良かった☆ ウィキペディア

で調べると、これまでほとんど映画の世界にいた、かなり評価が高い俳優なわ

けね。去年のNHK『ハゲタカ』が連続ドラマ初出演だったのか。あれなら、今後

の活躍も約束されてるようなもんでしょ☆

     

あと、全く予想外だったのは、元アイドル・宵町しのぶを演じてた吉高由里子。

いいじゃない♪ 上手、上手☆ 『月刊TVnavi』の写真より、実物の方が魅力

的なルックスだったってこともあるけど、モデル出身の19歳であれだけの演技

ができれば十分でしょ。ハマリ役なのかも知れないな。すぐ調べると、2006年

横浜映画祭・最優秀新人賞で、今年はNHK大河ドラマ『篤姫』にも於哲の役で

出演。映画『夕映え少女』『蛇にピアス』でも主演が決定してるらしい。ホホーッ。。

     

19歳っていうと、堀北真希や戸田恵梨香と同い年なのか。芸歴でかなり負け

てるし、アイドル的ルックスでも負けてるだろうけど、とりあえず順調な滑り出し

でしょ。地味な名前も一発で覚えたし、陰ながら応援しよう。ま、10万円出して

お茶しようとも思わないけど、3万円なら・・・いやいや、そうゆう事言ってちゃダ

メだよな。こっそり思うだけにしとこっと。金さえあれば、ネクタイを緩めたり締め

たりもしてもらえるわけね♪

      

         ☆          ☆          ☆

ところで今回の記事の冒頭に持ってきたのは、ギルバート・オサリバンの72年

の世界的ヒット曲『Alone Again』(アローン・アゲイン=また1人ぼっち)。喜多と

しのぶが、平太の取り計らいで会ったシックなナイトクラブで流れてた曲だ。あ

のシーンが今回最大の注目ポイント☆ 撮影に使われた「COTTON CLUB」

は、2005年10月から営業開始したばかりの新しいジャズクラブで、名前はア

メリカの有名クラブから取って来たもの。

    

あの時ピアノを弾いてたのが、おそらく音楽担当の小曽根真(おぞねまこと)

ろう。ボストン・バークリー音楽大学を主席で卒業 カーネギー・ホールでソロ・

リサイタルを行い、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結ぶ。ゲイリー・

バートンとのデュオではグラミー賞にノミネート・・・っていう、ものすごい経歴の

持ち主で、テーマ曲も担当。歌手はエンドロールのTIFFANYでいいのかな。

検索すると一応それらしきジャズ歌手がいるけど、全部大文字って所と全身の

外見がちょっと自信ない。。

       

それはともかく、あの曲の歌詞の「翻訳」が目に留まったわけよ。もしあれが単

なる翻訳だったら、JASRAC(ジャスラック=日本音楽著作権協会)がうるさそ

うだから、冒頭に丸ごと掲載したりはしなかった。あれはフツーの翻訳じゃなく

て「超訳」、かなり解釈の入ったドラマ独自の要約みたいだから掲載したのだ。

エンドロールに取り立てて訳者の名前が無いことを見ると、脚本の飯田が書い

たのかな。元の歌詞はかなり含みのある内容だから、この訳し方(or 約し方)

にドラマの主張が表れてることになる。

     

短縮して再掲すると、「もし僕がこのままずっと 辛い日々を過ごすなら・・・・・・

塔にのぼって 身を投げるのさ そうすればわかるだろう 絶望がどんなものか

やじ馬が騒いでいる・・・・・・やがてみんな去り 僕はひとり また孤独に戻った

だけさ」。曲調はわりと明るいのに、この文だけをフツーに読めば自殺の歌詞

だ。つまり、喜多のテーマ曲ってこと。ただし、「もし」って形の仮定になってるこ

とを考えるだけでも、喜多が死ぬとは限らない。そもそも「喜び多き善人な男」

ていう「めでたい」名前だし、ドラマの副題も「世界一不運な男の、奇跡の11日

間」だ。むしろ結局、喜多は「奇跡」的に自殺を止めると考える方が自然だろう。

実際、初日の展開が既に「奇跡」的で、まるでドラマみたいだった♪

          

それでも、初回の印象深いシーンでハッキリこの超訳を示したことを考えると、

自殺にはつながらなくても後のストーリーにつながる伏線と考えるのが自然だ。

つまり、喜多は「塔にのぼって身を投げる」のだ。おそらく、最後まで何度も。

そう考えると、タイトルバックは無視したいけど、冒頭で枯れ果てた奇妙な世界

(日清カップヌードルの昔のCMもどき)に落ちていくシーンや、ナイフ男が侵入

したマンションの上の方の部屋がすぐ目に浮かぶ。「人生のピーク(=頂上)」っ

て言葉も思い出す。

        

さらに意味深なのが、喜多が11年前に離婚した鷲巣みずほ(小西真奈美)

カウンセリングのシーン。なかなかカウンセラー(江崎達夫かな?演じたのは

岩松了)に喋ろうとしないみずほが1人でいじってた箱庭(言葉の代わりをする

象徴表現)に、動物やボートと共に灯台が置かれてた。すると、いずれ喜多が

灯台から身を投げることも予想できるだろう。

    

さらに、突っ込んでみる。今回のサブタイトルは「第1日目 臆病な奴が死ねる

のかよ」。これは平太と喜多のやり取り──「臆病な奴が死ねんのかよ」「臆病

だけど強情なんです」──から喜多ものだ。折角、都合よくマンションから転落

しそうになったのに、必死にベランダにつかまって「助けて!」と言ってしまった

臆病者の喜多に対して、「ネガティブ善男」(=喜多のネガティブな心)が嘲笑し

てた。まだ1日目なんだから、死を避けるのは別におかしくもないんだけど、喜

多が普通の人間並みに「臆病」なら11日後も「身を投げる」のをためらうだろう。

        

ただし「強情」だから、死ぬ考えは変えようとしない。すると、最後も今回同様、

臆病さでためらってる内に「塔」からたまたま転落するんじゃないかな。実際、

手のひらに11という傷ができたのは、11年前に死んだ友人・三波貴男(今井

雅之)の墓参りに長崎へ行った時、階段でたまたま転落したためだった。また、

冒頭の喜多の空想でも、結婚式の階段でたまたま転落。さらに、自殺を決意

した大きなキッカケになったのは、たまたま知人・樋口悟の金銭消費賃借契約

書の連帯保証人になったことによる人生の転落。おまけに宵町しのぶとの最初

の出会いも、喜多がたまたま転倒したからだった。倒とは、重心が1m前後

低くなる小さな転落だ。

                

では、最後にたまたま転落した後、喜多はどうなるのか。それを考える上で興

味深いのは、今回出た「パンダの箱」。いや、パンドラの箱だ。ギリシア神話で

神が人間界に送り込んだ初めての女性とも言われるパンドラ。ギリシア語で

「全ての贈り物」という意味の名前の彼女が、開けてはいけないと言われてた

箱を好奇心で開けてしまうと、中から様々な災い(病、悲しみ、罪、etc)が飛び

出して来て、最後に箱に残ってたのが希望だったとよく言われる。これだと、

喜多は最後に希望を持って生き続けるっていう予想につながる。

    

ところが、所詮は神話だから、いろんなヴァージョンがあるし、解釈もさまざま。

似たような話は、『ホタルノヒカリ』の『猿蟹合戦』の時にも書いた。実は、最後

にパンドラの箱に残ってたのは何なのか、ハッキリしないらしい。この辺りの曖

昧さや多義性を考えると、喜多に「希望」が残るとは限らず、むしろ「絶望」かも

知れないのだ。少なくとも負の可能性の方を、歌詞の超訳は示唆してる。

        

という訳で、初回から大胆に予想を立てておこう。喜多は、「快楽と犯罪」に満

ちた奇跡の11日間を過ごした後、たまたま転落して(orしそうになって)、結局

は生き残る。ただし、希望に満ちた明るい人生へとつながるわけではない。

「やがてみんな去り 僕はひとり また孤独に戻っただけさ」

     

       ☆          ☆          ☆

あ~、サラッと軽く書くつもりだったのに、かなり真面目に書いてしまった。まだ

本格的レビュー決定でもないのになぁ。。この後に登場する深キョン&クドカン

の『未来講師めぐる』や亀梨の『1ポンドの福音』に回す時間が大幅に削られる

ことになっちゃったわ。ちょっと失敗したか。いや、面白かったし、やり始めると

なかなか止まらなくてね。これがマニアの性(さが)。。

    

とにかく、今期レビューする1本は『喜多善男』になる可能性がかなり高まった。

見続けるだけなら、ほぼ決定。原案の『自由死刑』も買っちゃったから、ネタバレ

に注意しながら少しずつ読み進めるつもり。レビュー決定なら、原作記事も当然

書くつもりだ。『華麗なる一族』の原作の時みたいな、うっかりカバーの後ろの説

明を読むなんて失敗はしないように、注意しよっと♪ ま、出だしだけ読んだ感

触だと、脚本やドラマとは相当違ってるみたいだけどね。

     

はたして、『未来講師』や『1ポンド』の逆襲なるか。乞うご期待!

ではまた、機会があれば。。☆彡

     

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.保険調査員の杉本マサル(生瀬勝久)は、冷静沈着な性格って話だった

    のに、いきなり平泉成(ひらいずみせい=『華麗』の一之瀬工場長)の物

    真似かよ! 杉本について、みずほが秘書の森脇大輔(要潤)に短く説

    明する時、表情を変えずに「物真似は下手ね」と言ったのが笑えた♪ 

    茶髪男には100点満点の3点とか言われてたし、今後も下手な物真似

    シリーズが続くのを期待しよう☆

     

P.S.2 喜多が妙にこだわってたカレー。お母さんが作ってくれた、ターメリック

      とクミンが標準量で、コリアンダーが少なめで、チリパウダーと生姜が

      多めで、カシューナッツの代わりにピーナッツを使ったものがこだわり

      の一品みたいだけど、今後どう使うのかね。来週、お母さんと会う時

      に食べるだけじゃ、つまんないし。結局、喜多が平太っていうパンドラ

      の箱を開けたのは、中村屋のインドカリーに誘った瞬間ってことかね。

      ま、個人的には、カレーよりスッチーの方が気になったけど♪ やっぱ

      ナースやキャバ嬢より上だな。花嫁となら同格か。。

    

P.S.3 カウンセラーが読んでたのは、ロシアの文豪・ドストエフスキーの代表

      作『カラマーゾフの兄弟』。『罪と罰』なら読んだけど、こっちは読んで

      ないんだよな。ドラマで使ってたのは、1年ほど前に出て異例のヒット

      になった亀山郁夫の新訳(光文社古典新訳文庫)。島田雅彦とカウン

      セラー役・岩松了の2人が外大のロシア語学科ってことを考えても、

      何かありそうな感じだ。でも、長いから読むのはダルイなぁ。。

     

P.S.4 山崎まさよしの主題歌『真夜中のBoon Boon』、第一印象としては

      まあまあかな。耳に馴染むと、もっと良く聴こえるかも。

    

P.S.5 転落 or 転倒ってことで考えると、平太が追跡シーンで転倒したのも

      意味ありげだ。父と子の複雑な関係ってことを考えても、父=喜多が

      転落するのなら、子も転落することは十分考えられる。もちろん、その

      仕方は同じじゃないだろうけどね。

    

P.S.6 来週、平太が喜多を保険に入らせるわけか。それで、杉本との関係

      がさらに深まるのね。平太が保険金を騙し取って、莫大な借金を抱

      える恋人のOL・リカに渡す狙い。でも、リカの借金って何? あと、非

      常階段でリカが平太に詰め寄ってたシーンは何だったのかね。何で

      喜多の自殺願望にあれほど怒ってたのかも分からないし、とにかく、

      リカもみずほも、何者なのか「さっぱり分からない」♪ リカと親しい

      人間が借金残して自殺(or 未遂)って話だと、平凡すぎるけど。。 

        

P.S.7 喜多が初めて色紙にサインしたのを思い出して平太に話すシーンは

      微笑ましかった。「明るい未来~♪」、「生きる希望~♪」。女の子6

      人組のバカッぽい可愛さもイイ。おそらくあれは、軽い伏線だと思うな。

      ちなみに、あの店を喜多は「キャバクラ」と呼んでたけど、むしろキャ

      バレーのはず。意図的にピント外れにした台詞だろうけどね。

          

P.S.8 カウンセリングのシーンは、エンドロールに医療監修とか出てなかっ

      たから、細かく見ると眉唾ものかも知れない。夢で11年前のキスが

      出てきて苦しむって話は、精神分析的に見えなくもないし、『自由死刑』

      の冒頭には「精神分析」って言葉も登場してる。でも、フロイト派の精

      神分析にしては話の流れが安っぽかったし、なぜか箱庭療法も混ざっ

      てた。いずれにせよ、「アメリカナイズ」されてるしのぶは今後もカウン

      セリングに通うんだろうから、注意して見ることにしよう。

             

P.S.9 喜多は11月11日生まれ、名簿は小中高と11番。結婚、離婚、友人

      喪失は11年前。墓参りでこけて出来た傷も11。死ぬ予定なのは11

      日後(ちなみに原作は7日後みたい)。これだけ11を強調したからに

      は、たとえ低視聴率でも10回や9回で打ち切れないネ。

      初回は12.7%で、ボチボチの数字。さて、10%保てるかな。。☆彡

   

cf.母を抱擁するマゾヒスト~『あしたの、喜多善男』第2話

  服のない人生はない~『あしたの、喜多善男』第3話

  魂の道の永遠性~『あしたの、喜多善男』第4話

  善悪の混沌への誘い~『あしたの、喜多善男』第5話

  父殺しへと向かったファザコン~『あしたの、喜多善男』第6話

  偶然という名のふれ合い~『あしたの、喜多善男』第7話

  束縛された愛の喜び~『あしたの、喜多善男』第8話

  死ぬ自由より、生きる不自由~『あしたの、喜多善男』第9話

  つながり合う心と心~『あしたの、喜多善男』第10話

  生へとつなぎ止める他者~『あしたの、喜多善男』最終回

  『あしたの、喜多善男』最終回、原作『自由死刑』との比較

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  吉高由里子のフェチドラマ『紺野さんと遊ぼう』に期待☆

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冬ドラマ2008、注目の6本☆

あ~、楽しい正月休みともさよなら。仕事もドラマも始まっちゃったか。夏休み

明けの小学生みたいな気分だな♪ 仕方ない。連続ドラマの開始に合わせて

書くようにしてる、恒例の全体チェック記事を、そろそろ書くことにしようか。今

期も本格的レビューは1本しかやらないから、慎重に選ばないとマズイしね。

前期なんて、『ガリレオ』でマニアックな記事30本書くのに莫大なパワーを費や

したもんなぁ。って言うか、まだ過去形じゃなくて、追加する予定だけどさ♪

    

さて、普段なら個人的期待度ランキングみたいなものに合わせて書いてたんだ

けど、今回はいつもとちょっと状況が違う。ちょっと気になるドラマはたくさんあ

るものの、ワクワク期待するってほどのものは1つもなし。前期、期待度第1位

でそのまま本格的レビューが決定した『ガリレオ』みたいなものは見当たらない。

もしブログが無ければ、毎週適当にどれか選んで見ればOKって感じかな。

       

そこで、期待度ランキング下位から順に見ていく普通のやり方は止めて、放映

開始順にサラッと見ていく。この記事1本で、ドラマ10本以上を扱おうと思って

書き始めたんだけど、途中で時間が無くなったから、とりあえず6本だけ、ある

程度以上注目してる作品に絞ろう。これまで同様、今回も『月刊TVnavi』2月号

とネットを参照して書くことにする。他の雑誌もペラペラめくってみるんだけど、2

年前からこのテレビナビが身体に馴染んじゃってるみたいだ。見るのは3ヶ月に

1回だけどね。そもそも、テレビ雑誌はほとんど見ない人間だ。

                

          ☆          ☆          ☆

それではまず1本目。1月6日スタート、つまり2日前から早くも始まっちゃって

るのが、NHK大河ドラマ『篤姫』。原作『天璋院篤姫』(宮尾登美子)、脚本・田

淵久美子、演出・佐藤峰世ほか。江戸・徳川に嫁入りしたのに、故郷・薩摩が

徳川を倒そうと動き出すっていう、皮肉な運命に巻き込まれた女性の力強い

生き様を描くとのこと。

    

日曜20時って時間帯はテレビをあんまし見ないし、時代劇も苦手だから、大

河ドラマっていうのはほとんど見たことがない。長すぎるのも問題で、数年前

に珍しく見始めた『宮本武蔵』も、途中で挫けてしまった。それなのに、今回ど

うして気になるかって言うと、正月のNHKで『篤姫』の紹介をやってるのをチラッ

と見て、宮崎あおいの演技と存在感に魅かれてしまったから♪ 演技力では

若手No.1っていう世評は知ってたものの、今まで一度も見たことが無かった

から、オオッていうインパクトがあった。こりゃ、上手いわ! 多分ね♪ 芸歴

の長さと天賦の才能が、鍛えられたプロフェッショナルを作ってるわけか。

       

顔は特に趣味でもないけど、そこそこ可愛いし、全体のたたずまいが独特

存在感をかもし出してる。さすが大河ドラマ史上最年少の主役に抜擢されただ

けのことはあるね。去年の夏、20歳でフジ月9の主役に抜擢された井上真央

(『ファースト・キス』)を初めて見た時にも、オッて感じだったけど、ファースト・

インプレッションとしては宮崎あおいの方が上だった。とりあえず、第2回は見

てみようかな。共演陣もホント豪華だもんね。1年間の放映だから当然とはい

え、普通の連ドラ4本分以上の役者が勢ぞろい。

    

テレビナビのチャートの右上から、知ってる名前を適当に並べてみると、高橋

由美子、江守徹、平岳大、北大路欣也、草刈正雄、辰巳琢郎、中村梅雀、稲

森いずみ、鶴田真由、松田翔太、堀北真希、中村メイコ、東儀秀樹、松坂慶子、

若村麻由美、春風亭小朝、星由里子、玉木宏、余貴美子、佐藤藍子、長塚京

三、樋口可南子、高橋英樹、涼風真世、長門裕之、瑛太、原田泰造、板谷由夏、

平幹二朗、山口祐一郎、ともさかりえ、沢村一樹、真野響子、的場浩司。。

多すぎて疲れるわ! 大河ドラマって、やっぱ凄いんだね。。

     

おっと、1本目に時間を使いすぎちゃったか。それでは2本目。フジ火曜21時

『ハチミツとクローバー』。これまた、ドラマを見ない時間帯だから、レビューする

1本に選ぶ可能性は少ない。ただ、学園ものでラブストーリーだと気軽に見れる

し、美大が舞台ってのもイメージいいし、羽海野チカの原作コミックが大人気

てところもポイントが高い。脚本家とプロデューサーが、『プロポーズ大作戦』の

金子茂樹と瀧山麻土香ってのも好印象。演出は谷村政樹と松山博昭。

     

キャストは、成海璃子(油絵科・花本はぐみ役)、成宮寛貴(彫刻科・森田忍役)、

生田斗真(建築科・竹本祐太役)の三角関係が中心なのか。向井理(真山巧役)

と原田夏希(山田あゆみ役)もそこそこ人気ありそうだね。まだ15歳の前途有

望な成海は、今までチラッと見てるだけだから、1度ちゃんと見とこうかなって気

はあるんだけど、どうも苦手なタイプなんだよな。話しかけづらいって言うか、お

友達になりにくいっていうか。ま、話しかける機会もないだろうけどさ♪

     

次は3本目。フジ火曜22時『あしたの、喜多善男』(きたよしお)。特に期待する

作品がない今回の冬ドラマの中だと、強いて挙げればこれが注目度第1位だ☆

一般的には、ハァッ?て感じだろうな。何しろ、主役が小日向文世! 一定の評

価はあるものの、典型的な脇役のベテラン俳優で、今回が連ドラ初主演って話。

共演を見ても、松田龍平、小西真奈美、要潤、生瀬勝久ってことで、主役の弱さ

をカバーできるほど豪華なメンバーって訳でもなさそう。アクセント的な女の子が

吉高由里子と栗山千明ってのも、ちょっと弱いね。

    

じゃあ何が注目なのかって言うと、最大のポイントは「原案」が島田雅彦の小説

『自由死刑』ってところだ(題名はドラマじゃ使えないか・・)。この島田雅彦って作

家がかなり好きなわけよ♪ 正直言って、ほとんど作品は読んでないんだけど、

ルックスに恵まれてて実績も人気もあるから、雑誌や新聞でちょっとした記事を

読む機会は多くて、その印象がかなりいい☆ 頭脳は優秀だし話も面白いし、

屈折してる所も好みだ。「原作」じゃなくて「原案」ってことは、島田の小説を脚本

家・飯田譲治と演出の下山天・麻生学・三宅喜重が大胆に変更するわけね。

   

ドラマの地味なタイトルや時間帯を考えても、おそらく視聴率は期待できない。

1ケタの可能性も十分ある。でも、「世界一不運な男の、奇跡の11日間」なん

て大げさな副題を付けてるこの作品は、とにかく1回見てみたい。11日後の死

を決意したパッとしない男が、生きることの喜びや身近にある幸せを感じた後

で、どんな奇跡が待ってるのか。大ハズレの退屈な話だったら、それはそれで

笑えるしネ♪ ただ、レビューする1本にこれを選ぶと、ブロガーや読者からド

ライアイスなみの冷たい反応が返ってきそうだから、気弱な小市民ブロガーと

しては、見るだけにしとこうかな。いや、個人的には一応、注目度第1位なんだ

けどさ。公式サイトも意外にオシャレだしね。

      

8日23時15分追記:今、見終えた所。予想以上に面白かった! キャストの

演技も、スタッフの演出も、脚本も予想以上♪ 視聴率は低そうだけど「そんな

の関係ない」。来週も見なきゃ☆)

        

と、ここまで書いてきて、早くも時間がなくなって来た。仕事の合間にコソコソと

書いてるもんでね♪ 仕方ないから一気に飛ばして4本目。テレビ朝日・金曜

23時15分『未来講師めぐる』。これまた、テレビを見る時間帯じゃないから、

レビューする1本には選びにくいけど、現実的可能性としてはこれが1番高い

かな。注目度なら第2位って感じ。

    

ポイントは2つだ。まず、深田恭子が主演ってこと☆ ウチの常連さんは既にご

存知のように(?)、私は深キョンに対してはすごく甘い♪ 特にファンってこと

もないし、深キョンが出るドラマもあんまし見てないんだけど、見るだけで満足

できる女優ってのは、彼女以外に今いない。あの沢尻エリカ様でさえ、そこまで

は到達してない。深キョンには、演技も脚本も無関係。キョトンとしたビミョーな

笑顔をアップで映すだけでOKだから、撮影スタッフも超ラクでしょ。

    

このドラマのもう1つのポイントは、脚本がクドカン=宮藤官九郎ってこと。やた

ら評価が高いこの脚本家を知ったのは、2002年TBS『木更津キャッツアイ』。

いや、この時には一度も見なかったんだけど、普段ドラマの話なんて全くしない

友人が「あれは面白い!」と珍しく自分から話して来たのが頭に残ってて、深夜

の再放送で何回か見た。で、なるほど、あれは面白い!と思ったわけよ。全部

見たわけでもないし、マジメに見たわけでもないんだけど、独特の才能が一瞬

で伝わってきた。いいドラマとか、心に残るとか感動できるとか、そうゆうんじゃ

なくて、妙に面白いのだ♪

     

その後、『マンハッタンラブストーリー』もちょっとだけ軽く見て、やっぱり面白かっ

た。私が見たクドカン作品ってのは、たったこれだけだし、結局マジメに見たこと

は一度もない。って事で、今回は深キョンとのコンビだし、クドカン・ワールドをじっ

くり味わうチャンスかなと思ってる。

    

内容的には、進学塾の英語講師・吉田めぐる(深キョン)が、満腹になると人の

20年後が見える超能力を身に付けて活躍する超能力ラブコメディーってお話。

クドカン自身の言葉によると、「『そんなバカな!』みたいなお話が大好きだった

んで、そういうお話を作りたかったんです(笑)。そしたら、超能力かなー、って」

とのこと。確かに、そんなバカな!って感じの設定だよな♪ あと、クドカン自身

は、他人の20年後なんて見ても何の得にもならないから見たくないとのこと。

そうかなぁ。何かの得になると思うし、得にならなくても見ちゃうと思うけどね。

ともかく、共演は、勝地涼、星野源、武田真治、船越英一郎、地井武男、黒川

智花、田口浩正。演出は唐木希浩・高橋伸之。少なくとも、初回は見る予定。

    

いよいよ5本目。日テレ土曜21時『1ポンドの福音』。原作は、何と20年にもわ

たって『週刊ヤングサンデー』(小学館)に連載されてた高橋留美子のマンガ(タ

イトルは同じ)。特に大ヒットした作品って訳でもなさそうだけど、高橋は『うる星

やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』を大ヒットさせた大御所の漫画

家だから、『1ポンド』も当然それなりの水準なんだろう。脚本・福田雄一、演出・

佐藤東弥ほか。

     

このドラマの最大のポイントは、KAT-TUN・亀梨和也が主演する日テレ土9

だってことだ。もともとスポーツ系ブログとして始めたウチが、ドラマに傾斜する

キッカケになったのは、亀梨&山P=山下智久&堀北真希出演の土9『野ブタ。

をプロデュース』だったこともあって、亀梨とか土9はその後もウチで扱って来

た。『サプリ』、『たったひとつの恋』、『ギャルサー』。おまけに、私は格闘技好き。

記事はめったに書かないし、最近はちょっと遠ざかってるけど、元々ランニング

や自転車(RUN&BIKE)、ドラマよりも、格闘技に熱中。自分でもやってたほど。

    

これだけ条件が揃えば、もう今期は『1ポンド』で決定と言いたい所だけど、正

直言って残念ながら、内容的にはあんまし面白そうに見えない練習も減量も

大嫌いな根性なしプロボクサー・畑中耕作(亀梨)が、新米シスター・アンジェラ

黒木メイサに一目惚れして、恋を勝ち取るために奮闘する青春ラブコメディ

ねぇ。亀梨&土9じゃなかったら、この構想だけでパスするところだ。平凡でイ

ンパクト薄いし、軽すぎる。シスター登場ってのは意味不明。おまけに、いくら亀

梨が真面目にボクシングの練習をしてるからって、格闘技ファンの目で見ると、

ボクシングのシーンは辛いでしょ。

   

あと、一目惚れするシスター役が黒木メイサってのも、個人的にちょっと弱い

なぁ。独特の魅力を持ってる『JJ』モデルで美形だけど、私の趣味じゃないし、

シスターのコスプレにも萌えない。他の共演者を見ても、小林聡美、山田涼介、

光石研、岡田義徳、もたいまさこ・・ちょっと弱いなぁ。。

     

そうは言っても、強いて挙げれば一応注目度第3位だし、多分初回のレビュー

はすると思う。ブロガーや読者の反応を考えると、本格的レビューの1本に選ぶ

可能性は『未来講師めぐる』の次かな。どうなることやら、不安だらけとはいえ、

ともかく乞うご期待☆ 

ちなみに、1ポンドってのは約500g=0.5kg。直接的には体重のことだろうけ

ど、他にもおそらく意味があるはずだ。あと、公式サイトは今現在さみしいね。こ

れからマトモになって行くのか、不安なんだけど。。

     

そして最後の6本目は、フジテレビ月曜21時『薔薇のない花屋』。フジの月9

ならある程度以上のレベルは間違いないだろうし、今回は脚本が大物・野島

伸司だ。88年に第2回フジテレビ・ヤングシナリオ大賞を受賞して以来、数々

のドラマを担当。賛否両論が激しくぶつかるっていうのも大物の証で、そもそも

小物なら話題にならない。ただ、イマイチ私の趣味じゃないから、今までマジメ

に見たことはなかった。今回は3年ぶりの連ドラを月9でやるってことで、いい

機会だから、SMAP・香取慎吾のために「当て書き」したっていうストーリーを

じっくり味わってみようかなって気はしてる。

    

内容は、妻に先立たれた優しい父・汐見英治(慎吾ちゃん)と1人娘・雫をとりま

く人間模様を描くもので、かつての名作『ひとつ屋根の下』みたいな、ヒューマン

ラブストーリーってことらしい。今回の「屋根」となるのが、フラワーショップ雫。た

ぶん、人間愛だけじゃなくて、盲目の女性・白戸美桜(竹内結子)との恋愛もある

んでしょ。他のキャストは、松田翔太、本仮屋ユイカ、釈由美子、池内淳子、三

浦友和。まあまあって感じかな。本仮屋はわりと好きかも♪ 演出は中江功。初

回はたぶん見ると思う。オンタイムでは無理かも知れないけどね。。

     

         ☆          ☆          ☆

という訳で、サラッと書くつもりだったのに、ずいぶん時間を取られちゃったな ^^;

仕事中なのにヤバイわ。ま、3ヶ月に1回の機会だから、マニアック・サイトとして

はこのくらい書かなきゃね。ともかく、いよいよ始まった冬ドラマ2008の今後に

注目しよう。

この中からどの1本が本格的レビュー対象として残るのか、乞うご期待!☆彡

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『ガリレオ』第8話、ドラマと原作の比較

現在、本格的な風邪で絶不調。。(-_-;) 正直言うと、第8話の原作記事は無期

延期!と書きたい所だけど、もう来週で『ガリレオ』は終わりだもんな。2007

年の最後でもあるし、病体にムチ打って軽く書いとこうか。まだ第2話と第3話

の原作記事も延期したままだしね。。

       

ドラマ第8話の「霊視る」(みえる)は、原作だと東野圭吾『予知夢』(文芸春秋)

第二章だ。第4話以降のドラマは全て、原作を大胆に変更してあるんだけど、

今回はさらに科学的な謎解きの部分もかなり違ってる。自分の頭を整理する

ためにも、いつものように淡々と両者を比較してみよう。

その前に、毎度おなじみの前置き。以下、見方によってはネタバレになって

しまうので、くれぐれもご注意あれ☆ 特に、これから原作を読もうという方

にはお勧めしない。。

         

         ☆          ☆          ☆

071212 久々に、図を入れ

 てみよう。ドラマと原

 作の共通構だけを

 チャートにして取り出

 すと、左図のように表

 せる。

             

被害者の女性は、ドラマでは料理研究家・前田美鈴(引田博子)。原作で

は、クラブで働く長井清美。両者の共通点として、飲食関係ってことを挙げ

ることはできるけど、むしろプラスとマイナス両極端の異なる設定って感じが

強い。実際、ドラマでは美鈴はいい人っぽく描かれてたけど、原作の清美は

もともと感じ悪い女で、殺される前は犯罪者でもあった。

要するに、ドラマが温かい人間の触れ合いを強調する一般ウケ路線なの

に対して、原作は硬派で現実的な科学ミステリーなのだ。

    

逆に目撃者については、むしろ共通点の方が重要だろう。ドラマで被害者

の幽霊を