もし僕がこのままずっと 辛い日々を過ごすなら
考えてた事があるんだ
塔にのぼって 身を投げるのさ
そうすればわかるだろう 絶望がどんなものか
やじ馬が騒いでいる
“かわいそうに” “捨てられたのさ”
やがてみんな去り
僕はひとり また孤独に戻っただけさ ♫
☆ ☆ ☆
「実に素晴らしい!」、な~んて湯川(福山雅治)の台詞から書き始めるようじゃ、
まだ『ガリレオ』が頭から離れてない証拠だよな♪ でも、これは文句無く良かっ
た☆ もともと先日の冬ドラマ記事で注目度第1位に挙げてたドラマだけど、予
想以上の出来栄えに、思わず表情も緩んでしまった。いよいよ脇役ベテラン俳
優、コヒちゃん=小日向文世がブレークする時が来たか♪
一部は繰り返しになるけど、もともとこのドラマに私が注目したのは、「原案」の
『自由死刑』が島田雅彦の小説だからだ。文壇を代表するイケメン=美男子と
も言われる彼の作品は、ほとんど読んだことなくても、新聞・雑誌で彼の文章
はかなり読んでる。明らかに優秀な頭脳の持ち主で、話も面白いし、屈折した
性格もイイ♪ 東京外国語大学ロシア語学科卒、法政大学教授、泉鏡花文学
賞、伊藤整文学賞、三島由紀夫賞選考委員っていうプロフィールを見ても、只
者じゃないのは分かるだろう。芥川賞候補6回、全て落選っていう記録も、むし
ろ輝かしいものに見えてしまう。
その島田の作品が(初めて?)ドラマ化
されるっていうのは、私にとってかなりの
ポイントだ。もちろん、彼の『自由死刑』
(集英社)は、ドラマの「原作」じゃなくて
単なる「原案」にすぎない。脚本家の飯田
譲治、プロデューサーの豊福陽子・遠田
孝一、演出の下山天(第1話担当)・麻生
学・三宅喜重が大胆に「翻案」していくん
だろう。でも、島田的な要素は当然ドラマの中に散りばめられるはずだし、わ
ざわざ小日向を主役に据えて全11回(!)ものドラマを企画したんだから、ス
タッフの覚悟も相当なはずだ。当然、それなりの水準には仕上げてくるはず。
ただし、主役の小日向を筆頭にキャスティングが弱く感じられたし、11日後の
死を決意したさえない男の話なんて構想も先が読めない。これは大ハズレも
あり得るなと身構えつつ、第1話をオンタイムで観賞。すると、これは面白い!
何が起きるのか、どんな意味が隠されてるのかも「さっぱり分からない」から、
『ガリレオ』の湯川みたいにニヤけてしまったわけよ。早く来週にならないかなっ
て感じ♪ この感覚って、久々だな。『ガリレオ』は一応、1回完結だったもんね。
☆ ☆ ☆
さて、それでは何が良かったのか。って言うか、いいものだらけだから、数少な
い悪いものを挙げる方がラクだろう。最大の減点は森田空海のタイトルバック。
あれ、ラストで良かったな。あれが冒頭だったらドン引きだった。。ああゆうお遊
び的映像を作るんなら、せめてもっと笑いを含めるか、斬新さを打ち出さなきゃ。
演出や監督で実績はあるみたいだけど、あれは我慢の限度を超えてた。
あと、キャバレーの女の子のコスチューム♪ いや、安っぽいキャバレーだか
ら、演出的にはあのケバさでいいんだろうけど、個人的に全く萌えない。女の子
6人(渡辺万美、片山瞳、桂亜沙美、武下公美、ユリサ、崎田まや)が可愛かっ
たし、梅田凡乃(ひろかず)によるダンス用の曲『Hey Lady! ~Cabaret
Starに首ったけ~』も安っぽくて良かったし、あさづきかなみの振付も問題なかっ
ただけに、あの衣装だけは残念だった。ま、僅かな減点だけどネ。他に、長谷
川リカ役の栗山千明の表情も、個人的には見てて辛いんだけど、あれは好き
な人も結構いそうだから、まあいいや。
で、他はもう、ほとんど全てOK☆ まず、矢代平太役の松田龍平が文句無く
良かった♪ 今まで見たことがないし、弟の松田翔太の演技はあんまし評価
してない(存在感やルックスは別)から、どうせ兄貴もダメだろうと思ってたの
に、そんな先入観は最初の数分で吹っ飛んだ。渋い! いい味出してるねぇ☆
胡散臭いけど憎めない、怪しいキャバレーのスカウトマンを見事に演じてた。
喜多のカバンを持ち逃げしようとした茶髪男=与田良一(丸山智己)を追いか
けるアクション・シーンも、走り方、コケ方、乱闘、すべて問題なかった。カメラ
ワークや演出のおかげもあるだろうけどね。
ま、そうは言っても、やっぱり偉大な俳優だった父親・松田優作に対するコン
プレックス(=複雑な思い)はあるはず。それをヒネった形で示してたのが、
タクシーのシーンだ。喜多善男(小日向)が羽田空港からモノレールに乗って、
どこかの駅で降りると、雨男にふさわしい土砂降り。そこで、順番待ちを乱す
平太に喜多が注意して、タクシーに連れ込まれてしまう。車の後部座席で平太
は、「何だ、あれ!」、「何、それ!」と無意味に指差して、騙された喜多に爆笑。
あの指は、平太が喜多を導くことを暗示すると共に、ピストル=死をも意味して
る。でも奇妙な台詞の連発は、明らかに父・優作の名セリフ「何じゃ、こりゃ!」
を意識したものだ。「これ」の代わりに、「あれ」と「それ」を使ってるわけ。実際、
その直後に平太は「親父」の話を突然持ち出して、「オレはファザコンじゃねぇ」
なんて奇妙な台詞まで口にしてた(後のシーンでも「親父」が登場)。
つまり、この辺りは父・優作に対する龍平のファザー・コンプレックスを示すと
共に、ちょうど父親みたいに年が離れた喜多に対する平太の奇妙な執着をも
ほのめかしてるわけだ。念のために補足しとくと、しばしば「劣等感」を表す言
葉として使われる「コンプレックス」は、本来はより広く「複雑なもの」一般を指
す心理学的用語であることに注意しよう。
ともかく、初めて見た松田龍平は、演技も使い方も良かった☆ ウィキペディア
で調べると、これまでほとんど映画の世界にいた、かなり評価が高い俳優なわ
けね。去年のNHK『ハゲタカ』が連続ドラマ初出演だったのか。あれなら、今後
の活躍も約束されてるようなもんでしょ☆
あと、全く予想外だったのは、元アイドル・宵町しのぶを演じてた吉高由里子。
いいじゃない♪ 上手、上手☆ 『月刊TVnavi』の写真より、実物の方が魅力
的なルックスだったってこともあるけど、モデル出身の19歳であれだけの演技
ができれば十分でしょ。ハマリ役なのかも知れないな。すぐ調べると、2006年
横浜映画祭・最優秀新人賞で、今年はNHK大河ドラマ『篤姫』にも於哲の役で
出演。映画『夕映え少女』『蛇にピアス』でも主演が決定してるらしい。ホホーッ。。
19歳っていうと、堀北真希や戸田恵梨香と同い年なのか。芸歴でかなり負け
てるし、アイドル的ルックスでも負けてるだろうけど、とりあえず順調な滑り出し
でしょ。地味な名前も一発で覚えたし、陰ながら応援しよう。ま、10万円出して
お茶しようとも思わないけど、3万円なら・・・いやいや、そうゆう事言ってちゃダ
メだよな。こっそり思うだけにしとこっと。金さえあれば、ネクタイを緩めたり締め
たりもしてもらえるわけね♪
☆ ☆ ☆
ところで今回の記事の冒頭に持ってきたのは、ギルバート・オサリバンの72年
の世界的ヒット曲『Alone Again』(アローン・アゲイン=また1人ぼっち)。喜多と
しのぶが、平太の取り計らいで会ったシックなナイトクラブで流れてた曲だ。あ
のシーンが今回最大の注目ポイント☆ 撮影に使われた「COTTON CLUB」
は、2005年10月から営業開始したばかりの新しいジャズクラブで、名前はア
メリカの有名クラブから取って来たもの。
あの時ピアノを弾いてたのが、おそらく音楽担当の小曽根真(おぞねまこと)だ
ろう。ボストン・バークリー音楽大学を主席で卒業 カーネギー・ホールでソロ・
リサイタルを行い、米CBSと日本人初のレコード専属契約を結ぶ。ゲイリー・
バートンとのデュオではグラミー賞にノミネート・・・っていう、ものすごい経歴の
持ち主で、テーマ曲も担当。歌手はエンドロールのTIFFANYでいいのかな。
検索すると一応それらしきジャズ歌手がいるけど、全部大文字って所と全身の
外見がちょっと自信ない。。
それはともかく、あの曲の歌詞の「翻訳」が目に留まったわけよ。もしあれが単
なる翻訳だったら、JASRAC(ジャスラック=日本音楽著作権協会)がうるさそ
うだから、冒頭に丸ごと掲載したりはしなかった。あれはフツーの翻訳じゃなく
て「超訳」、かなり解釈の入ったドラマ独自の要約みたいだから掲載したのだ。
エンドロールに取り立てて訳者の名前が無いことを見ると、脚本の飯田が書い
たのかな。元の歌詞はかなり含みのある内容だから、この訳し方(or 約し方)
にドラマの主張が表れてることになる。
短縮して再掲すると、「もし僕がこのままずっと 辛い日々を過ごすなら・・・・・・
塔にのぼって 身を投げるのさ そうすればわかるだろう 絶望がどんなものか
やじ馬が騒いでいる・・・・・・やがてみんな去り 僕はひとり また孤独に戻った
だけさ」。曲調はわりと明るいのに、この文だけをフツーに読めば自殺の歌詞
だ。つまり、喜多のテーマ曲ってこと。ただし、「もし」って形の仮定になってるこ
とを考えるだけでも、喜多が死ぬとは限らない。そもそも「喜び多き善人な男」っ
ていう「めでたい」名前だし、ドラマの副題も「世界一不運な男の、奇跡の11日
間」だ。むしろ結局、喜多は「奇跡」的に自殺を止めると考える方が自然だろう。
実際、初日の展開が既に「奇跡」的で、まるでドラマみたいだった♪
それでも、初回の印象深いシーンでハッキリこの超訳を示したことを考えると、
自殺にはつながらなくても後のストーリーにつながる伏線と考えるのが自然だ。
つまり、喜多は「塔にのぼって身を投げる」のだ。おそらく、最後まで何度も。
そう考えると、タイトルバックは無視したいけど、冒頭で枯れ果てた奇妙な世界
(日清カップヌードルの昔のCMもどき)に落ちていくシーンや、ナイフ男が侵入
したマンションの上の方の部屋がすぐ目に浮かぶ。「人生のピーク(=頂上)」っ
て言葉も思い出す。
さらに意味深なのが、喜多が11年前に離婚した鷲巣みずほ(小西真奈美)の
カウンセリングのシーン。なかなかカウンセラー(江崎達夫かな?演じたのは
岩松了)に喋ろうとしないみずほが1人でいじってた箱庭(言葉の代わりをする
象徴表現)に、動物やボートと共に灯台が置かれてた。すると、いずれ喜多が
灯台から身を投げることも予想できるだろう。
さらに、突っ込んでみる。今回のサブタイトルは「第1日目 臆病な奴が死ねる
のかよ」。これは平太と喜多のやり取り──「臆病な奴が死ねんのかよ」「臆病
だけど強情なんです」──から喜多ものだ。折角、都合よくマンションから転落
しそうになったのに、必死にベランダにつかまって「助けて!」と言ってしまった
臆病者の喜多に対して、「ネガティブ善男」(=喜多のネガティブな心)が嘲笑し
てた。まだ1日目なんだから、死を避けるのは別におかしくもないんだけど、喜
多が普通の人間並みに「臆病」なら11日後も「身を投げる」のをためらうだろう。
ただし「強情」だから、死ぬ考えは変えようとしない。すると、最後も今回同様、
臆病さでためらってる内に「塔」からたまたま転落するんじゃないかな。実際、
手のひらに11という傷ができたのは、11年前に死んだ友人・三波貴男(今井
雅之)の墓参りに長崎へ行った時、階段でたまたま転落したためだった。また、
冒頭の喜多の空想でも、結婚式の階段でたまたま転落。さらに、自殺を決意
した大きなキッカケになったのは、たまたま知人・樋口悟の金銭消費賃借契約
書の連帯保証人になったことによる人生の転落。おまけに宵町しのぶとの最初
の出会いも、喜多がたまたま転倒したからだった。転倒とは、重心が1m前後
低くなる小さな転落だ。
では、最後にたまたま転落した後、喜多はどうなるのか。それを考える上で興
味深いのは、今回出た「パンダの箱」。いや、パンドラの箱だ。ギリシア神話で
神が人間界に送り込んだ初めての女性とも言われるパンドラ。ギリシア語で
「全ての贈り物」という意味の名前の彼女が、開けてはいけないと言われてた
箱を好奇心で開けてしまうと、中から様々な災い(病、悲しみ、罪、etc)が飛び
出して来て、最後に箱に残ってたのが希望だったとよく言われる。これだと、
喜多は最後に希望を持って生き続けるっていう予想につながる。
ところが、所詮は神話だから、いろんなヴァージョンがあるし、解釈もさまざま。
似たような話は、『ホタルノヒカリ』の『猿蟹合戦』の時にも書いた。実は、最後
にパンドラの箱に残ってたのは何なのか、ハッキリしないらしい。この辺りの曖
昧さや多義性を考えると、喜多に「希望」が残るとは限らず、むしろ「絶望」かも
知れないのだ。少なくとも負の可能性の方を、歌詞の超訳は示唆してる。
という訳で、初回から大胆に予想を立てておこう。喜多は、「快楽と犯罪」に満
ちた奇跡の11日間を過ごした後、たまたま転落して(orしそうになって)、結局
は生き残る。ただし、希望に満ちた明るい人生へとつながるわけではない。
「やがてみんな去り 僕はひとり また孤独に戻っただけさ」
☆ ☆ ☆
あ~、サラッと軽く書くつもりだったのに、かなり真面目に書いてしまった。まだ
本格的レビュー決定でもないのになぁ。。この後に登場する深キョン&クドカン
の『未来講師めぐる』や亀梨の『1ポンドの福音』に回す時間が大幅に削られる
ことになっちゃったわ。ちょっと失敗したか。いや、面白かったし、やり始めると
なかなか止まらなくてね。これがマニアの性(さが)。。
とにかく、今期レビューする1本は『喜多善男』になる可能性がかなり高まった。
見続けるだけなら、ほぼ決定。原案の『自由死刑』も買っちゃったから、ネタバレ
に注意しながら少しずつ読み進めるつもり。レビュー決定なら、原作記事も当然
書くつもりだ。『華麗なる一族』の原作の時みたいな、うっかりカバーの後ろの説
明を読むなんて失敗はしないように、注意しよっと♪ ま、出だしだけ読んだ感
触だと、脚本やドラマとは相当違ってるみたいだけどね。
はたして、『未来講師』や『1ポンド』の逆襲なるか。乞うご期待!
ではまた、機会があれば。。☆彡
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P.S.保険調査員の杉本マサル(生瀬勝久)は、冷静沈着な性格って話だった
のに、いきなり平泉成(ひらいずみせい=『華麗』の一之瀬工場長)の物
真似かよ! 杉本について、みずほが秘書の森脇大輔(要潤)に短く説
明する時、表情を変えずに「物真似は下手ね」と言ったのが笑えた♪
茶髪男には100点満点の3点とか言われてたし、今後も下手な物真似
シリーズが続くのを期待しよう☆
P.S.2 喜多が妙にこだわってたカレー。お母さんが作ってくれた、ターメリック
とクミンが標準量で、コリアンダーが少なめで、チリパウダーと生姜が
多めで、カシューナッツの代わりにピーナッツを使ったものがこだわり
の一品みたいだけど、今後どう使うのかね。来週、お母さんと会う時
に食べるだけじゃ、つまんないし。結局、喜多が平太っていうパンドラ
の箱を開けたのは、中村屋のインドカリーに誘った瞬間ってことかね。
ま、個人的には、カレーよりスッチーの方が気になったけど♪ やっぱ
ナースやキャバ嬢より上だな。花嫁となら同格か。。
P.S.3 カウンセラーが読んでたのは、ロシアの文豪・ドストエフスキーの代表
作『カラマーゾフの兄弟』。『罪と罰』なら読んだけど、こっちは読んで
ないんだよな。ドラマで使ってたのは、1年ほど前に出て異例のヒット
になった亀山郁夫の新訳(光文社古典新訳文庫)。島田雅彦とカウン
セラー役・岩松了の2人が外大のロシア語学科ってことを考えても、
何かありそうな感じだ。でも、長いから読むのはダルイなぁ。。
P.S.4 山崎まさよしの主題歌『真夜中のBoon Boon』、第一印象としては
まあまあかな。耳に馴染むと、もっと良く聴こえるかも。
P.S.5 転落 or 転倒ってことで考えると、平太が追跡シーンで転倒したのも
意味ありげだ。父と子の複雑な関係ってことを考えても、父=喜多が
転落するのなら、子も転落することは十分考えられる。もちろん、その
仕方は同じじゃないだろうけどね。
P.S.6 来週、平太が喜多を保険に入らせるわけか。それで、杉本との関係
がさらに深まるのね。平太が保険金を騙し取って、莫大な借金を抱
える恋人のOL・リカに渡す狙い。でも、リカの借金って何? あと、非
常階段でリカが平太に詰め寄ってたシーンは何だったのかね。何で
喜多の自殺願望にあれほど怒ってたのかも分からないし、とにかく、
リカもみずほも、何者なのか「さっぱり分からない」♪ リカと親しい
人間が借金残して自殺(or 未遂)って話だと、平凡すぎるけど。。
P.S.7 喜多が初めて色紙にサインしたのを思い出して平太に話すシーンは
微笑ましかった。「明るい未来~♪」、「生きる希望~♪」。女の子6
人組のバカッぽい可愛さもイイ。おそらくあれは、軽い伏線だと思うな。
ちなみに、あの店を喜多は「キャバクラ」と呼んでたけど、むしろキャ
バレーのはず。意図的にピント外れにした台詞だろうけどね。
P.S.8 カウンセリングのシーンは、エンドロールに医療監修とか出てなかっ
たから、細かく見ると眉唾ものかも知れない。夢で11年前のキスが
出てきて苦しむって話は、精神分析的に見えなくもないし、『自由死刑』
の冒頭には「精神分析」って言葉も登場してる。でも、フロイト派の精
神分析にしては話の流れが安っぽかったし、なぜか箱庭療法も混ざっ
てた。いずれにせよ、「アメリカナイズ」されてるしのぶは今後もカウン
セリングに通うんだろうから、注意して見ることにしよう。
P.S.9 喜多は11月11日生まれ、名簿は小中高と11番。結婚、離婚、友人
喪失は11年前。墓参りでこけて出来た傷も11。死ぬ予定なのは11
日後(ちなみに原作は7日後みたい)。これだけ11を強調したからに
は、たとえ低視聴率でも10回や9回で打ち切れないネ。
初回は12.7%で、ボチボチの数字。さて、10%保てるかな。。☆彡
cf.母を抱擁するマゾヒスト~『あしたの、喜多善男』第2話
服のない人生はない~『あしたの、喜多善男』第3話
魂の道の永遠性~『あしたの、喜多善男』第4話
善悪の混沌への誘い~『あしたの、喜多善男』第5話
父殺しへと向かったファザコン~『あしたの、喜多善男』第6話
偶然という名のふれ合い~『あしたの、喜多善男』第7話
束縛された愛の喜び~『あしたの、喜多善男』第8話
死ぬ自由より、生きる不自由~『あしたの、喜多善男』第9話
つながり合う心と心~『あしたの、喜多善男』第10話
生へとつなぎ止める他者~『あしたの、喜多善男』最終回
『あしたの、喜多善男』最終回、原作『自由死刑』との比較
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吉高由里子のフェチドラマ『紺野さんと遊ぼう』に期待☆