ジャニーズ事務所が元SMAP3人に圧力?、公正取引委員会が「注意」&プチジョグ

(17日)JOG5km,25分31秒,平均心拍137  

 消費エネルギー232kcal(脂肪58kcal)

  

全然違う話を書こうとしてたのに、ネット中にこのニュースが溢れてたから、予定変更。確かに、色んな意味で興味深いので、一応書いとこう。

   

誤解されないよう最初に言っとくと、少なくとも今の時点で、必ずしもジャニーズ事務所が悪いとは思ってない。ただ、今回の「注意」や報道がテレビ界を動かす可能性は十分あるし、それでいいとは思う。

    

    

    ☆       ☆       ☆

以下、五大・全国新聞のサイトのニュースを順に見て行く。7月17日23時ごろの時点で、日経を除く4社ではトップニュースになってた。

  

まず、部数で首位の読売新聞から。元SMAP出演しないよう圧力か、ジャニーズ事務所を公取委注意」。

    

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「テレビ局などに対し、番組に出演させないよう求めていた疑い」、「独占禁止法違反(不公正な取引方法)につながる可能性」と書いてるが、まだ「関係者の話」だから、正確な報道とは限らない。

   

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次に、朝日新聞。ジャニーズに公取委が注意 元SMAPテレビ出演めぐり」。朝日は普段、「新しい地図」の3人を大きめに扱ってるけど、今回の記事は一番控えめで冷静。「違反行為は認定できなかった・・・未然防止のための注意」と書いてる。これも、「関係者によると」。

    

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続いて、日経新聞。ジャニーズ事務所を注意 元SMAPメンバーの起用妨害か」。「妨害」という言葉はキツイけど、経済新聞としては、不公正な経済活動に厳しいということか。

   

   

    ☆       ☆       ☆ 

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一番素早くこだわってたのは、朝日よりリベラル色が強めの毎日新聞。「元SMAP出演に圧力か 公取委、ジャニーズを注意」。この記事以外にも、2本の記事を並べてた。「なぜテレビに出ないの?」、「テレビ局幹部・・・圧力ないが過剰にそんたくはあったかも」。

      

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最後は産経。ページ上段に、赤字の速報まで出してた。別記事の見出しでは、「ジャニーズ『圧力』 民放関係者『忖度あったのか・・・』」。芸能事務所に対するこの種の注意は、これが初めてとのこと。「圧力をかけた疑いがある」と書いてる。

    

5紙を読み比べると、ビミョーに内容が異なってるけど、どれも「関係者」への取材によるもの。ほぼ同時だから、記者クラブみたいな所で準公式のリークが行われたということか。今回、ジャニーズ事務所の対応は非常に速くて、報道から1時間程度(?)でお知らせを掲示。

  

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「事実はなく・・・行政処分や警告を受けたものでもありません」。「調査を受けた」だけにせよ、今後は「誤解を受けないように留意」するそうだから、テレビ局も稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人を使いやすくなるはず。ちなみに、3人の事務所カレンにはまだ動きは無し。ジャニー喜多川も実力を認めてた飯島氏は、報道を見て微笑んでると思う。

   

それにしても、ジャニー喜多川の家族葬が終わって間もないタイミングでこのニュースというのは、「関係者」も忖度したわけか。まあ、リークを急ぐ必要もないし、こちらの忖度は社会常識的にありだと思う。控えめな私も、常に読者に忖度しながらブログ記事を書いてるのだ♪

   

ともあれ、今後の続報や変化に注目しとこう。ちなみに、1本の記事で一番詳しく書いてたマスメディアは、意外なことにNHKオンラインだった。

  

  

   ☆    ☆    ☆

最後に一言、昨日の走りについて。10km走る予定だったのに、上のジャニーズ情報を集めるのに追われて、雑用ジョグ5kmになってしまった (^^ゞ これは事実としてダメだから、自分に警告しとこう♪

   

雑用ジョグにしては、わりとスピードが出てて、トータルでは1km5分06秒ペース。出てない? あっ、そう(笑)。いや、久々に暑かったし、こんなもんでしょ。気温23.5度、湿度95%、風速1mの悪条件。いよいよ梅雨も終わりかな。

  

心拍計は最初ちょっと変な動きをしてたから、補正した。ではまた明日。。☆彡

   

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    時間  平均心拍  最大

往路(1.2 km) 6分53秒 119 132

LAP 1(2.2) 10分58秒 142 153

復路(1.6) 7分41秒 145 156

計 5km 25分31秒 137(76%) 156(87%)

   

         (計 1713字)

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元・頭脳王、現在は東大王の水上にも文春砲・・&プチジョグ

(10日)JOG 6km,31分55秒,平均心拍135  

 消費エネルギー269kcal(脂肪73kcal)

    

偶然なのか、必然なのか。ジャニー喜多川の訃報の直後、大々的な報道に隠れるような形で、文春砲が小さく炸裂した。案外、週刊文春としてもちょっと遠慮したのかも。相手はまだ一応、学生だし。

    

ウチとしても、記事に書くかどうかビミョーな所だけど、先月、新・頭脳王に対する文春砲を書いたから、前の頭脳王を書かないのは気が引ける。河野と比べると、水上の方が遥かにテレビ芸能の世界で活躍してるのだから。まあ、私自身は単なる日テレ『頭脳王』ファンだから、明らかに後追い企画のTBS『東大王』は一度も見てないけど。日テレが『京大王』か『阪大王』を放送したら見る♪

    

   

   ☆     ☆     ☆

さて、東大医学部のクイズ王・水上颯に文春砲がさく裂して半日ほど経過。本人twitterは閉じられてないけど、更新はストップしたまま。インスタグラムも同様で、どちらも少しだけ(?)コメントが付いてる。一部だけ承認したということか。正統派美人の東大王仲間・鈴木光のインスタも沈黙中。嵐が収まるのを静かに待つのみ。

      

水上は事務所経由で、週刊文春の報道の半分以上(交際期間、中絶関連)を否定してるようだけど、LINEのやり取りの画像を3枚も公開されてしまうと苦しい。今すぐ、本当の事は認めるのが「正解」だろう。録音まで出てきたら致命傷になる。そんな計算、クイズ王&受験王ならすぐ分かるはず。

   

そもそも最近はMeToo運動が話題だから、男は分が悪いのだ。「この部分は違う」とかいう部分否定も、強気で口にする時ではない。その意味で、事務所(ワタナベエンターテインメント)の反論は逆効果だ。「十分な取材を尽くさぬまま、明確な根拠なく・・極めて遺憾」。

   

   

    ☆     ☆     ☆

ちなみに私は今でも、河野も水上も恐ろしく優秀な頭脳王だと思うし、あの年頃の超勝ち組男子が陥りやすい落とし穴に見事にハマった姿は、ちょっと気の毒で哀れだとも思う。もっと気の毒なのは、TBSのスタッフと、彼を準財団生に選んだ孫正義育英財団。

   

ただ、2人ともしばらくは静かに事後対応に専念すべきだろう。番組の『東大王』について、ツイッターを見渡すと、昨日の7月10日分は(一部地域を除いて)普通に放送されたみたいだけど、編集や対応が間に合わなかっただけかも。来週の放送がどうなるかで、本人・事務所・テレビ局の自信の度合いが分かる。

        

私はしばらく、水上を休ませて放送するのがベストだと思う。とりあえず、単なる一般男性としても「他山の石」。自分の身に置き換えて、行動には注意しよう。まあ、文春砲には全く相手にしてもらえないけど。

   

    

   ☆     ☆     ☆

最後に一言、小市民の走りについて。昨日は仕事に夜中まで仕事に追われてたから、6kmジョグだけで精一杯。わりと涼しかったから、大損した気分。まあ、前日の14km走の疲れが脚の付け根に残ってたから、ちょうど良かったかも。

    

やっつけ仕事みたいに適当に走って、トータルでは1km5分19秒ペース。遅っ! 気温19度、湿度80%、風速2m。途中で心拍計が動かなくなったから、補正した。ではまた明日。。☆彡

   

   

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    時間  平均心拍  最大

往路(1.2 km) 6分56秒 120 144

LAP 1(2.2) 11分51秒 134 149

復路(2.6) 7分19秒 144 156

計 6km 31分55秒 135(75%) 156(87%)

   

        (計 1417字)

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ベールに包まれたカリスマ、ジャニー喜多川(喜多川擴)氏、安らかに・・&14km走

(9日)RUN14km,1時間11分26秒,平均心拍145

消費エネルギー 665kcal(脂肪140kcal)

   

AI&ビッグデータのおかげなのか、最近はマイクロソフトの日本語入力ソフト・MS-IMEの性能が急激に上がってる気がする。漢字に限らずカタカナも含めて、単語を入力する時、半分くらいでもう変換できることがよくある。

   

もちろん、ユーザーの使用歴によって学習状況が違うのだろうけど、現在の私の場合、「じ」と入力した時点で早くも「ジャニー喜多川」が出る(変換候補2位)。一方、「きたがわひろむ」と最後まで入力しても、「喜多川擴」には変換されない。ただ、「ひろむ」で変換候補を探すと、20番目くらいに「擴」が登場。私は初めて見た人名漢字だけど、それほど珍しくもないわけか。サンスポは普通の「拡」という漢字を使用

   

「John Hiromu Kitagawa」という英語(アルファベット)表記が本当に正しいのかどうかも、まだハッキリしない。いつものように、ネット上にはウィキペディアのコピペが溢れてるわけだが、ウィキの表記には出典がついてない。私が自分で英語検索をかけても、信頼できそうな情報は(ほとんど)見当たらない。ということは、普通のマスメディアはおそらく意図的にこの表記を避けてるわけだ。。

   

        

     ☆     ☆     ☆

というわけで、稀代のカリスマ・プロデューサー、ジャニー喜多川氏は最後まで「ベールに包まれた」まま、逝去した。ちなみにこの紋切り型のフレーズは、週刊女性の記事(超レアな写真付き)の見出しより。古い昭和的表現だけど、これ以外にしっくり来る表現が見当たらない。「謎」だと強すぎるし、「闇」という言葉だとネガティブ過ぎると思う。

 

昭和から平成にかけて、裁判も含め、彼には色々な話があった。ただ、それを凌駕するだけの実績があったからこそ、ほとんど負の側面は語られないし、写真さえほとんど出回らない。その意味では、首相や大統領よりも上、「神」秘的教祖。時代に恵まれた側面もあるけど、幸運を呼び寄せて開花させるのも才能のうちだ。(注.朝日新聞・7月10日朝刊は、週刊文春セクハラ記事の重要な部分が真実だと裁判で認定されたことを記載。)

                  

一代でと言うより、かなりの部分は1人でジャニーズ王国を作り上げて、日本と東アジアに君臨。それでいて、自分はほぼ完全に裏方に徹したまま。昔のアイドルの一部を除くと、明らかに所属タレントにも愛されてる。近づきがたい社長ではなく、身近な「ジャニーさん」と「ユー(You)」の関係を続けて来た。

   

私が訃報を知ったのは、昨夜23時35分ごろ(?)、テレビで日テレの『news zero』を見始めた時。有働由美子アナが厳粛な口調でニュースを読み上げてたから、ちょうどマスコミ各社に事務所のファックスが届いた直後だったんだろう。こんな感じの2ページのFAXだ(朝日新聞デジタルより縮小コピペ)。有働アナもほぼ同じ文を読み上げてたと思う

   

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「最愛の子供達の愛に包まれながら、2019年7月9日午後4時47分、ジャニー喜多川は、人生の幕を下ろしました」。

 

ちなみにこの公式プレスリリースにも、「代表取締役社長ジャニー喜多川」と書いてるだけで、本名は書かれてない。

  

    

   ☆     ☆     ☆

『zero』だと、ジャニーズの人気グループの映像が次々に流れる中、注目のアイドルの映像がなかなか流れない(私の見落としかも)。やはり流せないのか・・と思ってたら、確か一番最後にようやく、SMAPが登場。『世界に一つだけの花』。ジャニー氏は、事務所を去った3人に対しても、「僕は応援しますよ、今までと同じように」と笑みを浮かべたそうだ(デイリー)

    

ジャニーズを代表するSMAPの特別なメンバー、キムタク=木村拓哉は、中国版ツイッター・Weibo(微博)で中国語の短いメッセージを送ってた。なぜか、つぶやきの順番が上から3番目になってることもあって、これが公式サイトなのかどうか自信がない。内容的には合ってると思う。

   

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 簡体字をフツーの繁体字に変換すると、

Johnny桑,一直堅持領跑至現在,希望您可以好好休息,拓哉

  

ほぼ元の語順のまま、中国語を直訳すると、

ジャニーさん、ずっと 続けました リードすることを 現在に至るまで、

 希望します あなたが出来ることを ゆっくり休む 拓哉

   

というわけで、普通の日本語だと、意味は

「ジャニーさん、あなたは今までずっと走り続けて来ました、どうかゆっくり休んでください、タクヤ」

ということになる。

  

1962年の創業以来、半世紀以上のエンターテインメント人生に、謹んで合掌。どうぞ、安らかに。。

   

    

   ☆     ☆     ☆

最後に、単なる一般市民の走りについても一言。1日休んだ後、昨日は14km「も」走ったから、かなりしんどかった(笑)。いや、この程度の距離でさえ、3週間前のハーフジョグ以来だったもんで (^^ゞ

    

完走の自信がイマイチ無かったから、中盤まで抑えて走って、終盤は1km5分ペース。トータルでは、1km5分06秒ペースで終了。意外と速いな・・と自己満足してしまう辺りが深刻だったりする♪ 気温19度、湿度85%、風速1.5m。最近にしては涼しい方だけど、実感としては十分蒸し暑かった。

  

心拍計は途中で3分くらい反応しなくなったけど、その後、復活、少しだけデータを補正した。あらためて諸行無常の世の中を感じつつ、ではまた。。☆彡

    

       

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     時間  平均心拍  最大

往路(2.4 km) 13分00秒 129 140

LAP 1(2.1) 11分10秒 141 148

 2    10分58秒 146 158

 3    10分58秒 147 154

 4    10分33秒 151 156

復路(3.0) 14分46秒 152 158

計 14km 1時間11分26秒 145(81%) 158(88%)

   

       (計 2365字)

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強敵エボラと手をつないで仲良く生活、「衛生仮説」の功罪~『インハンド』最終回

2回見て初めて良さが分かるドラマというのは、時々ある。『インハンド』最終回もそのタイプ。なるほど、じっくり見直して初めて、繊細な作りの作品だと納得できた。

    

最初にTVerで軽く流し見した時は、前半の急ぎ足の展開が気になったし、中盤のタイムカプセルと出産のシーンもしっくり来なかった。村の封鎖を解除した直後、大勢の人が喜んで村に駆けつけるのを見ても、福島の重い現実を思い浮かべてしまう。放射能・放射線に関する安全性が公に確認された後でも、海水浴場はガラガラのままだったし、住人の多くも帰らないわけだ。

   

放射線被ばくによるガンは5年~10年後で、仮にかかったとしても死亡率は半分程度。それに対して、ドラマの新型エボラは感染(発症)5日でほぼ100%死ぬとされてたし、外から防護服なしで訪れた人達が、あらかじめ新ワクチンで免疫を獲得してたという設定もない。笑顔で手をとりあう姿を見ても、テレビドラマは本当にハッピーエンドが好きだなと思った程度。

   

世界的に色々な議論や問題(後述)がある「衛生仮説」の使い方も、ここまで折角、注意深く距離を取って来たのに、最後の決定的展開で突然、無条件の肯定、絶賛の形になってる。

   

ただ、別の箇所に目を向けると、吉田康弘の脚本、平野俊一の演出、美術スタッフの労作には優れた部分も多かった。既にドラマ放映から5日経ってるので、フツーの事を書いてもほとんど意味はない。誰も書かないような、細か過ぎて伝わらないマニアックな点に絞り込んで行こう。

   

   

     ☆       ☆       ☆

最終回のあらすじは、前半と後半で大きく分かれてた。前半が、新型エボラへの苦戦。後半が逆転劇で、ドラマ最終回の構成の典型パターン。新聞のテレビ番組欄には、「絶体絶命から奇跡の大逆転!!未来は僕たちの手の中に」とそのまま結末が書いてるから、もうストーリーを追う必要はない。美青年の顔だけ見てればいいのだ♪ コラッ!

   

美園(石橋杏奈)の出産がストーリーの転回点。大勢の死亡の暗闇の中で、希望をもたらす1人が誕生する。まず、美園の逆子の子ども。局所麻酔(硬膜外麻酔、腰椎麻酔)らしくて、母親の意識があるまま帝王切開して赤ちゃんを取り出すシーンには驚いた。私は小心者だから、全身麻酔をお願いしよう♪ 男だろ!

         

この時、別の希望も1人、誕生する。それは、主役としての安家・・じゃなくて高家(濱田岳)。経験のない手術に挑戦する際、紐倉が助手に回ったのは偶然ではないし、単なる親切とか友情でもない。その後の高家の大活躍へのフラッグ(旗印)、伏線になってるのだ。

  

彼が、新型エボラに感染して発症しても死なない初めての患者になったからこそ、紐倉のワクチン製造も可能になった。美園に対しては救「生」主。日本や世界にとっては、救世主。

    

  

      ☆       ☆       ☆

高家が救世主になれたのは、偶然ウイルスが突然変異で(?)弱毒化してたから。そして、母ちゃん(宮崎美子)が作った有機野菜の漬物その他を食べて育ったおかげで、免疫機能が高まってたから。

     

まず、高家に感染した、たまたま運良く弱毒化してたエボラウイルスについて。紐倉は、普通の新エボラ(ニューエボラ=ニューボちゃん)と高家のエボラの遺伝子を比較してた。下図はDNAかRNAの塩基配列で、上側の「Query」(照らし合わせるための元のデータ)と、「Takaie」(高家のデータ)を横にズラッと並べてる。

  

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すると、まず上図の赤枠部分、125番目~127番目が異なってたのだ。普通は「CAT」(シトシン・アデニン・チミン)なのに、高家のエボラは「GTA」(グアニン・チミン・アデニン)となってる。一致してない箇所は、上下に伸びる縦線でつながれてない。他にも、335番目~337番目が異なってた(「AAA」と「TTT」)。

   

   

    ☆       ☆       ☆  

一方、人糞肥料・・じゃなくて有機野菜で育まれてた、高家の免疫機能の核心。抗血液凝固作用を発揮するらしい、NAPc2タンパク質。

   

紐倉が熟読してプリントアウトしてた医学論文に書かれてた。「Current Developments in Ebola Virus Outbreak and Treatment in West African Countries」、西アフリカ諸国のエボラウイルス大発生と治療における最近の進展

      

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そこには、小見出しとしてこう書かれてた。「Potential Treatment for Ebola Virus Using Necator Americanus Derived Anticoagulant Protein rNAPc2 ── a study in Macaca fascicularis」。アメリカ鉤虫(こうちゅう)由来の抗凝固蛋白質rNAPc2を用いたエボラウイルス治療の可能性 ── カニクイザルにおける研究。 

   

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これ、どうも本物の医学論文や医学研究が元ネタになってるようだ。ちなみに寄生虫監修は嘉糠洋陸・春木宏介、医療監修は林宗博。Google検索で見つけたのかも♪

  

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    ☆       ☆       ☆

ただし、紐倉と入谷がこだわってた肝心の「衛生仮説」というものは、一部のアレルギーに関しては認められてるようだけど、エボラどころか、そもそも信頼できそうな医学研究が少ない。そのわりに個人サイトがヒットしてしまう状況が、この仮説のビミョーさを表してる。それ自体はトンデモではないけど、トンデモ系とつながりやすい考え方。

           

英語版ウィキペディアの「Hygiene Hypothesis」(衛生仮説)の項目を見ても、最初の要約部分のラストに注意書きがあった。「The hygiene Hypothesis does not suggest that having more infections during childhood would be an overall benefit」。衛生仮説は、子ども時代により多くの感染をした方が全体的な利益となる、などとは示唆していない。もちろん、出典付きの記述。

     

要するに、どんな細菌・寄生虫・ウイルスとどのくらい、どのように触れるかがポイントだし、ある病気には有効でも、他の病気に関してはマイナスの作用を及ぼす可能性がある。おまけに長期の複雑な統計データが大量に必要だから、そもそも調査・研究するのが大変。

  

さらに、英語版ウィキは注意を促してる。衛生仮説には勘違いがしばしばあって、例えば手を洗わない方がいいとか思ってしまうのはマイナス。

  

実は、誰一人ツイートしてないようだけど、衛生仮説を唱える日本で最も有名な寄生虫学者は、藤田紘一郎という人だ。明らかに、インハンドの山Pのモデルと言っていい・・と書いとくと、1年に2つくらい検索アクセスが稼げるかも♪ 少なっ!

   

で、この有名な変わり者の学者。昔はあちこちで見かけたのに、最近見なくなったと思ってたら、薬事法違反(の手助け)の容疑で2014年に書類送検されたらしい。プロポリスの単なる健康食品が、がん細胞を死滅させるという宣伝に加担したとの疑い。不起訴にはなったものの、衛生仮説とかその信奉者に対する信頼をやや損ねる出来事だと思う。

   

   

     ☆       ☆       ☆

衛生仮説に注意を促したところで、最後は、これまた(ほとんど)ツイートが見当たらない、海外(アジア)のジャングルの「貝」について♪ 細かっ!

   

見逃しがちな最後のカットをよく見てみよう。内閣総理大臣顕彰を断った天才・紐倉(山下智久)が、嬉しそうにピンセットでつまんだ黒っぽい塊。これ、本当に貝に見えるだろうか?

     

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初回ですぐ指摘したけど、やはりこれは日本初(?)のスカトロ・ドラマなのだ(笑)。しかもジャニーズ屈指のイケメンが主役♪ エッ、屈指じゃなくて断トツ? ハイハイ(笑)。とにかく、菜々緒の「う・こ」で始まって、海外の清流のアレで終了。エボラ退治に大活躍したのは有機野菜だし、エッジの効いたストーリーだった♪

    

フィールドワークに来たという口実で高家に会いに来た紐倉。最後のセリフは、「さあ出ておいで。小さな虫たち」♪ 貝の外見と「小さな虫」という言葉からは、アレとは別の裏の意味も解釈できるけど、示唆するだけに留めとこう。昔はそこまでズバリ書いてたけどね(笑)

   

   

     ☆       ☆       ☆

衛星・・じゃなくて衛生仮説に注意が必要だということは、言い換えると、他者と仲良く接するのはなかなか難しいということでもある。

   

瀕死の状態の高家と手をつなぐシーンで、防護服の紐倉はちゃんと手袋をはめてた。臨機応変に、多少の距離を取ったうえで、手をつなぐこと、他者とふれ合うこと。これこそ未来に向けての『CHANGE』、変化にとって重要なのだ。

   

感染したサルを山に放つ「ような」実験的行為の科学的な是非については、もう省略。「所詮 人間 猿みたいなもん」。「深く考えすぎて 答え見失う」ようではダメなのだ♪ エッ?、作詞は「Tomohisa Yamashita」なの? たまたま同姓同名の作詞家がいたわけか(笑)

    

トモあれ、カメレオンみたいに仮面だけ変えて自己防衛するんじゃなくて、自分と世界そのものの変化に向けて、強く踏み出そう。最悪のエボラを弱毒化して、ニューボちゃんワクチンに変えたように♪ それでは、今日はこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. 明るい未来は僕たちの手の中に~『インハンド』第1話

 失ったものを受け入れて生きていく~第3話

 右腕=助手で泣いて、笑って・・~第5話

 ドーピング・義肢・かもめのジョナサン、限界を超えた景色へ第6話

 国立感染症研究所・エボラ大惨事のシミュレーション~第10話

    

        (計 3848字)

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警察に絶望した男、絶望して警察に入った女、真逆のブルーマーダー(悲しい殺人者)~『ストロベリーナイト・サーガ』最終回

今夜は危険な賭けに初挑戦(?)してみよう。極度に疲れて眠い状況で、お酒を飲みながらドラマ・レビューを書いてみる♪ 途中で眠気をガマンできなくなるのが目に見えてるけど、1度くらい試してみてもいい。

   

『ストロベリーナイト・サーガ』11話の全話の単純平均視聴率は6.6%。第1話の延長を加味した加重平均だと6.7%。いずれにせよ、淋しい数字だけど、ドラマとしての出来は決して悪くなかったと思う。特に、個人的に初めて見た二階堂ふみの演技は、最後まで安心して見れた。見続けた人は結構満足してたんじゃないかな? まあ、私が見たのは3分の2くらいだったりする♪

    

   

     ☆       ☆       ☆

さて、私は第10話も見てないどころか、最終回(第11話)とつながってるのも知らずに、TVer(実際はFOD)の動画で最終回を視聴。エピソードタイトルも原作も知らないままだったけど、大体の流れは分かった気になれた。

   

見終わった後で、「ブルーマーダー」という言葉の意味を調べると、ウィキペディアに「ブルーマーダー」の項目があった。元警察官の殺し屋・木野(要潤)が、「青いベネチアンマスクをつけて出没することから」、ブルーマーダー(青い殺し屋)と呼ばれてるとだけ書いてる。仮面舞踏会や仮装パーティーで使うマスクを、ベネチアンマスクというわけか。

  

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ただ、小説のタイトルとしての「ブルーマーダー」は当然、「blue」(憂鬱な、悲観した)という英語を意識したもののはず。普通の犯罪者たちにも悲観してるし、警察内部の悪人にも絶望して憂鬱になってる元警察官。元は警官のままスパイになってたのに、警察の上司に裏切られ、見捨てられたらしい。

  

当然、生き地獄を体験した後、ひたすら暴力団員や半グレ達を(?)殺しまくる。ただ、最後は姫川玲子(二階堂)に発見されて、逮捕された。実は末期がんというオチまでついてて、ガンテツ(江口洋介)も拍子抜けした表情。もう裁判とか死刑とか、意味がない人生なのだ。末期がんだといつ知ったのか分からないけど、案外、それなりに充実した最期かも。。

   

    

     ☆       ☆       ☆

ここで、そのブルーマーダーの過去が気になって、原作を探してみたけど、最寄りの書店には無し。仕方ないから、またAMAZONの電子書籍の無料サンプルを読んでみた(セコッ・・)。すると、誉田哲也の他の小説よりも冒頭が分かりにくい。おそらくこれも意図的なものだと思う。ブルーマーダーの具体的な人物像をぼかして、広がりを持たせてるのだ。

  

まず若い感じの男が語り手になって、ヤクザ者2人にオレオレ詐欺の手伝いをやらされてる状況が描かれる。食べ物もロクに与えられず、免許、保険証、印鑑、カード、アパートの鍵とか、全て取り上げられてる状態。このヤクザ者2人(山口、浦田)も、まるで1人しかいないように曖昧に語られてる。

   

とにかく、ドラマから考えると、この悲惨な男が岩淵時生かな? もし間違いが分かったらすぐ訂正する(☆追記:原作で確認した)。あまりにひ弱だから、元警察官のブルーマーダーとは思えないのだ。   

   

その後、ヤクザ者2人がたまたまいない時に警察が乗り込んできて、残ってた男の人生が劇的に変わり始める。ここで急に場面が変わったらしくて、「オッサン」とか「ジジイ」と呼ばれてる男の話に移行。これがドラマの茅場元組長(相島一之)かな?(☆追記:原作で確認)

   

借金取りに追われて、排泄物をおもらししてまで追い返そうとする工場経営者というのは、最終回のキャラだと茅場しか思いつかない。これも後ほど、間違いが分かったら訂正する。

   

   

     ☆       ☆       ☆

とにかく、社会の最底辺でもがいてるような2人のもとに、1人の変わった男が登場するのだ。しっかりした身体つきだけど、物腰が柔らかい。その男が、オッサンに取引を持ち掛ける。機械を使った工作を手伝ってくれたら、借金を棒引きにしてくれるとのこと。

   

もちろんオッサンは信じないけど、「最初は・・信じてはいなかった」と書いて序章が終わるから、後で信じて行動を共にしたということになる。ということは、その変わった男がブルーマーダーだろうか? これまた間違いが分かったら訂正する予定。(☆追記:確認した)

   

どれが誰かはともかく、序章で闇に生きる3人の男が紹介されてて、しかも全員、名前が分からない。おそらくこれは、3人とも広い意味でのブルーマーダー(悲観的で憂鬱な殺し屋)であることを示してる。続いてもう一人、全く別の「殺し屋」が登場するのだ。

   

   

     ☆       ☆       ☆

第一章はガラッと舞台が変わって、警察内部のお話。主役であるヒロイン・姫川玲子が登場するのは当然と言えば当然だけど、無料サンプルの最後近くに興味深い台詞があるのだ。監察医の國奥(伊武雅刀)が「姫」とおしゃべりするシーン。

  

 「本当に姫は、殺しと聞くと嬉しそうな顔をするなぁ」

 ちょっと──。

 「そんな、人聞きの悪い言い方しないでよ。別に、嬉しそうになんてしてないでしょ」

 ただ自分の専門分野の仕事が回ってきて、自然と気合が入っているだけのことだ。

   

これが表面的な言い訳に過ぎないことは、ドラマを先に見てるのですぐ分かる。実は姫川は、ある意味、殺しが好きなのだ。殺したくて殺したくて、頭の中では何度も実行してるほど。

  

ただし、ブルーマーダーと違って、殺したい相手はたった1人と言うか、むしろ2人と言うべきか。まず第一に、自分をレイプした男を自分の手で殺したい。一方、レイプされる途中で抵抗を止めてしまった自分も殺したい。

  

玲子がその思いを、岩淵&茅場コンビと人質・菊田(亀梨和也)の前で告白した時、岩淵をレイプ犯の代わりに殺したい願望と、自分が殺されたい願望とが重なり合ってたはず。実際、菊田が鎖骨を折られた状態で岩淵を投げ飛ばさなければ、玲子はピストルで岩淵と相撃ちになってた可能性がある。その少し前にも、殺される可能性は十分あった。

   

    

     ☆       ☆       ☆

結局、姫川玲子も潜在的なブルーマーダーであって、現実に殺しが起きても不思議はない。犯人を撃ち殺すにせよ、犯人に撃たれるという形で自分自身を殺すにせよ。

   

極限状況で、愛する玲子からこれほど悲しい告白を聞かされた菊田は、とりあえず、きっぱりと思いを断ち切るしかない。自分の思いや支えなど、とても届かないほど深い悲しみだし、そもそも自分は結婚相手がいるし。いや、結婚がいつなのか、どうゆう経緯なのか、私は全く知らないけど♪ 第10話で唐突に出て来た展開かな?

   

事件解決後のラストシーンは悲しいほど綺麗だった。菊田の病室にお見舞いに来た玲子が、また姫川班を作ることになったら集まってくれるかとたずねると、菊田は絶対かけつけると約束する。ただしあくまで、職場の部下として。

   

   

     ☆       ☆       ☆

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玲子が病室を去るのを待ってたようなタイミングで、菊田の奥さんらしき女性(大塚千弘)がやって来る。玲子と妻と病室のドアの中央に「亀梨和也」のテロップを挿入した上のカットが決まってた。演出・石川淳一の狙いすましたショット。玲子を無言で見送った後、病室で明るく振舞う妻と、優しく振舞おうとする菊田の姿が涙を誘う。

   

これぞ、自分を隠して別人として振舞う仮面舞踏会=マスカレード。殺し屋ではないけど、菊田夫婦もベネチアンマスクをかけたまま新婚生活を過ごすのであった。少なくとも、しばらくの間は。。

   

あぁ、アルコールが入った状態で最後まで書けた! そうか、こんな事が出来るのか・・と思ってまた次に試したら、今度は途中で寝て毎日更新が途切れちゃうかも♪ ともあれ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

  

  

cf.不幸な精神疾患の患者の(犯罪的)行為をどう扱うか~第1話

『ストロベリーナイト・サーガ』第2・3話つぶやき&小雨ジョグ

「右では殴らない」理由、右手は愛と敬礼、殴るなら言葉で第4話

『ストロベリーナイト・サーガ』第8話、一言つぶやき

   

         (計 3217字)

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国立感染症研究所・エボラ大惨事のシミュレーション~『インハンド』第10話

驚くべき回だった。まさか、画面中央に食卓カバーがドーンと映るとは♪ そこか! 現在、フードカバーとか呼ばれてる食事用の網(小型の蚊帳)を平成ブロガーが最後に見たのは小学校低学年くらいだから、20年前か(笑)。高家(濱田岳)の母ちゃん(宮崎美子)が紐倉(山下智久)を意識して口紅を塗ってたことにも驚愕した。「いまのキミは ピカピカに光って~」。古っ!

     

・・・とか軽口を叩いてる場合じゃない。HULUオリジナルの国際英語ドラマ『THE HEAD』出演に狂喜乱舞したり、インスタグラムがなかなか更新されないとかボヤいたりしてる場合でもないのだ(笑)。僅か1ヶ月弱、投稿5件でフォロワー300万人! 美青年の拡散力、恐るべし。。 

    

   

      ☆       ☆       ☆

では、何に驚くべきか。ドラマ終盤の大きなエピソードになってる、エボラウイルス感染のお話だ。今の社会状況を考えると、マジで怖い。ガクガク、ブルブル。。

      

このストーリーは、主として脚本の吉田康弘が書いてるのかね? 朱戸アオの原作マンガの「ペルセポネの痘(あばた)編」にも、バイオテロによるウイルス感染の惨事が描かれてるようだけど、ドラマのこのストーリーはどう見ても、つい最近の世界と日本の状況を反映したものだ。

   

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まず、朝日新聞デジタルの19年6月15日の記事から(新聞も同日夕刊掲載)。アフリカ中部のコンゴで、エボラが流行して死者1400人。しかも乱立する武装勢力によって、医師や医療施設に対する襲撃があって、エボラの封じ込めが難航してるとのこと。上の写真は、肌に接触せずに体温を測ってる様子。

   

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上がWHO(世界保健機関)のサイトにある最近の発表(6月14日)。かたくて分かりにくい官僚的な表現で、コンゴ国内は緊急事態だけど世界的にはまだそこまで危険な状況ではない、という話が書いてある。

   

    

      ☆       ☆       ☆

ただ、日本には特殊なリスクが生じてるのだ。ドラマだと、山と田畑に囲まれた栃木県西芳賀郡相羽村が舞台になってたけど、リアルな問題は東京都で、人里離れた田舎というわけではない。

  

海外から大勢の観客が来日する東京五輪2020の前に、エボラ出血熱その他の研究を進めておこうということで、国立感染症研究所・村山庁舎に病原体が輸入されようとしてる。庁舎内にある、USB・・じゃなくてBSL(バイオ・セーフティー・レベル)4の施設。下は感染研HPより

   

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上の写真を見ると、施設の周辺との関係が全く分からない。まるで人里離れた田舎町のようなイメージにも見える。ところが、Google Earth Proで上空から周辺を見ると、完全な街中だと分かるのだ(データはZENRIN)。

  

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住宅も施設も道路も密集してて、すぐ近くには多摩モノレールまで通ってるから、封鎖するとなると大変だし、人の動きが激しいから多分手遅れになる。コウモリがいるかどうかはさておき、動物や鳥もいるから、すぐに都心にウイルスが運ばれて、日本中に拡散する恐れがある。

  

エボラウイルスの体外での生存期間データは少ないらしい。今のうちに日本地図を眺めて、ウイルスと感染症の伝播をイメージしとこう。たぶん、その時が来たら一瞬で大パニック。福島原発の放射能でもそうだけど、正しく怖がるのはなかなか難しいし、放射能・放射線みたいな物理的存在と違って、生物の方が複雑で厄介だ。

   

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      ☆       ☆       ☆

武蔵村山市HPには一応、「国立感染症研究所村山庁舎のBSL4施設」というページがあるけど、安全性とリスクに関する分かりやすい情報がなかなか見当たらない。単なる行政情報のお知らせに近いのだ。

  

エボラ輸入に関する朝日新聞の記事「エボラ病原体輸入 地元受け入れ了承」(5月31日・朝刊)も、第二社会面に小さめに載ってただけ。普通、目に留まらないだろう。すぐ上に福島第一原発の問題を載せてるのは、意図的な配置かも。

       

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試しに「インハンド 感染研」でツイッター検索すると、ツイートは僅か5つ(リツイート除く)。「インハンド 国立感染症研究所」だと1つしかヒットしない。ほとんどの視聴者は、ドラマと現実の社会状況が結びついてないのだろう。

     

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     ☆       ☆       ☆

そしてもちろん、番組の終わりには、お約束の言葉が映し出される。「このドラマはフィクションです 実在の人物・団体・出来事とは一切関係ありません 新型エボラウイルスは架空のものです」。

   

飛沫感染も空気感染も無くて、接触感染だけだから、マスク、手袋、防護服と隔離エリア・接触者病棟の設置で何とか対応できると。感染力と殺傷力を増幅させた米軍の生物兵器XMDP2なんて、虚構だと。

         

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ただ、牧野(菜々緒)がギリギリで脱出した道路封鎖の状況はよく覚えとこう。想定外の出来事が時々実際に起きるということは、想定しておく必要がある。

  

超イケメンの天才が助けてくれるから大丈夫? ハイハイ♪ アフリカのエボラ終息と抗ウイルス薬の開発に期待しつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

   

  

cf. 明るい未来は僕たちの手の中に~『インハンド』第1話

 失ったものを受け入れて生きていく~『インハンド』第3話

 右腕=助手で泣いて、笑って・・~『インハンド』第5話

 ドーピング・義肢・かもめのジョナサン、限界を超えた景色へ

   ~『インハンド』第6話

   

         (計 2138字)

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『ストロベリーナイト・サーガ』第8話、一言つぶやき

なるほど。誉田哲也の原作小説『インビジブルレイン』だと、invisible rain(見えない雨)というタイトルの意味はまず、柳井(寺西拓人)の心に降り続く雨なのか。

  

その雨は、他人から「見えない」し、その雨のせいで、柳井は現実の世界が「見えない」。さらに、既に死んでる姉は、弟・柳井の雨が「見えない」。3重の意味で、見えない雨。知らない俳優だし、単なる脇役かと思ってたら、実はある意味、彼が物語の主役。悲劇のヒーローか。

     

ただし、フジのドラマだと、姫川玲子(二階堂ふみ)と堀北真希の旦那・・じゃなくて暴力団会長・牧田(山本耕史)の許されない恋愛関係に焦点が当てられてた。突然の雨で、たまたま軒先で雨宿りして遭遇した、暗い過去を引きずる2人の男女。

   

そこに横から軽く嫉妬する菊田(亀梨和也)が加わって、ビミョーな三角関係が成立。やっぱりテレビだと、主役級キャラと有名タレントが重視されると。。

   

    

     ☆       ☆       ☆

さて、今日はもう本当に時間が無いから、一言で済ませよう。月・火とトップページ上段の更新だけで、既に5000字近く書いてる。

   

まずは、kindleの原作本無料サンプル(光文社)の引用から。冒頭、序章の一番初めはこう書かれてた。

  

 姉さんは、知らないだろうけど。

 あの夜も、ちょうどこんな感じの雨が、降っていたんだよ。ぼつぼつと街中を鳴らす、大粒の雨がね──。

   

雨の夜に、最愛の姉の絞殺死体を発見した時のことを、父の話もまじえて淡々と振り返った後、こう続く。

  

 あれから九年。

 僕はいまだに、あの雨の中にいる。

 どうしたらいいか分からなかった。警察になんていっていいのかも分からなかった。あの夜のままなんだ。

 だから、雨が降ると、なんだかほっとする。あの夜からやり直しができるような、別の人生が作れるような──。

 いや、違うな。あの雨の夜で、すべて終わりにしてしまえばよかったんだ。姉さんと、父さんと、一緒に終わってしまえれば。なのに、よく分からないまま、僕は今日まで生きてきてしまった。・・・・・・

   

   

     ☆       ☆       ☆

柳井の母が急に亡くなった後、忘れられない父は、柳井の姉を妻の代わりにして愛する。姉もそれをしばらく許容。その後、ヤクザ者の男・小林(古野陽大)にすがるような形で、姉は家を脱出したものの、その男は父との関係を知った途端に激怒して、姉を絞殺。雨の夜、柳井は変わり果てた姿を発見する。

  

警察やマスコミに、この殺人事件の犯人と疑われてしまった父は、すぐ自殺。警察の上層部は、この冤罪事件の汚点にフタをするために、柳井の身辺に触れることを禁止する。しかし姫川たちは勝手に捜査。一方、柳井と深く関わる暴力団会長・牧田も柳井を追いかける。姫川と牧田は、以前、雨宿りで一緒になった相手との再会で、禁断の恋に陥る。

   

こうしてみると、過激な殺人や暴力、血しぶきや刃物がスプラッター的に舞う中、実は全編、屈折した愛の物語だと分かる。娘を亡き妻の代わりに愛する父。姉を(母の代わりに)愛する弟。真実を知った途端、姉を殺してしまうほど惚れてた、小林。そして、愛し合う女性警察官とやくざ者、さらには女上司を密かに愛する部下。

  

結局、牧田に小林殺しを頼んだ柳井は、別の殺人事件の犯人を装う形で自殺。牧田の悪事も暴かれる(追記:原作では部下2人の悪事とされてた)。ところが、チンピラのナイフから姫川を守ろうとして、牧田は即死(追記:原作では病院で死亡)。その身体を抱いたまま、姫川は号泣。ジ・エンド。

    

「見える雨」が溢れた後、姫川の心の中の「見えない雨」はますます大粒になる。女子高生時代のレイプの時から降り続く雨が、一段と激しい豪雨に。すると、菊田が差し出す愛の傘も、ますます大きく包み込もうとするはず。。

     

   

      ☆       ☆       ☆

ドラマだけだとよく分からないけど、実は姫川を(?)刺そうとした暴力団員も、牧田を愛してたわけだろう(追記:原作を確認、推測はほぼ正しくて三角関係だった)。組長としてだけでなく、一人の魅力的な男としての牧田を。

   

原作は確認してないけど、姫川について不満をもらすチンピラの姿や、姫川のせいで車から降ろされた姿は、嫉妬に狂う姿にも見えた。嫉妬の苦悩は、同性愛でも異性愛でも同じこと。

    

身近な人を愛するがゆえの殺しといえば、つい先日の、元・事務次官の息子殺しを思い出す。自分が息子に殺されたくないだけなら、自分が逃げるだけで良かったはず。ところが、そうすると息子が周囲の人達を殺してしまうかも知れないから、そして、愛する息子を川崎の大量殺傷みたいな事件の犯人にしたくないから、自分の手で始末する。父親の責任として、すべて終わりにしたい。

   

これでまた一段と、引きこもりを取り巻く状況は厳しくなってしまったし、ゲーム依存症やゲーマーにも飛び火した形だ。結局、雨が降るのを止めることはできないから、なるべく小雨に留めること。雨による災害を少しでも減らすこと。そして、しっかりした傘を用意すること。それくらいしか、できる事はない。

  

とりあえず、見えない雨を見ようとすること。その意識だけは持ちたいと思う。他人や社会の雨であれ、自分の雨であれ。二階堂ふみと山本耕史の演技力に拍手しつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

       (計 2142字)

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『デジタル・タトゥー』第3話、一言つぶやき♪

見た直後に一言だけつぶやこうと思ってたから、録画もメモもないし、既に丸3日経ったから記憶もない(笑)。つぶやき記事を書くことだけは決めてたから、無理やり書いてしまおう。早紀(唐田えりか)が可愛いし、美人経営コンサルタント・中西あやのスーツ姿に萌えたし♪ フェチか!

   

って言うか、このコンサルタント役の女優は矢田亜希子でいいのかな・・とずっと悩みながら見てたから、唐田えりかウォッチングに今一つ身が入らなかった。合ってたわけネ。いや、私が矢田をテレビで見たのは超久々なもんで。ネットの芸能ニュースでさえ、当分見た覚えがない。

   

確か、今度『NEWS23』のキャスターに抜擢されたんだね♪ 小川彩佳だろ! エーッ、私の清き一票を含めても、そっくり率わずか68%? 168%の間違いじゃないの?(笑)

   

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     ☆       ☆       ☆

さて、矢田亜希子にこだわってるのは、このキャスティング自体が今回の「キラキラ女子の闇」のポイントだから。矢田自身、2004年のフジ月9『ラストクリスマス』の頃辺りはキラキラ輝く女優だった。CMでも活躍。

  

ところが、06年に押尾学と結婚して翌年出産、09年に押尾が事件で逮捕されて離婚してからは、一気にキラキラ感を喪失(個人の感想?♪)。20代後半から30代前半にかけて、人気女優が一番輝く時期に勢いを失ってしまった。

    

で、そんなリアルライフを持つ彼女が演じたのは、キラキラ輝く美人コンサルタント・あやで、地味なOL・加代(徳永えり)に執拗な嫉妬攻撃を受けてしまう。と言っても、そのOLも、化粧と服装と行動を変えれば十分キラキラしてると思うけどね♪ 画像はNHK公式サイトの紹介動画より。

  

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加代の匿名SNS攻撃はすぐバレて、慰謝料請求を受けて、岩井(高橋克実)に相談。ところが加代はその間も、誹謗中傷をやめられない。上司との不倫でたまたま知った、あやの経歴詐称を新たな材料にして、中西あやを謝罪会見まで追い詰める。あやの政界への進出話も取り消しに。

  

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しかし加代自身も、キラキラ女子を装うブログを運営してたから、(おそらく)中西の側から陰湿な反撃を受けてしまう。仕事中にツイッターで匿名攻撃する最低な貧乏女子として。結局、仕事はクビ。おまけに、あやの謝罪会見中に「謝りなさい」とか命令されて、頭を下げてた。

  

その頃、岩井の娘、リアル・キラキラ女子の早紀に対する攻撃も激化。ベッド写真まで流出して。。(第4話に続く)

   

   

     ☆       ☆       ☆

まあ、女子の嫉妬や裏表は怖いと♪ って言うか、また懐かしのあらすじなんてものを書いてしまった (^^ゞ 古っ!

   

ツイッターが流行り出す前は、個人ブログの情報が貴重な情報源になってたのだ。「ドラマ名 あらすじ」なんて検索アクセスが入ってたし、俳優の名前を記事に入れるだけでもアクセスが増えてた。「美青年」とか(笑)。名前じゃないだろ! いや、私の女友達も大好きらしいから、ご挨拶ってことで♪

       

話を戻して、私もブロガーだから他人事じゃないストーリーだったけど、ウチはキラキラしてないから大丈夫♪ 先日も、スーパーの割引シールが貼られた商品を喜ぶ話を、自分から書いたほど(笑)。常に本当のことを控えめに書いてるのだ。加代はこっそり買ってたから、バラされて困ってた。

  

私なんて、ティッシュや牛乳の特売価格が数十円値上がりしただけで衝撃を受けてしまった。キラキラ感ゼロのグチグチ男子♪

      

   

     ☆       ☆       ☆

アメリカの経歴詐称というと、野村沙知代(古っ・・)と言うより、ショーンKを思い出すね。見事に撃沈されてしまった彼、そう言えばテレビ朝日の報道ステーションで、矢田亜希子と共演してたんだった♪ 小川彩佳だろ!

   

キラキラしたコンサルタントのあやも、経歴詐称に加えて家庭内不和もあって、実はそんなに嫉妬されるほどのキラキラ女子でもなかった。まあ、華やかな方々も、陰の部分では色々あると。あるいは、そう視聴者が思って自分を慰めたいと(笑)。実際は、本当にキラキラした女子も少しはいるはず。

  

私の個人的な周囲を見ても、かなりキラキラ見える女子たちが色々いらっしゃる♪ 当の本人たちは、あんまし謙遜とか関係なしに、自分をキラキラ女子とは思ってないみたいだ。羨ましいけど、私は男だから、女子にはあんまし嫉妬しない。男子には?!(笑)。いや、私はツイッターなんて放置プレイだし♪ 内心は?!

   

   

     ☆       ☆       ☆

おっと、もう時間が来てしまった。深夜だけど、私はこれからまだ仕事をしなきゃいけないのだ。「非」キラキラ男子、ガックシ。。_| ̄|○ その前に、閉店前のスーパーの割引商品を買って来ようか(笑)。遠くまで行かなきゃいけないから、全然トクにならないけど (^^ゞ

   

しかしまあ、脚本家の浅野妙子は、ドロドロ、グチャグチャした話が得意で、いいね♪ 今後は、キラキラ脚本家の闇にも期待しよう。プロデューサーやディレクターとのつながりとか(笑)。57歳だけど、たぶん若い頃はそれなりにモテたんじゃないかな。あっ、おまけに慶應大学なのか!

   

ほんじゃ、タピオカも好きなわけね♪ 『マツコの知らない世界』か! いや、あのキラキラ女子大生2人(たぴりすと)は私の好みなのだ。出演後に台湾情報の小さい誤りでちょっと叩かれてたけど、すぐ丁寧に謝ってたし、いいと思う。若くて可愛いし(笑)。そこか!

  

ではまた明日。。☆彡

  

  

  

cf. NHK土曜ドラマ『デジタル・タトゥー』第2話、軽~い感想

  

        (計 2201字)

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NHK土曜ドラマ『デジタル・タトゥー』第2話、軽~い感想

あぁ、たまたま出張中に見た直後に書こうと思ってたのに、もう水曜の晩になってしまった (^^ゞ リアルタイムのツイート全盛の今、完全に流行おくれだし、どうせ視聴率は低いんだろうけど(データが見当たらず)、手短に感想を書いとこう。

   

弁護士の一人娘・早紀役の唐田えりかがカワイイから♪ そうゆう理由か! 超久々に見たから、名前も浮かばなくて、オンエア中は「見たことある顔だな・・」とか思った程度。

      

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上は数年前に流れてたソニー損保のCM公式動画より。今でもYouTubeにマイデジの準公式動画が残ってた。動く映像だと一重に見えるけど、静止画だと奥二重。って言うか、端の半分だけ二重まぶたで、いいとこ取り♪ ツルンとしたお嬢様系の顔にストレートのロングヘアが似合ってて、スタイルもいい。

  

逆に言うと、それだけイジメがいがある女の子(笑)。まだ彼女への攻撃は始まったばっかだけど、次回以降、激しい責めと嫉妬に喘ぐ姿が楽しみだね♪ まあ、脇役だから、責めも緩いかな。。

   

試しにこのブログ内で検索してみたら、全く記事がヒットせず。いや、どっかに記録したはずだけど・・と思って、PC内の検索をかけたら、CM画像を2枚だけ発見♪ オタクか! ドラマ、録画しようかな。。 

   

    

     ☆       ☆       ☆

さて、「デジタル・タトゥー」というのは、デジタル(特にネット)の世界で流されてしまった悪意ある個人情報や中傷誹謗のこと。タトゥー(刺青)みたいに、一度作られると完全に消すのは不可能。実害が無いように目立たなくするだけでも大変な作業になる。

  

14年間、毎日更新し続けてるブロガーとしては当然、普段から気にしてる話で、色んな情報は集めてるけど、まあ完全に防ぐことは不可能。そもそも、昨日の川崎の殺傷事件を見ても分かる通り、デジタルに限らず、突然襲い掛かる悪意や凶行を防ぐのは無理なのだ。地震や大雨などの天災、あるいは自動車事故だってそう。

   

だから、できる範囲で注意するしかない。私の場合、記事執筆で昔から心がけてるのは、ネガティブなことを書く時には控えめに書いたり、ボカしたりすること。あるいは、記事を長く難しくすることで、読者を制限すること。

   

賛否両論、激しく分かれる話題も同様で、そういったきわどい事は書かないのが一番安全だけど、それだと自分で書いててつまらない。ビミョーな線をずっとキープして、何とかやって来た。詳細はここではボカしとこう♪

              

ちなみに、道路脇で信号待ちする時は、車が突っ込んで来ることを想定して、なるべく安全な場所で警戒してるし、新幹線に乗る時はなるべく後ろ側の席を確保。万が一、事故っても生き残れるように。。

   

   

     ☆       ☆       ☆

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で、本題のドラマ第2話「セカンドチャンス」では、昔、痴漢の冤罪被害を受けた塾経営者・大野(中村靖日)が中心。上は公式HPの予告編動画より

       

ネットで昔の情報を書き込まれて、弁護士の岩井(高橋克実)の所に相談に来たけど、実は彼、検事時代の岩井に有罪にされてしまった暗い過去の持主だった。田舎の塾経営は、彼にとってセカンドチャンス。人生をやり直す機会。

  

その後、痴漢をされたと訴えてた女の子が別件で逮捕されて、昔の大野の痴漢事件が冤罪だということも判明。岩井は素直に謝って、ネットの書き込みを消そうと努力する。岩井にとってこの仕事が、過去の自分の間違いを認めてやり直すセカンドチャンス。

   

ところが、一人の投稿者が抵抗し続ける。岩井の相棒、ユーチューバーのタイガ(瀬戸康史)が調べた結果、その投稿者が判明。大野の塾に息子を通わせてる主婦・ゆかり(中越典子)で、彼女自身、昔の被害で心の傷(トラウマ)を負ってた。

  

だから、最初は投稿の削除要請を無視してたけど、大野の前科は冤罪らしいと分かったし、学習障害(読字障害)らしき息子のために大野が頑張ってくれてる姿を見て、最後は投稿削除。つぶれかけてた大野の塾も何とか続くことに。しかしその頃、岩井の愛娘・早紀にも悪意が襲いかかってた。。

   

  

     ☆       ☆       ☆

あらすじなんて書いたのは久しぶりだね♪ いや、土曜のNHKドラマなんて、みんな見てないだろうから(笑)。私も出張先で偶然見ただけだったし。

    

物語は、色んな要素を組み合わせて上手くまとめてるけど、何かゴタゴタ詰め込み過ぎ、急ぎすぎの感もある。脚本家が浅野妙子だと知って、ちょっと納得♪ 『ラスト・フレンズ』(2008)、『イノセント・ラヴ』(同)ね。私が見たのは、キムタク『月の恋人』以来か。懐かしいドラマばっか。。

  

この種の話でいつも思うのは、お金の話が曖昧にされてるってこと。先日のNHKスペシャル、コンマリ片付けも同様。岩井は罪滅ぼしで、無料か格安で引き受けたとしても、掲示板の投稿者を特定して削除に持ち込むまでに、色んな手続きがあるはず。それにいくらぐらい費用がかかったのか。あるいは、本来なら料金はいくらなのか?

  

川崎の殺傷事件でも同じなのだ。昨日のNHK『クローズアップ現代』でも、専門家が警備の強化みたいな対策を語ってたけど、費用や負担者の話は無い。学校が出すのなら、結局は親・保護者が主な負担者になるだろうし、自治体の行政が出すのなら、住民とか国民の税金が使われる。全国で警備を強化したら予算が足りないし、そのための増税も大変なこと。

     

   

     ☆       ☆       ☆

そこへ行くと、同じデジタルの問題解決(ソリューション)でも、5月25日の朝日新聞・別刷beのデータ復旧記事は良かった。デジタルデータソリューション社長・熊谷聖司(まさし)43歳の特集。写真の後ろには、復旧を待つハードディスクがずらり。個人的には、復旧に失敗した経験がある。格安のはずの業者に、見積もり100万円以上とか言われて。

    

デジタルデータ社の数万円から数十万円の費用に対して、インタビュアーの中島隆記者は繰返し、高いと突っ込む。すると社長は、これでも安い方で社員の給料を低く抑えてるとか、月数百円の保険があるといった話で応答。10%値引きして赤字になることもあるとか、実情をほのめかしたりして、納得できる現実的な内容だった。

    

あぁ、もう時間が来てしまった。無理して文章を詰め込むと、デジタル・タトゥーになりかねないから、もう止めとこう♪ 余裕を持って行動すること。ちょっと時間をかけて考えること。結局、お金をかけずに効果を出せるのは、そんな基本的な心掛けだろう。

     

ブログにも炎上保険ってあるのかな・・とか思いつつ、それでは今日はこの辺で。。☆彡

   

         (計 2635字)

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ドーピング・義肢・かもめのジョナサン、限界を超えた景色へ~『インハンド』第6話

 the speed was power,

 and the speed was joy,

 and the speed was pure beauty.

  (Richard Bach "Jonathan Livingston Seagull")

  

 スピードは力だった。

 スピードは歓びだった。

 そしてそれは純粋な美ですらあったのだ。

  

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(リチャード・バック著、五木寛之創訳『かもめのジョナサン 完成版』、新潮社

    

    

     ☆       ☆       ☆

今回は記事ローテーション的にスルーするつもりだったけど、予定変更でレビューしよう。素晴らしい回だった。唇の左端を上げる仕草が、宗猛そっくりで♪ そりゃ、首を左(前から見て右側)に傾ける昭和ランナーだろ! 古っ!

     

・・っていう細かすぎて伝わらないコネタから入ってみようか。いや、どうも、あの唇の左端を上げてた演技の意味が(ほとんど)理解されてないみたいだから、演出・岡本伸吾らのこだわりを解説したい。何と、ツイッター検索でもYahoo!リアルタイム検索でも、つぶやきが1つもヒットしなかった。

   

今回の長距離ランナー・野桐俊(清原翔)には、明らかに2人のモデルがいる。現役のトップランナー、設楽悠太(前・マラソン日本記録保持者)と、大迫傑(現・日本記録保持者)。クセのある個性的な性格は2人のミックスだけど、唇は明らかに設楽選手を左右逆転させたもの。設楽は、口の右が上がってるのだ。

 

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それに対して野桐(上の写真は公式サイトより)は、唇の左(前から見て右側)を何度も上げてた。だから、変わり者仲間の紐倉(山下智久)も、真似して軽く唇の左を上げてたのだ。美青年はリアクションが薄いから、3倍増しの角度で注意深く見る必要がある(笑)。光と影の境界が、唇の左上だけ小さくくぼんでる辺りもポイント(細かっ・・)。

    

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    ☆       ☆       ☆

で、そんな事より、本質的な問題に入ろう。「くっそ~」のサインだ♪ コラッ! そうじゃなくて、磯辺焼きだ♪ そこか!

   

いや、あれは結構、重要だった。紐倉が甘いもの食べたいと唐突に言い出して、牧野(菜々緒)が磯辺焼きを用意するボケ、山P「しょっぱい」(笑)。その後、高家が、遺伝子をくっつける糊(ノリ)と海苔(ノリ)を重ね合わせるボケを口にして、紐倉がまた突っ込み。

    

どこまでが原作マンガ通りなのか分からないけど、田辺茂海苔(笑)・・じゃなくて茂範の脚本は冴えてた。コミカルだし、本質をついてたのだ。

  

磯辺焼きの「磯辺」は、食べ物全体から来る言葉じゃなくて、単に海苔を巻いてることから来てる。「部分的に後から何かをプラスすることで大きな変化」を生み出してるわけだ。これぞ、クリスパー・キャスナイン(CRISPR-Cas9)による遺伝子操作の核心。

  

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上の画像は英語版ウィキより。周囲の白い背景も含めて、全体は人間の細胞だ。磯辺焼きみたいな肌色の部分が、細菌の免疫システム(クリスパー)のたんぱく質9番(キャス・ナイン)と、それに取り込まれた人間の遺伝子DNA。

   

もともとのDNAのターゲット遺伝子部分(薄い緑)をカットして、別の遺伝子(濃い緑)をプラスする遺伝子編集で、働きが大幅に変わる。プラスした濃い緑色の部分こそ、磯辺焼きの海苔♪ それだけで全体の評価が激変。強迫性障害の野桐のルーティン(きっちり決まった形の動作)でさえ、少し変化したほど。

   

   

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部分的にプラスすることによる大きな変化は、『インハンド』全体の主題でもある。つまり、紐倉にとって義手という右腕がそうだし、助手という「右腕」もその類。

   

ただし、部分的にプラスしてるから、たまに妙なアクシデントが起きてしまう。それを冒頭で示したのが、紐倉の義手の充電切れ。終盤で示したのが、遺伝子操作のオフ・ターゲット効果(狙いではない遺伝子に傷)による、野桐の悪性リンパ腫発症。全体の物語の枠組みがキレイに構成されてるのだ。

   

冒頭、紐倉と握手した瞬間に義手の電池が切れたから、網野室長(光石研)が義手を右手に付けたままになってるカットは笑えた♪ 黒いから、ちょうど海苔に見える。

  

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電池切れだと本当に義肢が全く動かなくなるのかどうかは、来年の東京パラリンピック2020までに研究しときたい。案外、他人事じゃなくなるかも。。

   

    

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握手した義手が外れなくなるくらいなら笑って済むだろうけど、10000mのレース終盤にトラックで倒れて病院に運ばれるのはまずい。だからやっぱり、「ドーピングって」「しちゃダメなの」。

   

・・と考えるのがフツーかも知れない。安全性と平等性、この2つが、ドーピングを厳しくチェックして禁止するための主な理由だろう。その他に、人権の問題もある。組織や国家に無理やりドーピングさせられるのなら、選手にとっては人権侵害だ(旧・東ドイツとか)。

   

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WADA(世界アンチ・ドーピング機関)の公式サイトだと、禁止の根本的理由はなかなか見当たらない。上はJADA(日本アンチ・ドーピング機構)の「よくある質問 ドーピングはなぜいけないのですか?」に対する回答。やはり、フェア(公正さ)と健康がポイントとなってた。

   

   

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ただ、少なくとも今現在、ドーピングする選手は、自分でリスクを理解して選択する方が普通だと思う。健康被害のリスク、バレて出場禁止や社会的バッシングを受けるリスク。スポンサーから損害賠償請求されるリスク(かつての自転車王、ランス・アームストロングとか)。そして、自分自身の罪悪感に苦悩するリスク。

   

それらを上回るメリット、魅力があるのだろう。自分の限界を超えた景色を見ること、それこそ、『バラ色の人生』。ダメだとクギを指しても無駄なのだ。人間は木材じゃないからクギは刺せない(by紐倉♪)。

      

陸上、自転車、水泳、重量挙げなど、単純な身体能力が問われる競技だと、ドーピング違反の摘発は相次いでるし、まだ発覚してない違反も数多いはず。クリーンと言われて来た日本人選手でも、最近はたまに話題になる。

    

女子陸上競技の世界記録を見ると、驚いたことに、100m、200m、400m、800m、すべて30年以上(!)も前のものだ。特に100m、200mのジョイナーは、記録達成直後の引退、最後の38歳での突然死も含めて、あまりに目立ってる。ただしドーピングの証拠はないとされる。

 

一方、別の方向から問題を突き付けて来たのが、義足アスリート。妙なスキャンダルで消えてしまった短距離走のピストリウス(南アフリカ)や、走り幅跳びのマルクス(ドイツ)らは、健常者と一緒に戦うことを望んだ。

   

さらに、女子800mなどの中距離走であまりに強すぎるセメンヤ(南アフリカ)は、男性ホルモンのテストステロンの値を下げないと出場できないことになったが、まだ論争は続いてる。ちなみに男子選手の記録と比較すると、全く通じないレベルに過ぎないから、あくまで女子選手としての登録を目指すはず。男女の性別で、記録はハッキリ違ってる。

   

   

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結局、どこまで認めて、どこから禁止・制限するか、何が平等なのか、今後もずっと基準や考え方が揺れ動き続けるはず。現在の本物の日本人トップランナー、設楽と大迫にしても、ナイキの厚底高速シューズを履いて記録を出してるのだ。以前、問題になった、水泳の高速水着を思い出してしまう。

     

視野を広げると、入学試験にスマホやパソコン、ネットを認めるかどうかも、色々議論されることになるだろう。自分の脳に、何かをプラスしてでも上に行きたい。難問を解決したい。それが人間の欲望、本能的欲求。

 

それでも多くの人は、大勢で競うこと、みんなで行動することを望むだろうから、どこかで必ず周囲との和解や妥協、調和の動きが出る。

    

たった一羽で孤独にスピードと喜びと純粋な美を求めてた、かもめのジョナサン(原著1970年)も、やがて仲間への愛や譲歩、優しさを覚えていくのだ。半世紀後の完全版(2014年)だと、わざわざ天国から現世に復活して(?)、変わり者の後輩に優しい配慮を示すらしい(ネタバレか!♪)。

  

自由に飛ぶこと、自由に生きることは、こんなに素敵なんだよ。ほら、君も、飛ぶために飛ぼうよ。生きるために生きようよ。こんなに楽しいんだから。。

(英語版ウィキからの自由な創造♪、下はamazonより)

  

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実はドラッグの問題も微妙な部分を含むけど、それを書くとサイバーパトロールに睨まれそうだから止めとこう(笑)。一般人に合法的に、限界を超える景色を見せてくれるのは、VR(ヴァーチャル・リアリティ)やAR(拡張現実)か。とりあえずは、夜の夢で超現実的な世界を楽しみたい。

  

あるいは、あの一瞬だけ限界を超えるとか♪ どの一瞬だよ?! 案外、マラソンランナーに男性が多いのは、ランナーズ・ハイ(走者の精神的高揚)が長続きするからかも(笑)。やっぱり女性の勝ちだな・・とかまとめつつ、今日はそろそろこの辺で。。☆彡

   

   

   

cf. 明るい未来は僕たちの手の中に~『インハンド』第1話

 失ったものを受け入れて生きていく~『インハンド』第3話

 右腕=助手で泣いて、笑って・・~『インハンド』第5話

   

         (計 3680字)

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