気まぐれな運動はかえって太る・・朝日の記事は不正確

今日(2008年2月13日)の朝日新聞夕刊・社会面には、「かえって太るかも」

という小さな記事が掲載されていた。さらに、少しだけ詳しくした文章が、朝日

新聞のサイトの健康記事──気まぐれな運動「かえって太るかも」──としても

掲載されていた。どちらも冒頭には、こう書かれている。

    

  中途半端な運動はダイエットにつながらないどころか、かえって太ってしまう

  恐れも――。ぐうたらな人には気になる研究結果を、米ローレンス・バークリー

  国立研究所が専門誌に発表した。

    

一応、「かも」とか「恐れ」なんて言葉で逃げ道は用意されてるものの、記事のタ

イトルからも冒頭の文章からも、中途半端な運動ならしない方がいいように聞こ

えてしまう。そしてこれは、中途半端なダイエット(食事制限)ならリバウンドでか

えって太ってしまうという話と同じようにも感じられる。

             

私がこの記事を読んで最初に思ったのは、ちょっと言い過ぎだろってことで、

記事を細かく読んだ後に思ったのは、もとの英語の誤訳と誤解だろってことだ。

そこで、すぐに米ローレンス・バークリー国立研究所のサイトに飛んで、原文を

チェック。やっぱりって感じで納得した。誤訳(or 不正確な訳)と誤解(or 誇張)

重なってるのだ。ただし、責任は朝日新聞・ワシントン支局の勝田敏彦記者

だけではなく、研究所の広報スタッフにもある。

          

まず、研究所のサイト記事(2月1日)のタイトルは「Irregular Exercise Pattern

May Add Pounds」。直訳すると、「不規則な運動パターンは体重を増やすかも」

朝日の記事のタイトルは、これを平たく言い直してるにすぎない。でも、この研究

のサイト記事のタイトル自体が、元の研究論文を誤解あるいは誇張してるのだ。

          

同研究所のポール・ウィリアムズ(Paul Williams)が、『スポーツと運動における

医学と科学』雑誌(Medicine & Science in Sports and Exercise)の2月号に発

表した研究論文、「運動の増減から生じる体重の増加と減少の非対称性」

(Asymmetric Weight Gain and Loss From Increasing and Decreasing Exercise)

が示してる内容を、サイト記事の引用から直訳するなら、こうゆう事だ(朝日の

記事に似た訳にしておく)。

   

   「1週間に数キロしか走らない人が走るのを止めたときに増える体重は、

   もとの運動ダイエットを単に再開するだけでは減らせない」。

    

つまり、気まぐれな運動はかえって太るなんて話じゃなくて、中断すると元に戻

すのが大変だからしっかり続けることを勧めてる研究論文なのだ。運動しない

方がいいなんて話はどこにも書いてない。上のカッコの部分の後半を、朝日は

「・・・増える体重は、同じ距離を走っていたときに減る体重を上回っていた」など

と不適切に意訳してるから、曖昧になって元の研究の趣旨も見失っているのだ。

      

残念ながら、元の研究論文自体はネット上に見当たらないけど、ちょっと気に

なるのは時間と強度の話がないことだ。「もとの運動ダイエットを単に再開する

だけでは減らせない」というのは、時間と強度の話がないとあり得ない。たとえ

ば、3週間休むと、その後3週間もとの強度で運動しても、6週間前の体重に

は戻らないとか、具体的に時間と強度のデータを示す必要がある。当たり前だ

けど、3週間休んだ後で27週間もとの強度で運動すれば、30週間前の体重

よりは減ってるはず。こうゆう明確な定量的議論がスポーツ科学というものだ。

    

最期に、の研究論文が強調してたらしい、別の話も書き添えておこう。それは、

肥満対策としてはダイエット(食事制限)の方が運動よりも効果的だということだ。

これは私も、ほぼその通りだと思う。もちろん、両方やるのがいいに決まってる

し、運動には爽快感とか体力向上っていう効果もあるんだけど、体重の減量に

限っていうなら、運動は食事制限には勝てないだろう。食事を減らせば体重は

減るけど、運動を増やしても食事のカロリーが増えれば体重は変わらないから

だ。実際、私は普通の人に比べるとかなりの運動(ランニング&自転車etc)を

持続してるけど、体重はほぼ一定だ。いや、食べ過ぎってことなんだけどね (^^ゞ

       

ともかく、スポーツ医学は物質相手の科学よりも厄介で曖昧だけれど、少なくと

も報道や理解はもっと正確に行うべきだということだ。関心のある方は、研究所

のサイトに今アクセスするとトップページの右上の目立つ場所に記事へのリンク

が貼られてるのでどうぞ。

ではまた。。☆彡

    

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cf.ロンハー青木さやかのダイエット

  青木さやかを変えたTOTAL Workout

  バブル青田の挑戦~『ロンハー2006春』

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青木さやかを変えたTOTAL Workout

休み

「ロンハー青木さやかのダイエット」と題する記事をアップして、ちょうど2週間。

驚いた事に、いまだにアクセスが途切れない。もうすぐ、総アクセス数が250

に達する! 人気サイトならともかく、ウチみたいな新参スポーツ系ブログにとっ

ては飛び抜けた数だ。もはや電車男ラストの記事さえ追い越し、上にはただ一

つ、「『野ブタ。をプロデュース』、面白い♪」があるだけ。ただし、野ブタ。の300

近いアクセスの大半は、アップ翌日のニフティの「瞬!ワード」(瞬間的人気項目

紹介ページ)がもたらしたものだから、実質的には青木のダイエット記事が人気

No.1と言っていい。ウチのメインはランニングと自転車なんだけどネ。。(^_^;

         

と言う訳で、昨日のロンドンハーツの完結編でまた記事を書こうと思ったら、野

球で中止。ガクッと来てたら、今日たまたま本屋で「トータルワークアウト」という

本が目に入った。著者はケビン山崎、背表紙の色は赤と黒。間違いない。青木

を変えたジム、赤と黒のマシンが並ぶ「TOTAL Workout」の本だ。表と裏は、

黒ずくめの服装にサングラス姿のジム代表ケビン。ちょうど個人的にも筋トレの

研究をしようと思ってた所なので、早速購入、すぐ読破。タメになったと言うより、

いい刺激になった。1600円の価値はあったと思う。

         

「TOTAL Workout」 (以下、TW)とは、直訳すると全体的運動。つまり全身

の体系的運動という意味だろう。その運動を通じて、人間の生きる力全体を向

上させるという意味でも「TOTAL」ってわけだ。最大の特徴は「3週間で必ず

結果を出す」と公言してる点。この手の売り文句はダイエットの世界ではよくあ

ることで、しばしばトラブルも生じてる。ところがTWの場合、これだけメジャー

なのに、今のところ大きなトラブルは耳にしない。冷めた見方をすると、客層が

有名人と金持ちだから、多少不満でも騒ぎ立てたりしないだけかも。月会費は

21000円で、正直言って、思ったほど高くないと感じたけど、パーソナルトレー

ナーの料金が1回3000円~7000円。基本は週3回だから、最低でも月6万

円ほどかかってしまう! これじゃ、普通の人はまずムリでしょ。このパーソナ

ルトレーナー制度もTWの大きな特徴で、絶対条件ではないけど強く勧められ

ている。 

              

実質的内容は、運動面と食事面に分かれる。運動面の特徴は、ダイエットでよ

く話題になる有酸素運動(ウォーキング、ランニング、自転車、水泳、エアロビ)

使わず、ウエイトトレーニングという無酸素運動を使う点。適度な筋肉をつけ

ると共に、基礎代謝を増やして脂肪を燃焼させ、引き締まったBODYを作り上

げる。ただ、有酸素でなく無酸素を選ぶ際の理由には、多少疑問を感じた。

     

有酸素運動による代謝(生活活動代謝量)は全消費エネルギーの20%、無

酸素運動がアップさせる基礎代謝量は70%だから、基礎代謝量を促進した

方が効率的だと説明されている。だけど、この比率は一般人のものであって、

有酸素運動を本気でやってる人のものじゃない。例えば私の場合、基礎代謝

は1400kcal弱だけど、運動する時は1日1000kcal以上が普通で、自転車

のツーリングだと数千kcalにもなる。極端な例かも知れないけど、要するに有

酸素運動をやってる人にとって、基礎代謝の比率はかなり低くなるわけ。だか

ら、有酸素運動と無酸素運動の効果の比較は、実際に試してみないと何とも

言えないはず。

       

直感的には、体脂肪率低下にとって決定的に重要なのは食事であって、有酸

素と無酸素の違いは少ないような気がする。もちろん、体脂肪率を下げるだけ

じゃなくBODYをデザインするという点を考えると、無酸素のウエイトトレーニン

グの方が効率的だとは言えるかも知れない。ただし実行できればの話であっ

て、有酸素運動は一般にラクだけど、無酸素運動はキツイ! 

      

実際、TWでトレーニング中のアスリートの写真を見ると、その多くは歯を食い

しばった必死の表情だ。わずか10回前後しか上げられないような重いウエイト

のトレーニングを週3回行うのは大変だし、パーソナルトレーナー無しの普通の

ジムでマネすると、ケガの危険性も十分ある。この辺りの率直な感想を、皆さ

んにお聞きしたい所。挑戦してみたいとか、やっぱムリとか。ちなみに私は、有

酸素の補足として行う筋トレを、少しTW的にしてみようかなと思ってる。ウエイト

を重くして、いま週1回なのを週2回に増やして。

         

なお、TWの食事面の特徴は、低脂肪、高タンパクっていう普通の制限に加え

て、低炭水化物を徹底する点だろう。ただ、わりと普通の事を書いてるように

感じたから、今回は説明を省略したい。(眠いだけかも・・・)

    

以上、『トータルワークアウト』(KKベストセラーズ)とTWのサイトを参考にして、

簡単に(?)レポートしてみた。もし、この記事にも相当なアクセスがあるような

ら、もっと詳しい追加記事を書くかも。皆さん、如何でした? もう十分って?(^^ゞ

コメントお待ちしてます♪

         

cf.バブル青田の挑戦~『ロンハー2006春』

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ロンハー青木さやかのダイエット

休み

ワースト番組として悪名高い「ロンドンハーツ」、個人的には大好きだ♪

最近は、運動後に暴飲暴食しつつ、ブログをいじりながら録画を流し見するパ

ターンが多い。昨日は秋のSPで、「どこ見てんのよ!」でお馴染み、お笑い芸人

青木さやかがダイエットしてパリコレに出演するっていうサクセスストーリー。

      

デザイナーの側から番組に企画のオファーがあって、青木がダイエットしてオー

ディションに合格、晴れてパリコレ出演。ところが、実は偽のパリコレ(ほぼコレ)

だったっていうオチ。本物じゃないけど、8000万円かけたって言うだけあって、

なかなかの出来で、めったに見る機会のないファッションショーとしても楽しめた。

         

この企画の中での青木のダイエットはお見事! わずか2ヶ月で、体重58kg

から51.5kgに、ウエスト74cmから61cmに変身してみせた。ひと目で分かる

やせ方で、しかも適度な筋肉で引き締まった身体になってる。ダイエットをサポー

トしたのは、芸能人御用達で有名な、ケビン山崎率いる「TOTAL Workout」。

特に、六本木ヒルズ店はあちこちで紹介されてるので、見た事ある人も多いんじゃ

ないかな。

          

単なるダイエットなら、どこでも似たような食事制限になるだろうけど、キレイに

ボディ・デザイン出来てる所はさすが! でも、やっぱりジムより青木の頑張りを

ほめたい。もの凄く忙しくてストレスもたまってるはずなのに、過酷なダイエット

に打ち勝つ姿は、美しくて感動的♪ 青木は以前の写真集発売企画の時にも

ダイエットに成功したけど、今回はそれ以上の大成功。偽のパリコレとはいえ、

いい記念になっただろうな。

             

それに対して、自分はどうかと振り返ると、どうしても食事制限っていうのがで

きない。何度か挑戦してみたけど、せいぜい2日で腹が減ってダウン。。(^^ゞ 

昨日も、ランニング21kmで1260kcalくらい消費したのはいいけど、直後に

ぽたぽた焼き14枚、ミルクキャラメルクッキー2枚、アイス2個、コーラ700ml

くらい一気に飲み食いしたから、差し引きマイナスだろうな。その後しっかり、普

通の食事も取ったしね♪

     

今現在の身体データは、体重58.2kg、体脂肪率16.0%、BMI20.4だから、

一応標準体型なんだけど、腹が出てるし、マラソンや自転車をやってる人間とし

ては体脂肪率が高過ぎ! トップクラスで5%くらいだから、せめて10%にはし

たいなぁ。ジムのトレーナーに言ったら笑われちゃったけど。。

     

今回、初めてユーザーカテゴリの上位にダイエットがあるのを知ったから、今後は

時々ダイエット記事を書いて励みにしようかな。ダイエット系の皆さん、宜しくネ(^^♪

        

P.S.「青木さやかを変えたTOTAL Workout」という記事を追加(10.26)。

cf.バブル青田の挑戦~『ロンハー2006春』

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