和田峠&裏ヤビツ
自転車145km,Av23.4,Mx56.5
今日は5時起床で、和田峠から相模湖経由で裏ヤビツに向かうことに。
寝たのが2時だから眠い。八王子の西にある和田峠がキツイという情報は、
別々に3人から情報を得ていた(職場の知人、Fさん、みぽりんのブログ)。
峠の標高は688mとヤビツ以下で大した事ないが、短いけど強烈な激坂があるらしい。
和田峠ヒルクライムのHPによると、距離3600m、標高差363m、平均勾配10%。
裏ヤビツと組み合わせれば適度な負荷になると思い、朝6時半頃(?)出発。
空いてる多摩川サイクリングロードを軽く流し、野猿街道から陣馬街道へ。
どんな道か知らないので、早めにコンビニで補給。
基本的にそこそこ走りやすく、やがていかにも田
舎の山道って感じの風景になり、緩やかな傾斜を
気持ち良く登る。練習を終えたって感じのレーサー
が次々に降りてくるが、当然(?)誰も挨拶せず。
途中、分かれ道になったが、迷った時は交通量の
多い真っ直ぐな道を進む、という基本原則に従って
直進。徐々に傾斜がキツくなり、正解だと思ってた
らいきなりロープで通行規制。自転車だから脇を
通るんだろうと考えて強行突破するが、再びロープ
が現れてもはや走行不能。「しまった・・・」と思ってあわてて引き返す。
最初のロープまで帰ってくると、バイクが2台やって来たので、内心「お互いマヌケだ
ねぇ♪」と笑う。降りる途中で親切なおばさんに道を確認し、分かれ道まで戻って
左折。大幅なタイムロスとパワーロス!遅れを取り戻すべく、少しだけ飛ばす。
人が少し集まってるバス停らし
きものがあり、そこを過ぎると
やがて細くてキツイ山道が始
まった。「お疲れ様」と声をかけ
ながら女の子を一人抜き、止
まって休んでる人に視線を送
り、ひたすら登る。キツイけど短
いと分かってたからプレッシャーは少ない。
ただ、この後まだ裏ヤビツがあるので、脚
力温存のためにフロントのインナー22Tを
使用。インナーなんてこの一年で2回目、
先日の熱海・山伏峠以来。まだかまだかと
メーターの距離表示を見ながら登ってると、
湧き水があって3人水遊び(?)してた。
軽く会釈して登り続けると、なぜか少し上で
女性が道の真ん中に仁王立ちしてこっちを
見てる。奇妙に思いながら近づくと、そこが
頂上。誰かを待ってるわけか。
売店でコーラ500mLを買い
(200円だったか)、写真を撮り
ながら休憩。女性の他には男性
が2人。1人売店のイスに座っ
てるのを見たおばちゃんが、「こ
こは売店なんだから、座るんな
ら何か買ってくれなきゃ!」って
感じのことを叫ぶ。すると、離れ
た場所に立ってた女性が大声で
「仲間を待ってるからダメなんで
すよ。来たら何か頂きま~す」っ
て感じのことを叫び返した。そ
もそもこの女性は立ってるんだ
から関係ないんだけどな、元気のいい女性だなぁと感心しつつも顔がニヤける。
やがて、湧き水の所にいた人達(?)が一緒に登って来て、女性と話し始めた。
後で分かったのだが、実はこのグループは1人を除いて「東京多摩川自転車」の
ばっちゃんさん御一行で、女性はのぶさんだった。ヤビツへ向かう電車で挨拶を
交わしてたので、気付いてもよかったのだが、お互い気付かない。私は、相手の
人数と女性が1人いるのを見て「ひょっとして?」くらいには思ってたが、高校生
の青ビラート君らしき人が見当たらなかったこともあり、やっぱ違うかなと思って
た(まさか坊主頭になってるとは・・・写真参照)。
と言う訳で、気になりながらも
峠を下って相模湖へ向かう。国
道20号から412号へ入る頃
にはもう真昼間で、日差しがや
たらキツくてしばらく暑さとの
戦い。帰って調べると、八王子
の12時の気温は32度だった
が、それ以上に「熱く」感じた。相模湖を過ぎた辺りのコンビニで飲み物とアイス
(爽)を補給。赤系の派手なウェアの女性レーサーが一人でいた。峠なら話しか
けたかも知れないが、下界では遠慮。車の渋滞を右に見ながらもう少し走ると、
意外に早く、ヤビツへ向かう三ヶ木交差点を発見。右折すると、渋滞は完全に止
まってる状態。お盆に近場の観光地へ車で出かけた人たちがこんなにいる訳か。
宮ヶ瀬湖のビジターセンター(?)でまたドリンク補充し、大勢の観光客を横目で
見ながらいよいよ裏ヤビツ。つまり、南の名古木
交差点から登るキツイ「表ヤビツ」ではなく、北か
ら登る緩めで渓谷っぽい坂。こっちから登るのは
初めてだが、反対から来た時の感触からも各種
情報からもラクなのは間違いない。実際、インナー
どころかセンターもあまり使わず、アウター(42T)
でほとんど大丈夫な気持ちいい登りだった。裏とい
うだけあって、反対方向から降りてくる自転車は
結構いたが、同じ方向はほとんど見かけない。もち
ろん両方向でかなりの差が出るのは数学的に
自然だが、それ以上の差だったと思う。普段はターゲットの坂を登ってる途中で
止まることなどないが、山の涼しさもあって凄くラクだから、写真撮影で止まっても
罪悪感は全くなし。やがて頂上
に着き、自販機の前に自転車
をおいてた人と挨拶を交わし、
ドリンク補給とトイレの後、裏ヤ
ビツの記念としてヤビツの看板
を反対側から写す。当然、何も
書いてない茶色の板(写真左)
だが、この種のバカバカしさは結構好きだ。看板の表については、7月24日の
記事を参照。その後すぐ表側へ下山して、246経由で鶴巻温泉駅に行って輪行。
駅で食べたアイスが美味しかった♪ (アイスばっか・・)
なお、残念ながら心拍計の記録は残ってない。途中何度も止めたし、和田峠
の一部を除けばわりと低かったと思う。裏ヤビツは今後もちょくちょく走りたいな。
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