本当の自分を見つめて生きること~野ブタ第4話
(☆2020年5月3日の追記: 再放送の後、この記事とは別の新たな長編レビューをアップ。
不意打ちのように訪れる、本当の心~『野ブタ。』第4話(再放送) )
「野ブタ。をプロデュース」第4話、恋の告白作戦。
今回もホントに真っ直ぐでキレイなお話! ますます、いいドラマになって来た♪
あらすじは次の通り。11月4日は「いいよの日」。大勢の生徒が見守る壇上で相手に告白、相手がOK(いいよ)のロープを引けば頭上から花が降り、NOのロープを引けば水が降る。バンドーの悪意で修二(亀梨和也)に告白するハメになった信子=野ブタ。(堀北真希)は、自分のほのかな思いに気付いて動揺。
一方、修二は、信子と彰(山下智久)にも、公認のお相手まり子(戸田恵梨香)にも、告白は拒否するとあらかじめ告げる。それに対して彰は、信子に水をかけたりしたらタダじゃ済まさないと、瓦割りのパフォーマンスで修二を脅す。
告白当日、壇上で修二を横にした信子は、告白相手を何とバンドー(水田芙美子)に変更。あんたに水をかけるくらい平気だとうそぶいてたバンドーが、無理に突っ張ってる自分を変えて、水をかけたりしないことを願う。バンドーがロープを引き、信子の頭上に降ったのは花。バンドーは、間違えたんだよと言いながら足早に立ち去る。
その後、修二の手帳を偶然見た信子は、修二が悩んだ末に花を降らそうとしてた事を知る。修二は、いつの間にか信子も彰もかけがえのない存在になってる事を、自分で認める。彰は、謎の「ホントおじさん」に襲われて、信子へのホントの気持ちに気付き、動揺する。。。
今回は、人は自分や他人の本当の心に目を向けることができるし、それによって変わることもできるってお話。その場合の自分の変化は、セルフ・プロデュースなんてよそよそしい言葉じゃ表せない。もっと素朴に、ありのままの自分として、自分が本当に望むように生きるって事。
修二はこれまで、彰と一緒に信子をプロデュースする事を面倒くさそうにしてた。ところが、悩んだ末に出した結論は、彰の望む通り、信子に花を降らせること。自分の中で彰と信子が大切な存在になってる事を認めざるを得なかった。
「多分、あの2人が好きだったから。あの2人といる自分が好きだったからだ」
一方信子は、既に前回、2人のプロデューサーと出会えた奇跡の素晴らしさに気付いてたが、さらに今回修二への思いに気付き、修二への誕生日プレゼントとして、彰と一緒に校庭に大きなバースデーケーキを描いた。それどころか、彰に教えられた「野ブタ。パワー注入!」のアクションで自分にパワーを与えて、あのイジメっ子バンドーと一対一で対話。毎度おなじみ、ど真ん中ストレートな信子の言葉がバンドーに突き刺さる。
「なんで、もっと違う自分になろうと思わないんですか? 人は変われます!」
無理して自分を傷つけてるバンドーは、さんざんイジメてきた信子のあまりにも真っ直ぐな言葉に、何も言い返せず立ち去る。さらに告白の場で、信子が言う。
「私がホントに好きなのは、坂東梢さんです」
信子のダメ押しの言葉で、バンドーはもはや水をかけることなどできない。見事な野ブタ。「の」プロデュースで、結局バンドーも無理なツッパリをやめる方向に一歩踏み出した。バンドーの行動を不思議がる彰に信子がつぶやく。
「自分も変われるんだって、思いたかったんじゃないのかな」
こうしてみると、あのバンドーも、ホントは心も外見もキレイな一人の女の子。何て美しい物語・・・♪
これで残る悪意は一つだけ。ほぼ正体は見えてるけど、今後の展開は不明。また、恋愛が複雑に絡んできたプロデュース3人組からも目が離せない。来週も期待しよう♪
P.S. 「野ブタ。をプロデュース」、面白い♪(第1話の記事)
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