イメージビデオ&爆笑コメディー~『赤い奇跡』
また今日も(昨日も)、雑用や単純作業をこなしながら適当にドラマを見た。
BGMって言うか、BGV(バックグラウンドビデオ)みたいなもの。その意味
では、この『赤いシリーズ』最新作、『赤い奇跡』は最高だった♪
去年のリメーク版2本(石原さとみ,綾瀬はるか)も見てないし、昔の10作も
全く知らないけど、何の不自由もなく楽しめるし、爆笑できる (^^)。「赤」は恋
愛と血を表して来たのかな? 少なくとも今回は、血(血液そのものや、人間
の暗い部分)を織り交ぜた純愛ストーリーになってた。
それにしても、やっぱり深キョンは文句無く可愛い! あの表情や仕草、話し
方を前にすると、演技なんて全く無関係。本物のヴィジュアル系スケーターの
浅田舞でさえ、かすんでしまったほど。。
あらすじは、いつものドラマ記事みたいに真面目に書く気が全くしない。この
ドラマにとって、ストーリーなんて大して意味がないから。女子フィギュアス
ケートのスター・輪子(深田恭子)とタクシー運転手・透(徳重聡)がふとした
キッカケで恋に落ちる。ところが透には、誤ってサッカー仲間の親友を刺し
殺してしまった暗い過去があった。そこに周囲の悪意や無理解や冷淡さが
重なって、2人は苦境に陥る。それでも結局、最後は両親(石原良純,萬田
久子)やコーチ(竹中直人)が温かく支えてくれて、立ち直る。あとは2人で
幸せな未来に向かって進むだけ。。
普段なら、ここから延々と真面目で理屈っぽいお話を書くところだけど、こ
れもまた、全く書く気がしない。『野ブタ』や『白夜行』みたいな深みがあるわ
けじゃないし、『輪舞曲』みたいに劇的な展開や独特の映像や分かりにくさ
があるわけでもない。色んな衣装に身を包んでスケートまで見せてくれる、
着せ替え人形の深田恭子を見て楽しみつつ、時々「あり得ねぇー!」とか
ツッコミを入れたり爆笑したりするドラマだ。したがって、このドラマのストー
リーの平凡さや単純さや非現実性(奇跡)をけなしたりするのは、全くの見
当違い。魚屋に行って、「大根が無いじゃないか!」とか文句をつけるよう
なもの。ドラマには、色んなタイプがあって、色んな見方で楽しめるっていう
当たり前の事を再認識させてくれた作品だった。欲を言えば、最後に悪役・
池内博之もいい人になった方が、形式的にキレイだったな。。
という訳で、皮肉でも何でもなく、このドラマは凄く楽しめたし笑えた。「いい
作品」だったかどうかなんて知らないし、そんな事どうでもいい。ただ、もし
再放送があればまた見たいなとは思う。もちろん、他の事をしながらチラチ
ラと、深キョン・イメージビデオ&爆笑コメディとして。。♪
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