« 消費カロリー・アワーレコードを狙いつつ・・ | トップページ | 1キロ・4分半に苦戦、判定勝ち »

炎天下の和田峠&裏ヤビツ

BIKE135km,Av22.7,心拍Av133

暑かった~。。今日は休みで、平日だけどツーリングに行こうと計画。マトモ

なツーリングって言うのは、去年の乗鞍直前に富士山に行って以来だから、

ほぼ1年ぶり! これはヒドイ。登りを経験するのも、美ヶ原を除けば、去年

12月にSさんと裏ヤビツを軽く走って以来8ヶ月ぶり! その前はもう乗鞍。

如何にサボってるかが分かる。これでよく、打倒乗鞍とか言うわな。。(^_^;)

    

寝たのは結局3時頃になってしまって、おまけに想定外のアクシデントが発

生したためにほとんど寝れない事態に陥った。1年ぶりってことで、気分的

にハイになってたって事もあるかも知れない。とにかく、こんなんで猛暑の

和田峠&裏ヤビツなんて大丈夫なの?と思いつつ、ダメなら早めに切り上

げるって手もあるなと思って、渋々起きて準備開始。

   

欲しくないのに一応少し食べて、輪行袋・虫さされ用クリーム・冷却シート・

ボールペンなどを用意。真夏日だと分かってたので、念入りに日焼け止め

を塗りまくる。そもそも普段は朝か夜に走ってて、昼間の太陽の下で走る

こと自体がほとんど無いので、最大の敵は太陽。3年前に熱射病状態で

フラフラになった経験があるので、決してあなどれない。冷却シートなんて

ものまで持って行ったのもその時の悲惨な記憶があるからだけど、幸い

使うことはなかった。

    

色々と手間取ったために、出発は7時。ホントは5時くらいにしたかった

のにな。それでもまだ気温は低めで、日差しが暑く感じる程度。とにかく

今日は炎天下のツーリングを無事完走することだけが目標だから、スピー

ドは度外視。実際、多摩川の府中四谷橋までの28kmほどで、普段より

5分ほど遅かったので、身体的には全くの余裕。去年の和田峠&裏ヤビツ

の経験から、トータル140kmほと分かってるので、この時点で距離的

には5分の1走ったことになる。ただし、登りと暑さが控えてるので、10分

の1程度終わっただけって感じ。。

   

地図は直前に頭に叩き込んだし、去年の経験もあるので持って行かなかっ

た。府中四谷橋→野猿街道→都道173号→国道16号→国道20号と無難

に進んでいく。途中、野猿街道が都道20号から160号に変わった後の登り

がちょっとダルイけど、これもたかが知れてるのが分かってたから気分的に

余裕を持てた。その後、王子市街を少し走った後でいよいよ陣馬街道(都

道521号)へ。この途中の和田峠手前に、知る人ぞ知る激坂がある。距離

はわずか3600mなのに、標高差363m、平均勾配10%! これは平均

だから、部分的にはもっとキツイ。

     

早めにコンビニで飲み物とアイスを補給して、田舎の幹線道路って感じの走

りやすい道をゆっくり進むと、緩やかな登りになって来て、やがて「夕やけ小

やけ文化農園」があり、その先が分岐点。去年は直進してしまって大幅なロス

になったけど、今年はちゃんと標識に従って左折。標識に陣馬高原としか書

いてないから分かりにくいんだよな。和田峠って書けばいいのに。。

   

左折後しばらくすると、ひなびたバスターミナルっぽいものが右に見えて、こ

こからが勝負。そこを通過してからの距離をメーターで測ると3500mだった

から、やっぱりその辺りを起点に考えるんだろう。去年は早めにインナー22

Tを使ったけど、今年はセンター32Tで粘ってみる。残念ながら、半分くらいで

ほとんど回せなくなったので、無理せずインナーに。美ヶ原はセンターで別に

不自由しなかったので、やっぱりここの方がキツイ! メーターを見ながら、ま

Wada0803aだかまだかと粘りつつ、24分42秒で峠到着。平均心

拍157、最大心拍165だから、かなり余裕を持って走っ

てる。そもそも、まだ全コースの半分も走ってないし、こ

の後さらに暑くなるのも分かってるから、ムリはしない。

Wada03_2_1左の石碑の写真は去年のも

のを転用。今年は写メのみで

ラクをした。平日なので売店も

しまってて、自転車はもちろん

人が誰もいない。降りる間際に

売店のおばちゃんらしき女性が

バイクでやって来た。ここに住ん

でるのかな?

自販機も見当たらないので、早

めに下り始める。途中、左ふくら

Wada0803b_1はぎがかゆくなったので見たら、所々赤くなって

た。おそらく、道の左側を走るときに草と接触し

たためだろう。薬を取り出すのが面倒なので、

しばらく我慢することに。結局、秦野駅まで我慢

Wada0803c_1した。気持ちよく下って行くと、やがてまた分岐点。

迷ったけど、去年のおぼろげな記憶から、藤野駅

を目指す。見事に正解♪ 短くて狭いトンネルを、

車にくっついてダッシュで抜けると、すぐ国道20号。

   

ここでまたトラブル。何か自転車がフラフラするなと思って止まったら、何と

リアキャリアをシートポストに固定してるネジが緩んで、キャリアがグラグラ

してる。これは危なかった。すぐアーレンキーで締め直して、近くのコンビニ

でコーラ1L補給して再スタート。20号は左端が狭いのに大型車が多くて

怖いんだけど、距離は短い。ほどなく国道412号へと右折して、相模湖畔

Wada0803dを南下する。途中、相模湖大橋で写メ。この辺りの

景色は、観光地っぽくて好きだ。その後、ちょっとした

アップダウンがあるけど、大した事ないのが分かって

るのは大きい。無難に切り抜けて、津久井湖辺りの

コンビニでまたアイス。腹をこわすのが心配で氷系は止めといたけど、要す

るに、アイスが食事の代わり。朝はチョコミント。昼は「爽」パインヨーグルト♪

   

まもなく三ヶ木交差点で右折、宮ヶ瀬湖の観光センターっぽい所でキリンレ

モン500mL×2を補給。かなり暑さがこたえてるので、少し長めに休憩。

いよいよ最後の登り、裏ヤビツ。県道70号の途中にあるヤビツ峠(761m)

は首都圏の代表的なヒルクライム練習場になってるけど、それは「表」(南側)

の話。「裏」(北側)は傾斜が緩い山道で、渓流を眺めながらのんびり登れる。

日陰も多くて、かなり助かった。アウター42Tで登り切ってやろうと思ったけど、

終盤にダルくなってセンターを使用。するとまもなく、予想より早めに峠到着。

しまった。それならアウターで粘れば良かった。1時間03分、約18km、平均

心拍147。恐ろしくラクをしてるのが明白。ちなみに、途中3人のサイクリスト

とすれ違い、挨拶したら2人は返してくれて1人はシカト。典型的なレーサータ

イプの男だった。やっぱ、彼らとは文化が違う。ま、いいけどネ。。

       

Wada0803eここでもまた、平日ってことで売店が休み。おまけに

自販機まで閉まっててガッカリ。。左下の写真が売店

で、本来なら右側に自販機があって、左側に空き缶

回収器がある。これで10円受け取るのがお約束なん

Wada0803fだけど、残念だな。。

仕方なくすぐ下り。あとはもう、秦野駅までほとんど下る

だけだから楽勝。気分も晴れやか♪ 安全だけに注意

して、14時頃に秦野駅到着。これでほぼ完走! ここで

はC.C.レモン1.5Lとバニラアイスの補給。暑いからアイスばっか。。

   

Wada0803gあとは輪行だからラク。座ってボールペンでメモしたり

してると、みんな何となく私を避けてて、時々冷たい視

線が飛んでくる。自転車が珍しいからかなと思ってて、

ふと席の後ろの壁を見ると、何と車椅子の人のための

Wada0803h椅子だった!

車椅子の人がいなければ使っていいとは書いてるけど、

そう言えば途中で駅員の介助で2台乗り降りしてた。恥

ずかしい~。。駅員、注意してくれよな!(逆ギレ・・)

上の写メは輪行袋「超速5」。時々検索が入ってるので、参考までに。確かに

超速の5分で終わるけど、大きくてジャマだから注意が必要。。

   

最後は、最寄り駅から数キロ走って、16時半頃帰宅。平均時速は恐ろしく

遅いけど、久し振りのツーリングを炎天下で余裕を持って完走できたから問

題なし♪ 乗鞍までにあと2回は行きたいな。。

      

| |

« 消費カロリー・アワーレコードを狙いつつ・・ | トップページ | 1キロ・4分半に苦戦、判定勝ち »

自転車」カテゴリの記事

コメント

テンメイさん
がんばってますね。
13日の柳沢峠はよろしくお願いします。
私のほかに怪物Mとマリアの女性二人の4名で行くことになりました。
ヤソッチは仕事が忙しくて欠席です。

他にもクマさんたちも誘いましたが、いろいろ予定があるようで、あとは本番ですね。

みんな遅いのでさっさと置いていてかまいませんので、よろしくお願い申し上げます。


投稿: 4人の子持ち | 2006年8月 6日 (日) 08時59分

>4人の子持ちさん

アレ?写真が消えてる。。
どうも、どうも♪ 大して頑張ってないですよ(^^ゞ
もうすぐ乗鞍だと思うとゾッとします。。
ヤソッチさんは欠席ですか。残念ですね。
柳沢峠は、3年前に熱中症でフラフラになった場所なんで、
僕にとっては太陽が最大の敵です。
お互い体調を整えて頑張りましょう!

投稿: テンメイ | 2006年8月 6日 (日) 16時34分

こんばんは。
だいぶ前の記事ですが、ずっと気になっていたのでコメントします。
この日記にリンクされている12月の裏ヤビツの
宮ヶ瀬湖の写真がとても美しくて…!!!
お気に入りにしていつもぼ~っと見ています。
っていうか見とれて時間がたってしまうんです。
これ、絶対神様か天使がいるって感じで…。
ナマ写真があったら頂きたいくらいです。(真面目な話)
またこれからもいい写真撮ってくださいね。
(ところでデジカメは直ったんでしょうか…(・。・;))

投稿: トマト | 2006年8月16日 (水) 23時29分

>トマトさん

お褒め頂き、どうもです♪
確かに、今まで撮った写真の中でトップクラス。
あの気象条件は凄くラッキーでした。
いずれ自分で行ってみては如何?
晴れ時々曇りくらいの朝を狙って。。

生写真を差し上げても構いませんが、
とりあえずデジタル画像を差し上げましょう。
実は、「見つかったら」と但し書きを付けようと
思ったのですが、偶然CDがすぐ見つかりました。
こっちの方が神がかり的な奇跡かも。

ちなみに僕はいまだにフィルムカメラで、
現像の際にCDを焼いてもらってるだけです。
壊れた2つを苦労して使ってます。
オリンパスの防水の1000万画素が発売
されるまで待ってるんですよ。

それにしても、ドラマ記事以外で、記事につけた
リンクを見る人なんて数十人に一人くらい。
これまた奇跡的。。


投稿: テンメイ | 2006年8月17日 (木) 08時41分

テンメイさん、ありがとう~~!!(嬉涙)
添付して頂いた画像をあけた時
キャーとか、うぁぉ~♪ とか
一人で奇声を上げていましたが
お聞かせしたかったといいますか…
お聞かせするのが恥ずかしいくらいでした。
試行錯誤して2Lサイズに無事プリントできました。
これを見たあとで、自分で裏ヤビツに行っても
きっと欲求不満になってしまうでしょう…。

本当にすごい写真です!!
感動。。。

ミケランジェロやイタリアの宗教画家は
こんな光景からインスピレーションを受けたんではないかと思いました。
天を舞う人のような、ペガサスのような、パワフルな写真。
でもテンメイさんは実際にこの空気に中にいたんですものね。。。ラッキーな人ですね!
奇跡的な遭遇だと思いますよ。千載一遇のチャンス。

写真撮ってくれて、ブログに載せてくれて。ありがとう!!

投稿: トマト | 2006年8月17日 (木) 22時01分

>トマトさん

喜んで頂けて光栄です♪
多分、生写真よりアレをプリントした方がイイでしょう。
実は元のデータも現像した写真も、明る過ぎて
雰囲気がイマイチ出てないんです。
PCで明るさを落として初めて、あの感じになりました。

実際に写した時は、時間が無かったし、緩いとはいえ
峠が待ってるしで、見とれてる余裕はありませんでした。
ホントはもっとノンビリしたサイクリングを
楽しみたいんですけど、もうしばらくは無理そう。。

投稿: テンメイ | 2006年8月18日 (金) 09時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 炎天下の和田峠&裏ヤビツ:

« 消費カロリー・アワーレコードを狙いつつ・・ | トップページ | 1キロ・4分半に苦戦、判定勝ち »