皇居~下町サイクリング~NHK『趣味悠々』2
「シティライドで町並み再発見」と題する、第2回『趣味悠々』中高年のため
の楽しいサイクリング生活入門。今回は、皇居周辺から銀座を抜けて下町・
佃までの「シティライド」。この呼び方、どのくらいの人が実際に使ってるのか
な。私は一度も聞いたことないし、使うのも気恥ずかしい。「街乗り」って言う
方がフツーじゃないかな。こっちの方が、「中高年のため」だと思うけどね。。
前回と同じく、講師は丹羽隆志、生徒は藤岡弘と奥山佳恵。3人ともいい味
出してる。丹羽はニコニコ物知り自転車おじさん、奥山は明るく元気な若奥
様、藤岡は渋すぎて笑っちゃうおじさまって感じ♪ 今回も全員、大きな前カ
ゴが目立つママチャリだけど、前回と違うのは「ヘルメットをお勧めします」っ
て所。まず前からかぶって、後ろで調整。アゴひもは指2,3本の余裕を持た
せてって話。値段の話をしなかったけど、テキストには書いてるのかな。下手
するとママチャリより高いって知ったら驚く人も少なくないはずだけどな。なぜ
か丹羽だけが、白いフチの目立つサングラスを使用。愛用品とかファッション
なのかな。単なる街乗りでは珍しいはず。
あと、集団走行についての注意。車間距離は十分に信号が変わったら無理
について行かない。前の人は後ろを待つ。障害物や先頭交代や止まれのサ
インを決めとく。。
個人的に補足すると、先頭の人は、最後尾が信号を通過できない時には自
分も止まるようにするのが基本。障害物や先頭交代のサインは要らないけど、
止まれは必要。フツーは片手を腰に回して、手のひらを後ろに向けると思う。
さて、一行は千鳥が淵公園から東京国立近代美術館工芸館と法務省と東京
駅(千代田区3大レンガ造りと丹羽が命名)にまず立ち寄り、自転車は歴史を
旅するタイムマシンだと言う。また、皇居周辺の坂を降りて行く途中で、昔は
海だった場所に進んで行くことになるから、自転車は潜水艦みたいだって話も。
面白いこと言うネ♪ 丹羽はさすがプロだけあって、まるではとバスのガイドみ
たいに案内する。確かに上手い。
その後、銀座を抜ける際には、「スクランブルや大きい交差点は無理せず押し
て」というアドバイス。何ともNHK教育テレビらしい話で、ごもっともだけど、めっ
たにしない事。要するに、歩行者として通行するのでなく、軽車両として車と一
緒に通行すればいい話だろう。
晴海通りで銀座を抜けた経験は何十回もあるけど、いまだにすごく嫌だ。車と
人がゴチャゴチャしてるし、わき道へと左折する車や止まる車(特にタクシーと
バス)にも気を使う。その辺りは説明されず、何気ない映像でいつの間にか通
過。前回も指摘したけど、やっぱりマイナス面をちゃんと伝えようとしない所は
教養番組として物足りない。
その後、勝どき橋を通って築地へ。昭和45年までは、大型船の通行の際に
左右に分かれて上に開いてたって話の勝どき橋。橋も川もキレイで、通る時
に何度も写真をとったことがある場所だ。
丹羽が築地で「働く自転車」に興味を示してたのが印象深かった。かなり厚
みのあるサイクリストだな。私も子供の頃、家にあった実用車でサイクリング
に出かけたりしてたので懐かしかった。
さらに、もんじゃ焼きで有名な月島を抜けて、佃煮の発祥地・佃に到着。駄菓
子屋ではしゃぐ藤岡がカワイかった♪ やっぱり藤岡は存在自体が笑えるな。
最後に、1日自転車に乗っても疲れない理由として、丹羽が体重の分散(腕、
お尻、足)を挙げてたのは、やや不適切だ。と言うのも、いわゆるロードバイク
(レーサー)ならそれも一つの理由になるけど、ママチャリでゆっくりサイクリン
グする時には体重はほとんどお尻にかかってる。実際、長く乗るとまずお尻が
痛くなるはずだ。
自転車が疲れない主たる理由は、重心の上下動の少なさと、脚の動きの滑ら
かさ。つまり、身体に強い力が加わらない点にある。ランニングはもちろん、
ウォーキングと比べても自転車の負荷の少なさは明らかだ。
という訳で、今週も見てしまったから、ついでに来週も見ようかな♪ 第3回は、
「自分流の自転車&道具選び」。乞うご期待☆
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