『実録!!極真大乱』購入♪
『大山倍達正伝』購入♪、と題する地味な記事を書いて、早くも3週間経過。
こんな記事読む人いるのかなって感じだったけど、有難
いことに、思ったより沢山いらっしゃった♪ ちなみに今
現在、アクセス数70、訪問者数57。訪問者の重複(日
付が違うと別人としてカウント)を除いても、約50人の人
が読みに来てくださったことになる。
この数は、ドラマ記事と比べると問題外の少なさだけど、予想ではこの半分
以下だったから嬉しい驚きだ。しかも、この数字にはトップページで読んだ人
の数は含まれてない。コメントを2人も下さったことにも気を良くした。やっぱ
り、一頃の勢いこそ無いものの、まだまだ大山倍達や極真空手への関心は
あるようだ☆ ま、記事を書いてるブロガーが少な過ぎるって話もあるけどね。。
読む人がいる事が分かったので、そろそろ『正伝』の内
容について記事を何本か書こうと思ったんだけど、その
前にもう1冊読んでからにしようと思い直した。それがこ
の本で、家髙康彦『実録!!極真大乱』(東邦出版)だ。
副題は「大山倍達の死と、全国各派の真実」。
もともとこの本は、『正伝』を書店で探してる時に見かけた本で、失礼ながら
デザインも題名も大げさで怪しげだし、出版社も無名だから、パラパラッと
めくった程度だった。ところが、『正伝』を手に入れて読んでみると、「おわり
に」の協力者紹介の箇所に、こんな文章があった(執筆は小島一志)。
ライターの家髙康彦は早大極真空手同好会時代からの「悪友」である。
夢現舎の設立メンバーでありながら一九九一年、私と彼は袂を分かっ
た。数年の空白期を経て、彼が自著を執筆していることを噂で知った私
は、ある偶然から家髙と再会した。大山亡き後の「極真騒動」に関し、
私と家高の見解は何もかも対立していた。・・・・・・だが一方で、私は家
髙との交流を通して「物の見方の多様性」を学び、それは少なからず本
書に反映させることが出来たと思っている。
この一文は、かなり印象に残った。というのも、『正伝』について記事を書く際
には、その筆者2人(小島・塚本)がどんな人物なのかが気になる所。中心と
なる小島一志の事を良く知ってる人物、しかも小島と意見が対立してる人物
がいて、わりと最近自著を書いたようだから、一応目を通しておくのが筋だろ
う。そこで書店に行くと、以前ほとんど無視したあの本だったって訳。
改めてペラペラと読んでみると、「はじめに」でいきなり小島との関係が書か
れてる。第1章から第5章が、大山の死と分裂騒動に関する非常に詳細な
報告。ズーンと暗くなるようなリアルで重い話が、ギッシリ詰まってる。闘病、
遺書、葬儀の話もあれば、一枚岩だった極真空手が松井派・緑派(新極真
会)・連合会・松島派・極真館などへと分裂していく状況の克明な描写もある。
著者は元遺族派と2年弱の行動を共にした者だが、その後はフリー。多少
の偏りは感じるものの、かなりの中立性をキープしてると思う。第5章には、
小島・塚本の話もある。そして最後の第6章は、「真実の大山倍達」。
これは読むに値するなと判断して、即購入。357ページで1800円(税別)、
高くはない。私が買ったのは、7月発行の第二版。ネットによると初版は6月
らしい。いずれにせよ、初版7月の『正伝』と同じく、最近の著作だ。
さて、一通り読み終えて分かったことは3つ。まず、家髙も小島もかなり信頼
できそうな著者だってこと。また、『大乱』と『正伝』は、極真空手の実情を知る
ための相互補完的な労作だってこと。さらに、この2冊は、大山倍達自身に関
する見方については共通してる部分が多いってことだ。『大乱』によって、たと
え1人のライターの見解といえども、複雑な分裂騒動の中身がかなり具体的
に見えてきたし、『正伝』に対する安心感も高まった♪
という訳で、来週からいよいよ『正伝』を読み解く記事を何本か書くことにしよう。
反応が良ければ、『大乱』についても記事を書いてみようかなと思ってる。ちな
みに私は、どの派閥にも所属していない。前の記事に書いたように、昔大山や
極真に強く憧れていた者にすぎない。今では正直かなり幻滅してるけど、それ
でもやっぱり特別な存在で、その点は『正伝』や『大乱』の筆者たちと同様だ。
できれば、メジャーな大会だけでも統一して欲しいと願ってる。ではまた。。☆彡
P.S.連合会のHPには、9月11日商標裁判勝訴までの、一連の裁判情報
が簡潔に記されている。
cf.松井派:国際空手道連盟 極真会館 (館長 松井章圭)
緑派:全世界空手道連盟 新極真会 (代表 緑健児)
連合会:国際空手道連盟 極真会館 全日本極真連合会 (理事長 田畑繁)
松島派:国際空手道連盟 極真会館 I.K.O.MATSUSHIMA(代表 松島良一)
極真館:極真空手道連盟 極真館 (館長 盧山初雄)
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