マウンテンバイクの遊び方~NHK『趣味悠々』6
『趣味悠々』中高年のための楽しいサイクリング生活入門、第6回は「オフ
ロードを走ろう」。個人的には、今までで一番興味深い回だった。と言うのも、
折角クロスバイクに乗ってるのに、普段オフロードを走ることなんてほとんど
ないから。せいぜい、サイクリングロード脇の芝生をたまに走る程度。
ただ、去年1度だけ、江戸川の土手の急斜面を登ったらものすごく気持ちよ
かった。前22×後30なんて超軽いギアを使うと、あんな場所まで登れるわ
けか。でも、なかなか場所の選択は難しくて、月曜日の多摩川ポタリングで
再挑戦しようとしたら、ペダルが斜面とぶつかりそうになって止めた。こけても
痛くはないんだけど、やっぱりちょっと怖いな。。
さて、前回の奥多摩湖までの峠越えツーリングではあいにくの小雨だったも
のの、今回は晴天。ひょっとして、撮影は8日か9日だったのかも。場所が今
回も明示されなかったのは、大勢の視聴者が押しかけるとマズイからなのか
ね。多摩川中流、あるいは源流か支流か、八王子辺りに見えたけど。いずれ
にせよ、東京の西の端だろう。
番組は川辺でスタート。まずは講師の丹羽隆志が生徒の奥山佳恵と藤岡弘
に、マウンテンバイク(MTB)の特徴の説明。①タイヤが太くてブロックパター
ン(凸凹)。ショック吸収と路面グリップのため。②フラットハンドル。クロスバ
イクと同じで、操作性とブレーキのかけやすさのため。③サスペンション。こ
れもクロスバイクの一部にも採用されてる。私のビアンキ・バックストリートも
そう。激しい凹凸のショックを吸収してくれる。
その後、実地練習。最初に乗り方のチェック。先にフレームをまたがっておい
て、右足を踏み込みながらサドルに座る。ただ、最近の放送をよく見てると、
2人とも、特に藤岡弘はこれを守ってない。初回に指摘しといたように、この乗
り方はサドルの高さをカバーするためにはいいんだけど、何回もやってると脚
の負担が結構大きいから、自然に止めてしまうのだ。
続いて、川原に線を引いて狭い練習コースを設定。小回りを中心に、細かい
操作のマジメなトレーニングを開始。これはなかなかいいな。一人じゃやる気
しないだろうけどね。回る時は視線を進行方向へ。障害物としてボトルを置い
た時の藤岡のはしゃぎ方が笑えた♪ さすが武道家、困難に直面するとワク
ワクするようだ。すぐツッコミを入れた奥山もなかなかよく観察してる。
丸太などの障害物を乗り越える練習では、まず沈み込んだ後に伸び上がって、
前輪の荷重を軽くするようにしてた。自然にやってることだろうけど、今度から
は意識的に大きくやってみよう。
トレーニングの後は、草むらを抜けて水辺まで走って、水に手をひたしたり、小
魚を見たり、裸足で中に入ったり。そうか、マウンテンバイクってのは、マウン
テン(山)だけじゃなくて川とも触れ合えるわけか。ガタガタぶれる映像があっ
たから、カメラマンもマウンテンに乗ったまま撮影したんだろう。考えてみると、
普段は固定カメラだから、同じ場所で何度も撮影してるってことか。大変だな。。
川辺の次は山道。まずは登りのポイント。軽いギアを選び、前輪に荷重して浮
き上がらないように。そのためには、ハンドルを少し下の方向に引き寄せて、
脇を締める。なるほど、普段無意識にやってることだけど、勉強になるな。。あ
と、悪路での後輪の空回りを防ぐ時には、ゆっくりペダリングして、重心は逆に
後ろへ戻す。と言うことは、山道を登る時には前輪と後輪の間で臨機応変に
重心を移動させるってことになる。
続いて下りのポイント。サドルから腰を浮かせて、振動を防ぐと共に重心を下
(ペダル付近)に持っていく。怖くてもペダルから足をはなしてぶら下げてはい
けない。振動が突き上げるし、重心が上(サドル付近)に行って不安定になる
から。なるほど、なるほど。。
さて、またしても笑えたのが藤岡。山道の途中で大きく迂回してる場所を見て、
これは外敵の攻撃から城を防ぐための戦略的なものだ、とか興奮気味に解
説。丹羽によると正解らしい。さすがガイドのプロだね。それにしても藤岡、あ
の手の話をさせるといつまででもウンチクが続きそうだな♪ ただし、今回は
例の鼻歌『男の世界』は出なかった。自分のCD宣伝するなとか抗議が来たの
か、あるいはしんどくて歌えなかったのか。それに引き換え、オフロードでも奥
山は余裕たっぷり。最初は操作に苦戦してたけど、要するに有酸素運動能力
が高いってことだろう。すくジム通いを始めて、エアロバイクで鍛えたのかも。。
中身の濃かった今回に続いて、来週は「遠くの街で走ってみたい~自転車運
搬ABC~」。いわゆる「輪行」に、運びやすい小径車でチャレンジするようだ。
どうせなら景色のいい場所へ行って、藤岡にまた鼻歌を歌って欲しいもの♪
何かこの番組って「楽しい藤岡弘入門」って感じがする。ファンも大満足でしょ。
オッと失礼。「藤岡弘、」と、最後に点を付けなきゃ怒られるのか。
ではまた。。☆彡
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