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秋ドラマ、選択の理由と今後の方針

既に明らかなように、秋ドラマからたったひとつだけ選んだ本格的ドラマ記事

対象作品は、『たったひとつの恋』だ。ただし、それ以外にも軽いドラマ記事を

時々書いてる。遅まきながらこの辺りで、なぜ『ひと恋』なのか、他はどうする

のか、簡単にまとめておこう。常連さんには、聞き飽きた話が多いだろうけど、

今でも新しい方がどんどんアクセスして来るし(全体の統計で分かる)、他の

ドラマ、特に『僕の歩く道』へのアクセスは未だに結構あるから、一度ハッキリ

理由と方針を説明しときたい。

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既に何度も書いた通り、基本的に今クールは週1本程度しか書かないと決め

ていた。「程度」ってのは、プラスマイナスαってことで、単なる不定期にするか

も知れないし、週1本に不定期で何かプラスするかも知れないって事。要する

に、ドラマの内容と時間的余裕の問題。

   

ウチに入るアクセスの大半はドラマ記事目当てだけど、ウチはブログ名から

も分かる通り、ドラマブログでもテレビサイトでもないというのが建前。あくまで

ランニングと自転車のブログってのが基本。この先もしばらくは変えるつもり

がないし、将来的に変えるとしても、ドラマやテレビに特化するつもりはない。

つまり、ドラマやテレビにそれほど時間を使う気がないのだ。

   

一方、ドラマについて書くのなら、読者の反応(アクセス、コメント、TB)よりも、

むしろ自分の満足度を重視したい。つまり、読者にとっての分かりやすさ・面白

さ・心地良さといった要素より、書くことによる自分の喜び・刺激・成長といった

ものを大切にしたいってこと。金も地位も名誉も無関係の、匿名で行う個人的

趣味なんだから、別におかしいとは思わない。また、実際そうゆうポリシーで

やってても、アクセスは着実に入り続けてる。という訳で、何が言いたいかって

いうと、自分が満足できる記事を書くから、1本ごとに時間がかかるってこと。

     

結局、ドラマばっかに時間をさくつもりはないし、1本ごとに時間がかかるんだ

から、週1本程度しか書けないのだ。今までは生活を犠牲にして無理して頑張っ

て来たけど、仕事や健康への悪影響も大きいので、もう無理は止めた。

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で、何で『ひと恋』なのかって話だけど、これは複合的な事情によるものだ。ま

ず、期待度第1位だった『のだめ』がそれほどでもなくて、すぐ落選したって事

情がある。その後もかなり見てるし、斬新なクラシック音楽コメディとしてかなり

評価はしてるけど、本気で記事を書く気になれない。見て楽しむだけで十分だ。

その意味で、前クールの『マイボス』や『結婚できない男』と同じこと。

   

すると、期待度第2位の『ひと恋』は自動的に浮上する。このドラマ、何度も書

いてるように、決して出来のいいドラマとは思わない。これまでの記事でもホメ

言葉よりダメ出しの方が多いだろうし、今後もおそらく改善しないだろう。ただ、

不出来な内容だからこそ、ドラマ自体に引きずられることなく、自分の側で色々

考えて独自の記事を書く気になる。例えば、シェークスピアだの北川悦吏子の

エッセイだのを読む方向に誘導されるのだ。また、『14才』や『僕』と比べると

テーマが軽いから、語る自由度がある。制約がないと言った方が正しいかも知

れない。おまけに土曜21時だから、考える余地や語る自由度を活かしやすい

    

さらに『ひと恋』には、ウチの特殊要因がからむ。これまで断トツのアクセスを

集めてるのは『野ブタ』と『ギャルサー』だけど、これはどちらも土9で、亀梨和

也や戸田恵梨香が出てる。それに続くのが『サプリ』で、これまた亀梨。さらに

続く『白夜行』には綾瀬はるかが主演してたし、『クロサギ』もジャニーズ(山下

智久)主演だった。という訳で、ウチの読者には『ひと恋』を見そうな方が多い

のだ。そして実際、第1週に色々記事を書いた結果、一番アクセスが多いのは

『ひと恋』で、その後も順調だ。視聴率が低いのにアクセスが多いってことは、

アイドル主演ってこともあるだろうけど、ウチの特殊要因も関係してるだろう。。 

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こうして、『ひと恋』は順当に繰り上げ第1位に浮上。それに対して、期待度

第3位だった『セーラー服と機関銃』は、初回こそ絶賛したものの、それ以降

は徐々に興味を失ってる。コメディの部分が減って、シリアスが前面に出るの

は予想されたこととはいえ、肝心の出来がやや薄っぺらい。回数の少なさに

加えて、脚本の軽さが裏目に出てるし、最初はセーラー服と恵まれた容姿と

フニャフニャ喋りでカバーできてた長澤まさみの演技の未熟さも目立って来た。

今さら宙吊りのサービスショットを出されても無理。写真集まで買ったものの、

さようならするしかない。ひょっとしたら最後だけ簡単に記事を書くかも。。

       

一方、これまで全く触れてない、事前の注目度第4位の『14才の母』は、初回

以外は一応軽く見てる。サプリで注目した志田未来は、可愛いって言うより美

少女になってて、志田を見るだけでも楽しめるドラマだ。テーマは決して目新し

いとは思わないけど、しっかりした作りで、視聴者ウケもいいようだ。視聴率の

高さはもちろん、先日電車に乗ってても、隣の女子高生たちが「本気で見ちゃ

うよねぇ」とか会話してるのを耳にした。他の役者たちも十分持ち味を出してる

とは思う。特に、北村一輝のクセのある演技がいいアクセントになってる。

     

ただ、テーマが重過ぎて自由に語れない。つまり、メインストーリーと関係な

い記事を書く気になれないし、関係ある記事を書くならこの問題に対する考え

や価値観を出さざるを得ない。そうゆう事は、NHKスペシャルなら喜んでやる

けど、このドラマ=フィクションでやりたくはない。つまり、ドラマとしてはいいけ

ど、問題提起番組としては軽すぎるしリアリティがない。例えば、志田未来は

14才には到底見えない。17才くらいのキャラだと思うけど、それだとドラマの

タイトルと矛盾してる。また、この先どうなるのかも大体想像がついてしまうし、

それに対する世間の反応も予想できてしまう。おまけに、そうしたものに対す

る私のポジションは、決してポジティブではない。。

という訳で、『14才の母』は記事にはしてないし、多分今後も書かないだろう。。

             

そして、残った『役者魂!』と『僕の歩く道』。まず、『僕』については、ドラマ記事

と言うより自転車記事の枠組で時々書こうかなと思ってる。恐らく、都古(香里

奈)を失ってポッカリ空いた輝明(草彅剛)の心を埋めるのが60万円のロード

バイク(チネリ;エストラーダ)なんだろうから。ただ、ちょっと甘めのストーリー

が個人的にはちょっと気になる所。もっとシビアな方が好みだ。

          

最後に、今一番楽しんで見てるのが『役者魂!』だ。トータルの完成度はイマ

イチとは言え、藤田まことと松たか子が抜群にいいし、オリジナル脚本も斬新。

松の主題歌も好感持てる。『ギャルサー』もそうだったけど、たとえ一般ウケし

なくても斬新な新境地を開拓しようとする制作サイドは、積極的に評価する。

実際、自分自身もそうゆうブログを作ろうとしてるし、そうゆう人生を歩もうとし

てるとも言える。ただ、先に「ひと恋+僕」って枠組が出来てしまったので、時

間的に記事を書けなくなってしまった。今後、何度か軽い記事を書く程度で終

わってしまいそうだ。「ロミオとジュリエット」なんて持ち出して、『ひと恋』を刺激

するような遊び心は大歓迎なんだけどネ。。

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以上、「予想外」の長さになったけど、秋ドラマ記事選択の理由と今後の方針に

ついてまとめておいた。さて、ここまでマジメに読んだ人がどのくらいいるかな♪

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コメント

こんにちは。
限られた時間をどう使うか。書きたい内容と受けるネタ。私的なものとはいえ、読まれる前提である以上は、そのあたりを気にする必要もありますし。僕も、あれこれ迷いながらも、とりあえず続けています。
僕も続けていて思ったのは、書き続けることで、自分が得られる心の満足度(独りよがりという意味ではなく)の重要性。それが続ける原動力なのかなと。
悩ましいですね。

投稿: 伊達 | 2006年11月 9日 (木) 10時42分

>伊達さん

これはこれは。意外な記事へのコメント、どうもです♪
流石、私の言葉足らずの所まで読み取って下さってますネ。
ホント、悩ましいですよ。

個人的趣味って言っても、読み手がいなきゃ書きませんからね。
自分の満足度が大事と言いつつも、アクセス数の増減は
やっぱり気になりますし。。(^^ゞ

それでも、できるだけ妥協はせずに頑張るぞっていう、
自分自身に檄を飛ばす文章なんですよ。
ま、実際には試行錯誤、暗中模索し続けるしかないですよネ。。

投稿: テンメイ | 2006年11月10日 (金) 00時16分

意外でしたか? ブログを始めた頃から、折に触れ、ずっと自問自答してきたことですが、それを自分のブログで書くと、(読み手の顔が見えないゆえに)「何をひとり勝手に語っているのだよ」なんて突っ込まれそうで、積極的には触れずに来た部分なのですが、実は、このあたりは大きな関心事項でして(笑)。

投稿: 伊達 | 2006年11月10日 (金) 10時52分

>伊達さん

何をどう書くのかって話は、なぜ書くのかっていう
理由や目的の問題と密接につながっています。
僕の場合、簡単に言うと「上に登ろう」「外に開こう」ってこと。

一方で、登ることが必ずしも開くことにならないって現実があります。
他方、登ることに見えないような開きが、実は間接的に
登ることにつながることもあります。
自分を取るか社会を取るかっていう単純な二者択一ではないんですよね。
こうした実践的な思索行為自体、悩ましいと共に刺激的だったりします♪

読み手の顔はほとんど見えませんが、8月から
ニフティのアクセス解析が大幅にレベルアップしたので、
全体を統計的に探る努力はしています。
一種の集団心理学・集団行動学。

「何をひとり勝手に語ってるのだよ」ってのは痛い突っ込み・・(^^ゞ
ただ、「ひとり勝手に突っ込む」よりは多少マシだろうと思いますし、
「コメントでマジメに突っ込む」のなら、マジメに応答するつもりです。
ま、伊達さん以外はなかなか相手にしてくれませんけどネ・・(^^)

投稿: テンメイ | 2006年11月10日 (金) 22時26分

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