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涙の後には晴れるかな♪~『プロポーズ大作戦』第8話

  かの有名なエイブラハム・リンカーンはこう言っている

  あなたが転んでしまったことに関心はない

  そこから立ち上がることに関心があるのだと

  失敗にめげず再び立ち上がるのか 

  教訓を得て別の道を目指すのか

  それとも、自分の不幸を嘆き続けるのか

  果たして、この男に幸せは訪れるのであろうか・・・

 

 

          ☆          ☆          ☆

3週間ぶりに、「非常に残念なお知らせ」から始めよう(古いか♪)。9時32分

過ぎからの録画が不完全だったのだ・・(-_-;) 去年の暮れ以降、テレビは新し

いノートPCで見てるんだけど、うっかり冷却ファンの送風部分を塞いでしまっ

てたために、マシンの温度が上がりすぎて不安定になったらしい。オンエア中

から映像がコマ落ち状態になってたけど、音声は大丈夫だったからそのまま

シカト。ところが、録画を再生すると音声まで飛び飛びになってて、台詞が聞

き辛くなってしまってた。。

 

最近いつもそうだけど、オンタイムの放送は帰宅直後だから、雑用しながら

適当に流し見してるだけだし、メモもちょっとだけ。第9話予告編のラストも飛

び飛びだし記憶も曖昧だけど、「結婚なんかするなよ。オレと結婚しろよ」で

いいのかな? 「メリーゴーランド」をクルクルやってる2人が誰なのかも判別

できない。映像がモザイク状態に乱れてるもんで。。

 

という訳で、第5話の冒頭の録画ミスよりも、遥かに厳しいコンディションに置か

れてしまった。もしちゃんと録画出来てれば、今回の記事の冒頭は、波打ち際

多田哲也先生(藤木直人)の台詞になってたかも知れない。あの言葉と、第

2話以来のモンパチ(MONGOL800)の『小さな恋のうた』のおかげで、4人

(+多田)は初日の出も見ずに、ケンゾー=岩瀬健(山下智久)の部屋に引き

返して、再び5人(+多田)になったんだから。多田が、羨ましい、もったいない

と言ってた5人の変わらない友情から、これまで通り思い出や記憶が紡ぎあげ

られることになったんだから。。

 

         ☆          ☆          ☆

ウチにはキャビアは無いから、タイムスリップして録画をやり直す訳にはいか

ない♪ そこで次善策として、記事冒頭には「変な意味じゃない妙なオッサン」

妖精(三上博史)の台詞を持ってきた。この言葉は、最終回へと向かうドラ

マ全体の流れと関係するものだ。

 

まず、細かい突っ込みから入ろう。最初の「あなたが転んで・・」って言葉は、

実際にはリンカーンの言葉ではないようだ。検索すると、確かにあちこちのサ

イトで引用されている。でも、厳しい世界的チェックに鍛えられてる英語版の

「Wikiqoute」(ウィキクォート:ネット百科事典ウィキペディアの引用句版)でリン

カーン(Abraham Lincoln)を調べると、出典が不明で非常に疑わしい言葉とし

て挙げられている。ちなみに英語だと、「 I am not concerned that you have

fallen ; I am concerned that you arise 」だ。

 

ただし、リンカーンの言葉じゃなくても妖精の言葉ではあるから、ドラマの中で

の意味にはそれほど差し障りはない。妖精も視聴者も、健が「転んでしまった」

(英語だと過去形じゃなく現在完了形)ことにはもう関心はない。本来の人生で

もタイムスリップでも延々と失敗を続けて来た健は、ツル(濱田岳)に言わせれ

ば「歴史的なBAKA バカ」だ(はなわ『佐賀県』の「SAGA さが」の変形)。

 

おバカな美少年は、それなりに可愛かったり面白かったり可哀想だったりもす

るんだけど、このドラマは本質的にそうゆう作品じゃない。明らかにポジティブ

な方向性を中心に据えてるものだ。だから、「自分の不幸を嘆き続け」て終わ

るはずはない。「失敗にめげず再び立ち上がるのか、教訓を得て別の道を目

指すのか」、どちらかだろう。もちろん2つの選択肢は、必ずしも別物じゃない

 

ポジティブなドラマという点について、桑田佳祐自身が作詞・作曲した主題歌

『明日晴れるかな』を参照してみよう。5月28日付けオリコン・シングルランキ

ングで、売上16.8万枚で1位を獲得したこの曲の題名を見るだけでも、「明

日」「晴れ」っていう2つのポジティブな単語で構成されてるのが分かる。曲調

もわりと明るいし、バックに流れる映像は極端に明るく透明だ。

 

そして、歌詞。「これ以上もとには戻れない」「遠い過去よりまだ見ぬ人生は 

夢ひとつ叶えるためにある」「嘆くようなフリ 残るのは後悔だけ」「その生命

(いのち)は永遠(とわ)じゃない」等々。どう見ても、過去よりも晴れやかな未

来を望みつつ、かけがえの無い現在を大切に生きていく歌詞だ。やっぱり、

ポジティブなドラマなのは明らかで、残る問題は、晴れやかな未来=明日の

中身ってことになる。

 

        ☆          ☆          ☆

今回の話は、たとえて言うなら、無理やり雨雲を取り除いて晴れにしてしまお

うっていう無謀な試みだ。2007年4月現在の健が辛い思いをして苦しんでる

のは、吉田礼(長澤まさみ)のことがいまだに好きだから。そこで、過去に遡っ

て礼を忘れてしまえば辛い思いをしなくていいっていう、妖精の入れ知恵をも

とに行われた、マイナーチェンジ版のタイムスリップだ。キャビアを忘れてしま

えば、妖精につまみ食いされた悲しみが消えてしまうのと同様らしい♪

 

でも、失敗することは最初から分かりきったこと。タイムスリップを止めるって

言葉をあっさり撤回して、おまけに幹雄(平岡祐太)の手助けまで受けて、過

去に戻って礼を忘れようなんていう救いがたいダメ男の健は、いきなり礼の

「オンドリャー!」っていう餅つき攻撃を受けて腰を抜かすスタートとなった。

 

おまけに、手助けしてくれると思ってた幹雄は、タイムスリップなんて話よりも、

東八王寺商店街のおばちゃん達が作ってくれたおでんの汁の方が気になる

様子。優子(原史奈)が携帯で幹雄にプロポーズするっていう予言を的中させ

ても、「超能力者だったんだな!」とからかわれる始末。何とかタイムスリップ

を信じてもらえた後も、幹雄はほとんど役立たずで、せいぜい健と礼が二人

きりになるチャンスをくれただけだった。

 

ところが、このチャンスにもやっぱり健はダメ男のまま。礼を忘れるために来

たのなら、自分から「ずっとお前が好きだったんだけど、もう諦める。多田さん

と幸せになれよ。でもこれからも仲良くしような♪」とか言うべきだったのに、

実際は礼に先に長々と告白されてしまったのだ。

 

   私、多田先生と付き合うことに決めたの。

   駆け引きとか、計算とかなく、好きだって気持ちを

   ストレートに伝えてくれたことが嬉しかった。

   あんな真正面からぶつかって来てくれる人、初めてだった。

   ・・・・・・この人と付き合いたいなぁって思って、ちゃんと自分で決めた。

 

   実はね、私、ケンゾーのこと好きだったんだ。

   全然素直になれなくて、でも、気まずくなるのが怖くて、

   20歳になるまでずっと、どっちつかずの状態だった。

   でも、変わりたい。変わらなきゃって思ったの。

   多田先生と出会って、ケンゾーに気持ちぶつけられなかったことって、

   逃げだったんだって分かった。

   だから今回は、逃げないで、ちゃんと多田先生と向き合おうって決めたの。

   ずっと、ケンゾーのこと思ってた時期があったからこそ、

   今の自分があるんだって、やっと思えるようになった。

   こんなダメな幼馴染ですけど、これからも宜しくお願いします。。

 

こうなると、夕陽に包まれた美少年に出来ることと言えば、切ない表情のまま

無言で涙をこらえることだけ(ここは気持ちが良く分かるのでジーンと来た・・)。

自分の部屋に戻った後もそのままで、みんなが年始の挨拶を交わしたりはしゃ

いだりしてる間も、無言で年越しそばをすするのみ。その後、車で初日の出を

見に行く時には、遂に一人だけ拒否してパーガー・ショーグンで淋しくビール。。

 

さて、この後は大きな分かれ目だった。オンエア中、唯一マジメに見たのがこ

の部分。と言うのも、健だけがいない暗い車の中、もし多田を悪役にするんな

ら、ここが最後の機会だったからだ。健がいないのをいいことに、多田が感じ

悪いことを言えば、一気に王様から悪魔へと転落。その場合には、健の逆転

劇へと向かう道筋がキレイに出来上がってた。残り時間的にもピッタシだ。

 

でも、このドラマはそうゆうドラマじゃない。最初から最後まで、人間の「悪」の

部分をほとんど排除した、徹底的に「善」なる恋愛コメディなのだ。車の多田

は、いつも通り控えめで丁寧で穏やか。自分が加わることが組織(=仲間)

の活性化につながるか分からないとツルに謙虚に応答してたし、波打ち際で

は、自分を除く5人の友情がこれからも続いて行くことを、心から望んでいた。

その結果、4人(+多田)は初日の出も見ずに健の部屋に戻ることになった。

しっかり者のエリート美少女を手に入れる王子様は、こうじゃないといけない。

やはり多田は、前回のラスト、王子様の究極の形へと進化していた。つまり、

普通の王子様から王様になっていたのだ。。

 

一方、もう一人の王子様・健は、みんなと別行動を取ったはずだったのに、

ショーグンからの帰り道で心が揺れる。通行人が持ってた「Don’t Knock 

New York」の安っぽいバッグを見て、欲しくなってしまったのだ。「DKNY

がダナ・キャラン・ニューヨークって有名ブランドの略称だと知らず、ついドント・

ノック・ニューヨークなんて知ったかぶりのウソをついたら、偶然にも実在する

ブランド名だったってわけ。

 

こんなのを「No.1フェイバリット・ブランド」(一番好きなブランド)だなんて言っ

てたショーグンのタモツ=西尾保(菊池健一郎)を笑いつつも、健は礼の言葉

を思い出す。宝くじで3億円当たったらドント・ノック・ニューヨークのバッグが欲

しい、なんて言葉で健をからかってた礼のことが、どうしても忘れられない。景

品のバッグを手に入れるため、そして余計なことを考えないため、夢中でスト

ラック・アウト(野球ボールの的当てゲーム)を続ける健。でも結局、礼との14

年間の思い出が蘇ってしまい、あふれ出る大粒の涙で頬を濡らすことに。手に

入れた景品は、忘れられない思いの証となった。やはり、忘れるためのタイム

スリップなんてものは、無謀な試み、あるいは逆効果だったのだ。

 

安っぽいDKNYのバッグを持って部屋に戻った健を待ち構えてたのは、4人

の友情(ハッピー・ニュー・イヤー2)と、多田の温かさ(ハッピー・ニュー・イヤー

3)。礼にちゃんとバッグをプレゼントした後、大学の屋上で仲良く初日の出を

見る健の姿は、もともとの海辺の姿よりちょっとだけ晴れやかになった。タイ

ムスリップ終了後の写真の礼も、バッグをカメラに向けながら、心なしか以前

よりも嬉しそうな晴れの笑顔だった。。

 

         ☆          ☆          ☆

結局、今回のタイムスリップでも、ほとんど変化は生じなかった。妖精は「一番

辛い道を選んだ」とか言ってたけど、要するに一番フツーの展開になっただけ

のこと。礼は多田に奪われたけど、自分は礼を忘れられず、好きなまま。5人

の友情も変わらないし、結婚式&披露パーティーへの出席もそのままっていう、

元通りの状況だ。

 

一方、ドラマのパターンも流れも、ほとんど変化はなかった。タイムスリップを

止めるとか、幹雄が気付くとか、大きな転回をほのめかしてたのに、終わって

みれば、これまでの流れの延長線上にすぎなかった。話は進んだけれど、変

わってはいない。まだ3回あるけど、ひょっとしたら脚本家・金子茂樹を始めと

するスタッフは、ワンパターン脱出の最後のチャンスを逃したのかも知れない。

 

ドラマに変化がないし、ネタバレもシャットアウトしてるから、第6話の記事に書

いた結末の予想にも、大筋で変化はない。タイムスリップは失敗する。そして

おそらく、健は水をぶっかけられる。今回、健が波打ち際に行くのを止めたか

ら、「一昨年」みたいな「びしょ濡れ」にはならなかったけど、その代わりにゲー

ムセンターで、あふれる涙でびしょ濡れになった。水のヴァリエーションとして、

まったくOKだ。

一つだけ追加すると、最終回のラストの手前あたりで「どんだけぇ~!」を入

れて欲しい。ただしラストは妖精で、キレイな形式美を完成させるってことで。。

 

ところで、普段はテレビ雑誌なんてほとんど見ないんだけど、たまたま先日スー

パーのレジ待ちの際、そばにあった『月刊ザテレビジョン』(?)をめくると、山

下が「最後は結婚したい」って感じのことを話してた。多田が善人であることが

確定した以上、健のラストをポジティブな「晴れ」にする方法はますます限られ

るし、ましてや結婚となると、脚本作りは厄介だろう。

 

個人的趣味としては、結局「失敗」から「教訓を得て」、「別の道を目指」して「立

ち上がる」だけで十分だ。結婚に代表されるハッピーエンドや、大きな成長じゃ

なくても、最後にポジティブな方向性とギャグと形式美さえあればいい。ただ、

多くの視聴者はもっと分かりやすい「幸せ」が「訪れる」のを期待してそうだ。

私はいい天気で十分だけど、みんなは快晴を求めてるんだろう。

 

すると例えば、タイムスリップも妖精も夢にして、水をぶっかけられた健の横に

は礼が花嫁として座ってる、なんて分かりやすいオチが考えられる。その場合

の水としては、再び健の涙、あるいは礼の涙なんてのもアリだろう。マジメな涙

でもいいけど、礼の大アクビの涙で健に突っ込ませるなんてお笑い路線の方

が、ドラマにも長澤にも山Pにもふさわしいと思う。ま、演技や演出的には難し

いけどネ♪

 

全面的に夢にしてしまうこの路線は、私自身は反対だ。使い古されたバカバカ

しい方法だし、妖精が文字通り「幕を開けた」or「扉を開いた」キレイな初回冒

頭も、台無しになってしまう。でも、とにかくスタッフの乗りが軽いから、やりか

ねない気がする。実際、タイムスリップを止めるとか、あの後過去に戻って来

なかったなんて話は、今回あっさり忘れ去られてたもんね。。

 

ともかく来週が最後のタイムスリップって話だから、健と多田のプロポーズ合戦

を上手く仕上げた後、結末の奇跡=ミラクルに向かって大きく転回して欲しい。

ずっと先延ばしにしてきた礼の台詞「ケンゾーはなんにも分かってないよ。なん

にも分かってない」にも、納得できる説明が必要だ。

スタッフ&キャストのラストスパートに期待しよう。

 

健や礼の涙のシーンは、今後もまだありそうだ。でも、涙の後には晴れるかな♪

遥か空の下、明日の天気はどうなんだろう。。

雨上がりの好天を祈りつつ、ではまた来週。。☆彡

 

 

           ☆          ☆          ☆

P.S.昨日の記事に書いたように、マガジンハウスのノベライズ『プロポーズ

    大作戦 もしもあの日に戻れたら』が6月8日に発売される。本自体に

    は興味あるけど、この時期に出すのは非常に疑問だ。まだ3回も残っ

    てるのに、ネタバレ情報をネットに流布させても大丈夫なくらい、作品

    の出来上がりに自信があるっていうことか。結末の手前で止めてたり、

    結末を変えてたりするのなら、それはそれで変な話だ。

    近々出版される扶桑社のコミック下巻にも、同じ疑問を強く感じる。。

    ( 追伸:発売予定日前日の7日夜に入手!

     cf.速報!『プロポーズ大作戦』ノベライズ本を早くも入手☆

 

P.S.2 今回は前回ほど笑えなかったけど、優子の携帯電話に対する幹雄

      の「折り返す」ってのが何気に笑えた♪ 幹雄とツルとエリ(螢倉奈々)

      が歩きながらやってた『サライ』(日テレの24時間テレビのテーマ曲)

      の振り付けもちょっとウケたかも。最近は他局のネタを平気で使うね。

 

      あとは、立修大附属高校野球部OBによる紅白歌合戦の、ソクラテス

      =根津重人(渡部豪太)『高校三年生』くらいかな。舟木一夫の19

      63年のデビュー曲、うちの母親が好きだったから知ってるけど、何で

      ソクラテスや礼が知ってるんだよ!と突っ込めた♪ 伊藤先生(松重

      豊)の和田アキ子は、面白いっていうよりゲテ物すぎて目に焼きつい

      ちゃったな。夢に出てきそう。。

 

P.S.3 ドント・ノックは、イマイチだった。イマニやイマサンとまでは言わない

      けど、デザインもヒネリがないし、英語に特殊な意味があるのかと思っ

      て英和辞典も調べたけど何もなし。もう一工夫しないと、あそこでウケ

      てた連中の大笑いが寒く感じてしまうし、健のバッグへのこだわりもピ

      ンと来ない。伏線として、後の話に上手くつなげるつもりなら一応理解

      はできるけど、違うでしょ。。

 

P.S.4 公式サイトに密かに作られてるスタッフのブログ『ドラマプロデューサー

      陣の告っちゃおか?大作戦!!』。試みは評価するけど、折角なら、

      もうちょっと面白くて中身のあるものにして欲しいなぁ。ま、それだけ忙

      しいってことかね。。

 

P.S.5 年末年始は、やっぱNHKの『ゆく年くる年』で決まり! 私は直接見

      れない時には録画までしてるほどのファンだ♪

      紅白のエンディングのバカ騒ぎのあと、一気に静まって「ゴ~~~ン」

      と鳴る鐘の音声と映像の素晴らしさ☆ NHKを代表する番組だ。

      ついでに言うと、紅白のラスト、野鳥の会の皆さんがカチカチやって

      た集計は、数少ない笑いのポイントとして必要不可欠だ。幹雄も近年

      のスタッフも、分かってないネ♪

 

P.S.6 カップ麺の『住職のすすめ 精進そば』、なかなか美味しそうだった。

      「和尚も絶賛! 至福の一時」なんて大げさな売り文句も笑える。

      美術さん、いつもながらご苦労さま♪ お湯が間に合わなくて、その

      ままかじってたツルの演出も細かくて良かった。ま、エリが作りかけ

      で放り出した手打ちそばを、ツルが一人で食べてる方がベターだけど。

 

P.S.7 やっぱり再登場したマラソン選手・ゲルグーグ(トラオレ・イッサ)。「ゴ

      メンナサイ」って台詞まであったし、初回でも目立ってたから、あと1回

      くらい出して、大きな活躍をさせてもいいと思うけどな♪

 

P.S.8 今回の演出は、再び成田岳。やっぱ、前回の加藤裕将の方がいい

      と思うのは気のせいか。前回の視聴率が14.6%で今回が19.1%

      らしいけど、むしろ逆の方が納得できる。

      ま、連ドラの視聴率ってのは、その回の出来だけじゃなく、前回にか

      なり影響されるんだろうけどネ。サンプル数が少なめだから、統計的

      誤差も結構あるだろうし。。

 

P.S.9 最後の初日の出、せっかく前回と同じ大学の屋上なんだから、マン

      ションに隠れて太陽が見えないっていうオチが欲しかったな♪

 

P.S.10 ここに来て、今までほとんど活躍しなかったタモツに光を与えた

       のは良かった。最初に、礼の餅つき攻撃とかで腰を抜かした健

       を救ったのも、DKNYの知ったかぶりをかばったのも、一人ぼっ

       ちの健の相手をしたのも、タモツだった。

       おそらくDKNYが一番好きだった話も、照れ隠し&心配りだろう♪

 

 

cf.奇跡の扉を開ける鍵~『プロポーズ大作戦』第1話

   タイムスリップの理論的説明~『プロポーズ大作戦』第2話

   消せない消しゴム、燃やせない炎~『プロポーズ大作戦』第3話

   純粋さについて~『プロポーズ大作戦』第4話

   設計図というラブレター~『プロポーズ大作戦』第5話

   問題を選ぶこと、答えを求めること~『プロポーズ大作戦』第6話

   王様になった王子様~『プロポーズ大作戦』第7話

   現在という最後の舞台を目指して~『プロポーズ大作戦』第9話

   女の子の左手にこめられた思い~『プロポーズ大作戦』第10話

   美しく透明な流れのシンフォニー~『プロポーズ大作戦』最終回

              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   タイムスリップの理論的説明2~質疑応答

   プロポーズ大作戦第3話で不評だった藤木直人(多田)の数学♪

   プロポーズ大作戦第3話の数字の相性占いを発展させると・・♪

   プロポーズ大作戦の相性占いを100%にする方法♪

   プロポーズ大作戦の相性占いを試してみると・・♪

   プロポーズ大作戦第5話のタイムスリップの説明について

   プロポーズ大作戦第6話の礼(長澤まさみ)のラブレター全文

   『プロポーズ大作戦』のノベライズ&コミック本について☆

   速報!『プロポーズ大作戦』ノベライズ本を早くも入手☆

   『プロポーズ大作戦』続編とノベライズ本の結末について

   『プロポーズ大作戦』コミックの結末はドラマよりいいかも☆

   『プロポーズ大作戦』続編、来春スペシャルで決定☆

   プロポーズ大作戦・続編スペシャル、3月25日に2時間放送決定との情報☆

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コメント

ほんと、いつもと大して変わらなかった。諦めようと思ったとこだけ・・・。
幹雄がすべてを知ってるんだから、何とかしてくれればいいのに・・・。
あと1枚で3回、どうやってオチをつけるんだろう・・・。ジャンピングチャーンスとかで何枚か前に戻れるのか?

投稿: お気楽 | 2007年6月 6日 (水) 02時23分

テンメイさん、こんばんは。

私も7話の方が好きだし、良かったから、視聴率って謎ですね。でも、うれしいですけど、うふふ。

いつもと大して変わらないけど、そこがいいのかもしれないです。7話のほうが好きといいつつ、リピは8話ばっかりという、自分でもよく解りませんがなんか魅力があるのかも、です。

でも、感想も何を書いていいのやらって感じなんです。テンメイさんの記事もいつになくあらすじってかんじだし、今回、焦点を合わすのが難しいです。

>無言で涙をこらえることだけ(ここは気持ちが良く分かるのでジーンと来た・・)。

そうなんだ!息子も「あそこは何も言えない」と言っていましたが、そうなんですか!女の子だと結構言っちゃいそうなんですけどね。

今回、多田先生のことをちょっとすごいかもって思いました。予定を変えて礼ちゃんと過ごしたいって、なかなかできないですよ。そう言ってくれるだけで女の子は嬉しいと思いますもの。

萌えポイントは、健が初日の出を見に行かないとダダをこねて、幹雄くんの説得に首をふるところが好きです。
アパートに帰ると皆がいて、びっくり、うれしい、はずかしい、の健が好き。初日の出で写真を撮る時のすがすがしい顔が好き。もちろん、礼ちゃんの告白に耐えている時の顔も好きだよー。
全部じゃないかといわれそうですが、まあそうです。でもね、健も7話の健の方が好きなんだけどなあ。

健と礼ちゃんが結ばれるのは至難の技のようなきがしますが、どうなるんでしょうね。やっぱり、くっついてほしいなあ。順当にいけばくっつくはずなんですが。
理由その1、月9だから
理由その2、ダブル主演だから、
理由その3、主題歌に「奇跡のドア」と言う言葉があるから、
と、いろいろあるんだけど、それでも無理かなと思ってしまう今日このごろでした。

あ、紅白歌合戦の時に健がモンパチを歌っていれば、礼ちゃんはうっとりなったかも!私はうっとりしたのになあ。歌って欲しかったわ。聴きたかったです。

投稿: youko | 2007年6月 6日 (水) 21時39分

テンメイ様、こんばんは。
まずはお詫びを。
違う記事のTBをはってしまいました。
っていうか、P大作戦のTBが貼れず
何度かトライしているうちに
違う記事の方が貼れてしまったのです。
とりあえず削除お願いします。

さてさて、キッドとしましては
偶然が結果的にそうなったのか・・・。
実に上手く出来ているのですよね。
いや、多田先生なんですけど。

健の重要なポイントに多田が
からんでくる。
もちろん、結婚式の主役の一人の
写真が入り口なのですから
上手くカムフラージュされているのですが・・・。

今回、「予定を変えてやってきた」わけですよね。
怪しくないですか・・・?

花火の夜もあきらかに待っていた・・・。

そしてコンペの話を持ってきた。

さらに「お前が教育実習に来るなんて・・・」
と言われて
やや建築家としては異質な
教壇に立つ・・・多田。
わざわざ健の告白を消す多田。

うう、怪しいのでございます。
キッドの悪の血が騒ぐのです。

残り三回・・・多田が正体を
現さずに最終回だとかなりバタバタすると思うので
正体を見せるとしたら
来週かな?
とキッドは思ったりするのですが・・・。
果たして?

ま、キッドとしては
みんないい人というのが
ちょっとものたりないだけなのでございますが。

ま、善なる天使テンメイ様に
ひれふすことになる可能性大ですけど。

投稿: キッド | 2007年6月 7日 (木) 01時21分

>お気楽さん

ウ~ン、期待ハズレでした。
もっと大きな転回が欲しかったのに。。
幹雄は、携帯を「折り返す」のに忙しくてダメでしょ♪
あと1枚で2回引っ張るのかな。。
ジャンピングチャンスって意味わかりませんでした^^;
なるほどザ・ワールドね☆ なるほど・・♪


>youkoさん

こんばんは。やっぱ視聴率アップは嬉しかったですか♪
いよいよ20%に王手ですしネ。
スタッフが喜びすぎて気が抜けるのが心配。。

テンメイさんの記事もいつになくあらすじ。。
こりゃまた的確な批評に思わず苦笑 ^^;
今回ハッキリ言って何も起きてないし、ポイントも見当たらず。
礼を忘れようとする努力がメインのはずなのに、ピンぼけでした。
せめてちゃんと録画出来てれば、多田の台詞を軸に出来たかも。
華麗の頃よりもっと実生活に追われてるし、ブログ3割引宣言も
してるから、大胆な読み替えをする余裕も意志もないんですよ。
ま、これでもかなり手間ヒマかけてはいるし、
それなりにウチらしさは出てると思ってます。

ホホーッ、息子さんも「あそこは何も言えない」んですか!
それはなかなか男らしくて好感もてるな。有望かも・・^^
ま、あそこに至る前がむしろポイントですけどね。
女の子は、おしゃべりが仕事みたいなもんだから♪
エッ、予定を変えたのが高得点なのか。。
僕はあそこはスルーしましたよ。脚本家も大変だなって感じ。
できないって言うか、やらないことでしょう。
付き合い始めだから、心配だったのかも♪

萌えポイント、分かりますよ。
って言うか、分かっちゃマズイのか♪
あそこはサーピスシーンとして評価します。
山Pの子供っぽくて可愛いキャラを上手く活かしてましたね。

・・な~んて真面目にレスしてたら、全部かよ!♪
ま、愛とは全てを受け入れることか。。

健と礼が結ばれる、少なくとも結婚するのは、至難の業。
奇跡=ミラクルでありながら、視聴者がそこそこ納得する
程度のリアリティも必要。
スタッフの底力を見せてもらいましょう。
ま、僕的には結ばれなくてもいいんだけど。。

って言うか、明日にはノベライズの結末が
ネットでバラまかれちゃうかも。
何考えてんだか、意味不明、理解不能です。。


>キッドさん

こんばんは♪ またTB貼れないのかな?とか思ってたら、
突然『セクシーボイスアンドロボ』のTBが来襲。
「何じゃ、こりゃ!」とあっけに取られてたら、
今度は『プロポ』が来て、さらに『セクシー』が再登場。
「どんだけぇ~!」と言うチャンスをプレゼント
してくれてるのかと思いましたよ♪

マジメな話、TBが貼れなかったら、ウチの低性能
防空システムに引っかかってる可能性も一応ありますから、
他の記事で実験するってのはいい考えですね☆
ま、単なるシステムトラブルがほとんどでしょうけど。。

多田悪人説、まだしぶとく堅持してましたか ^^
予定を変えてっていうのは、確かに違和感ありました。
花火の夜も、ちょっと緊張しましたよ。
多田の映像や行動が、ちょっと暗くて怪しげだったし。
コンペも出来すぎですよね。
ま、それより大賞を取る方が出来すぎですけど♪
それより、妖精やタイムスリップの方が変か。。

確かに、まだ悪人の可能性は僅かに残ってると思います。
あと3回もあるし、健&礼の結婚なんて奇跡を
起こしたければ、多田を悪人にするのは有力な選択肢だし。
黒板を消す映像も怪しかったですよね。
記事に書きましたが、今回の車のシーンも緊張の瞬間でした。

でも、とにかく全体的に明るくて軽い恋愛コメディですから、
今さら暗い悪人を出してムードぶち壊しってのはないでしょ。
公式サイトを見ても、極端に能天気な作りですしネ。

やっぱり、悪は滅びるのがこの世の掟♪
一方、善なる天使テンメイは永遠です。正義は勝つ (^^)v
ま、堕天使って言葉もありますけどネ。
あるいは、天使の顔をした悪魔。
羊の皮をかぶった狼なんて可能性も。。
オイオイ、どんだけぇ~!^^ ☆彡

投稿: テンメイ | 2007年6月 7日 (木) 02時59分

初めまして。
いきなりですが僕の最終回予想↓

多田さんタイムスリップ説
本当は礼が2話の次の日に黒板に健が書いた「大事な人がすぐ隣の席にいた」を見て上手くいくハズだったけど
健と礼の結婚式で多田さんがタイムスリップして消し、その後もタイムスリップして多田さんは礼と結婚することになった。
でも、これじゃおかしいんですよね。
「大事な人がすぐ隣の席にいた」って書いたのはタイムスリップした健が書いたものだからネ。

スルーして結構です。

投稿: ぴの | 2007年6月 8日 (金) 14時40分

>ぴのさん

はじめまして♪ コメントありがとうございます。
いきなり自分の予想を書いて、自分で突っ込んでるわけですか・・^^;

確かに「これじゃおかしい」ですよね。
多田のタイムスリップはまずあり得ないと思ってますが、
もしそれを予想するなら、それなりの理屈が必要でしょう。
   
「スルーして結構」とのことですが、ウチは原則的にスルーは
しない方針なので、軽くレスしておきました。。☆彡

投稿: テンメイ | 2007年6月 9日 (土) 10時04分

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