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安らぎへと回帰する緊張~『ホタルノヒカリ』第4話

  ビール断ちしてよく頑張ったよなぁ 自分

  あ~飲みたいな 縁側でビール

  いつものように グビッグビッ クワァーッと

  いかんいかん それどころじゃない

  今日は 何たって 初デート

  おっと! デート♪ デート♪・・・

  おぅ この前ありがとな ビール

  いいえ ビール♪ ビール♪・・・

   (家に直帰、冷蔵庫をパカッと開いて) 

  アァッ!!

    

           ☆          ☆          ☆

「どっこい庄一」「いただきマンボ」「ラッシャー板前」までは、わりとマネしやす

い言葉で、全国の職場・学校・家庭で心地良い冷房の役目を果たしたはずだ。

でも「どっこい庄太郎」までいくと、あまりに無意味でマネしにくいよな。複雑な

心境の時にゴロゴロするのも、アホに見えるからイヤでしょ♪ でも、「踊る阿

呆に見る阿呆、同じアホなら踊らにゃ損、損」っていう阿波踊りの唄もある。

高野部長(藤木直人)も、結局はアホ宮=雨宮蛍(綾瀬はるか)と一緒にゴロ

ゴロしてたし、マネしてみようかな。

    

個人的には、前回に続いて今回も蛍がやってた妙な踊りの方が好きなんだ

よな。「デート♪ デート♪ ウォッホッホー!」とか叫びながら、両手と片膝を

突き上げてた踊り。あれがドジョウ掬いじゃないことは、もはや明らかだと思

うけど、いまだに「ホタルノヒカリ 蛍 大根踊り」で検索すると実質的にウチ

しか出ない ^^; 「ホタルノヒカリ 蛍 踊り」でも、妙にウチが目立ってるし、他

にいい情報も出ない。箱根駅伝の応援だけじゃなくて、バラエティ番組でも

見たような気がするんだけど、何だったっけなぁ。

自分で踊ってビデオ撮影して、YouTube に動画アップして情報を公募しようか。

アホらしいから止めとけ? あっそう。ここにリンク貼ったら、10人くらいはア

クセスすると思うけど、読者を10人失うことになるか♪

       

さて、かなり緩い出だしになった今回の記事。要するに、困ってるわけよ。初

回はともかく、第2話、第3話と記事に悩んで来たけど、今回はあまりに書け

なくて1回パスしたくなった。見てるだけなら退屈しないけど、何書くの?って

感じ。いや、フツーの記事ならすぐ書ける。だけど、ウチらしいマニアックな記

事を書こうとしたら、ほとんど絶望的。。

    

例えば手嶋マコト(加藤和樹)の腕時計のブランドは「VABENE」(ヴァベーネ)

で、安くてオシャレだから若いデザイナーにはピッタシとか、彼氏のお誕生日

プレゼントにいいよ、なんてことを書けばいいのかね。何なら、もうちょっとマ

ニアックに、この言葉は「イエス+チャオ」の意味を表すイタリア語だ、なんて

書いてもいいけどさ。こうゆうのはP.S.とかにオマケとして挿入する話だよな。

とか言いつつ本文に入れちゃったけど♪

舌をペロッと出したトラっぽいネコのマーク「E121 VEN-CAT」ってのも、

意味不明だし、あれを追求してもねぇ。「可愛い♪」ってノリの感想なら、女性

ブロガーにお任せした方が良さそうだし。。

       

ところで、この前アップした『ドラマのマンガ化について』って記事、狙い通りニ

フティのトップで紹介されたから、相当なアクセスを頂いた (^^)v 皆さん、もう

読んだかな? ドラマの原作にやたらマンガが目立つようになってる現状が、

ドラマ全体にどんな変化をもたらしてるかってお話で、ウチとしては珍しい一

般論の記事だ。変化の主たる要素としては、極端さ、現実離れ、分かりやす

さ、ゲーム性、独特の映像表現、とかを挙げている。

    

『ホタルノヒカリ』も、ひうらさとるのマンガが原作で、上の要素の中だと、分か

りやすさと独特の映像表現が目立ってる。その点は、『華麗なる一族』と比較

すると明らかだろう。『華麗』は、金融と鉄鋼の話をある程度以上理解してな

いと、大人でも分かりにくいドラマで、だからこそナレーションによる解説も時々

入ってた。マンガっぽい映像表現も見当たらず、むしろ大人向けの経済映画っ

て感じの作品。あれを視聴率的に大成功させたスタッフ&キャストはお見事。

特に主演のキムタク=木村拓哉のタレントとしての総合的力量は圧倒的だ☆

「華麗ぱん」はわりと平凡だったけど♪

    

それに対して『ホタル』は、平日22時っていう大人の時間帯にも関わらず、小

学生(高学年)でも分かるドラマだ。たとえリノベーションとかデッドスペースな

んて単語が分からなくても、横井庄一なんて知らなくても、このドラマを楽しむ

のに困らないはず。一方、イモムシみたいにゴロゴロする姿、「プーッ」「誘っ

てよ」っていうロボットみたいな動き、「冗談は顔だけにしてちょんまげ」、大根

踊りとかは、マンガ(orギャグマンガ)っぽい映像表現と言っていい。

      

こうした傾向は、必ずしも悪いものじゃないどころか、多くの視聴者に喜ばれ

るのかも知れない。でも、やっぱりちょっと引っ掛かるものがある。見てるその

場はそれなりに面白くても、軽くてスカスカしてしまうし、次回も絶対見ようって

気にはなりにくい。単発のギャグは、後につながらないのだ。

実際、個人的には、回を追うごとに期待が薄れてきた。来週なんて、ブログが

なければ見ないかも知れない。ま、今までもこうゆうボヤキは何度も書いたよ

うな気がするけどネ。。♪

    

           ☆          ☆          ☆

さて、ここで止めても、ブログのドラマ記事としてはそれほどおかしくないだろう。

字数も最低限あって、今回の内容もあれこれ取り入れてるし、ドラマのマンガ

化なんて一般論にも触れている。ただ、記事のタイトルと冒頭の引用の説明、

つまり本論がまだだから、残り時間で一応書き加えてみよう。強引にネ♪

    

人間は最初、母親の子宮の中で安らいでる。複雑な人間関係に悩んでゴロ

ゴロすることもなく、テストやノルマにあおられることもなく、飲み食いの心配も

ない。その後、母の体内から出て、様々な外的・内的ストレスにさらされながら

生きていく。大体、10代から40代くらいまでが緊張のピークで、最後は灰に

なって、あるいは千の風になって、再び安らぐことになる。

つまり、安らぎから緊張を経て、再び安らぎへと回帰するわけで、これが人間

の生(正確には存在)の最も大きなリズムだ。

     

これは、1日っていう単位のリズムとも考えられる。スヤスヤ寝てる状態から起

きて、昼間頑張って、最後はまたスヤスヤ寝る。あるいは、私のブロガーとし

てのリズムでもある。週初めは気楽なもの、週1のドラマ記事を書く木曜前後

に緊張して、週末からまたのんびり。あくまで、ブログだけ見ての話だけどね。

    

今回の蛍の場合、大きく見ると、緊張と安らぎ(弛緩)の3つのリズムが重なっ

ている。1つ目は、恋愛、正確には恋のリズム。干物女としてまったりくつろい

でる所へマコトが登場して、初デートを中心にしたリズムが描かれる。緊張の

ピークは、遅刻してあわてて待ち合わせ場所に向かったけどマコトがいなくて

携帯でさよならされる辺りだろう。わざわざ買ったのに無意味だった洋服は、

値札を捨ててしまったから返品できないはずだ。カレーパンの匂いも付いて

そうだしね♪

     

2つ目は、仕事のリズム。これまで雑用っぽい事に追われてたのに、山田姐

さん(板谷由夏)の発案で、いきなり社内コンペ参加でクリエイティブな仕事を

求められることに。ペアを組むのは、マコトを取り合うライバルのステキ女子

=三枝優華(国仲涼子)だし、争う相手ペアはマコトと先輩の神宮寺要(武田

真治)。時間も僅かしかないから早起き&残業、帰宅後は玄関で「ビール・・」

とか言いつつ倒れこんで、優しい高野に新聞紙をかけてもらうことになる。

全国の視聴者が「毛布じゃなくて新聞かよ!」と突っ込んでそうなこのシーン、

半ばギャグだが、半ばマジメだ。蛍にとって新聞は、一番安らげる毛布なんだ

から。結局、無事コンペに勝利、ネコマークにお礼した後、一仕事終えて上手

いビールを飲む時点が、安らぎへの回帰。もちろん、デートを思い出してあわ

てる瞬間だけど、それは別の次元、恋のリズムの話だ。

     

3つ目は、人生全体のリズム。「ずっと昔、遠い夏の記憶」が最初の安らぎで、

それを象徴するのが縁側とホタルだ。その後しばらく経って、飲み屋で知り合っ

た高野の父・ボンちゃんに割り箸袋の契約書で借りた家が、安らぎへの回帰

の始まり。上司と同居になろうが、アホ宮呼ばわりされようが、雨ガッパの報い

による雨戸攻撃に襲われようが、もはや他に安住の地はない。縁側で手打ち

うどんを踏む楽しさも味わえるし、庭で防火訓練さえ出来るんだから♪

    

070803c  以上、3つのリ

ズムが重なる様

子を図に表すと、

左のようになる。

ピンク色が恋、

水色が仕事、

青色が人生だ。「恋も仕事も両方いっぺんは無理」だから、ピンクと水色の

ピークは少しズレてる。エッ、図が汚い? 放っといて! これでもWindows

のアクセサリーソフト「ペイント」で頑張ったんだから。手書きだと、折角のマニ

アックな努力が報われなかった『プロポーズ大作戦』のタイムスリップ記事を

思い出すからイヤだったわけ。。^^;

    

で、結局何が言いたいのかって? それは、蛍のリズムを考えると、仕事の

後で無意識に縁側のビールへと向かったのは当然だってこと。つまり、仕事

のリズムを表す水色曲線のピークの後、3本のグラフを全体的に見れば右

下がり、つまり安らぎを求める方向だから、緊張を極度に増す初デートより

縁側のビールを選ぶ方が自然なわけ。

         

もちろん、脚本&演出の細かいテクニックは上手かった。あらかじめビール

の差し入れをしておいて、職人さんのお礼の言葉で「デート♪ デート♪」が

「ビール♪ ビール♪」に変化。その前にネコマークにお祈り&御礼をしたの

も、実は縁側へと戻るための巧妙な伏線とも言える。ネコは縁側の安らぎを

表す記号だから。ただ、そうゆう細かい技が無くても、蛍は知らないうちに縁

側へ向かう流れだったのだ。

     

今回のサブタイトルは、メディア向け発表では「干物女、恋も仕事もいっぺん

にはムリ!?」、ドラマのタイトルバック直後の表示は「干物女は恋よりピー

ル!?」。この2つを比べると、後者の方が的確だ。でも、より正確に言うな

ら、「干物女は恋より縁側」あるいは「恋より安らぎ」なのだ。

   

ここから考えても、やっぱりこのドラマの結末予想は変わらない。最後は縁

側の安らぎしかないはずだ。ビール、ジャージ、チョンマゲも変わらないだろ

う。ただ、最後に高野がいるかどうかはちょっとビミョーで、これはリズムだ

けでは語れない。つまり、高野の存在が安らぎを与える「愛」のレベルに達

してるなら、ラストで蛍と高野が縁側に座ってネコとホタルを見ながらビール

を飲む、なんて映像がすぐ浮かぶ。でも、それは恋人同士の関係ではない

はずだし、ラストは蛍一人っていうのも十分可能。

     

そういった事態をまとめて、私は「中途半端なハッピーエンド」とか「小さなヒ

カリ」と呼んで来たわけだ。その予想に関しては、これまで全く変更はない。

『ホタルノヒカリ』のラストは、縁側の安らぎ、小さなヒカリだ。まるで今回のラ

スト、カレーパンに刺した1本のロウソクみたいに、ささやかで温かくて、ちょっ

ぴり寂しさを漂わせた光。。。

    

           ☆          ☆          ☆

最後にガラッと話を変えて、ステキ女子っていう存在について一言。前から

あちこちに書いてるように、かなりの綱渡りって印象だ。国仲涼子がキャス

ティング・ミスじゃないかって話とは別に、そもそも優華のステキさの強調が

甘い。要の絶賛をのぞけば、ちょっとだけ社内でもてはやされたり、コロッケ

蕎麦を食べた時に見知らぬサラリーマン3人を萌えさせた程度。今回なんて、

言われなければステキって感じは全くない。せいぜい、ちょっと可愛い女の子

であって、好感度とか共感度としてもビミョーだった。

    

もちろん、脚本家・水橋文美江の綱渡り技術は認める。まず、コンペの締め

切りが繰り上げになって、優華が諦めたように見えた時。蛍との険悪なやり

取りを見てて、ギリギリの技だよなぁと感心した。つまり、ホントに優華が諦め

て蛍が一人で頑張ったら、ステキ女子って存在はそこでおしまいだ。そこをあっ

さり、西麻布のカレーパンを差し入れに買って来ただけとか、軽いジョークと

かで切り抜ける。

     

その後、夕陽の屋上で「東京デザインアワード ロイヤルボックスシート プレ

ミアムペアチケット」(長いわ!)をマコトに返して、蛍を誘うように促すことで、

ステキさを少し取り戻す。さらに、最後近くで「ごめんね。あたし、蛍さんに意

地悪しちゃった」なんて言葉で一瞬オヤッと思わせて、マコトの誕生日を教え

た上に、「ステキ女子 わざわざ律儀に 電話で謝る(字余り)」

    

こうして、ギリギリで最低限のステキさを保ってるのは分かるけど、蛍に別れ

を告げた直後のマコトに偶然出会うだけでも多少マイナスポイントになるし、

蛍がカレーパンの誕生日プレゼントを買わなかったらギリギリ30分の遅刻

で間に合ってたかもと考えれば、ステキ女子のマイナスポイントはさらに増す

ことになる。

まあ、ステキ女子なんて存在が消えても、それほどドラマに悪影響はないの

かも知れない。その場合は、高野の妻・深雪(黒谷友香)が代わりに活躍す

ればいいわけか。うーん、「雑誌に書いてた」ように、ドロドロしそうだな。ま、

複雑な状況に困ったら、ゴロゴロすればいいわけね♪

     

ともかく、来週以降の展開、あるいは巻き返しに期待しよう。って言うか、もう

ちょっと深みやヒネリを入れてくれないと、ウチとしてはキツイなぁ。。マニアッ

ク・レビューを自称するならこの程度は書かなきゃ論外だろうけど、一体この

記事を力づくで書くのにどれほどのパワーを注いだことか。。

ドラマの選択ミスかな、とか今さら思っても遅いし、レビュー対象として他にめ

ぼしいものもない。見るだけなら一杯あるけどね。視聴率も全般的に低迷し

てるし、やっぱ当初の予想通り、夏ドラマは全て小粒ってことかな。

     

ま、ボヤいてても仕方ないから、今後も強引に腕力で書き上げるとしよう。パ

ワーが残ってればね。案外、来週はコロッと態度を変えて、絶賛してるかも知

れないし♪

ではまた。。☆彡

    

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.今週は高野の「もんもん攻撃」が陰をひそめてたな。冒頭で小さく、

    「別に複雑じゃないもん」と呟いただけ。。

    

P.S.2 シネコン内の「デッドスペース」って言葉は、文字通り訳せば「死ん

      だ空間」だから、やっぱりリノベーションとか再開発の路線だ。つま

      り、かなりネガティブな状態を表す言葉になってる。たとえ、実際の

      空きスペースの外観は華やかでも。。

    

P.S.3 蛍がそのまま着まわしをパクってるらしい『オフィスファッション』

      9月号。1か月の着まわしが記事にできるのはOLだからであって、

      サラリーマンの記事だったら似たような写真が並ぶギャグだよな。

      雑誌を検索してももちろん出ないけど、Yahoo!の2ページ目で

      早くもコスプレ記事がヒットするのは笑えた。嫌いじゃないかも♪

    

P.S.4 手打ちうどんがやたら目立ってたのは、後の話への伏線かな?

      それとも単なるアクセントか。『プロポ』の流し麺とか十割ソバみた

      いなもんか。水と塩はともかく、中力粉(ちゅうりきこ)、打ち粉ね。

      初めて聞いた単語で勉強になった。常識? あっ、そう♪

      どうでもいいけど、こないだ手打ちうどんを買ってきて、ゆでずに

      そのまま冷やし麺にして食べてみたら、モソモソして超マズかった。

      真似しないようにネ。そんなヤツいない? あっ、そう♪

    

P.S.5 「プレミアム」ペアチケットと、SUNTORY PREMIUM。こんなに

      スポンサーに気を使ったら、再放送で困るんじゃないのかね。。

    

P.S.6 今週のスピンオフ(派生作品or外伝)、「メンズホタルノヒカリ」第4

      夜では、豪徳寺(丸山智己)が山田姐さんを誘って東京デザイン

      アワードに行ったことになってる。でもあの感じだと、この2人はな

      いな。やっぱ山田姐さんは要との凸凹カップルか。。

    

P.S.7 どのくらいまで相手を待つのか、たずねたマコト。二ツ木(安田顕)

      が折角8時間59分なんて言ったのに、要が「30分待って来なかっ

      たら相手にされてないってことだよ」なんて言ったせいで、マコトと

      蛍は会えなかった。

      イチイチ他人に聞いて鵜呑みにすんな!と突っ込みたいところだ

      けど、ああゆうマコトのうぶな感じに年上の女性視聴者が萌えるっ

      てことかね。まあ、今はみんな携帯持ってるから、本人が来なくて

      携帯の連絡もなければ15分かも知れないな。良くも悪くも、ケー

      タイの影響は巨大だ。

      そのわりに、通信会社・端末会社・コンテンツ会社とトータルで見る

      と、イマイチ儲かってないみたい。案外、利用者も「儲かってない」

      のかも。それでも、今さら流れは止められないんだよなぁ。。

    

P.S.8 マコトのイスのミニチュア・キーホルダー。公式サイトのスタッフ日

      記によると、某マネージャーの手作りってお話。商品化して売れ

      ばいいのに。『野ブタ。をプロデュース』のキーホルダーなんて、

      しばらく経った後でも検索が入ってたもんな。。

    

P.S.9 シネマ・ライブラリー・カフェ、この後でホントに作るのかな。そこで

      優華がマンガ読んでたら、横に夏川結衣がゲスト出演でやって来

      るなんていう、『結婚できない男』のパロディもいいかも♪

    

P.S.10 蛍はまず、高野師匠の教えで作った手打ちうどんに感激して縁

       側で涙。最後は、マコトのさよならとビールの苦さに縁側で涙。

       キレイなコントラストだった。ここからも、蛍が高野寄りなのは明

       らか。ただし、いわゆるハッピーエンドではなく、縁側の安らぎ、

       小さなヒカリで終わるってこと。

       その意味で、最後のビール缶への書き込みは象徴的だった。

       「祝 初デート よかったな おめでとう」優しい気持ちがたっ

       ぷり込められてるものの、蛍と高野の距離をも示す言葉だ。

       今後2人の距離が縮まっても、この微妙さは残るだろう。。☆彡

    

P.S.11 今回の演出は、第2話に続いて南雲聖一。やっぱり南雲の方が

       面白いとは思う。ただ、演出の責任がどのくらいあるのかはともか

       く、ウチとしてはかなり書きにくい回だった。。

    

cf.女というものは存在しない~『ホタルノヒカリ』第1話

   ネガティブからポジティブへの反転~『ホタルノヒカリ』第2話

   愛の道化の温かさ~『ホタルノヒカリ』第3話

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   『ホタルノヒカリ』、ドラマと原作コミックの比較1

   『ホタルノヒカリ』、ドラマと原作コミックの比較2

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   悲劇を装った青春コメディー♪~『たったひとつの恋』最終回 

   感謝すべき遭遇、時空を超えた銀河~『ギャルサー』最終回

   救われない生の存続と終焉~『白夜行』最終回

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コメント

>今回はあまりに書けなくて1回パスしたくなった。見てるだけなら退屈しないけど、何書くの?

うん、うん、すごいわかるよ。
私でさえ、そう思ったもん。
面白いけどね。。。
文才のあるマニアックなテンメイさんは困って
いるだろうな~と思ったら案の定!
寝不足にもなるよね。
カフェオレ置いておくよ♪

でも、そういいながらも今回もしっかり
マニアックに感想書いたよね!お見事!
毎回、華麗を引き合いに出して褒めてくれて
サンキュ☆
うちにくる木村ファンの中で、華麗のテンメイさん
はかなり有名でしたよ(笑)
テンメイさんの記事で、華麗にハマった人が
何人かいます。
やっぱり夏ドラマって、軽くて小粒な感じの作品が
多いよね。視聴率も低いしね。
まっ、でも、頑張ってね。

投稿: アンナ | 2007年8月 3日 (金) 12時37分

テンメイさん、こんにちは。
徹夜明けで頑張ってらっしゃいますか?

私は今回のお話、とっても良かったと思いました。マニアックではない(と思います)ので、普通に笑い、普通に感動出来、ラストは普通以上に切なかった。泣きはしないけど(笑)
『ホタル~』でこんな展開を期待してなかったもので(^_^;)
でも今回はとても流れが良かったなぁと。伏線も上手く繋がり気持ち良かった。不思議と蛍の行動にもイライラしませんでした。いつもの私なら暴れてたでしょう(笑)
私の中で綾瀬はるかちゃん=蛍になったと言う事かもしれません。

>蛍にとって新聞は、一番安らげる毛布
なるほど~。流石深い読み。そうかもしれませんね。
気づきませんでした。ただ爆笑してましたσ(^_^;
この二人の関係がとってもバランス良くて、見てて気持ち良いんですね。

キーホルダーの商品化、フジテレビさんならその辺りの抜け目ないでしょうにね。

テンメイさんにとっては書きにくい回だったと言うのは面白いと思いました。だって私にとっては書きどころ満載で、泣く泣く削ってあのレビューになったんですもん。だからコメントを頂けると、共感も出来るのは勿論、書けなかった事、気づかなかった事をまた語り合えるから楽しいです♪
マニアックな方と出会えて嬉しいですわぁ…勿論テンメイさんのことですよん(笑)

投稿: mana | 2007年8月 3日 (金) 15時03分

ほんと、弱音を吐く記事まで書いて、よっぽどネタに困った事でしょう。確かに面白ポイントから広げるのはきついですよね・・・。1話を見て嫌な予感がしてたのですが、やっばりチョイスミス・・・とは言いません!!ファースト・キスはもっとキツイし・・・。

投稿: お気楽 | 2007年8月 3日 (金) 17時57分

テンメイ様、こんばんは。
私事ですが、家人が
二週間前の台風で庭で転倒して骨折なんて
ことがありまして
実はてんやわんやでございました。
そちらのお怪我は軽症だったようですが
くれぐれもお大事になさってください。

さて、というわけで暑中お見舞い申し上げます。

キッドはこのドラマかなり深いテーマが
潜んでいるような気がするのですが
ほどほどにしておこうと思っています。

まあ、夏の夜の夢ということで。

カレーパンにロウソク。
失恋にカンビール。
ホタルノヒカリ。

と中々にロマンチックな映像展開。

それにくらべて筋立ての方は
おいおい、さっぱりじゃねーの
という気がしないでもないのですが
ちょっとキャラ設定作りすぎで
あらぬ方向に行っているのではないかと
思います。

蛍はとりあえず
交際を始めて
そこから二人がすれ違うっていうか
蛍が自意識過剰で自滅していく
話じゃないのですかーっ。
とキッドは思いますので。

要するにマコトくんは
どんなことがあっても
蛍ラブがぶれないのに
蛍が勝手に最悪の結果をひきよせる
という話だと期待しておるキッドなのですよーっ。
そして最後は
部長が救うという展開でーっ。
さあ、この読みで真っ向対立しましたかーっ。

そういう方向でお願いしたいなー。
素晴らしいドラマになるのになー。
と思うキッドでした。

そうなると
ケータイ電話とか
ファッション雑誌に代表されるマニュアル文化とか
そういうものはすべて否定され

好きなら死ぬまで待っている
ボロは着てても心は錦
愛があれば他には何もいらない
という
由緒正しい恋愛コメディーが成立するのです。

もう、最後は夏の終わりのマコトと蛍の結婚式に
夕立襲来、部長が雨合羽で突入。
最後は部長と蛍が縁側でキス。
暗闇に明滅するホタルのヒカリ。

世界が見捨てても部長が蛍を見捨てないオチ。
・・・とこのように
キッドは暑さにやられて予言いたしておきますーっ。

投稿: キッド | 2007年8月 3日 (金) 22時45分

>アンナちゃん

おー、分かってくれるかネ♪
「文才のあるマニアックなテンメイさん」は
困っちゃうんだよなぁ。料理できなくて。。
ま、どんな素材からでも美味しいものを
作れるようじゃないと、鉄人とは言えないよなぁ。。
って、誰が料理の鉄人だよ!
カップ麺でさえ作るのダルイわ♪
ちゃんと毎日カフェオレ作りに来てね ♡

「華麗のテンメイさん」って、語感が笑えるな♪
音声だと「カレーのテンメイさん」にしか聴こえないし。
木村ファンの中で有名なのか。オレも偉くなったなぁ。
そろそろSMAPの楽屋に押しかけても大丈夫かな。
華麗のテンメイですけどって。
テンメイさんの記事で華麗にハマった。。
嬉しいねぇ。。お中元みたいなホメ言葉、ありがとう☆
お返しにテンメイ1stDVDをプレゼントしよう。
要らない? あっ、そう♪ って、ねぇよ!

「夏ドラマ 軽くて小粒 低視聴率」(字余り)。。
頑張っても頭が空回りするだけなんだよなぁ。。
まっ、でも頑張ろうか。お互いネ!☆彡
    
  
>manaさん

こんばんは。ホタルの直後は毎週キツくて。。(^^ゞ
今回のお話、悪くないですよ。
普通に笑い、普通に感動できます。
ただ、マニアックサイトとして困惑してるってこと。
でも、ラストが切ないっていうのは、かなり感情移入に
成功してますね。笑った人の方が多いんじゃないかな。。

ドラマの流れも悪くないですよ。
ホタルの行動も、かなりイライラしそうなものなのに、
全体の流れがいいからスッと受け止めちゃいました。
エッ、暴れるんですか? そうか。
そちらの「バンバン!」って、暴れる音だったんだ♪

新聞は上手かったですね。あれは脚本じゃなくて演出かな。
面白くてホノボノ味わえるクリーンヒットでしょう☆
抜け目のないフジテレビね。
ま、ライブドア騒動じゃ、ちょっと抜け目がありましたが♪
下手したら、今頃「ライブドアテレビ」になってたかも。。

書きどころ満載ってのはよ~く分かります。
フツーに並べるだけで記事ができちゃうでしょ。
ただ、それはやらないって決めてるもんで。
削るってのは、長くなると読者が大変だからってことですかね。
今のブログの容量は、文字なんていくら書いても大丈夫でしょ。
僕なんて、2年近く毎日書きまくって写真もそこそこ載せて、
それでも容量は余りまくってますよ。
だから、削るくらいなら書いちゃいます。
読者の方で適当に読み飛ばしてくださいなって感じ。
ま、実際に読み飛ばされると嬉しくないけど。。^^;

こちらこそ、マニアックな美容師さんと出会えて嬉しいです。
これだけ言語能力が高ければ、お客さんも楽しめるでしょう。
喋り過ぎて、髪を切り過ぎないように♪☆彡
      
     
>お気楽さん

弱音は何度も吐いてますが、今回ほど困ったこともないかな。。
面白ポイントは沢山あるけど、誰でも分かる単純なものばかり。。
ホント、あのドラマから広げるのはキツイですよ。
でも、あれで視聴率低迷だと制作サイドもキツイかも。
アハハ (^o^) ファースト・キス、もっとキツイですか。
1クール休みってのが理想のチョイスだったんだけど、
現実にはなかなか思い切れなくてネ。。^^;
それにしても、お気楽さんの6時間待ちには驚愕!
いくら原史奈より可愛いコでも、僕は無理だな。。
お気楽さんのイメージが大幅にアップしましたよ (^^♪☆彡
        
   
>キッドさん

こんばんは。私事からスタートってのも珍しいですネ♪
台風で庭で転倒。。ホタル第2話みたいなお話。。
一人が骨折すると、家全体に影響しますよね。
いやいや、自転車事故の記事まで読んで頂いて恐縮です。
軽症の捻挫ですが、1週間経ってもキーボード程度で痛みますね。
ま、そちらも、くれぐれもお大事になさってください。

なるほど、暑中のお見舞いってことですネ♪ ザブトン1枚☆

確かに、深いテーマをえぐり出せそうな気はするんですよ。
潜んでるって言うか、こっちで結びつけるって感じかな。
ただ時間的制約もあるし、どうも上手く行かなくて。
能力的制約と言うべきかも。。

夏の夜の夢。。原作よりもロマンチックな映像かも知れませんね。
映像とキャラを重視して、筋立てを後回しにするっていうのが、
まさにドラマのマンガ化の典型パターン。
綾瀬=蛍がギャグ漫画的に暴走してるって感じでしょう。
これで視聴率取れればOKかも知れませんが、どうですかね。。

アハハ (^o^) その読みは、僕と真っ向対立してますね!
そう来なくちゃ面白くない☆
原作じゃなくてドラマですよね? ここからその路線はないでしょ♪
加藤=マコトが弱すぎるし、蛍&高野が強過ぎますから。
縁側とホタルの意味も薄れちゃいますしね。
原作なら一応あり得ると思います。2巻しか読んでませんが。
ま、キッドさんも、読みっていうより希望なんでしょうけどネ。

アハハ !(^^)! 最後の予言は暴走してますネ。
ダメですよ。冗談でゴマかしても。
マコト&蛍の純愛を部長が助けるってことね。
今さらコメントの削除依頼なんてウケつけませんから♪
ではまた、『プロポ』的なバトルを楽しみましょう。
また僕の勝ちか。気が引けちゃうな。。(^^)v ☆彡

投稿: テンメイ | 2007年8月 4日 (土) 04時46分

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