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『1ポンドの福音』第6話、生きる強さと笑い

本気で見る気はしないし、マジメに語る気にもなれない、女性ファンと子供向け

のこのドラマ。『1ポンドの福音』とか言いつつ、ボクシングはお遊び程度、宗教

は単なる萌えないコスプレ。でも、一応いまだに毎回見続けてるし、見るとやっ

ぱり笑っちゃうよな♪ 人はみな、子供の部分を持ち合わせてるのだ。

         

今回、「あなたが好き」と「秋田でスト」は滑ってるけど、それ以外はあちこち笑

えた。畑中耕作(亀梨和也)が何気なく「そんなの関係ねぇ」の動きをして、2時

間後に本物の小島よしおが出てきたこと(『恋のから騒ぎ』)。耕作を忘れたい

シスターアンジェラ(黒木メイサ)に対する、子供の「こうさく(耕作)しよっ」なん

ていう超不自然な台詞と、シスターグレイス(中村果生莉)の前の積木くずしの

わざとらしいガラガラ音。20人もの家族を抱える貧乏暮らしなのに、80円で

りんごを買って握りつぶしただけだった、お金と食べ物を粗末に扱うタイ人ボク

サー。ラーメン屋の無意味な偵察で、調理場のタイ人に「畑中さんですよね」と

声をかけられてしまった、バレバレのスパイの耕作。

     

まだまだギャグは続く。計量の時に思い切り腹を突き出してる、亀梨のおとぼ

け演技。シスターミリー(江口のりこ)とアンジェラの悪霊退散儀式。アンジェラ

の上手なパンチングボールと、シスターのコスプレのままリングに上がったミット

打ち。プレイスポットの公園で無邪気にサボリ方を自慢する耕作。イジメの証

拠の国語の教科書をこれ見よがしに母親・向田聖子(小林聡美)の前に置い

ていった勝己(山田涼介)。「誰にも見つからない場所」であっさり見つかった勝

己と耕作、そこにしっかり突っ込みを入れたアンジェラ。取ってつけたようなギャ

グ漫画レベルのボクシングの試合。そして最後は、予告編で消費者金融っぽい

所に行ってるアンジェラ。「月々のご収入は?」「お小遣いが3000円です」♪・・・

        

       ☆          ☆          ☆     

いやぁ、いいんじゃないの。土曜夜の退屈しのぎとして見るのなら、これだけで

も十分でしょ。ただ、単なるギャグの連発なら、軽い記事さえ書く気にならなかっ

たかも知れない。今回はギャグに加えて、シリアスな場面もなかなか興味深かっ

たのだ。まずは、そのシーンを再現してみよう。

     

   (チン・・) 勝己君見っけ♪

   アッ・・

   誰にも見つからない場所ですか・・

   あっ、1回だけ食べてるとこ見つかったことあるんですよ。

   勝己君に。ヘヘヘッ♪

   勝己さん、会長さんが心配してますよ。

   頑張りましょ♪ イジメに負けないように!

   そんな簡単に言わないでよ。

   すみません・・

   頑張るのだって大変なんだよ。

   ハイ・・

   そうだよね。シスターには神様がいるから頑張れるよね。

   耕作さんにも、ジムのみんなにはボクシングがあるしね。

   僕には何もないから頑張れない。

   勝己さんが強くなればいいんです。

   なれないでしょ。人間、急に変わったりできないでしょ。

   そんな事ありません。私は・・私は変わりました。

   何で?

   畑中さんに会って。勝己さんも変われます。

   そうなの、耕作さん?

   1ついいかなぁ・・・・・・フ~ッ、寒い!♪

   えぇ~っ・・?!

   お腹も空いたしさ、早くおうち帰ろ! ね。シスター、お腹空いた♪

   耕作さんに相談した僕がバカだった♪

   お腹空いた。ペコペコペコペコ・・・

   あぁ~お腹空いた。ペコリンチョ。寒い・・・
   
     

このシーン、真面目とおふざけのバランスが見事で、間の取り方も良くて、味わ

いがあった☆ 何か素晴らしい言葉でも口にするかと思った耕作が、「1ついい

かなぁ」と勿体つけた後で口にしたのは「寒い」♪ 昔、私が実際に似たような

おふざけをやった時は、相手の女の子は冷たい目でプイッと離れて行った (^^ゞ 

     

でも、流石はドラマだ。全く余裕がなくて家まで飛び出した子供が、ちゃんと笑っ

て受け止めてくれたし、ジムに帰ると温かいシチューとたくさんの笑顔のお出迎

え。翌日の学校では、国語の教科書に「力ずくで開け! 母」なんていう励まし。

おまけに、ホントに力ずくで開いて、クラスにも笑いが広がった。

ま、要するに、週末の家庭でみんなが安心して見れるマンガ的フィクションって

こと。でも、所詮は虚構といえども、それなりに出来のいいものだった。

     

まず、シーン最初のチンっていう電車の音。これは、ボクシングの試合開始の

ゴングを思わせると共に、すっとぼけた響きも加味されたもので、基本テクニッ

クとはいえ上手かった。次に、自分自身も幼いアンジェラが、「頑張りましょ♪」

なんていう禁句(とされる言葉)を口にした時、勝己がすぐたしなめて、アンジェ

ラがすぐ謝ったこと。子供同士の現代的な会話としてピッタリ来るし、ドライで嫌

味がない。

   

さらに、耕作の「寒い」と「お腹空いた」は、このドラマの設定として首尾一貫して

ていい。耕作は、食欲と性欲と闘争本能だけで生きてる、単純・大食い・色ボケ・

天才ボクサーなのだ。ここで下手にいい言葉なんて口にしてたら、卓袱台を投

げる所だった♪ 最高だったのは、勝己の「えぇ~っ?!」っていう力の抜けた

驚き方。お笑いの脱力系コントみたいな滑稽さが醸し出されてた、いい演技だ。

っていうか、フツーの演技が上手くハマったって感じかな。

    

その後、「耕作さんに相談した僕がバカだった♪」と言われても、耕作が気にせ

ずにおバカを続けてたのもいい。耕作とアンジェラみたいな子供でさえ、勝己か

ら見れば大人だ。こんな大人なんかに頼ってるヒマがあったら自分で何とかしな

きゃ、と勝己自身に思わせた点で、耕作とアンジェラの手助けは見事に成功した。

    
   
もちろん、ここでイジメに対する上手い現実的対処がキレイに示されてるわけ

じゃない。実際には、力ずくだと教科書は開かず、体育会系で単純な母の書き

込みに対する怒りが倍増する可能性は高いし、開いた後で「読めません」と言

うだけでクラスがなごんで終わりになるはずはない。なぜ読めないのかって話

に当然なるはずで、そこで勝己がごまかしたら元通りだし、勝己が急にイジメっ

子たちに立ち向かい始めたらテレビドラマみたいだ♪ 数十年前に三鷹(光石

研)までが、会長の書き込みでイジメから立ち直ってたなんて話は、スルーする

か苦笑するしかない。

     

ただ、イジメの問題は現代社会の負の部分の縮図みたいな厄介な話で、どこ

にも素晴らしい解決法なんてものはない。だから、たとえ絵空事でも、ひととき

の幸運でも、キレイに上手く解決した事例を見せるのは悪いことでもないはず

だ。暗すぎる現実の中では、ウソっぽい光でさえ温かく感じることはあるだろう。

     

それよりも重要なのは、強さとは何なのか、その複雑さを考えさせる機会を視

聴者に与えてくれたことだ。耕作は、それなりに強いボクサーだけど、頭は弱い

し(失礼♪)根性も弱いし、ケンカで相手を叩きのめせるわけでもない。勝己が

ボクシングで強くなったところで、大して役に立ちそうもないのだ。ケンカには使

えないし、無理して使うと事態は悪くなる恐れがある。大勢にナイフとか不意打

ちで仕返しされたら、全ておしまいなのだ。

        

ということは、勝己にとって必要な強さとは肉体的なものじゃないと分かる。も

ちろん、アンジェラにとっても同じこと。一般視聴者にとっても似たようなもんだ

ろう。結局「精神的」な強さが重要なのかなと差し当たり考えたくなるものの、そ

れを肉体的トレーニングで鍛えられるかどうかは怪しい。実際、兄貴分の上田

(岡田義徳)、先輩格の石坂(高橋一生)、児島(波岡一喜)らも含めて、ジムの

連中が普通の人より強い精神を持ってる様子は見あたらない。

      

ただ、精神的な強さを持つために自分で出来る小さな事なら、幾つか想像がつ

く。まず、忘れがちなことだけど、笑うことだ。勝己が家に戻る直接のキッカケは、

笑いだったこと、出迎えたのも笑顔、授業のピンチを救ったのも笑いだったこと

を思い出そう。追い詰められて暗くなってる時こそ、笑いの重要性は高まる。バ

カ笑いでも苦笑でもいいのだ。自分に対する嘲笑や冷笑でさえ、無いよりはいい。

    

また、自分から周囲を愛することも重要だ。全く頼りないけど、わざわざ寒い中、

自分を探しに来てくれた耕作とアンジェラに対して、愛情を持てれば、一緒に帰

ろうかなって気にもなるし、自分の「家」(=居場所)の温かさも増すだろう。母も、

ピント外れ、時代遅れの体育会系とはいえ、1人で頑張って自分を育ててくれた

大切な親だ。積極的に愛する気持ちを自分から持てば、教科書の激励に従っ

て力ずくで生きることも時には大切かな、と思えてくるはず。そこから、新しい動

きが出てくるだろう。他者は新しさを生む。新しさは突破口を開いてくれるのだ。

    

そして最後に、夢を持つこと。これは、大げさに考えると意外に難しいことで、

特に現代みたいな、変化が激しくて価値観が多様化した時代だと、夢を持ちに

くいし、持ち続けるのも大変だ。ただ、ちっぽけな夢でも非現実的な夢でもいい

のだ。何も無いよりはマシ。ボクシングのチャンピオンになること。愛する人の

活躍を見届けること。お母さんを幸せにすること。いつか成長してイジメっ子達

を見返してやるぞ、なんてものでもいいし、「強い」人間になるなんていう漠然と

したものでもいい。

          

追い詰められた自分でも手が届く、ささやかなこと。ボクシングも神様も必要と

しないこと。笑い、他人への愛、夢。これらは、周囲や自分自身から、自分への

愛としていずれ返って来る。そして、ここから本当の意味での「家」が作り上げら

れていく。これがイジメと向きあって生きる強さにつながるわけだ。

     

もちろん、ここで言う強さとは、相手を叩きのめしたり「頭突き」する強さじゃない

し、自殺を決行する意志の強さでもない。自分と相手を笑いに巻き込んで、ゆと

りと明るさをもたらす強さ。学校に行き続ける強さ。先生その他に相談する強さ。

いざとなったら自衛のために引きこもったり、転校したりする強さ。要するに、

愉快なことが少なからずある現実の中で、何とか生き続ける強さのことだ。

    

こうしてみると、このコメディはそこそこの出来にはなってるのかも知れない。人

間が生きる強さにとっては、肉体の強さも信仰の強さも必ずしも重要ではなく、

むしろごくフツーのこと、笑って夢見て愛し合うことの方が重要なのかも知れない

と、ヒネった形で遠回しに示唆してくれてるのだから。たとえそれが意図的なもの

ではなく、偶然の結果であったとしても。

ではまた。。☆彡

    

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.格闘技の強さなんてものが相対的なものにすぎないことは、昨今の格闘

    界の混乱した分裂状況を見るだけでもすぐ分かる。結局は、あるルール、

    基準の中での強さであって、ルールは無限にあるのだ。ルールがない状

    況なら、どんな強者も、キレた者や武器を持った人間には勝てない。

    もちろん国際政治も同じこと。統一されたルールのない現実社会で「勝つ」

    のは、まさに「夢」なのだ。

   

P.S.2 アンジェラが「変わりました」と言って、「強くなりました」とは言わなかっ

      たのは正確な表現だった。実際、耕作への愛が強まったせいで、シス

      ターとしてはもちろん、人間的にもある意味で弱くなってるのだから。。

        

cf.なんでボクシングやってんだ~『1ポンドの福音』第1話

  『1ポンドの福音』第2話、軽~いつぶやき♪

  『1ポンドの福音』第4話、時計の針の重なりと小さな幸せ

  『1ポンドの福音』第8話、軽~いつぶやき♪

  『1ポンドの福音』最終回、軽~いつぶやき♪

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  生きる場所を求めて~『野ブタ』再考

  現在から未来へ、あなたと共に~『サプリ』最終回

  悲劇を装った青春コメディー♪~『たったひとつの恋』最終回

     

手作業TB1ポンドの福音 第6話「強くなれ!いじめられっ子と女ボクサー」

                                (テレビお気楽日記)

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コメント

手作業TBありがとうございます!!
やっぱり送れませんでした。
My Linkもありがとうございます
内容は・・・こんなに意味があったのね。最初から真剣に見てないからなぁ・・・。それともJファン狙いで褒めすぎ・・・ってことはないですよね。

投稿: お気楽 | 2008年2月17日 (日) 11時17分

こんばんは
>本気で見る気はしないし、マジメに語る気にもなれない
と書いているにしては、充分マジメな記事ですね。

幸か不幸か、ボクシングファンでない私なので、ここ何話かの試合シーンが全く無いか、無いに等しい展開は不満です。
(因みに、サッカーファンとしては、サッカードラマとか映画は私は「観ない」と思います。どんなにグダグダな試合でも、やっぱり本当の試合が面白いので。)
このままだと、いくら亀梨君でもって感じは否めませんねえ。と言うか彼にはやっぱり屈折してもらわないとね。

何で「1ポンド」なんだ、「善男」じゃないんだ。と言う呟きが聞こえてきそうですが、私はまだ前季のドラマの余韻に浸ってる状態なので・・。
「喜多」は、原作、主演、テーマ、細部、全てにおいて男性ターゲットのドラマに見えます。少なくとも、私のような年代の女性が感情移入できる要素が少ない。松田優作への思い入れがあるのも主に男性ですし・・。

ドラマの価値と視聴率はあまり関係無いと私は思います。私が好きなドラマは20%とか30%の高視聴率ドラマには無く、低視聴率かそこそこか、の中にありますし、私の好きなフィギュアスケートでも、本当に革新的で高度なことをやっている選手やプログラムを理解しているのは、マニアとかおたくとか呼ばれている一部のひとたちで、一般視聴者は「真央ちゃん、がんばれ」みたいな感じですからね。

投稿: azami | 2008年2月17日 (日) 23時57分

>お気楽さん
  
アハハ(^^) こんなに動く絵文字の笑顔があると、
まるでヤンマガの『彼岸島』みたいですよ。
って、知らないか
   
TBのシステムって、ホントあちこちトラブル多いですね。
手作業でも出来るんだから、単純な仕組みだと思うけどなぁ。。
My Linkまでよく気付きましたね☆
僕はそちらの左端で、『テンメイのRUN&BIKE』が
ピコピコ光ってるのを見て気付いたけど、
ウチのは地味だから。。こちらこそ、どうもです♪

こんなに意味があったというより、見つけたんですよ。
記事をもっともらしくするために (^^ゞ
Jファンって、Jリーグファンみたいだな。
褒めすぎっていうほど褒めてもないでしょ。
むしろ、亀梨ファンはちょっと不満かも。。♪
  
   
> azami さん
  
こんばんは☆ いきなり、いい指摘ですね♪
お遊び記事のつもりがだんだん長くなっちゃって、
引っ込みがつかなくなったわけですよ (^^ゞ
ただ、本格的レビューとじゃ、かなり差があります。。
   
幸か不幸かじゃなくて、そりゃ不幸ですよ♪
改心して、格闘技ファンになってください☆
そうすると、『1ポンド』の理解も深まるし、
「サッカーは格闘技だ」なんて言い回しの意味も、
よく分かってくるでしょう。
フォワードとディフェンダーの争いの見方も変わるかも。
格闘技ファンは、格闘技の映画も見ると思いますよ。
フィクションにはフィクションなりの良さがあるので☆
      
あれ、azami さんもついに、不満の声をもらしましたか♪
屈折! 『野ブタ』の修二と『ひと恋』の弘人ね。
『サプリ』は真直ぐだから、トータルすると、
屈折→真直ぐ→屈折→真直ぐ、となってるのか。
ほんじゃ、次回作の屈折に期待ってことで。
   
いや、何で『善男』じゃないんだなんて呟かないけど、
まだ『歌姫』なんですか・・とは呟きますよ♪
もう、終了から2ヶ月。記事も十分書いてらっしゃるし、
そろそろ新しい人生を歩んでください☆
   
『喜多善男』が男性ターゲットってのはその通りでしょう。
だから、いいんです。多くのドラマは女性ターゲットだから。
僕も含めて、肩身の狭い男性ドラマファンは、
いつも不自由な思いをしてるわけです。
『1ポンド』なんて、感情移入できる要素はゼロ。
それでもちゃんと見てるし、面白さを見つけるし、
マジメに語ってしまったりもするわけです♪

その点、前期の『ガリレオ』は、男女双方を
ターゲットにしてる貴重なドラマでした☆
ウチの数学・物理記事へのアクセスがいまだに
途切れないことが、男性ファンの多さを物語ってます。
    
ドラマの価値と視聴率はあまり関係無い、という時の
価値って、主観的価値のことでしょ。
それはもちろん重要ですが、客観的価値ってものもある。
特に商業的価値は、有無を言わせず視聴率が絡むわけです。
   
さらに言うと、主観的価値しか興味がないという
視聴者にとっても、視聴率は影響してくるはずです。
視聴率が高ければ、続編やSPや映画の形でまた楽しめる。
逆に低ければ、1クールで終了なんだから。
人気ドラマなら、再放送でも繰り返し味わえるわけです。。
   
フィギュアは僕も好きですが、ドラマよりは、
価値と視聴率が近づいてるような気もしますけどね。
それより、ハッキリ違うのは、理系の学問の世界です。
価値が上がると、見事に「視聴率」は下がる♪
数学の最先端の業績は、世界で数十人程度の専門家しか
理解できないから、視聴率はほぼゼロ。
一方、足し算・引き算なら視聴率は90%以上なのです。。

投稿: テンメイ | 2008年2月18日 (月) 05時12分

こんにちは!お昼休みは何食べたのかなぁ?
昨日の東京マラソンにはテンメイさんは参加なさらなかったのね。

さてさて、1ポンドはそれなりにいいんじゃないかと思って見ているんですが厳しい数字は客観的評価なんですね。
ただ土9はメッセージドラマであることを思料するならばとりあえずその気持ちは届いているような気はします。気のせいですかね(笑

今話はテンメイさんと同じ「寒い、お腹すいた!」のところでビビビときました。
勝己のいじめのところもエリと言葉は違えど
同じことを説いていらっしゃる。
なんだか今週は波長がぴったり合っていて
嬉しいですね♪

「強さ」にはいろんな顔があるので、勝己が自分なりの強さを身につけてくれたらママはちょっと安心しますね。ボクシングの強さは確かに心強いけれど学校ではそれでは闘えないものね。
最終的には生き続ける強さ。共感します!

投稿: エリ | 2008年2月18日 (月) 12時49分

>エリさん
  
こんばんは 懲りずにまた軽く書いちゃいました。
お昼ごはんをここで聞かれたのは初めてだなぁ。
ピザとコーヒーです。時々、無性にピザを食べたくなっちゃって。。
東京マラソンは、5倍の抽選で落とされたんですよ。
来年こそは出場して、テレビに映る予定です♪
エリさんも如何? 歩きまくりでも大丈夫☆
   
それなりにいいって、そりゃエリさんはそうでしょ!
大人の男性のドラマファンにはかなりツライ・・(^^ゞ
それでもしっかり見て記事まで書いてしまう私は誰?♪
土9はメッセージ。。ほーっ、野ブタとギャルサーはそうかも。
ひと恋は例外かな。いや、気持ちは届いてますけどね。。
    
ビビビって、歯医者の聖子じゃないんだから ^^
そうなんですよ。寒い、お腹すいた!がポイント☆
波長がぴったり合ってるってことは、
この記事にもビビビと来ましたか♪ ヤバイかも(^^)
  
強さには、修道院を抜け出して男のもとに走る強さとか、
くっついた教科書のページを無理やり開く強さとか、
色々あるわけですが、やっぱり生き続ける力が究極の力。
他の強さは、そのための手段のような気がします。。
  

  

投稿: テンメイ | 2008年2月18日 (月) 22時39分

こんばんは
テンメイさんが 記事を書かれるくらいのレベルまで 
今回のドラマが合格スレスレ(?)だったことが ファンとして嬉しいです

<精神的な強さを持つために自分で出来る小さな事が笑い>
という 指摘がとても面白かったです
確かに 勝己が自分を笑えるところまで来たことは
大きな強さに繋がると思いました
笑いと強さ 
一見 かけ離れたところにあるように見えるので
「なるほど」と新鮮な驚きです!


3話くらいまでは ほんとうに耕作のキャラがつかめなくて
きつかったですが 今は ドラマを素直に楽しめるところまできました(笑)
私なりに このドラマの見方が やっと会得できてきました
耕作がやっと可愛く見え始めました
あと3話 心行くまで 楽しみたいです

投稿: 彩花 | 2008年2月19日 (火) 00時48分

>彩花さん
  
おはようございます まだananさんと呼びそうになるなぁ♪
アハハ(^^) これって、ホントに嬉しいんですかね。
遠回しに抗議されてるようにも読めちゃいます。
    
笑いが人間の深い所で強さとつながってるのは間違いないし、
今回のドラマもそれを表現してました。
ここ数年続いてるお笑いブームも、弱った社会が
無意識の内に求めてるものなのかも知れない。
    
だから記事にも書いたんですが、ビミョーに異なる
「いつも笑顔で」って感じの主張には疑問を感じてます。
本気で何かに集中してる時に笑顔なんて出ないし、
真剣さがあって初めて笑いも活きてくる。
そんな当たり前のことを忘れた単純で安易な
風潮が少なからず目に付くのは残念です。
それをおかしいと言いにくい世の中はもっとおかしい。
話がズレてますね。前から気になってたもんで。。
   
彩花さんでさえキツイんじゃ、フツーの人、
特に大人の男性視聴者は大変ですよ。修行の世界♪
やっと可愛くとか言いつつ、最初から十分萌えてたでしょ(^^)
あと3話しかないって話は知りませんでした。
僅かな残り時間で一体どうゆうラストに持ち込むのか、
スタッフのお手並み拝見って感じです

投稿: テンメイ | 2008年2月19日 (火) 07時27分

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