ブカブカの大きな愛に包まれて~『プロポーズ大作戦SP』
(☆13年7月9日追記: 『サマーヌード』初回レビューをアップ。
水・風・指輪、再びきらめくケンゾー♪~『SUMMER NUDE』第1話 )
☆ ☆ ☆
俺らが去年乗り損ねたボートじゃねぇ?
ハァッ?
ハネムーンに旅立つためのボート
古臭いってさんざんバカにされたけどね
乗っちゃおうぜ
ヘェッ?
ハネムーン行っちゃおうぜ
何言ってんの? ちょっと ちょっと 止めなって 何してんの?
(ボートに隠してたハイヒールを差し出す)
エッ?
あの日 約束したろ 失くしたハイヒールを 世界中探して見つけてやるって
やっぱハワイまで流れ着いてたんだなぁ~
・・・(絶句)・・・
ちゃんと突っ込めよ
エヘッ・・・だって・・・
(パンパン 甲板に座らせてサッサッと足の砂を落として)
ウフフッ ねぇ ブカブカって シンデレラ的にはアウトだからね♪
普通 彼女の足のサイズぐらい把握してると思うんだけどなぁ
そうゆうとこ ホント抜けてるよね ケンゾーがくれるものは いっつもブカブカだ
何でいっつも こう ブカブカなんだろうネ♪
(RE I × KENZO の刻印の指輪を取り出す)
何で持ってんの?!
不思議だよね
☆ ☆ ☆
上手い! 非常に良く出来た続編スペシャルだった☆ 私も含めて、多くの視
聴者が不満だった本編最終回をキレイに補ってる、これぞ完結編って感じの内
容。クリエイター養成学校みたいな場所で、連ドラのスペシャルの模範としても
いいくらい、教科書的な構成だろう。おまけに、スペシャル第2弾への道筋まで
開かれてる。今回、2時間半番組の平均視聴率としてはかなり高い18.4%と
いう数字を獲得してるから、あとは出演者のスケジュール調整の問題だけだろ
う。要するに、次の第2弾が本来の意味での続編スペシャルで、今回は実質的
な本編最終回の役割を果たしてたのだ。
ここではまず、本編最終回で何が不満だったのかから振り返ってみよう。まず、
エンディングが曖昧で不十分で中途半端。ガス欠のタクシーを「どんだけ~!」
と言いながら押し続けるケンゾー=岩瀬健(山下智久)のもとへ、ドタキャン花
嫁のレイ=吉田礼(長澤まさみ)が走ってきて、「ケンゾー! ケンゾー!」。そ
の声に振り向いた山Pのアップで終了。スピーチでの告白はあったけど、抱擁
もキスもプロポーズもなし。せめて最後に「Pちゃん」が満面の笑みを見せてれ
ば、まだ一応の形だけはついてたのに、そうでもなかった。単なるビミョーなアッ
プだから、結局どうなったの?と思うのは当然のことだ。
続いて、ドタキャンの処理。多田先生=多田哲也(藤木直人)が、最後に自分か
ら礼を送り出すのはいいけど、その時の表情とか仕草が暗すぎた(むしろコミッ
クの方がいいと指摘しといた)。前後のプロセスも含めて、あれだと一貫していい
人だった多田の最後としてネガティブ過ぎるし、健&礼の方もハッピーエンドって
感じが薄れてしまう。
去年も書いたように、7年前に平均視聴率26.4%の圧倒的人気を誇った月9、
『やまとなでしこ』の神野桜子(松嶋菜々子)のドタキャンなら、捨てられた東十条
司(東幹久)は問題なかったのだ。そもそも、桜子はワガママな美人スッチーだっ
たし、東十条も金持ちのボンボンで印象が悪かった。おまけに、ラストは東十条
が桜子を中原欧介(堤真一)のもとへと送り届けるアッシー役を気持ちよく買って
出て、桜子も軽く感謝してたんだから。
でも、多田はいい人だし、礼もワガママ女のキャラではない。おまけに、多田は
健&礼の高校時代の先生(教生)だった人。最終回の扱いだと、とても筋が通
らないのだ。
あと、健の告白スピーチ自体はいいとして、それに対して全員(礼の両親も含む)
が拍手したのも相当しらける演出だった。目上で遥か年上で新郎の多田先生が
神妙に御礼のお辞儀をするのも論外だ。若造の健が、ものすごく失礼で非常識
なことをしたのだから、新郎や礼の両親など、少なくとも周囲の一部はビミョーな
様子を示さないといけない。
ドタキャン問題に続いて、さらなる欠点は、折角の大切な小物、「REI×KENZO」
と刻印された指輪が、礼の左手にはめられなかったこと。新人の安月給をはた
いて買ったのに、諦めて健が捨ててしまったブカブカの指輪だ。わざわざDKNY
(ドント・ノック・ニューヨーク)の看板を経由して礼のもとにわたるなんて流れを作っ
てたのに、それが活かされてなかった。ハッピーエンドの象徴として使われてない
し、大き過ぎてブカブカっていう奇妙な設定も浮いてしまっている。ちなみに私自
身は、礼か何かに向けて健が指輪を投げる案をあらかじめ提示しておいた。ブ
カブカなら成功しやすいし、投げるという主題の変奏はあちこち見られたからだ。
後の問題点は、ウチの過去記事にまかせるとしよう。こうした不十分な最終回
に対しては、P1号(第一プロデューサーの瀧山麻土香かな)から釈明があった
らしい。早朝にCM抜きで続けられてる自己批評番組『週刊フジテレビ批評』と、
公式サイトのプロデューサー日記みたいな箇所で発表されたそうだけど、なぜ
かこの日記は番組終了後の早い時点で全て削除されてしまってる。読者の方
からの情報も頂いてたので、先月になってようやくネット上で探すと、全文らし
きものを発見できた。
P1号本人が消した全文をよそのサイトから転載するのは、ウチのポリシー的
に論外なので、釈明の本質だけまとめとこう。要するに、悩みぬいた末に多田
に気を使った結末にした、ということだ。挨拶を除いた実質的部分で約500字、
率直で誠実な説明だと私は思った。
☆ ☆ ☆
以上の話、つまり最終回の欠点とそれを生んだスタッフの思いから、今回のス
ペシャルが満たすべき条件はかなり明確になる。短く言うなら、キレイな結末、
ブカブカの指輪の利用、ドタキャン問題の処理の3点だ。そして実際、3つの条
件はほぼクリアされた上に、新たな長所もたくさん含まれていたんだから、この
記事の冒頭で、「上手い」「非常に良く出来た続編スペシャル」と書き始めるのも
当然だろう。ただし、「素晴らしい☆」とまでは絶賛してないけどね。。
それでは以下、3つのポイントと新たな長所をそれぞれチェックしてみよう。まず、
キレイな結末。これはもう、余りにも典型的なハッピーエンドだったし、最終回の
エンディングから直接きっちりと再スタートしてたから、十分OKだ♪
何してんの?から始まる軽妙なやり取りで、まず視聴者を引き込む。ヒマだから
マンガ喫茶の代わりにタクシー押してるとか、目立つウェディングドレスで車にひ
かれないようにしてジョギングしてるとか。これでクスッとさせた後は、まるで10
年前の月9『ビーチボーイズ』の反町隆史&竹野内豊みたいに、2人で近くのス
タンドまで車を押した後、キレイな海辺(=ビーチ)に到着。
ウェディングドレスにスーツの上着を着せて、優しくシンボリックに花嫁奪取を強
調した後、ボートでハネムーンっていう伏線を張った上で、キスはもちろん寸止
め♪ この時点で、スペシャルのラストシーンは決まったわけだ。ワイドショーだ
のスポーツ新聞だの芸能ニュースだのを見なくても、最後は海辺のキスに決まっ
てる。おそらくは、ボートやハネムーンを絡ませて。それが、ドラマや映画の文法っ
てものだ。
さらに感心したのは、『シンデレラ』という世界的に有名な古典的物語の使い方。
これは非常に良く出来てた☆ 複数あるヴァージョンの中でも有名な、ガラスの
靴ヴァージョンではなかったけど、花嫁のハイヒールが片方流されるっていう形
にして、ラストシーンのハイヒールのサプライズへの伏線を張る。流される瞬間
は、キスの寸止めと重ねると共に、「水をかけられる」という主題の変奏にもなっ
てるわけだ。
この水の話。以前からのウチの常連さんなら思い出すだろう。少なくとも当時の
検索では、ウチ以外に全く出なかったマニアックな話だけど、私は第1話から、
水へのこだわりを指摘し続けていた。スタートは、野球場のやかんの水とスプリ
ンクラーの水、最後は、式場そばの噴水になって消えた妖精(三上博史)。
妖精が消えた時には風が吹いてたし、光の使い方も特徴的だったから、水・風・
光をまとめて、最終回の記事は『美しく透明な流れのシンフォニー』と名づけた
のだった。もちろんこれは、ふり注ぐ愛のイメージも含まれたネーミング。ちなみ
に、最終回終了後の公式サイトには、演出的に風にこだわってたことが掲載さ
れたけど、水については書かれてない。
で、その水が、スペシャルでは2人にかけられたのだ。それもいきなり、風と光
にあふれる海辺のシーンで。そしてラストのプロポーズ、つまり永遠の愛の告白
では、礼の瞳から美しい水(=涙)が流れ落ち、キスシーンは風に吹かれながら
妖精が見守ってる。これぞ、美しく透明な流れのシンフォニー♪ 妖精でスタート
したんだから最後も妖精を出すべきだという形式美の提案も、去年の最終回予
想で書いてたことだった。おまけに、海辺のボートはスペインへの旅立ちと結婚
式を描くスペシャル第2弾をも期待させてくれるもの。だから、もうこれだけで個
人的には十分満足と言っていい構成だった。でも、もちろんこれだけではない。
そこで今度は、ブカブカの指輪について見てみよう。この記事の冒頭の引用文
にあるように、これはブカブカのハイヒールへと結び付けられていた。ブカブカ
とは、二つの事を意味している。とても大きいことと、用意した人間の不器用さ
だ。言い換えると、不器用だけど「世界で一番」大きな愛を象徴するものだ。
その意味では、今回の主役は明らかにツル=鶴見尚(濱田岳)だった。1年ぶ
りにみたツルは、ウザさが薄らいで、前よりいい味を出してた感じがした。新婦
の奥エリ(榮倉奈々)を結婚式&披露宴で喜ばせるサプライズとして、こっそり
エリの過去の知人達からメッセージを集めてくる。これがエリの疑惑と不安を掻
き立てて、エリの結婚式直前ドタキャンへとつながってしまったわけで、その意
味では不器用な努力ではあった。でも、「オレなり」に感謝を示す、感動的な努
力でもあるから、健の心を大きく揺さぶることになる。
結果的には、自分の後悔のためじゃなくツルの幸せのためにタイムスリップし
た健が、全力で走り回ってエリを探して、カセットテープ(懐かしい・・)と共に説
明したおかげで、エリは嬉し涙を流して、ハワイでの結婚式もドタキャンなしで
行われることになった。私のつぶらな瞳にも星屑のような涙が浮かんで・・って、
こればっかかよ! でも、感動的でいい話だったね♪ 本編で言うと、野球部
マネージャーの卒業式&感謝状贈呈みたいな、心温まるエピソードだった。。
ともかくこうして、本編ではやや影が薄かったツル&エリを表舞台に出すと共
に、「尊敬してる・・身体はちっちゃいけど誰よりでかい男」ツルのおかげで、過
去の健は勇気を出して礼の両親に会いに行く。現在の健は、思い切ってブカブ
カのハイヒールを用意する。もはや、多田や両親らに気遣って、あるいはそれ
を言い訳にして、前に進めず躊躇するもどかしい態度とはきっぱりと決別。
礼を包み込む大きな愛(ハイヒール)を健が差し出すと、礼も大きな愛(指輪)
を持ち出す。1年前から現在までを貫く、2つのブカブカの愛。そして小学校時
代、鉄棒遊びで礼に傷をつけた後に交わした幼い会話(北村海斗&松元環季)
を反復するかのように、「オレが一生面倒見るから」「よろしくお願いします♪」。
わざと甘ったるい女のコの声で礼が了承した直後に、指輪をはめる儀式。この
瞬間、礼は健のブカブカの大きな愛に包まれて、王子様に選ばれたシンデレラ
としての幸せな人生を約束されたのだ。こうしてみると、今回映らなかったと思う
けど、やっぱり第10話レビューで指摘したように礼の左手の傷痕こそ婚約指輪
だったのだ。
という訳で、文字通りの「プロポーズ大作戦」はこれで完結した。エリ&ツルも
結婚したし、結婚の意味が分からないとか言ってたアユタじゃなくて幹雄(平岡
祐太)までが、携帯電話で優子(原史奈)に改めてプロポーズ(本編でもしてた)。
できればまた「メリーゴーランド」で、幹雄が優子をクルクル回すシーンを見たかっ
たけど、まあいいや。あと、残る問題は多田1つ。いやいや、ただ1つ♪ ドタキャ
ン問題の処理、つまり多田と礼の両親の扱いとなった。
もともとの健は、ハワイの1週間前に、立修大学(ロケ地は最近スキャンダルに
なった横浜市立大学)の多田のもとを訪れてる。モノローグによると、「初めて多
田さんの前に現れたオレは、何も言葉を発することなく土下座して、逃げるよう
に去ってしまったのだった。心の奥に堅く押し込んでいた多田さんの存在は、月
日が経つごとに頭から離れなくなっていた」。これは、健のキャラと事情を考えれ
ば自然な話だろう。
ここから後の扱いが、藤木ファンにどう映ったのかはちょっと読みにくい。ウチの
読者に、亀梨ファンと同じく相当いらっしゃるらしい藤木ファンの皆さん、如何か
な?♪ 個人的には、上手く頑張ってるなって感じで、かなりの高評価だったけ
ど、あれでもまだご不満な方がいらっしゃるかもね。。
まず、タイムスリップして最初のシーンが、多田の足元への土下座ってのは筋が
通ってる。もともと、多田の扱いが最終回問題の最大のポイントだったのだから。
多田がすぐ「殴ってもいいですか?」と冗談を言ったのもいいし、この冗談に健が
ビビったのも笑えた。あそこで健が堂々としてるようなら、そもそもこのドラマは成
立しないのだ。ビビッたりウジウジする幼くて可愛い美少年だからこそ、妖精が手
助けしたくなったのだし、F1・F2を中心に全国の山Pファンの萌え度も高まって、
視聴率も上がったのだろうから♪
で、その後の多田の話も筋が通ってる──建築の世界では偶然なんてなくて、
すべて必然。つまり、建築に打ち込む多田にとって、ドタキャンの流れは自分で
決めたことで、後悔はしてないし、健にも後悔してほしくない──。もちろん、男
の美学として、「カフスボタンを持った手を当てるゲーム」という気遣い(実は両
手に持ってた)で、礼を健のもとに送り出したなんていう、具体的で恩着せがま
しい話を持ち出したりはしない。その代わり、「強がりですよね」っていう本音も
最後に自嘲気味に付け加える。何気なく書かれた黒板は、数式だらけ。つまり、
必然の世界の表現だ。
さらに、チャイムで一区切りつけた後は、多田の幼馴染のしばたさちこ(柴田幸子
?=紺野まひる)がシュークリームを持って登場。暗いドタキャン話に強引な明る
さと甘さをもたらすと共に、多田の今後の幸せ(スペシャル第2弾でのプロポーズ
とか)をも用意する。多田の幸せを描く必要があるっていうのは、ウチが第9話レ
ビューで書いてたことだ。改めて引用してみよう。
「残る気がかりは、多田の扱い。健と幹雄とツルの3人だけがプロポーズに成
功して、もともと新郎だった王子様・多田だけが一人ぼっちになるのは、不公
平すぎるだろう。でも、相手がいないんだよなぁ。キャメロンくらいしかネ♪ 既
に結婚してて、会場に奥さんも来てるなんて感じかな」
こうした観点から見ても、多田の新しい相手、しかも多田をしっかり受け止めら
れそうな長い付き合いの女友達を持ち出したのはなかなか上手かったと思う。
健&礼と、多田&さちこで、カップル同士の形式的類似も出来上がる。ま、ドラ
マのストーリーと関係なしにさちこを見ると、ああゆうキャラは幼馴染のまま、あ
るいは友達のままのような気もするけどね。。
とにかく、今回のスペシャルは、多田の扱いにも筋を通してる。少なくとも、筋を
通そうと頑張ってるのだ。すると、最後に残るのは両親の問題のみ。これも上手
かった。時間が無くなったから、サラッと終わらせると、健のお詫びと挨拶も誠実
なものだったし、父・貴礼(森本レオ)の反応も良かった。
「ご無沙汰しております。あの日、お2人にどれだけご迷惑をおかけし、辛
い思いをさせてしまったのか、考えれば考えるほどこちらに来ることが出
来ませんでした。どんなに言葉を尽くしても、決して償いきれないと思って
ます。
でもあの日、かけがえのない存在を失わないで良かった。本当に良かった。
その思いはこれからずっと変わりません。黙って後を付いて来てくれた礼
さんを幸せにすることが、僕にとって精一杯の償いだと思っています。ホン
トに、申し訳ございませんでした。突然お邪魔して、すみませんでした」
「待ちなさい! 待ちなさい。礼は、私達にとって大切な娘です。あのまま結
婚していたら、あるいはつつがなく、幸せになっていたかも知れない。君が
やろうとしている事は、決して、簡単な事ではないと思う。君にとっても、礼
にとっても、礼の周りの人にとっても。そのことを君は、一生、肝に銘じて
下さい」
つまり礼の父は、親として、また大人の社会人として、言うべき事はきっちり言っ
た上で、2人のことを間接的に認めてるのだ。個人的に笑えたのが、父の長い
言葉の後の礼と母・礼奈(宮崎美子)の反応。私は大きく頷いた言葉だったのに、
2人の女性にとっては厳し過ぎるように感じられたらしい。いやぁ、人生勉強にな
るネ。あんまし譲る気もないけどさ♪
☆ ☆ ☆
あぁ、もう土曜の夜遅くになっちゃったから、終わりにしなきゃなんない。既に4日
遅れ。土曜の昼とか予告してたし、明日からの予定はもう入ってるし、フィクション
の世界に深入りし過ぎるのもポリシーに反することだ。とか言いつつ、かなりマニ
アックに深入りしてるけど♪
ここまでは、スペシャル版が本編の最終回をフォローする完結編になってるこ
とを示してきた。最後は、スペシャル版独自の話をちょっとだけしよう。わざわざ
ハワイまで行っての海外ロケだから、当然映像は美しかった。欲を言うなら、ラ
ストの海岸はもうちょっと雲が少ない映像の方がキレイな夕焼けだったんだけど、
海外ロケだと「晴れ待ち」する時間も限られるだろうし、許容範囲だろう。ハワイ
よりも日本の映像の方が多かったのも、タイムスリップの話だから不思議はない。
このタイムスリップ。本編だと、毎週同じワンパターンの繰り返しで、スライドショー
と共に見飽きた感もあったけど、スペシャルで久々に1回だけ見ると懐かしいね。
妖精が決まり文句の「求めよ、さらば与えられん」を、英語で「Ask and it shall be
given to you」と言ったのもいいし、健が「ハレルヤ~チャンス」を「hallelujah~」と
英語っぽく言ったのも笑えた。ちなみに、英語の「Ask・・」は、最終回レビューで
ウチがマニアックに解説してた新約聖書の言葉。ただ「shall」じゃなくて、代表的
な2つのヴァージョン(NIV、欽定訳)に従って「will」で書いてたから検索が少ない
のが残念だ。
いや、こうゆう検索が、マニアックレビューの小市民的喜びの1つなのよ♪ 難し
い話だと、読者の理解や受け止め方とかは分からないし、期待もできないけど、
言葉や項目の検索は単純明快な話だもんね。今回で言うと、ボートに書かれて
た「Kawika」は、ハワイのデイヴィッド・カラカウア王のことで、禁止されてたフラ
(=フラダンスの曲・歌・演奏・踊り全体)を復活させた有名人だ、なんてトリビア
とかね(Yahoo!、Google共に、現在ゼロ)。
あと、「given to you」か「give you」か、なんて検索にも期待しよう。聞きもらした人
が多いようだけど、あれは「to」が入ってる。あそこだけ見ると、文法的にはどっち
でもいいんだけど、後の「the door will be opened to you」と韻を合わせるために
「to」が必要なわけだ。
話を戻すと、後悔&やり直しのためのタイムスリップは、本編で卒業したはずだ
から、スペシャル版ではツルのためのものになってたのもいい。結局、多田や礼
の両親との関係をやり直して、現在の健のプロポーズにつながったんだけど、そ
れなら本編と同じく、過去に学んだだけだからOKだ。
また、本編に出た様々なエピソードや登場人物の組み込み方も上手かった。ト
ボけたタクシー運転手(酒井敏也)。ウェディングケーキに隠れてたインチキ陶
芸家の伊藤先生(松重豊)のカラオケ(和田アキ子『あの鐘を鳴らすのはあなた』)。
エリになり切れなかった自分を責めるソクラテス=根津重人(渡部豪太)の変な
キャラ。なぜか夜の店にいたマラソン選手ジオ・ゲルグーグ(トラオレ・イッサ)。
タモツ=西尾保(菊池健一郎)のまずいハンバーガー店と、DKNYの看板。モン
パチ=MONGOL800の『小さな恋のうた』。広島風と関西風の、バカげたお好
み焼きバトル。
もちろん、妖精は相変わらずトロピカルカクテルのカットオレンジをムシャムシャ
つまみ食いしてたし、ツルの横断幕が「エリのことが世界で一番好」で途切れて
「一番女子」に見えたのも懐かしい。第4話でツルが校庭に石灰で書いたでっか
い文字が、結局は「ホームラン」につながって、「心つかまれないぞ」と叫んでた
エリが見事につかまれちゃったわけだ。(ま、現実の世界では空振り三振の可
能性が高いけど♪)
スペシャルの中への新たな組み込みだけじゃなく、本編の回想シーンの使い方
も巧みだった。本編だと多すぎて気になった健のモノローグ(独白)も、1年ぶりっ
てこともあってか、気にはならない。重要な場面で度々流れてた、桑田佳祐の主
題歌『明日晴れるかな』も、何度聴いてもイイ♪ とにかく、全般的に教科書的
な上手さ、出来の良さを誇示する作品だ。
ただ、それでも最後に、やっぱり一言付け加えたい。本編レビューでも何度か
書いたように、とにかく全体が軽い。時代の軽さ以上に、フジ月9の標準的軽さ
以上に、やたら軽いのだ。2つだけ要因を挙げとくと、まず物語の中に「善」しか
出てなくて、「悪」が見当たらない。「罪と罰」ならあるけど、それもあくまで「善」を
基本にしたものだった。それに対して、冬ドラマで圧倒的に不人気だった『あした
の、喜多善男』には、全編を通じて善悪の混沌が織り込まれていたわけだ。
『プロポ』は所詮、タイムスリップを中心とするファンタジーを前面に出した、青春
ラブコメディー。心地良い軽さのフィクションにすぎない。一方『喜多善男』は大人
の心裡や社会を描くシリアスな作品。複雑で重いリアルだ。どちらも重要なはず
なのに、視聴率で2.5倍もの差が生じてること、あるいは片方しか見ようとしない
視聴者が圧倒的に多いことが、どちらも好きな私から見ると残念だ。
一方、本編の第5話レビューで注目した言葉を援用するなら、このドラマは「完
成した建築物」に見えてしまう。つまり、視聴者がドラマをもとに新たな思考を喚
起するような、「設計図」というラブレターには見えにくい。これじゃあ、礼のじいじ
(夏八木勲)のように建築に携わる「職人」も、高度な技を見せる余地が少ない
だろう。それに対して、『喜多善男』は心理学へと誘う設計図になってたし、『ガリ
レオ』は数学・物理学へと、『華麗なる一族』は政治・経済その他へと誘う設計図
になっていた。いや、別に既成の学問や知識じゃなくていい。それぞれの視聴者
=職人が、自分なりに技を磨き披露する余地、成長や創造の余地が、たっぷり
と含まれていたのだ。
ま、月9は大衆的なテレビドラマの代表であって、自分から能動的・創造的に見
ることなく、受動的に流し見して楽しんだり癒されたりする視聴者が圧倒的な現
状を考えるなら、テレビ局の企業戦略としては間違ってないけどね。企業人であ
る前に、1人の人間として、本当の意味のクリエイターとして、作品と向き合って
ほしい・・・な~んて書くと、重いんだろうな。礼や母親に苦笑されちゃうかも。。
さあ、そろそろ時間だ。色々書いたけど、P1号、P2号(三竿玲子)、演出・成田岳、
脚本・金子茂樹を始めとするスタッフ&キャストの皆さん、お疲れさま♪ 面白くて
出来のいいドラマを見せて頂いて、感謝、感謝。おかげで、懐かしさだけでなく、新
しさも味わうことが出来た。最近やたら目立ってる原作ものじゃなく、オリジナル脚
本って部分も、高く評価されるべきだろう。
1年後くらいのスペシャル2、去年からウチが「ウェディング大作戦」と名づけてる
内容の、二本目の続編にも期待しつつ、それでは今回は、この辺で。。☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S.シンデレラの靴が「ハイヒール」にはなってなかったのがちょっと気になった。
あれはどう見てもローヒール、あるいは普通のパンプスだ。ま、花嫁がハイ
ヒール履くと危ないし、砂浜だし、長澤まさみの身長が高いって事情は分か
るんだけど、単に白くて内側がゴールドってだけだと、「ガラスの靴」的な華
やかさの演出が足りないと思う。
ちなみに、数少ない『喜多善男』ファンなら当然、善男(小日向文世)がひざ
まずいて宵町しのぶ(吉高由里子)の足裏マッサージを楽しんだ、マゾヒス
ティック&フェティッシュなシーンを思い出したでしょ♪
P.S.2 ツル&エリの披露宴の後、「カボチャの馬車」のデザインになった白い
馬車を使って、すぐ後のシンデレラ物語につなげたのも芸が細かかっ
た。ちなみに、このドラマとレビューに合わせた軽いジョークとして、今
日からウチのトップページにはカボチャの馬車の写真を貼ってある。
1週間くらいで削除する予定なので、マニアックな方はお早めに。
そんなの、いない? あっ、そう♪
P.S.3 健は配慮もあるしケジメもつけたけど、礼は相変わらず単なるドタキャ
ン娘にすぎない形になってる。主人公の男性にお任せしたってことかね。
P.S.4 何と、今まで「榮倉」を「螢倉」と書いてたことにようやく気付いたわ (^^ゞ
道理でほとんど検索が入らなかったわけだわ。誰か指摘してくれぇ~!
P.S.5 あのキャバクラの店員、狩野英孝(かのえいこう)って、お笑いのピン
芸人だったのか! そう言えば「僕イケメン」って聞いたことあるな。
道理で妙に笑えたわ♪
P.S.6 結婚が単に素晴らしいものとしてだけ描かれてるのも、かなり気にな
る所だ。『プロポーズ大作戦』だから当たり前とも言えなくはないけど、
それならこの企画自体が気になる部分を含んでるってことになる。
前にも『喜多善男』で書いたように、離婚だけでも3分の1だし、別居
や不仲を合わせたら大変な問題を含んでるんだけどね。ま、そんな
暗くてリアルな話は、みんな見たくも聞きたくもないんだろうけど、必
要な時だけすぐに現実的な姿勢を取り戻せるとは思えない。。
P.S.7 ディズニー映画の中でも空前のヒットとなった『アラジン』のテーマ曲、
「A Whole New World」が、礼&エリのシーンで流れてたのが懐かし
かった。2人とも、ブカブカの大きな愛に包まれて「全く新しい世界」へ
と旅立てることになって、良かったネ☆彡
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
問題を選ぶこと、答えを求めること~『プロポーズ大作戦』第6話
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山P=山下智久『ルート66』、男のアメリカ横断一人旅が熱い☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手作業TB:プロポーズ大作戦SP「14年越しの恋に、永遠を誓う瞬間は訪れ
ますか? ハレルヤチャンスinハワイ! 親友ツルと自らの恋の
(テレビお気楽日記)
プロポーズ大作戦SP (エリのささやき)
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コメント
やっぱり毎回だと飽きちゃうけど、あんな感じだと懐かしくて良かったですね。
しかし、長澤ちゃんは足でかそうだから、28センチくらいだったのかなぁ・・・。
投稿: お気楽 | 2008年3月30日 (日) 01時27分
>お気楽さん
お互い、お疲れさまです☆
って、どんだけぇ~♪

どうもどうも
スペシャルのレビューを真面目に書くのは初めてだから、
自分の記事を全部読み返したら、それだけで疲れちゃいましたよ。
みんな、よく読んでるよなぁ。。やっぱスクロールが多いのかも(^^ゞ
不満の解消についてはお見事でした☆
お気楽さんがひたすらホメるんだから、凄い出来♪
ほんと、単発のスペシャルだと懐かしくていいですね。
今回あちこちでホメ言葉を見るのは、そのせいもあるはず。
アハハ(^^) 長澤ちゃんは足でかそう。。なるほど!
それって、女の子にとってはかなりショックな言葉かも♪
もとが24.5としても、2cm足して26.5。
28cmの
P.S.そちらのレス。松田聖子と安室とaikoとしょこたんネ
凄い組合せの選択だなぁ。。^^
投稿: テンメイ | 2008年3月30日 (日) 04時08分
遅くなってごめんよ~カフェオレど~ぞ(笑)
えっと、これいつの放送だっけ?。。。遅いよ!
これは続編っていうより、本当の最終回だよね(苦笑)
やっとスッキリしたよ。
ブカブカの指輪、ブカブカの靴。。。
私はロンバケで桃ちゃんが言ってたセリフを思い出しちゃうの。
今回のドラマの意味合いとちょっと違うけど、言葉の響きが可愛いね。
ちなみにロンバケのブカブカは背伸びしちゃったって意味だけど。
「水」。。。。出た~~~~~~!(笑)
水にこだわるテンメイさん健在!なるほど~納得させられちゃうからすごい
それにしても多田さんは花をもたせた感じで。。。大人でした(笑)
楽しめたドラマだけど、正直軽いね。
でも、軽いんだけど見てて文句が出ないからある意味すごい。
山Pのドラマの中では、クロサギより私はこっちが好きだな~
投稿: アンナ | 2008年3月30日 (日) 09時47分
どうも~。ピンヒールで砂浜にずぶずぶ沈んでしまったエリで~す。
ほんと海にヒールはアホですね。
4日経っても途切れることがないプロポは人気絶大なんですね。
情報を求めてたくさんのお客様が見えていらっしゃるでしょう。
ところで「美しく透明な流れのシンフォニー」って
すごく綺麗な語感ですね。
Pちゃんにふさわしいというくらいに感動してしまいました。
水・光・風。
海辺を象徴するようですね。
爽やかさとか満ち溢れた愛のイメージがほとばしってきましたわ。
ほんとおっしゃるようにこれが最終回ですね。
ここに最終回を持ってくるように計算したのかしら。
これも脚本の計画のうちだったとか。
次のスペイン編。
めっちゃ楽しみですね♪
礼のお父さん、やっぱり認めてくれたということですね。
ここはテンメイさんと意見が合って嬉しいです。
厳しいのかどうか分からないけど、
言いたいことだけ言ってとっとと席を立ってしまってた健がやや変だったので引き止めてちゃんと言うことを言ってくれたのはよかったです。
確かに軽いですが、光と風と水というキラキラしたもので覆われてるドラマですから
未来とか希望とか明るい言葉が見えてくるのが
多くの共感を得たのだと思いますネ。
あ、アンナちゃんはプロポの方がいいんだ~。
エリは、クロサギの方が断然好きです。
Pちゃまはいろんな面があるという発見でもありますネ、テヘヘ^^
投稿: エリ | 2008年3月30日 (日) 12時54分
テンメイさん、こんばんは。
どうも、お久しぶりです。
スペシャル、良かったです。伏線の回収も、ギャグのタイミングやテンポもすばらしかったです。
でも、これを連ドラの最終回でやっても、視聴者はすっとは受け入れがたかったのではないかと思います。1年という時間があったからこそできたのではないでしょうか。
私は基本的には連ドラは連ドラできちんと最終回をして欲しいというか、するべきだと考えていたのですが、こういうのも有りかな、とおもうようになりました。まあ、「時間経過」が必要なものにかぎられるとはおもいますけど。
「軽い」のは軽いんですけどね。これはこれで「プロポ」らしいのかなと思います。18,4%という数字が物語っているように、すごい歴史に残るようなものでもないかわりに、評価の出来ない駄作でもないということでしょう。
私はやさしい幸せな気持ちになれたので、好きですよ。
不満はラブシーンが短かった事と、最後だけだったこと、結婚式がなかったこと、ですね。スペイン編、出来たらやって欲しいです。
テンメイさんにはお疲れ様でした。また、春ドラマもがんばってくださいね。
投稿: youko | 2008年3月30日 (日) 20時34分
以前、逆ピラミッドの相性占いの時に一度だけコメントさせて頂いた山下君ファンですが、お久しぶりです。その後もずっと覗いていたのですが、読み逃げですみません。多田先生の数学とかタイムスリップについてとか、すみません・・・読むだけで精一杯でした(汗、汗)最終回の美しく透明な流れのシンフォニーも読みました。だから今回も波にハイヒールが流されてしまった時、あ~テンメイさんの言った通り水だな・・・とちょっと感激。
水、風、光・・・どの場面も美しかったですね。
その時点でハイヒールはきっとハワイで使われると思いましたが、ブカブカの指輪に繫がるとは・・!
で、今回テンメイさんは藤木さんファンに意見を求めていらっしゃいますが(苦笑)山下ファンにも聞いて下さい!実は山下ファンにはもちろん昔からのファンも沢山いますが、ドラマでいうと拓馬堕ち(それは突然嵐の中で・・視聴率は散々でしたが)彰堕ち(野ブタ)黒崎堕ち(クロサギ)が多いのですが、ケンゾー堕ちはいるにはいますけど実は少ないのです。主役なのに優柔不断・・せっかくの月9なのに見終わったあとスカッと出来ない。せめて対抗する多田先生が嫌なヤツなら「健、頑張れ」と応援出来るのに多田さんは嫌味なくらい(すみません)いい人。もう健いいよ!健にはもっと優しい人があってるよ~!とドラマみて本気で思っていた山下ファンは多いのです。ブログでみんな言ってました。多田さんを不幸にしないでって。健には他の幸せをって
だから今回サチコさんの登場は凄く嬉しかったです。まひるさんのサバサバした明るさ。この方、宝塚のトップ娘役でしたよね。この方の登場で多田先生にも幸せの予感。ほっとしました。
なかなか「好き」だと告白できない健に
憎まれ口ばかりたたく礼。
当時は毎週じれったい思いを拭えなかったけど…
色んな伏線がひとつひとつ回収されて、スッキリ出来て良かった。自分の為に過去にタイムスリップしてた時は披露宴会場に変化は起きなかったのに、ツルの為に頑張って帰って来たら大きな変化が起きている。思わず「ヤッター」と叫ぶ健の笑顔が嬉しかったです。そして自分も成長してるし!
そして、スペイン編はあるのでしょうか?シンデレラと言うと、山下ファンならだれでも思い浮かべるクロサギ8話欠陥住宅詐欺(大塚寧々さんゲストの回)シンデレラのその後の話。黒崎曰く王子様が浮気をするかもしれないし、シンデレラが身分の違いを乗り越えられないかもしれないし・・・!
さあ、これから何かあるのでしょうか?テンメイさん、「求めよ・・・」「ハレルヤ・・・」ってスペイン語ではどう言うんですかね?
もう1つ、プチ情報(by山下君)あの、ハワイの浜辺はロケ場所以外の他のビーチは全て雨で奇跡的に撮影が出来た夕日だそうです。天気もSPに味方してくれたんですね(^^
突然長々とすみませんでした。
投稿: あんじゅ | 2008年3月31日 (月) 00時28分
ここで読ませて貰うと、本編は何だか途中でSPを
考えて作られて行ったんだと思えて来ますね。
続編への声が高かったからSPを、ではあまりにビンゴ過ぎて。
ラストシーンよりも指輪がそう感じさせますし。。。
騙された!(笑)
やはりこれぞフジテレビさん。やってくれましたね…ですわぁ(^_^;)
テンメイさんの『水』。なるほどですね~。
風に拘ると言っても、
あの荒海のシーンはやたら寒そうなだけでしたけどね~。
今朝チラッと朝ドラを見てみましたが…
エリはやっぱり瞳になってたのを確信しました(笑)
今回は健や多田さんにはすっきりさせて貰えましたけど、
テンション下がらなくてよかった要因の一つはツル。
本編でもツルの言動には笑わせて貰いましたけど、
今回は泣かせても貰い大満足でした。
ただパズルをはめてっただけだったなら、
スッキリはしても物足りなかった続編。
回想シーンもくどくなく、
お笑いのセンスも好きでした♪
藤木さんも、あれ以上深く掘り下げなくて良かったです。
「必然の世界」も良かったですね。
披露宴に居たのかなぁ。。。まひるさん(笑)
キャスティングの好みでのめり込み方も違って来るんですが、
私は森本父さんがピンと来なかったかも。
別のお父さんだったならもっと泣けたかな…
声が邪魔するのか?ヾ(゚∇゚*)オイオイ
あーゆーシーンは泣きたいんです、私(笑)
夏八木勲じいちゃんには泣けましたね~。
三浦友和さんが演じるお父さんは好きです。
宮崎さんがお母さんなら岩松了さんでも良かった(≧∇≦)ノ彡ヾ(゚∇゚*)オイオイ
妖精さんの手にしてたブルーのカクテル。
絵の具みたいで不味そうでした。
飲んでませんでしたね。
『薔薇』の重さの後だった軽さには救われましたけどね(^_^;)
テンメイさんと今クールの締め?で、
お話出来ると思ってなかったので嬉しかったです。
ありがとうございました♪
来クール、テンメイさんが何を選ぶのか…楽しみo(^o^)oワクワク
投稿: mana | 2008年3月31日 (月) 12時24分
>アンナちゃん
ど~ぞって、入ってないよ!

海に行ってきたそうですネ 

を想像すると萌えますよ♪

感嘆符が2つも付いてて♪
どうも、お久し振りですね
再びコメント、ありがとうございます 

プチご無沙汰でした 
僕は好きだなぁ。。

カフェオレ
アハハ (^^) いつの放送って、まだ1週間も経ってないわ!
そうなんだよ。これが本当の最終回。
1年かけてやっと、みんなスッキリしたみたいだね☆
オー、珍しくマニアックな指摘をするな。
って言うか、木村君関連だからよく覚えてるのか。
ロンバケの桃ちゃんのセリフね。調べちゃったよ。
「ブッカブカの靴履いてるような気がするよ」でいいのかな。
意味はかなり違って、ネガティブなものだろうけど、
確かに言葉の響きが可愛いね。幼いっていうか。
「背伸び」だと、自分から大きく見せてるっていう能動的な感じに
聞こえるけど、モデルだから自分を実物以上に見せることを
強いられてるっていう受動的なニュアンスが強いと思うな。
いや、ドラマあんまし覚えてないけどさ♪
アハハ (^o^) 波線、長いわ!♪ ちゃんと覚えてたネ。
健在、健在。思いっきし派手に「水」をかぶったでしょ (^^)v
納得させられちゃってくれたまえ♪
多田は大人だね。健とのコントラストが強調されてる。
そうなんだよ。楽しめたんだけど、スカスカと軽いんだよな。
見てて文句が出ないって、オレら2人だけひねくれ者かよ♪
うん、オレもクロサギよりはプロポだな。
エリさんは、断然クロサギだってコメントしてるけど (^^ゞ
あぁ、これでいよいよ木村首相か。迷うなぁ。。
>エリさん
どうも~
記事は簡単だったけど、ピンヒールで砂浜歩いたのか。
そりゃ、ずぶずぶ沈むでしょ♪ でも、好きだなぁ・・
エリさんがピンヒール履いてる姿
キッドさんなら僕の20倍は萌えるでしょう (^^)
丸4日以上遅れた深夜アップで、おまけに予定時間を半日
過ぎてしまいましたが、かなりの方がいらっしゃってます☆
ありがたや、ありがたや。。
プロポ人気は、山P人気だけじゃなくて層が厚いような感じ。
せめて2日遅れでアップしてれば、もっと検索が
入ってたのになぁ。「求めよ」の英訳とか♪
すごく綺麗な語感。。嬉しいなぁ。。どうも、どうも (^^)
記事の題名って、すごく大切にしてるんですよ。
中でもこれは自信作。当時は1人しかホメてくれなかったけど ^^;
そうそう、水・光・風とくれば海辺=ビーチ。
あらかじめ予想してなきゃいけなかったなぁ。失敗、失敗。。
爽やかさと愛、プロポや山Pのイメージにピッタシ!
って、自分で言うからメジャーになれないわけか・・(^^ゞ
ま、昔からこうゆうキャラなもんで。。
そうそう、ここまでピッタシ出来てると、計算してたような
気もしますよね。1年後のスペシャルでの完結と成功を狙って。
スペイン編、あるいはストーリー的にスペイン絡みの第2弾
スペシャルは、間違いないと断言します。ハズレたら大恥かも♪
お父さんの言葉の見方、意見が一致しましたね♪
あのセリフはすごく好きですよ。礼はブツブツ言ってたけど。
「とっとと」って語感が面白いなぁ ^^
エリさん、時々面白い言葉遣いを入れますよね。
「ちょっくら旅してきます」とか♪
あっ、エリさんが見ても軽いのか ^^
見どころ満載でズッシリ重いのかと思っちゃった。二の腕とか♪
確かに、美しく透明な流れは基本的に軽いイメージですね。
やっぱ、時代的には重さより軽さなんでしょう。。
ところでそちらのレスって言うか、コメント欄。
「テンメイさん」とか「テンメイ様」の記事が話題になってて
ビックリしましたよ! 結構、人気者かも (*^^)v
「辛口かな・・・」って予想がかなり笑えました♪
ayakaさん、読んでますか? 僕は甘口の男ですよ ^^
エリさんの「テンメイさんもいい男ですよ!!」って
レスも嬉しかったです
> youko さん
こんにちは
秋以来、5ヶ月ぶりですか。時の流れは速いなぁ。。
スペシャル、良かったですね☆ 伏線、ギャグ、テンポ、
あと、僕が感心したのは、回想も含めた本編のエピソードの
使い方。これぞ、スペシャルのお手本って形になってました。
なるほど、連ドラの最終回の翌週に、第12回として
これをやってても、受け入れがたかったかも知れませんね。
ドラマの流れと実際の時間の流れ。
1年間の空白が上手く機能してると思います。
最終回はかなりスタッフが議論したようですが、1年後の
スペシャルで完結っていう構想を持ってた人もいたかも
知れません。いずれにせよ、結果的には成功でしょう☆
ただ、この成功体験に今後引きずられて欲しくはないですね。
あくまで、例外的な事態です。
プロポ軽いこと自体は、それほど問題視してないんですよ。
軽さだけを見て、重さを避ける人の数が多すぎるような
気がするのが引っかかるんです。
『華麗なる一族』は重いのに大ヒットしましたが、あれは
キムタクを中心にキャストが凄かったから、参考にならない。
原作が既に成功してた作品ですしね。
18.4%っていうのは、今の時代だとかなりの成功でしょう。
ネット・携帯・ゲーム・お笑いが力を持ってる時代ですからね。
やさしい気持ちね。なるほど、それはそうかも。
ただ僕は、今の時代、優しさが重視され過ぎてると考えてます。
と言いつつ、優しくされると嬉しいし心地良いんだけど (^^ゞ
アハハ (^^) ラブシーンが短い! なるほど。
僕に言わせれば、ラブシーンが浅いんだけど♪
結婚式がないのはおかしいんですよ。
その意味でも、スペシャル第二弾は間違いないと思うし、
だからこそ僕は「ウェディング大作戦」と書いてるわけです。
お気遣いどうも♪ 春ドラマか。しばらく休みたいなぁ。。
>あんじゅさん
お久し振りですネ
よく覚えてますよ。お名前と文体がユニークだったので ^^
アハハ (^^) そうそう、プロポは最初に理系的な記事を書い
ちゃったから、中盤までは読者数が伸びなかったんでした。
数学はともかく、第2話のタイムスリップの議論は、今
読んでもかなりの出来なんですけどね。
『ガリレオ』の核爆弾処理シーンの数学的解説と
いい勝負するくらいの、ウチらしい自信作☆
興味ない? あっ、そう♪
覚えてくれてましたか! 波しぶきがかかった時は、
パソコンのモニターの前でガッツポーズしてました (^^)v
水、風、光、キレイでしたね。ハイヒールと指輪を
ブカブカでつなぐのは、上手いアイデアでした☆
藤木ファンがかなりウチに来てらっしゃるのは各種データ
から大体分かるんですけど、なかなか表に出て来て
くれないから、催促したわけです。余計、引かれるかも♪
それに対して、山下ファンは少ない感じがしています。
まあでも、亀梨ファンが予想以上に多いのが1ポンドで
分かったから、山Pファンも結構いらっしゃるのかも。
聞いてください!ってのが笑えるなぁ (^^ゞ
ではお聞きしましょう。山Pファンの皆さん、如何でした?
あっ、返事が早速3つ来たようですね♪
「拓馬堕ち」「彰堕ち」「黒崎堕ち」って言うんですか!
「堕ちる」って表現が笑えるなぁ。「腐女子」みたい。
あっ、一緒にするとマズイのかも。。♪
ヘェーッ、ケンゾー堕ちは少ないんですか。
それって、『サプリ』が亀梨ファンにいまいち
ウケなかったのと、似てるような気もしますね。
「もっと優しい人」って、あんじゅさん、確か長澤まさみも
好きなんでしょ♪ 礼のキャラはお気に召さないわけか。
ま、ウチでも書いてますが、単なるドタキャン娘ですからね。
反省も少ないし、ちょっと気の毒な描き方になってます。。
なるほど、紺野って、宝塚雪組娘役トップスターなんだ。
道理で押しが強い演技だなぁと思った。舞台出身なのか。
そうそう、自分では上手く行かなかったのに、ツルのため
だと上手くいって、さらに間接的には自分も上手く行ってる
わけですね。その辺りの構成は上手いと思います☆
スペイン編、もう断言しちゃったから、ないと困るなぁ(^^ゞ
おぉ! マニアックな引用だ。クロサギ8話の台詞ね。
完璧に忘れてました。ファンなら誰でも思い浮かべるのか♪
身分はないけど、健の浮気ね。そりゃ、面白い!
浮気かと思ってドタキャンしたらメッセージ集めなわけね。
・・って、そりゃワンパターンか♪
アハハ(^^) いいなぁ、マニアックな話が満載で。
スペイン語の「求めよ」。。ほんじゃ、第二弾スペイン編に
先立って、今からここに書いときますか。
「pidan a Dios y el les dara ; hablen con Dios y
encontraran lo que buscan ; llamen lo y el los atendera」
(アクセント記号省略)
英語や日本語と違って、神(Dios)に求めよ、神に
尋ねよ、っていう意味を明確にしてるようです。
ウチのスペイン語の聖書が役に立って良かった☆(ウソ♪)
あっ、よそは全て雨ね。雲が多いなと思ったんですよ。
なるほど、あれでもラッキーだったのか。
いやいや、マニアックで面白いコメント、どうもでした♪
また是非いらしてくださいネ
> mana さん
こんにちは
上にも書きましたが、少なくとも一部のスタッフは
スペシャルでの完結を考えてたような気もしますね。
あまりにも出来すぎの展開だから。。☆
指輪は去年からおかしいってブツブツつぶやいてました♪
1年空けて、指輪でプロポーズ。上手いですね。
ちょっと引っかかってしまうほどに。。
風は、冒頭は寒そうだったけど、ラストの妖精の背後は
心地良い感じで吹いてましたよ。大型扇風機かも♪
ドタキャンの混乱からハッピーエンドへの展開を、
寒い海から温かい海への変化と重ね合わせたのかも。
スーツの上着を使った演出にも、風で寒い海は効果的だし。
あっ、エリ主演の朝ドラって、今日からなんだ?!
まだ3月なのに! ま、萌えないからいいか ^^
ツルね。僕は、本編だとウザさが気になったんだけど、
今回は気にならなかったですね。丸みが出た感じ。
良かったですよ。視聴者の目線は山P一筋だろうけど♪
藤木の描き方は、ちょっと物足りない気もするんですよね。
もとは新郎だから、あれだとまだまだ暗いし地味です。
その意味でも、もう1回スペシャルがあるでしょう。
アハハ(^^) まひる、いいツッコミだなぁ。
ウィキペディアの出演歴にはないですね。
お忍びのプライベートで出席してたのかも♪
森本父さんが気に入らなかったんですか。
役柄的に、もっと線の太い人の方が良かったのかな。
あの甘い声だと、健への言葉に重みが足りないわけか。
じいちゃんの回は、冒頭の録画ミスがあったことも
影響したのか、僕は記事の最後の方にこう書いてます。
「ぶっちゃけた話、今回さっぱり面白くなかったのだ。
笑いなし、涙なし、感動なし、驚きなし、感心なし。。
だから全然レビューする気もしなかったけど、ちゃぶ台を
放り投げると「真似するな」とか怒られそうだし、思い切り
けなしまくるのも大人げない。むしろこうゆう時こそ、
ブロガーの腕の見せ所とも言える」
で、「設計図というラブレター」って記事を
創り出して、今回の記事でも軽く触れたってこと。
三浦でも岩松でも。。森本レオ斬り! いじけそう。。♪
ブルーのカクテルが絵の具みたいで不味そう?
そりゃ、バーテンが凹むなぁ。。(^^ゞ
僕、バイトでしばらくやってたから、グサッと来ました。
絶望したから11日後に・・いやいや、そりゃ不謹慎か♪
ま、トロピカルカクテルって、雰囲気ですからね。
青い海、青い空、青いカクテル
ま、mana さんは、デコレーションのオレンジでも
ムシャムシャ食べてくださいな。
電子辞書見てウンチク語りつつ。。^^
薔薇は4話くらいからリタイアしたんですよね。
重かったんですか。世評はイマイチっぽい感じかな。
今クールの締めって、こりゃ去年の春ドラマのSPでしょ。
ま、ともかく、こちらこそお話できて嬉しかったです♪
来クールね。う~~んって感じかも。
本音は、1クール休むってのが最高なんだけどなぁ。。
投稿: テンメイ | 2008年3月31日 (月) 14時02分
お言葉に甘えて再度来てしまいました(苦笑)
調子に乗って、せっかく教えて頂いたスペイン語がスラスラ読めない事に気がつきました(冷汗)
なんとなく、ブツブツ読んでみましたが・・・
あ~そんな私が残念です!
腐女子!そうですね・・同じようなものかも(^^
○○堕ち・・良く使いますね。例えば亀梨君だとごくせん堕ちとかもいいますねぇ。
長澤さん、そう好きですよ!!礼ちゃんのキャラクターがちょっときついかなって当時思ってました。
今度は、ラストフレンズでDVを受ける難しい役に挑戦ですね。頑張って欲しいけどSPをみた今は礼ちゃんに暴力振るわないで~って思っちゃうかも!
ケンゾー助けてって!(役が違うから迷惑ですね)
まひるさん。確かトップになったとたんに辞めたんですよ。俗にハローグッバイ(トップお披露目→さよなら公演)そのさばさばした感じが彼女の持ち味ですね。山下君はクロサギでは大地真央さん、SPでまひるさんのアシスト受けてますね。まひるさん、出番は少ないけどかなりのアシストです。亀梨君は舞台で真琴つばささんと共演。キムタクさんの武士の一分、壇れいさんも宝塚出身ですね!
その大地さんが山下君は華と影を持ち合わせているスター(すみません、盲目です!)と言って下さったんです。山下君のファンはこの華やかさの中にちらっと見せる影の部分に結構惹かれているんだと思います。すみません、またしょうもない事を。
で、言いたかったのはせっかくのスペイン語がきちんと読めなかったという報告(恥)です。ただ、三上さんが言ったらカッコいいだろうなってのは感じます!!ぜひ言って頂きたいです!聞いてみたいです。
投稿: あんじゅ | 2008年3月31日 (月) 22時08分
女性陣に大人気ですにょ。
やはり・・・喜多善男との
落差激しいリアクションの嵐。
そうそう・・・ウチのコメントから
youko 様の横入りレスをお預かりしてきました。
ま、テンメイ様のことですから
コメントもじっくりお読みになるかもしれないですが
念のため。
テンメイさんへ。Pちゃんも努力はしていると思います。元々演技がしたくてジャニーズに入ったんですから。タッキーを見て入ったそうで、入ってから歌やダンスをしなくちゃいけないのを知ったそうです。外見の美しさは俳優にとってはメリットもある代わりにデメリットも大きいと思いますよ。
山P・・・愛されておりますにょ。
それでは悪魔にバトンタッチしますにゃ。
・・・ふふふ・・・波に花嫁の靴が
さらわれた瞬間・・・
天使が羽根をパタパタさせたのが
悪魔の心にもイメージされましたよ。
万歳三唱的快挙でしたな。
まあ・・・ハイヒールは一点豪華主義
パンプスは全体的な圧迫感がまったりと
それぞれに味わい深いものでございますよ。
さて・・・ドラマでは
やはり多田先生の扱いが
一番困難なポイント。
思いを寄せる幼馴染の創出は
「仇名」のフリがあるので
それほど不自然でなく
苦肉の策としては
最高でしたねえ。
最終回に「彼女」がいれば
よりパーフェクトでしたね。
合成で作っちゃえばよかったのに・・・。
と悪魔は思いました。
まあ・・・花嫁に逃げられた経験のある殿方は
みんな
鼻で笑うか・・・
酔いどれるしかない設定ですからね。
しかし・・・「卒業」以来
愛に罪も罰もないのが・・・恋人たちのルールです。
だから・・・スタッフのきれいごとで治める姿勢は
なかなかに微笑ましいのでございますね。
それではスペイン産のオリーブオイルで
ペペロンチーノでも作って
お昼ごはんにすることにします。
アスタ プロント!
投稿: キッド | 2008年4月 1日 (火) 12時33分
テンメイさん、こんばんわ。呼ばれたような気がしましたので(違います?笑)
綺麗にまとめましたね、SP。SPにありがちな総集編に毛が生えたようなものではなく、ラストシーンもキチンと収めて。
私は、多田さんの扱いが悪くても怒ることはありません(良ければ嬉しいですが・笑) それよりドラマです。だから、最終回は不満でした。
ラストはキッチリ健と礼見せなくちゃウソでしょ。
ごめんなさい、テンメイさんは誠実と書かれてますが、プロデューサーの言葉、私は多田さんが言い訳に使われたようで、いい気はしなかったです。
気を遣ったなら、あのスピーチでの拍手はないでしょ(苦笑)
健はあの後、プロポーズもせず、礼の両親にも会っていないし、多田さんにも土下座だけで何も言わずに立ち去ったのかよ!と突っ込ませていただきました(笑)
健らしいといえば、健らしいけれど、「今を変えようとする未来への意志」というのを学んだんじゃないの? でも、このSPでやっと成長しましたね。
山P、男らしく見えました。
ツルはいい男です。男らしい! 不器用だけど、健とは対称的に描かれてますね。
健にもミキオにも影響与えてる。
ただ、健は葛藤があったけれど、礼は? 礼の父も健には厳しく、娘には甘いのかなァ(笑)
長澤さんは好き、でも礼の魅力はわかりません(爆) 金子さん、男の描き方はいいけれど、他のドラマ見ても、女の描き方は・・・・。
多田さんはあの後大変だったんだろうなァと背中で感じました(すみません、贔屓目です・笑)。幼なじみ登場で、幸せの予感を感じる、そのくらいでいいでしょう。何でも具体的に見せる必要はないし。
蛇足ですが、紺野さんと藤木くんは2度目の共演です。前のドラマでは、藤木くんが紺野さんを10年間思い見守り続け、婚約したけれど、彼女が自分の親友への想いを断ち切れないでいるのを知ると、そっと背中を押してやる(どこかで聞いたような?笑)、そんな役柄でした。
だから、藤木ファンは、今度は結ばれるのね、と思ったと思います。それを意識したキャスティング?
ミキオ制作のスライドは、多田さんも一緒の写真を使っているんですねー(^^;)
妖精さんにまた会えたのは嬉しかったです(笑)
ドラマとしては、私は喜多善男の方が好きです(爆) 薔薇はダメでした・・・。
長々失礼しました。
投稿: みき | 2008年4月 2日 (水) 00時05分
>あんじゅさん

いやぁ、コメント欄がこんなに長くなったのは



僕は藤木ファン全体に呼びかけたんですけど、
アハハ(^^) いやぁ、申し訳ないです。
あんじゅさんのコメントは、とにかく文体が笑えてね
ブログはもちろん、実生活でも経験のない喋り方だなぁ。。
スペイン語の発音ですか! これまたマニアックですね。
習っといて良かった・・って、ウソ♪
僕も知らないから、ウィキペディアで調べてみました。
細かい事を抜きにすれば、基本的にローマ字読みでOK。
他に単語サイトも参照した結果、以下の発音のようですね。
「ピダン ア ディオス イェ エル レス ダラ;
アブレン コン ディオス イェ エンコントララン
ロ ケ ブスカン;
ジャメン ロ イェ エル ロス アテンデラ」
前に「llamenlo」と続けて書いた部分は、原文が間違ってて、
本当は「llamen lo」(ジャメン ロ)と離れてるようですね。
確信はないけど、一応さっき訂正しときました。
あと、神の強調以外にも、日本語や英語との意味のズレが
あるようです。細かい話は、第二弾スペイン編決定後に。
腐女子、あっさり認めちゃいましたね ^^
ま、あんましズブズブ「堕ち」ないように♪
礼のキャラは、健と比べるとイマイチの設定だと思います。
『ラストフレンズ』ね。う~ん、どうしよう。。
ま、ケンゾーが助けないことだけは間違いないでしょう♪
ハローグッバイ! アハハ(^^) 面白いなぁ。ヘェ~。。
山Pだけじゃなくて宝塚もお詳しいんですね。
って言うか、あの世界はほとんど男子禁制の世界って感じ。
盲目!♪ 恋は盲目とはよく言ったもんですな。
いや、しょうもなくはないけど、影の部分って、
「ちらっと」と言うより、かなりハッキリ見せてるでしょ。
彰と黒崎。ケンゾーも影が漂ってます。
明るさや笑顔で勝負するタイプじゃないですからね。
ま、折角スペイン語の台詞と発音を調べたんだから、
これから毎日お祈りしてください!
周囲の人がドン引きして面白いかも♪
とにかく、スペイン編での妖精の台詞に注目しましょう
>キッドさん
こんばんは
一体いつ以来だろ♪ 人数よりも文字数が凄い!
全体のページダウンを数えたら50回かかりました(^^)
わざわざ横レスを伝えて下さってどうもです。
今回はちゃんと発見してましたけど、時間の制約上、
いつも隅々まで見てるわけじゃないですからね。
非常に的確な一口コメントまで付いてるし♪
youko さん、気付くかな? いやぁ、愛ですね。愛♡
亀梨の修二・勇也・弘人・耕作と、山Pの彰・黒崎・健を
見比べた時に、亀梨の方がキャラの幅が広いし大変そうに
思ったんですけどね。ご不満でしたか♪
じゃあ、「亀梨と山下の努力には、視聴率ほど差がある
わけじゃない」って感じにオマケしときましょう ^^
でも、外見の美しさで得してるっていう当たり前のことは、
認めるべきでしょう。メリットの方が大きいのは明らか。
別に山Pに限ったことじゃない、古今東西の真理ですから♪
あぁ、キッドさんの一口コメントが羨ましい。
僕のキャラだと、真正面から応答しなきゃなんなくて (^^ゞ
さて、今度は悪魔さんね。
いやぁ、パタパタ、ニコニコですよ♪
絶対記事で自慢してヒンシュク買ってやろうと思いました ^^
そうか、宇宙より広いストライクゾーンでしたね。
ハイヒールじゃなくても十分味わえるわけか
でも、僕が演出家ならホントのハイヒールにしてますよ。
どうせ実用性なんて無縁の象徴なんだし、ハイヒールって
いう台詞をハッキリ使ってるんだから、本物を用意します
多田の扱いは確かに、苦肉の策としては上出来でしょう。
最終回にしばたさちこの映像を合成するってことね。
そりゃ、すぐバレちゃうでしょ♪ ギャグにするのも変だし。
はいはい。ホントにドタキャンされた男性にとっては、
「何じゃ、こりゃ!」って感じのきれいごとでしょう。
なるほど、『卒業』以来ね。さすが汎用人型データベース☆
いや、スタッフは微笑ましいんだけど、こうゆうのばっか
楽しむ人が多過ぎるから、つい小言が出ちゃうんですよ。
こうして、無意味に読者を減らしてるわけです (^^ゞ
さて、次は何でお会いするかな。ともかく、
Hasta pronto (アスタ・プロント=See you soon)
>みきさん
こんばんは
代表の1人としてみきさんがいらっしゃるのは大歓迎です☆
かなりマニアックですしね ^^
やっぱり、誰が見てもキレイなまとめ方なんでしょう。
くだらない総集編ではないと確信してましたが、
予想以上に模範的なスペシャルでした☆
ホーッ、多田よりドラマね。模範的な姿勢♪
ただ、言い訳っていうのはどうですかね。
あえて、真正面から応答しましょう。
言い訳って言葉は、2通りのネガティブな意味を持ってます。
「言い訳するな」って言う時の、不必要な理由付けって意味と、
「言い訳にすぎない」って時の、逃げるためのウソって意味。
ところが、今回はどちらでもないと思いますよ。
疑問の声が大量に届いてたんだから、不必要ではないし、
逃げるためのウソじゃないのは明らかでしょう。
気を使ったのはホントであって、だからこそ健と礼の
ハッピーエンドにはしなかったんだけど、やっぱり最後は
主人公の健を持ち上げたいから、ああゆうものになった。
ある意味、気の使い方が足りなかったわけですね。
拍手は僕も、去年からおかしいとハッキリ書いてますが、

時間が無い中で、大勢(少なくともP1人、演出家1人、
脚本家、合わせて3人)が議論すると、中途半端な
妥協になっちゃうのは世間でよくあること。
あの程度の釈明でも、なかなか出来ることじゃないでしょう。
複雑な状況の中で、犯罪でもないのにトップが頭を下げると
いうのは大変なこと。その誠意は認めていいと思いますよ。
おまけに、謝っただけじゃなくて、見事に失敗をカバーした。
これは素晴らしいことでしょう☆
話変わって、健はあれで健らしいとも言えるし、1年近く
撮影が無かったんだから、両親にも会えないでしょ♪
放映がない間に成長されちゃっても困るしネ ^^
山P、やっぱり本編より男らしかったでしょ。
ただし、ツルほどストレートじゃなくて、ウダウダしてる。
そこを思い切らせたツルはお見事でした☆
幹雄も優子に結婚をほのめかす電話をすることになったし。
礼は、ダメでしょ。バッサリ!(^^)
可愛い幼馴染ってだけで、健にとってはOKなんですよ。
ホホーッ、金子茂樹の女の描き方が上手くないってことね。
貴重な参考意見として、頭にインプットしときます♪
背中で感じました。。アハハ (^^) さすがだなぁ。。
録画を見直しちゃいましたよ。黒板消す時も映ってるけど、
それより健との別れ際。かなり背中が映ってました。
おっと、紺野と藤木が2度目の共演!
なるほど、『小早川伸木の恋』か。知らなかった。。
同じフジテレビで僅か2年前。意識してるでしょうね。
スライドに多田。。よく見てますね。花火の時の屋上かな。
本編の時にも書きましたが、妖精は出来がいいですね。
脚本もドラマも、文句なしでしょう。
上にスペイン語の「求めよ・・」も書いたし、
スペシャル第二弾・スペイン編に期待してます。
おっと、喜多善男の方が好き! 藤木が出てないのに?♪
僕はビミョーなんですよね。プロポとじゃ違い過ぎて
比べにくいし、欠点もかなり目立つもんで。
ただ、余りにも無視され過ぎてるから、その意味では
喜多善男の方をプッシュします。
やっぱり喜多善男のスタッフ&キャストは応援したいし、
プロポファンに対しても、プロポをこれだけ見て語ってる
僕が喜多をプッシュしてるってことをアピールしときたい。
薔薇はやっぱダメでしたか。僕も最初からちょっと
引っかかってたし、リタイアして正解だったかも。。
ともかく、内容の濃いコメント、どうもです♪
また期待してますからネ! それでは。。
投稿: テンメイ | 2008年4月 2日 (水) 04時41分
テンメイさん、こんばんは。
キッドさんのところのコメントだったので、そちらに書いたんですけど、キッドさんにもお手数をかけさせてしまって申し訳なかったです。
「努力」という眼にみえないものを比較されるのが嫌だったので。演技がへたと、言われるのは別にいいんですけどね。演技力の無さを美貌でカバーしている、という言い方ならOKですよ。だから、外見の美しさうんぬんは余分でした。外見のメリット、デメリットはだれでも同じですものね。
半年後か1年後のスペインを楽しみにしています。
春は「ラストフレンズ」を見る予定です。
投稿: youko | 2008年4月 2日 (水) 20時36分
> youko さん
再度のご訪問、どうもです

こんにちは
わざわざキッドさん(あるいは他のブロガーさん)に
メッセンジャー役をやってもらうのも申し訳ないですよね。
もしまた似たような機会があれば、ウチに直接書いて下さい♪
「キッドさんの所のコメントで読みましたけど、山Pだって
亀梨クンに負けないくらい努力してますよ」って感じで。
これだけだと、通りすがりの言葉みたいになっちゃうけど ^^
「演技がへた」とか「演技力の無さ」って表現ならOKですか。
そりゃまた、ファンにしては冷静な客観的姿勢でいいですね。
僕はそこまで言うつもりはありませんが、上手いと
ホメるつもりもありません。小市民的すぎる反応かな ^^
これで、後はサラッと流してレスを終わらせてもいいんですが、
あえてウチらしく、真正面から重いレスを返しましょうかね♪
単なる小市民じゃなくて、マニアックブロガーなもんで☆
そもそも努力って、眼に見えないものでしょうか。
外見や演技は見えるけど、努力は内心の頑張りのことだから
外からは見えないってことでしょうか。
では、優しさとか苦悩とかも見えないんでしょうかね。
僕は見えると思いますよ。正しく見てるかどうかはともかく。
実際、誰かの姿を見て「頑張ってるね」と言った表現を
使うことは、誰でも日常的にあるはずです。
見えようが見えまいが、事実として使ってるし、
感心しない表現でもない。フツーの日本語です。
見間違いなら、普通の視覚体験だっていくらでもある。
ところで、「頑張ってるね」は、誰に対してでも使う
わけじゃない。一部の人に対してだけ使うわけです。
あるいは、特定の状況や時期に対してだけ使われる。
この時、「頑張ってるね」と言われた人と、言われなかった
人の間には、意図せずに差がつけられてるわけです。
「頑張ってるね」と言われた状況と、言われなかった
状況との間にも、差がつけられてる。
つまり、無意識のうちに比較されてるんですよ。
もちろん、「優しいね」とか「苦しんでるね」も同じこと。
一般に、形容語句の使用は、潜在的な比較なのです。
堅苦しすぎるので、身近な思い出話も入れときましょうか♪
高校時代に球技大会があって、僕もクラスのチームの中で
一生懸命頑張りました。結果もまずまずって感じ。
ところが終わった後の集まりで、1人の教育実習生が、
「W君が一番頑張ってた」とか言ったのです。
これは正直、カチンと来ました。Wは運動神経もルックスも
良くて人気者でしたが、別に努力で負けたつもりはない。
だからと言って、「オレの方が頑張ってた」とか、「努力
なんて比較できないだろ」なんて反論はしません。
「あぁ、この人にはそう見えたのか。悔しいけど見えちゃった
ものは仕方ないな。でも、オレも負けずに頑張ったぞ」。
こう内心でつぶやけば十分です。
今の僕なら、更にこう考えるでしょう。
「他人に認めて欲しいのなら、分かりやすいような
レベルと形で努力すべきだな。もっと頑張ろう」、とね♪
という訳で、長過ぎるからこの辺にしときましょう。
本質的な問題を提示したので、おヒマな時にでも
じっくり考えてみてください。
人間の見方、社会での生き方っていう、基本的な話です。
もちろん僕は、学者だの評論家だのの意見なんてものも、
真正面で受け止めるポジションに立って書いてます。
眼に見えない人間の努力を比較してはいけない、なんて教育
理論やコミュニケーション技法の遥か先まで見通してる。
視覚論や認識論、心理学の心得も、もちろんのこと。
マニアックなレビューの裏には、当然それなりのものがある。
軽いコメントの陰にも、色んなものが控えてる。
ちょうど、キッドさんの過激なまでに面白いレビューの裏に、
膨大な知識と思考が溢れてるのと同じようにネ。
その辺りの深みや厚みまで感じ取って頂ければ幸いです☆
ともかく、1年後くらいのスペイン編を楽しみに待ちましょう。
断言しちゃったから、外れたら笑ってやって下さい (^^)
『ラストフレンズ』はビミョーかな。それでは。。
投稿: テンメイ | 2008年4月 3日 (木) 14時10分