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ボーダーライン・カップルの崩壊~『ラスト・フレンズ』第5話

 美知留、まだその携帯使ってんの?

 うん

 捨てなよ その携帯 それが鳴るたんびに こっちもビクッとする

 美知留があいつに付け狙われてるような気持ちになる

 ・・・わかった 捨てるね

 待って! いいよ 捨てなくていい

 もうこんなのヤダ これじゃまるで あなたの彼のやってる事と変わんないよね

 瑠可・・・

 ちょっと走ってくる

    

        ☆          ☆          ☆

ウチでは第3話、第4話と、独自の主張を打ち出して来た。岸本瑠可(上野樹里)

は切なくて、及川宗佑(錦戸亮)は悪い暴力男、藍田美知留(長澤まさみ)は早く

彼から逃げるべきだ。。こうした「フツーの」見方が余りにもネット上に溢れかえっ

てるので、多少バランスを取るためにも、また知的挑発の意味でも、あえて全く

逆の見方をきっちり示したのだ。あらためて、要約してみよう。

      

    宗佑の暴力その他は、確かにやり過ぎで問題だ。でも瑠可だって、

    宗佑から美知留を横取りしようとして負け続けてる性悪の「男」でも

    ある。また宗佑は、そこそこマトモでかなり我慢してる被害者でもあ

    る。さらに、人はみな何らかの種類の暴力と共に生きてるのであっ

    て、宗佑が身体的暴力を多少ふるったからと言って、宗佑だけが

    悪者でもないし、美知留が別れたり逃げたりする理由にも必ずしも

    なってない。。  

   

こうした過去2週間の主張は、既に数千人の訪問者を集めてるし、きっちり読ん

だ人に限っても数百人に達してるだろう。でも、全体から見ればまだゼロに近い

影響力にすぎないのだ。視聴率約16%ってことは、日本の人口が約1億3000

万だから、単純計算で視聴者は2000万人。少なく見積もっても数百万人はい

ることになる。放送とか世論のこうした規模と比べると、マニアックブログは数千

分の一以下。ちょうど、性同一性障害(推定で約1万分の1)と同じくらいの超~

少数派なのだ。 

   

実際、公式サイトの長澤まさみのインタビューを見ても、ごくフツーの考えで、周

囲のスタッフにも同様の考えが多いことが感じ取れる。また、昨日全く偶然見か

けた錦戸ファンのブログにも、あの第4話の後でさえ圧倒的に肩身の狭い思い

をしてることが書かれてて、思わず苦笑してしまった。瑠可が無理やり、美知留

を宗佑から引き離して、シェアハウスに閉じ込める「暴力」をふるったことさえ、

ほとんど理解されてないのだろう。失敗した瑠可自身が罪悪感で落ち込んでる

様子をモノローグしてたというのに。。

      

おそらく、今回エリ(水川あさみ)が美知留に鍵を渡したことに含まれてる暴力

性、つまり束縛の意味も、あんまし伝わってないんだろうね。美知留が持った

映像が、直後のタイトルバックの赤いテープとぴったり重ねられてたことの意

味が、どれほど伝わっただろうか。シェアハウスの鍵を渡すこと、鍵マーク入り

のマグカップをプレゼントすること、これらは友情の証であると共に、善意の束

縛の象徴でもある。やがて第1話冒頭の、「あの恐ろしい出来事」「あの死」

つながって、赤い血の流れを生み出してしまうかもしれないのだ。

         

という訳で、既にある程度同意してくださってる方、自分で見えてる方には申し

訳ないけど、今回もまた同様の主張を打ち出そう。記事の具体的内容はまった

く違ってるので、悪しからずご了承を。。

    

まず、この記事冒頭に引用した、美知留&瑠可のやり取りを見てみよう。まる

で、脚本家の浅野妙子の苦笑が目に見えるような台詞だ。大衆娯楽の代表の

テレビドラマだから仕方なく書いてることで、これが映画なら、あるいは少なくと

も文学なら、明らかに説明過剰なのだ。「そこまで言わなくても分かるわ!」と突っ

込みたくなるほどあからさまに、瑠可のネガティブな側面が語られてる。

    

今回の携帯捨てろ事件に限らず、瑠可がやって来たことを客観的に見れば、あ

んまし「彼のやってる事と変わんない」し、瑠可自身もそれに気付いて自分に苛

立ってるのだ。だからシェアハウスを飛び出して、自転車のダンシング(立ちこぎ)

で夜の坂道をガンガン登ることになってたのだ。

          

でも、これだけ明白な描写でも、まだ世間の状況はほとんど変わらないだろう。

そこには色んな理由や事情がある。上野がドラマ視聴者の多くと同じく女性で、

しかもキレイに映されてること。それに対して、男性の錦戸はホラー的に映され

ることが多くて、ハサミを持ち出したりスタンドを壊したり、過激なことを何度かやっ

てしまってること。DV(ドメスティック・バイオレンス)は、女性が擁護されるべき

被害者で、男性が罰せられるべき加害者だという見方が、ここ10年間、女性

(特にフェミニスト)の側から流布され続けてること。発言力のある女性には、身

体的暴力に対する抵抗感が強いこと。社会的な同調圧力の強さ、等々。。

      

そこで、ウチでは第3話で、瑠可をルークという名前の男だと考えれば違って見

えて来る、という簡単なアイデアを提示した。これはそこそこインパクトがあった

ようで、「瑠可 ルーク」なんて検索がたまに入るたびに、ニヤッと笑ってる♪ 面

白いことに今回、瑠可はアメリカの大会に出たいなんて事も言ってたけど、向こ

うに行けば「ruka」の発音は「ルーク」に近くなるだろう。第1話の冒頭、妊娠した

美知留が田舎に引っ込んでる時点で、瑠可は「そっち」=アメリカに行ってるなん

て可能性も出てきたってことだ。最終回でアメリカ人が「ルーク」と呼びかけるシー

ンが映ったりしたら、私はまたニンマリと満足するだろう♪

        

ルークに続いて、今回もまた、別の簡単な指摘をしてみよう。それは、現実社会

にはBGMも効果音もないってことだ。テレビや映画というフィクション=虚構では、

たとえドキュメンタリーやニュースであっても、BGMや効果音で視聴者の判断を

誘導することが多い。ラスフレだと、瑠可には明るい音や切ない音、宗佑には暗

い音や不気味な音が割り当てられてしまう。ドラマで起きてる事を現実的に考え

るためには、こうした虚構の音を(頭で)消したり、逆の音を(頭で)流したりする

のも効果的だろう。

    

例えば、瑠可が携帯を捨てろと言ったシーン。タケル(瑛太)とエリはとまどった

表情で沈黙。美知留が「捨てるね」と言うまでは静かなままで、その後ちょっと不

穏な音が流れるだけだ。あそこで、最初からハッキリとネガティブなBGMが流れ

てればどうだろう。瑠可のイメージは変わるはずだ。まして、タケルやエリが「そ

れはやり過ぎだろ」とたしなめてれば、瑠可の印象はさらに宗佑に近づいたは

ずなのだ。

      

エリがタケルに、セクハラ的なDV(家庭内暴力)をふるった際も、その暴力のネ

ガティブさを消すかのように、温かい音楽でフォローされている。エリがやった強

引なキスは、宗佑がベッドで美知留を押し倒したのと同種の行為なのに、音が

視聴者を明るくさせてるのだ。宗佑の時には犯罪的音楽が流れてるのとは全く

対照的。もちろん、初回の瑠可のキスなんてのも同じこと。ずっと静かで、キスと

同時に宇多田ヒカルの主題歌『Prisoner Of Love』が切なく流れるだけ。やって

るのが女性だし、美しく映されてることもあって、DVなんて印象はかけらもない。

      

あるいは、美知留が瑠可に、何で好きな人に思いを伝えないのかと迫った瞬間

なんてのも、ほとんど暴力的に瑠可を傷つける無邪気さだ。伝えられなくて長年

苦しんでるのに、伝えろと強いられてしまった瑠可は、かなり感情的な言葉と表

情で応答してた。それでもBGMは、主題歌が切なく流れるだけ。もどかしいほ

ど無邪気な女の子の可愛いイメージが保たれてしまう。DVとは、近親の「異性」

間での意図的でない言葉の暴力も含まれてるはずだけど、あの美知留の言葉

に、広義のDV的側面を見てとった人がどれだけいただろうか。なんなら、岸本

家でチクチクと瑠可を突き刺してた、もっと女らしくって感じの母(朝加真由美)

の言葉も加えてもいい。

     

非常に重度のDVのほとんどが、男性から女性への肉体的暴力だと言うのなら、

それはそうなのかも知れない。ただ、DV論者たちも、あまり話を絞り込みたくは

ないはずだ。そこで話を広げると、今度は曖昧で複雑になってしまう。とにかく、

歴史の非常に浅いDVという概念は、今言われてるほど単純なものではなく、か

なり厄介なのだ。男性のDVだけを声高に悪者扱いする人達に、そうした複雑

な問題への意識がどれだけあるのだろうか。そもそも、2005年に内閣府が実

施した「男女間における暴力に関する調査」を見ると、男性でも女性の半分くら

い、10人に1人以上の身体的暴力経験者がいて、沈黙したままじっと我慢して

るというのに。ま、男の私が言っても、耳に入らないんだろうけどさ。。

      

        ☆          ☆          ☆

ここで、精神医学的な観点から状況をとらえ直してみよう。DVというのは、現在

の国際標準となってるマニュアル・DSM-Ⅳ-TR(Diagnostic and Statistical

Manual of mental disorders,4th edition,Text Revision)= 精神疾患の診断・

統計マニュアル・第4版・テキスト改訂版,原書2000年)を見ても、独立した精神

障害とは認められていない。様々な疾患から生じる具体的症状の一つとして扱

われてる感じだ。

       

ただ、ドラマや現在日本の状況を見てると、宗佑はいわゆる「ボーダーライン」

ではないかという気がしてる。これは、歴史を遡ると、元々は重い精神病と軽い

神経症の境界(ボーダーライン)の障害を言う言葉であった。けれども、複雑な

経緯を経て、今では文字通りの「境界」という意味は希薄化。マニュアルの「境界

性パーソナリティー障害」(2003年までの訳語は境界性人格障害)を表すこと

が多い、曖昧な言葉として使われるようになってる。

    

このボーダーラインの診断基準をマニュアルで調べてみると、かなりよく宗佑に

当てはまるのだ。「見捨てられることを避けようとするなりふりかまわない努力」、

「自己を傷つける可能性のある衝動」的な「性行為」、「自殺の・・・脅し、または

自傷行為」、「感情不安定性」、「不適切で激しい怒り、または怒りの制御の困

難」。ボーダーラインは、女性が4分の3を占めると言われてる疾患だけど、残

り4分の1は男性だから、宗佑がそうであっても不思議はない。DVは、境界性

パーソナリティー障害の一つの症状、現れってことだ。

      

このボーダーラインについて、約670ページにもわたる詳細な『精神医学ハンド

ブック』(創元社,1998)を見ると、日本を代表する精神分析家・小此木啓吾が興

味深い項目を執筆していた。「ボーダーライン・カップル」。どちらか一方がボー

ダーラインのカップルの事で、もう一方が自己愛パーソナリティー障害の場合に

は、一定の安定した関係性が継続されることがあるらしい。つまり、自己愛人間

はボーダーラインを支えることで、自己をより良く愛せる。また、カップルが一体

化することで、強い自己愛が相手への愛にもなりうるわけだ。ただし、その安定

状態へ第三者の妨害があると、一気に関係が崩壊してしまうこともあるとの事。

           

どうだろう。余りにもピッタリ当てはまると思わないだろうか。ボーダーラインの

宗佑と自己愛人間の美知留がそれなりに上手くやってるところへ、瑠可の妨害

が入ったために一気に崩壊してしまった。こう考えると、ドラマともウチの主張と

も合ってるし、「被害者」宗佑の今回の怒りもそれなりに理解できるだろう。

「何でこんなになっちゃったんだ。こんなにした奴が憎いよ。ただじゃおかない」。。

      

        ☆          ☆          ☆

こうして、それなりの安定を壊されてしまったボーダーライン・宗佑の怒りは、性

同一性障害・瑠可へと向けられる。来週は、瑠可の障害を書いたビラがまかれ

てしまうようだ。まさか、閑静な住宅街に目立たない形で小ギレイに開業してた、

「メンタルクリニック・おくでら」の精神科医がまいたわけじゃないでしょ♪ 宗佑

がバラまいたんなら、結局はナイフでの自殺は未遂に終わったってこと。まあ、

まだ連ドラの中盤だしね♪

   
   
さて、もう時間だから、唐突に終わりにしよう。その前にふと、全然違うことが頭

に浮かんできた。キレイな家で美味しいものを食べる幸せそうな姿とか、暗い部

屋でおかゆの茶碗を投げつけて割る不幸せな姿。そうしたドラマの映像を創っ

たり楽しんだりする先進国の陰には、急激な食料難に直面している途上国の現

実がある。ここ数年の、商品価格高騰という名の世界規模の暴力、あるいは苦

悩の凄まじさに比べると、ラスフレの内容や見てる我々が牧歌的に感じられてし

まうのは気のせいではないだろう。

    

少なくともモトクロスが、貴重で高価な燃料その他を浪費して、自然と人間を破

壊する暴力的スポーツだということを、忘れないでいようと思う。だからいけない

と断定してるのではない。我々は、ネガティブなものと共に折り合いをつけなが

ら何とか苦労して生きてるのだ。その大変さを自覚しようってだけのこと。次の

美知留の簡単な言葉は、シニカルに響いてた。

「人生って、簡単じゃないよね」。。ではまた。。☆彡

           

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.瑠可が一気にカウンセリングまで行くとは、思ったよりも早い展開だな。

    その影響で、今回の瑠可の台詞は、赤色じゃなくて青色で表してみた。

    バイクの活躍の「後にやりたい事もある」っていうのは、もちろん性同一

    性障害の身体的治療のことだろう。ホルモン投与、乳房切除、そして、最

    終的には性別適合手術。私は、カウンセリング止まりを主張してたけど、

    ちょっと苦しくなったかも。ま、そろそろ障害がバレて、岸本一家(父・平田

    満、母、弟・長島弘宜)の動揺が生じるはずだから、何とか大丈夫かな。。 

    

P.S.2 DVという新しい言葉や考えを、世間(特に女性)に広めるために、意

      図的に話を単純化したってことなら、ある程度は理解できる。でも、も

      うそろそろ、次の段階に移るべきだし、意図的単純化ではなくて本気

      の可能性も少なくないような気がしている。

       

P.S.3 遅まきながら、スピンオフ(派生作品,外伝)の『エリー my Love』

      の無料視聴を試してみた。今回は、オグリン=小倉友彦(山崎樹範)

      が離婚届を奥さんに突きつける前に、エリーと予行演習するシーン。

      約2分間、結構楽しめたな。やっぱエリはスピンオフ要員だったのか。

      奥さんの仮面を顔にかぶってたから可愛かった、なんて書くと、水川

      ファンに叱られちゃうかも♪

       

P.S.4 公式サイトで水川が、スピンオフの題名は桑田圭祐の『いとしのエリー』

      の歌詞じゃなくて、米国の人気ドラマ『アリー my Love』から取ったと

      か言ってるけど、これは底が浅い。アリーは、エリーより遥か後の作品

      で、原題は『Allie McBeal』。これに、98年からのNHKの放送が『アリー

      my Love』と邦題をつけた訳で、桑田の影響は明らかだろう。実際、

      ドラマでもエリは「エリー my Love」と『いとしのエリー』を歌ってた。

        

P.S.5 好きな女性のために強い「男」になりたいっていう瑠可の気持ちは、

      男としてよ~く分かる。私も、特に10代の頃は、好きな女の子にふさ

      わしい男になろうと考えて頑張ったりしたもんだ。恥ずかしい~♪☆彡

     

P.S.6 エンドロールに「はりまメンタルクリニック」と書いてあった。ここの

      長の針間克己氏は、前回の記事で引用した『性同一性障害30人の

      カミングアウト』の監修者。日本性科学会幹事長でもあるようで、性同

      一性障害のエキスパートのようだ。  

       

P.S.7 コメント&TBを下さったannojo さんのブログのラスフレ記事に、上

      野樹里が「杉山文野」に似てるとかいう話が書いてあったので、早速

      調べてみた。性同一性障害のFTM(本人はこうゆう表現を好んでな

      いかも知れない)で、カミングアウトして『ダブルハッピネス』(講談社)

      という本も出版してる人だ。写真を見ると、確かに瑠可に雰囲気が似

      てる。スポーツ好きな所も含めて、瑠可のモデルは杉山文野の可能

      性が高いと思う。ま、検索すると公式発表は全く出ないし、個人サイト

      とかの記事も僅かしかヒットしないけどね。。

              

cf.『ラスト・フレンズ』第1話、軽~い感想♪

   『ラスト・フレンズ』第2話、軽~い感想♪

   被害者としてのDV男・宗佑~『ラスト・フレンズ』第3話

   宗佑に再び負けた瑠可~『ラスト・フレンズ』第4話

   人間は白か黒だけじゃない~『ラスト・フレンズ』第6話

   タケルのアイスピック~『ラスト・フレンズ』第7話

   瑠可(上野樹里)の性別違和症候群~『ラスト・フレンズ』第8話

   ルーク vs 宗佑、最終章へ~『ラスト・フレンズ』第9話

   宗佑の死、ドラマの終焉~『ラスト・フレンズ』第10話

   共生を選んだビーチボーイズ~『ラスト・フレンズ』最終回

   白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SP アンコール特別編

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   『ラスト・フレンズ』最終回、宗佑(錦戸亮)の遺書全文

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害に関する情報

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害・2 

   春ドラマ2008、期待のレビュー候補3本☆

    

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

手作業TB: ラスト・フレンズ 第5話 「衝撃の一夜」  (テレビお気楽日記)

        世界の中心は自分(中山優馬)VS自分に愛を叫ぶ(上野樹里)

                               (キッドのブログ in ココログ)

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コメント

すばらしい考察に感服しています。
私のサイトも参考までに。
http://d.hatena.ne.jp/annojo/

投稿: annojo | 2008年5月 9日 (金) 10時16分

>シェアハウスの鍵を渡すこと、鍵マーク入りのマグカップをプレゼントすること、これらは友情の証であると共に、善意の束縛の象徴でもある。


うんうんあの鍵のアップの後の赤いヒモ!絶対ココはテンメイさんが解明してくれると思ったので、スルーしといたよ(笑)


嬉しいヨ。
私は錦戸亮のファンではないけれど、あまりにも
みんなが宗佑を悪者orおかしいヤツだとしか見ないので悲しかったのデス(苦笑)
宗佑は死んでしまうの?
DVって治らないの?
彼には、幸せになってもらいたいのに。

DVの解析、興味深かった。
さすがにうまくまとめてます
私でもよくわかりました(笑)
また、楽しみにしてます。


投稿: | 2008年5月 9日 (金) 13時05分

業務連絡!

ホントだ、名前がない!
でも、ちゃんと名前入れてるはず(汗)

これはテストで。。。どうだ!
送信!

投稿: アンナ | 2008年5月 9日 (金) 15時23分

あれ?名前はいった(笑)
え~~~~?私の忘れんぼ?え~???
腑に落ちない。。。。
でも、スペース使ってゴメンネ。
上のコメントはアンナです♪
でも。。。あれ~?
今度こそ、絶対!チェックチェック!

投稿: アンナ | 2008年5月 9日 (金) 15時27分

まぁ、男が女子を殴るのは、その時点でどうしても許せないからなぁ・・・。女の子が女の子にキスしちゃうのは許せちゃうのです。絵づらもいいしね。
自分はタケル的ポジションで好きな子の告白手伝ってあげたりして、いい人で終わっちゃうタイプでした。

投稿: お気楽 | 2008年5月 9日 (金) 18時27分

> annojo さん
   
はじめまして☆ コメント&TBありがとうございます。
そちらでのリンク付きの紹介にも感謝しています♪
こちらからもコメント&TBしたんですが、
残念ながらTBは入らないようですね。
エキスパートの方にホメられるなんて恥ずかしい限り。。(^^ゞ
そちらの着眼点にはホホーッと思いました。
それにしても、面白いお名前ですね♪
     
  
>アンナちゃん
     
いやぁ、最近アンナちゃんが変わってきたね
発想も記事もウチに似てきたような気がするな。
そんなことじゃ、フツーの読者が減っちゃうよ(^^)
あと、難しい話や細かい点はちゃんとスルーして、
ウチに残しとくように♪
  
おぉ、嬉しいかい♪ それはオレも嬉しいな☆
男として、ジャニーズの応援なんてしたくないんだけど、
いくら何でも不公平&可哀相すぎて、味方しちゃうわ。
宗佑じゃなくてタケルが死ぬような気がして来たなぁ。
DVはまだまだ研究が始まったばっかの分野だから、
ハッキリした事が言いにくいけど、何とかなるでしょ。
だって、統合失調症の昔の扱いよりはマシだしね。
DVって言うより、ボーダーラインだと思うけど、
どうにもならない話でもないはず。
  
アンナちゃんがこれを読んで興味深いと感じるとは、
こっちもウカウカできないわ♪
レベル上げて「分かりにくい」と言わせなきゃ!
   
P.S.名前が入らない人なんて、アンナちゃんしか
    いないよ! 単なる忘れんぼ続きでしょ
   
    
>お気楽さん  
  
あれ、お気楽さんも、男が女子を殴るのは許せないのか
ってことは、女子が男を殴るのはそうでもないわけね。
何と現代的なんだ! ひょっとして女ウケ狙いとか♪
ルカのキスはすごくキレイに映してたもんなぁ。
ま、やっぱ世の中、外見で大部分が決まるもんね。

何と、やたらウケのいいタケル的ポジション?!
僕は絶対にムリ。9人に嫌われても1人
ベタ惚れされるポジションを目指してるから♪

投稿: テンメイ | 2008年5月 9日 (金) 21時59分

テンメイ様、おはようございます。

風邪から回復されましたかな?

横レスですが
アンナお嬢様のあわてんぼうぶりが
可愛らしくて
和みますな~(じいやバカ)

まあ・・・
人間関係というものは
善意に基づきたい・・・
ところが・・・
八方美人の善意は充分に
悪意足りえるのでございますね。

ここは悪魔としても困難なところで
八方に噛み付いていると
善意に誤解されたりして・・・
悪魔の面目丸つぶれになったりして・・・。

よく「ひどいことされた方は忘れない。
たとえした方が忘れても・・・」
という論理がありますが
そもそも「ひどいことが誤解だった」とか
「被害妄想だった」とか
という場合もあり
「よくしてくれたことは忘れる」
という都合もあります。

まあ・・・清算するというのは難しいのですな。

人間関係の場合・・・記憶力の差異というものも
かなり複雑に影響するものです。
「怒り」の持続性にさえ個人差がありますからね。

キッドは複数の
「異性を愛せない悩み」を聞いたことがありますが

美少女で「美女が好き」という人の場合、
「異性体験もあるが・・・やはり同性がいい」
などと赤裸々な体験を密室で聞いていると
もうこちらの性的妄想がはちきれんばかりで
ございましたよ。

自分の抑制力の強さを賞賛したいほどです。

まあ・・・ある意味・・・
それがドラマというもので・・・
美男美女が・・・性的に不幸せという
ところが・・・
限りなく視聴率上向きの結果なのかもしれません。

投稿: キッド | 2008年5月10日 (土) 08時53分

テンメイさん、こんにちは~♪
風邪はよくなりました?

宗佑の過去が見えてきた先週あたりからけっこう宗佑に同情的なものがわいてきて
美知留をただのバカとは言い切れないものを感じてます。
ボーダーラインの気持ちとして、引き止めたいためになりふり構わず何でもしちゃうというのは有りですよね。
暴力で離れていくなら、美知留の気持ちをひきとめたいために(狂言)自殺するなんていくらでもある話です。
ただ、宗佑の映し方は異常な風なので
いかにも宗佑=悪という図式になってしまうのね。

この豹変するきっかけのキーワードがあるみたいで
「瑠可」(恋敵?)とか「約束」(母とした約束を母が守ってくれなかった?)とか出てくるといきなり隠れていた別の人格になってしまうという。
このあたりが宗佑の病んだ部分なんでしょうかね。
ここを掘り下げてカウンセリングすると
いきなり好転したりして・・?
これは昨日のアラフォーの療法の影響でした(笑

ボーダーと自己愛のラブ。
勝手にどうぞという声まで出始めてますが
ここに瑠可の切なさが加わるので
そんな簡単に捨てられないのですね。

でも数字が良くなったのにはびっくり。
これは亮ちゃん効果?
ということで唐突にまた来週にね~♪

投稿: エリ | 2008年5月10日 (土) 12時48分

>キッドさん
   
こんばんは ご心配おかけしました
風邪からほぼ回復したかと思ったら、今度は
おねだりココアがブログパーツと公式サイトごと
行方不明になっちゃって、また寝込みそうです。。^^;
(追伸:いつの間にか復活!♪)
     
横レス、珍しいですネ♪ 可愛いでしょ、慌てんぼさん
癒しになるから、修正せずに残してるんですよ ^^

今回はいつも以上に抽象的で一般的なコメントですネ♪
ま、八方美人ってのは、中心メンバーだとタケルしか
いませんが、瑠可の幸せ家族も入ってるんでしょう。
僕自身は、彼らから悪意は感じませんが、
悪意を感じる人間は10%前後くらいはいそうな感じ。
ま、地底とか密林の反応は知りませんが。。(^^)
   
そうそう、八方美人に噛み付くのはヤブヘビかも。
もちろん、八方悪人に噛み付くのも面目丸つぶれ。
なかなか大変なポジションですな♪
清算するってのは、差し当たりは美知留とオグリンね。
多分、オグリンの方が難しいでしょ。
美知留も女性にしてはアッサリ度が不足してますが♪
   
記憶力の差異ってのは、広い意味のはずだから、
保持力くらいの方が無難な表現かも。
保存&持続力って意味で。過去の出来事の保存、
現在の反応の持続とか、確かに個人差があります。
一般的には、年を取ると、新しく保存したり、
激しく持続するってことが難しくなりますね。
ま、美知留の場合、殴られた怒りの持続よりも
幸せな思い出の保存の方がかなり強いでしょう。。
   
おっと、いきなり過激な体験談☆
それを聞いてる僕や読者の性的妄想もはちきれんばかり♪
キッドさんが抑制力とか言うと、ちょっと面白いかも ^^
アハハ(^^) 美男美女が性的に不幸せね。なるほど。
でも、性的に幸せなプロポーズ大作戦だって好視聴率だし、
普通はハッピーな姿の方が人気でしょう。
やっぱり、不幸せの具体的な描き方が上手いんでしょうね
     
    
>エリさん
   
こんばんは~ エリさんのお見舞いで元気になりました
エッ、来てない? あっ、そう♪
ともかく、今回の宗佑はいつも以上に親しみを持てましたよ。
僕ならおかゆは投げないし、襲いかかることもないけどなぁ ^^
   
そうでしょ☆ 先週から宗佑がホラーじゃなくなったんですよ。
まだ1人だけ暗い扱いだけど、3話までとは違って来てる。
ナイフの自殺で引きとめたって、普通のボーダーラインの患者。
時々ドキュメンタリーで見る女性患者みたいな感じです。
ボーダーじゃなくても、女性ならたまにありそうなフツーの狂言。
ましてや、ナイフを持つ前の宗佑は、単なる可哀相な男の子。
ま、来週のビラ配り(?)はちょっと同情しにくいですけどね。 
      
美知留も、宗佑に関してはバカじゃないでしょ。
ただ、瑠可の気持ちに長年気付かないってのは、
ちょっと無菌培養すぎますね。今どき稀有の存在!
僕が手取り足取り教えたくなるな♪
     
アハハ (^^) 豹変のキーワード! 特撮ヒーローみたい♪
「瑠可」と「約束」。確かにその2つは反応いいかも♪
「イルカ」じゃ変身しないのかな。。失礼しました ^^;
カウンセリング♪ そりゃ、岡村のお節介でしょ。
って言うか、記事は書かなくても見てるわけね。
あぁ、これからまた記事書かなきゃ。手抜きしよっと♪
   
ボーダー&自己愛カップルは、女と男(ドラマの逆)の方が
多いだろうし、その場合は勝手にどうぞとはならないはず。
瑠可の切なさがここまで強調されてますが、来週以降
家族と対立したら、悲劇のヒロインを保てるかな。
不自然なほど、瑠可の家族だけ幸せそうに映してるんだから、
それなりの急変がないと全体の流れが変ですしね。
   
視聴率19.9%にはビックリ! 何で急上昇したんだろ。
以前、操作が発覚したのは、フジテレビじゃないしなぁ♪
ってことで、唐突に、また来週~

投稿: テンメイ | 2008年5月11日 (日) 05時54分

「捨てなよ」のセリフには正直びっくりしましたよ。
フツーに考えたら「機種変」か「着信音変えろ」程度のはず。
5話でこの台詞が出てきたのは、
1話のキスに対する反発が予想以上に少なかったってことデスかね。

最近は美知留の嘘の多さが気になっています。
今回だけでも
「(宗佑を送るタクシーで)これから美容室に…」
「(食事に遅れて帰宅して)最後のお客さんが注文多い人で…」

タケルの「生ゴミは?」に対する瑠可の「もう出した」も、
意図的に主語を抜いているけれども嘘ではないし、
「美知留ちゃんは?」に対する返答も電話で誤魔化させた。
タケルがエリに「そうなんだ…?」でうなづいたのも
誤解を承知で、ぎりぎりのところで嘘はつかせていない。
美知留にとってはほとんど無意識な自己防衛なんだろうけど、
この対比は脚本の意図によるものでしょうから、
どう持ってくるのか楽しみだ♪

美知留が宗佑から離れられないのは、
宗佑が「決して見捨てられない小さいころの私」だからで、
一種のナルシシズムなんだろうとは思ってたんですが、
今回で、瑠可にとっての美知留も、
「母親の期待に応えられる私」なのかもしれないなぁと
思いました。

投稿: なな | 2008年5月11日 (日) 20時58分

こんにちは。
テンメイさん、タフですね~!気合だー(笑)

錦戸君の演技が上手いと言うかハマッてると思うので
今まで見て来ても憎んだことはありません。
隣で娘は「ヤダ~!」って言ってましたが。
それが純粋なんだなぁと反応を楽しんでます。
私は美知留よりハッキリしてて気持ち良い位なんですけど。

アメリカへ渡り「ルーク」なんて呼ばれたら…
嬉しいですね~!私も楽しみです。

BGMの分析、流石ですね~。その通り。
特に泣けるか泣かないかが決まるのもこのBGMが重要。
あ、1時間ドラマを音なしで見てたらつまんないでしょうね~(笑)

>自己愛人間の美知留
これです。しっくり来る言葉!そして

>瑠可の妨害が入ったために一気に崩壊してしまった。
そうなんです。宗佑に肩入れしてしまうのはここにあるかも。
今読んでてなるほど感心。
瑠可が現れなかったらDVは封印されてたんですかねぇ?
瑠可を応援するよりも、宗佑が可哀想に見えちゃうんですよね~。

その昔、ドリフのコントで生卵などを使いお茶の間を笑わせていた時代。
親達からは抗議が殺到、問題になりましたが
(「ちょっとだけよ」も「何だバカヤロー」も)、
子供の私達はちゃんと分かっていたはず。
上手く書けませんけど、矛盾の中で生きてるわけで…
でもそういうもの(ダメだと言われること)も大事なわけで…
「お笑いって、簡単じゃないよね」ヘ(__ヘ)☆\(^^;)


男の子っぽい女の子って(その逆もあり)、居ますもんね。
ボーダーラインが難しい。
性同一性障害の診断ってカウンセリングのみ?
本人の自覚でしか分からないものなんでしょう?
瑠可にどんな診断結果が出るのか…
でもテンメイさんの記事を読んでると、
やっぱり瑠可の家族はショックを受けることになるんでしょうね。
そこで父と母の瑠可への思い方の違いを見せるのね。
良好な父娘関係を最初に見せられてるので、ここは楽しみです。


でも…もう気持ちはCHANGE(笑)ヾ(^o^;) オイオイ

投稿: mana | 2008年5月12日 (月) 11時08分

テンメイさん

コメント、ありがとうございます。
テンメイさんのラスト・フレンズの
鋭い分析を参考に、DVDの再チェックを
させていただいてます。

そうだったのか~って思うこともあり、
え~そうなの~って思うこともあり、
つい真剣に見入ってしまいます。

またときどき拝見しますね。
ありがとうございました。

cordelia1604

投稿: cordelia1604 | 2008年5月12日 (月) 22時06分

>ななさん
   
こんばんは 「捨てなよ」ってのはドラマ的な
分かりやすい強調表現だけど、実社会でも一応あるでしょ。
20歳前後の若さで、嫉妬が絡むとね。
    
「キスに対する反発」ってのは、視聴者のってことかな。
だって、誰も気付いてないから反発しようがないもんね。
同性愛だろうってのは、ウチでも放送前から書いてたし、
心構えがあった人が結構いたはず。
それに凄くキレイに写してたから、嫌らしさが薄れてたし。
    
ともかく反発は凄く少なくて、もっぱら驚きの反応だった。
その反応が、「捨てなよ」っていう強い愛情(or嫉妬)
表現につながった可能性はありますね。
まあ、浅野妙子の脚本のスピードまでは知らないけど♪
 
嘘の多さね。今、『CHANGE』を見終わった
ばっかだから、思い出しちゃうな。
そうすると、嘘をつかずに親父の罪を認めたキムタク
=あさくら啓太はOKなわけね♪

僕はそもそも、木村拓哉とは嘘に対する考えが
違うんだけど、多さっていうのは数え方で変わるでしょ。
それぞれの言葉で数えると多いけど、「宗佑との関係の
部分的復活を隠す嘘」と考えれば「一つ」にまとまるはず。
そもそも、嘘は1回つくと連鎖的に増えるものだから、
まとめて数える発想ってのはあっていいと思いますよ。
キムタクの親父なら、「不正な金を隠すための嘘」とかね。
   
ともかく、美知留ってのは意識の機能が弱い女の子だから、
嘘は半ば無意識でしょ。自己防衛と共に他者配慮。
それに対して、意識の機能が強過ぎるくらいなのが瑠可。
それゆえの苦悩がこれから出るだろうし、意図的な嘘も
出そうな感じ。ひょっとすると、もう次回で出るかも。
大切な家族を心配させたくないとか考えてね。
    
ちなみに、タケルは嘘の少なそうな男。
宗佑は、美知留にだけは嘘をつかない男かな。
アルバム事件とか、くだらない場所ではついてるけど。
   
美知留のナルシシズム=自己愛はいいとして、
瑠可の指摘はすごく面白いですネ☆
ただ、それを言うためには、もうちょっと具体的な
ものが欲しい所。瑠可や母親の台詞とか、瑠可の態度とか。
例えば、母親が美知留をホメた時に、瑠可が自分のこと
のように嬉しそうな表情で美知留を見るとかね。
まあでも意表を突く鋭い指摘だから、ザブトン1枚かな♪
   
  
> mana さん
   
こんばんは タフじゃないですよ。身も心もボロボロ。。
気合入れると余計疲れちゃうから、気合も出し惜しみ♪
もっと仕事やスポーツの方に気合入れないと!
   
そうそう。錦戸は上手いって言うよりハマリ役。
ハサミは引いたけど、他はナイフも含めて想定内。
まだ未熟な若者だし、悪い奴のイメージはそれほど強くない。
美知留の顔がハレてたのも、単発のケンカって感じかな。
それくらいフツーだし、ケンカにケガは付き物。
ま、僕はやりませんけどね♪ カッコ悪すぎるし。
    
ともかく、美知留は何で逃げないのかって声をよく
聞くけど、むしろ何で逃げるの?と言いたいほど。
社会で生きるってことは、痛いことなんだから。
そもそも、ほんの10年ほど前なら、逃げるって発想は
マイナーだったはず。逃げは最近の「流行」と言ってもいい。
   
美知留よりハッキリしてるってのは、僕的に言い換えると、
自分の気持ちに自覚的で、美知留に対してウソがないってこと。   
過激な症状が静まれば、むしろ宗佑はイイ奴かも♪
   
ルーク、待ち構えてますよ。ガッツポーズの準備して ^^
BGMってのは、ドラマや映画の大きな特徴ですね。
小説やマンガには全くないもの。効果音もどきならあるけど。
ドラマを多くの人が気軽に見れるのは、BGMが大きいでしょ。
つまり、何も考えなくても音楽で自然に反応できますからね。
楽しい気分になったり、切なくなったり。
それは、ドラマの長所でもあるけど短所でもある。両刃の剣。
   
ボーダーライン・カップルの安定と崩壊ってのは、前から
自分でボンヤリしたイメージを持ってたんだけど、専門書に
そのものズバリ書いてたから、これだ!って感じ
    
今、第1話を50倍速で確認すると、宗佑のDVのキッカケは
瑠可からのメールを盗み見たことなんですよね。
それまでは単なる幸せそうなカップルだった。
「まだ仕事中? このまえは会えて 嬉しかった 瑠可」って
メールに、全く絵文字が入ってないんですよ。
瑠可って名前も変わってるし、男と疑うのはおかしくない。
  
暴力の後、もう1回美知留がアルバムを取りに帰った時、
母親がフツーにしてたら、アルバム受け取って終わりだった。
それが、男とイチャついてたから、雨に打たれながら
瑠可と再会してシェアハウスへ。
だから、宗佑からすると、ちょっと運が悪いとも言えますね。
   
まあでも、瑠可なしでもDVはあったでしょ。ボーダーだから。
ただし、カップル崩壊はなかったかも知れないって話。
お笑いに限らず、矛盾とか暴力の中でどうにかこうにか
みんな生きてるわけで、やっぱり「簡単じゃない」わけです。
    
性同一性障害の診断は基本的にカウンセリングのはずだけど、
もうちょっと調べてみるつもりです。
「本人の自覚でしか」ってのは、ちょっと違うと思うな。
本人がそうだと言っても、医者が否定することは十分あるから。
今回の医者もそんな話をしてたでしょ。
あと、本人の自覚も周りからの知識に左右されますからね。
10数年前まで、誰も自分を性同一性障害とは思わなかった。
結局、本人と医師(複数)とで決まることでしょう。
   
あぁ、なるほど。父と母の違いか。
確かに、父の方に光が当たってますよね。
最後に娘の瑠可を襲ってタケルに刺されるのかも知れない。
そりゃ、白夜行か♪ 父が母を説得するのかな。
   
でも気持ちはCHANGEかよ! オイオイ(^^ゞ
   
   
> cordelia1604 さん
    
こんばんは  オシャレなお名前ですね
こちらこそ、TB&コメントありがとうございます。
ちょっと違う場所にコメントしてすみませんでした。
ウチからのTB返しは入らなかったようですね。。
   
ラスフレは、自分としてはウケの悪そうな話を書いてる
つもりだったんですが、意外に反応が良くて驚いてます♪
DVDの再チェックってのがご熱心でイイですね☆
こちらとしても、頑張りがいがありますよ!

「私はこう思うんだけど・・」って感じのご意見も
歓迎してますんで、どうぞ遠慮なく書き込んで下さい。
気のせいか、緊張を感じますが、安心していいですよ♪
DVとは無縁、温厚で女性に優しい男ですから (^^)
    
僕もときどき拝見させて頂きますね♪
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2008年5月13日 (火) 01時43分

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