宗佑に再び負けた瑠可~『ラスト・フレンズ』第4話
美知留 人は人を傷つけて 無傷ではいられない
あなたと宗佑を引き裂こうとして
傷ついたのは 自分だった・・・
☆ ☆ ☆
今週は身体もPCも絶不調だし、連休で色々と予定が詰まってるから、ホントに
「軽~い感想♪」で済ませよう。「軽~いつぶやき♪」に近い記事ね。そもそもラ
スフレで4回連続記事を書く気なんて無かったけど、ドラマの人気がかなり高い
し、Yahoo!その他を通じて過去最高のアクセスが続いてるから、一応もうちょっ
と書き続けとこうかって感じだ。ま、10日後に迫った『CHANGE』が大コケすれ
ば、このままでもいいんだけど、月9のキムタク=木村拓哉はやっぱ鉄壁でしょ。。
さて、ウチでは先週、「被害者としてのDV男・宗佑」と題して、独自の挑発的な
記事をアップした。「宗佑、怖い・・・美知留、逃げろ・・・瑠可、可哀相&頑張って
・・・」って感じの感想が目立つように感じたから、知的挑発として意図的に全く
逆の側面を浮き彫りにしたのだ。──確かに、宗佑(錦戸亮)のDV(ドメスティッ
ク・バイオレンス=広義の家庭内暴力)その他ははやり過ぎで犯罪レベルだけ
ど、世の中は暴力と共に成立してるんであって、DVだけが悪いわけじゃない。
「元カレ」的存在の瑠可と「浮気」してるのに罪悪感がない美知留(長澤まさみ)
も問題だし、瑠可(上野樹里)には横取りの罪悪感があるはずだ──
この観点から見ると、第4話はまたしても顔がニヤける回だった♪ と言うのも、
ウチ独自の解釈をキレイに裏づけしてくれた回だったから。ただ、逆に言うと、だ
からこそ個人的には1回休みの回でもあった。つまり、ほとんど何も新たな発見
がなかったのだ。
言い換えると、今回ハッキリしたのは、宗佑がホラー映画のゾンビでも極悪人
でもなくて、それなりにマトモで哀れな青年にすぎないってこと。美知留はそれ
がよく分かってるし、自分と似てるとも思ってるから、みんなが宗佑を悪く言うと
怒るし、雨音を聴きながら宗佑のことを思い出すし、翌朝ゴミ収集所のそばで
ズブ濡れの宗祐を見ると抱きつくわけだ。
もちろん、瑠可もそれは分かってる。宗佑が極悪人に見えるのは、彼が暴力を
ふるうからだけじゃなくて、自分が美知留を横取りしたいからだ。自分も美知留
&宗佑を「暴力」的に引き裂こうとしてるのが分かってて、罪悪感を感じてるか
らこそ、つい美知留をゴミ捨てで外に出させてしまう。もし、あの朝、美知留をゴ
ミ捨てに行かせなかったら、今度は自分が美知留を「暴力」的に監禁する「男」
になってしまうことが薄々分かってたのだ。瑠可から美知留への携帯を宗佑が
嫌うのと、宗佑から美知留への携帯を瑠可が嫌うのとは、全く同じとまでは言え
なくても、キレイな対称性を描いてる。
家に鍵をかけて守ることと、鍵をかけて監禁すること。この2つは、それほどか
け離れた行為ではない。鍵のマークのマグカップで美知留をシェアハウスに囲
い込むことと、ロープの模様のコーヒーカップで宗佑のマンションに囲い込むこ
と。この2つも、意外に類似した行為なのだ。束縛という意味で。。
私は今まであちこちで、宗佑の映し方がホラーみたいだとか上手くないとか書
いて来た。この意味は、今回の宗佑の映像を見ればよく分かるだろう。ホラー
どころか、哀れな負け犬、ゴミと一捨緒にてられた子供のようだった。瑠可たち
に殴りかかるわけでもなければ、シェアハウスの窓を割って侵入するわけでも
なく、スゴスゴと引き下がるだけ。まるで両親に捨てられた小学生時代に帰った
ような、孤独で弱弱しい姿。これが本来の彼であって、ようやく他の5人並みに
人間らしく扱ってもらったって感じがした。
ともかく、宗佑の周辺を丁寧に描いた回として価値はあるけど、ゴールデンウィー
クらしい「お休み」の回でもあったってこと。前回も今回も、瑠可が男の宗佑に負
けた話なのだ。前回、美知留が「宗佑に会うまで愛されたことがなかった」とか言っ
て、瑠可が落ち込んだのを思い出そう。「瑠可の失恋」前編・後編と呼んでもいい。
ま、あえて新しい情報を探すのなら、前回話題沸騰だった「所沢市の白幡優子」
(伊藤裕子)がタケルの実の姉かも知れないって事は分かったけどね。あとは、
オグリン=小倉友彦(山崎樹範)の奥さん(川村早織梨?)がちょっとガラの悪い
イケメン(吉田友一?)と浮気してるってことくらいかな。
ちなみに、今回オグリンは、瑠可と鮮明なコントラストをなしてたわけ。瑠可は、
嫉妬相手の仲を引き裂こうとして自分が傷ついた。それに対して、おぐりんは、
引き裂かずに悶々としてる。つまり、自分が傷つくのを避けている。いずれにせ
よ、恋愛はなかなか辛いものなのだ。相手を独占したいけど、完全には無理。
相手の愛を確保したいけど、これも不安が残る。そうした苦痛を和らげるため
の社会制度としてあるのが結婚。でも、これまた十分な働きはしてくれない。。
2年半前からの読者の方、覚えてる? これって『野ブタ。をプロデュース』第7話
で書いた内容の反復ね♪ 修二(亀梨和也)に嫉妬した彰(山P=山下智久)が
テープを捨てて信子(堀北真希)にグーで殴られて、校内放送で『お嫁においで』
を歌った切ないシーン。あの彰が、今回ラストの瑠可に重なってるわけよ。美知
留と宗佑が抱き合うシーンは、瑠可にとって、グーで殴られるより痛かったはず。
おまけに、今のままの瑠可じゃ、美知留に「お嫁においで」とも言えない。。
話を戻すと、宗佑関連と白幡優子とオグリンの他は、美知留のお母さん・千夏
(倍賞美津子)が相変わらず男とだらしない生活してるのなんて何の驚きもないし、
宗佑の手助けをしてたのも全く枝葉の問題。先輩美容師の平塚令奈(西原亜希)
は相変わらずムカつく女で、宗佑から受け取った連絡先をゴミ箱に捨ててたけど、
むしろ今回は嫌味が足りなかった。もっと頑張って嫌われなきゃ♪ エリ=滝川
エリ(水川あさみ)は、本気で気の毒になってきた。スッチーコスプレ要員だったの
かスピンオフ要員だったのか、のだめトリオ要員なのか。そりゃ、言い過ぎかも♪
☆ ☆ ☆
ってことで、また来週。と書きたい所をグッと我慢して、今回のドラマと直接的に
は関係ない話を書き足しとこう。岸本瑠可の性同一性障害(GID:Gender Identity
Disorder)がかなり注目を浴びてるようだし、この関連でのアクセスがウチに大量
に入ってるから、本を1冊買ってみた。『性同一性障害 30人のカミングアウト』
(双葉社)。副題は「I recognize myself
as what I am!」(私は自分自身をある
がままに認める)。監修が針間克己
(精神科医)、編著が相馬佐江子(ライ
ター)。ウィキの参照文献に入ってた。
まず、大きな書店に行って感じたこと
は、やっぱりかなりマイナー(少数
派)なんだなってこと。うつ病や統合失調症なら本が溢れてるのに、性同一性障
害に関する本は僅かしかない。その中でこの本を選んだのは、30人の当事者
が自分の言葉で具体的に語ってるのが貴重だからだ。ま、正直言うと、カバー
の色が大好きなパステルグリーンに近い色だったってのもあるんだけどさ♪
で、この本を読んで分かったのが、日本の病院での具体的な流れだ。つまり、
女から男を目指す「FTM」(Female To Male)である瑠可が、宗佑に対抗するた
めに病院へ行ったら、どうなるのかってこと。日本精神神経学会が発表した、
「性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン」(第2版,2002年)に従っ
てまとめられた図式を読むと、
第一段階(カウンセリング→診断→ジェンダークリニック委員会)
第二段階(ホルモン治療&乳房切除術→委員会)
第三段階(性別適合手術=SRS:Sex Reassignment Sergery)
となってる。
乳房切除がホルモンと並ぶ普通の治療だって話は、初耳だった。薬の作用で
乳房萎縮があるって話を知ってたから、ホルモン治療で乳房も縮むんだろうと
思ってたら、そうでもないらしい(男が胸を大きくするのは可能)。あと、この一連
の流れのどこで止めるかは人それぞれだし、時間もお金もかなりかかるようだ
(ホルモンや手術は保険不適用)。大雑把に見て、数年がかりで、数十万~数
百万円って感じだろう。
最後まで行くと、身体のあちこちに大きな傷が残るし、それなりのリスク(合併症
で死亡とか)もあるとのこと。特に、ガイドラインに沿わない「闇」の治療とか、外
国だと、注意が必要らしい。去年かな、フジテレビのノンフィクションで見た時は、
MTF(男から女)の患者が手術後に痛みで顔を歪めてたのが印象的だった。テ
レビ向けに嬉しそうに装う余裕さえなかったようだ。。
念のために、ネットでガイドライン第3版(2006年)も見た。大きな違いは、倫
理委員会(上でジェンダークリニック委員会と書かれてるものだろう)の承認が
撤廃されてることだ。2004年施行の通称「特例法」(性同一性障害者の性別の
取り扱いの特例に関する法律)を支えにして、多少のスピードアップを目指すと
いうことらしい。まあ、実際には診断だけで相当な時間がかかると思う。2人の
精神科医の一致が必要だし、他の病気ではないことの確認も簡単ではない。
人数に関しては、あちこちに書かれた大まかな数字から個人的に推測すると、
ほぼ1万人に1人。日本なら1万人前後って感じだ。諸々のデータに潜在患者
を加えて、少し多めに見積もってある。この人数をどう見るかについては、別の
機会に譲りたい。あと、第3版では、上の「第2段階」と「第3段階」は一まとめに
されてた。要するに全体としては、精神医学的治療から身体的治療へと向かう
流れってことだ。。
☆ ☆ ☆
さぁ、これでもう時間だ。ここまでのドラマから考えると、瑠可は一度は病院に行
こうとするのが自然だ。ただし、少なくともドラマの中では、身体的治療はないと
思ってる。総合的に考えて、カウンセリングまでに留めるのがベストだろう。ま、
脚本家の浅野妙子と中心的スタッフ(と当事者)で、じっくり考えてね。
上の本によると、2001年から02年にかけて放映された『3年B組金八先生』
第6シリーズで、上戸彩が性同一性障害者(FTM)の鶴本直を演じたのは、かな
り大きな出来事だったらしい。『ラスト・フレンズ』も、日本の精神医学史に残る作
品になって欲しいもの。上野樹里だけじゃなく、DVの錦戸亮にも期待しよう。
来週は、瑠可じゃなくてタケル(瑛太)がエリにキスされて口をゆすぐのね。宗佑
の自殺は早すぎるからフェイントでしょ。バランス的に、もうちょっと待たないと。
ではまた。。☆彡
☆ ☆ ☆
P.S. 『金八』の公式サイトを見ると、上戸が演じてた直は、異常に長いスカート
の制服で登校して、すぐジャージに着替えて、男みたいな口調で、男とぶ
つかり合ってたらしい。瑠可を見てもカミングアウト集を読んでも、大筋
では似たような感じ。要するに、外見や行動にすぐ現れやすいようだ。。
P.S.2 林田(田中哲司)は今回のキス事件を機に、いい人になるのかもね♪
P.S.3 ラストの美知留&宗佑の映像編集がイマイチだった。残念。。
P.S.4 あの強烈なタイトルバック映像を僅かにして、ラストで普通の映像と
共に主題歌とエンドロールを流したのは正解だ☆彡
瑠可(上野樹里)の性別違和症候群~『ラスト・フレンズ』第8話
白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SP アンコール特別編
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害に関する情報
『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害・2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
手作業TB:ラスト・フレンズ 第4話 引き裂かれた絆 (テレビお気楽日記)
『ラスト・フレンズ』 第4話 (美容師は見た)
ラスト・フレンズ 第4話 (エリのささやき)
自分という孤独(中山優馬)VSジェラシーというレース(上野樹里)
(キッドのブログ in ココログ)
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コメント
PCも身体も不調なようなので、ここに愛情たっぷりのカフェオレを置いておきます
今回、宗佑が可哀想になって切なくなってしまった。私が美知留でも、同じように抱きしめて戻ってしまうかもしれない。
>それなりにマトモで哀れな青年にすぎないってこと
そうなんだよね。さすが~前回で解明してました
ね。でも、だから厄介だなぁ。。。
宗佑は、誰が相手でもこれじゃあうまくいかないよ。どうすればいいいの?
。。。って、テンメイさんに相談しても仕方ないけど(笑)このドラマは、もう結論は出てしまっているみたいだし(汗)
これから起こる恐ろしいことに向かって物語は進んでいるわけだし。私、泣いちゃう(笑)
性同一性障害の本買ったんだ。
さすが~でも、ホント!DVに対してもそうだけど
日本の精神医学史に残る作品になって欲しいね
投稿: アンナ | 2008年5月 2日 (金) 09時02分
業務連絡!
え!?コメントに名前入れ忘れた?え?え?え?
名前はいってるよ?入ってなかった?
え?え?え?え?ごめん?えー!
失礼しました!?!?
PS・「?」マーク多くてごめん
投稿: アンナ | 2008年5月 2日 (金) 10時18分
こんにちは。
やっぱりTBダメみたいで、
成功したと思いきや「アラフォー」に飛ばしてしまいました!
すみません。
また挑戦してみますm(__)m
投稿: mana | 2008年5月 2日 (金) 14時31分
タケルはお姉さんが原因みたいですね。まぁ、姉ちゃんが寝てるときに胸触ったことはあるけど・・・つまんないもんだよね。
何したんだろう・・・。
宗佑側にたって考えちゃうと切なくなっちゃいますね。ホント、ガラスを割って入って来る凶暴な人間の方が扱いやすかったかも・・・。
投稿: お気楽 | 2008年5月 2日 (金) 17時45分
>アンナちゃん
お~、流石に気がきくね♪ 愛情はあと3倍入れてもいいよ (^^)
パソコンがひど過ぎて、今は絵文字どころか顔文字も大変。。
そうそう、業務連絡。コメントの名前は忘れずに。
2回続けてオレが代わりに「アンナ」って入れたのよ。
宗佑はやっぱ美知留が頑張るか、あるいは専門組織に頼るか。
でも、もう死んでるんじゃないの?(笑)
恐ろしいことって、何やるつもりなのかね。
まさか流血の大惨事ってわけでもないと思うけど。
泣いちゃうとか言いつつ、面白がるくせに♪
本、買っちゃったよ。図書館行くのダルくてさ。
精神医学史に残るためには、まず病院に行かないと。
そうゆう展開なら、またオレもウンチク書けるしね♪☆
> mana さん
こんばんは。昨晩ニフティにクレームつけましたよ。
でも、アラフォーは単なるうっかりミスでしょ♪
ま、あんましこだわることでもないんで、後で僕が
手作業TBつけときます☆
>お気楽さん
お姉さんでホントにいいんですかね。
そんなに簡単に解決しちゃ、つまんないんだけど・・(^^ゞ
エッ、姉ちゃんの胸? そりゃ、DVセクハラだな♪
で、それ以降、悪の道を歩んでるわけね ^^
宗佑目線でドラマを作り直したら、全く別物になるでしょう。
ガラスを割らずにズブ濡れになったから上手くいった。
宗佑の技ありって言うか、素の勝利ですね。
自然流に負けたルカは、人工的に男を目指すってことで。。☆
投稿: テンメイ | 2008年5月 2日 (金) 21時54分
テンメイ様、おはようございます。
風邪のお加減はいかがですかな。
まあ・・・天使様に今さら言うのもなんですが
ひいてしまった後でも
うがいと喉元の保温をおすすめしますぞ。
抵抗力復元と追加雑菌支援の遮断のためにも
悪魔はソレを推奨しています。
80年代のパソコンも
90年代のバソコンも
21世紀のパソコンも
同居しているのが人間世界で
ございますからね・・・
認知の共有には限界がございます。
100年前の精神分析家の
認識さえも・・・
まだ・・・というのが混沌の象徴ですね。
もちろん・・・基本ソフトである
宗教の性質によっても
まったく・・・作動状況が変わるのが
精神というものですから・・・。
一部愛好家と
無法な集団の資金源と
どちらを締めるかという
為政者の判断のようなものです・・・。
その為政者の精神も
はなはだ作動良好かどうか疑わしいわけです。
宗佑の素行不良が
カウンセリングによって
修正されるかどうかも・・・
運次第でございますしね・・・。
それでも・・・人は
善かれと思って
生きたいと願う・・・
そういうソフトが入っているから・・・
と悪魔はちょっと笑います。
少年少女の遺棄と
老人介護の果ての殺人・・・
長寿も少子化も屈折も恩讐も・・・。
すべては神の思し召しで
ございますからなあ・・・。
投稿: キッド | 2008年5月 3日 (土) 05時59分
テンメイ様 はじめまして。
ラストフレンズのレビュー、続けて拝見しています。とくに3話のレビューは面白かった!なるほど、そういう見方もあるのね、という感じ。
亮君ファンなので、あまりの汚れ役に放送前は見るのをためらったほど。実際始まってからも、テンメイさんも指摘されてますが、宗佑の描かれ方が回を追うごとにDVというよりホラー(というかギャグ?と感じることも…)で、フクザツな思いでした。宗佑の内面は一向に描かれる気配がなく、話題性づくりのためのキャスティングなのかな~と。
もう見るのをやめようかな~と思っていた矢先の4回。テンメイさんもおっしゃってましたけど、「ようやく一人の弱い人間として」描かれていましたね。今回、DVについての本も買ってしまいましたが(←痛いファンです…)そうしてわかったのは、暴力は絶対的に悪い。でもやめたいけどやめられない、と苦悩する加害者も存在するということでした。
でもって、ここからミチル→タケルになるには、やっぱり宗佑死ぬしかないのでは?それならそれで最後まで見届けようと思います♪
このあとのレビューも楽しみにしていますね!
投稿: aya | 2008年5月 3日 (土) 16時45分
テンメイさん、こんにちは~♪
宗佑が哀れなまともな人間であり、再び瑠可が宗佑に負けた回なのね。
テンメイさん流に要約するとなぜかすっきり整理できたみたい。どうもありがとうです~♪
いろんな要素が入っているけれどこれは精神医学を取り扱ったということなんでしょうか。
性同一性障害の上戸さんが演じた金八は見ていましたが初めからわかりやすい映像でもって、男になりたがっていました。
将来的に手術を受けるという希望を見出し、最終的にはクラスの生徒たちの理解を得たというかなり理想的な描き方でした。
DVに関しては身近にDVの人がいて奥さんが逃げましたからね・・ものすごい修羅場で今思い出しても胸が痛むという感じです。
テレビで演じるのと実際では現実味がまるで違いますし、「生活」という重さが薄らいでるだけまだドラマは綺麗ですね。
そういう点でも亮くんはいい役にめぐりあえたように思います。
これできっと飛躍しますね。
せっかくのGWに不調なんてお気の毒~~って思いましたがエリも同じく・・のようですわ><
明日あたり寝込みそうな予感です。
早く治して遊びに行こうねぇ~~☆
投稿: エリ | 2008年5月 3日 (土) 17時17分
こんにちは、
賑わってますね、このドラマ。
”異常なもの”のほうが人気がある、というのは
そこそこ、みんなまだ余裕がある、ってことなのかなとも思いますが。
現実にDVに苦しんでいるひとは見てないと思うので・・。
(私は「アラフォー」をまったり見てます。
藤木=岡村の雰囲気の出し方はやっぱりいいですね。)
さて、ミチルが頑張るというのは、私は不可能だと思いますので、
専門家の力を借りて、ソウスケは治療(カウンセリング)するというのが
ベストだと思います。
現在までのところ典型的なパートナーへのDVの症状が描かれてますし、
今回のラストも、ムチ(暴力)とアメのアメの部分
「 相手に自分がいなければ、このひとはやっぱりダメなんだと思わせる行動
共依存関係の泥沼」
ですから、その先にあるのは、共倒れの悲劇か破滅しかないでしょう。
支えようと頑張っても、途中で力尽きて、自分のほうが倒れてしまう、
最悪、あの”夫バラバラ殺人”の夫婦のようなこともありうる。
次回の「死ぬ」というおどしも典型ですよね。
共依存関係のパートナーが相手を救うのは
そのパートナーにかかる負担が大きすぎて不可能だと思います。
ソウスケの一番の問題は、本来自分が向き合っていかなければならない自己の問題を
DVという形でミチルに負わせているところです。
ミチルの”未熟さ”を理由に、ソウスケのその部分が免罪されるわけではない。
だから、ミチルの協力によってあの関係が成立していることは確かですが、
それを理由に彼女を責めるのはどうかと。
彼の症例は”人格障害”の一種、
(有名人では 尾崎豊や太宰治などがそうだと言われています。)
だと思うので、治療は、とても困難で時間もかかる。
だから、彼の不安定な愛情関係は長続きしないし、
治療は愛情関係がない者でないと無理だし、
治療中に耐え切れずに、死んでしまうこともありうる。
だから、「早く精神科(心療内科)へ行け」ではドラマが成立しないのでしょうけどね。
私が依存しているのは、チョコレート、甘い菓子、カフェイン、インターネット等々、
(ストレスがたまると太りますが)他人に迷惑をかけないものばかりです。
投稿: azami | 2008年5月 3日 (土) 18時20分
>キッドさん
ご心配どうも♪ 連休の旅行中に寝込んじゃいました (^^ゞ
ノドが完全につぶれて、うがいも満足にできないし
眠れない状況ですが、なるべく配慮したいと思います。
ま、「傷口は消毒せずに免疫に任せろ説」ってのも
ありますから、発病後のノドにうがい薬はどうなのか、
迷う所ではありますが・・(^^ゞ
認知の共有は限界がありますよね。
たとえ議論を尽くしても、さほど上手くはいかない。
高校時代、さ・・いやいや、ジュースの勢いで
「人間個性・諸悪根源説」ってのを力説したのを
思い出しました。ウケが悪かったけど。。♪
会社や学校はもちろん、ドラマだけでも精神医学の
話は溢れてるのに、まだまだ知られてませんね。
表面的知識レベルでもまだまだって感じ。
他の知識を少し削ってでも、簡単に教育の場で紹介
すればいいのに。判断は自主性に任せて。
運次第とか思し召しとか、根源的な不確実さを表すために
使うだけなら、わかるんですが、多少ミスリーディングな
(誤解を招きやすい)気はしますよ。
と言うのも、運次第の物事の間にも、
相対的な確実性の程度差はありますからね。
だから、善かれと思って生きる人間の姿勢には意味がある。
もちろん、意味など無くても人は生きるわけだし、
それでいいんですけど♪☆
> aya さん
はじめまして☆ 閲覧&コメントありがとうございます♪
あっ、亮君ファンね。複雑でしょうけど、良かったでしょ。
上野と並ぶ主役級の目立ち方で。演技や勇気も、
かなり評価されてるように感じます。
今回、宗佑の映し方の変化に気付いてる人が
少ないようでしたが、丹念に見比べれば明らかなはず。
僕にとっては必要ではなかったけど、
一般的には必要かつ有意義だった回でしょう。
現実のDVに関する本を買うのは痛くないですよ。
むしろ、虚構のドラマで自足してる方が痛い。
もちろん、苦悩する加害者は多いはずです。
ま、この手の話を、男性が不特定多数の女性の前で
するのは注意が必要ですけどね。防護服を着るとか♪
あくまで男性だけが悪い加害者、女性だけが
気の毒な被害者というのが、DV議論の本音だから。
宗佑が死なないとしたら、タケルが死んで宗佑が刑務所とか。
ありうると思いますよ。余計イヤですか♪
ともかく、毎週とは約束できないし、レビューと言うより
感想レベルかも知れないけど、あと何回か書こうと思います。
このあとのコメントも楽しみにしていますね!☆
>エリさん
こんにちは~♪
アハハ(^^) 僕自身より短い要約ですね。流石の国語力☆
すっきりして頂けて光栄です。
やっぱりTBは飛ばないってことでいいんですよネ。
あ、やっぱり金八は見てましたか。強烈なネタバレ (^^ゞ
なるほどね。流石は小山内、理想的な脚本だなぁ。。☆
僕も周りにいくつかのカップルを知ってますが、
誰も「逃げ」ずに、そこそこ上手くやってますよ。
ま、DVって言っても意味が広いし、人それぞれ。
ドラマの「綺麗さ」には注意が必要ですね。
性同一性障害でもそう。やっぱり、ドラマは大衆的な虚構。
「でしかない」とまでは言わないけど。。
おや、エリさんも不調ですか。
それはお互い不運ですね。僕なんか旅行中で無理してたら、
結局は寝込むハメに。折角の連休が台無し。。
「早く治して遊びに行こうねぇ~~☆」って
終わり方、萌えるなぁ(^^)
海に行って、ブカブカのピンヒールで
プロポーズ大作戦SPごっこでもしたいもんです!
エッ、文章の誤読? あっ、そう♪☆
>azami さん
こんにちは♪ 申し訳ないけど、今回はあっさりめで。
悲惨な経験者を除けば、見てる人もかなりいるでしょ。
DVもピンキリ。視聴率約16%もある話題作ですしね。
アラフォーは僕もまったり見てますよ♪
宗佑に対する azami さんの見方は、筋道立ってますが、
基本的に普通のもの。
それに対する僕の別の見方は、過去2回既に書いてます。
全体的に気になるのは、筋の立て方が強すぎることかな。
精神医学はそもそも非常に曖昧なもの。
複雑難解で流動的な領域だし、ましてDVなんて話は
実態調査も議論もまだまだです。
もう少し柔らかく「遊び」をもった議論の方が
無難で有意義だと僕は思いますよ♪
共依存も、人格障害(超~広義!)もね。
あの事件1つだけでも非常に厄介なのはご存知のはず。
精神医学者同士でも意見はズレてるし、裁判官、一般人、
各当事者、みんなバラバラで、芥川の「藪の中」状態。
裁判関連は、不用意なことは言えません。
あと、「死ぬ」なんて言葉を女性が口にした時には、
DVなんて言葉は使わない(or使わなかった)はず。
男同士なら苦笑話に近いでしょう。
男の方が圧倒的に悪者で加害者だって話はいいとしても、
現在のDV議論は極端すぎて自滅的に感じます。
非対称性が過度に強調されてる様子を目にすると、
女性にさえ不人気なフェミニズムの現状を思い出す所。
「治療は愛情関係がない者でないと無理」とか言ってると、
アラフォーの岡村や聡子に叱られますよ♪
愛情の転移はもちろん、逆転移も日常茶飯事なのがあの世界。
その中で苦心してやっていくのが実情です。
たまには、逸脱しながらね。医者は言いたがらないけど。
DVの中で、治療に行く男性患者なんてのは僅かのはず
だから、ドラマでも行かない方が自然です。
僕としては行くのを勧めますけどね。暴力より自傷行為が危ない。。
あっ、依存してる物は似てますね。意外かも(^^)
甘い物、カフェイン、ネット。
ただし僕は、他人に迷惑をかけないとまでは言いません。
物事のつながりは複雑だし、迷惑をかけ合うのが世の中。
共に依存しあうのも世の中。あとは程度と中味の具体的問題です。
とにかく、ストレスと太り過ぎには注意しましょう♪☆
投稿: テンメイ | 2008年5月 4日 (日) 08時34分
こんにちワンワン


(一つ増やしてみました)
コメントをいつも有難うございます!
ラス・フレは人気なようですね~。
積極的活動に欠けるワタシのページでも
アクセスが増えますから~
美知留は宗佑とシェアハウスの間を
行ったり、来たりでしょうねぇ。
そうそう~
エリの存在って、ぞんざいになってますよね?
(なおざりとも?おざなりと意味が違いますよね?)
来週はタケルに手を出しちゃう?ようだけど
タケルの悩みの為に小道具にされそうな。。
DVの方が自殺をしたケースを知ってますが、、
そういう意味では
美知留を求めてる間はまだ救える段階なのかな?
でも~若者達(笑)が手をこまねいてる内
事件が起こり
瑠可かタケル(彼が有力かな)が犠牲になり
宗佑は刑務所に行くとか?
出たー!トンデモない結末説(笑)
GWはワンコを連れて
に行く予定がありますが、、、
イチゴハウス
テンメイさんは体調不良なのに旅行中ですか?
大変そう~~。
ビタミンC剤を大目に摂取して乗り切って下さい。
無駄に流れる?あっ、そう
投稿: ルル | 2008年5月 4日 (日) 13時42分
>ルルさん


無駄に流れる。。ナイナイ!
がそんなこと言っちゃダメですよ。
アハハ(^^) ワンワンで2つの犬ね
僕は今、旅先でPC環境が悪すぎて、絵文字がすごく
打ちにくい状況なんですよ。一覧表が5分以上映らない!
それでも入力する僕のブロガー魂に、スタンディング
オベーションで笑ってください。そりゃ、アラフォーか♪
いやぁ、ラスフレは人気ですね! 苦節2年8ヶ月、
ついにココログの映画・テレビ部門で念願の1位獲得☆
何度も2位止まりになってたから、胸がスッとしました。
ま、ルカの別記事だしYahoo!のおかげですけどね。
積極的活動に欠けるってのが笑えるな (^^)
昔はそちらの方が積極的だったと思いますが、今では
ウチの方がマシかな。おなじみのトコしか行かないけど。
お互い、もうちょっと積極的になるべきかもネ♪
「ぞんざい」「なおざり」「おざなり」。実に面白い☆
ネットで軽く見ると、ぞんざいとなおざりかなぁ。
不注意ないい加減さ。おざなりは意識的なものですかね。
旅先の病人なもんで、調べる余裕も辞書もないんですよ(^^ゞ
また出た!「若者達」(笑) あれ、ダメですか。
宗佑刑務所説は。一応あると思って上に書いたんですけど。
だって、あれだけ何度も凄い死を強調してるんだから、
犯罪レベルでしょ。あっ、起訴猶予の方が可能性高いかも!
とうとう、旅先で寝込んじゃって、予定キャンセルですよ。
テンメイ史上、初の事件かも。どうでもいい? あっ、そう♪
おかげでアラフォーの記事は書けたけど、嬉しくないなぁ。。
やっぱ、無理が溜まってますね。特に、ブログ症候群(^^ゞ
あっ、ビタミンCは不足してたかも。CCレモンがぶ飲みしよっと。
アハハ
って言うか、美少女キャラ
南アルプス天然水か爽健美茶のCMみたいに清らかに♪
イチゴハウスなら可愛くてピッタシです!
投稿: テンメイ | 2008年5月 5日 (月) 08時05分