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再び駆け出したアリスたち~『Around40』最終回

 私が幸せかどうかは 私が決める!

 実は 院長として 病院を建て直さないかって言われてずっと悩んでたの

 岡村さんと一緒にいたいから 北海道に行くって決めたんだけど

 自分が 本当はどうしたいのか 今やっと分かった

 岡村さん 私 今は目の前で困ってる患者さんを 病院を助けたい

 自分にできる限りのことをして 理想の病院を作りたい

 本当に 本当に ごめんなさい・・・

    

 フッ・・・そう言うと思ってました

 ヘッ?

 謝らなきゃいけないのは 僕の方です

 知ってたんです 緒方先生に 病院を建て直す話が来てるってこと

 緒方先生が病院に残るって 分かってました

 そうゆう緒方先生だから 僕は好きになったんだと思うし

 でも 一緒に行って欲しくて 黙ってました

 緒方先生 僕は 日高に行きます。

 (ウン・・・) 約束する 絶対 私にしか作れない病院を作るって

 僕も北海道で 自分にしかできない仕事をするって 約束します

 うん

    

 それと もう1つ 約束してもらえませんか

 何?

 何年後になるか分かりませんけど 必ず戻って来ます

 その時は 僕と結婚してください

 約束はできない だって岡村さん そのまま北海道に残りたいって

 思うかも知れないでしょ

 それに 戻って来たとしても その時私 岡村さんの子どもを産めるかどうか

 分からないし

 僕は子どもが欲しくて結婚するんじゃありません

 緒方先生と結婚したいんです

 今はそう思ってても この先ずっとそう思うかなんて分からないんじゃない?

 子どもを持てなくなるかも知れないのよ 後で後悔しない?

 今は分からない でも 今は 病院を建て直さなければ後悔するって

 いうことだけは分かってる

 将来 後悔するんじゃないかなんて 悩むより 今を 後悔しないように

 生きて行きたい それが私 私らしいってことなんだと思う

 僕もそう思います

   

 先輩!

 うん?

 今 幸せ? 

 私には すごくやりがいがあって 自分を必要としてくれる仕事がある

 いつもそばにいてくれる家族もいる 何でも話せる友達もいる

 離れてても 私のことを分かってくれる岡村さんがいる

 岡村さんも 夢に向かって頑張ってるんだって思うだけで 私も頑張れる

 うん 私は幸せ フッ・・・すっごく幸せ♪!

 私も♪

 私も♪

 さ パーティーやろうぜ!

 そうよね~ 盛り上がるわよ!

 マーくん ほら もっと じゃんじゃん持って来てよ♪

       

         ☆          ☆          ☆

素晴らしい! 最高のナースだった・・・じゃなくて、最高の脚本だった♪ 流石は

優秀な橋部敦子だ。普通に採点すると今回は87点くらいだけど、連続ドラマの

最終回で期待を裏切らなかったのはプラスαに値する。90点にオマケしよう。

特に、ラストの5分ほどは完璧だった☆ 文句なしのエンディングに拍手、拍手♪

         

最終回視聴率も15.1%獲得。最終的な平均視聴率は14.7%。この地味な

素材で、22時からのTBSドラマとしては、十分な成功だろう。演出家・吉田健、

プロデューサー・瀬戸口克陽・高成麻畝子ほか、スタッフ&キャストの皆さん、

おめでとう☆

     

まずは、前回第10話レビューのラストに書いた、予想(&希望)を再掲しよう。

「私の予想っていうより希望は、パステルグリーンの自転車の並走&結婚手前

のラスト。瑞恵の離婚話はフェイントで、奈央は離婚してマーくんとますます仲良

くなる。これで勝負!」

     

これは85点でしょ♪ 竹内瑞恵(松下由樹)の離婚は確かにフェイントだったし、

新庄奈央(大塚寧々)は離婚して森村奈央に戻って、マーくんとますます仲良く

なった。子どもも元気に生まれて、仕事も再開してたから、いずれ再婚だろう。

さらに、緒方聡子(天海祐希)岡村恵太朗(藤木直人)もまさに結婚手前のラ

ストだった。こうしてみると、木の婚約指輪っていう妙に地味な小物も、絶妙だっ

たことになる。

     

そして決定的だったのは、本当のエンディングだ。グリーン(緑)に彩られた、北

海道・日高のとうもろこし畑の中を、2人が同じ方向に小走りで進んでいく。少し

距離をおいて、並行な道で、自分の足で。自転車じゃないのはちょっと残念だっ

たけど、これは自転車の並走より良かった☆ 第1話レビュー『パステルグリー

ンの自転車の並走』に詳しく書いたように、私が言いたかったのは、2人が自分

の足で、エコなエネルギーで、少しだけ離れて同じ向きに進むということだから、

最初の時点の予想はほぼ的中と言っていい。さすが橋部、分かってらっしゃる!

『ラスト・フレンズ』の浅野妙子とじゃ、かなり違うね♪

         

そこに至る部分、つまり22時48分から主題歌『幸せのものさし』(竹内まりや)

共にエンドロールが流れていく間は、よしって感じのガッツポーズの連続だった☆

1年後、再建された愛斉会総合病院の廊下を、院長で精神科医長の聡子が歩い

ていく。ちゃんと精神科も続けてるのが最初のポイントだ。おばあちゃんに優しく

声をかけて、可愛いナースが健在な様子も映る♪ 続いて、モニターに「ECOは

ケチではなく、みんなの地球のためです」なんて言葉が映る。岡村の口癖を少し

アレンジしたもので、またポイント・ゲットが続く。さらに、懐かしの名言まで、新た

なヴァージョンで映る。

       

   今週のこころに効く 

   ~名言集~

   二十代の恋は幻想である。三十代の恋は浮気である。

   人は四十代に達して、

   初めて真のプラトニックな恋愛を知る。

                     ── ヨハン・ゲーテ(1749-1832)

                           Johann Wolfgang von Goethe

      

ちょっと残念なのは、これまた第2話に続いて出典不明な怪しい名言だってこと

だ。私は英語とドイツ語のウィキペディアの引用句集(ウィキクォート)までサラッ

と調べたが、この名言は発見できなかった。職人の橋部らしくない手抜きだけど、

いい言葉だし、使い方も上手いから、オマケしとこう。

    

プラトニックという言葉は、元々は古代ギリシャの哲学者プラトンの名前の形容

詞形だから、プラトン的ってこと。今の用法で言うと、2つの意味が重なった言

葉だ。純愛的(肉体的ではなく精神的)で、理想的。まさに、聡子&岡村の関係

はプラトニックなものだった。ここから振り返ると、以前2人の肉体関係を映さな

かったのも一応筋が通ってるし(納得はしない♪)、グランポンで木の指輪をは

めた聡子の手に岡村の手が重ね合わされたのも、絶妙なさじ加減の演出だっ

た。私にとっての理想ではないとしても、彼らにとっての理想、1つの理想の具

体例がキレイに描かれていた。

         

元に戻って、名言のあとの最大の注目点は、岡村が映らないことだった。他の

メンバーばかり映って、時間が刻々と過ぎていく。高圧的でも憎めなかった

院長(松尾貴史)は、聡子院長との力関係が逆転しても、相変わらず憎めない

キャラで頑張ってる。子どもが産めないかも知れないリスクを取った聡子は、そ

の代わりであるかのように、グループセッションで妊婦たちと談笑している。奈

央は笑顔で出版系の仕事を再開、マーくんは子どもの面倒をみてる。

   

緒方家は相変わらず、サザエさん的な三世代の仲の良さ。ここでも、ダメ押しす

るかのように、マキ(さくら)が2人目の子どもを身ごもって、それを自分のことの

ように喜んでる聡子が映る。前回ウルウルさせてくれた父・友康(林隆三)義母・

晴子(加賀まりこ)、弟の達也(AKIRA)も楽しそうだ。

    

竹内家の朝は、3人仲良く元気に出発。ゴミ捨てはもちろん、彰夫(神保悟志)

洋介(木村遼希)が進んでやる。映像の手前には、控えめに3人の写真。一

方、瑞恵は相変わらず、正社員は断り続けて、仕事と家庭の自分らしい両立

を続ける。夜のグランポンでは、驚いたことにお客さんが沢山いて、奈央がフ

ロアー係でお手伝い。注文の多いオンナたち3人が、店でベビーカーの子ども

を笑顔であやして、22時50分20秒。エンドロールが終わり、主題歌も終わり

が近づく。

    

よし! これで最後はもう、北海道の岡村の映像しかないのだ。当然、主役の

聡子も一緒に映るはず。そして実際、キタ~ッ! あすなろグリーンフィールド

専用農地の緑と子どもに囲まれた岡村の姿。そして聡子は・・・徒歩か~!って

感じだったわけよ。ま、徒歩の方が良かったと素直に認めるからいいけどさ。と

にかく、最後はノリノリだった。結局、引っ張ってた2人の呼び名は「恵太朗さん」

「聡子先生」なわけね。そのアッサリした示し方もGoodだろう。終わったあとは、

拍手、拍手、ラストのリピートだった♪

    

         ☆          ☆          ☆

元に戻って、主題歌が始まる前の、グランポンでの2人(+3人)の会話も完璧

だった。この記事の冒頭に長々と引用してるものね。ここでの聡子は、決して

素晴らしい正解の生き方を見つけたわけではないのだ。そうじゃなくて、要する

「注文が多いオンナ」ってこと。そしてまた、先のことより今の思いを重視する。

良くも悪くも、それが聡子。だからこそ、聡子の「うん、私は幸せ・・・すっごく幸せ」

は、ちょっとだけ無理した感じの言い方だったのだ。この辺り、天海の演技は芸

が細かかった☆

            

更に遡ると、一番目立つ欠点だと思ってた悪役・新庄貴文(丸山智己)の描き方

も、今回は上手かった。つまり、奈央との離婚や親権の譲り渡し、さらには奈央

マーくん(筒井道隆)への譲り渡しもスマートで、奈央が辞退する養育費を強

引に払うことまで約束。大人の男の美学を貫いた後が、最高だった。単なるいい

人になったんじゃなくて、バツイチ男を仕事のネタにしようってわけだ。それをプ

ロデュースするのが、したたかな編集者・中山美智子(大場久美子)三波由香

里(吉瀬美智子)。全員の顔見せって意味も込めた、このピリ辛のオチがあった

からこそ、新庄に対する珍しく甘口の描き方が、不自然にならなかったのだ。

     

最後に、病院救済を申し出てくれた神林昭三(橋爪淳)の使い方もキレイだった。

考えてみれば、これまで登場した人物の中で、そうゆう力を持ってる唯一の人物

が彼だ。しかも、最初はイヤな男で最後はイイ人っていう、甘口ドラマの基本形

もきっちり押さえてる。ここでもやっぱり、遥か以前の話でも後できっちり回収して

いく橋部の特徴が活かされてた。

        

ベタ褒めが続いてるから、ちょっとだけ「玉にキズ」的な欠点にも触れとこう。ま

ずは、マーくんの由来。これだけ引っ張って、単なる昔の「マカロニグラタン」じゃ、

弱すぎるね。私ならせめて、最後のグランポンの映像で、今日のお勧めの料理

(小さい黒板)をマカロニグラタンにして、マーくんが笑顔で奈央に手渡す映像を

2秒だけ控えめに入れる。あと、アフガニスタンで再び活躍する和哉(加藤雅也)

の姿も5秒だけ入れるだろう。第2話の大島(寺脇康文)とは違って、和哉の存

在は特別だったはずだ。1年以上経って、PTSDもかなり収まって再び写真の

現場に戻った姿がほんの少し映れば、さらに完成度が高まってた。

       

あと、聡子が仕事の選択で悩んでる時に、収入の話が全く出てないのが物足り

ない。別に金額までは出さなくていいから、何らかの形で一言、「収入はガタ落

ち」って話を入れておけば、適度なカラシやワサビになってたはずだ。まあでも、

玉に瑕って程度で、全体の出来からすると見逃していいけどね。根本的な欠点

とも言える、甘口すぎる全体の味付けも、終了後の爽やかさから考えると、ギリ

ギリ許容範囲だろう。要するに、スイーツは別腹とか平気で仰る、注文の多い視

聴者たちを相手にしたサービスだから、こうなってしまうのだ。安定した数字も取っ

たし、ま、いいかって感じだろう。。

                 

        ☆          ☆          ☆

さて、もう「時間がない」。この時間の無さから、『アラフォー』自体も、タイトルバッ

クのモチーフに使われてる『不思議の国のアリス』(ルイス・キャロル)も、スタート

したって話は先週書いた。白ウサギの「I shall be late !」(遅れちゃうよ!)からス

タートした『アリス』、最後はどうなるかっていうと(ネタバレが嫌な人は10行ほど

飛ばしてネ♪)、夢から覚めたアリスから、不思議な物語を聞いたお姉さんが、

アリスに向かって言うのだ。

    

   「それは変わった夢だったわね、本当に。

    でも、それより今は、お茶の時間だから、走って行ってらっしゃい。

    時間も遅いし(it's getting late)

    

そして、アリスは走り出すことになる。白ウサギに言われた時は、夢の世界のワ

ンダーランドへ。姉に言われた今は、現実の世界のティータイムへ。ただし、現

実と思ってる今が、実は夢の世界の可能性は、当然残ってるのだ。。

             

いずれにせよ、再びアリスは駆け出す。時間がないから。あるいは、遅れそう

だから。そして今、「注文の多いアリスたち」、あるいは、少女のようにワガママ

な(=自分の欲望に正直な)女性たち、聡子・瑞恵・奈央の3人も、再び駆け出

した。人生という名の時計の針に追われるようにして。その先に広がる世界は、

もう1つ別の不思議の国(Wonderland)だろう。

    

そこではまた、3人はあれこれ注文を出して、周囲の男性たちを振り回すに違

いない。それでもいいのだ。残念ながら、どうしようもない事実として、男の方が

女を愛してるのだから♪ 注文を「じゃんじゃん持って来て」、女を幸せにするし

かない。願わくばその様子を、1年後くらいにSP版で垣間見たいものだ☆

               

という訳で、アラウンド40のレビューはこれにて終了。途中、何度も止めそうに

なったけど、結果的には続けて良かった。2008年・春ドラマの最後を、気持ち

のいいレビューで終わることができたわけだ。藤木ファンの皆さんも、十分満足

でしょ。ドラマにも、レビューにも。エッ、アップが遅い? 確かに♪ まあ、いま

だに大勢残ってくれてるラスフレ・ファンの皆さんにも、気を使わなきゃなんなかっ

たわけよ。アリスたちに仕えるウエイターは大変なのだ♪

       

ともかく、これで実質的に春もおしまい。ふ~っ、マジで疲れたわ。。

それでは、またどこかで、いつの日か。。☆彡

     

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.何と、名言集が映ったモニターの前で、聡子と会釈を交わした女性は

    竹内まりやというお話! 妙に目立ってるなとは思ったけど、分からな

    かったな。ラスフレの意地悪先輩に見えちゃったのは私だけ?♪

              

cf.パステルカラーの自転車の並走~『Around40』第1話

   『Around40』第2話、軽~い感想♪

   ハートの時空旅行としての愛~『Around40』第3話

   過去の愛の新たな再現~『Around40』第4話

   新しいコンビへの祝福~『Around40』第5話

   男と女の本音~『Around40』第6話

   据え膳食わぬは心理士の病~『Around40』第7話

   ありのまま、丸ごとの私の受容~『Around40』第8話

   コミュニケーションという困難~『Around40』第9話

   不思議の国の聡子~『Around40』第10話

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コメント

最後は結婚よりも院長を選んだで終わったと思ったのになぁ。あれは何年後の話だったの?
どうも現実感のない話で好きじゃなかったんだけど、最後は見てみました。あんまり2人が愛し合ってるようには見えなかったんだけどなぁ・・・。

投稿: お気楽 | 2008年6月25日 (水) 01時03分

すみません。ありえないっていうのは、いかにもドラマらしいって言う意味です

出だしのころに、「彼女よりエコ」のシーンの伊豆で見かけた岡村さんと、
結婚相談所入り口でニアミスして、運送会社かなんかで働いてるようなのに、
伊豆急の駅にも仕事で来てるって…。そんなに行動範囲が広い運送屋さんは引越しやさんかと思ったら、ちっちゃい手荷物運んでるしなぁ…って。
結果的には、どうでもいいことなんですけど

そういえば、あの運送会社のユニフォームもグリーンでしたね。

やっぱり見終わった後、ホッとしました。
あのまま瑞恵と旦那さんが別れて、定食もりおかのマスターと再婚して、グランポンと商売敵になったりしたら、どうしよう って思ってましたから

投稿: CBR600RR | 2008年6月25日 (水) 13時50分

>お気楽さん
   
「一年後」からしばらく後だから、2年後とかかな。
3年後とかじゃ、ちょっと遅い気もしますね。

現実感のない話って、ラスフレやごくせんや
CHANGEより? そんな事はないでしょ。
話の大部分は、ドラマとしては平凡なエピソードの組合せ。
単に、引き込まれなかったってことだと思いますよ。
途中もずっとパスだったようですしね。
    
ずっと見てた僕は、恋はともかく、愛は感じました
   
  
>CBR600RRさん
   
こんにちは☆ 再びコメントありがとうございます。
前回のやり取りのフォローまで、わざわざどうも
      
「ありえない」、つまり現実性のなさについては、
今までも何度かあちこちに書いてます。
例えば、岡村の運送屋は確かにちょっと不自然です。
でも、ありえないと言うほどじゃないし、ドラマの流れには
結びついてないから、問題ないでしょう。
    
廊下で聡子が竹内まりやとスレ違うようなもんですよ♪
ありえなくもないし、別にドラマの流れとも関係ない。
そもそも、ドラマはもちろん、現実の世界でさえ、
もっと「ありえない」ことが山ほどありますしね。
   
第1話のあちこちにパステルグリーンが使われてたことに
ついては、その時のレビューで解説しておきました
     
ラストは後味のいい終わり方でしたね。
定食もりおかのマスターはいい味出してました。
途中の展開だと、ホントに瑞恵と何かあっても
おかしくなかったほど ^^
ま、グランポンとは客層が違うから大丈夫でしょう♪

投稿: テンメイ | 2008年6月25日 (水) 17時48分

こんばんは~!ちょっと遅くなってしまった

風邪どう?大丈夫?
実は私も少し風邪気味かもしれない。
熱があるわけじゃないけど、、、。
ドラマレビュー疲れかな?(苦笑)

ラスフレとアラフォーとCHANGEちょろっと。
春ドラマ楽しんだみたいだし、いい終わり方で
良かったね。
テンメイさんにしては、2本しんどかったんじゃ?
お疲れさまでした

アリスの話を絡めてくるところが可愛い過ぎる
私は初回でリタイアしそうだったけど、回を追う
ごとに普通に見れるようになった。
最終回がこんなにうまく着地するとは思わなかった。だから最初がイマイチだからと視聴をやめて
しまう人はもったいない。
ラストシーンのとうもろこし畑は良かったね。
来週からもう夏ドラマだよ?ひぇ~~~~
とにかくお疲れさまでした!
また来期もよろしくね

投稿: アンナ | 2008年6月25日 (水) 21時07分

最後まで楽しみに読ませてもらいました。
とんがった解釈あり 詳細な解説あり
博識に恐れ入り 
視点の正確さに舌を巻き
一片のドラマくらい面白く
また深く考えさせられました。

実は当方 天海さんのドラマしか見ないくらい
ほとんどテレビ離れ人です。
だから当分テレビとはお別れです。

毎回の熱意あふれる素晴らしい解説
ありがとうございました。
ご活躍をお祈りします。

最後に
浅野対橋部についてのご意見
全面同意です。

投稿: とおりすがりが定住! | 2008年6月25日 (水) 21時40分

はじめまして。
Around40で検索していて偶然こちらにたどり着き「パステルグリーンの自転車の並走」という文章に強く惹きつけられて以来、毎回楽しく拝読していました。いろいろなことに気付かされ教えられ、すごく読み応えがありました。
「遥か以前の話でも後できっちり回収していく橋部さんの特徴」というのがドラマ後半で本当に良くわかり、点が線に繋がっていく楽しさがありました。
最終回のとうもろこし畑のラストシーンは感動しましたが、「グリーン(緑)に彩られた、北海道・日高のとうもろこし畑の中を、2人が同じ方向に小走りで進んでいく。少し距離をおいて、並行な道で、自分の足で。」という文章にはもっと感動してしまいました。
高視聴率でもあまり欲を感じないマイペースなところもなんだかほっとさせられる良いドラマでした。春は面白いドラマが多かったですが、テンメイさんの夏ドラマのレビューも楽しみにしています。素敵なレビューをありがとうございました。風邪で体調がお悪いようですがどうぞお大事に。

投稿: メイ | 2008年6月25日 (水) 23時05分

テンメイ様。こんばんは。

ふふふ・・・「ビーチボーイズ」については
あえて冷たくしておきましたが
まあ・・・スタイリッシュな
テンメイ様好みの作品であることには
依存はございません。

そういう意味ではこちらもそうなんですよね。
ともかく・・・三本立てに近い展開で
マニアックなレビューお疲れ様でした。
テンメイ様のラスフレバブルのおかげで
キッドのブログにもかなりの小バブルが
ございましたよ。
御礼申し上げます。

まあ・・・こちらで
天使悪魔対決になった方が白熱したかも
しれません。
しかし、喜多善男日照りの後ですので
ラスフレメインで正解だったのでしょう。

夏ドラマは例によって間髪置かずで
ございますね。
キッドとしてはもはや夏バテです。

マカロニに関しては
歯ごたえ的にはフニャ伏字伏字
ですので
マーくんには相応しい愛称だった・・・
中身・・・空洞だし。

キッド的には中身にこだわる男が
最愛の人には空洞と見られていた
というユーモアと考えています。

プラトン的愛は
イデア的な愛ですから
神の世界の反映。
まあ・・・基本的には
同性愛の肉体関係のない状態を示している
とキッドは考えます。

もちろん・・・プラトンには
ソクラテスへの師弟愛が
関係しているわけですが・・・。

一般的には逃避的な
無性への憧憬という受け取り方もあるわけです。
まあ・・・
そういう意味で
聡子と恵太郎は
最初からジジババ的でございましたねえ。
枯れているというか。
ま・・・キッドはそういうムードに
思わず倍速とばし欲を感じるわけです。

それでは夏の扉の向こうでの
再会をお待ちしております。

投稿: キッド | 2008年6月26日 (木) 00時13分

>アンナちゃん
   
ダメだ。。またジワジワと風邪が悪化してきたわ
完治までいつも2週間かかるんだよなぁ
あれ、アンナちゃんも風邪気味なの? 意外にも
お互い疲れてるから、7月から夏休みにしようよ。
ダメ? あっ、そう♪

アハハ 「CHANGEちょろっと」ね (^^ゞ
ちょろっとご不満なのか♪ だって・・ゴニョゴニョ。。
春がラスフレだけだったら、ほんと後味悪かったわ。
超しんどかったけど、アラフォーには感謝☆
そちらこそ、お疲れさま
   
アリス いいでしょ♪ 妙なニュアンスが入るけど
確かに、初回がリタイアしやすい場所だね。
何事もガマンが必要ってことだよ。
石の上にも3年、連ドラの上にも3回。
最終回はキレイに着地してくれたわ。
ラストのとうもろこし畑は、ドラマ史に残る名シーン

もう、夏ドラマ早過ぎるわ! 特に木曜日!!
ブロガーの迷惑も考えろって感じ。そりゃ、ワガママか♪
とにかく、お互いお疲れさまでした!
また来期もよろしくネ
   
   
>とおりすがりが定住!さん
   
アハハ(^^ゞ このお名前、先週のとおりすがりさんですね
自分の名前を書いてくれるように私が注文出したから、
「とおりすがりが自分の名前」って意味なんでしょう。
「とおりすがりだったのが定住した」って意味もあるかな。。
ま、いずれにせよ、これなら他のとおりすがりさんとは
区別がつきますね。どうも、どうも♪
    
これはまた、多彩なホメ言葉を頂き恐縮です<(_ _)>
そう。ウチは一片のドラマを目指してるんですよ。
つまり、もとドラマと関連する、もう一つ別の作品。
アラフォーは手抜き気味のレビューにすぎませんが、
味わって頂けて光栄です。
    
あっ、そこまで徹底した天海ファンでしたか。
他のテレビは見ないのに、天海が出ると見る。。
彼女は人気も実力もあるから、テレビとのお別れは
短いんじゃないでしょうかね♪
また機会がありましたら、遊びに来てください。
  
浅野と橋部。。橋部の方が緻密で僕の趣味ですね。
ただ、浅野の着眼点や吸引力も一応評価しています。
それでは、また。。
   
   
>メイさん
   
はじめまして  コメントありがとうございます☆
あっ、「パステルグリーンの自転車の並走」に
惹きつけられちゃいましたか! それは、嬉しいな (^^)
結局、アラフォーの中ではあのレビューが
一番キレイで独創的だったかも。
自分で言うな~!♪
   
そうそう。橋部は点を線できっちりつないで行くんです。
かなり後になってからでも丹念にお仕事する職人さん。
アハハ(^^) とうもろこし畑の描写、感動しましたか♪
あれは、「自転車じゃなかったじゃないか!」っていう
ツッコミ対策が3割入ってるんですけどネ。
ま、あとの7割は本気の解釈です。
    
高視聴率と言うより、好視聴率って感じで、
無理に数字を上げようとすることもなく、
マイペースで着実に成果を上げていました。
『僕の歩く道』と同じく、まさに優等生ドラマ。
もうちょっと不良が入ってもいいかも♪
   
そうですね。春ドラマはなかなか粒ぞろいだった感じ。
僕はアラフォーとラスフレとCHANGEしか
見てませんが、他にも気になるものは色々ありました。
夏ドラマがすぐ始まるっていうのがキツイんですけど、
ま、適度に力を抜きつつ、マイペースで頑張ります。
体調の心配までしていただいて、どうもどうも♪
それでは、また。。
   
   
>キッドさん
   
こんばんは ふふふ・・・これは巧みなコメントですね
細かく解説したくなるほどの出来ですが、
無粋だから差し控えておきましょう。
このやり方(=マナー)を理解できる人が何人いるかな♪
   
そうそう。スレチ(=スレッド違い)っていうか、
記事チ(=記事違い)だけど、『ビーチボーイズ』と
いう名作ドラマは、スタイリッシュなわけです。
全体の構成から、個々のカットまで。
それが無ければ、エモーショナルも活かされない。
脚本と演出その他の見事なコラボでした☆
・・と書いてもあんまし同意しないんですよね(^^)
   
そうなんですよ。こちらもスタイリッシュ!
スタイルor形、つまり部品からの全体的構成が上手い。
アハハ (^^ゞ 三本立てとか言うと、アンナちゃんが
「二本とちょろっと」とか突っ込んできそうだな♪
  
ま、これでも十分疲れて、体調もまた崩しちゃいました
今晩のラスフレはもうサボリたいなぁ。。
でも、ラスフレバブルの最後はきっちり形を作っとくか。
スタイリッシュなアクセス推移としてね♪
そちらに小バブルを起こしたかどうかは分かりませんが、
文字通り「ケタ違い」のアクセスは入り続けました。
あとちょっとで「2ケタ違い」になったほど☆
    
1日1万アクセスは、もう当分狙えそうもありませんね。
そんな事より、仕事やスポーツに力を注ぐべきだし。
せめてGoogleが冷遇を止めてくれればなぁ・・・
って、こればっか。。(^^ゞ
   
そうですね。アラフォーの方が2人の対立が明確。
ラスフレだとまるで「同志」みたいだったから♪
ほんと、喜多善男とラスフレでこれほど
極端に反応が違うとは、驚くばかり。。
似たような話で、同レベルのレビューなのに。。
   
僕ももう夏バテですよ。梅雨バテと言うべきか。
また本格的な風邪になってきた感じですしね。
   
マカロニは、フニャフニャしてて中身が空洞
なるほど! ザブトン2枚
「玉にキズ」で気が抜けて考える気にもならなくて。
「空洞と見られていた」とは思わないし、制作者の意図も
別ですが、形の上でユーモアが成立してました。
「中身が大切」と強調する男のあだ名が「空洞くん」♪
         
プラトン的愛は、建前的には「イデア的」な愛。
つまり「ideal」だから、観念的=理想的。
実際には、肉体的な同性愛に夢中なプラトンにとって、
プラトニック・ラブ(純愛)とは、観念的ではあっても
理想的ではなかった。ここが歴史の皮肉です。
ただ、死んでしまった師・ソクラテスへの思いは
まさに観念的=理想的だったのかも。
したくても何もできないから、疲れないし♪
   
キッドさんじゃなくても世俗の人は倍速とばし欲を感じるでしょう。
僕は、俗人であると共に浮世離れした側面も持ち合わせてるから、
投げ出したくなったり逆にリピートしたりするわけです。
     
「夏の扉」で検索すると、Yahoo!もGoogleも
松田聖子 が1位にヒットするんですね。
YouTubeの違法投稿には5つ星が付いてるし、
恐るべし、アラフォー・ママドル!
それでは、また近いうちに。。
って言うか、今晩すぐラスフレでしょ♪

投稿: テンメイ | 2008年6月26日 (木) 18時16分

テンメイさん、こんにちは~。
間違えてきちゃったわけじゃないですよ、アラ40もときどき見て、テンメイさんの記事も読んでました←読み逃げ、ごめんなさい(笑)。
ボーっと見てたタイトルバックはそんな意味だったのかとびっくり。最終回もいい感じ。好視聴率…その通りですね♪
春ドラマを通じてテンメイさんブログを知ったことも、私にとっては収穫でした。楽しませてくださって有難う!あまりドラマを見ないので、次ここにやってくるのはいつになるのやら。でもドラマ見なくてもテンメイさんのドラマ記事読むだけでも楽しめそう…、また近いうちに。お風邪、早く直してくださいね♪

投稿: aya | 2008年6月26日 (木) 18時40分

> aya さん
   
おやおや! 妙な所でこんばんは
あっ、ときどき見てたんですか。毎回じゃなくてね。
読み逃げしない人は数百人に1人くらいしかいないから、
aya さんは十分貴重な読者ですよ☆
面白いことに、いくらアクセスが増えても、コメントする人の
割合はほぼ一定。むしろ、千人に1人くらいに減ってるかも。
せめて100人に1人(=1%)に上げたいなぁ。。
        
タイトルバックは、まだまだ分析できそうな感じ。
細かい部分は、僕もすっ飛ばしてますからね。
「好視聴率」って表現はなかなかピッタリでしょ♪
   
「テンメイさんブログ」ってのが笑えるかも (^^ゞ
似た名前の所が幾つかあるんで、お間違えないように
ラスフレバブルでかなり名前は売れたと思うんですが、
ウチは1クールに1本か2本のドラマしか扱わないんで、
なかなか読者が定着しにくいんですよね。。
   
僕も、aya さんとお話できて楽しかったです☆
あんましドラマを見ないってことだし、忘れないようにご用心♪
ウチの存在を、心に刻み込んどいてください ^^
ネットだと、クリックだけですぐ再会できるわけですしね。
ちなみに僕は、実質的なドラマブログからの脱却を
狙ってます。今後、中身がちょっと変わるかも。
     
ともかく、See you later.また近いうちに。
お気遣い、ありがとうございました。。

投稿: テンメイ | 2008年6月27日 (金) 22時49分

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