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白い家への憧れ、永遠に~『ラスト・フレンズ』SPアンコール特別編

 もしもし 

 タケル?

 姉さん・・・

 元気にしてるの?

 オレ 家族が出来たんだ オレ 姉さんのこと 一生許せないと思ってた

 オレは今 大切な人たちと一緒に 姉さんの知らない世界で幸せに生きてる

 自由になれたんだ だから 今なら 許せると思う

 姉さんも幸せにね 

 (涙目で小さくうなづく)

 じゃ・・・

 (涙が一滴・・・)

         

           ☆          ☆          ☆

素晴らしい。見事なキレイごとだ!・・・とか書くと読者が減りそうだから止めとこ。

書いてるだろ!♪ いやぁ、でもマジメな話、助かったわ。『ラストフレンズ スペ

シャル アンコール特別編』なんて、やたら長い名前は付いてても、実際は予想

りほとんど総集編で、音声だけ聞きながら色んな雑用をこなせたし、記事を書

くのもラクだったもんね。体調悪いし時間もないし、こりゃラッキー☆

      

結局、特別編の名に値する新たな箇所は、5つの短い部分に分けられる。

    

 最終回ラストの5人(+瑠美)の写真を撮ったシーンをほんの少し。これは

   結果的に、先週末に発売されたノベライズ本のラストに合わせた形になった。

  

 1年後、イタリアから帰国したエリ(水川あさみ)オグリン(山崎樹範)が、

   シェアハウスで美知留(長澤まさみ)瑠可(上野樹里)タケル(瑛太)

   談笑、5つのカップで乾杯。どうせなら、テーブルの隅っことかに何気なく、

   宗佑カップをチョコンと置いといて欲しかったな。

    

 美知留が瑠美を連れて、宗佑(錦戸亮)の墓参り。その後から、宗佑に面

   倒みてもらってた直也(澁谷武尊)もお花を持って1人で登場。これは良かっ

   たね。 お花がキレイだったし、お墓の場所も見晴らしのいい高台。喪服姿

   の美知留もちょっと色気があった。そりゃ、不謹慎か♪

      

 以前、美知留が勤めてた、吉祥寺駅前の美容室「Niche」(ニッシュ)にオグ

   リンが行って、意地悪な先輩美容師・平塚令奈(西原亜希)に髪を切ってもら

   いながらお話。彼女は今でもDV男と一緒のようで、目の周りにアザができた

   状態で、わりと明るくお仕事してた。オグリンがあそこへ行くのも変だし、初

   対面の彼女とあれほど立ち入った話をするのはもっと変だけど、にも関わら

   ず、このシーンは評価できる。というのも、彼女の方が美知留よりもDVの実

   態をよく表してるからだ。

  

   前から何度もあちこちに書いて来たように、DVカップルというのは、ほとんど

   の場合はそのまま関係を続けるわけで、仲間が無理やり助け出してDV男が

   自殺するなんてのは、極端なフィクションにすぎない。オグリンとの会話の最

   後に、あの美容師が間接的に美知留に謝ってたのが印象的だった。自分と

   違って男に大切にされてるみたいだったから、「ムカついて、冷たく当たっちゃ

   いました」。一応、筋は通ってるし、悪役が軽く頭を2回下げたのも、このドラ

   マにふさわしい「キレイ」な終わり方だ。

    

   って言うか、要するに、来週からフジテレビの昼ドラマ『白と黒』で連ドラ初主

   演する西原をプッシュしときたかったってことでしょ♪ ほんと、フジは商売

   上手だね。ま、細かく稼いでも、ライブドア事件一発で大金が吹っ飛んだわ

   けだけどさ。

        

 タケルが、小さい頃に性的いたずらをしてきた義理の姉・白幡優子(伊藤裕

   子)を電話で許して、裕子は涙(この記事冒頭に引用した会話)。タケルは

   「家族」が出来て、心に余裕が生まれたらしい。これについては後でもう一度

   触れることにしよう。ちなみに、このトラウマについては、最終回レビュー

   P.S.6で簡単に説明しておいた。性に対する罪悪感を植えつけられながら

   も、その元になったトラウマ的記憶と快楽を直視できなかったから、罪悪感

   or 罪責感が性への恐怖に転換したわけだ。

    

  あと、タケルは奇妙な共生を続けてるわけだから、トラウマから脱出できた

  ことにはならない。「女性」と親しく接することができないからこそ、ルーク(=

  瑠可)という「男」と、その片思いの女性(美知留)と子どもとで、満足げに

  らしている。タケルの本当の脱出は、シェアハウスから脱出する時なのだ。。

             

          ☆          ☆          ☆

続いて、今回が本当のラスフレ・レビューの最後だから、最終回記事で書き漏

らしてる、個人的予想のチェックをきっちりやっとこう。私は、自分にとって都合

が悪い話からも逃げない。当たった時だけじゃなく、外れた時にもちゃんと「反

省」(reflect)するのだ。ただし、反省とは謝罪することでも間違いを認めること

でもなくて、省みること。自分の周囲を再び見ることにすぎない。
    
     

今からほぼ1ヶ月前の第8話記事の後半で、私はその時点での予想をこう書

いておいた。

    

  死ぬのは55%の確率でタケル。(45%で宗佑)

  瑠可はいずれ、第1話冒頭の時点で、遠く(おそらくアメリカ)に行くものの、

   最後に美知留と再会する。

  瑠可は結局、手術まで行かない(保留も含む)。

  宗佑は悪魔のままでは終わらない。最後までには、描き方が変わるはず。

  タケルのトラウマは、姉・白幡優子(伊藤裕子)の現実の性的いたずらに

   よるものじゃなく、タケルの幻想か勘違い。

          

その後、第9話終了時点で、①のタケルの死亡確率は58%まで上がったもの

の、残念ながら第10話で宗佑が自殺。タケルはまったく何ともなかった。つまり、

①⑤はハズレだ。ただし、今振り返っても、もっともな予想だったと思ってる。つ

まり、実際のドラマは最初から死ぬまで、宗佑を一方的に悪として描くもので、

恐ろしくバランスが悪いし、人間の見方としても浅薄だ。

    

幼い時の曖昧なトラウマの解釈に関して、当事者の一方(タケル)の言い分だ

けを正しいと決め付けてる点も、精神医学的にはレベルが低い。何度も書くけ

ど、精神医学は100年も前から、そうした当事者の言い分がしばしば幻想に過

ぎないことについて考察を積み重ねて来てるのだ。

     

あと、先日のノベライズ本記事に書いたように、ほとんど自傷行為に見えた、タ

ケルのアイスピック92回連続突き刺し(第7話)が、脚本家の浅野妙子による

ものじゃないっていうのは、ハッキリ言って騙されたような気分だ。あれはどうも、

演出の遠藤光貴(今回も担当)がその場の気分でやったことみたいで、だからこ

そ、後の浅野の脚本でもドラマの演出でも、完璧にスルーされちゃってるわけだ。

    

ま、話がズレるけど、そもそも浅野の伏線回収も、わりとアバウトだけどね。第1

話冒頭のモノローグなんてのがいい例だし、瑠可の手術願望やアメリカ行きの夢

だってそう。『Around40』の橋部敦子が、きっちり「パステルグリーンの並走」で

統一したのと比べると、大違いだ。

          

続いて、予想の②は半分的中としとこう。瑠可はどこにも行かなかったけど、最

後に美知留と再会した。この再会については、まだ瑠可が死ぬと思ってた人が

多かった第1話終了時点で、早くも予言してたことだ。瑠可は、美知留の妊娠の

時点ではアメリカに行ってなかったけど、今回アメリカ国旗をアクセントにしたシャ

ツを着てたから、この1年の間に行ってきたとも考えられる。

ま、今さら手術もないだろうから、モトクロスってことになるだろうけどね。だから、

予想の③は的中♪ 瑠可はカウンセリングを受けただけだ。大山鳴動って感じ。

          

最後に、予想の④は半分的中としとこう。これでトータル40点(0点、0点、10点、

20点、10点)、つまり落第だ。それはともかく、私としてはもっと大胆に、宗佑の

描き方が変わることを思い描いてた。実際のドラマでは、遺書を書いて自殺した

時点で、悪い男から可哀相な男へと変化。その後の美知留の態度も、号泣&自

殺未遂&出産&墓参りと、宗佑を単なる悪者扱いしないものになってた。その意

味で、宗佑は「悪魔のままでは終わらな」かったのだ。

    

          ☆          ☆          ☆

単なる総集編で、これだけ書けば、もう十分だろう。私はこの記事の最初に、冗

談めかして「見事なキレイごとだ!」と書いたけど、あれは本音だし、このドラマ

の核心でもある。

     

結局このドラマは、白い家(white house)に住む一方的な正義を描いたことにな

るのだ。今回で、悪はすべて滅びたのだ。宗佑は既に自殺している。白幡優子

は許されて涙を流した。意地悪先輩は反省を口にして頭を下げた表面的には

現代風ドラマでも、本質的には『水戸黄門』。善悪をハッキリ分けて、善の集団

(ご一行)が悪を倒し、視聴者がスッキリする。古来人気の勧善懲悪ストーリー。

     

美知留(とオグリン)を除いて、他のメンバーは、自分にも非があるかもとは全

く考えてない。脇役のエリはほんのちょっと罪の意識を見せてたけど、中心の

瑠可とタケルは「若すぎる」キャラだった。特に瑠可の若さは、第1話から既に

明らかだろう。美知留のためなら、雑貨店KEYUKA(ケユカ)でタケルを突き飛

ばしてカップを割っても謝りもしないし、こっそりキスまでしてるのだ。美知留が

それを受け入れないことを十分承知した上で。あの瑠可のキスもDV(ドメスティッ

ク・バイオレンス)だということに、本人も視聴者の多くも気付いてないだろう。

この1年とか今後にも、当然考えられることのはずだ。

           

第9話で、宗佑から美知留へのラブレターを勝手に燃やした時にも、エリと違っ

て罪の意識はない。ひたすら自分の欲望にしたがって生きて、それを他のメン

バーや家族が温かく受け止め、活躍を称賛してるのだ。おまけに、途中まで性

同一性障害とか性別違和症候群とか騒いでた設定もいつの間にか雲散霧消。

葛藤のない同性愛者という、極度に理想的で楽観的な存在として終了した。こう

した瑠可の描き方が、折角の上野の熱演に水をさすものなのは間違いない。

               

なお、美知留(とオグリン)だけが世間的に不評だったのは、偶然じゃないだろう。

彼らは、水戸黄門ご一行の中では異端だったのだ。自分の弱さや愚かさを十分

知ってるがゆえに。もちろん、現実社会では彼らの方が普通。水戸黄門ご一行

の中心3人(ご隠居、助さん、格さん)は浮きまくりで、京都の映画村にでも行くし

かないフィクション=虚構の存在なのだ。

     

それでも、人は永遠に水戸黄門を見続ける。ましてや、現代風に、白い家と若く

て好印象の登場人物が映し出されるなら、黒い存在などすっかり忘れて、二分

法の片側だけに夢中になるわけだ。既に第6話で、エリが「人間は白か黒だけ

じゃない」と語ってるにも関わらず。また、来週からは意地悪美容師が「白と黒」

を併せ持った普通の人間を演じるにも関わらず。そして更に、このドラマの中心

が、男か女か分からない存在による、恋愛か友情か分からない人間関係なの

にも関わらず。。

    

二分法、あるいは二元論は、今日も世界で健在だ。それでも、あえて注意を促し

ておこう。白い家はすぐに汚れるし、よく見れば既にあちこち汚れはある。実は、

汚れが目立たない黒い家、あるいは灰色の家の方が、長い目では見栄えがす

るかも知れないし、深夜になれば、何色の家でも同じことなのだ。

            

結局すべての人間は白くないし、孤独な存在だ。でも、この事実があるからこそ

逆に、白い家への憧れは続くだろう。人類の共同幻想として、まさしく永遠に。。

      

それでは、またどこかで、いつの日か。。☆彡

       

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.最後のミチル&ルカ&タケルのトリプル・モノローグは、本編最終回ラスト

    とほとんど同じだ(前回記事の冒頭に引用)。ただし、「マイ・ディアー・フレ

    ンズ」の前の「永遠に」という言葉だけは、今回付け加えられたもの。だか

    ら、この記事で活用したわけ。ちなみに、ノベライズ本にはこの言葉が既

    に載ってたし、さらに他の言葉も書いてあった。

     

P.S.2 結局、最優秀男優賞は錦戸亮最優秀女優賞は長澤まさみに決定☆

      この2人の演技こそ、総合的な意味で「ハイレベル」だった。

      

P.S.3 瑠美のカップは、小型の美知留カップになってたけど、私なら当然、宗

      佑が美知留にプレゼントしたカップにする。ま、一般ウケ狙いの可愛い

      演出なのは分かるけどさ。

       

P.S.4 過去の映像を使う時、音楽や効果音を変えてる部分が何箇所かあっ

      た。ま、細かい比較はどなたかマニアックな方におまかせ♪

      

P.S.5 いやぁ、先週までと比べると、今晩はアクセスが激減しちゃってるな。

      冷静に見ると、まだかなりの多さなんだけど、それが凄く少なく感じる

      ほど、先週までのラスフレバブルは強烈だった。いよいよこれで本当

      に、バブル崩壊。ま、もともとウチは単なるマニアックサイトだから、初

      心忘るべからず。また地道に頑張っていくだけだ。泡沫=うたかたの

      ような賑わいを見させてくれた『ラスト・フレンズ』。どうもありがとう♪

     

P.S.6 今はなきラスフレバブルを偲んで、記念の記事をアップした。

         さらば、ラスフレバブル・・♪  ☆彡

     

cf.『ラスト・フレンズ』第1話、軽~い感想♪

   『ラスト・フレンズ』第2話、軽~い感想♪

   被害者としてのDV男・宗佑~『ラスト・フレンズ』第3話

   宗佑に再び負けた瑠可~『ラスト・フレンズ』第4話

   ボーダーライン・カップルの崩壊~『ラスト・フレンズ』第5話

   人間は白か黒だけじゃない~『ラスト・フレンズ』第6話

   タケルのアイスピック~『ラスト・フレンズ』第7話

   瑠可(上野樹里)の性別違和症候群~『ラスト・フレンズ』第8話

   ルーク vs 宗佑、最終章へ~『ラスト・フレンズ』第9話

   宗佑の死、ドラマの終焉~『ラスト・フレンズ』第10話

   共生を選んだビーチボーイズ~『ラスト・フレンズ』最終回

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   さらば、ラスフレバブル・・♪

   『ラスト・フレンズ』ノベライズ本の内容

   『ラスト・フレンズ』ノベライズ本とアンコール特別編

   『ラスト・フレンズ』最終回、宗佑(錦戸亮)の遺書全文

   『ラスト・フレンズ』特別編or総集編と放送回数

   『ラスト・フレンズ』コミック版(竹田ミト)について  

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害に関する情報

   『ラスト・フレンズ』瑠可(上野樹里)の同性愛と性同一性障害・2 

   春ドラマ2008、期待のレビュー候補3本☆

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コメント

こんにちは。

特別編、子供が寝グズって観れませんでした(´д`*)

しかしやはり総集編ばかりだったようで…。
そしてやはりキレイゴトで終わったようで…。
ある意味、ドラマらしいドラマでした。


テンメイさん、具合が悪いのにお疲れ様でした。
お大事にしてくださいね。

投稿: かずっち | 2008年6月27日 (金) 11時16分

やっほ~

>結局このドラマは、白い家(white house)に住む一方的な正義を描いたことになるのだ

そうなの、そうなの!そうなのよ
私の不満はココにあるの。

>美知留(とオグリン)を除いて、他のメンバーは、自分にも非があるかもとは全く考えてない。

うん、うん。
だから特別編のラストシーン!みんなであのコップを持って乾杯する平和で楽しいシーンが、私には笑顔になれなかった。
悪が滅びて(宗佑の自殺)平和を取り戻したかのように見えたのか・・・うちのお母さんは「ハッピーエンドで良かったね」だもん(苦笑)
違うのにな~

でも、10話まで楽しく見れました。
アクセス数も半端じゃなかったし
なかなか刺激的な春ドラマを堪能しました。
お疲れさま~!

投稿: アンナ | 2008年6月27日 (金) 16時37分

西原さんの番宣だったんだ。ちょっと苦手なタイプなんですよね。
自分は1話の冒頭で瑠可が死んじゃうんだって思わせられるやり口にまんまと騙されたからなぁ・・・。
だったら瑠可は男になってタケルを追い出してくれないと・・・。こんな形のハッピーエンドは望んでなかったのに!!
テンメイさんが納得ならいいけど・・・。お大事に!!

投稿: お気楽 | 2008年6月27日 (金) 18時40分

30代の野心家そうなPなので
期待をして見続けましたが
今回はキャスティングとバンセンに
のみ チカラをみせてもらえた様な

特別編はタケルが地味な編集で
ベテラン脚本家はタケル押しで(推し?)で 若手P・Dは宗佑美知瑠
で わずかに気が合わずあの最終回かと勘繰ってみました

脚本家もPもどちらも登場人物を
駒として もてあそび過ぎていて
愛情が足りないように思えました

愛ですよ テンメイさん
ご自愛ください

投稿: べっち | 2008年6月28日 (土) 01時25分

>かずっちさん
  
おはようございます☆
そうですか。。それは残念・・でもないかな♪
ま、特別編だとDVDでどうなるかビミョーだから、
再放送があればご覧になっといてもいいかも。
   
確かに、ドラマらしいドラマかも知れません。
終盤で評判を落としたけどトータルでは大成功ですしね。
連ドラは継続して見させるのがポイント。
その意味では、巧みな構想とプチ・サスペンスでした。
    
ご心配どうも。本気で疲れましたよ (^^ゞ
しばらく静養したいのに、すぐ夏ドラマ。
初回は夏休みモードで手抜きしようかと思ってます♪
   
   
>アンナちゃん
   
やっほ~
何か、最近ちょっと変わってきたね。
大人の見方になって来た感じ。いい傾向だ
レビューも進化してると思う。ヨイショ!^^   
   
あの典型的な「ハッピーエンド」のラストで、
笑顔になれるかどうかは大きな分かれ目。
腹が立つこともないけど、寒いものは感じたね。
瑠可が美知留と一緒に墓参りしてれば多少マシだったかも。
お母さんが笑える! しっかり教育するように
決して良くはないもんな~
   
まあ、ある意味「楽しめた」のは確かだよ。
アクセス数は原油価格なみの大暴騰だったし、
春クールは刺激的だった
そちらこそ、お疲れさま~
   
   
>お気楽さん
   
西原亜希の使い方、明らかに強引だったでしょ!
変だなと思ってたら、来週から新ドラマ主演の情報。
大きく納得しちゃいましたよ
僕はそんなに苦手でもないな。
外角低めのぎりぎりストライクって感じ。そりゃ失礼か♪
アハハ(^^) 1話冒頭、お気楽さんも騙されてましたね。
まあ、ある意味、巧みなドラマでした。
   
そうそう。瑠可が、世話になったタケルを追い出して、
美知留と2人きりになるのを狙うってのはアリ
エリ&オグリンも、新居に移ってもらって。
瑠可は最初から、美知留のことで頭が一杯だしね。
   
納得って言うか、そんなに不満は無かったって印象。
フジのスペシャルなら、こんなもの。想定内です。
お気遣いどうも。とにかく疲れ切ってます。。
    
P.S.社長怒られちゃった情報、どうも♪      
   
>べっちさん
   
おや、「べぇ」さんが改名したってことですかね♪
ほぅ~、30代の野心家そうなP。。なるほど。
どうもプロデューサーの仕事って分かりづらくて。
キャスティングは成功☆ 番宣は全く知らないんですよ。
   
タケルが地味な編集ってのは、総集編部分でしょ。
新たな部分では目立ってますから、四番手としては
あんなもんだと思いますけどね。
美知留、瑠可&宗佑、その次がようやくタケル。
愛情ね。足りないとも言えるし、特殊な愛とも言えます。
視聴者や当事者への愛が強かったのかも。
   
ま、ともあれ、やっぱり愛でしょう。
とりあえず自己愛でゆっくりしたいと思ってます。
と言いつつ、そんな余裕もありませんけどね ^^;

投稿: テンメイ | 2008年6月28日 (土) 06時29分

テンメイさん、こんにちは~!
今日のお出かけは2箇所でスキニーのGパンにするか
ワンピースにするか迷ってます~。
テンメイさんも早く具合よくなってねぇ。

白い家の一方的な正義ですか。うん、座布団あげたいね!!
このドラマが勧善懲悪になるとは思ってもみませんでしたね。
何らかの問題をなげかけたと受け取っていたのに最後はキレイごと。
納得しない視聴者でブーイングの嵐ではないでしょうか。
イジワル先輩は昼ドラの主役。良かったですね。
監査法人でも内部告発者を演じてましたよ。
悪を演じた後はいいものが回ってくるのね。
錦戸亮君も次はすごい役に抜擢されそう。
これも白黒の法則ですか(笑

>最優秀男優賞は錦戸亮、最優秀女優賞は長澤まさみに決定

そうなの?男優は納得としてもたいていの人は女優賞は樹里ちゃんを選ぶと思うのよ。
そこが見方の違いですか・・。
いや考えようによっては美知留の役こそ難しい?
地で演じてるともっぱらの評判ですけど・・(ああ辛口・・ゴメン)

ともあれ終わりましたよ。
夏ドラマはお休みがないのね。
来週はPちゃまが登場。
どうぞよろしくお願いします~♪ペコリ

投稿: エリ | 2008年6月28日 (土) 09時32分

テンメイ様、こんにちは。

レビュー的には総集編があって
オーソドックスにまとめられたところが
ラッキーという感じでございましょうか。

この作家の場合
映画「NANA」があるので
退廃的なミュージシャンへの
漠然とした憧れみたいなものが
臭うのでございますね。

グラスでも決めてりゃいいのさ・・・
ステージで爆発
ベッドで沈没
ドロドロがステキ・・・みたいな。

その破滅寸前を
ハッピーエンドみたいな
締めくくりで閉じる。
その気持ち悪さに
お茶の間は眉をひそめる・・・という感じ。

キッドは逆に
やるなあ・・・と関心しましたよ。

まあ・・・長澤は主演で
女子に嫌われる役を淡々と演じたので
やはり最優秀女優賞は
当然でしょう。

で・・・一般投票では
最後まで「男」になりきれなかった
上野樹里が
人気を集める・・・特別賞というところ。
・・・なのかもしれません。

どちらが得なのか・・・
人気稼業の難しいところです。

前にも書きましたが
西原亜希は水崎綾女と
似ている気がいたします。
・・・そこかよっ。

バブルの後の失われた十年は
恐ろしいですが
テンメイ様の場合は
高度成長の入り口なのでは
ないかと考えます。

まだまだピークは先。
このクールであがった
平均アクセス数の
倍増までは確実に
伸びていくでしょう。

まあ・・・あくまで悪魔の予言ですけど。
さあ・・・夏ドラマ・・・
天使の選択が楽しみでございますよ。

投稿: キッド | 2008年6月28日 (土) 15時25分

名前の件 失礼しました
いい加減な奴です ごめんなさい

投稿: べっち べぇ | 2008年6月29日 (日) 01時16分

>エリさん
  
こんばんは~
最近、週末のお出かけが恒例になってますね。
「Open the door!」(懐かしのギャルサー)。
なかなかイイんじゃないでしょうか♪
    
スキニーのGパンかワンピース。。萌える~~
どうして迷ってるのか想像すると、一段と萌える
来週は、タンクトップにショーパンとニーハイで
お願いします。あっ、ヒラミニやタイトミニもOK
聞いてない? あっ、そう♪
  
それはそうと、お気遣いどうも。
具合が悪くても、土曜もしっかりお仕事。
あ~、白馬に乗った王女様が現れないかな。。♪
   
さすがエリさん! 白い家の一方的な正義に
食い付いてくれましたか♪
この正義は人気も力もあるからこそ、
草の根でゲリラ的に抵抗する必要がある。
すると結構、正義も疲弊するわけです。
政治的すぎるかな♪ ベトナムかよ!
   
このドラマも、本来なら混沌とした世界を描くはず
だったのに、いつの間にか平凡な秩序へと堕落。
陰に「政治的」な力を感じますね。。
   
意地悪先輩は地道にステップアップしてるようで、
なかなかの存在。『監査法人』は見るヒマなくて。。
錦戸亮はすごい役の前に、いい人の役で
イメージ回復しといた方がいいかも。
   
アハハ(^^) 女優賞、いいツッコミですね。
もちろん上野樹里人気は分かってるし、
僕自身も第1話ですぐに絶賛してます。
ただ、そこには『のだめ』からのイメチェンの驚きが
かなり入ってるでしょ(朝日のレビューもそう)。
あと、やっぱり美知留の方が難しいと思いますよ。
たとえ地で演じてても、現れたものの価値は同じこと☆
    
休みが無いから、終わったって感じがなくて。。(^^ゞ
早くもPちゃまですか う~~ん。。
キャストはいいんだけど、ヘリコプターの医者ね。。
おまけに水戸黄門・現代医療ヴァージョンの脚本家。。
ま、来週のエリさんの服装・・じゃなくて、
初回の内容を見てじっくり考えます♪
   
   
>キッドさん
   
こんばんは そうそう。総集編に近かったおかげで、
オーソドックスなまとめ記事をアップできました☆
   
『NANA』ね。「グラス」って、あの葉っぱか。。
名前を書くとまたTBやチェックがウザくて・・♪
なるほど。気持ち悪さの認識はフツーに持ってても、
最後の感受性がキッドさんは違うんだよなぁ。
   
長澤まさみ 、イイでしょ。本気でプッシュしてます☆
上野は特別賞か敢闘賞って感じ。
人気稼業としては、一般ウケも重要でしょうが、
制作者ウケも重要。2人の損得はビミョーでしょう。。
   
アハハ(^^) またキューティーハニー関連ね。
よっぽどのお気に入りのようで♪
公式サイトの写真を見る限り、そんなに似てるとも
思わないんですけど。映像だと似てるのかな。
ちなみに僕的には、元祖キューティーハニーの
如月ハニー(変身前)が好み。お嬢様っぽくて♪
    
いやぁ、高度成長の入り口と言ってもらえるのは
お世辞でも嬉しいんですが、高度成長には
ちゃんとした裏づけがありましたからね。
ウチはまだ、Yahoo!への他力本願が中心。
もっと地力=自力をつける必要があります。
   
個人的趣味としても、ドラマファンに依存してる
今の状況ってのは、不本意なんですよね。
ドラマの記事じゃなくて、テンメイの記事を
読みに来る人をもっと増やさなきゃ!    
       
夏ドラマより、夏休みが欲しいなぁ。。(^^ゞ
    
  
P.S.そちらのレス。オペラ座の怪人って、
    恥ずかしながら名前しか知りません
    でしたが、興味をそそる話ですね♪
    シェアハウス=オペラ座。実に面白い!
   
   
>べっち べぇさん
    
これはこれは、ご丁寧にどうも。
べぇさん=べっちさんってことで、了解しました。
これ以上、名前は増やさないでくださいネ♪

投稿: テンメイ | 2008年6月29日 (日) 04時37分

テンメイさん、こんばんは。

すみません。名前は半角が正解です。といっても最初にそうしただけで特に深い意味はないんですけど。自分ではずっと半角にしていたつもりだったんですが、なってなかったんですね。気をつけます。

「特別編」は宗佑の出番が多いのでびっくりしました。作り手の気持ちが伺えた気がしましたね。

私も当初の構想からはどんどんずれていった気がします。もっと面白いもの(あくまで好みの問題かもしれませんが)になっていたと思うんですが、そうなると視聴率は取れていないかもしれませんね。番組的には成功なんでしょうね。

1年半後のシェアハウスのシーンがなんか気持ち悪くて、、、。息苦しさを覚えました。外へ出て深呼吸したい感じでしたわ。

瑠美は、私には宗佑のおもかげが感じられて、宗佑のDNAを色濃く受け継いでいる気がしました。成長してはたして瑠可に対してどういうふうになるのか、愛か憎しみか、ちょっと妄想したりしてます。

なにはともあれ、終わったわけですから、おつかれさまでした。

夏ドラマは久々面白そうなラインナップですわ。「コードブルー」にしてほしいですけど、テンメイさん、苦手ですか。エリさんへのコメントでなんとなく納得しました。でも、できるならお願いしたいですけど。

投稿: youko | 2008年6月29日 (日) 20時58分

> youko さん

こんばんは。名前の話への応答、どうもです
やっぱ、半角が正解でしたか。
僕自身、プライベートで似たような指摘を
受けて、エッ?と意表を突かれた経験があるんですよ。
あと、似たお名前の方がいらっしゃるもんで。
   
あっ、特別編って、そんなに宗佑が出たんですか。
いや、総集編部分はロクに見てなくてね。。(^^ゞ
映像も音声も、かなり変わった編集だなとだけ
把握した後は、耳だけで聞き流してました。
細かくチェックすると面白いかも知れません。
   
そうでしょ。ズレてますよね、当初の構想から。
あるいは、ズレが目立つと言うべきか。
もっと内容的に「挑発的な」問題作だったはずなのに、
何とも穏やかなヒット作にまとまってます。
その退屈さを、宗佑1人にカバーさせようとした感じ。
番組的な成功は、目先の視聴率だけじゃないですからね。
大きな目で見ると、むしろ失敗気味だったかも。
社長が謝るハメにもなったらしいし♪
    
1年半後? エッと思って、色々調べちゃいましたよ♪
確かに、エリさんとか、あちこちでそう書いてますね。
ドラマではそんな話はないけど、しっかりした
情報源で言うと、フジテレビのめざましテレビの
サイトにそう書いてました。
    
ってことは、宗佑の2回目の命日か。
オグリン夫婦が「1年ぶり」ってのは適当でいいけど。
1年半前に宗佑の子供・瑠美が生まれたんでしょ。
すると、受精は2年4ヶ月前ってことだから、
宗佑が死ぬ4ヶ月前の子供。
それは、産婦人科の話と合わないですね。
    
ってことは、1年2ヶ月後が正解でしょう。
まあ、ともかくあの白い家は良くないですね。
   
エッ、瑠美に宗佑の面影? ほぉ~。。
ほんじゃ、似た顔の子供を選んでるのかな。
ソウスケ遺伝子が頑張ってるわけか♪
それは今後、ホラーの続編ができるかも(^^)
   
ともかく、春は思いっきし疲れちゃいました。
これですぐ夏とは。。コード・ブルー攻撃が多いし♪
いやぁ、ブログが無ければ見ないドラマでしょう。
脚本家を抜きにしても。う~んって感じ。
ただ、他に抜きん出たドラマがあるわけでもないし。
とりあえず、期待せずに第1話を見てみますよ

投稿: テンメイ | 2008年6月30日 (月) 01時44分

テンメイさん、はじめまして。
最近ラストフレンズを見て、ここにたどり着きました。

当時は、話題になってるな位にしか思っていませんでした。実際みて、内容も性同一性障害やDVについての葛藤だったりを描いていて衝撃を受けました。
今現在、LGBTやDV,モラハラなどとメディアに登場していますが、放送時にはあまり社会的関心が無かったと思います。
このブログを読む前は、宗佑がかわいそうだったけれど、みちるがDVや共依存から愛する人々の力を借りて自立して(途中だけれども)良かったな。と思っていました。

しかし、このブログで、鍵などの小道具についてや、1話目からのルークvs宗佑、最後に白い家のシェアハウスに帰ることなど、を読んで面白く感じました。

1話目の感想で
>同棲やシェアハウスの鍵は、「ドア」を開ける道具であると同時に、占める道具でもあるんだよな。マグカップのデザインやタイトルバックも含めて、手錠や牢獄の鍵のイメージになってた。

と、総集編の感想
>結局すべての人間は白くないし、孤独な存在だ。でも、この事実があるからこそ逆に、白い家への憧れは続くだろう。人類の共同幻想として、まさしく永遠に。

と書いてあったように、最後には3人でシェアハウスに帰ることは果たして良かったことなのかと考えが改まりました。

モヤモヤが残っていましたが、浅野妙子書き下ろしで、「空―ラストフレンズその後―」を読んで私は納得できました。特にこのブログをを読んだ後だったのでスッキリしました。
ぜひ、テンメイさんの感想も聞きたいです。


ドラマをこんなにも深く見ることができるとは、本当に驚き、感化されました。私もこのようにドラマを楽しめる様になりたいと思いました。

だいぶ前の記事に長い感想を書いてごめんなさい。
それでは。

投稿: ひよこ | 2015年12月20日 (日) 23時51分

> ひよこ さん
  
はじめまして♪ 
コメントありがとうございます。
可愛いお名前で、本格的な内容ですね
   
7年半前のドラマだから正直、よく覚えませんが、
今から考えても衝撃的だし先駆的なテーマ。
確かに当時、LGBTは無名でしたね。
今でも知らない人が多いと思うけど、
言葉はあちこちで見聞きするようになりました。
  
鍵は「占める道具」と僕が書いたのかと思って
慌てて調べちゃいましたが、「締める」ですね♪
まあ、鍵を締めるというのは、家や人を占める
(占有する)ことにもつながります。
 
それにしても、自分の7年半前のレビューを読むと、
文体の違いに驚きました。ちょっと恥ずかしい (^^ゞ
青いけど若い、強烈な自己主張。。
  
   
・・・って話はいいとして、浅野妙子の
『空──ラスト・フレンズその後』(扶桑社)
まったく知りませんでした(多分♪)。
  
ひょっとして、忘れてただけかな? 
でもドラマの2年後の出版なんですね。大胆な企画。
それでいて、アマゾンのレビュー評価はやたら高い。
  
早速、「なか見!検索」で読みました。
最初の6ページしかないけど(笑)
冒頭としては、いい流れを作ってると思います
つまり、奇妙な共同生活のひずみとか、
その外側に出ようとする思いが描かれてますね。
  
みちるが、タケルや宗佑とは違うマッチョな男に
魅かれる気持ちはよく分かります。
「どうしても埋まらない寂しさ」をいくらか埋める
存在としては、DV男より体育会系男子の方が健全♪
白い家より、明るい秋の日を胸いっぱい楽しむ方が自然
  
まあ、最初の6ページしか読んでませんけどネ。
案外この後、祐二が豹変するとか、
ルークとタケルがみちる達を攻撃するとか(笑)
  
色んな紆余曲折を経て、結局みんな、
白い家を出て、それぞれの「空」に飛び立つ。
『ビーチボーイズ』の展開
   
ルークとタケルが結ばれるなんて展開より、
普通の親友3人に戻る方がいいんじゃないかな。  
とか言いつつ、物語をあんまし覚えてませんが (^^ゞ
   
   
今さらネタバレを嫌がる人もいないだろうから、
ひよこさん、良かったら、ここに
本の簡単なまとめを書いてみませんか?
僕も含めて、読みたい人は結構いると思いますよ。
  
ごく簡単な全体的あらすじでもいいし、
本格的なまとめやレビューでももちろんOK。
後者の場合は、ひよこさん執筆の別記事として
アップし直しても構いません。
で、僕が読者コメントを付けるとか♪
  
ま、それはお任せするとして、とりあえず懐かしい
記事への興味深いコメント、どうもでした
ではまた。。

投稿: テンメイ | 2015年12月22日 (火) 00時37分

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