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折られた鼻との向き合い方~『コード・ブルー』第2話

 お疲れ

 当直?

 うん 

 悪いけど 私 全然ヘコんでないし 反省もしてないよ

 今回は運が悪かっただけ だって 現場にもう1人なんて予想しないでしょ

 そうね

 次だ 次 これでもう 要領分かった

 良かった 思ってたより元気で

  (・・・沈黙・・・)

 あんた バカじゃん・・・こんな時でも キレイ事ばっか バカみたい

 現場に 藍沢が来た時 正直ホッとしたんだ 自分が責任取らなくていい

 藍沢がやってくれるって 私 あん時 患者から逃げたんだ

 そっか・・・

 フーッ・・・ 最低だよ 私 最低 ・・・シュン・・・

 立派だよ 飛び込んだでしょ 自分で自分から患者に向かって行った

 私は 出来なかった だから その勇気は 立派

 ・・・キレイ事ばっかの優等生に何が分かるの?

 キレイごとばっかって 自分はウソつきじゃない?

 うるさいよ♪

 うそつき カッコ悪♪

      

          ☆          ☆          ☆

いやぁ、『シバトラ』面白かったなぁ♪ さすがはクセのない中堅俳優、藤木直人。

色々と大変な時期だと思うけど、さらに上のレベルを目指して、挫けず頑張って! 

エッ? 『コード・ブルー』のレビューだろって? そりゃ、失礼♪ ハイハイ、ちゃ

んと見たから大丈夫。

     

で、第2話だけど、これってどうよ?とか、みんなに聞きたくなるわな♪ 山P=

山下智久のファンはともかく、フツーの視聴者にね。私は正直、ブログが無けれ

ば、途中で見るのを止めてたかも。ま、別に珍しいことじゃないし、卓袱台は投

げなかったけどさ。実際にはブログがあるから、我慢して見続けるし、レビュー

も一応そこそこに書くわけよ。これがブロガー魂ってもの。

     

総務省・情報通信政策研究所の実態調査によると、2008年1月現在の国内の

ブログ数は約1690万! 熾烈な生き残り競争を勝ち抜くのは大変なことなのだ。

いや、何で生き残らなきゃなんないのかっていう根本的な話はあるんだけどさ。。

     

ま、それはともかく、このドラマはやっぱ、「群像劇」にちょっと近い構想なのかね。

それぞれ独自のストーリーを持ってる複数の登場人物を一つにまとめた作品って

こと。2回見た限りで言うと、山Pのプロモーションビデオって感じはないもんな。

『クロサギ』はもちろん、『プロポーズ大作戦』と比べても、山Pの扱いが小さいの

は明らか。『1ポンドの福音』の亀梨和也の扱いと比べても、違いはハッキリして

るだろう。

     

ウチは一応、過去の経緯から、山Pと亀梨と藤木の3人は特別扱いしてるんだ

けど、もちろん山下ファンではないから、緋山(戸田恵梨香)白石(新垣結衣)

藤川(浅利陽介)に光が当たるのは望むところだ。三井(りょう)が患者を死な

せて損害賠償請求の被告になってるとか、黒田(柳葉敏郎)が奥さんか誰かとの

関係を引きずってるとかも(予告からの想像)、全然OKだろう。ただ、オムニバス

じゃないんだから、もうちょっと全体をまとめて欲しいね。脚本家・林宏司プロ

デューサー・増本淳の共同責任かな。

    

まとまりが足りないように感じる原因は2つまず、今のところ、中心の4人のフェ

ロードクターの結びつきが弱いから。例えば今回、藍沢(山下智久)と緋山の仕事

は結びついてたけど、白石の鼻曲がり女(醜形恐怖症)や藤川の「ブラ男」(骨折

&パニック障害or閉所恐怖症)は、表面的には全く別の症例だった。

                

ストーリーの流れの上で結びついてないものを、あえて結びつけるには、テーマ性

の表現が有力な手段になる。ところがこれも弱かったっていうのが、まとまり不足

の2つ目の原因だ。ここをもっとハッキリ示しとけば、遥かにスッキリした印象になっ

てただろう。要するに、鼻を折られた自分と上手く向き合うこと。これが今回の中心

テーマなのだ。

     

藍沢は、救急患者・西口八重の処置が甘かったために、死の危険と向き合わせ

てしまうハメになった。白石は、前回のドクターヘリ搭乗で何も出来なかったのに

加えて、今回はフライトナースの冴島はるか(比嘉愛未)にまでボコボコに鼻を折

られて、途中で白旗を上げてしまったほど♪ 緋山は胎児心拍(?)の重要な論

文に関わったとか見栄を張って、実際の胎児にはほとんど対処出来ず、1秒を争

う救急現場で藍沢と交替するハメになってしまった。藤川なんて、いまだにドクター

ヘリに乗せてもらえず、一般病棟を任されてしまってる上に、緋山の陰口を言って

藍沢に強くたしなめられてしまった。

    

で、結局4人はどのように、自分の折れた鼻と向き合ったのか。藍沢は患者が落

ち着くまでずっと見守って、田所(児玉清)に任せることなく自分で家族に謝った。

さらに、失敗に臆することなく現場への志願もして、見事に成功した。白石は、緋

山に自分の情けなさを告白すると共に、鼻の形成手術を拒んでた患者・横田英子

をボコボコにする言葉で、見事に病んだ心を動かした。ちなみに、その荒療治の

伏線が、最初に患者を診た時の、鼻つまみ&「痛い、痛い!」ってわけだ。不親

切な表現だけど、形は一応出来ている。

              

緋山は、ヘリでの帰還を辞退して、1人で電車に乗って長時間の反省を終えたあ

と、さらに自分の情けなさを白石にさらけ出している。この時の2人のやり取りが

爽やかで可愛かったから、この記事の冒頭に引用しておいた☆ 欲を言えば、あ

のシーンの最後は、白石の笑顔じゃなくて緋山の泣き笑いにするべきだった。細

かいけど、演出の西浦正記のミスでしょ。ドラマ全体で言うと、白石の方が中心。

でも、今回とかあのシーンに限るなら、緋山が中心なんだから。

       

それはともかく、残る藤川も見てみると、彼はヘリに乗れなくてもくさることなく、親

身になってヤッちゃん系ブラジャー男の面倒をみてた。窮屈なMRI(磁気共鳴断

層撮影装置)に入るのを恐がってパニックを起こす男に、認知行動療法の一種

である暴露療法(狭いトイレへの閉じ込め練習)を受け入れさせて、交換条件とし

て自分もブラを付けてたし、自分の責任でブラを付けたままMRIを受けさせてた♪

「それが、僕のミッション」なのだ。ま、滑り気味の脚本&演出だけどね。

          

もっと言うなら、実は4人の医者だけじゃなく患者も、鼻を折られた自分と向き合っ

てる。鼻折られ女は、自分の要望で殴ってもらったことを告白した上で、修復手

術を受けることにした。ブラ男は、みんなにブラを見られてしまって、ボコボコに

鼻を折られたにも関わらず、ブラを付けたまま藤川にも勧めてたし、最後まで強

気の姿勢は崩さなかった。

             

こうしてみると、散漫に感じる今回のドラマが、「鼻を折られた自分と向き合う」と

いうテーマのもとにまとめ上げられてるのがよく分かるはず。ただ、残念なことに、

それがクリアーじゃなかったから、視聴者にはあんまし伝わってないと思う。その

辺りの技術的工夫は、今後のコード・ブルーでも課題となるだろう。。

    

         ☆          ☆          ☆

今週は既に2本もドラマ記事を書いてるから、この程度でもう終わりにする。最後

に、ある意味で根本的な問題を指摘しよう。それはフェロードクターの「年齢」だ。

    

現在の日本で医師を志す者は、医学部で6年の教育を受けて医師国家試験に受

かった後、2年の「研修生(狭義)」を経て、さらに3年程度の「後期研修生」を務め

ることになっている。この後期研修生のことを、フェローと呼ぶことがあるらしいの

だ(その制度がフェローシップ=専門研修制度)。したがって、「フェロードクター」

とは、奨学金という意味での「フェローシップ」とは結びついてないし、アメリカの医

学教育でのフェローシップ制度とも別物だ。

     

ここで、先週チラッと映った藍沢の履歴書を確認すると、現役&最短で上越大学

医学部を卒業、医師免許取得。上越大学附属病院で2年「研修生」を務めて、そ

の後は長岡救命センターで3年「後期研修生」を務めて、さらに翔陽大学附属北

部病院救命救急センターに来たことになってる。

     

それで結局、藍沢は29歳(79年4月3日生まれ)だし、浪人してる藤川は27歳

以上、白石と緋山も26歳以上なんだけど、それにしてはキャラの設定が幼すぎ

るのだ。見た目が若すぎるって話じゃなくて、中身の問題、精神年齢だ。今回なん

て、とても30歳間近の大人には見えなくて、無意味にリアリティーが失われてしまっ

てる。成長物語の筋書きをハッキリさせたいのは分かるものの、ドラマ界はそろ

そろ、「20歳前後」の成長への執着から卒業すべきだろう。それこそがドラマの

成長物語だし、視聴者の成長物語でもあるのだ。

    

ま、あれこれ不満はあっても、やっぱりガッキーも戸田も可愛いし、CS(コミュニ

ケーションスペシャリスト)の轟木(遊井亮子)はカッコ良くて萌えるし、夕陽のヘリ

コプターは美しい。エンジンを止めずに藍沢を乗せた「タッチ・アンド・ゴー」もなか

なか良かったな。来週も「見る」ことにしよっと。「書く」かどうかはともかくね♪

それでは。。☆彡

         

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.先日アップしたヘリコプター解説記事には、ほぼ狙い通りに検索が入り続

    けてる♪ ラスフレバブルとじゃ比較にならないけど、ま、この程度がフツー

    でしょ。ところで、ドクターヘリって、日没までに離陸しなきゃいけないのか。

    ネットで久留米大学病院のサイトを見ると、日没の30分以上前に、出動

    要請最終時刻が設定されてた。何でだろう。法律の類があるのかな。東

    京湾や横浜のナイトクルージングがあるくらいなのに。。

          

P.S.2 先週の記事で、救急ヘリの事故や墜落リスクの問題に触れた途端に、

      取材ヘリの墜落事故が起きてしまった。青森朝日放送がチャーターし

      た、小川航空所属のヘリ。機体はフランスのアエロスパシアル社(英

      語的に言うとエアロスペシャル社)のAS350だから、コード・ブルーの

      米国製とは別だけど、やっぱりヘリの墜落はやたら多いと思う。ファン

      の皆さんは、毎朝お祈りを欠かさないように。。♪

            

P.S.3 醜形恐怖症は、現在の精神医学の世界標準マニュアル・DSM-Ⅳ-

      TRでは「身体醜形障害」(BDD:Body Dysmorphic disorder)とされて

      いる。そう言えば秋葉原事件の彼もそんな感じか。いよいよ精神鑑定っ

      てお話。2人とも、醜さへの嫌悪感が破壊衝動と結びついて自傷行為

      になってしまってるようだ。ま、彼の場合は「他傷行為」の側面の方が

      問題だけど。。

           

P.S.4 仕方なく彼女を殴って鼻を折った、愛情あふれるDV男=福井博章

      一昨年の長澤まさみヴァージョンの『セーラー服と機関銃』が懐かしい

      ね。Amebaでブログまで持ってるとは知らなかった。。

    

P.S.5 なぜか「暴露療法」と書くことが多いようだけど、「Exposure Therapy」

      だからホントは「曝露療法」(何かにさらす治療法)と書くべきでしょ。

        

P.S.6 三井への通達は次の通り。(「外 名」は、外には0名って意味だろう)。

        千葉中央裁判所

        事件番号 平成19年(ワ)第1532号

        損害賠償 請求事件

        原告 真壁 清    外 名

        被告 三井 環奈

      

P.S.7 ちなみに、私の鼻もボキボキに折られてる。ブログに力を入れてるの

      は、ある意味、自分で形成手術を行ってるようなもの。無理して鼻高々

      状態にしてるわけだ。

     

P.S.8 視聴率は16.0%で、前回の21.2%から急降下。ま、前回は春ドラ

      マと夏ドラマの交替期で、ちょうど空白期間に話題作登場っていう恵

      まれた条件だった。今回の出来なら、このくらいの数字が妥当でしょ。

      

P.S.9 今回の記事のタイトルは、ウチの初期の代表作の一つ、

        『リアルな人間との向き合い方 野ブタ原作』

      を意識したものだ。この記事は、ドラマを意識した書評で、書き方が

      まだ下手だけど、内容的には今読んでもなかなかの出来になってる。

      『野ブタ。をプロデュース』のファンでまだ読んでない方に、改めて紹

      介しておこう。小説のあらすじを知りたい方にもお勧めの記事♪

      簡単に言うと、コードブルーの4人よりも、原作の修二は「幼い」のだ。

      悲しいまでの幼さが不気味なリアリティーを醸し出す秀作だった。。☆彡

    

cf.ドクターヘリを取りまく腕~『コード・ブルー』第1話

  不細工な生身の人間~『コード・ブルー』第3話

  ミュンヒハウゼン症候群の普遍性~『コード・ブルー』第4話

  必要とされるということ~『コード・ブルー』第5話

  親子の絆の超越性~『コード・ブルー』第6話

  誰のために、何のために~『コード・ブルー』第7話

  家族的な共同体~『コード・ブルー』第8話

  ドクターヘリ制度という疑似家族の揺らぎ~『コード・ブルー』第9話

  迷いと答の現場で~『コード・ブルー』第10話

  ブルースカイに飛び立つドクターヘリ~『コード・ブルー』最終回

  出会い、別れ、ありがとう♪~『コード・ブルー新春スペシャル』

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  『コードブルー』のヘリコプターMD902について

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コメント

>ブログがあるから、我慢して見続けるし、レビュー
も一応そこそこに書くわけよ。これがブロガー魂ってもの。


うんうん!この言葉には賛同しますね~♪(笑)
私もドラマの8割はこんな感じで見てるの。
でもね、我慢して見続けて結果的に良かったと思えるドラマもあるし、そこで出来た縁もあるし。

でも、今回も後半面白かったよ。
ガッキーの鼻っぱしらポキポキ折れる悲痛な
叫びが良かった(笑)

やっぱ幼いよね、可愛いけどさ~

投稿: アンナ | 2008年7月11日 (金) 16時33分

自分もレビューはやめて見るだけにしたいドラマです。緊迫感を出すためか、次々と話が展開して、正直ついて行けないんですよね・・・。
ほんと4人の友情がないのも辛い・・・。
でも、なんだかんだ言ってシバトラ1本にしないのが偉ーい!!

投稿: お気楽 | 2008年7月11日 (金) 18時03分

テンメイさん、こんばんは。

>今回のドラマが、「鼻を折られた自分と向き合う」と
いうテーマのもとにまとめ上げられてるのがよく分かるはず。

おお、さすがですね。でもまあたぶん、製作者側はこのドラマに関してはクリアーにする必要がないと思っているんじゃないでしょうか。極力説明は省く、というようなことを言ってたと記憶してます。

鼻を折られた女の人は手術を受けた事を後悔して、また鼻をおるんだろうなと、思う私はひねくれものかなあ。

4人の結びつきは別にこれでいいけどねえ。もっとからみが無くてもいいんだけど。やっぱりひねてるのかしら。

精神年齢が大人に見えないのは、その通りですね。まあ、皆純粋培養だものね。白石先生なんて地元ではお嬢様で花よ蝶よの扱いだったでしょうし、他の2人も似たようなもの、地元では神童扱いでしょう。世間の荒波に揉まれてなくて、でも自分では実力があると思っている。まあ、実際あるんでしょうが、ここは救命救急、しかもドクターヘリという最先端の最前線です。無理ないよねえ。藍沢先生がちょっとだけ他の皆より経験もあるし、クールでドライだから違うわけですね。

できれば来週までお願いしたいですね。その次からは月9でいいですよ。織田裕二くん好きだし、見ますから。

投稿: youko | 2008年7月11日 (金) 22時40分

テンメイ様、おはようございます。

お気に召さないドラマも
面白おかしくレビュー。
立派でございます。

とは申しましても
ガッキー、戸田、比嘉に遊井まで
健全なる天使様には目の保養も
兼ねている!
と推察いたしますぞ。

このドラマは紋切り型以前なのか
紋切り型以後なのか
判断の分かれるところでしょうが・・・
そこには内外で
暗闘があるはず・・・
と想像しているキッドでございます。
尚・・・今回・・・
コードブルーは悪魔半分くらいですので
ご了承ください。

鼻っ柱が強い・・・
というのは褒めてるのかけなしてるのか
微妙ですが
鼻っ柱の強い家畜は迷惑だし
幹部候補生は
些少の鼻っ柱の強さは
ガッツがあるということにもなるわけです。

個性といえばそれまでですが
キッドは人格格差・・・
あるいは能力差による性格差別
というような妄想を感じています。

人にメスを突き刺すことと
治療行為としての手術の
心理の合理化という問題も
きっとありますよね。

そして・・・そんなこと考えるまでもない
と言う人と
心理的負担は無視できない
と言う人にも意見は分かれるでしょう。
バカの壁問題ですが・・・。

医療技術の未熟と
医療技術の過誤と
医療技術の誤差・・・。

決まり文句だった
善処したが手遅れだった・・・とか。
寿命です・・・とか。
が通じない世の中。
まあ・・・色々と複雑になってしまう問題があります。

キッドは病気になるのは
犯罪を犯すのと変わらない・・・
という発想も少し持っていますので
医療ミスという概念そのものが
ちょっと疑わしいときもあるのです。

今回だって・・・ブラジャー見られたくなくて
自殺。
鼻骨折手術拒否で患者大暴れ・・・ナース一人死亡。
婆ちゃん蘇生せず・・・
でも藍沢なんとも思わず・・・
ぐらいの方が好みですが・・・
まあ・・・
その着地点は内部抗争していると思いますね。

さてさて・・・テンメイ様の最終決断は
どうなるのでしょう?

投稿: キッド | 2008年7月12日 (土) 05時38分

>アンナちゃん
    
オッス アハハ(^^) そこに食いついたかい♪
アンナちゃんも今週は、短かったし遅かったよね。
ま、忙しかっただけかも知れないけど、あんまし
面白かったって感じのレビューじゃないな。
丸2年の付き合いだし、オレの目はごまかせない
    
でも、ドラマの8割はこんな感じってのは凄いね。
そんなに我慢強かったのか。そりゃ大したもんだ☆
もうちょっと減らして、そのエネルギーを木村君に
回した方が、ファンが喜びそうなもんだけど。
   
後半って、救命シーンやガッキーの鼻折れ話ね。
いやぁ、ま、いいんだけど、救命シーンって
もうちょっと上手く映せないのかな。
映像も台詞もわざと粗雑にして臨場感出してるのかね。
ガッキーは、患者の方が可哀相だった♪
   
ともかく、どう見てもって言うか、どう考えても
20歳前後のドクターだな。可愛いけどさ~
    
   
> お気楽さん

オッ、ついにそこまで言っちゃいましたか
僕もキツイけど、そもそも他のドラマってあんまし
知らなくて。シバトラと太陽くらいかな。
ゴンゾウが面白いって話だけど、どうなんだろう。
    
4人の友情が、ないって言うか、中途半端でね。
無いなら無いでいいんだけど、一応くっついてるから、
どっちかにせぇ!って感じ。
シバトラ1本にすると、亀梨ファンに続いて山Pファンも
消えそうで、小市民としては恐いんですよ(^^ゞ
   
   
> youko さん
   
おはようございます。山Pだとノリがいいですネ
   
文脈が分かりませんが、説明を省くって話と、テーマ性を
曖昧なままにするのとは別の問題だと思いますよ。
前回もそうだけど、腕とか鼻とか、明らかに意図的に
使ってるのに、セリフのフォローが足りない。
前回なら「腕」、今回なら「鼻」って言葉を
あと1回適当な場所に加えるだけで全然違ってました。
    
鼻折られ女は、また鼻を折る可能性が十分あるでしょう。
リストカットにせよ、手洗い強迫にせよ、心の病の
「行動化」は反復するのが常。
まあでも、鼻は痛すぎるし、キレイに修復できてれば
収まっていくかも知れません。
優しくて話の通じそうな彼氏もいることだしね。
   
4人の結びつきは、むしろもっと無い方がいいくらい。
中途半端なんですよ。大体、今回みたいな関係なら、
4人はもうダベったりしない方が自然。
実際には軽い挨拶だけの関係になってるはずです。
ただ、4人の結びつきをもっと減らすと、一つのドラマと
して成立しないから、何とも難しい所。
だから尚更、テーマ性って形の連結が重要になるってこと。
    
精神年齢はものすごく低く感じちゃいますね。
30歳近い設定を忘れてるんじゃないかって気がするほど。
ま、藍沢の映し方や髪型はちょっと意識してるかな。。
    
これまでも、ブツブツ言いながら書き続けてきた実績が
あるから、来週はまだ書く可能性の方が高いです。
ただ、第3話になっても引き付けるものが無いようなら、
かなり苦しいかも。その意味で視聴率急落はいい薬かな。
ま、やっぱ夏は、太陽と海と織田裕二なのかなぁ。。
    
    
> キッドさん
   
おはようございます
アハハ(^^ゞ お気に召さないドラマね。
これじゃ、面白おかしいレビューも書きづらいですよ。

って言うか、キッドさんがそんなにお気に召してるとは
意外でした。ERもかなりお好きなようで。
僕は知らなかったけど、本国アメリカじゃ、300話を
超えてるらしいですね! 恐るべき人気。。
そんなに長いんじゃ、DVD借りる気もしないけど♪
    
あっ、ガッキーと戸田と遊井はいいんだけど、
比嘉はあのキャラじゃムリです。
スタンドライトを投げつけたくなるほど♪ 宗佑かよ!
    
紋切り型って言っても、僕はこの手のドラマって
ほとんど見たことなくて、型をインプットしてません。
悪魔半分って、なかなか正確な表現ですね(^^)
今回のそちらのレビュー。後半からは悪魔のノリ♪
それもまた、らしいですよネ。
   
鼻っ柱が強いってのは、確かに微妙な表現。
ちょっと気に食わないけど、それなりのものを持ってる
相手に使う言葉でしょ。
ちなみに、僕自身は言われたことは一度もありません。
ま、思われたことは何度もあるでしょうが♪
    
格差とか差別って言葉は、不当なものに対して使うことが
多い、価値判断を強く含んだ言葉です。
藍沢の評価のことを言ってるんでしょうが、彼が
やってることは今のところほとんど正当で正確なので、
人格格差とか性格差別の問題はまだ僅かでしょう。
むしろ、黒田や三井の方に問題を感じますね。
   
病気と犯罪。。またまた過激な発言♪
病人という名の「犯罪者」への医療ミスなんて、
ミスの内に入らないって意味ですね。
まあ、ここまでのドラマと社会常識とを考え合わせると、
着地点は無難なものになると思いますよ。
ドクターヘリの宣伝活動でもあるわけだし。
    
う~ん、来週かなり面白くなって、『太陽』がイマイチなら
これで行ってもいいんですけどね。
ま、未来のことは、神のみぞ知るってことで。。

投稿: テンメイ | 2008年7月12日 (土) 11時02分

テンメイさん、すっかり暑いですね、ふぅ~

面白くなくても見続けるブロガー魂にカンパイ
どちらともとれるように絵はgoodに(笑
最近、ヘリが落ちて私も心配が頂点に。
本当に飛ぶことはめったにないとはいえ確かにお祈りはかかせませんね!
数字の16%は妥当でしたか。
スタートがよかったからちょっと凹んでるかしら?
この日は裏が延長しててね・・それもかなり面白くて・・急遽録画に変えた人も多かったとも推測。
私なんかも裏の嵐ちゃんの録画とブルーの録画。
それに延長のテレ朝も見ていてデッキと目がいくつあっても足りなかった(笑

醜形恐怖症って初めて知りました。
症状は美しいのが恐いみたいなので名称が違うのではと思いますが、こういう風につけますよね。
でも閉所恐怖症はズバリその通りのネーミング。
そのあたりの機微がやや不思議です。

月9は織田裕二ですよね。
私はあの人の喋り方が嫌いなので、パスの予定ですがストーリーが面白かったら乗るかも・・困るなあというところです^^;

ということでPさまのできるところが見られて嬉しいのでした。
それだけyon♪

投稿: エリ | 2008年7月12日 (土) 11時58分

テンメイさん
こんにちは

第2話 リアルで鑑賞中
正直 途中 記憶がないところが数箇所・・・

「折られた鼻」っていうテーマだけが印象に残りました

ドラマより テンメイさんの P.s.7 
>ちなみに、私の鼻もボキボキに折られてる。
>ブログに力を入れてるのは、
>ある意味、自分で形成手術を行ってるようなもの。
>無理して鼻高々状態にしてるわけだ。
の箇所の方が面白かったわ

妙に この部分が 自分の中に飛び込んできたの
自分もブログを書いていて
テンメイさんの思いは完全に理解はできないだろうし
私の感覚とは同じではないだろうけど
この言葉に反応してしまったわ

『リアルな人間との向き合い方 野ブタ原作』
原作は 読んでなかったので
この記事を読ませていただいて 
読みたい気持ちが膨らんだ
今は 持ち帰りの仕事で アップアップしてるので
もう少し時間ができたら いずれ・・・
(といいながら ここに来させていただいたり
自分のブログを書いて 仕事から逃げているんだけど 笑)

<うちの彼>も特別扱いに入れてくださってありがとうございます(笑)
不振続きなので(笑)
いつテンメイさんに見放されるのか 不安でいっぱいだわ(笑)


投稿: 彩花 | 2008年7月12日 (土) 16時05分

> エリさん
  
こんばんは
昨日は暑かったですね。ふぅ~
   
アハハ(^^) エリさんまでそこに食いつくと、
素直に受け取れないな♪ 
カンパイの絵文字が、ダメ出しの「アウト!」に
見えますよ。でも、ドラマがアウトなもんでね。
って言うか、2ストライクで追い込まれてる感じ。
    
ヘリがもし落ちたら、ドラマ史どころか芸能史に
残る大事件! しっかりお祈りしてください♪
16%って数字だけ見ると、十分でしょ。
ラスフレの出足よりもいいし、2回の合計なら
クロサギやプロポにも負けてません。
落差が大きいから「墜落」に見えますけどネ。
おっと、この言葉はしばらく禁句かな
   
裏番組? もう最近、ブログ関連で必要最小限の
ドラマ以外、ほとんどテレビ見るヒマなくて。
番組表もあんまし見なくなってるんですよ。
ま、第3話の視聴率を楽しみに待ちましょう。
裏のせいだけなら、18%前後に戻るんじゃないかな。
   
醜形恐怖症、「症状は美しいのが恐い」?
ちょっと曖昧ですが、ひょっとして勘違いしてるかな。
少なくとも基本的には、醜いのが恐いんですよ。
語源的にも、医学的にも、ドラマ的にも。
もちろん、醜いって感覚は主観的なもので、
客観的なものとは多少ズレがありますけどね。
要するに、自己臭恐怖症のルックス版って感じ。
    
今回の彼女に即して説明すると、まず自分の顔、
特に鼻が醜いと感じて、そこから鼻が嫌いになる。
嫌いだから消し去りたい。だから壊してもらって
「幸せ感じた」んだし、「このままでいい」んです。
そこで、鼻をキレイにすればいいじゃないかって
いうフツーの理屈は、なかなか通じない。
だから、ショック療法的な対応が意味を持つわけ。
可愛いお嬢さんドクターがいきなり口汚くののしるとかね♪
                      
一度嫌いになったら、その思いはなかなか変わらない。
何事においても、嫌いを好きに変えるのは大変でしょ。
喋り方の嫌いな織田裕二を好きになるのは大変なはず♪
むしろ、好きを嫌いに変える方が簡単なことでしょう。
山Pに対するエリさんの愛は永遠かも知れないけどネ(^^)
            
ま、とにかく第3話をじっくり見させて頂きましょう。
僕も、面白くなる方が嬉しいんですよ。
このままじゃ辛口ブロガーだと勘違いされそうだから♪
ホントは愛情溢れる心優しいブロガーなのに
     
   
> 彩花さん

こんばんは 再び、どうもです。
アハハ(^^) 寝ちゃいましたか。超過激な批評かも♪
それでも「折られた鼻」ってテーマは把握しましたか。
流石、僕が警戒するブロガーだな。
居眠りしながらでも本質をつかむとは・・^^
     
記事のチェックも細かいですね!
P.S.7に注目するとは、お目が高い♪
でも彩花さんは、鼻が折れてたり、自分で形成手術
したりってイメージはないけどなぁ。
かなり拡大解釈してくださったのかも。
   
おっ、ちゃんと野ブタ原作の記事も読んで下さってる!
まさに模範的な亀梨ファン☆
かなり面白かったですよ。修二はもちろん、彰=山Pの
見方が大幅に変わりましたね。
ドラマじゃなくて文学だから、一般ウケは難しいけど。
   
不振続き。。(笑) 僕は「続き」とは思わないな。
ま、視聴率的には不振だけど、『ひと恋』の内容は
不振とは思いませんよ。むしろ斬新なドラマだったかも。
あれは見直す価値がありますね ☆
僕も、今だったらかなり違う記事を書きそうな感じ。
   
最後に、そちらのレスについて。
亀梨を「鍵」にして、世界を広げるのは全然OKでしょう。
その世界がもっと広がると、どこに鍵があるのか
分からなくなったり、別の鍵が見つかったりするはず。
   
そうなってくると、僕もますます警戒するでしょう♪
いつ彩花さんに置いてけぼりにされるのか、
不安でいっぱいかも(笑)

投稿: テンメイ | 2008年7月13日 (日) 02時58分

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